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2024.11.10

お米で知るベトナムの食文化!お米を使った絶品料理9選

お米で知るベトナムの食文化!お米を使った絶品料理9選
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ベトナムに旅行するなら、現地の「お米文化」をぜひ体験してみてください。 ベトナムではお米が食卓の中心にあり、国全体の食文化を支える重要な存在です。 広大な農地で育てられたお米は、フォーやブン、コムタムといったバラエティ豊かな料理に使われ、どれも観光客を魅了するおいしさです。 この記事では、ベトナムのお米が持つ特徴や、お米を使った絶品料理の数々を紹介していきます。 これから紹介するお米料理をチェックして、ベトナム旅行の楽しみをさらに広げましょう!     ベトナムの食文化に欠かせない存在、それがお米です。 広大な農地と豊富な水資源に恵まれたベトナムでは、稲作が国の基盤となり、経済や生活を支えています。 特に、南部のメコンデルタ地域は稲作の中心地であり、圧倒的な収穫量を誇ります。 米がベトナムをどう支えているのか、詳しく見ていきましょう。   ベトナムは世界有数の米輸出国としても知られており、2021年にはインドに次いで世界第2位の米輸出国にランクインしました。 例えば、2020年には616万トンもの米を輸出し、タイの570万トンを上回る実績を残しています。 この輸出の成功の背景には、メコンデルタでの農業機械化や、欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)の影響があります。 こうした成長は、ベトナムの経済に大きな貢献をしており、今後も注目される分野です。     ベトナムは輸出量だけでなく、お米の品質にも力を入れており、世界的にも評価されています。 特に「ST25」という品種は、2019年にInternational World Rice Conference Summit(世界で最も美味しいお米コンテスト)で優勝し、一躍注目を集めました。 このお米は、ベトナム南部のソクチャン省で開発され、パイナップルのような香りと、適度な粘り気が特徴です。 国内外で高い評価を受け、ベトナムの農業技術が世界に認められる一例となっています。   ベトナムでは、お米は毎日の食事に欠かせない主食です。 白米を炊いて食べるのはもちろんのこと、米粉を使った料理も多く存在します。 代表的な料理に「フォー」や「ブン」があり、米粉で作った麺をスープと一緒に食べることで、あっさりとした味わいを楽しめます。 これらの麺料理は、ヘルシーでありながら満足感も得られるため、地元の人々にも観光客にも愛されています。 また、「コムタム」という料理も見逃せません。 これは割れたお米を使用した庶民的な料理で、南部を中心に親しまれています。 もともとは副産物として扱われていた割れたお米を使った料理ですが、今では高級レストランでも提供されるほど人気があり、ベトナム料理の魅力のひとつとなっています。 「Cơm Tấm Sà Bì Chưởng」というコムタム専門のチェーン店もあり、ハノイやホーチミンでも同じ味を食べられるようになりました。   ベトナムは、稲作が盛んな国として知られ、国内には多様なお米が栽培されています。 ベトナムの家庭ではもちろん、レストランや屋台でもお米を使った料理が数多く楽しめます。 ここからは、ベトナムでよく食べられている米の種類を見ていきましょう。 白米は、ベトナムの食卓に欠かせない主食で、ほとんどの家庭で日常的に食べられています。 ベトナムで主に栽培されているのはインディカ米と呼ばれる細長い形の米で、日本のジャポニカ米とは異なり、炊き上がりがパラっとしていてやや乾いた食感が特徴です。 このため、スープやソースと一緒に食べる料理にぴったりです。 特に、炒めご飯(コムザン)として使われることが多く、どんな料理にも合わせやすい万能な存在です。 ベトナムの農家は一年に三回も米を収穫できるため、白米の生産量は豊富で、特にメコンデルタでは輸出向けに大量生産されています。   赤玄米は、その赤い色が特徴で、特に抗酸化作用の高いアントシアニンを多く含んでいます。 この成分は、心臓病や糖尿病のリスクを軽減する効果があるとされ、ベトナムでも健康食品として注目されています。   赤玄米は特別な行事やお祝いの席で使われることが多く、ベトナムの伝統的な料理であるおこわにもよく使われています。 もちもちとした食感が魅力で、家庭料理だけでなく、高級料理としても人気です。 近年では都市部でも手軽に購入できるようになり、健康志向の高い人々に広く受け入れられています。   黒玄米は、独特な黒い色を持ち、炊くと紫色に変わることで知られています。 ベトナムでは伝統料理やデザートに使われています。 例えば、甘く煮た黒玄米をデザートとして楽しんだり、もち米と一緒に蒸しておこわにしたりすることが多いです。 また、黒玄米を混ぜたおかゆは、体調を整えたいときに食べる人も多く、栄養価の高さから特別な一品として愛されています。   もち米は、ベトナム料理に欠かせない材料で、その粘り気と豊かな味わいが特徴です。 特にお祝い事や祭りの際に使われることが多く、「バインチュン」や「バインザイ」など、ベトナムの伝統料理には欠かせません。 また、日常生活でももち米は広く利用されており、甘いデザートやおこわ、さらにはスナック菓子としても大人気です。 ベトナムの街中の屋台では、もち米を使ったスナックが手軽に買えるため、軽食として多くの人に親しまれています。   ベトナムは「お米の国」として知られ、多彩なお米料理が楽しめます。 お米は、主食としてだけでなく、麺やデザート、軽食など、さまざまな形で日常的に使われています。 ここからは、ベトナムを代表するお米料理9選を見ていきましょう。 フォーはベトナムを代表する米麺料理で、世界的にも有名です。 フォーは香り高いスープが最大の魅力で、ネギや香草(パクチー)、ライム、唐辛子を加えることで、さっぱりとした味わいと爽やかな香りを楽しめます。 代表的なフォーにはフォー・ボー(牛肉のフォー)とフォー・ガー(鶏肉のフォー)の2種類があり、それぞれ異なる風味を持っています。 フォー・ボーは濃厚なビーフスープが特徴で、フォー・ガーは軽やかな鶏のスープが魅力です。 フォーは朝食として人気が高く、ベトナム全土で好まれていますが、特にハノイ発祥の料理として知られています。 旅行者だけでなく、現地の人々の日常にも深く根付いている料理です。   ブンは、細く丸い形状の米麺を使った料理で、フォーと並んでベトナムで人気の麺料理です。 ブンはスープ麺としても、スープを使わない料理としても楽しめ、さまざまなバリエーションがあります。 代表的なブン料理には、ブンチャーやブンボーフエがあります。   ブンチャーは、焼き豚とハーブをトッピングした米麺で、甘辛いタレを絡めて食べるのが特徴です。 特にハノイの名物料理として有名で、観光客にも大変人気があります。 焼き豚の香ばしさと、ライムやハーブの爽やかな風味が絶妙にマッチしています。   一方、ブンボーフエはベトナム中部フエ発祥のスパイシーなスープ麺です。 牛肉やレモングラス、唐辛子、そして特有の香辛料が入ったピリ辛のスープが特徴で、濃厚な味わいが楽しめます。 ブンの細い麺はスープによく絡み、食欲をそそる一品です。   バインカインは、太くてもちもちした食感の米麺を使ったスープ料理です。 他の米麺料理と比べて、バインカインは麺自体がやや太く、噛みごたえがあります。 この麺は小麦粉、タピオカ粉、米粉、もち米などをブレンドして作られています。   バインカインのスープは、あっさりとしたものから濃厚な海鮮ベースのものまでさまざまです。 例えば、バインカイン・トムはエビを使った風味豊かなスープが特徴で、シーフード好きにおすすめです。 スープの深い旨味と、麺のもちっとした食感が絶妙なバランスを生み出しています。 また、バインカイン・クアはカニの旨味が凝縮された濃厚なスープが特徴で、豪華な一品です。 カニの身がたっぷり入ったスープと太い米麺が絡み合い、食べ応えがあり、地元でも特に人気の高い料理です。   ソイは、もち米を使ったベトナムの伝統的な料理で、朝食や軽食として親しまれています。 ベトナムの屋台や市場では、ソイを売る店が数多く並んでおり、手軽に購入できるため、忙しい朝の時間にもぴったりです。   代表的なソイには「ソイ・ガー」があります。 もち米の上に鶏肉をトッピングして食べるシンプルながらも風味豊かな料理です。 特に朝食として人気が高く、腹持ちもいいため、忙しいベトナムの人々にとっては欠かせない一品となっています。   バインチュンは、ベトナムの旧正月「テト」で欠かせない伝統的なもち米料理です。 この四角い形をしたバインチュンは、もち米、豚肉、緑豆をバナナの葉で包み、じっくりと蒸し上げて作られます。 テトの期間中、家族や友人が集まって一緒にバインチュンを食べるのが伝統的な風習です。 バナナの葉の殺菌効果によって保存が効くため、テトの期間中、少しずつ食べ続けることができるのも特徴です。   ライスペーパーは、ベトナム料理に欠かせない食材で、米粉と水を混ぜて薄く伸ばし、乾燥させたものです。 ライスペーパーは、その柔軟性と軽さから、さまざまなベトナム料理に活用され、特に生春巻き(ゴイクン)はヘルシーで人気のある料理です。   生春巻きでは、エビや豚肉、ハーブ、野菜、ビーフン(米麺)などをライスペーパーで包み、ヌクチャムという甘酸っぱいタレにつけて食べます。 生春巻きは具材を変えることでバリエーションも楽しめるため、家庭でもよく食べられています。 特にベトナムの伝統的な食文化では、家庭での団欒の場でも登場することが多く、家族で包んで楽しむスタイルが一般的です。 また、揚げ春巻き(チャーゾー)では、ライスペーパーに豚肉やエビ、野菜を詰めて巻き、油で揚げてカリッとした食感に仕上げます。 外はカリカリ、中はジューシーな揚げ春巻きは、食欲をそそる一品です。   ヌイは、ベトナム風のライスマカロニで、主に子どもや忙しい日の簡単な食事として人気です。 イタリアのペンネに似た形状のヌイは、米粉で作られており、パスタのように使える万能な食材です。 通常は、スープや炒め物にして食べられ、ベトナムの家庭料理として広く親しまれています。   例えば、野菜や鶏肉、豚肉を加えて炒める「ヌイ・サオ」は、手軽で栄養バランスの良い料理です。 軽い味付けのベトナム風ソースで炒め、具材が絡んだヌイは、食べやすくボリュームもあります。 さらに、クリーミーなソースやトマトソースを使った洋風アレンジもあり、さまざまな料理に応用が利くのが魅力です。     コムタムは、割れたお米を使ったベトナム南部、特にホーチミンで有名な料理です。 もともとお米の加工過程で生まれる副産物としての「割れ米」を活用して作られた料理ですが、現在ではベトナム全土で人気を博しています。 コムタムは、炊いた割れ米の上にグリルした豚肉や揚げた魚、目玉焼きなどをのせ、ヌクマム(魚醤)ベースの甘辛いタレをかけて食べます。 特に香ばしい豚肉の炭火焼きとヌクマムの相性が抜群で、ベトナムの定番料理として、地元の人々や観光客に広く愛されています。   チェーは、ベトナムの伝統的なデザートで、お米や豆類、果物、ゼリー、ココナッツミルクなどを組み合わせた甘いスイーツです。 チェーには温かいチェーと冷たいチェーの2種類があります。 中でも、暑い気候にぴったりの冷たいチェーが人気で、食後のデザートやおやつとして広く親しまれています。 また、市場や屋台でも人気のチェーですが、近年ではおしゃれを意識した、チェーが増えています。 「Miss Đác」や「Little Bowl」、「Tào phớ Jelly Bean」などの有名店も増えているため、SNS映えを狙いたい方にもおすすめです。   ベトナムのお米は、国の基盤であるだけでなく、豊かな食文化を支える重要な要素です。 世界第2位の米輸出国としての地位を確立する一方で、ST25のような高品質な品種が世界的に評価されるなど、ベトナムの農業技術は日々進化を遂げています。 さらに、フォーやブンをはじめとする多彩なお米料理は、ベトナムの食卓に欠かせない存在です。 ベトナム旅行をする際は、様々な米料理を食べてみましょう。

2024.11.07

【ダナン/ネイル】駐在妻さんにも人気の日系ネイルサロン「lol’s nail in Da Nang」

【ダナン/ネイル】駐在妻さんにも人気の日系ネイルサロン「lol’s nail in Da Nang」
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みなさんはネイルをされていますか? ベトナムでもネイルは人気があり、日本の相場よりも安く施術が受けられるため、日本人在住者や旅行者にも人気です。 私が住んでいるダナンもローカルのネイルサロンから日系や韓国系など、ネイルサロンがたくさんあります。 そんなネイルサロンで気になるのはクオリティ・料金のほか、海外なので言語や自分の希望通りの施術が受けられるのか?ではないでしょうか。 今回は、ダナンの駐在妻さんを中心に日本人在住者人気のネイルサロンをご紹介します!   「lol’s nail in Da Nang(ロルズネイル・イン・ダナン)」は2023年にダナンで開業した日系ネイルサロンです。 日本でサロン経営されている日本人女性オーナーが監修&日本留学経験があり、日本語対応が可能なマネージャーのDung(ユン)さんが常駐しており、安心して施術を受けることができます。 ミーケビーチから歩いて約10分の海沿いエリアに位置しており、アクセスもしやすい立地です。     施術の流れはデザインを決める→料金見積もり→施術スタート、といった流れです。 ネイルデザインは店舗の見本から選ぶもよし、事前にネットで探していたものでも大丈夫です。 爪の状態や形に合わせてネイリストさんも提案してくださり、その場で料金見積もりも提示されます。 3Dネイルやミラーネイル、マグネットネイル、キャラクターネイルなど豊富なパーツやシールも取り揃えており、さまざまなジェルネイルを楽しむことができます。 そして持ち込み画像やサンプルの再現度も高く、施術中もその都度色味やパーツの位置など、細かく確認してもらえます。 日本人のお客さんに対しては必ず通訳をしてもらえるので、英語やベトナム語が苦手な方でも希望を伝えやすいです。 日本語対応だと、料金も高いのでは…?と思われる方も多いかもしれませんが、気になる料金はこちら! ジェルネイル(ハンドorフット)1色、180,000VND~ アートデザイン、1本20,000VND~ チャーム、1本20,000VND~ ミラーネイル(こちらでは「クローム」と言います)、1本40,000VND~ ジェルオフ、50,000VND 先日友人がジェルネイル(ミラー&アートあり)を施術した際は全部で350,000VNDだったそうです。 日本だと大体5000円以上するジェルネイルが、こちらだと約2000円! 通いやすい価格帯も在住者に人気のポイントです。 ジェル以外にもマニキュアは40,000VND~、シャンプーやフェイシャルなどのメニューもあります。   安心の日本語対応・丁寧な施術と日本の約1/3の料金でネイルができる、コスパ最強の「lol’s」ですが、その他にもユニークなおすすめポイントがあります! lol’sは可愛らしいキャラクターパーツも豊富で、POPなネイルデザインも可能です。 また、素材がないパーツはネイリストさんがその場で作って対応してくれることも。 さすが手先の器用なベトナム人ですね…! lol’sは爪の割れや薄さなど状態に応じて補強なども行なってくださり、丁寧な施術に定評があります。 ケアもしっかりしてもらえるので、ネイルの持ちも◎ 短い爪の場合でもかわいらしく仕上げてもらえ、爪の長さだしも可能です。 lol’sではジェルネイルだけでなく、ネイルケアやキッズネイルにも対応しているので、同行者やお子様連れの方も待ち時間の間にちょっとしたケアや施術も可能です。※スタッフの空き状況にもよるので、同行者も施術を受ける場合は事前にご相談を! 日本語対応・丁寧な施術・豊富なネイルパーツだけでなく、こちらには看板猫の“Khanhちゃん”もいるのです…! 猫好きにはたまらないです。タイミングが合えば会えるかも…?!   住所:2F, 106 Nguyễn Văn Thoại, Bắc Mỹ Phú, Ngũ Hành Sơn, Đà Nẵng 営業時間:8:00~20:00 電話番号:0906566123 Instagram:https://www.instagram.com/lols.nail_in_danang/ Facebook: https://www.facebook.com/lolsnailsindanang     今回はダナンの人気ネイルサロン「lol’s nail in Da Nang」をご紹介しました。 lol’sでは、シンプルなネイルからユニークなデザインまで最新のトレンドを取り入れたネイルが可能です。 清潔感のある、落ち着いた雰囲気のサロンでネイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。 興味がある方はぜひ、InstagramやFBから予約をして訪れてみてくださいね。 この記事が、ダナン旅行や在住者の方の役に立ちましたら幸いです。

2024.11.04

ベトナムでアイランドホッピング!定番・穴場スポットのオススメ5選!

ベトナムでアイランドホッピング!定番・穴場スポットのオススメ5選!
ベトナム生活情報、ベトナム観光情報

ベトナムの美しい島々を巡る「アイランドホッピング」は、透き通った海と手つかずの自然を存分に楽しめる人気のアクティビティです。 フィリピンやタイなどのリゾート地でも有名ですが、最近ではベトナムでも注目を集めています。 ニャチャンやフーコック島をはじめ、大小さまざまな島々が点在し、それぞれに異なる魅力を持っています。 この記事では、ベトナムでアイランドホッピングを楽しむためのおすすめエリアとその魅力、注意点についてご紹介します。   アイランドホッピングとは、ボートに乗ってビーチリゾート周辺の美しい島々を巡るアクティビティのこと。 アイランドホッピングの醍醐味は、観光客が多いメインのビーチリゾートを離れて、より透明度の高い海や手つかずの自然を満喫できるところにあります。 人が少ない静かな島で、シュノーケリングを楽しんだり、ビーチでバーベキューをしたり、まるでプライベートな時間を過ごしているかのような特別な体験です。   最近では、ベトナムでもアイランドホッピングが注目を集めており、例えば、南部にあるフーコック島周辺には、大小さまざまな島が点在しています。 無人島に足を踏み入れたり、クリスタルブルーに輝く海でシュノーケリングやダイビングを楽しめます! サンゴ礁が広がる海中の世界は、まるで水族館の中を泳いでいるかのような美しさ。 こうした大自然に触れる体験は、ベトナムならではの魅力といえるでしょう。   ベトナムには美しいビーチや島々が点在しており、アイランドホッピングを楽しむのに絶好の場所がたくさんあります。 今回は、その中でも特におすすめのエリアを5つご紹介します。   ベトナム南部にあるニャチャンは、美しいビーチと豊富なアクティビティが楽しめる人気のリゾート地です。 エメラルドグリーンの海と周囲に点在する島々が、リラックスしたい人にも、冒険を求める人にも理想的な環境を提供しています。   ニャチャンには、他のリゾート地ではなかなか味わえないユニークなアクティビティがいくつかあります。 特にThap Ba Mud Bathの「泥温泉」は、訪れた人々の間で大人気! 天然の泥を使ったスパ体験は、肌をなめらかにするだけでなく、体を芯から温め、旅の疲れを癒してくれます。 リラックスした時間を過ごすのにぴったりのアクティビティです。   さらに、ニャチャンのもう1つの魅力は、海洋保護区であることです。 ここでは、シュノーケリングやダイビングを通して、カラフルなサンゴ礁や熱帯魚たちを間近で観察できます。 透明度の高い海で、豊かな生態系を体験できるこの海洋保護区は、自然と触れ合いたい人にとって最高のスポットです。   また、ニャチャンは、高級リゾート地としての魅力も満載です。 「Vinpearl Luxury Nha Trang」や「Villa Le Corail, a Gran Meliá Hotel」などの数多くの5つ星ホテルが並び、どれも一流のサービスと贅沢な滞在を提供しています。 広々としたプライベートビーチや、リラックスできるスパ、そして洗練されたレストランでの食事を楽しめるホテルが多く、非日常な贅沢を味わえる場所です。 都会の喧騒を忘れて、穏やかな海を眺めながらゆったりとした時間を過ごすのは、まさに至福のひとときです。   ただし、ニャチャンを訪れる際にはいくつか注意点もあります。 まず、主要都市からニャチャンへアクセスするには、飛行機の乗り継ぎが必要なことが多く、少し手間がかかるかもしれません。 また、雨季には海が濁り、美しいエメラルドグリーンの海がクリアに見えにくくなることもあります。 天候や旅行シーズンを事前に確認して、最適な時期に訪れるのがおすすめです。   フーコック島は、ベトナム最大の島で、豊かな自然と高級リゾートが魅力の人気リゾート地です。 青い海と白い砂浜に囲まれたこの美しい島は、家族旅行やカップルのロマンチックな休暇にぴったり。   フーコック島の大きな魅力の1つは、豪華なリゾート施設が豊富に揃っていることです。 「Ocean Bay Resort & Spa Phu Quoc」や「Mövenpick Resort Waverly Phu Quoc」などの5つ星ホテルやヴィラタイプの宿泊施設が島全体に点在しており、どのリゾートでも贅沢で快適な滞在を楽しめます。 プライベートビーチ付きのリゾートも多く、波の音を聞きながらゆっくりと寛ぐひとときは、日常を忘れさせてくれる特別な体験です。   また、フーコック島は、自然が好きな人にとっても理想的な場所です。 島の約半分が自然保護区に指定されており、手つかずの森林や美しいビーチが広がっています。 ハイキングやバードウォッチング、さらにはSuoi Tranhと呼ばれる滝を巡るエコツアーなど、自然と触れ合うアクティビティも充実しています。   フーコックの魅力が高まる一方で、観光客の増加により一部のエリアでは混雑が目立つようになってきました。 特にハイシーズンにはビーチや観光スポットが多くの旅行者で賑わい、静かで落ち着いた雰囲気を求める人には少し不向きな時期もあります。   カットバ島は、ベトナム北部のハロン湾に浮かぶ大きな島で、自然をこよなく愛する人にとってまさに天国のような場所です。 島の約半分は国立公園として保護されており、手つかずの自然や希少な動植物が今も生息しています。 特に、カットバ島固有の「カットバラングール」と呼ばれるサルは、世界でもこの場所でしか見られない貴重な存在です。   カットバ島で特におすすめなのが、ハロン湾とその周辺を巡るクルーズやカヤックツアーです。 世界文化遺産に登録されたハロン湾をクルーズで進みながら、大小さまざまな岩が海に浮かぶ幻想的な風景を堪能するのは、この島ならではの体験です。 また、カヤックで洞窟を探索したり、ボートでしか行けない隠れたビーチに立ち寄ったりと、まさに冒険気分を味わえるのもこのエリアならではの魅力です。 自然に囲まれたビーチで、ひとり静かに過ごす時間は、まるでプライベートビーチを独り占めしているかのような贅沢な体験ですよ。   自然豊かな観光地として有名ですが、ベトナム北部に位置しており、冬は寒さが厳しいです。 海に入るのに適さない時期なので、海でのアクティビティを楽しみたい方は旅行の時期を慎重に選ぶことが大切です。   ベトナム南部に位置するコンダオ諸島は、16の小さな島々から成る静かなリゾート地です。 フランス統治時代には政治犯を収容する刑務所があったことで知られていますが、現在ではその過去を学びながら、贅沢なリゾートライフを満喫できる特別な場所となっています。   コンダオ諸島の最大の魅力は、その美しい海。 特にダイビングやシュノーケリングを楽しみたい方には理想的なスポットです。 周辺の海域は海洋保護区に指定されており、ベトナム屈指のサンゴ礁が広がっています。 ジンベイザメに出会えるチャンスがあるのも、このエリアならではです。 また、コンダオ諸島では、ウミガメの保護活動が盛んに行われていることも注目ポイントです。 5月~10月にかけてのウミガメの産卵シーズンには、ウミガメを観察したり、赤ちゃんウミガメの放流を体験できるツアーが開催されます。   コンダオ諸島は、自然だけでなく、歴史に興味のある人にも人気のスポットです。 フランス統治時代やベトナム戦争中に使用されたコンダオ刑務所は、今でも保存状態が良く、見学できます。 島全体に広がる歴史的なスポットを巡ることで、ベトナムの壮絶な過去を知る機会を得られます。   コンダオ諸島は美しい自然と静かな環境が魅力ですが、アクセスが不便な点に注意が必要です。 コンダオへの移動手段は、ホーチミンからの国内線飛行機が主な方法となり、飛行機の便数が限られているため、事前にしっかりとスケジュールを確認し、早めに予約を取ることが重要です。 また、天候の影響でフライトが遅延したり、キャンセルされることもあるため、スケジュールには余裕を持たせましょう。   さらに、船でアクセスする場合も、海の状態によっては欠航することがあるため、特に雨季には渡航が難しい場合があります。 ボートの運航状況を事前に確認し、天候に左右されるリスクも頭に入れておくと安心です。   チャム島は、ベトナム中部のホイアン沖に浮かぶ、美しい自然保護区に指定された島々です。 手つかずの自然が残るこのエリアは、海洋生物が豊かで、持続可能な観光が推進されている生物圏保護区にも登録されています。   ホイアンからボートでわずか1時間で到着するチャム島は、シュノーケリングやダイビングを気軽に楽しむのに最適な場所です。 特に、ダイビング初心者にもおすすめのポイントが多く、美しいサンゴ礁や色鮮やかな魚たちに出会えます。 ライセンスがなくても楽しめる環境なので、初めてのダイビングに挑戦するにはぴったりです。   また、チャム島では、リゾート体験だけでなく、ローカルな体験も楽しめます。 島内には小さな漁村が点在しており、地元の漁師たちの暮らしに触れられます。 特におすすめなのは、地元の家庭で提供される海鮮料理。 漁師たちがその日に獲った新鮮な魚介類をそのまま楽しめるのは、チャム島ならではの贅沢です。 採れたての魚を使った料理は、どれも新鮮で味わい深く、心に残るひとときになるでしょう。   チャム島は、美しい自然とローカルな体験が楽しめる素晴らしい場所ですが、いくつか注意点があります。 まず、宿泊施設が限られているため、島での滞在を希望する場合は事前に宿泊先を確保しておくことが重要です。 選べる宿泊先が少なく、特にハイシーズンには早く満室になることもありますので、早めの予約をおすすめします。 また、宿泊施設の設備がシンプルな場合が多いため、快適な滞在を望む場合はダナンやホイアンからの日帰り旅行にするのも良いでしょう。   さらに、雨季(9月〜12月頃)は波が高く、ボートの運航が不安定になることがあります。 このため、渡航が難しくなる可能性もあり、天候や海の状況に注意して計画を立てる必要があります。 特に雨季に訪れる際は、天候に柔軟に対応できるよう、スケジュールに余裕を持たせると安心です。   アイランドホッピングは、自然の美しさを楽しみながら複数の島を巡る魅力的なアクティビティです。 ただし、快適で安全に楽しむためには、いくつか気を付けておきたいポイントがあります。 ここでは、その中でも特に重要な注意点をご紹介します。     ベトナムの地元料理を楽しむのもアイランドホッピングの醍醐味ですが、食あたりには十分気を付けたいところです。 特にフーコック島やニャチャンの屋台やローカルなレストランでは、衛生基準が異なる場合もあります。 新鮮な魚介類が多く提供される一方で、食べ慣れない食材や調理法によって体調を崩すこともあるかもしれません。 食あたりを防ぐためには、評判の良いレストランを選び、できるだけ火の通った料理を選ぶことがポイントです。   生水や氷は避け、ミネラルウォーターやボトル入りの飲料を選ぶのが安全です。 また、整腸剤や食あたり用の薬を持参しておくと、万が一の体調不良にも対応できます。 特に、医療施設が十分に整っていない小さな島々では、医薬品が手に入りにくいこともありますので、事前の準備が安心につながります。 ベトナムの美味しい料理を存分に楽しむためにも、健康管理をしっかり行いましょう。   観光地では、観光客を狙ったぼったくりや盗難が起こることがあります。 ベトナムのリゾート地でも、観光客に対して通常より高い料金を請求されることがあります。 レストランやお店での支払い時には、必ず料金を確認し、必要に応じて値段交渉を行うことが大切です。 特に屋台や露店では、価格があいまいなことも多いため、遠慮せずに交渉することをおすすめします。   また、貴重品の管理にも十分な注意が必要です。 観光中には、必要最低限の現金やクレジットカードのみを持ち歩き、パスポートや大金などの貴重品は、宿泊施設のセーフティーボックスに預けるのが安心です。 ビーチやボートでの移動中も、荷物から目を離さないように注意し、盗難対策をしっかりと行いましょう。   ベトナムのアイランドホッピングは、自然の美しさと冒険心を満たす特別な体験を提供してくれます。 ニャチャンやフーコック、カットバ島など、それぞれの島々が持つ個性的な魅力は、訪れる人々を飽きさせません。 美しい海でのシュノーケリングやエコツーリズム、そして静かなビーチでのひとときは、都会の喧騒を忘れ、心身ともにリフレッシュする時間を与えてくれるでしょう。 アクセスや時期に注意しつつ、ぜひ次の休暇にはベトナムのアイランドホッピングに挑戦してみてください。

2024.10.28

ベトナムでの生活や旅行の際に注意するべき14のポイント

ベトナムでの生活や旅行の際に注意するべき14のポイント
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ベトナム移住や旅行を考えている方にとって、日本とベトナムの違いは事前にリサーチしておきたい重要項目です。 短期間の滞在であっても文化や治安の違いに驚くことがたくさんあるでしょう。 また、文化の違いを理解していないために危険な目にあってしまったり、マナー違反の行動をしてしまう可能性もあります。 こちらの記事では、ベトナム移住・旅行が初心者の方でも安心してベトナムライフを送れるよう、知っておきたいベトナムでの注意点を14個ご紹介していきます◎ 是非最後まで読んでみてくださいね!    本記事で取り上げる注意点14個 ①麺類は音を立ててすすらない! ②おしぼりや水・お茶は有料! ③お会計は絶対にチェックする ④器に口をつけない ⑤箸やスプーンは使う前にしっかりと拭く ⑥信号はあってないようなもの ⑦タクシーメーターの動きに注意!おすすめはGRAB◎ ⑧道路で強い順番は“バス>車>バイク>歩行者” ⑨水道水は飲まない✕ ⑩トイレットペーパーは流さない ⑪スリ、路上のひったくりに注意! ⑫政府関連施設・警察などの写真撮影は禁止 ⑬詐欺に注意 ⑭航空機内で窃盗に注意   日本でラーメンやうどんを食べる時はズズズッとすすって食べる方が美味しそうに感じますよね。 でもここベトナムではすすって食べるのはマナー違反なのです。ましてや音をたててすすって食べるのは、行儀が悪いと嫌な顔をされる可能性が高いので注意してください✕ ベトナムの代表料理フォーを食べる時、ベトナムの方はスプーンに麺を乗せて一口ずつ口に運びます。 郷に入っては郷に従え。皆さんも真似してベトナム流の食べ方で味わいましょう◎   日本にいると当たり前に、無料で出てくるおしぼりやお茶。 実はおしぼりやお水はローカル店では有料なところがほとんどです。おしぼりは机に置かれますが、使わずに未開封のまま置いておけばお金はかかりません。 使用した場合、1枚につき2,000~5,000VND (15~30円程度)料金が加算されますが、基本的には記載がなく自動的にお会計に追加されているので知っておきましょう。 未使用にもかかわらず、お会計に含まれている場合もあるので注意してください。 備え付けのティッシュペーパーやナフキンなどの乾いたペーパーは、基本的に無料です。   日本にいても注文内容のチェックはした方が良いですが、ベトナムではお会計ミスはよくあります。 意図的ではなくても店員さんが間違えてしまうことも多々あるので、寛容な気持ちでこちら側がチェックしましょう。 不明な注文やミスがあれば支払い前に伝え、修正してもらうようにしてください。支払い後に伝えても交渉がうまくいかない可能性が高いので、必ず支払い前に確認しましょう! ごめんね~!と笑いながら正しいお会計を持ってきてくれますよ◎   日本ではお味噌汁や丼を食べる時など、器に口をつけて食べることはよくありますよね。 ここベトナムではご法度です!慣れるまでは少し食べづらいかもしれませんが、スプーンで一口ずつすくって飲むようにしてください。 フォーが美味し過ぎるあまりに、丼を持ち上げて口をつけてスープを飲む…というのは避けてくださいね!笑   ベトナムでは東南アジアの雰囲気を存分に感じることのできる、ローカル屋台がいたるところで営業しています。美味しいB級グルメがたくさんありますが、食べる前には注意が必要です。 一見きれいに見えるお箸やスプーンであっても、ウェットティッシュなどで一度拭き取ってから使うようにしてください。 日本ほど衛生に関する意識が進んでおらず、店舗によっては食器を洗った洗剤などが残留している可能性があります。     ホーチミンやハノイの大通りなどは比較的信号が守られますが、一本通りに入ると青信号だから大丈夫と思って渡っていてもバイクや車が来る可能性があるので注意してください。 正直なところ、ベトナムでは信号無視は日常的にみられる光景です。赤信号でも車やバイクが来ていなければ渡っていく、身の安全は自分で守るというのがベトナムのスタイルです。 また、日本では横断歩道・歩道橋がないところで道路を横断することはまずないと思いますが、ベトナムでは比較的どこでも横断してしまう習慣があります。 車やバイクが来る方向を見ながら一定のペースで歩いていると、彼らが避けてくれますので慣れるとどこでも渡れるようになります◎ 初めは急がなければと思い走ってしまいそうになりますが、車やバイクが避けることができるようにベトナムではゆっくり渡るのが鉄則です。 筆者は慣れ過ぎてしまい、日本から訪れた友人がなかなか渡れずにいたところを置いていきそうになってしまいました!笑   日本人がベトナムに住むとなると、日常的にタクシーを利用することでしょう。 マイリンタクシー、ビナサンタクシーなど比較的安心して乗れると言われるタクシーもありますが、それらを模したタクシーや流しのタクシーには要注意です。 一般的なタクシーの数倍のスピードでどんどんメーターが上がり、正規価格の数倍の料金を請求されました…なんとこともしばしばあります。 そのため筆者のおすすめは、配車サービスアプリGRABでGRABタクシーを呼ぶこと◎ 予め乗車場所・目的地を設定すると料金が表示されたうえで予約することができるので、明瞭会計で安心です! 支払いも事前にカード決済登録をしておけばその場でキャッシュのやりとりがないのでスムーズですよ。   日本では歩行者が何よりも優先されますよね。横断歩道は歩行者が渡りきるまで待たなければいけないのが当たり前。 しかしここベトナムでは、大きい乗り物がより強い弱肉強食の世界です。 バスは専用レーンがあったり、猛スピードで走っていくので歩行者やバイクや自ら避けてぶつからないように注意する必要があります。 また、横断歩道の表記は各所にありますが、車やバイクは一時停止することはほぼないため実際に横断歩道を渡る歩行者はあまり見かけません。 信号や交通ルールよりも自分の目で見て車やバイクが来たら避ける、という行動が非常に重要です◎   ベトナムでは水道水は飲めませんので、飲み水はミネラルウォーターを購入しましょう。 最近はあまり聞きませんが、ローカルレストランの生野菜などは水道水で洗ったものを出していることがほとんどなのでお腹が弱い方は注意してください。 レストランやカフェは氷を購入しているところが多いので安心して飲めることがほとんどです。 500mlのペットボトルが20~30円程度で購入でき、自宅用の20Lボトルでも400円前後ととてもリーズナブルですよ◎ 筆者は自宅での料理には全てミネラルウォーターを使用していますが、人によってはスープやお米を炊くなどの火を通すものは水道水を使用しているという方もいます。 お水についての詳細記事は下記をご参照ください。 ベトナムの水道水は安全?気になる現地の水事情について解説 ベトナムの多くのトイレではトイレットペーパーを流さずに、ごみ箱に捨てます。 トイレの排水管が細く、水圧も弱いため流すと詰まってしまうことがしばしばあります。 “トイレットペーパーを流さないでください”と記載があるトイレでは、備え付けのごみ箱に捨てるようにしましょう。   ベトナムは比較的治安がよく重犯罪はあまりありませんが、観光客が多いエリアでのスリやひったくりはたまに耳にします。 筆者は4年近くベトナムに住んでいますが、幸いにもスリやひったくり、ぼったくりなどにあったことはありませんが、路上でスマートフォンを取られてしまった知人がいます。 アプリでタクシーを呼び、路上ドライバーの位置情報をスマホで見ているところを、バイクで通り過ぎるひったくり犯に持っていかれるという手口が多いようです。 外国人は言語の壁があり泣き寝入りしやすいと思われており狙われやすいのかもしれません。 路上でスマホを見る時には道路に背を向けて確認するようにしましょう!   ベトナムは社会主義国です。政府関連施設・軍事関連施設や路上に立っている警察の写真を撮ることはご法度ですので注意しましょう。 もし知らずに撮っていたら撮影NGと言われますので、速やかに言うことを聞くようにしてください。 ベトナムで警察や政府の方とトラブルは禁物ですよ!   昨今被害が急増しているのが「イカサマ賭博被害」です。日本人が好き、日本が好きなど親近感を与えるような言葉を巧みにかけ、賭博に誘い込み、ある程度勝たせたところで、すべての掛け金を失わせるような事案が発生しています。 ベトナムにおいては賭博は法令違反で、被害を受けても警察などへ相談がしにくく反対に被疑者として捉えられてしまうケースもあります。 以下はベトナムの日本国総領事館が発表している被害の実例です。日本での普段の生活同様に、知らない人にはついていかない、賭け事には参加しないといった意識を徹底してきましょう。 ・ケース1 ホーチミン市内を歩行中、「日本が好きだ」と言う外国人男性に英語で声を掛けられ、徐々に親近感を覚え、その人物に誘われるがまま自宅に付いて行った。その後、ブラックジャックの必勝法があるとの話を聞きゲームに参加したところ、最後の1ゲームで全ての掛け金を失った。その後、掛け金が上がり、付近の宝石屋にて邦貨約70万円のキャッシングを強要された。 ・ケース2 ホーチミン市内を観光中、片言の日本語を話す外国人男性に声を掛けられ、その人物の自宅で昼食に招かれた。その後、カジノのディーラーをしているという男性が現れ、ブラックジャックの必勝法の説明を受けた。説明後、タイミング良く、宝石商をしているという女性が現れるが、一切のギャンブルへの参加を拒絶したことから、金銭被害を受けることはなかった。 引用:イカサマ賭博被害に係る注意喚起について | 在ホーチミン日本国総領事館   ベトナムでは昨今、航空機の頭上の収納棚に入れたバッグや土産品が盗まれる、トイレに行った際に座席に置いておいた貴重品が盗まれるといった被害が発生しています。 海外で生活する際や旅行の際には、日本の感覚は忘れ、身の回りの物については常に注意を払う必要があることを覚えておきましょう。 日本領事館からは以下のような対策が紹介されています。 ・頭上の収納棚に貴重品を入れることなく、肌身離さずご自身の見える範囲で保管する。 ・トイレ等をご利用される際に、貴重品を座席付近に置きっ放しにしない。 ・機内の電灯が消灯した後は、より一層、貴重品の管理を行う。 大きな荷物などは収納棚に保管せざるをえませんが、スマートフォンやお財布などは肌見放さず身につけておきましょう。 また飛行機だけではなく、飲食店での食事中や観光の際にも同様の注意が必要です。 引用:航空機内での窃盗被害に係る注意喚起について | 在ホーチミン日本国総領事館   ベトナムでの生活や旅行中に万が一犯罪の被害に巻き込まれてしまった場合は、関係系機関へ速やかに連絡することが重要です。言葉や文化の違うベトナムでは決して自身で解決しようとするのではなく、公的機関を頼るようにしてください。 以下が万が一の際にサポートを受けることのできる、公的機関連絡先の一例です。 ・公安連絡先一覧:https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/anzen/chui_kanki.htm ※ベトナム語での対応になるため、ホテルの従業員などのベトナム人にサポートを求めることをお勧めします。 ・ホーチミン市観光局( http://visithcmc.vn/ ) ※「1022」に架電し、自動音声で「8」を押す(英語対応も可) ・ベトナム空港会社( https://vietnamairport.vn/en/ ) 電話:3848-5383 引用:犯罪被害に遭ってしまったら | 在ホーチミン日本国総領事館 ベトナムのマナーについてご紹介しましたが、いかがでしょうか? ベトナムは親日国家で、人懐っこい性格の陽気な人がとても多い国です。彼らの優しさに何度も救われ、ベトナムが大好きになった筆者は、気付けば住み始めて4年が経過していました。 そんなベトナムですが、日本とは異なる文化がたくさんあり、驚くことも多々あります。 ベトナムに足を運んでいる以上、相手の文化を尊重しルールを守って楽しみたいものですよね◎ 来越前に現地のルールやマナーを知っておくことで、不安も解消されスムーズに生活のスタートや楽しい旅行が可能です。 滞在するうえでの心構えをして、皆様の来越がトラブルのないスムーズな新生活や旅行になることを願っております。  

2024.10.24

ベトナム/ハノイの夜を楽しむ!オススメのお洒落バー8選【2024年最新版】

ベトナム/ハノイの夜を楽しむ!オススメのお洒落バー8選【2024年最新版】
ベトナム生活情報、ベトナム観光情報

円安により海外旅行に行けない…と嘆く日本人が多い中でも、人気が止まらないベトナム旅行。 ベトナムはそもそもの物価が安いことに加えて、米ドルなどと比較しても円安が抑えられており、現在旅行先としての人気が急上昇中⤴ そして旅行に来たら、日中だけでなく、夜まで思いっきりその土地を満喫したい方も多いのではないでしょうか? ベトナムには地元ならではの雰囲気を味わえるバーが多くあり、日中とはまた違った魅力を発見できる夜の過ごし方があります。 こちらの記事では、ハノイ在住の筆者が本当におすすめのバーを地域別にご紹介していきたいと思います! 2024年10月の最新情報ですので、ハノイ在住者も必見ですよ◎   旅行に来たら絶対に一度は訪れるエリアがホアンキエムエリア。 旧市街やハノイ大教会など観光スポットが集まり、老舗バーからクラブなど夜遊びできる場所が幅広くあります。 最新のおしゃれなベトナム人が集まるおしゃれバーもこのエリアに最も多くありますので必見です◎   ハノイで行くべき、筆者一押しのバーといえばThe Haflington。 ホアンキエム湖の北西に位置しており、小道にある隠れ家的なバーですが、店内に足を踏み入れるとヨーロッパの博物館からインスパイアを受けた素敵な空間が待っています。 2024年アジアのバーTOP50にも選ばれたThe Haflington! ハイレベルな技術を持つバーテンダーが作る、オーセンティックなカクテルは一度飲む価値ありです◎ 一杯300,000VND程度とハノイではお値段が張りますが、日本で同等のバーに行くと2倍はします。ハノイNo.1を是非お試しくださいね◎   先ほどご紹介したThe Haflington出身の方がオープンしたのがこちらのUSE bar。 ホアンキエム湖をずっと南に下って行ったハイバーチュンエリアに位置するUSE barは、ベトナムの芸能人や経営者が集まる今話題の洗練されたバーです。 お酒好きな方との2次会や、デートにおすすめ◎ ドリンクはユニークで独自性の高いメニューが多く、こだわりのドリンクの数々を楽しめること間違いなし! バーテンダーが分かりやすくドリンクについて教えてくれますので、決められないかたは是非聞いてみてくださいね。   ジャズを聞きながら落ち着いてお酒を楽しみたいという方におすすめなのがBinh Minh Jazz Club。 ベトナムのジャズ界の第一人者でもある Quyen Van Minh氏がオーナーで、本格的なジャズを気軽に楽しめるのでジャズに初めて触れるという方でも行きやすいお店。 活気あるホアンキエムエリアの中にありながら、店内に一歩入るとジャズの生演奏と共にゆったりと過ごせる空間が待っています。 ミュージックチャージ代も掛からず、ドリンク代金のみなのも嬉しいポイント。 ドリンクも600円程度からと良心的に楽しめるので、ジャズに詳しくない方でも気軽に誘えますよ! 演奏が始まるのは21時~23時頃ですが、混みあう週末などはお早めに席を確保しておくことをお勧めします◎   タイホーエリアは欧米人エリアとも呼ばれており、ヨーロピアンやアメリカンなレストランやバー、おしゃれなカフェなどが集まるエリアです。 レストランやカフェは多く知られているものの、意外と2軒目バーに行くとなると選択肢が狭まるこのエリア… そんなタイホーエリアのおすすめバーをご紹介!   Pan Pacific Hotelの最上階にあるルーフトップバーで落ち着いた雰囲気のThe Summit Bar。 タイ湖とチュックバック湖を一望できる贅沢なバーで、夕暮れ時は湖に夕陽が沈んでいく美しい景色を堪能することができるのでおすすめ! 14時~深夜までオープンしているため、日中に楽しむこともできるので日頃の疲れを忘れてゆっくりしたい時や観光の合間に立ち寄ることもできて利用しやすいですよ◎ カクテルが1杯130,000~250,000vndと五つ星ホテルのバーということを考えるとリーズナブルなのも嬉しいポイント。 ハノイの喧騒から離れてリラックスしたい時にはThe Summit Barへ行ってみてくださいね。   タイホーエリア東側、Somerset、Fraser Suitesなど日本人在住者が多く住むXuan Dieu通りに位置するPleiku Saloon。 店内は3階建てで、1階にはカウンター席と数席のテーブル席に加え、生演奏ブースがあるので、リクエストすると歌ってくれることもありますよ◎ 2階・3階はソファ席が中心で、ゆったりおしゃべりしながら過ごしたい時にはこちらがおすすめです◎ 5~6人のグループでも十分座れるシートもありますので、2次会などで訪れることもできます! カクテルは本格的で種類も豊富なので、気さくな店員さんにおすすめを聞いてみても良いかもしれません。 タイホーエリアで数少ない深夜1時までやっているお店なのも嬉しいポイントです!   日本人エリアと呼ばれるキンマーやリンランエリアがあるバーディン地区は、日本食屋さんだけじゃないんです! 出張者や友人をスマートにおしゃれバーに連れて行けると素敵ですよね◎ バーディンエリアのおすすめバーはこちらからチェックしてくださいね☟☟☟   ハノイでルーフトップバーといえばTop of Hanoi。 Lotte Hotelの最上階65Fにあり、360度ハノイの景色が一望できる特別な空間です。 筆者も日本から友人や出張者が来ると一度は連れて行くのがこちらのバーです。 観光客にも在住者にも人気のスポットで毎日賑わっていますが、週末は予約しなければ入れないこともしばしば…ですので一度行く前に電話してみましょう。 また、ハノイはもやが多いため、もやが酷い日はTop of Hanoiからはハノイの景色が一望できないこともあるので、来訪を考えている方は念のために天気のチェックをおすすめします◎   日本人街であるLinh Lang(リンラン)エリアにある日本人オーナーさんが経営するダイニングバーです。 カウンタ―でゆったりお酒を楽しむもよし、友人とわいわい飲むもよし。 そしてこちらの魅力はお酒だけではないんです…! 定食やおつまみなど様々な日本食が楽しめるのですが、こちらがリーズナブルかつ絶品✨ サクッと食事をしたい時にもおすすめですので、一人でどこかでサクッと飲んで食べて帰りたいな~という方は一度訪れてみてはいかがでしょうか? 日本語対応が可能なので、英語やベトナム語ができない方や出張者なども安心して通えます。 カレーパンが絶品なので、〆に食べるかお持ち帰りもさせてくれますよ◎   リンランエリアはガールズバーばかりで落ち着いて飲めるバーがない…!という嘆きをよく聞きますが、そんな時におすすめなのがGREY!! リンランの大通りから一本細い通りに入ると、おしゃれな佇まいのバーが出てきます。 カウンタ―には日本語や英語が堪能な女性が立っていますが、ガールズバーではなくゆっくりと飲めるので女性同士でも行けますよ◎ 接待後の2次会としても、ひとりでゆっくり飲みたい時にも、女性同士や男性が女性を連れて行くこともできるので使い勝手抜群です!   こちらの記事ではハノイのおすすめバーをエリア別にご紹介しましたが、いかがでしたか? ハノイに住んでいると悩むのが2軒目のお店… お酒を飲まない方でも、日本からの訪問者が来た時などに誰かを連れて行くこともあると思います。 上記のバーをgoogle mapに入れておくといざという時安心ですので、ぜひ📍を立ててみてはいかがでしょうか? こちらの記事が皆様のハノイライフの参考になれば嬉しい限りです!

2024.10.23

忖度なし!在住者が語るダナン生活のメリット・デメリット

忖度なし!在住者が語るダナン生活のメリット・デメリット

「ダナンに移住してみたいけど、本当に暮らしやすいのかな…」 「物価が安いと聞いたけど、実際どれくらい安いんだろう?」   このような疑問を抱えていませんか。 ダナンは、観光地として有名なだけでなく、移住先としても注目されています。 温暖な気候、美しいビーチ、そして治安が良いという魅力が多くの人を惹きつけています。 さらに、英語が通じやすいといった利点も、海外生活を検討している方にとって大きな魅力です。 今、ダナン移住を検討している方や海外での生活にあこがれを抱いている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。   この記事では、ダナンでの生活が気になる方に向けて、   ダナンの基本情報 ダナンで生活する際の具体的なメリット 逆に考えておきたいデメリット   について、ダナン在住の経験を交えながら解説しています。 海外生活や旅行を検討している方は、自分に合った環境なのかしっかりと見極めることが大切です。 この記事が、あなたの新しい生活のヒントになれば嬉しいです。 ぜひ参考にしてみてください! ダナンはハノイやホーチミンに次ぐベトナム第3の都市であり、国内外から観光客が訪れる一大観光地でもあります。 特に白砂のビーチや手付かずの自然、ユネスコ世界遺産に登録されたホイアンやフエへのアクセスの良さが、多くの人々を引き付ける要因となっています。 さらに、インフラ整備が進み、国際空港もあるため、交通の便が良く、観光だけでなくビジネスや移住先としても注目されています。   また、ノマドワーカーにとっても魅力的な都市です。 Wi-Fi環境が整ったカフェやコワーキングスペースが増えており、リモートワークに最適な場所として評価されています。 物価が安く、住居費や食費が抑えられるため、生活コストを低く抑えつつも快適な暮らしを実現できます。 特に、海を眺めながら仕事ができる環境や、仕事後にはビーチでリラックスできるライフスタイルは、他の都市にはない大きな魅力と言えるでしょう。 ダナンでの生活には、多くのメリットがあります。 観光名所の豊富さ、物価の安さ、治安の良さなど、魅力的なポイントがたくさんあります。 これらの要素が揃っているため、快適で充実した生活を送りたい方にとって、ダナンは非常に魅力的な都市といえるでしょう。 ここからは、ダナンで生活する具体的なメリットについて、さらに詳しく解説していきます。 ダナンには、美しいビーチや歴史的な建造物など、観光名所が数多く存在します。 これらは、生活を豊かにし、休日の過ごし方の選択肢を広げてくれる重要な要素です。 まず、ダナンを代表する観光スポットとして挙げられるのが「ミーケビーチ」です。 世界で最も美しいビーチの一つとされ、透明度の高い海と白い砂浜が特徴です。 朝や夕方の散歩、ビーチでのリラックスなど、リフレッシュするのに最適な場所であり、観光だけでなく、ダナンに住む人々の日常の一部としても親しまれています。 また、「バナヒルズ」も見逃せません。 標高1,400メートルの山の上にあるテーマパークで、ヨーロッパ風の建物や花々が彩るエリアが広がっています。 特に「ゴールデンブリッジ」は、手で支えられた橋のデザインがユニークで、多くの観光客が訪れています。 これらのスポットは家族や友人とのレジャーにも最適で、特別な時間を過ごせるでしょう。 さらに、ダナンから少し足を伸ばすと、ユネスコ世界遺産にも登録されている「ホイアン」にアクセスできます。 ランタンが灯る夜の街並みは幻想的で、散策するだけで心が癒される場所です。   さらに、ダナンは観光だけでなく、お土産も豊富です。 例えば、地元の特産品である「フェヴァ チョコレート」は、上質なカカオを使用し、ユニークなフレーバーが魅力です。 他にも、環境に配慮した「RemakeFeedBag」は、再生素材を使ったファッションアイテムで、おしゃれに敏感な方へのギフトに最適です。 これらのお土産は、ダナンの思い出を自宅でも楽しめる一品ばかりです。 ダナンはベトナム国内でも英語が通じやすい地域であり、外国人にとっても生活しやすい環境が整っています。 まず、ホテルやレストラン、観光スポットなどの主要な施設では、スタッフが簡単な英語を話せることが多いです。   観光客に対応するために、英語を話すことが求められる職場が多く、特に若い世代は英語力が高い傾向にあります。 例えば、レストランでのメニューの注文やホテルでのチェックイン手続きなど、基本的な会話は問題なく行えます。   さらに、ダナンには多くの語学学校があり、若者を中心に多くの人が英語を学んでいます。 そのため、タクシードライバーや市場の店員など、日常的に接する機会の多い人々も英語を理解してくれることが多く、コミュニケーションに困ることが少ないです。 ただし、年配の方の場合、英語を話せないことが多いため、注意しましょう。 ダナンの生活費は、ハノイやホーチミンといった大都市に比べて物価が安く、経済的に余裕のある生活を送りやすいです。 まず、ダナンの家賃は他の主要都市に比べてかなり低い傾向にあります。 例えば、ハノイやホーチミンで同じ広さのアパートを借りる場合、ダナンではおよそ半分から3分の2程度の家賃で済むことが多いです。 そのため、同じ予算でもより広い住居や、景観の良い場所に住めます。 特に、ビーチの近くに安く住めるのは、ダナンならではの大きな魅力です。 次に、食費についても安く抑えられます。 ベトナムの名物料理であるフォーやバインミーも、100円~200円程度で食べられるため、外食を楽しみながらも家計に優しい生活ができます。 さらに、スーパーや市場での食材の購入費も他都市に比べて安く、家庭料理を楽しむことも負担になりません。 また、公共交通機関やタクシーの料金も低く抑えられており、移動費を気にすることなく、気軽に外出できます。 特に、Grab(アプリを使った配車サービス)を利用すれば、手頃な価格で移動できるため、日常生活での移動が非常に便利です。 ダナンはベトナムの中でも比較的治安が良く、安心して生活できる環境が整っています。 これも多くの外国人がダナンでの生活を選ぶ理由の1つです。 主要な観光地や公共の場では、警察のパトロールが頻繁に行われており、治安維持に努めています。 特に、ビーチ周辺や市街地など、人が多く集まる場所では犯罪発生率が低く、観光客も安心して観光を楽しめるでしょう。 また、地元の人々の性格も穏やかで親切なため、犯罪に巻き込まれるリスクが比較的少ないとされています。   例えば、ハノイやホーチミンでは、観光客を狙ったぼったくりがありますが、ダナンでは少ないです。 さらに、私の経験談になりますが、カフェでパソコンを置いたまま、トイレに行っても、盗まれなかったことがあります。 私のセキュリティ意識が低く、本来なら盗まれてもおかしくない状況でしたが、治安が良い地域だったため、盗まれませんでした。   治安が良いとはいえ、リスクが0というわけではありません。 当然のことですが、盗まれない対策は必ずしましょう。 現在、渋滞はベトナムでは社会問題になっています。 特にホーチミンの渋滞は数千万円の損失に繋がっているとニュースになりました。 しかし、ダナンは他の大都市に比べて交通渋滞が少なく、渋滞に悩まされにくいメリットがあります。   ダナンの都市設計は交通の便を考慮して計画されており、主要な道路が広く、交通量が分散されています。 そのため、朝夕の通勤時間帯でも、車やバイクの移動がスムーズです。 特に、市内中心部から郊外や観光地へとアクセスする道路が整備されているため、観光やレジャーでの移動もストレスなく行えます。 ダナンはヘルシーな食事が豊富で、健康を意識した食生活を送りたい方にとって理想的な環境です。 まず、ダナンでは野菜や果物はもちろん、海に面した街ならではの新鮮な魚介類も豊富です。 これらの食材を使った料理は、油分や調味料が少なく、素材の味を生かした調理法が主流です。 特に、ベトナム料理の特徴であるハーブや香辛料を使ったメニューは、風味豊かでありながら低カロリーなものが多いです。 代表的なヘルシー料理として、ダナン名物の「ミークアン」があります。 これは、ターメリックで色づけされた米粉の麺に、エビや豚肉、野菜を乗せ、香草を添えた料理です。 スープは少なめで、全体的にあっさりとした味わいが特徴です。 ボリュームがありながらも、脂っこさが少ないため、健康的な食事を楽しめます。   また、ダナンではベジタリアンやヴィーガン向けのレストランも増えており、肉や魚を使わない料理も手軽に楽しめます。 例えば、ベトナム風春巻き「ゴイクオン」は、ライスペーパーに新鮮な野菜とハーブ、エビや豚肉を包んだもので、ヘルシーな一品です。 ヴィーガンバージョンでは、エビや豚肉を豆腐やきのこに代用したものが提供されることもあります。 ダナンでの生活には多くの魅力がありますが、もちろんデメリットも存在します。 主なデメリットとして、辛い食べ物が多いこと、日中の日差しが非常に強いこと、夕立が多いこと、そして関西からの直通便がないことが挙げられます。 これらの点については、生活の快適さを考える上で重要な要素となります。 以下で、これらのデメリットについて詳しく解説していきます。 ダナンの食文化は、辛い味付けが特徴的です。 ベトナム料理全般に言えることですが、特にダナンでは辛味を効かせた料理が多く、辛いものが苦手な方には少しハードルが高いかもしれません。   例えば、「フーティウ」という米粉を使った麺料理があります。 スープや具材に唐辛子をたっぷりと使うため、見た目からして真っ赤なことも多く、辛さが苦手な人には一口でもかなり刺激的に感じられるでしょう。 フーティウは美味しい料理ではありますが、辛さのレベルは非常に高く、気軽に試せるものではありません。 また、ダナンのストリートフードの多くには、唐辛子やピリ辛のソースが欠かせません。 例えば、バインセオという米粉の生地にエビや豚肉、もやしを包んだ料理やバインミーというベトナム風サンドイッチなど、様々な料理に辛い調味料が使われています。 これらは現地の人々にとって日常的な味ですが、辛味に慣れていない方には辛く感じることがあるでしょう。   辛い料理への対策としては、注文時に「コン・カイ(辛くしないで)」と伝えることで、辛さを抑えた調理をお願いできます。 また、辛味を中和するために、ヨーグルトや甘い飲み物を一緒に摂ると良いでしょう。 辛い料理を食べる際には、口内が荒れないよう、事前に乳製品を摂取するのも効果的です。 ダナンは熱帯気候に属しており、特に日中の日差しが強烈です。 年間を通じて高温多湿な気候であり、日中の気温は30度を超えることが多いため、外出時には注意が必要です。 紫外線の量も日本より多く、肌や目に与える影響が大きいため、紫外線対策は欠かせません。 現地の人々も、日中の外出時には薄い長袖や帽子、サングラスなどを着用して、紫外線から身を守っています。   日差しの強さに対する対策としては、まず外出する時間帯を工夫することです。 午前中の早い時間帯や夕方以降に外出することで、直射日光を避けられます。 また、適度な水分補給を心がけ、休憩を挟むことで、体調を管理しましょう。 冷たい飲み物やアイスクリームなどで体を冷やすのも効果的です。 ダナンでは、特に雨季の時期に夕立が頻繁に発生します。 これは、熱帯気候に特有の現象で、突然の激しい雨が日常的に起こることがあります。 雨季は9月下旬~1月にかけて続き、この時期には短時間で大量の雨が降るため、予定していた外出に支障をきたすことがあるでしょう。   さらに、夕立の影響としては、道路が冠水しやすくなることが挙げられます。 インフラが整ってきているものの、市内の排水設備は十分に整備されていない箇所も多く、激しい雨が降ると一部の道路で水が溜まることがあります。   夕立に対する対策としては、常に折りたたみ傘やレインコートを持ち歩くことが挙げられます。 突然の雨にも対応できるよう、カバンの中に常備しておくと良いでしょう。   コロナによる影響で、ダナンから大阪への直通便がなくなり、アクセスしづらくなりました。 ベトナム航空は2024年2月にダナンから大阪への直通便を再開すると発表しましたが、2024年10月現在も中止されたままです。 (https://www.aviationwire.jp/archives/280676) そのため、残念なことに関西周辺に住んでいる方がダナンに行くには乗り継ぎが必要となります。   私は関西出身のため、日本へ帰る時は関西国際空港に行く飛行機に乗ります。 ですが、ダナンから関西国際空港に行くには、ハノイやホーチミンなどを経由して乗り継ぐ必要があります。 そのため、直行便があるハノイやホーチミンと比べると、航空運賃が高くなってしまうんです。 加えて、乗り継ぎの際には荷物の受け取りや再度のチェックイン、入国審査など、手続きが増えるため、体力的にも負担がかかります。   関西周辺に住んでいて、ダナンに行こうと考えている方は、乗り継ぎの時間を余裕を持って設定し、待ち時間をリラックスして過ごせるように準備しておきましょう。   ダナンは美しい自然や充実した観光名所に加え、生活費の安さや治安の良さといった、生活を豊かにする多くのメリットを持っています。 一方で、辛い食べ物や日中の強い日差し、そして関西からの直通便の不便さなど、デメリットも存在します。 しかし、これらの点も事前に対策を講じることで、十分に快適な生活が可能です。 ダナンは、多様なライフスタイルに対応できる都市であり、観光客や移住者、ノマドワーカーにとっても理想的な場所と言えるでしょう。 ダナンでの生活を検討している方にとって、この記事が参考になれば幸いです。

2024.09.30

ベトナム旅行に活躍!Airbnbを利用した宿探しをご紹介

ベトナム旅行に活躍!Airbnbを利用した宿探しをご紹介
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ベトナム旅行において、宿泊先はホテルを検討する方が多いのではないでしょうか。 予算や立地など、ホテルの数も多くて迷ってしまいますよね。 そこで今回、もうひとつの宿泊手段としてご提案したいのがAirbnb(エアビーアンドビー)です。 近年アジア有数のリゾート地として注目を集めているダナン・ホイアンでも、ホテルだけでなくAirbnbを利用した民泊も可能です。 今回はそんなAirbnbについて解説していきたいと思います。   Airbnb(エアビーアンドビー)・通称“エアビー”(以下エアビー)は世界191カ国以上で利用されている民泊サービスです。 エアビーでは宿泊者は「ゲスト」、運営側は「ホスト」、物件を「リスティング」と呼ばれます。 民泊を利用したいゲストと、使用していない部屋や物件を宿泊施設としての貸したいホストをマッチングさせるサービスとなっています。   アプリをダウンロードし、アカウントを作成 行き先であるエリアを入力 宿泊予定日と人数を指定する 価格や部屋のタイプなど希望条件で検索する 写真やレビュー、ハウスルール、キャンセルポリシー等確認後、予約 ※施設によっては予約リクエスト→ホストから承認後予約完了になる場合もある   海外での民泊利用だと、不安になるのは言語ではないでしょうか? エアビーには自動翻訳機能が付いているので、ホスト・ゲスト間のリアルタイムのチャットや、各リスティングのレビューも日本語にできます。 言語に自信の無い方でも安心してサービスを利用できます。   とても簡単に予約ができるエアビーですが、初めての利用時には不安を感じるかもしれません。 幸いなことに私は今までトラブルに遭ったことはないのですが、宿泊先によっては掲載写真と違っていたり、Wi-Fiやバスタブなどサービスに含まれているものが実際にはないなどのトラブルもあるようです。 そのようなトラブルを避けるためにも、下記の選び方をしてみることをお勧めします。   「ゲストチョイス」はこれまで宿泊したゲストから、評価、レビュー、信頼性において好評を得ている宿泊先となります。 また「スーパーホスト」とはエアビーにより実績を認定されたホストのことです。 スーパーホストが見つからない場合は予約前にホストと連絡も取れるので、そちらで不安や不明点を問い合わせ、やりとりをしてみると安心かもしれません。   また、実際に宿泊した人のレビューは必ず読みましょう。 お部屋に関することだけでなく、周辺の様子やホストの対応など、細かく書かれていることが多いです。 エリアの治安や、便利さもわかります。 海外においては日本人の方のレビューを読むと、さらに参考になるかもしれません。   エアビーはリスティングにもよりますが、基本的にホテルのようにアメニティや朝食、清掃サービスなどが付いていませんが、その分ホテルを利用するよりも宿泊費が安くなる場合が多いです。 またダナン・ホイアンは高級ホテル内のレジデンスや戸建てのヴィラを貸し出している物件もあり、ホテル経由の予約よりも安く泊まれることも! 私も実際、日本から友人が来たときには、ダナンにある五つ星ホテル、ハイアットのレジデンスにエアビーで宿泊しましたが、共有部分はホテル宿泊者と同じように利用でき、ゆったり過ごすことができました。   また少し郊外であれば一棟貸しの物件も多く、大人数で宿泊することもできます。 クアラルンプールへ友人と行った際もエアビーを利用しましたが、ワンフロアの部屋にそれぞれトイレ・シャワー付きのベッドルームが3つある&リビングが共用スペースになっているレジデンスを借りることができ、とても便利でした。 ホテルだと部屋が分かれてしまう場合が多いですが、エアビーであればリスティング次第で同じ空間or物件に泊まれるので、家族旅行や卒業旅行など大人数の旅行でも利用しやすいかもしれません。 キッチンや洗濯機・乾燥機が付いている物件であれば、長期滞在にも利用しやすいと思います。   今回はエアビーについてご紹介しました。 特に観光地では高級ホテルのレジデンスも安く泊まれたりするので、観光の目的や旅程に合わせて、ホテルとエアビーを比べてみてはいかがでしょうか? 初めての利用には不安もあるかもしれませんが、トラブルが起きないよう評価やレビューを参考に選択すれば安心して利用できますよ。 この記事が、ベトナム旅行のお役に立てれば幸いです。

2024.09.26

ハノイ/ホーチミンのおすすめフィットネスジムをご紹介!【2024年度版】

ハノイ/ホーチミンのおすすめフィットネスジムをご紹介!【2024年度版】
ベトナム生活情報

ベトナムに来るとよく聞く悩みの一つが、日本にいた時よりも運動量が減るということ… ベトナムではほとんどの日本人は車やバイク通勤になるため、ドアtoドアでタクシー移動生活となります。 『東京だったころは通勤だけでも沢山歩いたのに、ベトナムに来たら全然歩かなくなってしまった…』という方も多いのではないでしょうか? そうは言っても外は道がガタガタで走りづらいし、安全に運動をしたい。そんな方はぜひジムに通って運動不足を解消しましょう◎   2022年に公表されたマーケットレポートによると、18歳以上のベトナム人600名に調査(2020年調べ)したところ、頻繁に/よく運動をすると答えたのが全体の44%、全く/ほとんど運動しないと答えたのが19%という結果でした。 また、実際に行っている運動のうち83%がフィットネスとの回答がありました。(Market Report参照) スポーツ庁調べによると、日本では20歳以上の運動習慣があると答えた人(週に1日以上スポーツを行う)は52.0%(スポーツ庁)とベトナムよりも低いことが分かります。 筆者は約5年ベトナムに住んでいますが、実際に街中でエアロビやバドミントン、バスケットボールやサッカーなどのスポーツをしている姿をよく見かけます。 また、1回100円程度で入れる低価格なジムから、シャワー・サウナ・タオルなど全て揃った高級なスポーツジムまで幅広くフィットネスジムも存在しています。 フィットネスジムのパーソナルトレーニングに加えて、ここ数年はピラティスやキックボクシングなどもトレンドになっていますよ◎ 筆者の体感でも日本よりもスポーツをしている方は多く、エクササイズや体を鍛える意識の高さは日本以上だと感じます。 ベトナム人も普段の生活はバイク移動が多く、歩くことが極端に少ないため意識的に運動を取り入れてるのかもしれませんね。   ベトナムでいざジム通いを始めようと思った際の選び方のコツをご紹介していきたいと思います。 なによりも先に確認したいのが、自宅にジムはついているのかということです。 ベトナムではレジデンス、コンドミニアムなどと呼ばれる高層マンションや、中規模サービスアパートメントに住むとジムやプールが併設されていることが多くあります。 特に駐在員で自宅が保障されている方はジム完備が多いかと思われます。 また、ジムが併設されていてもジム設備の規模は様々ですので、こだわりのマシーンがある方は事前にジムも内見しましょう◎ 自宅併設のジムは一般的に、21時~22時のクローズが多く、利用可能時間の確認も必須ですよ。 筆者は自宅に併設されていますが、21時までしか利用できないため夜間利用のできる外部のジムも契約しています。   ベトナムのジムの契約は基本的に半年、1年、2年などとなっており、長期契約になるほど1か月あたりの単価が安くなるシステムです。 基本的には毎月支払いのパターンは少なく、ビジターで一回ごとの支払いか半年以上の契約でまとめて前払いのケースがほとんどです。 ジムの営業マンは一生懸命長期契約を勧めてきますが、基本的に返金はないので急な異動などの可能性がある方は慎重に期間を決めることをおすすめします◎ また、交渉すると料金が安くなったり、条件を変えてくれることもしばしばありますので聞いてみて損はありません!   マシーンなどの充実度合いに加えて、ヨガやキックボクシングなどのプログラムへの参加ができたり、シャワーやサウナの使用、タオルの貸し出しや飲料水の提供など様々なオプションがあります。 事前にプランに含まれている内容を確認し、自分に合ったプランを見つけましょう◎ また、平日の夕方や週末は非常に混み合うことも多いので、自分が行く予定の時間帯の混雑具合も確認しておくことをおすすめします。 筆者は設備に加えてタオルの貸し出しと飲料水の提供があることと、サウナがあること、インボディ測定がついていることが決め手で現在のジムを選びました!   California Fitness&Yogaはベトナムでも最高級かつ設備の整ったフィットネスジムで、ベトナム最大手です。 店舗数の多さ、設備の充実度、清潔さやサービスなど一流のフィットネスジムとして国内でも良く知られています。 高品質を求める方に加えて、トレーナーやボディビルダーなどのトレーニングを生業とする人々が選ぶことが多いのもCalifornia Fitenssです。 自分が鍛えたい部位のトレーニング用のマシーンが揃っているのはCaliforniaだけだ!という声も聞いたこともあります。 一方で、クオリティの高さに比例して利用料も高く1か月あたり12,000~15000円程度掛かります。 ハノイとホーチミンに加えてダナンやニャチャンにも店舗があるため、国内移動が多い方は、どの店舗でも利用できるプランがあるCaliforniaは魅力的ですね◎ 長期契約をすることで割引をしてくれたり、とあるタイミングでセールをしていたり、聞くたび価格が異なるので一度訪れて話を聞いてみることをお勧めします。   Elitefitnessはハノイ・ホーチミン両拠点に10店舗以上を構える、Californiaに次ぐ規模のフィットネスジムです。 California 同様ハイレベルな設備が整ったジムで、それに比例して料金も高価格帯で展開しています。 プール利用も可能で、プールで行うHiitトレーニングプログラムなどもありますよ◎ 毎日様々なプログラムが展開されているので、飽きることなくフィットネスを楽しめるのが嬉しいですね! 1店舗のみ利用できるプランと全店舗利用できるプランがありますので、ハノイ⇔ホーチミンの移動が多い方にもおすすめです。 価格帯は日本のジムと同等か少し高くなりますが、設備の充実度合いを考えるととてもお得です。   ホーチミンではトップクラスの広さを持つ総合スポーツセンターです。 ジムのみの利用での契約も可能ですが、柔術やムエタイ、クロスフィットなどのプログラムに入ることも可能です。 7区にあるため、7区に住んでいる方にとっては通いやすい便利な立地です◎ 1か月契約の場合3,250,000VNDですが、1年契約をすると15,600,000VNDとお得ですのでトライアルをしてから検討してみてくださいね。 ジムに併設されて、ジムウェアなどを購入できるショップも併設されていますのでモチベーションも上がりますね! ハノイに複数店舗を構えるKickfit sportsはジム設備も整っており、きれいですがCaliforniaなどと比べても価格帯が安くコスパ良いフィットネスジムです。 筆者も通っていたことがあり、たくさんの日本人を見かけたことがあります。 店舗ごとに設備などは異なりますが、筆者が通っていたKickfitはサウナ・シャワー付き、タオル貸与、飲料水、ヨガやZUMBAプログラムに参加し放題の1年契約でディスカウントサービスがあり、月々750,000VND+2カ月無料サービスでした。 トレーニングマシーンは一通りあるものの、トレーニングが大好きな友人曰く少し物足りないとのことでした。 一般的なトレーニングを行いたい人には十分な設備ですのでご安心ください。 プラン内容によって実際ホームページに載っている金額から変わることもあるため、実際に話を聞いたうえで比較して決めるようにしてくださいね◎   Masa One Gymは日本人経営のパーソナルトレーニングです。 ハノイでは自社トレーニングジムを構えており、ホーチミンでは出張トレーニングを行っています。 ホーチミンの場合は自宅にジムが併設されていれば、自宅まで来てくれるため続けやすいのも嬉しいですね◎ 指導実績豊富な日本人トレーナーがそれぞれの目標に合ったトレーニングを丁寧に実施してくれるため、正しい方法で身体を鍛えることができます。 また、食事指導もしてくれるため、減量目標がある方やトレーニング初心者の方はMasa One Gymでトレーニングを始めてみてはいかがでしょうか?   こちらの記事ではベトナムでおすすめのフィットネスジムについて解説しましたがいかがでしたか? 海外生活で何よりも大切な健康問題。食事や気候が変わるため、体調を崩しやすくなります。 さらにはベトナムに住んでいると日常生活における運動量が減るため、意識的に運動を取り入れることがとても重要です◎ ベトナム移住をきっかけに、ジム通いを始めてみてはいかがでしょうか? こちらの記事が皆様にとって参考になれば嬉しい限りです♪

2024.09.23

ベトナムで人気のスポーツ10選!人気の理由を徹底解説!

ベトナムで人気のスポーツ10選!人気の理由を徹底解説!
ベトナム生活情報

人気スポーツは日本だとサッカーや野球を思い浮かべる人が多いですが、ベトナムで人気のスポーツをご存知でしょうか? スポーツは言葉が通じなくとも、お互いで楽しみ、リスペクトし合える交流のひとつですよね。 今回は「ベトナムで人気のスポーツ10選」をご紹介し、その「人気の理由」を解説していきます! あわせて、ベトナム国内事情の 日本のようにプロリーグはある? ベトナムで相撲のような伝統スポーツはある? といった疑問にお答えしていきます!   サッカーはベトナムの最も人気なスポーツとして有名です。 ベトナムでのサッカーの歴史はフランス植民地時代の 1896 年に導入され始まりました。当初は植民地時代に南ベトナムで発展し、その後徐々に全国的に普及・発展していきました。   ベトナムには日本の「Jリーグ」にあたる「V-League」があります。各都市や省を代表する14チームが優勝を争います。 「V-League」は1980年に設立され、ベトナムサッカー連盟(VFF)が運営しており、日本のJ1リーグ、J2リーグのようにV-League 1、V-League 2、SECOND DIVISIONに分かれており、女子のリーグもあります。   植民地時代にベトナムに導入されたサッカーはベトナム全国統一後、ベトナム全土に広まっていきました。 1964年にAFC(アジアサッカー連盟)・FIFA(国際サッカー連盟)に加盟しました。 その後、1996年にベトナムはAFF(ASEANサッカー連盟)の正式加盟国となり、2008年にはベトナムチームが初めてAFFチャンピオンシップで優勝するなど盛り上がりを見せてきました。 2017年パク・ハンソ氏がベトナム代表の新監督に就任してからは、2018年にAFC U-23選手権で準決勝、AFFスズキカップ2018でベトナムが10年ぶりの優勝を果たし、街中でバイクに乗ったサポーターが大勢集まり熱狂したことは有名なエピソードです。 その後も、アジアカップ2019準々決勝進出、東南アジア競技大会(SEAゲームズ)優勝、ワールドカップ2022アジア2次予選進出など、数々の輝かしい成績を収め、ベトナム全国のサッカーファンを熱狂させ続けています。 このように、ベトナムでは「ワールドカップ」はもちろん、「アジアカップ」や「東南アジアサッカー選手権」などの開催時期はレストランやウォーキングストリートに設置された大型モニターに沢山の人が集まり、その人気ぶりが伺えます。 (参考URL)   バドミントンも近年ベトナムで人気のスポーツの一つです。実際に在住していると公園、ちょっとした空き地(駐車場)など、どこでもバドミントンをしている人を見かけることができます。 人気の理由としては、 バドミントンは気軽にプレイできる ラケットなどの道具が安くて買いやすい 一部の学校で体育の授業に取り入れられている などだと考えられています。 ベトナムのバドミントンにもプロリーグや全国大会があり、ベトナムバドミントン連盟が主に運営しています。 1996年から開催されている国際トーナメントの「ベトナムオープンバドミントントーナメント」は日本選手も活躍する有名な大会です。 2024年9月に開催された「ベトナムオープン2024」ではグエン・トゥイ・リン選手が日本の杉山薫選手を破り、3年連続の優勝を果たしました。 (参考URL)   バレーボールはフランス統治時代の1920年頃にもたらされたとされますが、人気になったのは1960年以降とされ、当初、バレーボールは地域のクラブや学校でのみ行われていました。 人気になった理由としては 場所を限定せずに屋内外で気軽にできる 一般の人々の運動や娯楽として取り入れられた などが挙げられています。(参考URL) 1990 年代以降には、バレーボールは人気のスポーツとなり、国内および国際トーナメントが開催されるようになりました。 ベトナムでは国内大会や国際大会など、バレーボールの大会が数多く開催されています。近年、ベトナムバレーボール代表チームは国際大会で目覚ましい成績を収め、2024年フィリピンで開催された「FIVB女子バレーボール・チャレンジャーカップ」では、ベトナム女子バレーボール代表が銅メダルを獲得するなど、世界ランキングで上位の国と善戦し盛り上がりを見せています。 (参考URL)   ベトナムでは近年、特に若者の間でバスケットボールの人気が高まっています。 学校や都市部には多くのバスケットボール コートが建設され、バスケットボールに親しみやすい環境が整ってきていることも人気の一因として考えられます。 また、2016 年に設立されたベトナムプロバスケットボールリーグ (VBA) が、さらに認知度・人気度を向上させています。 さらに、日本のバスケットボールアニメ「スラムダンク」の映画がベトナムでも流行したことも合わせて、カルチャーとしても人気が高まっています。 (参考URL)   ベトナム卓球連盟の暫定統計によると、現在ベトナムでは毎週100万人近くが定期的に卓球の競技や練習に参加しているそう。 また、現在ハノイだけでも約 1,000 の卓球クラブがあり、文化スポーツ観光省体育スポーツ局のレ・ティ・ホアン・イェン次長によると、卓球はベトナムで毎週練習する人が最も多いスポーツの一つだとされています。 ベトナムで卓球が人気である理由は ゲームのルールが非常にシンプルである 体力の向上やリラクゼーションに効果があるとされる 競技用具がそれほど高価ではない からだと考察されます。 プロ卓球大会では、2023年東南アジアユース卓球大会で、ベトナムは男子シングルスで金メダルを獲得するなどの成果をあげており、今後も若い卓球選手の育成にも力を入れていくとして注目されています。 (参考URL)   テニスは、ベトナムでは特にビジネスマンや高所得者の間で人気が高まっています。 都市部やリゾート地には多くのテニスコートが建設され、テニスに親しみやすい環境が整っています。 また近年では、テニスコートよりも小さいコートでプレイできるアメリカ発の競技「ピックルボール」の人気も高まっています。 ピックルボールはテニスと卓球を合わせたような競技で、おしゃれなプレイスタイルがネクストトレンドとして注目を集めています。 (参考URL)   ビリヤードは最近、ティックトックの「ホットトレンド」として登場し、若者のビリヤード人気が高まっています。 男性だけでなく、10代の女性もトレンドとしてビリヤードを楽しんでいます。 日本では暗い・夜遊びで嗜むスポーツといったイメージがあるビリヤードですが、ベトナムでは国内外のスポーツトーナメントで定期的に開催され、集中力や思考力を必要とするスポーツとして人気になっています。 ハノイ市にあるビリヤード施設では40.000~80.000VND/1時間ほどでプレイできるなど、プレイ代が低価格であることも魅力として挙げられています。 (参考URL)   旅行・観光ウェブサイト「ブレイキング・トラベル・ニュース」によると、ベトナムでは過去20年間でゴルフの人気が高まり、ベトナムは東南アジアでも有数のゴルフリゾート地となったそうです。 ゴルフの人気が高まっている理由としては 富裕層が増えたから ベトナム国内のゴルフリゾートの建設が進みプレイ環境が整ったから といった理由が考えられています。 実際に、ホーチミン市内の打ちっ放し練習場ではベトナム人のプレイヤーも多く、男性だけでなく女性や子どものプレイヤーの姿もよく見かけ、ゴルフをするベトナム人が増えてきていると体感できます。 (参考URL)   ベトナムでの移動はバイクが一般的ですが、近年は環境問題への意識の高まりやコロナ禍での運動不足をきっかけに移動手段を「自転車」にする人たちも増えてきているそうです。 ハノイ市では西湖をサイクリングするための自転車レンタル店や市内をめぐるサイクリングツアーもあり、サイクリングの注目が高まっています。 また、ベトナム全国287箇所のポートで「シェアサイクル」できる「TNGo(ティーエヌゴー)」の導入もサイクリングへの注目度を高めています。 (参考URL)   ダーカウは中国やベトナムを中心に行われている伝統的なスポーツで、バトミントンのシャトルのような「カウ」と呼ばれる羽を蹴り上げて行う競技で、ルールはバトミントンに似ています。 ベトナムでは公園や空き地、ウォーキングストリートなど至る所でダーカウを楽しんでいる人を見ることができます。 ベトナムでは学校での体育の授業に取り入れられており、世界大会もある人気なスポーツのひとつです。   先ほどご紹介したダーカウ以外では、「ボートレース(Đua thuyền)」や「綱引き(Kéo co)」があり、これらは主に祭りや旧正月(テト)の時期に開催されている伝統的なスポーツです。 この他にも、地域によっては「棒取り」や「レスリング」など様々なバリエーションがあり、その土地の伝統を継承しているものもあります。 日本でも綱引きは伝統的なスポーツとして挙げられていますので、日本とベトナムの共通点が感じられますね。 (参考URL)   ベトナムの人気スポーツ10選をご紹介しました。ベトナムではサッカーが最も人気ですが、バトミントンやダーカウなど小さいスペースで気軽に楽しめるスポーツも人気です。 また、スポーツを通してコミュニケーションする場面が多く見られ、プレイや観戦を通して、ワイワイと盛り上がるのがベトナムでのスポーツの楽しみ方といえます。 一方、富裕層が増えてきていることを背景にゴルフやテニス・ビリヤードなど道具やプレイに費用がかかるスポーツも人気が高まっており、スポーツの流行からもベトナムの経済成長を感じることができます。 ぜひ、皆さんもベトナムでスポーツを楽しんでみてくださいね。

2024.09.20

ダナン在住日本人イチ押し!人気レストランご紹介【日本食編】

ダナン在住日本人イチ押し!人気レストランご紹介【日本食編】
ベトナム生活情報

ベトナム中部のダナンは温暖な気候と美しいビーチ、多くのリゾートホテルがある人気のリゾート地ですが、魅力はそれだけではありません。 ダナンは現地のベトナム料理以外にも飲食店の選択肢が豊富なのも魅力のひとつです! さまざまなジャンルの飲食店があり、日本食店も豊富です。 今回こちらの記事では私がダナンで日本食が食べたい時に利用する、おすすめのレストランをご紹介します。 ベトナム料理に飽きてしまった・ちょっと苦手な方や、ベトナム他都市から旅行に来た方の参考になれば嬉しいです。   ダナンで美味しい日本食&中華と言ったら「陳めし」ではないでしょうか。 台湾出身・日本育ちのオーナー・陳さんのこだわりの料理が楽しめます。 グランドメニューの他、都度おすすめメニューも用意されています。 街中と海沿いの2店舗があり、海沿いの「陳めし109」では朝引き地鶏の焼鳥や2階では日本式の焼肉も楽しめます。 私のおすすめは四川麻婆豆腐です!中国四川省から仕入れた花山椒と自家製ラー油が効いていて、辛さとしびれがご飯にもビールにも合います。 人気のお店なので、大人数や個室希望の場合は事前予約がおすすめです。   ダナンでお寿司・お刺身を食べるのであればこちら。 日本人オーナーの瀬戸さんが運営するお店で、ダナンの鮮魚や築地から仕入れた魚介が比較的お手頃価格で楽しめます。 外国人や観光客に人気の海沿い・アントゥンエリアに位置し、ベトナム在住日本人だけでなく、その他外国籍の方や地元ベトナム人にも人気です。 特にランチタイム(10:30~13:30)はさらにお手頃価格で、180,000VND~お刺身やお寿司がいただけます。 お通し付き、汁物がお味噌汁かうどんか選べるのも嬉しいポイントです。 私のお気に入りは寿司セットで、日によってネタが多少変わるので大トロやトロたくがいただける時も…!   こちらは「一寸法師」と同じく瀬戸さんが運営するお店です。 一寸法師よりもボリューミーなメニューが多く、新鮮な魚介以外の定食メニューも充実しています。※ちなみに瀬戸さんは主にこちらにいらっしゃいます。 たくさん食べたい、瀬戸さんとのトークを楽しみたい方はこちらもおすすめです!   2023年3月にオープンした日系おにぎり専門店です。 炊き方にこだわったベトナム産のジャポニカ米をオーダー後にひとつひとつ丁寧に握っているので、ふわっとあたたかいおにぎりがいただけます。 おにぎりの種類は鮭、梅、ツナマヨなど日本人にとっての定番具材から、サテトムを使ったものやハオハオ風味などベトナム風まで全20種類。 その他、お味噌汁やだし巻き卵、ウインナーや唐揚げの付いたセットもあり、老若男女楽しめます。 手軽に食べられるので、忙しい時やちょっと小腹が空いた時はテイクアウトやデリバリーでもお世話になっています。   おにぎり屋さんの2階にはギフトショップ「Sunglow(サングロウ)」もあるので、お土産購入にぜひ立ち寄ってみてください。 オリジナルTシャツやオリジナルコーヒー、ホーチミン発ブランド「Hansryvn(ハンスリー・ベトナム)」をはじめとした、ベトナム各地からセレクトした商品が販売されています。   焼き鳥で推したいのが「OJI YAKITORI」。 ダナン在住外国人の中で徐々に人気上昇中のお店です。 日本の某有名焼き鳥チェーンで働いていたオーナーのDucさんの焼き鳥は、おいしくお手頃価格でコスパ◎ 焼き鳥や焼きトン、小皿メニューやお酒も充実しています。 どのメニューも安心できる日本の味で、日本の居酒屋が恋しい時におすすめです。 営業時間は17:00~L.O.0:00です。 不定休なのと、席数はあまり多くないのでご注意ください。   ラーメンといえば、バーガーブロス・アントゥン店の3階に2023年にオープンした「Ramen Nagisa」。 バーガーブロスのオーナー・池上さんによるお店で、日本の本格的な味わいのラーメンが楽しめます。 看板メニューの和風醤油ラーメンから、味噌、つけ麺、鶏白湯などラーメンメニューが豊富です。 ランチタイム(11:00~14:00)はお得なランチセットも。 カウンター席やテーブル席があるので一人でも大人数でも利用しやすいです。 おつまみメニューも充実しているので、飲み会にも利用できます。   ご飯とカフェ、両方楽しみたい時におすすめなのがこちら。 唐揚げプレートやコロッケプレート、カレー、スムージーボウルなどのカフェ飯メニューが楽しめます。 私のお気に入りメニューは鶏丼。 大学の学食で食べてた鶏丼に似ていて、つい食べたくなります。 またWi-Fiが爆速なので、ダナン在住の各国のノマドワーカーにも人気のスポットです。 日本人オーナーによる楽しいイベントも時々開催されています。※イベントは要事前予約なこともあるのでインスタを要チェック! お土産屋さんもカフェ内に併設されているので、お買い物も楽しめます。   こちらの記事ではダナン在住者おすすめの日本食をご紹介しました。 どのお店もそれぞれ特徴があり、まだ行ったことがない方は一度は訪れる価値ありのおすすめレストランです。 是非お気に入りのお店を見つけ、素敵なひと時を過ごしてくださいね。

2024.09.13

東南アジア比較!インドネシアとベトナム:異なる国の魅力を徹底比較

東南アジア比較!インドネシアとベトナム:異なる国の魅力を徹底比較
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これから東南アジアへの海外移住を検討している方にとって、事前にその国を知ることはとても重要ですね。 東南アジアで圧倒的に日本人在住者が多い国といえばタイですが、タイは近年物価上昇が激しくコストを抑えたい方にとってはあまりおすすめではないかもしれません。 タイに次いで近年日本人が多く住む東南アジアの国と言えば、インドネシアとベトナムがあげられます。 両国とも在住日本人は約2万人と非常に多くなっています。 そんな二国を行き来している筆者が、日本人が住むという視点で徹底的に比較をしていきたいと思います◎ 東南アジア移住を検討している方は是非読んでみてくださいね!   インドネシア共和国は東南アジア南部に位置し、人口世界第4位の2億9,000万人を有する何千もの火山島から成る国です。 首都はジャカルタで、公用語はインドネシア語。1100万人以上がジャカルタに住んでいるため交通渋滞が非常に問題となっています。 また、人口の9割近くがイスラム教徒のためヒジャブを被っている女性をよく見かけたり、一部のスーパーやレストラン以外ではお酒の提供が禁止されています。 オオトカゲやゾウやオラウータンなどの動物が生息する広大なジャングル、一大リゾートとして大人気のバリ島など自然に満ち溢れた島国です。 ナシゴレンやサテなど日本人にも人気の高いインドネシア料理もおすすめですよ!   ベトナム社会主義共和国は東南アジアの東に位置し、約1億人の人口を有する国です。 首都はハノイで政治のお膝元、経済の中心地は南部ホーチミンにあり発展めがざましい都市です。 世界でも限られた社会主義国ですが、経済は資本主義で自由経済の側面も強く、ホーチミンは特に外資系企業の進出も増えています。 平均年齢32歳と若く勢いがあり、50年間で人口が2倍になった、今後さらなる成長が見込まれている国でもあります。 観光業や工場進出などが増えており、日本からの駐在者や旅行者にも人気の国です。 フォーや春巻きなど近年日本人にも人気のあるヘルシーなベトナム料理は日本人の口にも合うので非常におすすめです!   インドネシアのビジネスといえばジャカルタ、ベトナムはホーチミンを中心に様々な項目で比較をしていきたいと思います。 ベトナムはハノイに住む方も多いですが、人柄や気候など異なることも多いため、より多くの日本人が住むホーチミンを中心にみていきましょう◎     それぞれを一言表すと、インドネシア=のんびり、ベトナム=パワフルでしょうか。 穏やかなのんびりした人柄を好む方はインドネシア、ちゃきちゃき仕事を進めてほしい方はベトナムが合っているかもしれません◎   インドネシアの人々はとにかくのんびりいつもにこにこしています☺ 優しい笑顔で挨拶やお礼を言ってくれるので、気付いたらこちらも笑顔になってしまう素敵な国民性です。 誰に挨拶しても笑顔で返してくれ、『Terima kasih☺(ありがとう)』を店員さんや警備員さんがいつも言ってくれるのでほっこりしますよ◎ 一方でのんびりしているがゆえ、仕事の進捗が遅い…という難点があります。笑 お願いした仕事がいつまで経っても終わらないという管理職の嘆きを聞くことがよくあります。 また、インドネシアでは労働者を守る規制が強いことからも、欠勤が非常に多いなどの悩みも絶えません。   ベトナムの人々は北部と南部でも傾向が分かれますが、総じて明るくパワフルな国民性です。 ハノイの方がきっちりと真面目な印象が強く、ホーチミンなどの南部はのんびり大らかな方が多い印象です。 日本でも沖縄はのんびりしている、など暖かいところの方がのんびりしている人が多いのかもしれませんね◎ また、家族や友人をとても大切にするため、一度仲良くなると親の様に心配やお世話をしてくれるとても温かい方が多いです! そうはいってもインドネシア人と比較すると、パワフルで物事をはっきりと言い、自分の主張を通します。 また、自分の非を認めない、言い訳をよくする方もおり、仕事でミスをしても反省しない…などのお困りの声をよく聞きます。     両国とも乾季と雨季に分かれており常夏で年中暑いが、1日中雨が降ることはなく過ごしやすい。 気温も一定なので体調管理がしやすく、花粉がないのが嬉しいポイント! ジャカルタは大気汚染が世界でもトップクラスなので要注意。   1年の中で雨季と乾季に分かれるインドネシア。5月~11月が乾季、12月~4月が雨季シーズンで乾季は雨はあまり降らず、ずっとお天気が続きます。 雨季になると1日のうちの数時間のみスコールが降り、スコールが止むと涼しくなるという繰り返しです。 年間を通して暑く、基本的に1年中半袖で過ごすことができますが、室内は非常に冷房が効いており長袖でも寒いくらいですので、羽織は持っていた方が良いでしょう。 そして、ジャカルタの最大の難点は大気汚染です… 世界でもトップクラスの大気汚染がひどい場所ですので、どんより曇っている日が多く体調を崩しやすいです。 外を歩くときはマスクをしている人が多く、あまりにひどい日は外出を控える方もいる程です。 ただ、ショッピングモールやカフェなどが充実しているので、室内で1日過ごせますのでご安心ください◎   ベトナムは北と南で気候が全く異なり、北部ハノイは日本と同様に四季があります。 一方でホーチミンはインドネシアと似ており乾季と雨季に分かれていますが、時期は真逆の4月~10月が雨季、11月~3月が乾季です。 雨季になると午後から夕方にかけて1~2時間スコールが降り、止むと夕方から涼しくなるという日々です。 乾季は毎日青空で日差しが強烈で、35度前後の日々が続き非常に暑いので日中は室内にいることが多くなります。 雨あがりの涼しくなった夕方のお散歩は気持ち良くておすすめですよ◎     どちらも比較的治安は良いが、インドネシアは特に夜の女性の一人歩きには要注意。 ベトナムはバイクの逆走や信号無視など交通マナーに注意が必要です!   インドネシアは9割がイスラム教徒の国ですが、キリスト教徒なども一定数いる多宗教国家です。 比較的治安はよく、昼間であれば、女性がひとりで歩くことはとくに問題ありませんが、人通りの少ない道は避けた方が安心です。 夜間は犯罪に巻き込まれる可能性が高まるため、女性はもちろん男性も夜の外出はできる限り控えた方が良いでしょう。 筆者がジャカルタが来た際には、20時以降の一人歩きは大通りでなければ避けた方が良いと言われています。 人気のない道や特に北部コタエリアでのスリやひったくりなどには注意が必要です。 在住者もコタエリアは空気が変わる、夜には特にあまり行かないようにしている、などの声を聞くことがあります。 しかし実際に生活をしている筆者にとっては、夜や一定エリアに気をつければ日常生活に危険を感じることはありません。   ベトナムは比較的治安のよい国で、女性の一人歩きも問題ありません。 観光地エリアなどに行くと、スリやひったくり、空港でのタクシーぼったくりなどは聞くことがありますので注意は必要です。 ですがハノイとホーチミンに住んだことがある筆者は、日本に近い感覚で夜に一人で出かけても全く問題ありません。 移動はタクシーやGRABを使用するため、目的地から自宅まで外を歩く必要がないということもあり、日々の生活において危険を感じたことはありません。 注意点といえば、バイクが非常に多いため、外を歩くときにバイクにひかれないように気を付けることは必要かもしれません。 交通ルールがあってないようなもので、信号無視や逆走は多く、周りを見て注意して歩くようにしましょう。 インドネシアは車が停止してくれたり、歩行者にも優しいのでこの点はインドネシアに軍配ですね!     日本人が生活をする場合、街歩き、カフェ、お酒好きにはベトナムをおすすめ。 お買い物、利便性、言語の壁の低さを求める方にはインドネシアをおすすめ。   筆者がジャカルタに住んでみた感想としては、想像の何倍も都会で便利だということ。 想像もしていなかった超高層ビルが建ち並び、発展したショッピングモールがいくつもあるのです! 24時間営業しているコンビニもありますが、スーパーやレストランは22時には閉まる店舗がほとんどです。(コンビニではお酒は買えません) また、ジャカルタはメトロも走っており移動の選択肢がタクシーだけではないということが非常に便利なポイント◎ MRTと呼ばれるメトロは日本が関わったこともあり、日本の電車さながらの作りとなっています! 日本人向けのスーパーマーケットPapayaがジャカルタに4店舗ほどあり、日本食材や調味料に加えてお惣菜やお弁当も売っています。もはやここは日本…と感動してしまいます。(上記写真参照) また、インドネシア語はとても習得しやすい言語であるため、現地語を少し学習するだけで現地人と馴染みやすいというのも嬉しいポイントです◎ 一方で、渋滞がひどく移動時間の予測が立てられないところや、歩道が少なく街歩きがあまりできないことがマイナスポイントです。 ビジネスマンの方は、数キロ先のアポのために1時~2時間前から出発するのが普通です。   ベトナムのホーチミンは特に日々発展しており、日本人が日常生活を送るのに困ることはあまり多くありません。 現在ホーチミンは飲食店バブルを迎えており世界屈指の日本食激戦区となっています。コンビニもファミリーマート、セブンイレブン、ミニストップなど各種あり、深夜の買い物も可能です。 また、お酒やカフェが好きな方にも朗報です!ベトナムではスーパーではビール一本60円程度。飲み放題ですね。笑 また至る所に素敵なカフェがあるので、カフェ好きにもたまらないのではないでしょうか◎ 一方移動手段は基本的にタクシーやバイクタクシーが中心で、電車はまだ開通していません。 バスもありますが、乗り降りのハードルが高く、日本人で使用している方は限られています。 基本的にはタクシーで問題ありませんが、大雨が降ると全くタクシーが捕まらないこともあるので、不便に感じることも少々あるでしょう。 また、大型ショッピングモールなどは限られるため、洋服や靴などは日本で調達してくる方が多いです。   様々な側面からインドネシアとベトナムを比較してみましたがいかがでしたか? 筆者はハノイ、ホーチミン、ジャカルタに滞在経験がありますが、どの街もとても素敵でお気に入りで大好きです。 一方で、それぞれの街で特徴が異なるため、みなさまのライフスタイルや生活に求めるモノで街を選ぶと、より満足度の高い海外生活が送れること間違いなし◎ 東南アジア移住で迷われている方にとってこちらの記事が参考になれば嬉しい限りです!  

2024.09.11

旅行者&出張者も必見!日本・ベトナム間の最新フライトスケジュールを一挙公開!(2024年9月時点)

旅行者&出張者も必見!日本・ベトナム間の最新フライトスケジュールを一挙公開!(2024年9月時点)
ベトナム生活情報

ベトナム在住者にとって、出張や一時帰国で定期的に日本へ帰る方がほとんどではないでしょうか。 コロナ禍には0になったベトナム⇔日本間の飛行機も徐々に増えてきていますが、日々変わるフライト状況。 現在はどんな時刻で運行しているのか、2024年9月現在のベトナム⇔日本間のフライトを拠点別に一挙紹介いたします。 一時帰国の参考になれば嬉しい限りです◎   現在日本⇔ベトナム間の直行便を運航している航空会社は4つのみです。 2023年10月末まではベトナムの航空会社であるバンブーエアラインが運航していましたが、経営難に陥り国際便を取りやめました。 日本の航空会社2つ(ANAとJAL)、ベトナムの航空会社2つ(Vietnam AirlinesとVietjet Air)となります。 各航空会社の詳細は下記の通りです。   言わずと知れた日本の五つ星航空会社ANA。日本語対応や日本流のサービスで安心ですね◎ 飛行機の楽しみの一つである機内食は、2つの種類から選ぶことのできる点が人気です。 2024年9月から11月期のハノイ→成田線では、豚そぼろと海老のライスヌードル、プレーンオムレツとチキンハムの2つが提供されています。   航空会社公式ホームページ:https://www.ana.co.jp/ja/jp/   ANAと並ぶ日本の航空会社といえばJALですよね。JAL便も複数飛んでおり、JALのマイルを貯めている方にとってはJAL便を選びたいところです!   航空会社公式ホームページ:https://www.jal.co.jp/jp/ja/   そしてベトナムの4つ星認定航空会社で、ベトナム国営の航空会社がベトナム航空です。 日本⇔ベトナム便は日本の航空会社よりも多く、福岡などにも定期運航しているので使い勝手の良い航空会社です。 サービスも一流で、機内食にも定評があるベトナム航空は、運航時刻も数多くあるので利用しやすいです◎   航空会社公式ホームページ:https://www.vietnamairlines.com/jp/ja/home   日本⇔ベトナム間を運航している唯一の格安航空会社がこちらのVietjet Airです! なんといってもLCCのため安い時期には2万円台で日本との往復ができることもある航空会社です。 飲み物などのサービスはなく、予約するチケットのランクによっては預け荷物も追加料金が必要となります。 ベトナム国内線の場合遅延が多いですが、国際線の運航の場合は比較的定刻運航となっています。 運航便数も多く各地にフライトが出ているため、希望条件がマッチする可能性が高く、また飛行機代を安く抑えたい方にももちろんべトジェットエアはおすすめです◎   航空会社公式ホームページ:https://www.vietjetair.com/ja   【ハノイ→東京】 ※1便を除いて全て成田行き 航空会社 出発時刻(HAN) 到着時刻(NRT/HND) Vietnam Airlines 00:10 07:35 Vietjet 00:30 08:00 Vietjet 07:55 07:55 Vietnam Airlines(※羽田便) 08:00 15:05 JAL 23:20 06:35 +1 ANA 23:35 06:45+1 【東京→ハノイ】 ※1便を除いて全て成田発 航空会社 出発時刻(NRT/HND) 到着時刻(HAN) Vietnam Airlines 09:30 13:05 Vietjet 09:30 13:05 Vietjet 16:30 20:05 Vietnam Airlines(※羽田便) 16:35 20:10 JAL 18:15 21:50 ANA 18:30 22:15   【ハノイ→大阪】 航空会社 出発時刻(HAN) 到着時刻(KIX) Vietnam Airlines 00:30 06:40 Vietjet 01:20 07:50 Vietjet 07:55 14:30 【大阪→ハノイ】 航空会社 出発時刻(KIX) 到着時刻(HAN) Vietjet 09:20 12:20 Vietnam Airlines 10:30 13:20 Vietjet 15:30 18:30   【ハノイ→名古屋(セントレア)】 航空会社 出発時刻(HAN) 到着時刻(NGO) Vietnam Airlines 0:15 6:55 Vietjet(※月水金日曜日のみ運航) 01:40 08:00 【名古屋(セントレア)→ハノイ】 航空会社 出発時刻(NGO) 到着時刻(HAN) Vietnam Airlines 9:30 12:45 Vietjet(※月水金日曜日のみ運航) 09:25 12:50   【ハノイ→福岡】 航空会社 出発時刻(HAN) 到着時刻(FUK) Vietnam Airlines(※火木金日曜日のみ運航) 01:30 7:35 Vietjet(※火木土曜日のみ運航) 02:05 07:55 【福岡→ハノイ】 航空会社 出発時刻(FUK) 到着時刻(HAN) Vietjet(※火木土曜日のみ運航) 10:00 9:35(金曜日のみ) 12:30 11:55(金曜日のみ) Vietnam Airlines(※火木金日曜日のみ運航) 09:15 11:45   【ホーチミン→東京】 航空会社 出発時刻(SGN) 到着時刻(NRT/HND) Vietnam Airlines 00:15 08:00 ANA 07:00 15:10 JAL 08:00 16:00 Vietjet(※羽田便) 16:30 01:00 ANA(※羽田便) 22:45 06:45+1 JAL(※羽田便) 23:10 06:50 +1 Vietjet 23:20 07:40 【東京→ホーチミン】 航空会社 出発時刻(NRT/HND) 到着時刻(SGN) JAL(※羽田便) 01:25 05:15 Vietjet(※羽田便) 02:00 06:10 Vietjet 08:55 12:55 Vietnam Airlines 09:30 13:30 ANA(※羽田便) 17:10 21:25 JAL 17:45 21:45 ANA 19:20 23:45   【ホーチミン→大阪】 航空会社 出発時刻(SGN) 到着時刻(KIX) Vietnam Airlines 00:10 07:20 Vietjet 01:00 08:30 【大阪→ホーチミン】 航空会社 出発時刻(KIX) 到着時刻(SGN) Vietjet 09:30 13:00 Vietnam Airlines 10:30 14:05   【ホーチミン→名古屋】 航空会社 出発時刻(NGO) 到着時刻(SGN) Vietnam Airlines(※月水木土日曜日のみ運航) 00:05 7:30 【名古屋→ホーチミン】 航空会社 出発時刻(NGO) 到着時刻(SGN) Vietnam Airlines(※月水木土日曜日のみ運航) 09:00 12:45 【ホーチミン→福岡】 航空会社 出発時刻(SGN) 到着時刻(FUK) Vietnam Airlines(※水日曜日のみ運航) 00:15 07:35 【福岡→ホーチミン】 航空会社 出発時刻(FUK) 到着時刻(SGN) Vietnam Airlines(※水日曜日のみ運航) 09:35(水曜日) 10:00(日曜日) 12:45(水曜日) 13:20(日曜日)   【ダナン→東京】 航空会社 出発時刻(DAD) 到着時刻(NRT) Vietnam Airlines 00:05 07:35 【東京→ダナン】 航空会社 出発時刻(NRT) 到着時刻(DAD) Vietnam Airlines 09:00 12:40   ※直行便なし   ※直行便なし   こちらの記事では2024年9月現在の日本⇔ベトナム間の運航便について、一挙紹介いたしました。 コロナ明けから徐々に便数も増え、最近では羽田便が出たり東京や大阪だけでなく各地方都市にも直行便が出ています。 一時帰国はもちろん、旅行の計画を立てたり、時間を比較するのに参考になれば嬉しい限りです。   ※飛行機の運行情報については、予告なく変更される場合があります。最新の情報については公式ホームページも合わせてご確認をお願いします。