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- 2024.10.26
世界的な金融センターとして知られるシンガポール共和国。
わずか東京23区ほどの面積という小さな国ですが、そこには魅力が詰まっています。
旅行に訪れるもよし、住むにもよし、そんなシンガポールの魅力について、一挙公開していきたいと思います。
移住や旅行を検討している方は要チェックです!
シンガポールの基礎データ
◆シンガポール共和国、首都なし
◆面積:約720平方キロメートル(東京23区よりやや大きい)
◆民族:中華系74%、マレー系14%、インド系9%(2022年)
◆言語:国語はマレー語。公用語として英語、中国語、マレー語、タミール語。
※基本的にはどこに行っても英語が通じますが、中国語が第一言語の人も多い。
◆通貨:シンガポールドル(1ドル=114.15円/2024年10月20日現在)
マレー半島の南端に位置するシンガポールは本島のシンガポール島と大小50程の島々からなる独立国家です。
都市国家と呼ばれ、都市全体で一つの国として成り立っており、面積は東京都23区程度となっています。
上記の通り、シンガポールは中華系、マレー系、インド系の多様な民族が入り交じる国です。
シンガポール国内では中華タウン、リトルインディアと呼ばれるインドタウンなどのようにエリアが分かれており、場所によって人種や聞こえてくる言語が変わります。
金融業の国-シンガポール-
シンガポールは、低い法人税率(17%)やキャピタル・ゲインの非課税、英語がビジネスで使われる環境、そして人的資本への投資などを通じて弱みを強みに変え、世界的な金融・商業・観光の中心地として成長してきました。
東南アジア最大の株式市場があり、2023年5月末時点で643社が上場し、時価総額は約83兆円に達しています。
さまざまな企業がシンガポールに進出していますが、その中でも時価総額の上位はDBS銀行、OCBC銀行、UOB銀行の3つのメガバンクが占めており金融業の強さがうかがえます。
そのほか高度なインフラ、安定した政治、先進技術を備え、地域および国際的に重要な地位を確立しています。
治安
観光で訪れるとなると心配なのが現地の治安ではないでしょうか。
シンガポールは日本よりも治安のよい国とも言われているくらい、世界的にみてもトップクラスに治安の良い国です。
筆者はベトナムやインドネシアなどのアジア圏に在住経験がありますが、出来るだけバッグは首から掛けてお腹の前で持っています。
しかしシンガポールを訪れた時に街を歩いてみて安全な空気を実感することができ、自然とバッグを背中側に持っている自分に驚きました!
その治安の良さには町中に監視カメラがあること、警察の厳しい監視があることが理由としてあげられます。
生活
シンガポールは日本人にとっては非常に住みやすい国の一つだといえるでしょう。
治安の良さに加えて、公共交通機関の発展があげられます。東京のメトロを彷彿させる地下鉄、少し離れたエリアにもアクセス便利なバス、GRABという配車アプリもあるため移動に困ることはありません。
また、ごみのポイ捨て禁止、夜22:30以降の公共の場での飲酒・販売禁止✖など、治安よく美しい街が保たれるルールが敷かれているため、安全レベルが高いのが特徴◎
日本のものは何でもと言っていいくらい購入できますが、値段は日本で購入する2~3倍はするのでご注意です。
レストランやカフェ、お買い物の支払いは銀行送金のシステム導入が増えており、カードも利用できるお店が多いです。
バスや電車もそのままクレジットカードをかざすだけで乗れるという優れもの!切符を買う手間がなく便利ですね✨
ただ、ローカルのレストランは現金のみ対応というところもありますので、少し持っておくと安心ですよ◎
おすすめスポット
商業の街として発展してきたシンガポールですが、観光地の側面としてはいかがでしょうか?
シンガポールにはマーライオンやマリーナベイサンズといった有名な観光スポットから、穴場スポットまで様々あります。
こちらでは筆者おすすめの観光地をご紹介!
観る👀
①マーライオン -これを見ずには帰れない!-
なんといっても初めてシンガポールに来たら欠かせないのはマーライオン!
MRT(電車)のRaffles Place(ラッフルズプレイス)駅を降りて10分程歩くとマーライオンパークに辿り着きます。
マーライオン自体は写真を撮るくらいなので数十分で満足できると思いますが、筆者のおすすめは駅を降りてからマーライオンへ向かうまでの蒼々たる景色です。
ラッフルズプレイスはシンガポールの金融街の中心地ですので、東京でいう丸の内のような超高層ビル群となっており圧倒されますよ◎
②カトンエリア -パステルカラーのおしゃれスポット!-
シンガポールといえばマーライオンやベイサンズ…?
いえいえ、それだけではありません!筆者一押しのエリアがカトンです。
中心地からは少し離れており、バスでの移動もしくはタクシーがお勧めです◎
このエリアにはプラナカン建築と呼ばれるパステルカラーの色鮮やかなタイルが特徴的な建物が残っており、可愛く写真映えするスポットなんです♡
そして壁画アートや様々なレストランや伝統スイーツなどが立ち並んでおり、見て歩くだけで異国感を味わえます!
可愛いプラナカングッズを手に入れたい方は、こちらのエリアに足を運ぶことをおすすめします◎
食べる🍚
シンガポールラクサ
シンガポールは物価が高い…!とイメージされている方も多くいらっしゃると思います。
実はシンガポールのホーカーと呼ばれるローカル屋台飯では一食500円以下で食べられちゃいます◎
その中でも一押しがシンガポールラクサ。
ココナッツミルクベースのスープにスパイスを入れてエビ出汁で作ったラクサは、日本人好みでとってもおすすめ。
筆者のおすすめは『Marine Parade Laksa』というRoxy Squareの中に入っているお店です◎
有名店など他にもありますが、こちらがローカルの方にも大人気で行列必至の絶品です!
チキンライス
シンガポールのB級グルメといえばチキンライス!
日本人の口にも合いやすく、好きな方も多いのではないでしょうか?
本場シンガポールで食べるならおすすめのチキンライスのお店が『Nam Kee Chicken Rice Restaurant』。
観光エリアからは少し外れた場所にありますが、こちらのお店は絶品です◎
チキンとお米のシンプル料理ですが、柔らかくふっくらと仕上がったチキンを付け合わせの生姜のタレやソースで味変しながら楽しめる逸品です!
飲む☕
Bacha Coffee
シンガポールといえばTWGなどの紅茶が有名ですが、実は最近BACHA COFFEEという高級コーヒーが人気急上昇中なのです!
元々モロッコのマラケシュのコーヒーショップなのですが、シンガポールに初の海外進出を果たしたこともあり現在人気沸騰しています◎
日本にも上陸しておらず、シンガポールに行った際には是非試してほしいコーヒーやさんです。
各国の上質なアラビカ種を厳選したスペシャリティコーヒーや、フレーバーコーヒーなど他ではのめないラインナップがたくさんあります。
筆者のお気に入りは『I love Paris』というフレーバーコーヒーです。お湯を注いだ瞬間にベリーの香りが漂い贅沢な気持ちになれます。
頑張った日のご褒美にお家でのむと至福の時間が過ごせますよ!
The 1872 Clipper Tea Co.
シンガポール紅茶といえばTWG!という方も多いでしょう。
TWGももちろんおすすめなのですが、筆者のおすすめはThe 1872 Clipper Tea Co.という紅茶屋さんです。
手軽に淹れられるティーバックタイプのものがお土産におすすめです◎
また、お店を訪問されたら是非店頭でオーダーできるドリンクを試してみてください!
砂糖の量も調整してくれますので、筆者はいつもChelsea’s Earl greyのレスシュガーを頼んでいます。
自分のお気に入りを見つけてみてくださいね◎
まとめ
こちらの記事ではシンガポールの基礎情報から生活情報まで、まるごと分かるようまとめてみましたがいかがでしたか?
シンガポールは非常に世界的にみても暮らしやすく、旅行にも住むにもおすすめです。
これらの情報がシンガポール渡航を検討されている方にとって、有益な情報となっていれば嬉しい限りです◎