- 2023.11
ベトナムってどんなとこ?イメージと実態!現地在住者が回答(生活・産業)
突然ですが、皆さんはベトナムに対してどんなイメージを持っていますか? 今回はベトナム、ホーチミンに在住する筆者が生活する筆者がよくあるベトナムのイメージに対して住んで感じたことを忖度なしでご紹介していきます! ベトナム料理はあっさりとしていて、日本人にも親しみやすいと言われています。実はフォーは北部発祥。ホーチミンのフォーは北部に比べて甘く、ハーブをたくさん入れて食べます。 対してバインミーは南部発祥とされ、起源はフランス統治時代にフランス料理から取り入れられたことが始まりだそうです。バゲットは驚くほど軽く、サクサクでフワフワの食感です。中身の具材はハムや牛肉・つくねなど、店ごとに異なっています。 生春巻きも南部の発祥。北部では揚げ春巻きがよく食べられるそうです。地域やお店によってそれぞれの味があるため食べ比べてみるのもおすすめです。 ベトナム料理といえば「パクチー」を連想される方も少なくはないでしょう。実際にホーチミンのいくつかのローカルレストランを訪れてみて感じたのがパクチーだけではなく「様々な種類のハーブ野菜を付け合わせとして食べる」ということ。料理に直接トッピングされず、別皿に「ノコギリコリアンダー」「オリエンタルバジル」「ドクダミ」「シソ」「レタス」などのハーブ野菜が山盛りで添えられることが一般的。辛味も自分で調整できるように唐辛子や辛味調味料が別添えになっていることが大半です。 筆者が大好きなのは、熱々のフォーに「ノコギリコリアンダー」と「オリエンタルバジル」をたっぷり入れること。香りがよく、食欲が湧いてどんどん食べられます。もちろん好みでトッピングできるので、ハーブが苦手であれば残しても大丈夫です。 ベトナム料理ももちろん美味しいですが、ホーチミンにはフレンチ、イタリアン、和食、中華、メキシコ、タイ、インドなど食の選択肢に困らないほどレストランの種類が豊富です。特に、和食は「名代宇奈とと」「丸亀製麵」「吉野家」「牛繫」など有名チェーン店を始めとして様々なジャンルの和食レストランがあり、日本食が食べられなくて困るということはありません。 食について「毎日ベトナム料理を食べているの?」「お米はどうしてるの?」と聞かれることがありますが、実は和食の自炊も可能です。 ホーチミン市内にはいくつもの日本食材店があり「イオンモール」や「業務スーパー」もあります。また、ベトナムはお米文化。現地でも日本米を生産しているためお米を安く簡単に手に入れることができます。もちろん日本産の米を専門に売っているところもあり、選択肢は豊富です。 ローカルスーパーの雰囲気も日本のスーパーとほぼ変わらず、「お豆腐」や「サバ」「レンコン」など日本でもよく食べる物が売られています。現地で生産された野菜や肉類は安価なため筆者もベトナムにいながら、日本にいたころとほぼ変わらない食生活を送りかなり節約できています。 「ベトナムで自炊すると食費はいくら?」ベトナム在住者による生活費大解剖! ベトナムオートバイ製造業者協会(VAMM)の最新データによると、2022年では1年間に300万3160台のオートバイが販売されています。 日本での2022年の二輪車販売台数は40万5千台のため、ベトナムでは日本に比べて10倍に近いバイクが販売されていると分かりその台数の多さに驚いてしまいますね。 ベトナムでは「バス・車>バイク>歩行者」の順で優先され、日本の歩行者優先の交通環境と大違いです。また「信号が赤でも右折は走行可能」「歩道をバイクが走ってもいい」などその道独特の交通ルールがあるため、ベトナムに来たばかりの人は道を歩くだけでも一苦労です。道路を渡るときは手を前に出しながらゆっくり進むとバイクの方からよけてくれます。 また、ベトナムに来て驚いたことは、「バイクの3人乗り、4人乗りは当たり前」ということ!街中では「バイクの上でお昼寝」をすることもあり、ベトナム人は空間認知力やバランス感覚に優れている人が多いのかもしれないと感じています。 朝や夕方の通勤ラッシュにはバイクと車が大渋滞します。そのため、ラッシュ時には余裕を持って出かけないと約束の時間に遅刻してしまうということもあります。今後、ホーチミン市内では2024年に地下鉄が開業を控えており、公共交通機関の発達で渋滞が緩和することが期待されています。 「Grab」を筆頭に配車アプリが発達しており、日本よりも安価でタクシーやバイクで移動することができます。旅行者を狙ったタクシーのぼったくりを心配するかもしれませんが、配車アプリなら事前に料金が設定されているうえ、カードでの決済もできるため安心です。 ベトナムの2023年現在の平均年齢は33歳。国全体が若々しく、活気にあふれています。ベトナムと言えば、美しい民族衣装の「アオザイ」南部のホーチミンでは「アオヤイ」と発音されます。アオザイを着るタイミングは 会社のセレモニーや結婚式、旧正月 学校で決められた日 会社の制服として毎日 とベトナム人女性にとって身近です。身体にフィットした作りになっているため、現地の人たちも採寸してオーダメイドで製作してもらうそうです。旅行者も1日でアオザイをオーダメイドできるお店もあるため、気軽にアオザイにチャレンジできそうですね。 日本人は、着物を特別なシーンにしか着ないため、日常で着物姿を見かけることは少なくなりました。しかしベトナムでは銀行や会社、レストランの制服にアオザイが取り入れられている所もあり、日本の着物よりも見かける割合はかなり高いです。 また「白いアオザイ」は一般的に高校などの制服で、毎日着るわけではなく学校ごとに着用日が決められているということを聞いて驚きました。 日本では、ショートカットやパーマの女性をよく見かけますが、ホーチミンでは圧倒的に黒髪ロングの女性が多いと感じます。ベトナム人の知り合いに尋ねたところ「黒髪のロングは伝統的な髪型だから人気」と教えてくれました。ボブカットブームも数年前はあったそうです。 日中のホーチミンでは、女性たちのほとんどがパーカーや長袖・長いスカートで紫外線を完全にガードして、バイクに乗っている様子をよく見かけます。「暑くないのかな?」を思うほど完全防備な姿ですが、これも美白を守るためだそう。 日が暮れると、若い人を中心に短いスカートや露出の高い服装が目立ちます。中でも韓国スタイルのファッションが多く、日本人のようなカジュアルスタイルよりもボリュームのあるフリルやタイトなデザイン、かわいいデザインの服が好まれるようです。一方で、ストリートファッション系の服も人気です。中高年の女性は、派手な柄物のセットアップスタイルにノンラー(葉で編んだ笠)姿をよく見かけます。 1975年まで続いたベトナム戦争。枯葉剤の使用やその後遺症などがメディアで報道され、印象深い方も多いようです。ホーチミン市の中心部にある戦争証跡博物館ではその悲惨さや残酷さを今も多くの人に伝えています。 メコン川ツアーでは攻防の拠点として利用されたクチトンネルを見学できるプランもあり、当時の様子を知ることもできます。現在、ハノイやホーチミン市内には戦争の悲劇の跡形はなく、賑やかな街の風景が広がっています。 諸国からの独立運動において女性の活動が重要視され、ベトナムでは約1世紀以上前から法律での「男女平等」が定められています。こういった経緯から女性が大切にされる文化があり、年に2回ある女性の日はベトナム人にとって大きなイベントのひとつになっています。 ベトナムに住んでいると日常的に車のドアを開けてもらったり、女性の日には「プチギフト」をもらったりと女性として大切にされていることを実感する機会が多くあります。 【ベトナム 文化】男性必見!女性の日の重要性を現地在住者が徹底解説★ 「戦争中、夫がいない中で女性が家庭を支えていたという歴史的背景から女性が頼もしい」と言われていますが、現代のベトナム人女性も働き者が多い印象です。 ベトナムでは、経営者や上司が女性ということは珍しくなく女性も活躍できる環境が整っています。 農林水産省によると2021年ベトナムではコーヒーの生産がブラジルに次ぐ2位。この他にも、米やエビの輸出、繊維産業などが有名で、機械製造業も盛んです。 ホーチミン郊外には工業団地がいくつかあり、日本の企業も多く進出しています。こうした日系企業の工場では、生産管理や品質管理、人材育成ができるポジションの人材が求められています。 ベトナム人が乗っているバイクは「ホンダ」や「ヤマハ」など日本製が大半を占めています。その中でもホンダ製のバイクは市場の80%を占めているそうです。(参考記事URL) ベトナム人は長持ちして品質のよい日本製品が大好き。日本人の使う人に立った視点や改善思考、勤勉さを学びたいと思っている人が多いと実感します。こういった理由からベトナム人に技術を伝え、指導できる日本人の存在がベトナムでは必要とされています。 また、ベトナムは海外勤務の第一歩としてステップを踏みやすいのが特徴といわれています。理由としては 日本を含めた海外企業の投資・進出が増加しており多種多様なポジションの求人がある 言語/スキルでの求人応募条件が他国と比べてもそこまで高くない 物価が安いため新生活を始めるためのコストが比較的安い が挙げられ、海外勤務経験のない方にもスタートを踏み出しやすくなっているのが魅力です。 「HRnavi べとわーく」では、ホーチミン勤務の求人のご紹介も行っております。SkypeまたはLINE、Zoom等オンラインでのキャリアコンサルタント面談では、現地の情報や生活面に関するご質問についてもお答えできますので、まずはお気軽にお問い合わせください。 ベトナム労働・傷病兵・社会問題省傘下の海外労働管理局によると、2022年のベトナムから海外への労働者派遣総数は日本が6万7,295人で、最大の派遣先となりました。 2016-2017学年度では、ハノイの3つの小学校で3年生からの生徒を対象に試験的に日本語教育を実施し、試験結果に基づいて日本語教育は拡大され、学校のカリキュラムに正式に組み込まれる予定です。 生活していると「以前、日本で働いていた」「日本アニメが好き」と日本語で話かけてくれる人もいます。観光地では、日本語でコミュニケーションができるベトナム人も多い印象です。 以上、「ベトナム料理」「バイク」「アオザイ」「ベトナム戦争」「ベトナムの産業」についてイメージと実際の感想をお伝えしました。 ベトナムに住んでみて感じるのは「想像よりも都会」「昔ながらの素朴な雰囲気と先進的な文化が入り混じっている」ということです。食についても、日本と共通点を感じる部分もあり日系企業が多く進出しているため不自由を感じることがないというのも実際に住んでみて分かりました。 ...
- 2023.11
【ハノイ/交通事情】気になる現地での交通手段を一挙紹介!
ベトナムのハノイにこれから住む方にとって、欠かせない情報の一つが交通手段ですね。 数日間の旅行であれば全てタクシーで済ませるのが便利ですが、住むとなると毎日の利用となるためコストや安全面など気になることがたくさんありますよね。 ベトナム人はバイクでの移動が主となりますが、日本人の私たちにとってハノイでバイクを乗りこなすのはハードルが高いですね。 筆者はハノイに3年間住んでいますが、その時の状況や行きたい場所によって交通機関を使い分けています。 そこで、こちらの記事ではハノイの様々な交通機関をご紹介していきたいと思います◎ 在住日本人の方が最も身近に利用する機会があるのは、タクシーではないでしょうか。 会社でタクシーカードを利用している方も多く、目的地までdoor to doorで到着できるタクシーは便利かつ安全ですね。 ただ、安心できるタクシー会社を選択して利用するようにしましょう。今回紹介するタクシー会社は比較的安心して乗れると言われています。 どこの会社か分からない流しのタクシーはぼったくりなども多いので、乗らないように注意してください。 ベトナムのタクシーの初乗り料金は10,000~15,000VND(約60~95円)と日本と比較するととても安いですね◎ 乗ったら目的地を伝えて、メーターがしっかり動いているか確認してください。 ※もしあまりに早くメーターが動く場合は、ぼったくりですのでその場で停め降りるようにしましょう。 ※タクシーメーターについて また、タクシーのメーターが『12.0』などと表示されていることがあります。 こちらは『12,000』の意味となり、桁数が多いベトナムドンの金額表示をシンプルにしています。 慣れるまでは金額が分からないことがありますが、小数点の後には0が3つつくと覚えてくださいね! ①TAXI GROUP(タクシーグループ) 白の車体に赤のラインが目印のタクシーです。屋根に青い背景でTAXI GROUPと書いてあるのを確認してください。 専用の配車アプリがあり、今いる場所を知らせて予約もできます◎ ②Mai Linh Taxi(マイリンタクシー) とてもわかりやすい緑のタクシーがMai Linhタクシーです! 見た目も分かりやすく、見つけやすいので安心して乗れますね。ハノイではこちらのマイリンタクシーを見かけることが多いです! ③Vinasun Taxi(ビナサンタクシー) 白い車体に緑と赤のラインが入ったタクシーで、こちらも比較的安心して乗れるタクシーです。 ビナサンタクシーはホーチミンで多く見かけるタクシーの1つです。 ベトナムのタクシーは自動ドアではありません!待っていても開きませんので、自分でドアを開けて乗りましょう。 日本ではあまり馴染みがないですが、ベトナムでは最も便利ともいえるのが配車サービスのGRABです。 専用のGRABアプリから予約を行いますが、バイクもしくは車を選ぶことができます。 そしてお迎えの場所と目的地を入れて検索すると、近くにいる車やバイクが来てくれます。 お迎えの場所に到着するとドライバーから電話もしくはメッセージが来るので、車のナンバーを確認して乗るだけです! 支払方法は、カード、電子マネー、現金から選べるので予めカード登録をしておくと現金の受け渡しもないため手軽で安心です◎ 目的地を指定した時点で利用金額が確定しており、有料道路を使用しない限り基本的に金額の変動がない点、またGrabサポート体制が万全で何かトラブルがあった際には、カスタマーサポートがしっかり対応してくれます。(英語対応) 利便性が非常に高く、在住者の方であればプライベートに関しては、タクシー会社の利用よりGrab利用者の方が圧倒的に多いのが現状です。 Grabのような配車サービスは他にも多くあります。 『Be』『Gojek』『Goviet』等が有名で、専用のアプリからGrab同様の操作で目的地までの利用が可能です。 決先方法の選択肢はGrabが一番多く、万が一問題があった際のカスタマーサポートも手厚いので、基本的にはGrabをメイン利用に、Grabでドライバーが確保できない時などには他のアプリを使用されるのがオススメです。 ハノイ市内には路線バスが張り巡らされており、市内の中心部であれば徒歩圏内にバス停を見つけられることがほとんどです。 ベトナム人の多くはバイクを利用しますが、学生やバイクの運転が苦手な方は路線バスが移動の中心手段になっています。 バスは主に①ハノイ市が運営する公共バス ②Vingroupが運営するVinbus の2つに分けることができます。 ※Vinbusはベトナムの自動車会社Vinfastが製造しているEV車を使用し環境に優しく、2021年12月に運航開始したばかりでとてもきれいな車体です。 また、バスに乗るとチケット代金を徴収する担当者がいるのですが。Vinbusの徴収係は挨拶やお礼を言ってくれるなど教育も徹底していますよ◎ ≪バスの運賃≫ 市バス・Vinbusともに一律7,000VND(約40円) ・乗り降りする場所に関わらず料金は一律です。 ・走行距離が長い区間のバスは8,000VNDもしくは9,000VNDの場合もあります。 ・乗り換えた場合は再度料金を支払う必要があります。 ◆乗車するバスの探し方◆ まず、ハノイのバスには番号がふられており、その番号によって走る区間が異なります。 最も簡単な乗車方法はGoogle mapで現在地から行きたい場所を検索し、下記画像のバスの項目(赤い四角参照)をクリックしておすすめのバス番号を確認する方法です。 黄色の下線を引いている箇所の様に、バスの番号【146】などと表示されますので、案内されているバス停から同じ番号のバスに乗れば目的地まで到着することができます。 専用のアプリなどもありますが、ベトナム語での仕様になっているためベトナム語初心者には少し使いづらいかもしれません。 アプリで検索をしたい場合は、下記のTim ...
- 2023.11
ベトナムの転職事情を解説!テト(旧正月)と離職の関係性とは
ベトナムでは例年1月下旬~2月上旬頃にテト休暇があります。 テト休暇は旧正月に伴う大型連休で、東南アジアでは日本のように新暦のお正月よりも旧暦のお正月を盛大に祝い大切にする習慣・文化が根付いている国が多いです。ベトナムもその国の1つです。 ベトナムではこのテト休暇明けに「ベトナム人の転職が増える」と言われているのを皆さんはご存知でしょうか?? この記事では、 テト明けに転職が増える理由 ベトナム人の転職動機 ベトナム人が転職時に心配になること ベトナム人の転職者を防ぐには について詳しく解説していきます。 ベトナムの人々がテト後に転職を選択する最大の理由だといわれています。転職時期を考える際に、テト後の賞与を受け取るまで働きその後離職というタイミングを選択する方が多いです。 テトボーナスとは? ベトナムの労働法上、労働者への賞与の支給を雇用主の法律上の義務として定めており、旧正月の時期にはいわゆる「テトボーナス」が支払われます。 額には決まりはなく、労働組合と合意したうえで支払いの有無及び金額を決定することになっています。給与の一か月分以上の賞与を支払うことが義務付けられていた名残もあり、最低1カ月の賞与が慣例として残っています。また賞与の時期もテト正月前後、または最初の雇用契約から毎年1年後など会社によって異なります。 テト直前になると、多くのベトナム人が「テトを安心して迎えたい」と考えるため、転職活動を控える傾向があります。 理由としては、転職活動は長期間に及ぶことがよくあり、テト直前まで履歴書を書いたり面接に行ったりするよりも、「テト休暇を終えた後に気持ちを新たに転職活動を始めたい」と考えるベトナム人の方が多いという見方もあるようです。 ベトナム人のテトの過ごし方はこちらの記事もご覧下さい。 【ベトナム/旧正月】現地在住者に聞く!テト(旧正月)の習慣・マナー・過ごし方 多くの企業の規定では退職願は1か月前までに提出しなければならないため、退職希望者は、テト前に退職手続きを済ませている場合が多くなっており、退職希望者はテトの休暇を終えて、その後正式に退職していきます。 したがって、企業の人事部は退職数を見込んで積極的に採用を行い、速やかに後任を確保する必要があります。そのため、労働市場はさらに活況になり新しい求人が増えるため、転職者もそれに従って増える構図になっているようです。 ベトナムの離職率についてはこちらの記事をご覧ください。 【ベトナム 離職率】日本とベトナム/転職に対する意識の違い 一般的にはベトナムの求職活動時期には以下のような傾向があると言われています。 3~5月 求職者数 増加 6~8月 大学卒業シーズン前の新卒採用が増加 (一方で、中途採用数は新卒採用が目立つため若干減少するように見受けます) 9~11月 求職者数 増加 12~2月 求職者数 減少(※テト前) 転職者は、新卒採用シーズンを避けて転職活動をしたいと考えるため、必然的にテト前後に転職活動が集中するようです。また、「新年に新しいスタートを切りたい」「帰省で家族から転職するようにアドバイスを貰った」「故郷が懐かしくなり帰郷を決めた」などテトをひとつの区切りとして考える人が多いことも理由として考えられます。 ベトナム人が転職をどんなものがあるのでしょうか?ここではいくつかの動機をご紹介します。 多くのベトナム人にとって給与は仕事に対する大きなモチベーションになっている場合がほとんどです。しかし「給与・賞与が少ない」「昇給幅が小さい」「福利厚生(社員旅行など)が手厚くない」など、不満な点が出てくると転職を考える人は少なくありません。 ベトナム人にとって転職はネガティブなイメージはなく、自分をより高く評価してくれる会社に採用されたいと考えるジョブホッパーが多いのも特徴的です。 社員旅行は必須?! 福利厚生の面では、民間保険の有無や社員旅行の行き先などが重視されます。日本では敬遠されがちな社員旅行ですが、ベトナム人にとって一大イベント。旅行の内容を日頃の働きに対する対価と受け止め、顧客やパートナー企業、入社を考えている人にとってのアピールになると考えられています。 「仕事に対する考え方が上司と合わない」「スタッフ同士の人間関係が上手くいかない」など人間関係に不満を持って転職を考える場合もあります。 特に「人前で𠮟られる」と自尊心が傷つけられたと感じる人も多いベトナム人。仕事上で指導が必要な場合には「個別に話をする」などの気遣いが必要です。 また通勤時間が長い、休日出勤があるなどもプライベートの時間を重視するベトナム人にとっては受け入れられにくいと言われています。 結婚や出産、介護などが理由で転職する人もいます。家族を大切にする国民性から、ワークライフバランスを保ちながら家族のケアをしていきたいと考える人が多く、自分や家族にとって最善の選択ができるようにと転職をすることもあります。 ベトナム人は向上心があり、スキルアップにも積極的です。成長が見込める環境に身を置き、給与アップのために自身のキャリアを磨きたいと思っている人が多く、正当な評価を求める傾向にあります。しかし「毎日同じような仕事しか任せられない」「何のためにやっているのか分からない」などモチベーションが下がると転職を考える人もいます。 比較的若いベトナム人に多い退職理由は「海外留学」です。海外で学び、働くことで家族の経済を支えたいという気持ちが強く、ベトナム国内で就職するよりも海外で就職した方が給与が高いという認識があります。 また、大学の進学率も年々上昇するにつれ、留学への関心も高まってきています。自分の人生にとって価値のある経験を得るための一つとして、留学を志す若者が増えているのも理由の一つです。 一方で、ベトナム人は自分で事業を立ち上げることを目標とする人が多いのも特徴です。ベトナムでは少ない資本でも起業が可能です。職場で培ったスキルやノウハウを生かして独立をするために退職する人もいるようです。 転職に前向きな考えの人が多いベトナム人ですが、転職の際に心配になってしまうこともあります。 2023年第3四半期のベトナム人労働者の平均収入は月710万ドン(約4300円)となっています。貯蓄率も低く月の収入がないと生活が続けられないという人も少なくありません。仕事を辞めてから転職活動をすると生活費がなくなってしまう心配があるため、採用内定後の退職やテトボーナスを受け取ることが重要視される傾向になります。 SNS上で「テトボーナスを受け取って辞めるとは恩知らず」「テトボーナスを貰って辞めることに罪悪感がある」といった投稿があり、Web記事になりました。テトボーナスを受け取ることは当然の権利ですが、ベトナム人の中にも「辞めることに罪悪感がある」という人もいるようです。 (引用元URL) 転職者の方も、雇用主が常に求めているのは「長く会社に勤めてくれる人材」ということを理解しています。そのため、転職活動の際に経歴が多すぎると不利になる可能性があると考え心配になってしまいます。また、前の職場で充分なスキルや経験を積めていない場合も転職が有利にならないのではと考えることもあるようです。 ...
- 2023.11
【ベトナム/ハノイ】便利で安心!出張者向けおすすめホテルをご紹介!
未曽有の事態であったコロナウイルスの収束と共に、2023年に入り急激に日本からベトナムへの出張者が増えている今日この頃。 慣れない土地での海外出張で、唯一ゆっくり休める場となるホテル選びは非常に重要ですよね。 土地勘もなくどのエリアを選べばいいのかも分からない、できれば日本語で対応してくれるホテルがいい、バスタブが欲しい、などそれぞれこだわりの条件があると思います。 こちらの記事ではハノイのホテル選びのポイントと、お勧めホテルを紹介していきます。 異国の地で不安なことと言えばやはり、言語ですよね。 出張でいらしゃる方の中にはベトナム語はもちろん、英語もあまり得意ではない…できれば日本語で対応してくれるところがいいという方も多いのではないでしょうか。 その点ベトナムは日系のホテルや、日本語が通じるホテルがたくさんあります。 日本のビジネスホテルのような作りになっており、朝は日本食の和定食が食べられるホテルもありますよ◎ 基本的には受付に日本語対応可能なベトナム人の方が常駐しているケースが多いですが、日本人の担当者がいるホテルもあります。 やはり海外といえばお風呂事情が気になるところではないでしょうか。 海外のホテルはシャワーのみのお部屋も多く、長旅で疲れた体を癒したい方にとっては重要なポイントですよね。 ベトナムでは湯舟に浸かる文化はないため、五つ星ホテルでもバスタブなしのホテルも多くあります。 しかし日本からの出張や旅行者が多いこともあり、日系ホテルではバスタブや大浴場、その他サウナまで備え付けているホテルまであります! この後のホテル紹介の項目で大浴場付きホテルも出てくるので、要チェックです◎ そして、意外と盲点なのが立地です。 ハノイはとにかく渋滞が酷く、朝や夕方のラッシュ時は通常10分で行ける場所でも30分かかってしまうこともあります。 ベトナムでは仕事の開始時間が早く、通勤ラッシュアワーは7:30~8:30、帰宅ラッシュは17時~18時頃となります。 特に企業が多い、コーザイエリア、バーディンエリア、ハイバーチュンエリアなどは渋滞がひどく、上記の時間に移動予定がある場合はできる限りオフィスから近いホテルに宿泊することをお勧めします。 これに加えて雨が降ると、タクシーが捕まらないということも起こりますので、雨の日にはいつもより時間に余裕をもって出発しましょう。 ベトナムで日系ホテルの代表といえば東屋ホテルです。 東屋ホテルの魅力と言えばなんといっても屋上に露天風呂付ということ!ベトナムで露天風呂に入れるなんて、出張疲れも癒されますね◎ 朝6時~10時、夕方17時~24時までと長く楽しめるので、朝風呂もいいですね◎ 宿泊しなくてもビジターの方も利用できるので、在住者の方も100,000VND~利用できるので休日に東屋の露天風呂でのんびりというのもいいですね♪ それに加えて、朝は和朝食や和食を中心としたブッフェが楽しめるので、異国の地へ行くと恋しくなる日本食で体を整えれば出張も頑張れますね。 日本語のテレビも観れたり、受付は日本語が通じるなどと、日本にいる時と変わらない快適な日々が過ごせます。 リンランエリア、キンマーエリア、ハイバーチュンエリアと日本人が多く住むエリアにあるため、立地も非常に便利ですよ。 できるだけ日本式で過ごしたい方にはおすすめのホテルです! ハノイで日系ホテルと言えば言わずと知れたSAKURA HOTEL。 日本大使館前、コーザイ、キンマーと便利な場所にあり、日本語対応をしてくれる安心安全のホテルです。 SAKURA HOTELでは無料で和朝食などの定食が食べられるのも嬉しいポイント!鮭の塩焼きやカレーライスなどがあり、部屋に持ってきてもらい食べることもできるのでプライベートも守られるのが嬉しいですね◎ そして、SAKURA HOTELにも大浴場やサウナがついているため、足を伸ばして大きなお風呂でのんびりできるので嬉しいですね。 東屋ホテルよりも少し低価格ですが、サービスや食事も質が高くおすすめのホテルです。 SAKURA HOTELはハノイのみの展開で、ホーチミンにはありません。 そして日系ホテル3つ目はKURETAKE INNです。 日本でも有名なくれたけインのホテルがハノイで展開しており、日本語対応もばっちりです◎ 朝食は無料の和食を中心としたブッフェがついており、朝からたっぷり和朝食も食べられ、フォーなどのベトナム料理もあります。 そしてこちらのホテルも大浴場とサウナがついています。 しかし夜が22:30までと比較的早めに利用時間が終了となるため、会食などがある方の利用は難しいかもしれません。 KURETAKE INNの嬉しいところは、日本の漫画がたくさん置いてあるところ!出張で夜行くところもないしな~という方でもホテルでのんびり漫画を読んでお風呂に入ってリラックスできるのが嬉しいですね。 少し古いホテルにはなりますが、価格も安いため日系ホテルで価格を抑えたい方にはKURETAKE INNがお勧めです。 筆者もハノイ出張の際にはよく利用しているホテルです! せっかくの海外出張、五つ星ホテルでのんびり優雅にステイしたい。けれど既定の宿泊費があるため、お値段はそこそこで…という方におすすめなのがDaewoo Hotelです。 コロナの収束と共に軒並みハノイのホテルの料金が上がっており2万円は超えるところがほとんどですが、その中でも比較的安価で宿泊できる五つ星ホテルです。 また、キンマーエリアのロッテショッピングセンターの向かいにあり、好立地であることもお勧めポイントです。 五つ星ホテルならではのバラエティ豊かなブッフェ朝食や、広いプールやレストランも複数あり、お部屋も広いためゆったりステイしたい方は必見です。 仕事でも旅行でも利用しやすいためか、周りでは最近Daewoo Hotelを利用しているという声をよく聞きます。 こちらはバーディンエリアに位置する五つ星ホテルで、ハノイの老舗ホテルです。 ナイトクラブやカジノ、スパなどが併設されており、出張しながらも現地でしか楽しめないことをしたい!という方にはもってこいのホテルです。 ベトナムでは外国人に対してはカジノが認められており(無人・機械のみ)、せっかくだから体験してみたいという方はハノイホテルに宿泊してみてはいかがでしょうか? ベトナムには五つ星ホテルも多くありますが、その中では比較的安価に宿泊できるホテルの一つです。 近くに湖もあり、ゆったり静かに過ごせるエリアですよ◎ ...
- 2023.11
【ベトナム/旧正月】現地在住者に聞く!テト(旧正月)の習慣・マナー・過ごし方
今回は、ベトナム人が1年で最も盛り上がるイベント「テト」について。日本人にはあまり馴染みのない「テト」文化。ベトナム人はテトをどう過ごしているのか?日本人のテトのおすすめの過ごし方などをご紹介いたします テト(Tết「節」 )とはベトナムの旧正月です。テッグエンダン(Tết Nguyên Đán「節元旦」)の略で、中国の太陽暦に由来しており基本的には中国の春節の時期と同じです。 日本において旧正月はあまり馴染みがありませんが、中国、香港、マカオに加え台湾、韓国、ベトナム、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、モンゴルなどの東アジア圏では国中で盛大にお祝いされ、1年で最も大切な行事になっています。 大晦日:2024年2月9日(金) 元旦:2024年2月10日(土) となっています。ベトナムの労働法上テト期間は5日間の祝日と規定されています。しかし、実際どの日が休みになるのかは、民間企業・公的機関それぞれについて12月以降に発表されるため、その発表を待って正確に決まります。 現在のところ「2024年2月8日(木)~2月14日(水)の7連休」か「2024年2月9日(金)~2月15日(木)の7連休」の2案が検討されています。 ベトナムの大型連休となるテト。ベトナム人はテトをどうやって過ごしているのでしょうか? 家族の結びつきが強いベトナムでは、多くのベトナム人がテト期間中に実家へ帰省します。親戚が集まり、おせち料理を囲んで賑やかに過ごします。しかし最近では、若い世代を中心に帰省期間を短くして旅行に行くベトナム人も増えてきているそうです。 ベトナムでは、年齢に関係なく「お年玉」を渡す習慣があります。ベトナム語で「お年玉」は北部では「ムントゥオイ(Mừng tuổi)」南部では「リーシー(Lì xì)」と呼ばれています。 新年に贈るお金は「幸運のお金」とされ、「贈る側と受け取る側の両方に幸運をもたらす」と考えられています。 日本では親戚の子どもたち等に配るお年玉ですが、ベトナムでは年齢に関係なく家族・親戚・お世話になっている人(部下や使用人)などに渡します。テト期間前になると、市場やスーパーなどでお年玉用の華やかな封筒を見つけることができます。 花はテトの日にはどの家庭にも欠かせないアイテムで、幸運を象徴しています。花が美しく香りが良ければ、テトはより充実したものになると考えられています。 北部では、幸運と豊穣の象徴であるピンク色の桃の花「ホアダオ(hoa đào)」を飾ります。 南部では、発展と進歩の象徴である黄色の梅の花「ホアマイ(hoa mai)」を飾ります。中部では各地方から届けられた黄色と桃色どちらの花も飾られます。 これらの花と合わせて「黄色い菊」や「金柑の実」「黄色いユリ」を飾り付けることもあり、花を飾ることで、新年の幸運、富、繁栄、幸福への願いを表します。 ひき肉や緑豆の餡をもち米で包み、植物の葉でくるみ茹でた「おもち」が、ベトナムのお正月には欠かせないとされています。 北部では「バインチュン(Bánh Chưng)」南部では「バインテット(Bánh Tét)」と呼ばれ、南北で包む葉の種類と出来上がりの形が異なります。 北部のおもち:ドンの葉で包む・四角形 南部のおもち:バナナの葉で包む・円柱形 日本でも地方によって丸餅や角餅など餅の形が変わりますが、同じようにベトナムも地方によって違いがあるのが面白いですね。 引用元URL テトの家族団らんに欠かせないのが「ムット(Mứt)」と呼ばれるフルーツの砂糖漬け。 その種類は豊富で、それぞれの食材に意味が込められています。 ハスの実 子孫繫栄 ココナッツ 家族団らん 生姜 あたたかい人生 ピーナッツ 長寿 金柑 豊かな繫栄 専門店のほか、スーパーにも数種類盛り合わせになったムットが売られています。 縁起を担ぐテトの期間中には「してはいけない」とされる行動がいくつかありますので、代表的なものを5つご紹介します。 テトの三が日は掃除をすると「年の初めの幸運が家から流れ出す」と言い伝えられており、掃除を控えます。 ベトナムでは日本と同様に大晦日までに大掃除を済ませて福の神を迎えるという習慣があります。 一部のベトナム人は今でも、年の初めに食器が割れたり欠けたりするのは「不運」の兆しであり、家族にトラブルが発生する可能性が高いと信じています。 テトだけでなく、日常でもガラスが割れると悪いことが起きる前兆だと思われることもあるようです。 「火は幸運を象徴し、水は常に家族に流れ込む幸運を象徴している」と考えられ、新年にこれらを他人に貸してしまうと「自分の幸運が逃げてしまう」と考えられています。 この他にも「お米」や「お金」も同様にテト期間中に貸すと財産が流れてしまうと考えられているそうです。 1年の最初の日に口論すると、「1年中問題が多く、幸せになれない」と信じられています。 また「悪口や不吉な言葉」を言うことも不幸を呼び寄せると考えられており、避けられます。 家族全員が再会し、1年の幸福を願う時期として、あたたかく穏やかにテトを過ごそうと願うベトナム人の気持ちが表れていますね。 喪中の人や、病人、怪我人は、訪問した人に不運を呼び込んでしまうと考えられているので、親族の家以外の訪問を控えます。 また、前年に自分の会社が倒産したなどの大きな不幸に見舞われた人も、不幸を招き入れると考えられているので、訪問は避けた方がよいと信じられています。 ...
- 2023.10
ベトナム在住者必見★今話題のレンタルオフィス・シェアオフィスを一挙に解説!
最近ではコロナ禍を経てリモートワークの促進が進み、会社への出社が減っている方も多いのではないでしょうか。 それに伴い、固定費が削減できるといったメリットからもオフィスを縮小する企業が増えてきました。 オフィスの席数を減らし、出社した社員だけが好きな席を使用するといったフリーアドレスを適用する会社も増えてきています。 また、スタートアップの企業ではシェアオフィスやレンタルオフィスを利用して、自社のオフィスを持たない選択をすることもできます。 海外でのスタートアップとなると、シェアオフィスでの起業ができれば最小限のコストで抑えられてリスクを最小限にすることができますね。 そこで、こちらの記事ではベトナム国内のレンタルオフィスやシェアオフィスをご紹介していきたいと思います。 用意されているオフィススペースの中で、フリーアドレスの席を自由に利用できるスペースです。 基本的には個別のスペースはなく、設けられたスペースの中で空いているところを自由に利用できるため、料金が割安となります。 一方で、他の企業の方も同じ空間を利用するため、セキュリティが低くなってしまったり、機密情報を取り扱う場合に注意を払う必要がある点がデメリットです。 専用の個室に分かれているオフィススペースを間借りすることができるのがレンタルオフィスです。 すでにデスクなども設置されており、すぐにオフィスとして使い始められるので事業をすぐに開始できるので便利ですが、その分賃料は高くなります。 また、レンタルオフィスはその住所で起業・登記することが可能な場所もありますのでスタートアップで少しでも早く起業したい方にはおすすめですね◎ ※シェアオフィスの場合は、起業時の登記用住所には利用できないことが多いので、起業の用途で検討している方は事前に要確認です。 ベトナムではバーチャルオフィスという業態も増えてきています。 物理的なオフィスを借りるのではなく、会社を興すために住所や電話番号を利用したり、郵便物を届ける場所として借りるといった利用方法です。 仕事は自宅でできるけど、プライバシーを守るためにも会社を登記するうえでの登録住所などにはしたくない場合や、一等地に置くことでブランディングがしたい、などの目的がある場合、バーチャルオフィスとしての契約も選択肢に入れてはいかがでしょうか。 一番のメリットは迅速に起業ができることでしょう。 日々成長を続けるベトナムのビジネスのスピードは、日本と比較しても非常に速いです。そんなベトナムで日本人が起業しようと思うと、ただでさえ異国の地で言語や文化の壁があるのにさらに遅れてしまいます。 ベトナムは社会主義国で、政府への手続きが複雑なのにもかかわらず、一からオフィスを借りようとするものなら、場所の選定、交渉、デスクや椅子の備品を揃えるなどとやることは尽きません。 レンタルオフィスを利用することで、備品やスペースが揃っており購入の手間が省けてすぐに事業を始めることができるのは安心ですよね。 ベトナムに来ていきなり起業時にオフィスの設計や机やいす等の備品を購入するとなると、スタートアップの経費がかさみます。 レンタルオフィスを利用することでひと月あたりの家賃は少し割高になる可能性が高いですが、スタートアップの経費を抑えることができるので事業開始のハードルが下がりますね。 最初はレンタルオフィスを利用し、会社が軌道に乗ってきた頃に自社オフィスを構えるのがいいのではないでしょうか。 レンタルオフィスは他の日系企業も入っており、隣り合わせで利用しているため建物内で顔を合わせる機会があります。 ベトナムに来て間もないと現地に知り合いも少なく、不安ですよね。 レンタルオフィスを借りている企業同士で同じフロアにいるため、日本人と顔を合わせることもしばしば。ベトナムで日本人の知り合いができると心強いですよね。 一足先にスタートアップをしている先輩企業の方に情報を教えてもらうことができたり、新たな顧客となる可能性もあります。 コミュニケーションの場としてもレンタルオフィスは有効ですよ! ※写真引用元:SEN OFFICE Facebookより 1区の日本人街レタントンからすぐに位置するSEN OFFICEではバーチャルオフィスからレンタルオフィスサービスまで提供しています。 起業時に住所を置きたい場合から、オフィスを設けたい場合まで様々な用途で利用できるので便利です。 レンタルオフィスとして借りる場合は25,000,000VND/月~と少し割高ですが、デスクや椅子など予めセッティングされておりすぐに事業開始できます。 英語でのやりとりであれば直接連絡を取るか、日本語でのやり取りを希望される方は、この後紹介するレンタルオフィスの仲介業者を通してレンタルするとスムーズです◎ ※写真引用元:FUJI BUSINESS CENTER Facebookより ハノイの日本人街キンマーエリアに日系のシェアオフィスサービスがあります。 こちらでは、窓口として日本人駐在員がいるため契約や相談など日本語で依頼することができるため、ベトナムへ来たばかりでも安心ですね。 机や椅子、ホワイトボードに加えてインターネットサービスも備え付けられているため、借りたらすぐに事業をスタートできますよ! こちらの住所で法人登記も可能です。 ベトナムでは日系・ベトナム企業問わず、レンタルオフィス事業やシェアオフィスの仲介業をしている企業がたくさんあります。 こちらでは日本語対応しているレンタルオフィス仲介業者を3社ご紹介します! ベトナムの各都市にて住居やオフィスの賃貸仲介事業を手掛けるN-ASSET VIETNAMは、レンタルオフィスの仲介もしています。 ホーチミンやハノイ、ダナンなどベトナム国内にて手広く仲介業を行っているため、情報量も多いです。 また、日系企業のため日本語での問い合わせもできるため、相談もしやすく安心ですね。 ベトナムへの進出サポートやコンサル業を実施しているPRONEXUS VIETNAMは、ホーチミンにてレンタルオフィスやコワーキングスペースの賃貸業も行っています。 ホーチミンの商業エリアである9月23日公園近くに位置するZEN PLAZAにて、2名~8名程度のオフィスを提供しています。 進出時の法人設立やビザ取得などのサポートを行っている会社なので、進出時の相談も含めてワンストップでできるのが嬉しいですね。 ハノイに本社があるISN Vietnam Housingはハノイを中心に展開しているレンタルオフィス仲介業者です。 ...
- 2023.10
【ベトナム/交通】ドライバー付きレンタカーサービス会社を一挙紹介!
ベトナムに移住してきた方々の移動手段では、勤務先のドライバー付き送迎車、もしくはタクシーやGRABなどの配車サービスを利用される方が多いのではないでしょうか? ベトナムに進出して長い企業は会社でドライバー制度が整っているところも多いですが、進出して間もない企業や駐在員が少数の企業はこれから現地のドライバー付きレンタカーを探してみるという声をよく聞きます。 そこで、こちらの記事では『今後会社の制度としてドライバー付きレンタカーを取り入れたい。』『ゴルフの送迎に1日レンタカーを依頼したい』などを検討中の方に向けて、ベトナムで安心のレンタカーサービス会社を紹介していきます。 日本で車を借りる場合、事前に予約をしてその時間に店舗に取りに行くというのが主流ではないでしょうか? 近年都市ではタイムズカーなどが実施しているカーシェアリングで借りる方法も増えてきていますね。 レンタカーもカーシェアリングも車を借りて自身で運転するというのが日本レンタカーですが、ベトナムでは外国人が車を借りる場合、ドライバーも付いているのが主流です! 異国の地では国際運転免許証を持っていなかったり、交通ルールも異なる点があるため、運転のハードルが高いのでドライバーがついていると安心ですね◎ ではドライバー付きレンタカーサービスとは具体的にどのようなサービスなのでしょうか? ≪ドライバー付きレンタカーサービスとは…?🚗≫ ベトナムではレンタカーを借りる際に、ドライバーがついており運転をしてくれるサービスが主流です。 交通事情は非常に複雑で、日常的に渋滞は発生しますし、バイクの多さとその近さにも驚愕します。 免許を持っていたとしても慣れていない日本人が運転するのは難しいです。 それに加えてベトナムの道路は右側通行で、日本とは逆であるためドライバーがいてくれるのは安心です。 ベトナムのドライバー付きレンタカーサービスには、ドライバー代・ガソリン代・保険料などが費用に含まれていることが多く、明瞭会計です。 ※ベトナムの道路に慣れている方でしたら、日本のレンタカーの様に車だけを借りられるサービスもありますよ。 ※Green Leaf Vietnam FB写真 2013年より10年に渡り、日系企業向けにドライバー付きレンタカーサービスを提供しているGREEN LEAF VIET NAM。 サービス内容は下記の通りです。 ①スポットサービス 工業団地の視察や企業訪問、ゴルフ送迎など1日単位から利用できるプランです。 AM7時~PM6時を超える場合でも、時間外料金を支払えば利用可能です。 車種 INNOVAタイプ(7席) TRANSITタイプ(16席) 基本料金(月曜~土曜日) 1,800,000VND 2,200,000VND 基本料金(日曜日) 2,300,000VND 2,600,000VND ※ゴルフ場への送迎の場合、ゴルフ場毎に1,800,000VND~2,400,000VND(INNOVAタイプ)の料金で値段設定されているので、詳細はホームページから確認してください。 ※上記料金にはドライバー、ガソリン代、保険が含まれているので安心です◎ ※ドライバーへのチップは不要です。 ②マンスリーサービス(年間契約) 通勤や営業で毎日利用する方向けのプランがマンスリーサービスです。 基本料金内で月曜~土曜のAM8時からPM6時は使い放題、日曜に利用したいときは下記の日曜利用料金を+@で支払えば利用可能です。 車種 INNOVAタイプ(7席) TRANSITタイプ(16席) 基本料金(月曜~土曜日) 32,000,000VND/月~ 35,000,000VND/月~ 日曜日利用料金 1,500,000VND/日 2,000,000VND/月~ ベトナムでは雨や渋滞によりタクシーやGRABが確保しにくい時間帯もあるため、毎日通勤や営業で外回りをする方にとっては手間がかかりますよね。 GREEN LEAF VIET NAMは長年日本人顧客向けに展開している実績があり、契約などは日本語対応もしてくれるため安心です。 またドライバーさんが一定レベルの英語が通じるのも嬉しいポイントで、意思の疎通が図りやすいため、“行先がうまく伝えられない” “時間が伝わっていなかった”などのトラブルが起こりにくいです。 月に15回以上利用する場合はマンスリープランがお勧めだそうです◎ なお、1か月あたりの料金はGREEN LEAF VIET NAMが最も安く提供しています。 ※Sufex Trading Facebook写真 ...
- 2023.10
【ベトナム 土産】これで安心★喜ばれるベトナム土産10選!~2023年度(※最新版)~
ベトナム在住者にとって、悩みの種になるのが一時帰国時のお土産選び。 筆者も長年ベトナムに住んでいるため、知人からおすすめのお土産を聞かれることもしばしばあります。 ガイドブックに載っている定番のドライフルーツやココナッツのお菓子などももちろん良いのですが、何度も帰国を重ねるうちにもう買うものがない!というお声をよく聞きます。 そこでこちらの記事では定番のお土産から、帰国を重ねる方にとっても有益となるようまだあまり知られていないお土産まで幅広くご紹介していきます。 日本の家族や友人にこれまで喜ばれたお土産だけを厳選していますので、ベトナム在住期間が長い方も必見です◎ 実はベトナムは世界でも有数のカカオ生産国。 生産量は突出して多い訳ではありませんが、ベトナム南部のベンチェ省、雄大なメコンデルタで作られるカカオは高品質で世界的にも評価されています。 そんなベトナムのカカオを使ったチョコレートは、お土産に最適です◎ 美味しいだけでなく、お土産に持って帰ると喜ばれるパッケージの可愛さなどセンスも抜群のチョコレート屋さんを一挙ご紹介! ◆MAISON MAROU(ホーチミン/ハノイ) 言わずとしれたベトナムのおしゃれで高品質なチョコレート屋さんと言えば、MAROUのチョコレートです。 最近では日本の百貨店でもBean to Barのチョコレートコーナーに並んでおり、チョコレートフェアの際に見かけることも増えてきたMAROUのチョコレートは、カカオの含有量が高く甘みを抑えた大人のチョコレートが売りです。 ハロウィンやクリスマスなどのイベントに合わせて限定のチョコレートも登場するので、何度訪れても楽しいですよ! 店内にはカフェが併設されており、お店でしか味わえないチョコレートドリンクやケーキ等の飲食も可能です。 筆者いち推しは、甘すぎずカカオの香りが広がるホットチョコレートです。 是非お店を訪れる際には試してみてくださいね◎ ◆Pheva Chocolate(ハノイ/ダナン) ベトナムのカカオを中心に、フランスの伝統的な技術を用いて丁寧につくられているPheva Chocolate。 フレーバーに使用される胡椒やピスタチオなども選りすぐりのベトナム原産のものを使用し、ユニークなものがたくさんあります。 写真のようにフレーバーによって色が異なり、美味しいだけでなくパッケージがカラフルですがシンプルで洗練されています。 6個、12個、24個、40個の中から箱を選び、好きなフレーバーを詰めることができるので個人へも会社などのお土産にも便利ですよ◎ MAROUよりも甘めのチョコレートなので、広く多くの方に喜ばれる一品です。 ◆SAVALL(ダナン)*ホーチミン・ハノイはAnnam Gourmet marketで一部購入可 ダナンがメインになりますが、筆者の一押しのチョコレートがSAVALLのチョコレート。 店舗はダナンのみですが、最近ではホーチミンやハノイのアンナムグルメマーケット(日本の成城石井のような高級スーパーマーケット)にて見かけることができます。 スペイン人オーナーがバルセロナの昔ながらの技法を駆使して一つ一つ丁寧に作るチョコレートは絶品です◎ カシューナッツをチョコレートコーティングやチョコレートペーストなどもあり、ダナンの店頭に行くとアイスクリームがあるのですがこれがまた美味しい!! アイスはお土産に難しいですが(笑)、お土産を買いに行く時には試してみてくださいね。 やはりベトナムといえばナッツ。 最近ではヘルシーなおやつとして、サラダに、ヨーグルトに、あらゆるところで人気なナッツですが、日本で購入すると高級ですよね。 コンビニでは80グラムで300円以上もするので、ベトナムの高品質で格安なナッツ類はとにかくおすすめ! 現在ホーチミンに住む筆者はいつもタンディン市場のA MUOIさんで購入をしています。 カシューナッツ、ピスタチオ、マカダミアナッツ、ピーカンナッツなどもありますよ◎ 100gから購入できますが、200g以上の購入の場合写真の右のカシューナッツのように真空パックにしてくれますので新鮮さを保てますね◎ 左下のワサビ味カシュ―ナッツや、左上、おつまみにぴったりの海苔ピーナッツなども喜ばれること間違いなしです! 少し割高にはなりますが市内のスーパーマーケットなどでも広く購入できますので、日本ではあまり多くない皮付きカシューナッツはおすすめです。 そしてベトナムといえばドライフルーツ!日本でも最近はコンビニで売られていたり女性を中心に人気ですよね◎ マンゴーやパイナップルのドライフルーツ、筆者のお気に入りはいちじくのドライフルーツです。 そのまま食べてもサラダやヨーグルトに入れても美味しく万能で、粒が大きいものがとてもお買い得ですよ。 こちらもホーチミンではナッツと同じA MUOIさんで購入可能です。 ベトナムといえばコーヒー大国。街の至るところにはカフェがあり、バリスタがいたり、スペシャリティコーヒーが飲めたりするカフェも沢山あります。 ベトナムコーヒーは苦みの強いロブスタ豆が主流ですが、最近では日本人が飲み慣れているアラビカ種もダラット産の高品質なものがたくさん作られています。 スーパーマーケットなどでも購入は可能ですが、ここではコーヒー好きな方におすすめなコーヒー豆をご紹介します◎ Black Bird Cofee(ハノイ) 旧市街にあるおしゃれなハノイっ子が集まるカフェBlack Bird Coffeeではダラット産のコーヒー豆が販売されています。 ブラックで飲んでもラテにして飲んでも美味しいコーヒーなので、コーヒー好きさんにはおすすめですよ◎ The Workshop Coffee(ホーチミン) ...
- 2023.10
【ベトナム 文化】男性必見!女性の日の重要性を現地在住者が徹底解説★
今回はベトナムの文化の中でも一大イベントの『女性の日』についてご紹介いたします。 日本ではまだ馴染みの少ない日ですが、ベトナムではとても大切な日です。 日本でいうクリスマスやバレンタインデーに匹敵する規模で、女性はこの日を心待ちにしていますので、男性陣は仕事でもプライベートでもその期待に応えたいところですね! この記事では、 ・ベトナム女性の日って? ・ベトナム女性の日の由来 ・国際女性の日もお祝いする? ・何を贈ったらいい? という疑問にお答えいたします。 女性の日をどう攻略するか、ベトナム生活ではとっても大切なので男性の皆様!必見です! ベトナム女性の日はベトナム語で「Ngày Phụ nữ Việt Nam(ガイ フーヌー ヴィエットナム)」と言います。この日は日頃からお世話になっている家族や同僚・友人・大切な人に男性から女性に花束をはじめとしたプレゼントを感謝とともに贈る日です。 「Ngày」は「日」 「Phụ nữ」は「女性」 を意味しています。 1927 年以来、多くの女性大衆組織が結成され始め、多くの女性が参加するようになりました。フランス侵攻以来、女性たちは「カン・ヴオン運動」「ドン・キン・ギア・トゥック運動」「ドン・ドゥ運動」などの愛国運動やフランスの侵略に反対する運動に積極的に参加していきました。 共産党は「女性が革命の重要な力であること」に気づき、「民族解放と階級解放と関連して女性を解放しなければならない」という課題を設定し、1930 年 2 月 3 日の党の最初の綱領「男女の平等」で確認されました。 こうして「ベトナム反帝国主義女性協会」が設立され、後に「ベトナム女性(婦人)同盟」と改名され、戦時中も平時でも社会的政治的役割を果たす組織となりました。 「ベトナム女性の日」は当初は単なる党の記念日でしたが、ドイモイ政策が本格化した1990年頃から「女性に感謝する日」として北部の人たちに広まっていったようです。2023年で結成から93周年を迎え、ベトナムでは1世紀近く男女の平等が認められているということはベトナムに住む私たち日本人も理解しておくべきことですね。 1976年にベトナム南北統一がなされるまで、南ベトナムでは南ベトナム政府による政治が行なわれていたため、統一されるまでは南部にはあまり「ベトナム女性の日」が浸透していませんでした。代わりに1世紀に中国支配に抵抗したハイ バー チュン(Hai bà Trưng、2人のチュンという女性)の命日とされている旧暦2月6日が「ベトナム女性の日」になっていました。 南ベトナム政府の崩壊により、この女性の日はなくなってしまいました。しかし、現在は旧暦の2月6日に近い国際婦人デー(3月8日)の機会に、ハイバーチュンの功績を称えています。 「国際女性の日」は1904年にニューヨークで起こった婦人参政権を求めたデモを受け、ドイツの社会主義者が「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念日を提唱したことが起源とされ、1977年の国連総会によって議決されました。日付は「国際女性デー」が国連総会で提唱された1975年3月8日に由来しています。 ベトナムでも、先ほど紹介した「ハイバーチュン」の功績と共にベトナム女性を尊重する精神性に沿っているとして盛大にお祝いされます。 「国際女性の日」は世界的に浸透しつつありますが、日本ではあまり馴染みがありませんよね。残念ながら日本のジェンダーギャップ指数総合順位は、146か国中116位(前回は156か国中120位)と先進国の中では低く、ジェンダー平等の意識が浸透しているとは言えない状況です。 日本では馴染みの薄い「女性の日」に何をプレゼントすればよいのか悩んでしまいますよね。以下の記事を参考にベストなプレゼントを選ばれてみてください。 プレゼントを貰うことで贈り主からの気遣いを感じ、信頼関係の構築やモチベーションアップに繋がります。予算を決めて、相手の好きなものや生活状況に応じてプレゼントを決めるとよいでしょう。日常生活が豊かになるものや実用的なものが喜ばれる傾向があります。 お店に並ぶ女性の日のギフトセットは、およそ200,000VND~の価格帯が多い印象です。プレゼントを贈る相手との関係性を考慮して選ぶとよいでしょう。さらにプレゼントを渡す際、一言添えるとプライスレスな感謝の気持ちが伝わるはずです。 「女性の日おめでとう!」: Chúc mừng ngày phụ nữ Việt Nam! 「(同僚に)いつもありがとうございます」:Rất chân thành cảm ơn bạn 「愛してるよ」:Anh yêu em! 職場では、女性職員に男性職員達がお金を出し合って、花とプレゼントを買ってあげたり、食事をごちそうしてあげたりするのが一般的です。職場でイベントを企画することもあるようです。 恋人に対しては、花とプレゼントやいつもより良いディナーに連れて行ってあげたり、遊びに行ったりすることが一般的とされています。最近では、ブランドや宝飾品など高額のプレゼントを贈る場合も増えているそうです。サプライズの演出や想いのこもったプレゼントが喜ばれる傾向にあります。 妻や母親なら、花と一緒に洋服・化粧品・ジュエリーなど、相手が好きなプレゼントを贈ります。また、この日は食事の準備など家事を全て男性が引き受け、妻を休ませてあげるということもあり、ベトナムに住む男性にとっては一大イベントとなっています。 ...
- 2023.10
【ベトナム/ホーチミン】ノマド向けカフェ&
コワーキングスペース
コミュニティサイト「Digital Nomads」は「デジタルノマドに最適な16の都市」を発表し、ホーチミン市が「手頃な生活費でリモートワークができる場所」として6位に選出され、ベトナムでのノマドワークが注目されています。 この記事では「ホーチミン市内でノマドワークをしたい」という方に向けて、PC作業ができるおすすめのカフェ・コワーキングスペースをご紹介いたします。ノマドワークをする際の注意点も解説しますので、ベトナムノマドを検討している人はぜひチェックしてみてください。 煉瓦造りのおしゃれな空間でノマドカフェといえばここ!というくらいに人気のカフェです。2人掛けの小さな木のテーブルから4~6人掛けの大きな木のテーブルまで、様々な種類のテーブルが並べられています。また、ドリンクを飲むエリア、個人的な仕事をするエリア、顧客が会議やワークショップを事前に予約できるエリアなどに分かれています。 住所:27 Ngô Đức Kế, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh Web:Facebook 価格:50,000VND- 80,000VND 有名な統一会堂にほど近いこちらのカフェは、築70年の別荘をリノベーションして作られたモダンでおしゃれな雰囲気です。コンセントのある席がいくつかあり、おしゃれなドリンクメニューやケーキ、軽食をいただくことができるので作業の合間のリフレッシュにおすすめです。 住所:152 Đ. Nam Kỳ Khởi Nghĩa, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh Web:Facebook 価格:50,000VND-100,000VND 先ほど紹介した「Paper & I」と同じ建物にあるNam Thi Houseは、日本でいうところの「ブックラウンジ」です。時間制で読書スぺースや作業スペースを利用することができます。私語厳禁のため、とても集中しやすい空間となっています。曜日ごとにワークショップなども開催しています。 住所:152 Đ. Nam Kỳ Khởi Nghĩa, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh Web:Facebook 公式サイト 価格:60,000VND/4時間 中心区だけでも数店舗ある「The Coffee House」はWi-Fiの速度やコンセントの数においてノマドがしやすいと定評があるカフェです。どの店舗もアクセスがよく、外国人の利用客も多いため利用しやすいでしょう。 住所:223 Võ Văn ...











