ダナン編

2024.09.30

ベトナム旅行に活躍!Airbnbを利用した宿探しをご紹介

ベトナム旅行に活躍!Airbnbを利用した宿探しをご紹介
ベトナム観光情報、お役立ち情報

ベトナム旅行において、宿泊先はホテルを検討する方が多いのではないでしょうか。 予算や立地など、ホテルの数も多くて迷ってしまいますよね。 そこで今回、もうひとつの宿泊手段としてご提案したいのがAirbnb(エアビーアンドビー)です。 近年アジア有数のリゾート地として注目を集めているダナン・ホイアンでも、ホテルだけでなくAirbnbを利用した民泊も可能です。 今回はそんなAirbnbについて解説していきたいと思います。   Airbnb(エアビーアンドビー)・通称“エアビー”(以下エアビー)は世界191カ国以上で利用されている民泊サービスです。 エアビーでは宿泊者は「ゲスト」、運営側は「ホスト」、物件を「リスティング」と呼ばれます。 民泊を利用したいゲストと、使用していない部屋や物件を宿泊施設としての貸したいホストをマッチングさせるサービスとなっています。   アプリをダウンロードし、アカウントを作成 行き先であるエリアを入力 宿泊予定日と人数を指定する 価格や部屋のタイプなど希望条件で検索する 写真やレビュー、ハウスルール、キャンセルポリシー等確認後、予約 ※施設によっては予約リクエスト→ホストから承認後予約完了になる場合もある   海外での民泊利用だと、不安になるのは言語ではないでしょうか? エアビーには自動翻訳機能が付いているので、ホスト・ゲスト間のリアルタイムのチャットや、各リスティングのレビューも日本語にできます。 言語に自信の無い方でも安心してサービスを利用できます。   とても簡単に予約ができるエアビーですが、初めての利用時には不安を感じるかもしれません。 幸いなことに私は今までトラブルに遭ったことはないのですが、宿泊先によっては掲載写真と違っていたり、Wi-Fiやバスタブなどサービスに含まれているものが実際にはないなどのトラブルもあるようです。 そのようなトラブルを避けるためにも、下記の選び方をしてみることをお勧めします。   「ゲストチョイス」はこれまで宿泊したゲストから、評価、レビュー、信頼性において好評を得ている宿泊先となります。 また「スーパーホスト」とはエアビーにより実績を認定されたホストのことです。 スーパーホストが見つからない場合は予約前にホストと連絡も取れるので、そちらで不安や不明点を問い合わせ、やりとりをしてみると安心かもしれません。   また、実際に宿泊した人のレビューは必ず読みましょう。 お部屋に関することだけでなく、周辺の様子やホストの対応など、細かく書かれていることが多いです。 エリアの治安や、便利さもわかります。 海外においては日本人の方のレビューを読むと、さらに参考になるかもしれません。   エアビーはリスティングにもよりますが、基本的にホテルのようにアメニティや朝食、清掃サービスなどが付いていませんが、その分ホテルを利用するよりも宿泊費が安くなる場合が多いです。 またダナン・ホイアンは高級ホテル内のレジデンスや戸建てのヴィラを貸し出している物件もあり、ホテル経由の予約よりも安く泊まれることも! 私も実際、日本から友人が来たときには、ダナンにある五つ星ホテル、ハイアットのレジデンスにエアビーで宿泊しましたが、共有部分はホテル宿泊者と同じように利用でき、ゆったり過ごすことができました。   また少し郊外であれば一棟貸しの物件も多く、大人数で宿泊することもできます。 クアラルンプールへ友人と行った際もエアビーを利用しましたが、ワンフロアの部屋にそれぞれトイレ・シャワー付きのベッドルームが3つある&リビングが共用スペースになっているレジデンスを借りることができ、とても便利でした。 ホテルだと部屋が分かれてしまう場合が多いですが、エアビーであればリスティング次第で同じ空間or物件に泊まれるので、家族旅行や卒業旅行など大人数の旅行でも利用しやすいかもしれません。 キッチンや洗濯機・乾燥機が付いている物件であれば、長期滞在にも利用しやすいと思います。   今回はエアビーについてご紹介しました。 特に観光地では高級ホテルのレジデンスも安く泊まれたりするので、観光の目的や旅程に合わせて、ホテルとエアビーを比べてみてはいかがでしょうか? 初めての利用には不安もあるかもしれませんが、トラブルが起きないよう評価やレビューを参考に選択すれば安心して利用できますよ。 この記事が、ベトナム旅行のお役に立てれば幸いです。

2024.09.23

ベトナムで人気のスポーツ10選!人気の理由を徹底解説!

ベトナムで人気のスポーツ10選!人気の理由を徹底解説!
ベトナム生活情報

人気スポーツは日本だとサッカーや野球を思い浮かべる人が多いですが、ベトナムで人気のスポーツをご存知でしょうか? スポーツは言葉が通じなくとも、お互いで楽しみ、リスペクトし合える交流のひとつですよね。 今回は「ベトナムで人気のスポーツ10選」をご紹介し、その「人気の理由」を解説していきます! あわせて、ベトナム国内事情の 日本のようにプロリーグはある? ベトナムで相撲のような伝統スポーツはある? といった疑問にお答えしていきます!   サッカーはベトナムの最も人気なスポーツとして有名です。 ベトナムでのサッカーの歴史はフランス植民地時代の 1896 年に導入され始まりました。当初は植民地時代に南ベトナムで発展し、その後徐々に全国的に普及・発展していきました。   ベトナムには日本の「Jリーグ」にあたる「V-League」があります。各都市や省を代表する14チームが優勝を争います。 「V-League」は1980年に設立され、ベトナムサッカー連盟(VFF)が運営しており、日本のJ1リーグ、J2リーグのようにV-League 1、V-League 2、SECOND DIVISIONに分かれており、女子のリーグもあります。   植民地時代にベトナムに導入されたサッカーはベトナム全国統一後、ベトナム全土に広まっていきました。 1964年にAFC(アジアサッカー連盟)・FIFA(国際サッカー連盟)に加盟しました。 その後、1996年にベトナムはAFF(ASEANサッカー連盟)の正式加盟国となり、2008年にはベトナムチームが初めてAFFチャンピオンシップで優勝するなど盛り上がりを見せてきました。 2017年パク・ハンソ氏がベトナム代表の新監督に就任してからは、2018年にAFC U-23選手権で準決勝、AFFスズキカップ2018でベトナムが10年ぶりの優勝を果たし、街中でバイクに乗ったサポーターが大勢集まり熱狂したことは有名なエピソードです。 その後も、アジアカップ2019準々決勝進出、東南アジア競技大会(SEAゲームズ)優勝、ワールドカップ2022アジア2次予選進出など、数々の輝かしい成績を収め、ベトナム全国のサッカーファンを熱狂させ続けています。 このように、ベトナムでは「ワールドカップ」はもちろん、「アジアカップ」や「東南アジアサッカー選手権」などの開催時期はレストランやウォーキングストリートに設置された大型モニターに沢山の人が集まり、その人気ぶりが伺えます。 (参考URL)   バドミントンも近年ベトナムで人気のスポーツの一つです。実際に在住していると公園、ちょっとした空き地(駐車場)など、どこでもバドミントンをしている人を見かけることができます。 人気の理由としては、 バドミントンは気軽にプレイできる ラケットなどの道具が安くて買いやすい 一部の学校で体育の授業に取り入れられている などだと考えられています。 ベトナムのバドミントンにもプロリーグや全国大会があり、ベトナムバドミントン連盟が主に運営しています。 1996年から開催されている国際トーナメントの「ベトナムオープンバドミントントーナメント」は日本選手も活躍する有名な大会です。 2024年9月に開催された「ベトナムオープン2024」ではグエン・トゥイ・リン選手が日本の杉山薫選手を破り、3年連続の優勝を果たしました。 (参考URL)   バレーボールはフランス統治時代の1920年頃にもたらされたとされますが、人気になったのは1960年以降とされ、当初、バレーボールは地域のクラブや学校でのみ行われていました。 人気になった理由としては 場所を限定せずに屋内外で気軽にできる 一般の人々の運動や娯楽として取り入れられた などが挙げられています。(参考URL) 1990 年代以降には、バレーボールは人気のスポーツとなり、国内および国際トーナメントが開催されるようになりました。 ベトナムでは国内大会や国際大会など、バレーボールの大会が数多く開催されています。近年、ベトナムバレーボール代表チームは国際大会で目覚ましい成績を収め、2024年フィリピンで開催された「FIVB女子バレーボール・チャレンジャーカップ」では、ベトナム女子バレーボール代表が銅メダルを獲得するなど、世界ランキングで上位の国と善戦し盛り上がりを見せています。 (参考URL)   ベトナムでは近年、特に若者の間でバスケットボールの人気が高まっています。 学校や都市部には多くのバスケットボール コートが建設され、バスケットボールに親しみやすい環境が整ってきていることも人気の一因として考えられます。 また、2016 年に設立されたベトナムプロバスケットボールリーグ (VBA) が、さらに認知度・人気度を向上させています。 さらに、日本のバスケットボールアニメ「スラムダンク」の映画がベトナムでも流行したことも合わせて、カルチャーとしても人気が高まっています。 (参考URL)   ベトナム卓球連盟の暫定統計によると、現在ベトナムでは毎週100万人近くが定期的に卓球の競技や練習に参加しているそう。 また、現在ハノイだけでも約 1,000 の卓球クラブがあり、文化スポーツ観光省体育スポーツ局のレ・ティ・ホアン・イェン次長によると、卓球はベトナムで毎週練習する人が最も多いスポーツの一つだとされています。 ベトナムで卓球が人気である理由は ゲームのルールが非常にシンプルである 体力の向上やリラクゼーションに効果があるとされる 競技用具がそれほど高価ではない からだと考察されます。 プロ卓球大会では、2023年東南アジアユース卓球大会で、ベトナムは男子シングルスで金メダルを獲得するなどの成果をあげており、今後も若い卓球選手の育成にも力を入れていくとして注目されています。 (参考URL)   テニスは、ベトナムでは特にビジネスマンや高所得者の間で人気が高まっています。 都市部やリゾート地には多くのテニスコートが建設され、テニスに親しみやすい環境が整っています。 また近年では、テニスコートよりも小さいコートでプレイできるアメリカ発の競技「ピックルボール」の人気も高まっています。 ピックルボールはテニスと卓球を合わせたような競技で、おしゃれなプレイスタイルがネクストトレンドとして注目を集めています。 (参考URL)   ビリヤードは最近、ティックトックの「ホットトレンド」として登場し、若者のビリヤード人気が高まっています。 男性だけでなく、10代の女性もトレンドとしてビリヤードを楽しんでいます。 日本では暗い・夜遊びで嗜むスポーツといったイメージがあるビリヤードですが、ベトナムでは国内外のスポーツトーナメントで定期的に開催され、集中力や思考力を必要とするスポーツとして人気になっています。 ハノイ市にあるビリヤード施設では40.000~80.000VND/1時間ほどでプレイできるなど、プレイ代が低価格であることも魅力として挙げられています。 (参考URL)   旅行・観光ウェブサイト「ブレイキング・トラベル・ニュース」によると、ベトナムでは過去20年間でゴルフの人気が高まり、ベトナムは東南アジアでも有数のゴルフリゾート地となったそうです。 ゴルフの人気が高まっている理由としては 富裕層が増えたから ベトナム国内のゴルフリゾートの建設が進みプレイ環境が整ったから といった理由が考えられています。 実際に、ホーチミン市内の打ちっ放し練習場ではベトナム人のプレイヤーも多く、男性だけでなく女性や子どものプレイヤーの姿もよく見かけ、ゴルフをするベトナム人が増えてきていると体感できます。 (参考URL)   ベトナムでの移動はバイクが一般的ですが、近年は環境問題への意識の高まりやコロナ禍での運動不足をきっかけに移動手段を「自転車」にする人たちも増えてきているそうです。 ハノイ市では西湖をサイクリングするための自転車レンタル店や市内をめぐるサイクリングツアーもあり、サイクリングの注目が高まっています。 また、ベトナム全国287箇所のポートで「シェアサイクル」できる「TNGo(ティーエヌゴー)」の導入もサイクリングへの注目度を高めています。 (参考URL)   ダーカウは中国やベトナムを中心に行われている伝統的なスポーツで、バトミントンのシャトルのような「カウ」と呼ばれる羽を蹴り上げて行う競技で、ルールはバトミントンに似ています。 ベトナムでは公園や空き地、ウォーキングストリートなど至る所でダーカウを楽しんでいる人を見ることができます。 ベトナムでは学校での体育の授業に取り入れられており、世界大会もある人気なスポーツのひとつです。   先ほどご紹介したダーカウ以外では、「ボートレース(Đua thuyền)」や「綱引き(Kéo co)」があり、これらは主に祭りや旧正月(テト)の時期に開催されている伝統的なスポーツです。 この他にも、地域によっては「棒取り」や「レスリング」など様々なバリエーションがあり、その土地の伝統を継承しているものもあります。 日本でも綱引きは伝統的なスポーツとして挙げられていますので、日本とベトナムの共通点が感じられますね。 (参考URL)   ベトナムの人気スポーツ10選をご紹介しました。ベトナムではサッカーが最も人気ですが、バトミントンやダーカウなど小さいスペースで気軽に楽しめるスポーツも人気です。 また、スポーツを通してコミュニケーションする場面が多く見られ、プレイや観戦を通して、ワイワイと盛り上がるのがベトナムでのスポーツの楽しみ方といえます。 一方、富裕層が増えてきていることを背景にゴルフやテニス・ビリヤードなど道具やプレイに費用がかかるスポーツも人気が高まっており、スポーツの流行からもベトナムの経済成長を感じることができます。 ぜひ、皆さんもベトナムでスポーツを楽しんでみてくださいね。

2024.09.20

ダナン在住日本人イチ押し!人気レストランご紹介【日本食編】

ダナン在住日本人イチ押し!人気レストランご紹介【日本食編】
ベトナム生活情報

ベトナム中部のダナンは温暖な気候と美しいビーチ、多くのリゾートホテルがある人気のリゾート地ですが、魅力はそれだけではありません。 ダナンは現地のベトナム料理以外にも飲食店の選択肢が豊富なのも魅力のひとつです! さまざまなジャンルの飲食店があり、日本食店も豊富です。 今回こちらの記事では私がダナンで日本食が食べたい時に利用する、おすすめのレストランをご紹介します。 ベトナム料理に飽きてしまった・ちょっと苦手な方や、ベトナム他都市から旅行に来た方の参考になれば嬉しいです。   ダナンで美味しい日本食&中華と言ったら「陳めし」ではないでしょうか。 台湾出身・日本育ちのオーナー・陳さんのこだわりの料理が楽しめます。 グランドメニューの他、都度おすすめメニューも用意されています。 街中と海沿いの2店舗があり、海沿いの「陳めし109」では朝引き地鶏の焼鳥や2階では日本式の焼肉も楽しめます。 私のおすすめは四川麻婆豆腐です!中国四川省から仕入れた花山椒と自家製ラー油が効いていて、辛さとしびれがご飯にもビールにも合います。 人気のお店なので、大人数や個室希望の場合は事前予約がおすすめです。   ダナンでお寿司・お刺身を食べるのであればこちら。 日本人オーナーの瀬戸さんが運営するお店で、ダナンの鮮魚や築地から仕入れた魚介が比較的お手頃価格で楽しめます。 外国人や観光客に人気の海沿い・アントゥンエリアに位置し、ベトナム在住日本人だけでなく、その他外国籍の方や地元ベトナム人にも人気です。 特にランチタイム(10:30~13:30)はさらにお手頃価格で、180,000VND~お刺身やお寿司がいただけます。 お通し付き、汁物がお味噌汁かうどんか選べるのも嬉しいポイントです。 私のお気に入りは寿司セットで、日によってネタが多少変わるので大トロやトロたくがいただける時も…!   こちらは「一寸法師」と同じく瀬戸さんが運営するお店です。 一寸法師よりもボリューミーなメニューが多く、新鮮な魚介以外の定食メニューも充実しています。※ちなみに瀬戸さんは主にこちらにいらっしゃいます。 たくさん食べたい、瀬戸さんとのトークを楽しみたい方はこちらもおすすめです!   2023年3月にオープンした日系おにぎり専門店です。 炊き方にこだわったベトナム産のジャポニカ米をオーダー後にひとつひとつ丁寧に握っているので、ふわっとあたたかいおにぎりがいただけます。 おにぎりの種類は鮭、梅、ツナマヨなど日本人にとっての定番具材から、サテトムを使ったものやハオハオ風味などベトナム風まで全20種類。 その他、お味噌汁やだし巻き卵、ウインナーや唐揚げの付いたセットもあり、老若男女楽しめます。 手軽に食べられるので、忙しい時やちょっと小腹が空いた時はテイクアウトやデリバリーでもお世話になっています。   おにぎり屋さんの2階にはギフトショップ「Sunglow(サングロウ)」もあるので、お土産購入にぜひ立ち寄ってみてください。 オリジナルTシャツやオリジナルコーヒー、ホーチミン発ブランド「Hansryvn(ハンスリー・ベトナム)」をはじめとした、ベトナム各地からセレクトした商品が販売されています。   焼き鳥で推したいのが「OJI YAKITORI」。 ダナン在住外国人の中で徐々に人気上昇中のお店です。 日本の某有名焼き鳥チェーンで働いていたオーナーのDucさんの焼き鳥は、おいしくお手頃価格でコスパ◎ 焼き鳥や焼きトン、小皿メニューやお酒も充実しています。 どのメニューも安心できる日本の味で、日本の居酒屋が恋しい時におすすめです。 営業時間は17:00~L.O.0:00です。 不定休なのと、席数はあまり多くないのでご注意ください。   ラーメンといえば、バーガーブロス・アントゥン店の3階に2023年にオープンした「Ramen Nagisa」。 バーガーブロスのオーナー・池上さんによるお店で、日本の本格的な味わいのラーメンが楽しめます。 看板メニューの和風醤油ラーメンから、味噌、つけ麺、鶏白湯などラーメンメニューが豊富です。 ランチタイム(11:00~14:00)はお得なランチセットも。 カウンター席やテーブル席があるので一人でも大人数でも利用しやすいです。 おつまみメニューも充実しているので、飲み会にも利用できます。   ご飯とカフェ、両方楽しみたい時におすすめなのがこちら。 唐揚げプレートやコロッケプレート、カレー、スムージーボウルなどのカフェ飯メニューが楽しめます。 私のお気に入りメニューは鶏丼。 大学の学食で食べてた鶏丼に似ていて、つい食べたくなります。 またWi-Fiが爆速なので、ダナン在住の各国のノマドワーカーにも人気のスポットです。 日本人オーナーによる楽しいイベントも時々開催されています。※イベントは要事前予約なこともあるのでインスタを要チェック! お土産屋さんもカフェ内に併設されているので、お買い物も楽しめます。   こちらの記事ではダナン在住者おすすめの日本食をご紹介しました。 どのお店もそれぞれ特徴があり、まだ行ったことがない方は一度は訪れる価値ありのおすすめレストランです。 是非お気に入りのお店を見つけ、素敵なひと時を過ごしてくださいね。

2024.09.13

東南アジア比較!インドネシアとベトナム:異なる国の魅力を徹底比較

東南アジア比較!インドネシアとベトナム:異なる国の魅力を徹底比較
ベトナム生活情報、お役立ち情報

これから東南アジアへの海外移住を検討している方にとって、事前にその国を知ることはとても重要ですね。 東南アジアで圧倒的に日本人在住者が多い国といえばタイですが、タイは近年物価上昇が激しくコストを抑えたい方にとってはあまりおすすめではないかもしれません。 タイに次いで近年日本人が多く住む東南アジアの国と言えば、インドネシアとベトナムがあげられます。 両国とも在住日本人は約2万人と非常に多くなっています。 そんな二国を行き来している筆者が、日本人が住むという視点で徹底的に比較をしていきたいと思います◎ 東南アジア移住を検討している方は是非読んでみてくださいね!   インドネシア共和国は東南アジア南部に位置し、人口世界第4位の2億9,000万人を有する何千もの火山島から成る国です。 首都はジャカルタで、公用語はインドネシア語。1100万人以上がジャカルタに住んでいるため交通渋滞が非常に問題となっています。 また、人口の9割近くがイスラム教徒のためヒジャブを被っている女性をよく見かけたり、一部のスーパーやレストラン以外ではお酒の提供が禁止されています。 オオトカゲやゾウやオラウータンなどの動物が生息する広大なジャングル、一大リゾートとして大人気のバリ島など自然に満ち溢れた島国です。 ナシゴレンやサテなど日本人にも人気の高いインドネシア料理もおすすめですよ!   ベトナム社会主義共和国は東南アジアの東に位置し、約1億人の人口を有する国です。 首都はハノイで政治のお膝元、経済の中心地は南部ホーチミンにあり発展めがざましい都市です。 世界でも限られた社会主義国ですが、経済は資本主義で自由経済の側面も強く、ホーチミンは特に外資系企業の進出も増えています。 平均年齢32歳と若く勢いがあり、50年間で人口が2倍になった、今後さらなる成長が見込まれている国でもあります。 観光業や工場進出などが増えており、日本からの駐在者や旅行者にも人気の国です。 フォーや春巻きなど近年日本人にも人気のあるヘルシーなベトナム料理は日本人の口にも合うので非常におすすめです!   インドネシアのビジネスといえばジャカルタ、ベトナムはホーチミンを中心に様々な項目で比較をしていきたいと思います。 ベトナムはハノイに住む方も多いですが、人柄や気候など異なることも多いため、より多くの日本人が住むホーチミンを中心にみていきましょう◎     それぞれを一言表すと、インドネシア=のんびり、ベトナム=パワフルでしょうか。 穏やかなのんびりした人柄を好む方はインドネシア、ちゃきちゃき仕事を進めてほしい方はベトナムが合っているかもしれません◎   インドネシアの人々はとにかくのんびりいつもにこにこしています☺ 優しい笑顔で挨拶やお礼を言ってくれるので、気付いたらこちらも笑顔になってしまう素敵な国民性です。 誰に挨拶しても笑顔で返してくれ、『Terima kasih☺(ありがとう)』を店員さんや警備員さんがいつも言ってくれるのでほっこりしますよ◎ 一方でのんびりしているがゆえ、仕事の進捗が遅い…という難点があります。笑 お願いした仕事がいつまで経っても終わらないという管理職の嘆きを聞くことがよくあります。 また、インドネシアでは労働者を守る規制が強いことからも、欠勤が非常に多いなどの悩みも絶えません。   ベトナムの人々は北部と南部でも傾向が分かれますが、総じて明るくパワフルな国民性です。 ハノイの方がきっちりと真面目な印象が強く、ホーチミンなどの南部はのんびり大らかな方が多い印象です。 日本でも沖縄はのんびりしている、など暖かいところの方がのんびりしている人が多いのかもしれませんね◎ また、家族や友人をとても大切にするため、一度仲良くなると親の様に心配やお世話をしてくれるとても温かい方が多いです! そうはいってもインドネシア人と比較すると、パワフルで物事をはっきりと言い、自分の主張を通します。 また、自分の非を認めない、言い訳をよくする方もおり、仕事でミスをしても反省しない…などのお困りの声をよく聞きます。     両国とも乾季と雨季に分かれており常夏で年中暑いが、1日中雨が降ることはなく過ごしやすい。 気温も一定なので体調管理がしやすく、花粉がないのが嬉しいポイント! ジャカルタは大気汚染が世界でもトップクラスなので要注意。   1年の中で雨季と乾季に分かれるインドネシア。5月~11月が乾季、12月~4月が雨季シーズンで乾季は雨はあまり降らず、ずっとお天気が続きます。 雨季になると1日のうちの数時間のみスコールが降り、スコールが止むと涼しくなるという繰り返しです。 年間を通して暑く、基本的に1年中半袖で過ごすことができますが、室内は非常に冷房が効いており長袖でも寒いくらいですので、羽織は持っていた方が良いでしょう。 そして、ジャカルタの最大の難点は大気汚染です… 世界でもトップクラスの大気汚染がひどい場所ですので、どんより曇っている日が多く体調を崩しやすいです。 外を歩くときはマスクをしている人が多く、あまりにひどい日は外出を控える方もいる程です。 ただ、ショッピングモールやカフェなどが充実しているので、室内で1日過ごせますのでご安心ください◎   ベトナムは北と南で気候が全く異なり、北部ハノイは日本と同様に四季があります。 一方でホーチミンはインドネシアと似ており乾季と雨季に分かれていますが、時期は真逆の4月~10月が雨季、11月~3月が乾季です。 雨季になると午後から夕方にかけて1~2時間スコールが降り、止むと夕方から涼しくなるという日々です。 乾季は毎日青空で日差しが強烈で、35度前後の日々が続き非常に暑いので日中は室内にいることが多くなります。 雨あがりの涼しくなった夕方のお散歩は気持ち良くておすすめですよ◎     どちらも比較的治安は良いが、インドネシアは特に夜の女性の一人歩きには要注意。 ベトナムはバイクの逆走や信号無視など交通マナーに注意が必要です!   インドネシアは9割がイスラム教徒の国ですが、キリスト教徒なども一定数いる多宗教国家です。 比較的治安はよく、昼間であれば、女性がひとりで歩くことはとくに問題ありませんが、人通りの少ない道は避けた方が安心です。 夜間は犯罪に巻き込まれる可能性が高まるため、女性はもちろん男性も夜の外出はできる限り控えた方が良いでしょう。 筆者がジャカルタが来た際には、20時以降の一人歩きは大通りでなければ避けた方が良いと言われています。 人気のない道や特に北部コタエリアでのスリやひったくりなどには注意が必要です。 在住者もコタエリアは空気が変わる、夜には特にあまり行かないようにしている、などの声を聞くことがあります。 しかし実際に生活をしている筆者にとっては、夜や一定エリアに気をつければ日常生活に危険を感じることはありません。   ベトナムは比較的治安のよい国で、女性の一人歩きも問題ありません。 観光地エリアなどに行くと、スリやひったくり、空港でのタクシーぼったくりなどは聞くことがありますので注意は必要です。 ですがハノイとホーチミンに住んだことがある筆者は、日本に近い感覚で夜に一人で出かけても全く問題ありません。 移動はタクシーやGRABを使用するため、目的地から自宅まで外を歩く必要がないということもあり、日々の生活において危険を感じたことはありません。 注意点といえば、バイクが非常に多いため、外を歩くときにバイクにひかれないように気を付けることは必要かもしれません。 交通ルールがあってないようなもので、信号無視や逆走は多く、周りを見て注意して歩くようにしましょう。 インドネシアは車が停止してくれたり、歩行者にも優しいのでこの点はインドネシアに軍配ですね!     日本人が生活をする場合、街歩き、カフェ、お酒好きにはベトナムをおすすめ。 お買い物、利便性、言語の壁の低さを求める方にはインドネシアをおすすめ。   筆者がジャカルタに住んでみた感想としては、想像の何倍も都会で便利だということ。 想像もしていなかった超高層ビルが建ち並び、発展したショッピングモールがいくつもあるのです! 24時間営業しているコンビニもありますが、スーパーやレストランは22時には閉まる店舗がほとんどです。(コンビニではお酒は買えません) また、ジャカルタはメトロも走っており移動の選択肢がタクシーだけではないということが非常に便利なポイント◎ MRTと呼ばれるメトロは日本が関わったこともあり、日本の電車さながらの作りとなっています! 日本人向けのスーパーマーケットPapayaがジャカルタに4店舗ほどあり、日本食材や調味料に加えてお惣菜やお弁当も売っています。もはやここは日本…と感動してしまいます。(上記写真参照) また、インドネシア語はとても習得しやすい言語であるため、現地語を少し学習するだけで現地人と馴染みやすいというのも嬉しいポイントです◎ 一方で、渋滞がひどく移動時間の予測が立てられないところや、歩道が少なく街歩きがあまりできないことがマイナスポイントです。 ビジネスマンの方は、数キロ先のアポのために1時~2時間前から出発するのが普通です。   ベトナムのホーチミンは特に日々発展しており、日本人が日常生活を送るのに困ることはあまり多くありません。 現在ホーチミンは飲食店バブルを迎えており世界屈指の日本食激戦区となっています。コンビニもファミリーマート、セブンイレブン、ミニストップなど各種あり、深夜の買い物も可能です。 また、お酒やカフェが好きな方にも朗報です!ベトナムではスーパーではビール一本60円程度。飲み放題ですね。笑 また至る所に素敵なカフェがあるので、カフェ好きにもたまらないのではないでしょうか◎ 一方移動手段は基本的にタクシーやバイクタクシーが中心で、電車はまだ開通していません。 バスもありますが、乗り降りのハードルが高く、日本人で使用している方は限られています。 基本的にはタクシーで問題ありませんが、大雨が降ると全くタクシーが捕まらないこともあるので、不便に感じることも少々あるでしょう。 また、大型ショッピングモールなどは限られるため、洋服や靴などは日本で調達してくる方が多いです。   様々な側面からインドネシアとベトナムを比較してみましたがいかがでしたか? 筆者はハノイ、ホーチミン、ジャカルタに滞在経験がありますが、どの街もとても素敵でお気に入りで大好きです。 一方で、それぞれの街で特徴が異なるため、みなさまのライフスタイルや生活に求めるモノで街を選ぶと、より満足度の高い海外生活が送れること間違いなし◎ 東南アジア移住で迷われている方にとってこちらの記事が参考になれば嬉しい限りです!  

2024.08.19

【ベトナム/中秋節】どこで月餅を買う?ベトナム中秋節の月餅選びガイド

【ベトナム/中秋節】どこで月餅を買う?ベトナム中秋節の月餅選びガイド
ベトナム生活情報

年間の行事の中でも重要なイベントの一つである中秋節。中秋節といえば、もちろん月餅(げっぺい)です。 しかし、ベトナムで暮らす方は「どんな月餅を贈ったらいいかわからない…」「今年はどんな月餅を贈ろう?」と悩まれる方も少なくないのではないでしょうか。 そこで、今回は「贈り先に適した月餅とは?」「月餅を贈るときの注意点は?」という疑問にお答えし、ハノイ・ホーチミン市で購入できるベトナムで贈り物におすすめの月餅のお店を、ホテル仕様のラグジュアリーな月餅から地元に愛されるローカル店まで一気にご紹介します。   ▼中秋節の文化や起源を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。 【2024年9月17日】ベトナムの中秋節を徹底解説!月餅が主役!?   顧客や取引先に贈る月餅は、高級な味わいはもちろん、豪華で高級感のある見た目にも気を配ることが大切だと考えるベトナム人が多くいます。 また、豆の餡や塩漬けした卵が入った伝統的な味のものの方が好まれることが多く、月餅だけでなく月餅に合うお茶やワインなどを合わせて贈ることもあるようです。 贈る相手の好みや文化・関係性に合わせることが大切です。   日頃の感謝の気持ちを表す意味で月餅を贈ることもあります。関係性が近い人に個人的に月餅を贈る場合は、相手の好みに合わせるのが良いとされています。 近年では、月餅の種類も甘さ控えめの月餅や健康に配慮した材料を使用した月餅、チョコレートやコーヒー味のものなどバリエーションが豊かです。 もちろん、パッケージが豪華など見た目の華やかさも喜ばれるためのポイントになります。   そもそも月餅には「無病息災や子孫繫栄を祈って、家族で分け合って食べる」という風習があります。 職場のスタッフとも月餅を分け合って食べることで日頃の感謝や団結力を伝える機会にすることもできるでしょう。 職場への月餅には「誰にでも親しみのあるブランドの月餅」が選ばれる傾向にあります。   ベトナムでは両親や親戚などにも月餅を贈る文化があります。「有名なブランドの月餅」「見た目が豪華な月餅」などは喜ばれる傾向にありますが、やはり贈る相手の好みや家族の人数に応じて選ぶことが大切でしょう。 最近では「月餅が苦手」という人もいるため、お花や健康食品などをプレゼントしたり、一緒に食事をしたりすることもあるそうです※。 中秋節の『日ごろの労をねぎらい、家族でゆっくり過ごす日』であるという起源から、感謝の気持ちを伝え合い、家族とのひとときを楽しむと良いでしょう。 (※参考URL)   月餅を贈る際に気を付ける注意点としては「贈る日に気を付ける」ということです。 一般的にベトナムでは月餅を「中秋節の1か月前~2週間前頃」に渡すのが適切だとされています。 「中秋節の当日に贈ってはダメなの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、中秋節が近づくにつれて人気のものは売り切れてしまうこともあります。 また、「中秋節までの期間を盛り上げる」ために月餅の贈り物をする人が多く、中秋節が近づきすぎてからの贈り物は「大切にされていない」と感じる人もいることから、月餅を贈る際は中秋節から遠すぎず、近すぎない日に贈るのが良いとされています※。 ちなみに2024年の中秋節は 2024年9月17日(火) となっています。8月下旬~9月の月初までには月餅を贈りたいですね。 (※参考URL)   ベトナムの月餅はベトナム語で「Bánh Trung Thu(バインチュントゥー)」と呼ばれ、大きく 塩漬け玉子や豚肉、カニ等の塩気のある味付けの月餅 インゲン豆やハスの実、ナッツ等を使用した甘みのある味付けの月餅 の2種類に分けられますが「甘みのある餡に塩づけの卵入り」など甘塩っぱい味のものも一般的です。 また近年ではベトナム名産のチョコレートやコーヒーを使用した変わり種の月餅も登場しています。 中秋節は中国から到来した文化ですが、ベトナムでは中国と異なり子どもたちがランタンを持って練り歩くといった特徴もあります※。 (※参考URL)   販売されている月餅をよく見ると「丸い月餅」と「四角い月餅」があります。実はそれぞれに意味があり 丸い月餅―満月、充実した人生、再会の日、家族の豊かさと繁栄 四角い月餅―天地、自由と幸福 を表しています※。この他にもベトナムでは「動物や鯉の形の月餅」など可愛らしいものも販売されており、この動物の形にも子供の成長や家族の繫栄などの意味が込められているそうです。 (※参考URL)   ベトナムの月餅において重視されるのは、やはり「有名なブランド」であることや「味が美味しいこと」です。 また食べるまで期間が長くなることから「品質の安全性」を重視する人が多くなっています※。 ここからは、ベトナムの高級ホテルで購入できる月餅とベトナムで有名な地元の月餅店をご紹介します。 (※参考URL)   (画像URL) “シェラトン ハノイ ホテルでは、20 年にわたり熟練の職人が月餅を丹精込めて手作りしています。今年、ホテルの特別な「レガシー」コレクションは、その卓越した職人技を味わえます。最高級の材料と昔ながらのレシピで作られた絶妙な味と食感をぜひご堪能ください。シェラトン ハノイ ホテルの「レガシー」月餅で、中秋節のお祝いをしましょう。 ” (引用元URL) 【商品参考価格】 Harmony/月餅3個入,赤ワイン1本:1.999.000VND(net) Serene/月餅6個入:1.199.000VND(net) Moonlit/月餅4個入:969.000VND(net) Luna/月餅4個入:859.000VND(net)   (画像URL) “JW マリオット ハノイは、ベトナムの龍と当ホテルの建築にインスピレーションを得たクラシック ボックスとスーペリア ボックスを備えた 2024 年の月餅コレクションを正式に発表しました。ボックスの表面にある赤い色と目立つ伝説の龍は、繁栄と幸運を表しています。” (引用元URL) 【商品参考価格】 月餅4個入,ワイン1本:2.880.000―2.380.000VND(+) 月餅6個入,紅茶セット:1.680.000VND(+) 月餅4個入,紅茶セット:1.480.000VND(+)   (画像URL) “シェラトン サイゴン グランド オペラ ホテルは、オペラハウスの心地よいメロディーからインスピレーションを得た「オータム オーケストラ」と名付けられたムーンケーキ コレクション 2024 を発表します。このコレクションのコンセプトは、シェラトン サイゴンの「グランド オペラ」への改名フェーズの節目を記念するものです。ムーンケーキ コレクション 2024 は、3 つの豪華なボックスと、当ホテルの熟練シェフが手作りした本格的な月餅で構成されています。” (引用元URL) 【商品参考価格】 The Muse/月餅5個入,ティーセット:2.988.000VND(net) The Dreamer/月餅4個入:1.688.000VND(net) The Paragon/月餅4個入:1.488.000VND(net)   (画像URL) “ルネッサンスリバーサイド ホテル サイゴンの月餅ギフト ボックスは、伝統的な中秋の象徴と現代的な優雅さを融合し、お手元に届く皆様へ心からの祝福と幸運を祈ります。” (引用元URL) 【商品参考価格】 月餅4個入:1.590.000VND ※追加料金で企業のロゴを加えることができます。   (画像URL) “それぞれの美味しいフレーバーが、洗練されたデザインの箱の中に納まっている 𝐂𝐞𝐥𝐞𝐬𝐭𝐢𝐚𝐥 ハノイ ウエストレイクは、インターコンチネンタル ハノイ ウエストレイクの長年のモットーである「ベトナムの伝統の真髄を守りながら、現代の革新を尊重する」に沿って提案されています。特に、この素敵な月餅の箱は、大切な人へのプレゼントに最適です。” (引用元URL) 【商品参考価格】 Moonlit Nigth/月餅 4 個入り: 870.000VND(+) Aqua Hue/月餅 8 個入り: 1.340.000VND(+) Radiant Dawn/ケーキ6個入り、プレミアムワイン1本付き: 1.800.000VND(+)   (画像URL) “描かれている鳥は最も賢い鳥の一つと考えられており、また、民俗文化においても良い知らせをもたらす鳥とも考えられています。真珠のような月明かりに咲く花と、幸せなつがいの鳥と、過去の月で愛されてきた丸いケーキの箱をイメージして、伝統に対する敬意を示すとともに、お客様への新たな変化と素晴らしい願いを表現しています。” (引用元URL) 【商品参考価格】 Hy Thuoc Doan Vien/月餅4個入:1.380.000VND(+)   (画像URL) “トンボの美しさにインスピレーションを得たパーク ハイアット サイゴンは、「Thanh Dinh Luc Vu」と呼ばれる 2024 年の月餅コレクションを発売します” (引用元URL) 【商品参考価格】 インペリアルボックス/月餅4個入,紅茶ワインセット:6.050.000VND(+) デラックスボックス/月餅4個入,紅茶2セット:2.050.000VND(+) プレミアムボックス/月餅4個入:1.5000.000VND(+)   (画像URL) “この伝統を感じるタペストリーと芸術性を組み合わせた「自然の抱擁」コレクションを発表します。美しくデザインされたボックスは、私たちの周りの世界への扉であり、心に響く要素を表現しています。“ (引用元URL) 【商品参考価格】 SHIMMERING WATER/月餅8個入,ティー・シャンパンセット:5.888.000VND(net) CARESSING AIR/月餅8個入,ティーセット:2.788.000VND(net) NOURISHING EARTH・FIRE MOON/月餅4個入:2.488.000VND(net)   (画像URL) “日々の充実感と幸福の象徴である花の美しさをイメージしたデザインのギフトセットがあります。ギフトセットには、以下の 3 つの豪華で洗練されたボックスが含まれます。“ (引用元URL) 【商品参考価格】 月餅8個入:1.028.000VND(+) 月餅6個入:888.000VND(+) 月餅4個入:988.000VND(+)   (画像URL) 1948年にオープンした老舗ベーカリー。欧風のペーストリーやケーキ、アイスクリーム、蜂蜜を取り扱い、店内でのイートインも可能です。 【商品参考価格】 月餅4個入,蜂蜜ティーセット:2.800.000VND 月餅4個入:920.000VND 月餅6個入:720.000VND   (画像URL) “20世紀初頭のハノイの暮らしを描いた精巧なイラストが特徴のアートなボックスは、豊かな歴史を感じていただくことができます。このコレクションは、インドシナ時代の古典的な優雅さと古きハノイの魅力を表しています。” (引用元URL) 【商品参考価格】 SUPER VIP BOX/月餅6個入,紅茶セット:19.900.000 VND(+) VIP BOX/月餅6個入,ワインセット:6.600.000VND(+) 月餅4個入:2980.000VND(+) 月餅6個入:3130.000VND(+)   (画像URL) “ソフィテル サイゴン プラザの月餅コレクションは、絶妙なデザインとユニークな味わいが特徴で、家族や友人、ビジネスパートナーへの素晴らしい贈り物となります。2024年の中秋のお祝いに、優雅さと伝統の風情を添えてくれるでしょう。“ (引用元URL) 【商品参考価格】 プレミアムボックス/月餅6個入,紅茶セット:1.950.000VND(net) デラックスボックス/月餅4個入:1.495.000VND(net)   ここからは、ベトナムで有名な月餅店をご紹介します。 先ほどご紹介したホテルの月餅より比較的リーズナブルで質の高い月餅や豊富なフレーバーの選択肢を楽しむことができ、地元の人々に長年愛されていることから贈り物や家族・ご自身用にもおすすめです。   (画像URL) 1993年に設立したKinh Đôはベトナムで非常に有名なブランドで、質の高い月餅を提供しています。中秋節が近づくとベトナム各地でKinh Đôの出張店舗が道路沿いに店を構えます。 さまざまなフレーバーやデザイン・価格帯の月餅が揃っており、包装も豪華です。 【商品参考価格】 月餅4個入,紅茶セット:1.300.000VND 月餅4個入(ゴールデン ルビー ムーン):570.000VND   (画像URL) Maison Mooncakeは、高品質な素材と美しいデザインで知られる高級月餅ブランドです。厳選された素材を使い、伝統的なレシピに現代的なアプローチを加えた月餅を提供しています。美しいパッケージと多彩なフレーバーが特徴で、贈り物としても人気があります。特に中秋節や特別なイベントで喜ばれるほか、エコフレンドリーな素材の使用にも取り組んでおり、環境への配慮も大切にしています。 【商品参考価格】 月餅8個入,コラーゲンボックス:3.024.000VND 月餅4個入:388.800VND   (画像URL) 伝統的な製法にこだわった月餅で、地元の人々から長年愛されているお店です。手作りの月餅が特徴で、贈答品用の高級月餅からバラエティ豊かなフレーバーや子ども向けの動物月餅などがあります。 【商品参考価格】 月餅4個入,ワインセット:1.670.000VND 月餅4個入:760.000VND   (画像URL) 伝統的な月餅を製造する国内大手企業で、伝統的なレシピに基づいた月餅で、質の高い材料を使用しています。口当たりがよく、上品な味わいが好評です。   (画像URL) Givralは、70年以上の歴史を持つホーチミン市の有名な月餅ブランドで50年代初頭にフランス人オーナーによって設立された老舗ベーカリー・スイーツ店です。 フレーバーのバリエーションが豊富で、ヘルシー志向や軽やかな味付けの月餅もあります。ビジュアルも洗練されており、プレゼントにも適しています。 【商品参考価格】 月餅6個入,ティーセット:1.149.000VND 月餅4個入:438.000VND   (画像URL) Như Lanはホーチミン市でバインミーなどベトナム料理が食べられるローカルレストランとして観光客にも有名なお店です。中秋節が近づくと高品質な月餅をリーズナブルな価格で提供しており、シンプルでありながら、心温まる味わいが特徴です。 【商品参考価格】 月餅6個入:1.070.000VND 月餅4個入:455.000VND   日本人にはまだまだ馴染みがない文化ですが、中秋節はベトナムの重要なお祭りで、「大勢で取り分ける月餅」が「家族団欒や無病息災」の象徴的な役割を果たします。 月餅を選ぶ際は、贈り先に応じた月餅選びや贈る時期を選ぶことが重要です。 顧客や取引先には高級感のあるパッケージや伝統的なフレーバーが喜ばれやすく、上司や家族、お世話になっている人には相手の好みに合わせた月餅を用意するのがおすすめです。 中秋節にはぜひ、ベトナムの文化を象徴する月餅を囲んで、ご家族や職場の仲間と楽しいひとときをお過ごしください。

2024.08.17

ベトナムの娯楽事情について現地在住者が一部ご紹介!【パチンコ・スロット編】

ベトナムの娯楽事情について現地在住者が一部ご紹介!【パチンコ・スロット編】
ベトナム生活情報、ベトナム観光情報

みなさんはダナンにパチンコ・パチスロ店があるのをご存知ですか? 2022年4月にダナンにオープンした「MILLION GOD GAMING(ミリオン・ゴッド・ゲーミング)」は日本人経営の完全合法パチンコ・パチスロ店です。 立地はホテルや飲食店が建ち並ぶ、ミーケビーチエリアのすぐ側。 日本のパチンコ・ギャンブル系YouTuberや著名人たちの聖地になりつつある同店。 今回はこちらの日本人マネージャーにお話を伺いながらお店のご紹介をさせていただきます。     MILLION GOD GAMINGの最大の特徴は日本ではもうプレイできない、多くのファンに惜しまれている人気機種を取り揃えていることです。 店名にもなっている「MILLION GOD 神々の凱旋」をはじめ、初代北斗や吉宗などの4号機まであります。 そのため、日本の幻の機種の熱狂的なファンのみならず、日本から著名人や有名YouTuberもたくさんご来店いただいているそう。 また、日本では禁止されているプロモーションがベトナムでは禁止されていないので、ジャックポットやスタンプを貯めると設定6(※)にできるなど、様々なプロモーションをご用意しております。 ※スロットは大当たり確率が6段階に分かれている。設定1が一番確率が悪く、数が上がる程確率は良くなるので、6が最高確率。   このエリアはミーケビーチまで歩いて3分の立地で、ホテルや飲食店、スパも多く、観光客にも過ごしやすいエリアになっています。 広々とした2階建ての建物の2階には96台のスロットマシンとパチンコマシン、1階は20台パチンコマシンフロアとなっています。 1階のパチンコブースには落ち着いた雰囲気のテラス付きカフェが隣接しているため、ご家族連れでもゆっくり過ごすことができます。   初めてのご来店の方は受付でパスポートや身分証明書を提示し会員登録を行ってから、パチンコ玉もしくはパチスロのコインを購入します。 VNDだけでなく日本円で直接プレイすることも可能です。 パチンコは1玉1.000VND(約5円)、パチスロはシルバーコイン1枚が5.000VND(約25円)、ゴールドは1枚 10.000VND(約50円)。各コインの価値は為替レートによって変動するので注意してください。 また、店舗は日本同様の一般景品に交換または3点交換システムを採用しています。 ミニマムは200.000VND(約1000円)から、ゲームをお楽しみいただけます。   ベトナムでは外貨5,000USD以上を持ち込む際は、入出国時に税関申請が必要です。 申告なしで5,000USDを超える金額を持ち出そうとすると、超過分は没収されるのでご注意を。 一人あたりの所持が5,000USD未満であれば問題ありません。   「弊店はカジノではなくゲーミングセンターなので、パチンコとスロットの台を輸入するのに苦労しました。
パチンコ・スロット店経営の実績がなかったので、日本のパチンコの輸出業者を探すことや、日本からベトナムまでの法的手続きがかなり大変でしたが、苦労の甲斐あってベトナム政府の認定を受けた合法ゲーミングセンターとして開業できました」と日本人マネージャーの菊田氏。 「MILLION GOD GAMING」は合法的な営業許可を得ているため安心して楽しめますし、カジノとは異なりベトナム人の入店も可能です。※17歳以下の入店はお断りしています また土日祝日はプロモーションやイベントも多く行っています。 ダナンでパチンコ・パチスロで遊びたい方、ちょっと時間が空いた方は「MILLION GOD GAMING」を訪れてみてはいかがでしょうか?   住所:78 Hà Bổng, Phước Mỹ, Sơn Trà, Đà Nẵng 営業時間:9:00~22:00 電話番号:02362200777 Facebook:https://www.facebook.com/milliongodgaming 日本人連絡先:kikuta730@gmail.com/LINE ID:Kikuta730(菊田)

2024.08.13

【ベトナム/ビジネス】ベトナム有名企業10選★事業規模/事業内容について徹底解説!

【ベトナム/ビジネス】ベトナム有名企業10選★事業規模/事業内容について徹底解説!
ベトナム生活情報

ベトナムは、コスト面や地理的な面から製造拠点として注目されており、特に、電子機器、アパレル、靴などの製造業が盛んで、多国籍企業の製造拠点として選ばれています。また、農産物の加工業も急成長しており、コーヒー、パーム油、缶詰などの食品加工が行われています。 このようにベトナムでは海外企業の進出や海外企業の製造拠点が増加し続けていますが、ベトナムの経済成長と共にベトナムの国内企業も目覚ましい成長を遂げており世界への影響力も高まりつつあります。 今回は「ベトナム国内の有名企業」について業界ごとに事業規模や展開内容についてご紹介し「ベトナム国内企業の成長要因」や「今後の展望について」も解説していきます!   2023年に米系経済誌フォーブス・ベトナム(Forbes Vietnam)が発表した「ベトナム優良上場企業トップ50」によると、トップ10は Petrolimex(ペトロリミックス) Hoa Phat Group (ホア・ファット・グループ) Mobile World Investment Corporation (モバイル・ワールド・インベストメント・コーポレーション) PV GAS(PVガス) Masan Group (マサン・グループ) Vinhomes(ビンホームズ) Vinamilk(ビナミルク) BIDV Vietcombank(ベトコムバンク) Vietinbank (ベティンバンク) となっています。このリストは 2022 年に黒字であること、最低収益と資本金が 5,000 億ドンであることが要件 2018 年から 2022 年までの収益、利益、ROE、ROC 比率、EPS 成長率の複合成長率という 5 つの基準に基づいて企業が定量的にスコアリング Forbes Vietnamによる業界における企業の地位、利益の源泉、コーポレート・ガバナンスの質、業界の見通しなど、ビジネスの持続可能な発展を評価する定性調査を実施 と以上のような基準で選定されています。   ここからは、「ベトナム優良上場企業トップ50」のうちトップ10の企業を業界別に詳しくご紹介していきます。 ベトナム最大の石油・ガス企業で、ガソリン、ディーゼル、ジェット燃料などの燃料を販売しています。国内のガソリンスタンドのネットワークを広範に展開しており、ベトナム全土での燃料供給を行っています。 本社:ハノイ市 設立年:1956 事業内容:石油の輸出入および取引、精製、石油化学製品、Petrolimexが行っている分野での事業を行うための他の事業への資本投資等 連結税引前利益:3.947billion VND(2023)   ベトナム最大の乾性ガス輸送業者および供給業者、ベトナム第一の LPG 生産業者および貿易企業で、国営のPetroVietnam(ベトナム国営石油ガスグループ)の傘下にあります。 本社:ホーチミン市 設立年:1990 年 事業内容:ガスおよびガス製品の輸送、ガス工事の設計、建設、設置、運営、保守および修理、ガス輸出入業務の港湾倉庫サービス、ガス産業向け資材・設備の提供、石油・ガス管の塗装(防食塗装、断熱材、鉄筋コンクリート) 連結税引前利益:14.640billion VND(2023)   ベトナムの大手工業製造グループで、ベトナムで建設用鋼材および鋼管の市場シェア第 1 位を保持しています。建設機械の販売を専門とする会社としてスタートしたホアファットは、家具、鋼管、建設用鋼材、冷凍、不動産、農業などの他の分野にも徐々に事業を拡大しています。 本社:ハノイ市 設立年:1992年 事業内容:鉄鋼(建設用鋼材、熱間圧延鋼板)、鉄鋼製品(鋼管、亜鉛メッキ鋼板、伸線鋼板、プレストレスト鋼板など)、農業、不動産、不動産家庭用の家電製品の製造 連結税引前利益:6.835 billion VND(2023)   ベトナムの大手総合企業で、消費財、食品、鉱業など多岐にわたる事業を展開しています。 全国に展開のWinCommerce は、WinMart スーパーマーケットと WinMart+/WiN ストアなどの小売事業、また、Masan Consumer Holdingsでは調味料・食品等の販売を行い、主なブランドにCHIN-SUなどがあります。飲料分野ではカフェチェーンのPhuc Longを手掛けています。 本社:ホーチミン市 設立年:2004年 事業内容:小売業、調味料・飲料・その他食品等の消費財の製造販売、個人および中小企業向けの金融サービス、鉄鋼の製造加工 連結税引前利益:78.252billionVND(2023)   ベトナム最大の乳製品メーカーであり、中東、韓国、中国、東南アジア等国内外で広く展開しています。 国際品質の乳製品の製造販売を行っており、牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、飲料から総合栄養食品まで幅広く展開しています。 本社:ホーチミン市 設立年:1976 年 事業内容:乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ・アイスクリーム・飲料)、その他飲料、総合栄養食品、砂糖の製造販売 連結税引前利益:60.479 billionVND (2023)   1957年「ベトナム建設銀行」として設立され、ベトナム北部の社会主義経済に貢献していき、3 回の改名を経て現在のBIDV となりました。2022 年末までにカンボジア・ラオス・ロシア・台北など海外駐在事務所を設けています。 2019年には韓国第3位の銀行であるハナ銀行が戦略的協力協定を正式に締結し、ハナ銀行がBIDVの定款資本の15%を保有しています。 本社:ハノイ市 設立年:1957年 事業内容:個人または企業向けの銀行サービス・保険事業、各種仲介・投資コンサルティング、金融投資 連結税引前利益:27.589billion VND (2023)   国内外に 600 以上の支店があり、約 23,000 人の従業員と全国に 2,500 台以上の ATM と 60,000 台以上のカード支払い受付ユニットを備えたオートバンク システムをもっています。 2011年にはみずほ銀行がVietcombankとの資本・業務提携を行い、株式の15%を保有しています。 本社:ハノイ市 設立年:1963 年 事業内容:個人または企業向けの銀行サービス・保険事業、各種仲介・投資コンサルティング、金融投資 連結税引前利益:41.244billionVND (2023)   ベトナムの主要な商業銀行であり、金融サービスの幅広い範囲を提供しています。 三菱 UFJ 銀行は2012年にVietinbankと業務提携契約を結び、株式の約20%を取得しています。 本社:ハノイ市 設立年:1988 年 事業内容:組織や個人から短期、中期、長期の預金や資本融資、組織と個人間の支払い、外貨取引、国際貿易金融サービスの実施、コマーシャルペーパー、債券、その他の有価証券など 連結税引前利益:25.100billion VND (2023)   ▼ベトナムの主要銀行や銀行事情について詳しく解説しています 【ベトナム大手銀行】主要10行と日系銀行についてご紹介   全国で不動産の開発、譲渡、運営の分野で事業を展開する、ベトナムでナンバー 1 の不動産ブランドで数々の高級住宅地やリゾートホテルなどを手掛けています。 Vinhomesはベトナム国内で一番資本金が多い民間大企業であるVingroupの傘下にあります。 本社:ハノイ市 設立年:2002年 事業内容:不動産の開発、譲渡、運営 連結税引前利益:103.300 billion VND (2023)   ベトナムのエレクトロニクスおよび家電製品の販売における主要な小売企業です。収益と税引き後純利益でベトナムトップとなっています。 小売チェーンを運営する子会社のほかに、アフターサービス、設置サービス、ラストマイル配送、物流、倉庫サービスなどの関連サービスを提供する子会社もあります。さらに、インドネシアの消費者向け電子機器小売合弁会社を通じて地域市場にも進出しています。 本社:ホーチミン市 設立年:2010年 事業内容:家電小売り、家電関連サービス業、生鮮食品・日用品等消費財の販売、化粧品・医療品等の販売、ベビー用品等の販売 売上高:5billion VND (2023)   ドイモイ政策による市場経済の導入 平均年齢の若さと中流層の拡大 政策支援・インフラ開発 テクノロジーの導入 などが主な要因として考えられます。 具体的には、1986年から導入されたドイモイ政策による市場経済の改革により民間企業の設立が促進され、外資系企業の誘致も加速しています。 また、ベトナムの平均年齢は33歳と若く、労働力が豊富で、近年の教育水準の向上により多くの優秀な人材を輩出しています。このことが、中間層と消費市場を拡大させ、さまざまな商品の需要が増加しています。   ▼ベトナムの教育制度や理系に強い理由を解説しています ベトナムの教育制度をご紹介!理系に強い理由を徹底解剖★ さらに、政策支援も大きな要因で、国と銀行一体となった税制優遇や投資促進政策が市場の成長を後押ししています。 近年ではキャッシュレス市場やIT導入などのテクノロジーの導入を政府が主導しており、最新技術を活用することで生産性の向上や新しいビジネスモデルの構築が実現しています。今後の地下鉄等のインフラ拡充もまた、ベトナムの経済を活発にする要因となるでしょう。 このような要因が相まって、ベトナムの企業は国内外での競争力を強化し、急成長を遂げている要因と考えられます。   ベトナムにおける物価上昇率は全体として増加傾向にあり、2024年第1四半期の消費者物価指数は2023年の同時期と比べて3.77%上昇しています。 また、ベトナム政府は2024年7月1日から適用される最低賃金を引き上げの規定を発行し改定前より平均で約6%上昇しました。   2023 年の1人当たりの平均月収は 496 万VND(=31,496円) に達し、2022 年と比較して 6.2% 増加しています。 この統計から「ベトナムは平均月収が低く発展途上国である」と考えられる方も多いかと思いますが、実際は 人口生活水準調査報告書における一人当たりの平均収入には、働いていない、仕事を持たない、またはまだ労働年齢に達していない世帯内の扶養家族も含まれている。 と発表されていることからベトナム人一人当たりの収入額は統計データよりも高くなる可能性があります。   ベトナム政府が発表している2024年の経済成長政策によると 観光フェスティバル、ショッピングフェスティバル、国内市場貿易促進プログラムによる消費を刺激する政策の実施 デジタルプラットフォームを通じた国内消費を拡大するための電子商取引 ベトナム製品の優先的な使用の奨励 農村部や山岳地帯の流通システムの近代化への投資 二国間および多国間貿易協定の活用、ベトナム製品の生産市場の拡大 外国人観光客の誘致、外貨獲得 宿泊、飲食、運輸、貿易、その他のサービス等の産業チェーンへの支援 外国投資資本の誘致 再生可能エネルギー、半導体チップ、社会経済発展、持続可能な経済発展、グリーン経済の役割を果たすその他の産業などの新しい分野への参入 農林水産物の品質の向上、付加価値の高い製品や輸出優位性のある製品への注力 以上のように、政府が主導となって国内需要の拡大や外国資本の誘致、国内製品の市場拡大などの計画を立てています。 このような政策からも、ベトナム国内企業の成長の期待が高まっています。   ベトナムには急成長を支える有力企業群を擁し、経済の多様化と国際化が進んでいます。特に「ベトナム優良上場企業トップ50」にランクインした企業は、エネルギー、製造、食品、金融、不動産、小売など多様な業界で活躍しています。 ベトナムの経済発展に伴う国内消費の拡大を見込んでベトナムに進出する日系企業も年々増加しており、ベトナムの成長に注目と期待が高まっています。 ベトナムで働くことで急成長する経済を実際に体感しながら、その成長に貢献し経験値を高められる可能性があります。 この記事が参考になりましたら幸いです。

2024.08.07

ベトナムと日本の違い!現地日本人が身近な日常を徹底解説

ベトナムと日本の違い!現地日本人が身近な日常を徹底解説
ベトナム生活情報

「ベトナムは日本人が暮らしやすい国」とされ、日本人在住者の増加と共に毎年多くの日本人観光客が訪れる国です。 しかし日本とベトナム、両国の文化には違いがあるので、日常生活における細かな習慣から大きな社会的な違いまで、様々な面で異なる部分はあります。 日本では当たり前・常識とされることが、ベトナムでは非常識だったり、逆に日本では見られない習慣があったりと驚かされることもあります。 この記事では、ベトナム在住の現地日本人が「ベトナムと日本の違い」について解説していきます!   観光中に「バインミーをテイクアウトして食べる」ということがあるかもしれません。「どこで食べよう?」と悩む方も多いのではないでしょうか? 実はベトナムのカフェの多くは「フード持ち込みOK」のところばかりです。 ドリンクを注文すれば、持ち込んだバインミーなどのテイクアウトフードをカフェ店内で食べることができます。※一部持ち込み禁止店もあるため事前に確認しましょう 日本の飲食店では「フード持ち込み禁止」が一般的ですので、寛容なベトナムの文化が素晴らしいと感じますね。 フルーツに塩をつけて食べる ベトナムでは熟していないマンゴーやパイナップル、グアバなどに唐辛子入りの塩をつけて食べる文化があります。 ダラットでいちごを購入した際も「塩をつけますか?」と聞かれたので驚いてしまいましたが、日本のスイカに塩をつけて食べるのと同じ感覚なのかもしれませんね。   ベトナムの食事マナーとして、日本と異なるのは主に お椀に口をつけない 麵をすすらない という点です。特にフォーなどの麵料理ではお椀に口をつけて汁を飲んだり、麵をすすったりしたくなりますが、テーブルにあるレンゲを使って上手に食べてみてくださいね。 また、高級なレストランなどではよく「ソーサー(お皿)の上にお椀が乗っている」ことがありますが、これはフランス領の名残でお椀とソーサーを重ねたまま使用するのが基本となっています。 しかし、ソーサーを取り皿として使用しても問題ないとされるため、あまり気にする必要はなさそうです。   日本ではお手拭は無料ですが、ベトナムのお手拭きは有料です。 お手拭き代はレストランにもよりますが一枚あたり2000~5000VND(約10円~30円)となっています。持参のお手拭きなどがある場合は使わなくても問題ありません。 また、ハーブや調味料類は無料ですが、フォーのお店などでよく見るテーブル上の「細い揚げパン(quẩy)」「バナナの葉につつまれたおかず(Nem chua)」などは有料です。   ベトナム料理のディナーなどは3~4人前程の大皿で提供されることが多く、少人数では食べきれないということもあります。 しかし、ベトナムでは残してしまっても店員さんに「持ち帰れますか?」と尋ねると、無料でプラ容器に包んでくれる店舗がほとんどです。 日本では食べ残しを持ち帰れる店舗が少なくなっているため、無料で持ち帰りができると食べ物が無駄にならず有り難いですよね。   ベトナムではローカルレストランを含めテーブル会計が基本です。食事が終わったら、店員さんを呼ぶと会計明細を持って来てくれます。 ここで注意したいのが「注文内容とレシート・金額が合っているか確認する」ということです。 「注文品が来なかった」「注文していないオーダーが入っている」ということも稀にあります。ベトナム人もレストランで食事をした際は必ず一つ一つの注文が合っているか確認する人がほとんどですので、じっくり確認して恥ずかしいということはありません。 また、500VND紙幣の流通量が少ないことから、1000VND(約6円)以下のおつりは省略されることがあります。   ベトナムのスーパーでたくさん並んでいる野菜やフルーツは基本的に量り売りです。売り場にある袋に詰めて計量コーナーで計ってもらい、レジに行きましょう。 最近では、あらかじめパック詰めされている商品もよく見かけるようになっています。   無糖の牛乳やお茶が当たり前の日本とは異なり、ベトナムの牛乳やお茶は甘み(đường=砂糖)を加えて販売されています。 【ベトナム語でのパッケージ表記】 無糖=nguyên chất/không đường 加糖=có đường 微糖=ít đường 近年では砂糖の有無が英語表記されている商品も増えてきています。ちなみに、ヨーグルトも無糖~加糖から選ぶことができます。 無糖の牛乳やお茶はベトナムのスーパーやコンビニなどでも売っています。 しかし、適当に手に取ったものが「意図せず砂糖入りだった!」ということもありますので、購入する際はパッケージの確認をお忘れなく!   ベトナムの多くのスーパーでは入店する際に、大きめのバッグや荷物は入口で預けるか結束バンドで開け口を固定してもらいます。 スマホショルダーや財布のみ入れられるミニバッグなどはそのまま店内に持ち込むことができます。 購入する際は、会計時にレジ付近にいる警備員さんに結束バンドを切ってもらうことができます。 慣れないうちは荷物から予め財布を出しておくとスムーズです。   ベトナムにはおしゃれなカフェや飲食店が多く、SNSで写真映えスポットとして紹介されているところもたくさんあります。 しかし「お店に辿り着くまで大変だった」ということをよく聞きます。例えば 他のお店の中にある階段を登らないといけない 迷路のような路地を通らないといけない 看板が小さすぎてわからない など、ベトナムに来たばかりの日本人には難しいと感じてしまうところもあります。迷ったら近くの人に地図や住所を見せて教えてもらいましょう。   ベトナムには日本の住居のような「玄関」がなく、マンションでも玄関ドアを開けるとすぐリビングルームという構造になっているところがほとんどです。 また、ベトナム人家庭では大人数で食事をするときにはダイニングテーブルを使わず、リビングの床に食事を置いて、ピクニックのように食事を囲むこともあります。 さらに、戸建ての場合はリビングの一角をバイク置場にしている家庭も多く、日本の住居とは異なる部分もあり驚きがありますね。   日本では日付を○年○月○日と表記しますが、ベトナムでは○日○月○年と日本とは逆になっています。 賞味期限などの表記もこの日付順になっています。 HSD(消費期限=Hạn Sử Dụng) NSX(製造日=Ngày Sản Xuất) 商品によってはNSXのみで「賞味期限は製造日から○か月以内」といった記載がある場合があります。   ベトナムの数字の書き方は「1」と「7」が大きく日本人とは異なると言われています。 具体的には「1」には下に棒をつけたり縦線のみで書いたり、「7」には横棒をつけたりと数字が混同しないように書く人が多くなっています。 また、日本では小数点を「.(ドット)」で表しますが、ベトナムでは「,(コンマ)」となっています。   日本では抗生物質などの処方箋が必要な薬でも、ベトナムでは薬局で1回分から購入することができます。 薬剤師さんに症状や薬名を伝えると数十円から数百円程度で購入することができ、日本のように診察を受けたり、薬局に行ったりする手間がなく手軽で便利です。   「軍や警察の写真を撮らない」ということはベトナムに入国する際のタブーとしてよく知られています。 この他にも、「ホーチミン氏や政治を批判しない」「グラビア写真集などわいせつ物を持ち込まない」などベトナムならではのルールがあります。 入国する前には、外務省のベトナム入国情報を確認するようにしましょう。 ◆ベトナム:安全対策基礎データ https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_015.html     ベトナム=南国ということで、半ズボンなどの軽装で旅行に来る方も多いでしょう。 しかし、ハノイにある「ホーチミン廟」ではノースリーブ・半ズボンなどでの入場は禁止されています。 ちなみに、役所や警察署などの行政機関に行く際も半ズボンでは「服装が不適切」だとして入場できない場合があります。   ベトナムの都市部にあるデパートや観光客向けのレストラン、ホテルなどではトイレットペーパーを流せる所が増えてきており、日本の商業施設と同様に使うことができます。しかし、 トイレットペーパーを流さないで(KHÔNG XẢ RÁC, GIẤY VÀO BỒN CẦU)と掲示している 大きめのゴミ箱が設置されている 以上のようなトイレは、詰まってしまうためゴミ箱にトイレットペーパーを捨てるようにしましょう。   ベトナムではバス・トラック>車>バイク>自転車>歩行者の順で優先されており、ベトナムに来たばかりの日本人には「道路を渡るのも一苦労」です。 道路を渡る際は急に立ち止まったり、走ったりせずに落ち着いてゆっくり歩くと自然とバイクや車がよけてくれ上手に横断することができますよ! ちなみに、ベトナムではクラクションを頻繫に鳴らしますが、これは「通りますよ」というサインで使われるケースがほとんどです。 また市内を走るバスは乗客を乗せる際には、お年寄りでない限り完全に停車しませんのでバスが近づいたら手を挙げて乗車の意識を示して小走りで乗り込むようにしましょう。   ベトナムでは食事から宅配まで「デリバリーサービス」が主流で日本よりも安価で利用しやすいです。 注文したものを受け取る際にほぼ必ずドライバーから「電話」がかかってきます。ドライバーによっては受取人が外国人だとショートメッセージを送ってくれる人もいます。 ベトナムの通信費は日本に比べて安価ですので、通信費も安く抑えることができますよ。   ベトナムは日本よりも銀行預金利息が高く、具体的に2024年 7月時点でVietcombankの定期預金金利は最大で、60ヶ月4.70%(VND)となっています。また、12ヶ月では4.60%(VND)となっています。 日本の利息がいいとされるインターネットバンクでも利息が0.1~0.2%ですので最大で40倍以上も利息に差があります。   ベトナムの義務教育は就学前の5歳から中学卒業の15歳までです。 日本では就学前の義務教育は行われていませんが、ベトナムは国全体で就学前からの教育に力を入れているという違いがあります。   ベトナムの公式文書でサインをする場合などは、青色ボールペンを使用することが慣例となっています。 印刷した文字の黒い部分と見間違わないようにするため 万年筆の名残 学生がテストでも使用する など青色ボールペンを使う理由はいくつかあるようです※。 (※参考URL)   ベトナムの職場ではお昼時間にデスクや床でお昼寝をすることが一般的です。 オフィスワーカー以外も、市場や公園でもお昼寝する姿をよく見かけます。 ベトナムでは早朝から働き始めることや日中が暑いことなどもありお昼寝文化が根付いているようです。   日本では「1分でも遅れると遅刻」とされますが、ベトナムでは交通渋滞などもあり「15~30分」ぐらいであれば遅刻をしても大丈夫という感覚の人が多いそうです。 とはいえ、日系企業や海外企業で働くベトナム人は海外文化の理解を深めている人も多くおり、ひとまとめにベトナム人のスタイルを語ることは難しいでしょう。 ただ、ベトナムの大らかで寛容な国民性は日本で閉塞感がある人にとって、居心地がいいと感じる場面も多いはずです。   ベトナムの干支は日本とは少し異なる部分があり、 「牛→水牛」「兎→猫」「羊→山羊」「猪→豚」となっています。 日本では寝ていて干支に入れなかった猫ですが、ベトナムでは「猫年は幸運と順風満帆をもたらす」とされ 稲作文化のベトナムではネズミを狩る猫が重宝された 兎はネズミの仲間とされ重複をさけた など「猫年」があることに諸説あるそうです※。ベトナム人にとってテト(旧正月)期間は1年で最も大切な行事になっています。 (※参考URL)   テト(旧正月)には、リーシーと言われるお年玉を渡します。日本ではお年玉は子どもが貰うものですが、ベトナムでは年齢に関係なく祖父母・親・親戚の子ども・近所の子ども・メイドさん・ドライバーさんなどに渡します。 ▼お年玉の相場などテト事情を解説しています。 【ベトナム/旧正月】現地在住者に聞く!テト(旧正月)の習慣・マナー・過ごし方   ベトナム語では自分の年齢と相手の年齢、関係性によって一人称と二人称を変化させます。 例えば 【相手が自分の兄姉ぐらいの年齢の場合】 (私)        Em (あなた)Anh【兄】 /Chị【姉】 となります。この他にも、相手が子どもぐらい・両親ぐらい・祖父母ぐらい…とパターンがあります。 日本語にはない感覚ですので最初は戸惑いますが、挨拶の際などにこの二人称をつけるとより自然なベトナム語に聞こえるそうですので、覚えておいて損はないでしょう。 年齢を尋ねる人が多い? 先ほど紹介したように相手の年齢によって人称代名詞が異なるため、初対面でも年齢を聞くことがあります。 この他にも、家族構成や年収・結婚・恋人の話を話題にするなどかなりオープンな人もいます。 しかし、最近では若者を中心にプライベートな質問を避ける人も増えてきているそうです※。 (※参考URL)   「ベトナム人は家族を大切にする」ということがよく言われています。テト(旧正月)中に帰省をすることはもちろん、結婚や出産・引っ越しなど家族の事情に合わせて転職をすることも珍しくはありません。 また、ベトナムでは子ども好きな人が多くレストランやカフェで小さな子どもが騒いでも、日本のように肩身が狭いということはなく、むしろ店員さんが抱っこしたりあやしてくれたりと微笑ましい光景を見ることができます。   ベトナムでは100年前から「男女平等」が法律で認められており、女性が大切にされてきた文化があります。 ベトナム女性の日の「10月20日」と世界国際女性の日の「3月8日」は職場や家庭、スーパーに至るまで女性の日一色となり、女性への贈り物を欠かしません。 ▼ベトナムの女性の日事情について詳しく解説しています 【男性必見!】年2回あるベトナム女性の日を徹底解説   ベトナムのお葬式は楽器や歌などで賑やかに執り行い、親族は白い衣装やハチマキを着用します。 一方、結婚式は日本の結婚式のように厳しいマナーはなく、ご祝儀は500.000VND(約3000円)で招待状が入っていた封筒に入れて渡します。   「ベトナムと日本の違い」についてご紹介しました。みなさんはいくつご存知でしたか? 文化の違いでは「ないもの」や「マイナス面」ばかりがフォーカスされがちですが、文化や習慣にはその国の良さがたくさん詰まっています。 また、ベトナムでは日本との共通点も多くあります。ベトナムでの滞在を通じて、たくさんの素敵な発見をしてみてくださいね。 この記事が参考になりましたら幸いです!

2024.08.05

ダナン在住日本人イチ押し!人気レストランご紹介【西洋料理・洋食編】

ダナン在住日本人イチ押し!人気レストランご紹介【西洋料理・洋食編】
ベトナム生活情報

ベトナム中部のダナンは温暖な気候と美しいビーチ、多くのリゾートホテルがある人気のリゾート地ですが、魅力はそれだけではありません。 ダナンは現地のベトナム料理以外にも飲食店の選択肢が豊富なのも魅力のひとつです! さまざまなジャンルの飲食店がありますが、今回こちらの記事ではダナンのおすすめ西洋料理・洋食レストランをご紹介します。 ベトナム料理に飽きてしまった・ちょっと苦手な方や、ベトナム他都市から旅行に来た方の参考になれば嬉しいです。   ダナンで美味しいフレンチと言ったらこちら。 海沿いの閑静な住宅街エリアにある「Le Comptoir」ではフランス人オーナーシェフ・オリヴィエさんが厳選した旬の食材を使ったフランス料理が楽しめます。 伝統的なフランス料理からオリヴィエ氏による創作料理が豊富で、中には味噌など日本食材を使ったお料理も。 セットメニューは1,690,000VND~、アラカルトメニューも用意されています。 イタリア人ソムリエ・ミリアムさんの厳選したワインも豊富で、私のおすすめはセットメニュー+ワインのペアリングコース。 アットホームな店内で美味しいフレンチとワインをゆったり楽しんでみてはいかがでしょうか? ※要事前予約   イタリアやフランスのミシュラン獲得レストランで経験を積んだイタリア人シェフ・アレッシオさんによる創作イタリアンが楽しめるレストランです。 ハン川のほとりにあり、ベトナム人若手アーティストによる装飾やオープンエアーで落ち着いた店内が特徴。 地産地消にこだわった季節ごとのメニューとお酒のメニューも豊富です。 セットメニューは970,000VND~と比較的お手頃価格。 私のお気に入りは時々登場するカネロニ(大きな円筒形のパスタ)。 ニョッキ生地で作られたカネロニなので、食感がもちもちでチーズやトマト、どんなソースにも合います。   2015年のオープンからコロナ禍を乗り越えた日系バーガーショップです。 アメリカ在住経験のあるオーナーシェフ・池上さんによるハンバーガーは毎朝仕込みを行っており、新鮮でボリューム満点。 欧米人からアジア人にも人気で、老若男女におすすめです。 海沿いアントゥンエリアの店舗と街中の2店舗があり、それぞれ土地の雰囲気にあった店舗造りです。 私のおすすめは乾季限定のNNバーガー(アボカド・ベーコン・チーズ)。肉肉しいパテにトッピングの相性が抜群です! 人気のお店なので、大人数の場合は広いアントゥン店&事前予約がおすすめです。 アントゥン店の3階には2023年に「ラーメン渚」もオープンしており、こちらも池上さんによるお店で、日本の本格的な味わいのラーメンが楽しめます。   店名の通り、ニューヨーク出身のゴードンさんによるピザ店。 ニューヨークスタイルのピザは全部で16種類あり、そのうち5種類はベジタリアン向けメニューです。 ビールの種類も豊富で、ベトナム国内から近隣ASEAN諸国のビールまで楽しめます。 私のおすすめはペパロニピザのエクストラチーズ。ビールとの相性も◎ ピザのLサイズはとても大きく、直径40cmと衝撃の大きさです。 また、2024年8月に川沿いのバクダン通りにも新店舗がオープンし、現在はダナン市内で2店舗展開中です。   ミーケビーチから徒歩10分、ローカル飲食店やミニマートが並ぶエリアに2023年11月にオープンした比較的新しいステーキハウスです。 モダンで高級感のある店内造りで、洗練された雰囲気が特徴です。 メニューはとてもシンプルですがお手頃価格でステーキが楽しめ、ステーキにはミニサラダもついてきます。 ステーキはもちろん美味しいのですが、サイドメニューの「Truffle Dauphinoise(トリュフドーフィノワーズ/フランス・ドーフィネ地方の郷土料理じゃがいものグラタン)」もおすすめです。 今流行りの“アリゴ”のような感じのマッシュポテトです。 通常23時まで営業しているので、お肉やサイドメニューをちょっとつまみながらお酒を楽しむのにもおすすめです。   こちらの記事ではダナン在住者おすすめの西洋料理・洋食をご紹介しました。 どのお店もそれぞれ特徴があり、まだ行ったことがない方は一度は訪れる価値ありのおすすめレストランです。 是非お気に入りのお店を見つけ、素敵なひと時を過ごしてくださいね。

2024.08.03

ベトナムで効果的な英語学習について!おすすめの学習法4選を紹介

ベトナムで効果的な英語学習について!おすすめの学習法4選を紹介
ベトナム生活情報

海外駐在が決まると、日本での準備期間中に会社からの指示で英会話スクールに通うという方が多くいらっしゃいます。 2~3か月集中的に英会話レッスンを受けたうえで、いざベトナムへ! しかし、ふたを開けてみると社内コミュニケーションやお客様とのやりとりが英語で、実践では全く歯が立たない…という方が非常に多いのが現実です。 そのため、ベトナムへ来た後も英語研鑽に励む方が多くいらっしゃいます。 そんな方たちにおすすめの英語学習方法をこちらの記事では紹介していきます。 ベトナムで英語学習を検討している方は要チェックですよ◎   ベトナムに引っ越してくる方によく聞かれるのがベトナムの英語事情。 どのくらい英語が通じるのか?ベトナム語は話せなくても英語で生活できるのか?などの質問をよくもらいます。 筆者はハノイに3年、ホーチミンに1年半住んでいますが、ホーチミンやハノイなどの中心部では英語が通じる場所が多く生活圏内であればベトナム語より英語を使用することの方が多いです。 世界の英語能力指数国別ランキングでは日本の49位に対して、ベトナムは41位とされていますが、特に現在30歳以下の若い世代は非常に流暢な英語を話す方がとても多く納得の結果です。 体感としては、日本よりもカフェやレストランなどは英語が通じる印象が強く、ローカルレストランなどでなければ英語でのやり取りが可能なスタッフが多いです。 また、マッサージ店やゴルフ場のスタッフ、レジデンスの受付など外国人の方が多く利用するであろう場所は基本的に英語が通じます。 一方で、スーパーマーケットやタクシードライバーなどは英語が通じないケースが多く、簡単なベトナム語のやりとりは必要です。 しかしベトナム語は世界の言語の中でも難易度がトップクラスと言われており、習得が非常に難しい言語であるため、絶対にベトナム語が仕事で必要な方でなければ英語の習得を優先させることをお勧めします。   実際にベトナムに来てみると英語の必要性に迫られ、英語学習を始める方も多くいます。 おすすめの学習方法や、現地の情報をこちらでお届けしていきます!   ベトナムでは近年英語教育は非常に活発に取り入れられているため、一般的な英会話学校から、将来留学や海外就職を検討している方向けにIELTSの資格対策専門のスクールなど多岐に渡るスクールがあります。 ただ基本的にはベトナム語対応となり、英語での対応をしてくれる学校も英語をこれから習いに行く初心者の方にとっては手続きが難関ですよね… 手続きは日本語で行いたいという方におすすめなのが、ハノイやホーチミンで展開される日系の英会話スクールです◎ ブリリアント英会話スクールはフィリピンのセブ島に留学学校、ベトナムではホーチミンに2校、ハノイに2校、インドネシアに2校英会話学校を展開している日系英会話スクール。 ベトナムに進出して10年の日系英会話スクールの先駆けです。 現地に住む日本人をメインターゲットとしており、講師はフィリピン人でマンツーマンの英会話レッスンを行っています。 日常英会話コースやビジネスコースに加えて、英検やTOEIC対策コース、キッズコースもあるためビジネスマンの方に限らず、家族みんなで通うことができますね。 また、受付には日本人スタッフがおり、学校説明や入会手続き、入会後のサポートも行ってくれるため安心して通えます◎ 厳しい審査基準に基づいて講師の採用、採用後のトレーニングを行っていることもあり、きれいな発音で日本人の苦手なところを熟知して教えてくれる講師が揃っています! 日本で通う半額~1/3程度の料金で徹底的に学習できます。 通学型で集中して英語を学びたい方は英会話スクールに通ってみてはいかがでしょうか?   ベトナムに来ると現地での仕事が忙しく、通っている時間はない!という方もいるのではないでしょうか。 すき間時間を見つけて英語学習をしたい、できる限り費用を抑えて学習したいという方におすすめなのがオンライン英会話。 なんといっても自宅から学べることや、24時間いつでも自分のタイミングで受講できるということがメリットですよね◎ オンライン英会話ツールはたくさんありますが、受講頻度、講師のクオリティ、学習メソッド、そして自分自身の学習目的に合わせて選ぶのがおすすめです。 実際に筆者が英語学習のためにいくつか試した結果、おすすめしたいのはNative Campです! ベトナムでは1か月=1,499,000VND(=約9,000円)で1レッスン25分のレッスンが受け放題です。 会話のコースや、カランメソッドという効率よく学習を進めていくためのメソッドに則って学習していくコース、文法を集中的に学べるコースなど自分の目的に合わせて選ぶことができます。 深夜や早朝でも受けることができるので、自宅から会社の移動時間に受けたい!という方やたくさんレッスンを受けたいが費用を抑えたいという方にはおすすめです。 ビギナーの方でもゆっくり話してはくれますが、オンラインのため少しコミュニケーションがとりづらいため英語中級以上の方にはおすすめします◎   なんといってもベトナムに住んでいるため、日常生活で英語を使用する機会が非常に多くなります。 せっかくならベトナム人や外国人の友人を作りリアルな英会話を実践することで、英語力をつけることもおすすめです◎ ホーチミンであれば旧2区タオディエンエリア・ハノイであればタイホーエリアのレストランやバーなどのイベントに参加してみたり、サッカーやヨガなどのチームに入ったりすることで外国人の友人ができます。 そうすると必然的に英語を話す場が増えるため、いきた英語でスピーキング力やリスニング力をアップさせることができます! 趣味を楽しみながら英語力をつけることができて一石二鳥ですね。 Facebookなどでイベントを探すことができるので、興味のある方は是非検索してみてくださいね。   ベトナムでは外国人の家庭教師をつけ、自宅に来てもらい英語を学習することもできます◎ ベトナム人の英語講師の他、ベトナムへ来て英語教師をしているネイティブの方もいるため、個人的に契約をして家庭教師をしてもらうことも可能です。 ベトナムで英語講師をしている人は副業で家庭教師をしている方も多いため、時間が合えば自宅まで来てもらえて便利ですよね。 ベトナム人の英語教師の場合60分~90分で150,000~300,000VND、 ネイティブではない外国人で60分~90分で250,000~400,000VND、 ネイティブ講師で60分~90分で300,000~500,000VND程度がレッスン料金の目安となります。 周りに英語講師がいる場合は、家庭教師をつけるということを考えてみてもよいのではないでしょうか? 知り合いに家庭教師をつけている方がいる場合には、その方に詳しく聞いてみるのも手ですよ。 一から探す場合はFacebookで『English teacher』・『ホーチミン』などど検索すると募集をしている方も沢山出てきますので、探してみてくださいね。   こちらの記事ではベトナムでの英語学習を考えている方に向けて情報をまとめましたがいかがでしたか? 英語はベトナムに限らず、このグローバル社会においてさらに求められるスキルの一つとなります。 せっかくベトナムにいることで使う機会が増えるのですから、学習しない手はありません◎ さらに英会話スクールの料金も日本の半額以下で通えるので、ベトナム駐在中に英語力を伸ばして日本へ戻った時にみんなを驚かせてみましょう! こちらの記事が英語学習を検討されている方にとって有益な情報となっていれば嬉しい限りです。

2024.08.01

ベトナムの高級旅客列車で贅沢なひとときを:至福の旅を楽しもう

ベトナムの高級旅客列車で贅沢なひとときを:至福の旅を楽しもう
ベトナム生活情報

ベトナム国内での中距間の移動の際には、車やバスもしくは飛行機を検討する方が多いのではないでしょうか。 今回もうひとつの移動手段としてご提案したいのが列車です。 ベトナムの列車というと、ハノイ~ホーチミンまでベトナムの南北を結ぶ「統一鉄道」で海岸線や豊かな自然を車窓から眺めることができ、車窓からの風景が非常に美しいことで有名です。 一方で食堂車やラウンジ・寝台などを備えた豪華な内装の列車な「高級旅客列車」にも『いつかは乗ってみたい』と憧れを抱く人も少なくないでしょう。 実は、ベトナムにもそんな豪華「高級観光列車」が運行しており、今後も新しい高級旅客列車の運行計画が発表されるなど盛り上がりをみせています。 今回は、列車に乗りながらラグジュアリーな経験ができる「ベトナムの高級旅客列車」について解説していきます!   (画像引用元URL) ベトナムにはいくつかの会社が運営する高級旅客列車があります。 高級旅客列車はベトナムの主要な観光地を結び、移動時間も観光の一部として楽しむことができます。 ここからはベトナムで運行している高級旅客列車を4つをご紹介します。   (画像引用元URL) いま、最も注目されているのは、2020年に運行を開始した「THE VIETAGE」です。 リゾートホテルを展開する「Anantara」が開発しており、「ダナン―クイニョン」間、「クイニョン―ニャチャン」間を運行しています。 特に「クイニョン―ニャチャン」間の運行は2024年5月から始まったばかりということで、盛り上がりをみせています。 予約は公式サイトから行うことができ、クレジットカードでの決済も可能です。 クイニョン・ニャチャンとは 「クイニョン」はベトナム中部のリゾート地ダナンから約200㎞の南東に位置する「ベトナム中部の中心にある小さなモルディブ」と称えられる港町で、ベトナムにかつてあった王国チャンパの寺院や仏塔などの建築物を見ることができます。 「クイニョン」からさらに南に約200㎞に位置する「ニャチャン」は美しい白浜のビーチやミネラルが豊富な泥温泉などで知られる人気リゾート地です。   午前中にダナンからクイニョンへ出発し、その後ニャチャンへ向かう列車と午後にニャ​​チャンから出発し、クイニョンへ行き、その後ダナンに向かう列車があります。 所要時間は、ダナンとクイニョン間で片道約6 時間、ニャチャンとクイニョン間では片道約5 時間となっています。 ※運行スケジュールは変更になる可能性があるため最新情報は公式サイトをご確認ください。   (画像引用元URL) ダナン―クイニョン間では、事前予約制のベトナムの特産品を使うなど趣向を凝らしたスターター・メイン・デザートの3コースメニューが提供されます。 クイニョン―ニャチャン間では、地元のキャビア、ベトナムの職人が作るチーズ、厳選された高級ベトナム茶などを楽しめる贅沢なアフタヌーンティーが提供されます。 どちらの区間でも無料のスナック、厳選されたワイン、カクテル、モクテル、紅茶、コーヒー、ソフトドリンクのフリーフロー(飲み放題)に加え、頭と肩のマッサージ・トリートメントが含まれており、ラグジュアリーな雰囲気を楽しむことができることが、魅力的ですね。 また、4 歳未満の子どもは大人と食事を共有する場合は無料となっています。4歳以上のお子様向けのコースもあり、家族連れでもゆったり楽しむことができそうです。   ラグジュアリーなプライベートブースやラウンジブースがあり、リラックスして変化する風景を眺めたり、素晴らしい美食を味わったりとさまざまな楽しみ方ができます。 クイニョンからダナンまでの旅程にのみ、無料の寝台ブースを利用できます。   区間によって料金は異なりますが、315$~420$となっています。(※2024年7月26日現在) 趣向を凝らしたコース料理やアフタヌーンティーサービス・ベトナム高級茶や厳選されたワインなどのお酒が飲み放題となっており、マッサージ・移動時間に車窓からの眺めも楽しめるとあって、間違いなく単なる移動ではない心に残る特別な旅のひとときとなるでしょう。 さらに、列車と目的地にあるアンタラホテルの宿泊オプションを組み合わせた特別料金が用意されているため、目的地でも引き続きラグジュアリーな旅を楽しむことも可能です。   (画像引用元URL) 2014 年 6 月からハノイ―サパ(ラオカイ)間を運行している「Chapa Express train」はレトロな豪華列車を彷彿させる内装デザインで“これぞ列車旅”という雰囲気が味わえます。 ハノイ―サパ(ラオカイ)間は「Chapa Express train」以外にも複数の会社が提供している寝台車両が連結されており「Victoria Express Train」「Laman Express」などの会社があります。 サパとは 1922年にフランス人によって避暑地として設立されたサパは、現在ではベトナム北西部の観光の中心地となっています。 山岳地帯を開拓した美しい棚田の風景やロープウェイから眺める雄大な山々の景色、少数民族が作り出す伝統的で色鮮やかな織物や刺繡などがある魅力的な人気観光地です。 最寄り駅のラオカイ駅からサパの街までは車で1時間ほどで移動することができます。   ハノイとサパ(ラオカイ)間の所要時間は約8時間半となっており「Chapa Express train」は寝台列車です。 列車はハノイとラオカイ駅間のルートで毎日出発しており、チャンクイカップ鉄道駅(ハノイ)を22:00に出発し、翌朝6:20頃にラオカイ駅に到着します。 逆ルートでは、列車はラオカイ駅から21:40に出発し、翌日の5:20にハノイ駅に到着します。 ※運行スケジュールは変更になる可能性もあるため最新情報は公式サイトをご確認ください。   寝台ベッド、エアコン、読書灯、トイレ、お湯、ヒーターなどの設備が整っています。 また、無料のドリンク (温かいお茶またはコーヒー)、スナック、冷たいタオルまたは温かいタオルも用意されており、夜間の寝台列車旅を安心して過ごすことができます。   懐かしく豪華な雰囲気のレトロな車内は寝台席になっています。インテリアからベトナムの山岳地帯の雰囲気を感じることができるのも、旅を一層盛り上げてくれそうです。 また、車内には清潔なトイレや飲み物や軽食を提供する「食堂車」や移動販売があります。   スイートキャビン(ベッド2台)あたり 4,297,000 VNDとなっています。(※2024年7月26日現在) ゲスト1名につき、お子様(5歳未満・身長132㎝未満)を1名まで無料で同伴でき、5歳以上または身長132㎝以上のお子様は大人料金となります。   (画像引用元URL) 2023年10月からベトナム鉄道(VNR)が一部車両をリニューアルした高級旅客列車の運行を開始しました。 椅子・テーブル寝台だけでなく、洗面台やトイレも新装し、内装もアップグレードさせることで国内外の更なる観光客・乗客の獲得に力を入れています。   ハノイ―ダナンの高級列車の運行は1日1便で、所要時間は約16時間となっており 「SE19列車」19:40ハノイ駅(出発)―翌日11:58ダナン駅(到着)   「SE20列車」18:05ダナン駅(出発)―翌日11:40ハノイ駅(到着) 以上のスケジュールで運行しています。 ※運行スケジュールは変更になる可能性もあるため最新情報は公式サイトをご確認ください。   英語が堪能な高級旅客列車車両専属の制服を着たスタッフが対応してくれ、客室の整備や点検を行っています。 また、この高級旅客列車を利用する乗客は駅で専用のVIPラウンジで電車までの時間に寛ぐこともできます。 さらに自宅への車の送迎サービスなど富裕層や国外の観光客に向けたサービスも展開しています。   (画像引用元URL) 改装に力を入れたことにより、清潔で華やかな花のデザインがあしらわれた寝台室やゆったりと食事やお茶を楽しめる食堂室を備えています。 ハノイ鉄道輸送株式会社の幹部らによると、開業した最初の列車は定員の90%以上に達し、そのほとんどが観光客で占めているということです。   乗車駅や座席グレードによって変更がありますが1.276.000VND~1.360.000VNDとなっています。(※2024年7月26日現在)   (画像引用元URL) 2024年3月にベトナム鉄道総公社(VNR)、トゥアティエン・フエ省人民委員会、ダナン市人民委員会が連携して運行開始した「Connecting Central Heritage」はフエ―ダナン間を移動する観光列車で、観光客の移動手段のとして注目を集めています。 また、ダナン―フエ間の車窓は「ベトナムで最も美しい景色」とされており、乗客は途中のランコー駅付近でランコー湾の絶景を眺めることができます。 フエとは ビーチリゾート「ダナン」から北西に約110㎞に位置するフエには、ベトナムで最初に世界遺産に登録された「フエの建造物群」がありグエン王朝の栄華を物語る有名観光地です。 王宮以外にもベトナム宮廷料理や宮廷茶などから王室の雅な文化を体感することができます。   フエ―ダナン間を約3 時間で移動します。 フエからは、 7:45フエ駅(出発)―10:35ダナン駅(到着) 14:25フエ駅(出発)―17:40ダナン駅(到着) ダナンからは 07:50ダナン駅(出発)―11:05フエ駅(到着) 15:00ダナン駅(出発)―17:45フエ駅(到着) の列車が運行しています。 ※運行スケジュールは変更になる可能性もあるため最新情報は公式サイトをご確認ください。   車内ではフエ・ダナンの特産品やフルーツの提供、アオザイや華やかな衣装に身を包んだ演奏家による伝統音楽の演奏などがあり、移動時間も飽きずに楽しむことができそうですね。   片道210.000VNDです。(※2024年7月26日現在)エアコン付きのソフトシート席になっているため移動中も快適に過ごすことができます。   2024年1月に開催されたベトナム鉄道公社の2024年計画実施会議において、Vietravel Airlinesを所有する部門であるVietravelとベトナム鉄道公社が協働して『5つ星のベトナム横断鉄道プロジェクトを展開するための協力を推進している』と発表しました。 国内外の富裕層をターゲットに、車両にはフィットネス器具・ジム、キッズルームやシアタールーム、ビデオゲームなどを備えた多機能娯楽設備も装備される予定で、キングスイート車両は豪華なプライベート空間を備え、24時間体制で5つ星サービスを提供する計画だとしています。 Vietravel 取締役会会長は “ 世界の豪華さと優雅さの象徴である伝説の「オリエント急行」と同じくらい乗客に人気になることを期待している。 ”  と、明かしています※。 このようなプロジェクトによって、ますますベトナムの鉄道が新たな進化を遂げていくと想像すると、今から完成が楽しみですね! (※参考URL)   列車でのゆったりとした旅は非日常空間を楽しむことができ、高級旅客列車では移動時間も観光の一部として楽しめます。 長期休暇の際にはぜひ、これらの高級旅客列車に乗ってベトナム旅行を楽しんでみてくださいね。 この記事が参考になりましたら幸いです。   ▼ベトナム・ダナンについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。 【ベトナム/ダナン】おすすめビーチ4選!アジアンビーチリゾートを楽しみましょう

2024.07.30

ベトナムの教育制度をご紹介!理系に強い理由を徹底解剖★

ベトナムの教育制度をご紹介!理系に強い理由を徹底解剖★
ベトナム生活情報

ベトナムの教育制度は、近年急速な発展を遂げ、高い教育水準を誇るようになっています。 特に読解力・理系教育においてその力を発揮し、多くの優秀な人材を輩出しており、日本を含めた海外でも、理系人材を多く求めるIT業界や建設業界、製造業の設計業務などのポジションで活躍するベトナム人が増えています。 今回は、ベトナムの教育制度全体の概要からベトナムの教育の特色、そして教育における成功の秘訣、今後のベトナムの教育の展望について探っていきます。   2019年改正のベトナム教育法によると、ベトナムでは未就学児(5歳)~中学生(15歳)までの10年間が義務教育となっています。 ベトナムの教育の理念には「マルクス・レーニン主義とホーチミンのイデオロギーを基礎とした、大衆的、国家的、科学的、現代的な社会主義教育を実現すること」が掲げられています。 ホーチミン氏の精神や社会主義教育を実現していくとしている点がベトナムらしいといえますね。 加えて、日本と同様に「教育機関で宗教を広めてはいけないこと」や「インクルーシブ教育」を掲げており、ベトナムではこれらの理念を通じて、国民全体の教育水準向上と社会の発展を目指しています。 インクルーシブ教育とは  “特性、能力に適した平等な学習の権利、質の高い教育を確保する。学習者の多様性と違いを尊重し、差別しない。(中略)障害のある学習者に対するインクルーシブ教育の実施を支援する。” (ベトナム教育法第 15 条. インクルーシブ教育より引用)   ベトナムの就学前教育は 保育園(Nhà trẻ) 幼児教育を目的とする幼稚園(Trường mẫu giáo) 保育園と幼稚園を一貫して行う保育幼稚園(Trường mầm non) があります。 過去ベトナムでは「家族や近くの親戚に自宅保育してもらう子どもが多く、保育園や幼稚園に通う子どもは少ない」とされてきました。 しかし、労働・戦傷病兵・社会省の国家児童計画により幼稚園に通う 5 歳児の割合は 2001 年時点の 78% から 2010 年時点には 95% に増加しています。 最新の情報では、2016~2017年度に、3~5歳児の就学率は92%以上に達し、5歳児の就学率は98.75%となっています※。 ファム・ミン・チン首相は、幼児教育はベトナムの国家教育制度、人的資源の開発と国民の発展戦略において特に重要な役割を果たしていると述べ、 『人間の形成と発展は、子どもの身体的、知的、美的感覚を包括的に発達させ、人格の最初の要素を形成し、ベトナム人の総合的な発展の基礎を築くため、人生の最初の数年間から基礎を築く必要がある』 として、2030 年までに 3 歳から 5 歳までの就学前児童に対する普遍的な幼児教育を完了するという目標を設定しています※※。 ちなみに日本では、6歳未満の義務教育は行われていませんが、ベトナムでは今後は3歳からの義務教育が予定されており、ベトナムが教育に一層力を入れていこうとしていることが伺えます。 (※参考URL)(※※参考URL)    ベトナムの小学生は6歳から入学し、1年生から5 年生までの5年間となっています。 1学年は9月始業の5月修了となり、授業数は1日最大7コマで必修科目以外の授業は選択することができます。授業は1コマあたり35 分となっています。 政府の方針に則り、小学校3年生から英語教育およびコンピューター教育を実施しています。 授業内容や方式には地域差がありますが、ホーチミン市では、小学校1年生から英語教育(週2コマ)を取り入れており、英語強化プログラム(週8コマ)を選択することもできます。   国際連合教育科学文化機関(UNESCO)が先般発表した「2023年版のユネスコ・グローバル教育モニタリングレポート(2023 Global Education Monitoring Report)」によると、 “ベトナムの小学生は、低中所得国の中で読解力と数学能力が最も高い” とされています。 ベトナムが読解力と数学に強いとされる理由としては 教師の質が高い(子どもの成績が教師の評価として反映される) 語学と算数の授業に多くのコマを割いている 家庭教育が熱心である(共働き世帯が多く、習い事に通わせることが多い) ということが理由として挙げられています。 実際に、ベトナムの2024年の第1四半期の消費者物価指数においては「教育部門」が10.12%で最も上昇しており、ベトナムの家庭で教育に対する関心が一層高まっていることが伺えます。   ベトナムの夏休みは長く、5月末日~始業式の9月までと約3ヶ月間もあります。その間は、塾に行ったり、サマースクールや両親の実家に行ったりして過ごすそうです。 長期休暇の間の過ごし方については、ベトナムの保護者も悩みのタネだそうです。夏休み期間以外にはテト(旧正月)期間にも1週間程度の休みがあります。 (参考URL)   ベトナムの中等教育は、11歳~14歳の4年間で実施されます。 各クラスは45分で、生徒数が多い・夏休みが長い・科目が多いことから、月曜日から土曜日の週6日制が取られています。   日本の学校は8時頃から始業することが一般的です。しかし、ベトナムの学校の朝は早いところが多く、例えばホーチミン市内にあるグエンドゥ中等学校では午前7時から始業するため、保護者が6時頃から毎朝子どもを学校へ送迎しなければならないそうです。 これにベトナムの家庭からも「始業時間が早すぎる」「子どもが十分に睡眠できない」などの不満の声もあると報じられています。 在住していて、ベトナムの朝型の生活リズムが凄いと感じますが、早起きは辛いのは万国共通なのかもしれませんね。 (参考URL)   ベトナムが理系教育に強い理由として、ベトナムの数学のカリキュラムが世界と比較すると早めに組まれているということにあります。 オーストラリアに移住したベトナム人中学生がオーストラリアの学校で出された数学の問題が「ベトナムで小学生の頃に習った問題」だったという体験談が報じられています※。 この他にも「ベトナムの数学の問題が難しい」※※と話題になったこともあり、ベトナムでは 数学の知識を先取りして学んでいる 思考力が必要な問題を解いている ということが「理系が強い」という理由として挙げられそうです。 また3桁の計算では、日本のように計算途中の数字をメモすることなく、頭の中で暗算をしていく「ベトナム式算術」が教えられる※※※など、小学生の頃から暗算力が鍛えられているのも数学力を支えているようです。 (※参考URL)(※※参考URL)(※※※参考URL)   ベトナムには小学生から高校生まで制服が採用されており、中学生は白いシャツにスカーフ姿やブレザーが一般的な制服とされています※。 また、ベトナムにも校則があり※※、中学生には、 髪と服装はきちんとしていて真面目でなければなりません 学校に行く前に名札と組合章(≒校章)を着用してください 靴を着用してください。その他の種類の靴の着用は禁止です 髪を染めたり、長すぎたり短すぎたりすることは禁止です など、日本の中学生と同様に服装に関する校則もあり、共感できる部分がありますね。 (※参考URL)(※※参考URL)   ベトナムの高等教育は15歳~17歳の3年間に実施されます。 高校への入学選考は、省市単位で実施される共通試験の結果に基づきます。試験科目は地方により若干異なりますが、基本的には国語、外国語(中学校で選択した言語)、数学の3科目となっています。 さらに大学付属校や専門高校と呼ばれるエリート校を受験する場合は、専門科目1科目が追加され実施されます。   ベトナムは国際数学オリンピックの強豪としても知られており、2023年の第64回国際数学オリンピックでは112ヶ国中7位になっています。 ちなみに2022年大会ではベトナムが世界ランキング4位、日本が8位となっており、優秀な学生がいることがわかります※。 また、ベトナム国内でも数学やITに関するコンクールが開かれており、2023年ダナン市青少年情報学コンクールでは、高校生が自らニーズを調べプログラミング技術や3Dプリント技術などを駆使した「高齢者向けスマートホーム」製品を開発し最優秀賞を受賞しました※※。 2023年の第10回全国数学会議でグエン・キム・ソン教育訓練大臣は “ベトナムの教育は、知識を身につけることに重点を置いた教育から、開発に重点を置いた教育に大きく移行しつつある” と強調しました※※※。 このように、基礎的な知識だけでなく社会課題を解決するような知識の習得にも力をいれていくということが表明され、ますますベトナムでの理系・IT人材が充実してくことが予測されます。 (※参考URL)(※※参考URL)(※※※参考URL)   高校卒業には全国統一実施の高校卒業試験に合格しなければならず、試験科目は、国語、数学、外国語(英語、ロシア語、フランス語、中国語、ドイツ語、日本語から選択)および自然科学(物理、化学、生物の3科目)または社会科学(歴史、地理、公民教育の3科目)から選択して受験します。 前年の卒業試験不合格者や浪人生も受験し、日本の高校生のように単位を取得したら卒業できる仕組みとは異なっています。   ベトナムの大学は「国家大学」「国立大学」「私立大学」の3種類あり、大学では4年から6年の学士課程、2年の修士課程、2年から3年の博士課程が設置されています。 また、短大や専門学校では、2年から3年の準学士課程が設置されており、準学士の学位が授与されます。この他にも、学位の取得がない専門学校もあります。 国家大学とは 「ベトナム国家大学ハノイ校」「ベトナム国家大学ホーチミン校」の2大学のみで、国立大学よりも高い格付けにあり、研究費や教育費において優遇されています。   英雑誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が2024年の世界大学ランキングを発表し、 ベトナムの大学のトップは、「ベトナム国家大学ハノイ校」で、ランキングにはこの他にベトナム国家大学ホーチミン校、ハノイ工科大学、フエ大学、ズイタン大学、トンドゥクタン大学の6校がランクインしています。 (参考URL)   大学入試では、高校の卒業試験の結果と、受験科目により3科目(受験大学/学科により異なる)を組み合わせた得点に高校3年次の成績などを加点、各大学が設定する基準点を超えて合格とされます。 つまり、ベトナムの統一高校卒業試験が日本でいうところの大学入学共通テスト(旧センター試験)で、そのスコアから受験できる大学を選ぶことができ、大学に応じて2次試験があるという仕組みになっているそうです。 しかし、2019年のベトナム人学生の大学進学率は28.6%となっており※、ASEAN諸国の中でも最も低いという結果になっています。その理由としては 多くの就職に高度な学位が必要とされない 大学の研究機関の質が上がらない 学生がベトナム国内の大学に魅力を感じない といわれています※。 今後ベトナムは 2030 年までに中等教育以降の教育就学率を45% に達することを目標にし大学進学率の向上を目指しています。※※ (※参考URL)(※※参考URL)   ベトナムでは近年、留学に対する意識が高まってきています。 2023年には高校、大学、大学院レベルで約20万人のベトナム人学生が留学し、2013年以前と比較して約2.5倍になりました※。 留学が増えている要因として 留学後に高給で仕事に就ける可能性が高い 海外の学位が就職に有利になっている 言語を習得し希望する国で働くことができる など「留学を投資」だと考える人が増えたからだと推測されています。 留学先には「アメリカ」や「イギリス」「カナダ」「オーストラリア」など英語圏が人気の傾向にあり、留学やキャリア志向のコンサルティングサービスを提供するCapstone Education Vietnamなどの民間団体の2022年の統計によると、韓国が最も多くのベトナム人留学生を受け入れる国となっています※※。 (※参考URL)(※※参考URL)   職業教育・訓練機関もある 学業を学ぶ学校以外に、生産、ビジネス、サービスに直接携わる人材を訓練し、訓練レベルに応じた職業実践能力を身につける機関です。各レベルに応じた訓練や教育を受けることができ、 高校卒業以上、研修期間は2~3年。中級から大学への編入、訓練期間は1~2年。 中学卒業以上、練習期間1~2年。中学校を卒業した場合、大学レベルでの学習を続けたい場合は、高等学校教育要件を満たすために勉強し、試験に合格する必要があります。 初級レベル以上、教育レベルは各職業の要件によって異なり、訓練期間は3 か月から 1 年未満の範囲です。 となっています。障害のある人や貧困家庭、少数民族出身者などが寮や交通費の支給、授業料の補助、食事の補助が受けられる等のサポート体制が取られています。 (参考URL)   ベトナムの義務教育は「就学前の1年」「小学校の5年」「中学校の4年」の10年間あります。 ベトナムの教育の特徴としては「社会主義教育」や「ホーチミン氏の精神」の実現で、「語学教育」や「理数系教育」などに小学生から力をいれています。 また、ベトナムは国際数学オリンピックの強豪であり「数学のカリキュラムが先取りして教えられている」ことや「数学的基礎知識の他に開発に重点を置いた教育」に力をいれていくことが表明され、ますます世界的な理系・IT人材を排出する国になることが予想されます。 また3歳からの義務教育の実施や大学進学率の向上など、教育制度の充実を掲げており、ベトナムの更なる教育水準の向上に期待が寄せられています。 この記事が参考になりましたら幸いです。