ハノイ編

2025.01.29

2025年より交通違反が厳格化!知っておくべきポイントを現地在住者が徹底解説

2025年より交通違反が厳格化!知っておくべきポイントを現地在住者が徹底解説
ベトナム生活情報、お役立ち情報

2025年、ベトナム全土で新しい交通ルールが施行され、旅行者や在住者にも影響を及ぼす重要な改定が行われました。この新ルールでは、罰金の大幅引き上げや排出ガス規制の強化、さらには50ccバイクの利用条件の変更など、移動に関わるさまざまな面で大きな変化が生じています。 ベトナムに行く人や、在住の人にとって、これらの変更内容を事前に把握しておくことは非常に重要です。新ルールを知らずに違反してしまうと、高額な罰金や不便な状況に直面する可能性があります。本記事では、特に旅行者や在住者が知っておくべきポイントをわかりやすく解説していきます。これを参考に、ベトナムでの移動をより安全で快適なものにしてください。 2025年に入り、ベトナムでは交通ルールが大幅に改定され、運転に大きな影響を与えるようになりました。この改定は、安全で秩序ある交通環境を整えること、そして環境保護を推進することを目的としています。特に注目されているのが、罰金額の増額、排出ガス規制の強化、50ccバイクの規制強化、の3つのポイントです。これらの変更点をしっかり理解しておくことで、より安全で安心な運転ができるようになるでしょう。 新しい交通ルールの中でも大きな話題となっているのが、罰金の増額です。たとえば赤信号を無視すると、自動車運転者には1,800万~2,000万ドン(約11万~12万円)の罰金が科され、さらに運転免許から3点が減点されます。以前は400万~600万ドン(約2万4,000~3万7,000円)の罰金額でしたが、それを大きく上回る厳しいものです。 オートバイに対しても400万~600万ドン(約2万4000~3万7000円)の罰金と、4点の減点が科されます。以前は80万~100万ドン(約5,000~6,000円)の罰金額でしたが、自動車と同様に大きく上がっています。 出典:参考URL さらに、違法レースに対する罰則も非常に厳しくなりました。違法レースを計画した場合、個人には4,000万~5,000万ドン(約24万~30万円)、組織には8,000万~1億ドン(約49万~61万円)の罰金が科されます。また、観客として応援していただけでも100万~200万ドン(約6,000~1万2000円)の罰金が科されるため、単なる興味本位でも巻き込まれないよう注意が必要です。 出典:参考URL 環境保護に向けた取り組みも2025年から本格化しています。その中でも注目されるのが、バイクの排出ガス規制の強化です。新規定では、製造から5年以上経過したバイクに対して排ガス検査が義務付けられました。この検査は車両の年数に応じて頻度が変わり、12年以上経過したバイクでは1年に1度の検査が必要となります。 これは、一部の古いバイクが環境に多大な負荷をかけていることを受けた措置です。大気汚染の主要な原因の一つとされる排気ガスを削減するため、こうした規制は避けられない流れと言えるでしょう。 さらに、2026年以降は「カーボンニュートラル」を目指した排出基準も導入される予定です。 出典:参考URL これにより、新たに販売されるバイクや自動車は、従来の基準よりもはるかに厳しい規制をクリアしなければなりません。メーカーにとっては開発コストの増加が課題ですが、一方で、これらの基準が普及することで、地球規模での環境改善が進むだけでなく、ベトナム国内の大気汚染が改善されると期待されています。 これまで16歳以上であれば免許不要で運転できた50cc未満のバイクも、2025年からは新たなルールの対象となります。学生が50cc未満のバイクに乗るためには、安全運転技能講習を修了することが必須となり、未修了者の運転は認められません。 この規制の背景には、若年層を中心としたバイク事故の増加が挙げられます。小型バイクは、初心者や若年層が手軽に運転できる乗り物として長年親しまれてきましたが、その分、基本的な交通ルールや運転技術の習得が不十分な状態で乗るケースが多く、事故のリスクが高いとされています。 安全運転技能講習では、交通ルールの基礎や危険回避の技術などが徹底的に指導されます。これにより、初心者でもより安全にバイクを運転できるようになると期待されています。一方で、「手軽さが失われる」といった声も一部で聞かれますが、命を守るためには必要な措置と言えるでしょう。 2025年から施行される新しい交通ルールは、これまで以上に厳しい内容となっています。罰金の大幅な引き上げや新たな規制の導入は、多くのドライバーやライダーにとって大きな影響を及ぼすものです。こうした厳格化の背景には、交通事故の多発やマナーの欠如、大気汚染への対応といった複数の要因があります。それぞれの理由について詳しく解説します。 ベトナムでは、交通事故が長年にわたる社会問題の一つです。2018年の統計では、交通事故による死亡者数は 24,970人、人口10万人あたりの事故死亡率は26.4人という非常に高い数字が報告されています。これにより、ベトナムは「交通事故による死亡率が高い国」として国際的にも知られるようになりました。 出典:参考URL 政府や専門家による分析では、事故の主な原因としてスピードの出し過ぎ、信号無視、交通ルールの無視が挙げられています。特に信号無視は深刻で、バイク運転者に多発しています。こうした背景から、今回の法改正では、赤信号無視に対して400万~600万ドン(約2万4000~3万7000円)という大幅な罰金引き上げが導入されました。 また、若者や初心者による運転ミスが事故につながるケースも多く、安全運転講習の義務化や違反点数制度の導入が検討されるなど、法規制を強化することで事故抑止を図っています。 交通マナーの問題も、規制強化の大きな要因の一つです。都市部の道路では、蛇行運転や速度超過、車線変更のルール無視といった行為が日常的に見られます。また、3台以上のバイクが並走したり、歩道をショートカット代わりに走行したりするケースも頻発しています。これらは渋滞や事故の原因となるだけでなく、観光客にも「危険な国」という印象を与えているのです。 新しい規則では、こうした悪質な行為を取り締まるための罰則が強化されています。たとえば、蛇行運転や車線違反には 800万ドン~1,000万ドン(約5万~6万円)、歩道走行には 400万~600万ドン(約2万~3万6,000円) の罰金が科されます。これにより、運転者のモラル向上と公共の安全確保が期待されています。 出典:参考URL 近年のベトナムでは、経済成長に伴う生活水準の向上とともに、大気汚染が深刻化しています。特にハノイやホーチミンといった大都市では、住民の日常生活や健康に影響を及ぼすレベルに達しており、社会全体で対策が求められる状況です。 ハノイでは、1月から3月の冬季に逆転層が発生し、汚染物質が拡散せず地表付近に滞留することでスモッグが頻繁に発生します。特にPM2.5と呼ばれる微小粒子状物質は、市民の肺や気道に深刻な影響を及ぼし、肺炎や呼吸器疾患、さらには心血管系の問題を引き起こす要因となっています。 その結果、2022年にはベトナムの大気質指数が「160〜220」とされ、これは世界ワースト3に入る深刻な数字でした。 出典:参考URL この状況は数年にわたり改善が見られず、特にハノイとホーチミンでは、居住者がマスクなしでは屋外での活動が難しいと言われるほどです。WHO(世界保健機関)によると、大気汚染は慢性的な健康被害をもたらし、死亡率を高める主要な要因の一つとされています。 2025年1月1日に施行された新たな道路交通規則は、ホーチミンで短期間のうちに大きな効果を発揮しました。わずか5日間で 6000件を超える交通違反が検挙され、その罰金総額は 100億ドン(約6200万円) に達しました。 出典:参考URL この5日間には、市内の通常業務に加え、大規模なイベントによる混乱も重なりました。1月5日夜に行われたASEAN三菱電機カップ2024決勝戦では、ベトナム代表が歴史的な3度目の優勝を果たし、試合後には市内各地で市民が歓喜のパレードを開始したのです。その結果、何万人もの人々がバイクで街に繰り出し、通りは大渋滞となりました。警察は混乱を最小限に抑える努力をしましたが、あまりの数に対応が追いつかず、ほぼ「打つ手なし」という状況に陥りました。 ベトナムの交通事情は、初めて訪れる人にとって驚きの連続です。特にバイクの多さ、独特な運転ルールに慣れるまで時間がかかるかもしれません。ここからは、ベトナムで安全に運転するために押さえておくべきポイントを解説します。 ベトナムの道路標識は、日本の標識と似ている部分が多いものの、ローカルルールを反映した独自の標識も存在します。たとえば、赤信号での右折が許可される場合に設置される右折可能の補助標識や、黄色の斜線模様(アミ目)が駐停車禁止エリアを示す標識などは、日本にはないため注意が必要です。 また、ハノイやホーチミンといった都市部では交通量が多く、標識が見えにくいことも少なくありません。さらに、交通警察の指示が標識や信号より優先される場合もあります。運転中は常に周囲に注意を払い、標識や信号だけでなく、交通警察の手信号や周囲の状況にも即座に対応できるようにすることが重要です。 ベトナムの交通は日本とは逆の右側通行です。これにより、運転する際や横断歩道を渡る際には、車両の進行方向が普段とは逆になるため、慣れるまで注意が必要です。特に交差点での右折や左折の際、日本の感覚で行動すると他車両と接触する危険性が高まります。 右側通行に慣れるには、最初は余裕を持った運転を心掛けることが大切です。歩行者として行動する場合も、車両が右側から来ることを意識して横断歩道を渡るようにしましょう。また、バイクや車両が突然反対車線を逆走してくることもあるため、特に混雑したエリアでは油断せずに周囲を確認することが求められます。 ベトナムの交通事情では、大型車優先という慣習が根強く見られます。バイクや小型車両を運転している際には、無理に大型車と進路を争わず、道を譲ることで安全を確保することが肝心です。また、交差点や混雑した道路では、歩行者優先がほとんど考慮されない場合も多く、歩行者であっても大型車や他車両の動きに注意を払いながら行動する必要があります。特に、バスやトラックが走行するエリアでは、クラクションを鳴らしながら迫ってくることがあるため、冷静に対応しつつ進路を譲るのが無難です。 ベトナムで車やバイクを運転するには、現地の運転免許証が必要です。日本の運転免許証を所持している場合、ベトナムの免許に切り替えられますが、そのためにはいくつかの手続きが必要です。在留資格(TRC)を取得していること、日本の免許証とその翻訳があること、そして交通局での申請が必要になります。 免許証の切り替えには、数日から数週間の時間を要することもあるため、運転を予定している場合は早めに手続きを開始するのがおすすめです。また、短期滞在の場合は、現地での運転は避けるべきです。現地で移動する際は、タクシーやGrab(配車アプリ)を活用する方が安全で快適です。 2025年のベトナム交通ルール改定は、旅行者や居住者にとっても無視できない変化をもたらしています。罰金額の引き上げや排出ガス規制、50ccバイクの新たな条件など、これまでの慣習とは異なる点に注意が必要です。これらのルールを理解し、適切に対応することで、ベトナムでの生活や旅行をより安全で快適なものにできます。事前準備を整え、安心して移動を楽しみましょう。

2025.01.17

ベトナムでの生活をより便利に!現地でのオンラインショッピング情報をお届け!

ベトナムでの生活をより便利に!現地でのオンラインショッピング情報をお届け!
ベトナム生活情報、お役立ち情報

ベトナムはオンラインショッピングが非常に盛んで、どんなものでもオンラインで購入できてしまいます。 ネットショッピング文化は日本よりもはるかに進んでおり、個人ショップであってもオンライン販売を行っているところがほとんどです。 最近ではB to Cのオンラインショッピングだけでなく、C to Cの個人間やりとりとなるフリーマーケットも増えてきています。 そこで、こちらの記事ではベトナムのオンラインショッピング事情を一挙紹介していきます! オンラインショッピングと一言で言っても様々な種類のサービスがあります。 まずはこちらでは、ベトナムのカテゴリー別オンラインショッピングサービスをご紹介していきます。 日本で展開されているUberのようなサービスで、ベトナムでは食べ物の配達を頼むことができる他、バイクや車タクシーとして配車サービスを利用することができます。 日本では配車サービスは地域が限定されておりあまり利用頻度は高くありませんが、ベトナムではGRABやBeを利用しない人はいないと言っても過言ではありません。 移動時はタクシーではなくGRABなどを利用することの方が多く、食べ物のデリバリーサービスも日常的に使われます。 ベトナムではドリンク1つでもデリバリーを利用するほど、生活になくてはならない存在です。 食事やスーパーの配達で最も利用されるのがGRABなどの即時配達サービスですね◎ 日用品から洋服、電化製品までなんでも購入できるオンラインショッピング。 日本ではAmazonや楽天が有名ですが、ベトナムで最も利用されているのはLazadaやShopeeです! ちなみにAmazonはベトナムでは展開されていませんので注意してくださいね◎ LazadaやShopeeも毎日のように利用されており、身にまとっているもの全てオンラインショッピングというベトナム人もたくさんいます笑 ベトナムではショッピングセンターなどで購入するよりオンラインで購入する方が、はるかに安いものが多く種類も豊富なことが理由に挙げられます。 日本で主流なフリマアプリといえばメルカリですね。メルカリのような個人間で商品を販売するフリーマーケットアプリがベトナムにもあります。 Cho Totというアプリやwebで利用できるサービス、またFacebookを使用した個人売買も盛んです。 ベトナム在住日本人でもあまり利用経験がない方も多いフリーマーケットのここからは詳しく解説していきます◎   先に紹介した即時配達サービスやオンラインショッピングは、ベトナム在住日本人であればほとんどの方が利用経験があると思います。 しかし、③のフリーマーケットに関してはまだまだ未活用の方も多いのではないでしょうか? 小さなお子さんがいる家庭や本帰国が決まった際に、せっかくだったらもう使わないモノを販売したい、という方も多いのではないでしょうか? そこで、こちらではおすすめのフリーマーケットアプリ2つをご紹介します! ベトナムのオンラインフリーマーケットサービスCho Totが最もベトナムで知られているフリーマーケットサービスです。 ベトナム語でChoが「市場」、Totが「良い」を表すので、ChoTotは「良い市場」を意味しています。 webもしくはアプリをダウンロードして利用することができますが、どちらも基本的にはベトナム語のみ対応です。 英語利用したい方は、webページから入り、Google翻訳での利用がスムーズでしょう◎ アカウントの登録にはベトナムの電話番号が必要です。 電話番号とパスワードを設定して、登録をしましょう。右上のAccountの項目からSign upをしてください。 登録が完了したら、出品&購入ができるようになります。 カタログから欲しいものを探して購入していきます。 ページ上のワード検索でほしいものを検索するか、Explore the catalogでカテゴリーから探すこともできます。 日本のフリーマーケットで見るような家電や家具などから、”JOB”=仕事を探すこともできるのがベトナム流。 また、ホテルやバスのチケット、不動産までこちらのアプリ上であらゆるものを購入することができます。 気になる商品や欲しい商品が見つかったらクリックすると出品者にChatを送ることができます。 商品の状態なども下記に記載があるので確認することができますよ◎ 購入が決まったら支払い手続きに移ります。 「支払い保証」機能により、購入者は Cho Tot プラットフォームを通じて商品価格の 10% を預けるか、商品価格の 100% を販売者に直接支払うことができます。 販売者から購入者に商品が届きアプリで”Received”をクリックしたら料金が支払われるシステムが導入されているので、写真と異なるものが届いた場合でも保証があるため安心ですね◎ Cho Totで自分が商品を出品したい場合は”Dang tin”の箇所から商品情報を入力していきます。 Dang tinをクリックすると、商品の写真やカテゴリー、値段などの詳細情報を入力する項目がありますので記入していきましょう。 全ての入力を終えたら、”POST”ボタンを押すと投稿できるので、購入者が情報を見れるようになります。 基本的な流れは日本のメルカリなどのフリマアプリと同様ですので、ベトナム語さえクリアできれば出品も購入も難しくありませんよ◎ Facebookのmarket placeを利用して、フリーマーケットのように個人間での売買をすることができます。 ベトナムで最も利用されているSNSの一つがFacebookですので、Facebookを活用した個人売買も非常に便利です! 販売者の所在地や価格を絞って、商品を検索することができるので自宅近くでほしいものが手に入る場合はとてもお得に購入することができます。 facebookアカウントを持ってさえいれば追加の登録不要で利用できます◎ こちらは手間をかけずに利用できるので便利ですね! Fcebookの自身のアカウントのアイコンを押すと、”Marketplace”の項目が出てくるので、そちらをクリックすると様々な商品を見ることができます。 カテゴリーなどで検索ができるので、欲しいものを探します。 気になるものが見つかったらFacebookのmessengerでチャットをし、場所や価格、質問などのやり取りを行います。 そして売買が成立すると、直接受け渡しをすることがほとんどです。 直接会う日時を決めて手渡しで受け取り、料金を支払う流れをとりますのでシンプルですね!   こちらの記事ではベトナムのオンラインショッピング事情について紹介しました。 ベトナム国内ではオンラインショッピングは非常に根付いており、B to Cのオンラインショッピングサービスを使っている人の割合は日本よりも高いと言えるでしょう。 また、C to Cの個人間売買も盛んです。個人間のやりとりはベトナム語に不安がある方も多いかと思いますが、活用できるようになると非常に便利です◎ ベトナム生活を快適に過ごすために、周囲のベトナム人の友人の手を借りながらオンラインショッピングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか? こちらの記事がこれからベトナムで生活をされる方々にとって、有益な情報となっていましたら嬉しい限りです!

2025.01.15

【2025年度版】ベトナムの祝日カレンダー

【2025年度版】ベトナムの祝日カレンダー
ベトナム生活情報、お役立ち情報

ベトナムでお仕事や生活される際に、ベトナムの祝日、カレンダーはどうなっているか気になる方も多いのではないでしょうか? 土曜日・日曜日とあわせた連休などで、ゆっくりお休みの期間にリフレッシュしたい方も多いかと思います。 本記事ではベトナム祝日についての解説を含め、2025年の祝日カレンダーを公開します。   ベトナムの祝日は、年間11日から12日となっており、日本の19日と比べて少し少ないです。 日本で祝日がない月は6月だけですが、ベトナムは3月、6月~8月、10月~12月と祝日がない月が多くあり、ベトナムで生活していると日本の祝日の多さを羨むこともあります。 その一方で貴重なお休み・連休の有難みは大きく、ベトナム在住の日本人の皆さんは、とても充実した日を過ごしているのも事実です。   ベトナムは中国やシンガポールと同様に旧暦を採用しておりますが、新暦の1月1日にも新年をお祝いします。 企業によっては新暦の大晦日を会社の休業日にしているところもありますが、多くは大晦日が土曜日や日曜日でない限りは通常営業しています。 新暦正月、1月1日に新年を迎えると同時に各所でカウントダウンイベントがあり、花火が打ち上がるので、市街地の中心部などでは身動きが出来ないくらい混雑します。   テトは、旧暦の12月30日(大晦日)と旧暦の1月1日(元旦)から1月3日の3日間を含む前後の5日間です。 この5日間や、前後の期間を総称してテトと言われています。 テト期間は、毎年ベトナム政府機関によって調整・決定されております。 毎年のカレンダー(土曜日・日曜日)の関係により休暇の長さが変わってきます。 ベトナムの祝日の中で、ベトナム国民が最も大切にしているのが旧正月を祝うテトです。 テト前には、街の至るところでテトの飾り付けが行われ、街中が華やいでいて、一年の中で最も活気が溢れています。 その一方で、旧暦元旦のカウントダウンが終わると、観光施設やレストランなどの商業施設がしばらくの間休業するので、テト期間中はいつもの日常とは違う閑散とした街を見ることができます。 新暦正月と同様に旧暦元旦には新年を迎えるためのカウントダウンイベントや花火が打ち上がります。   バンラン王国の国王であるフン王を祀る日です。 フン王は伝説上の王様といわれており、情報によっては初代国王とされていますが18代続いた王の総称とも言われています。 ベトナムの東北部にあるフート省のフン寺では、毎年旧暦3月10日にはフン王のお祭りが催されており、毎年400万人以上が参加するこのフン王のお祭りとフン王信仰がユネスコの無形文化遺産になっています。   1965年11月以降、北ベトナムと南ベトナムの間で行われていたベトナム戦争の終結を記念した祝日です。 1975年4月30日に南ベトナムの首都であるサイゴンが陥落し、南ベトナムの無条件降伏を経てベトナム戦争が終わりました。 新暦元旦や旧暦元旦同様にベトナム各地で花火が打ち上げられます。   世界各国で労働者の日とされる5月1日はベトナムでも祝日となっています。 1946年ハノイ市で労働者2万人が集まる大規模な集会が行われたことを機にベトナムの祝日になりました。 日本ではメーデーという呼称を用いられることが多いですが、ベトナムでは英語で表記する際はレイバーデーやレイバーズデーとされます。   太平洋戦争時、日本の植民地下にあったベトナムは、日本の終戦後の1945年9月2日に「独立宣言」を発表し、社会主義国家としてベトナム民主共和国が誕生しました。 ベトナムでは建国記念日としている一方、日本からの独立という一面もあります。 また建国記念日は、ベトナム1年の最後にある祝日になっています。     お待たせしました! 2025年度のベトナムの祝日は以下の通りです。 ※ベトナムの祝日は、日本と同様に祝日が休日と重なった場合は振替休日があります。 1月1日(水):新暦元旦 1月27日(月):旧暦12月29日 1月28日(火):旧暦大晦日 1月29日(水):旧暦元旦 1月30日(木):テト休暇 1月31日(金):テト休暇 4月7日(月):フン王の命日 4月30日(水):南部解放記念日 5月1日(木):メーデー(レイバーデー) 5月2日(金):振替休日 9月1日(月):建国記念日(追加祝日) 9月2日(火):建国記念日 ※休暇の日程は政府の発表により変更する可能性がありますのでご注意ください。 事前に祝日をチェックして、ご旅行や日本への一時帰国など、素敵な休暇となることを願っています。    

2025.01.14

知ってて安心!ベトナムでのスマホ・生活用品の修理に関する情報をご紹介!

知ってて安心!ベトナムでのスマホ・生活用品の修理に関する情報をご紹介!
ベトナム生活情報、お役立ち情報

旅行中にスマートフォンの画面が割れたり、バッグや衣類が壊れて困った経験はありませんか? そんなとき、ベトナムでは驚くほど安く、そして素早く修理してくれるお店がたくさんあります。 この記事では、ベトナム旅行中に壊れたものを安く修理する方法や、信頼できる修理店の探し方を詳しくご紹介します。 壊れたからといって諦めず、ベトナムでお得に直して旅行を楽しみましょう!   ベトナムは「直して使う」文化が根付いており、観光客が旅行中に壊してしまったアイテムでも、驚くほど簡単に修理できます。 高い技術を持つ職人が多く、料金も手頃なので、旅先でのトラブルが逆に楽しい思い出になるかもしれません。 以下に、ベトナムで特に修理が盛んなアイテムを紹介します。 旅行中にスマホを落として画面が割れたり、PCが動かなくなったりするのは困りものですが、ベトナムなら安心です。 ホーチミンやハノイの旧市街などには、電子機器を専門に扱う修理店が多数あります。 スマートフォンの画面修理は約1,000,000ドン(約5,000円)、バッテリー交換なら約500,000ドン(約2,500円)と、日本の修理費用の半額以下で済むこともあります。 修理には数時間から半日程度かかるため、時間に余裕を持って依頼するのがポイントです。 旅行中に服が破れてしまった場合でも、ベトナムでは即日で修理をしてもらえることがほとんどです。 ホーチミンのタンディン市場やハノイの旧市街では、ボタンの付け直しやジッパー交換を丁寧に行う職人がたくさんいます。 修理費用はボタン付け直しが約20,000ドン(約100円)、ジッパー交換が約50,000ドン(約250円)と非常にリーズナブルです。 また、時間があればリメイクを頼んで、新しいデザインに作り変えるのも面白い体験です。 ベトナムは靴の修理技術も非常に優れています。 旅行の途中で靴が壊れてしまったり、傷がついてしまったりした場合でも、靴専門の修理店を利用すれば安心です。 かかとの修理やソールの交換、破れた部分の補修など、さまざまなトラブルに対応可能。 1足あたりの修理費用は約100,000ドン(約590円)と手頃で、翌日には仕上がるケースが多いです。 観光地の近くにも修理店が多いので、観光ついでに立ち寄れます。 旅行中に時計が止まってしまったり、ベルトが壊れてしまった場合でも、時計修理の専門店があります。 電池交換は約50,000ドン(約250円)からで、作業自体は10~20分で完了することがほとんどです。 複雑な修理になるともう少し時間がかかりますが、それでも日本と比べると非常にスピーディーでリーズナブル。 高級時計のパーツ交換にも対応してくれる店も多く、安心して任せられます。 ベトナムでは、壊れたものを修理して使い続ける文化が日常に根付いています。 その背景には、縫製業での高い技術力、工業や建設業に従事する人々のスキル、そして街中に多く見られる個人店の存在があります。 ここからは、ベトナムで修理文化が発展した理由を探っていきます。 ベトナムは縫製業がとても盛んな国で、縫製・繊維製品の輸出額が世界第3位にランクインしています。 出典:Xuất khẩu ngành dệt may Việt Nam vươn lên thứ 3 thế giới 国内には約1,000社もの縫製関連企業があり、そこに従事する人たちの技術力は高いものです。 その影響は一般家庭にも広がり、街中ではほつれた服を直したり、ジッパーを交換したりする修繕店をよく見かけます。 こんな環境だからこそ、ベトナムの人々は簡単に服を捨てたりせず、修理して大切に使うのが当たり前になっています。 ベトナムには約5,600万人の労働力人口があり、その中でも工業や建設業に従事する人が多いことが特徴です。 出典:https://www.jica.go.jp/Resource/vietnam/office/others/pamphlet/ku57pq0000221k6l-att/jica_ihrd_report_202205_jp.pdf 機械や工具を扱うスキルが自然と生活に馴染み、例えば壊れた家電や家具も「ちょっと見せて」と自分や知り合いが直してしまう場面も日常茶飯事です。 こうした技術の蓄積があるからこそ、買い替えではなく修理を選ぶ人が多いのでしょう。 家電製品も、修理すればまた何年も使えると考える人がたくさんいます。 ベトナムの街中を歩くと、靴修理店やかばんの修繕店、さらにはバイクの修理店がひしめいています。 これほど個人店が多いのは、開店が比較的しやすく、小さな商売でも生活していける環境があるからです。 実際、修理を依頼したお客さんと店主が仲良く雑談している光景もよく見られます。 修理を依頼すること自体が、地元のコミュニティを支える行動にもなっているのです。 ベトナムでは、壊れた日用品や家電を修理に出すことがごく普通の選択肢です。 短期間で仕上げてくれる効率の良さや、驚くほど手頃な価格がその大きな魅力です。 それぞれについて詳しく見ていきましょう。 ベトナムの修理店は、そのスピーディーさが魅力です。 ホーチミンにあるパソコン修理店の例では、複雑な修理でも約1週間で完了したという話があります。 一方で、スマートフォン修理に関しては、なんと1~2時間で液晶交換を済ませてしまう店舗もあるほど。 旅行中に壊れたスマホをその日のうちに直してもらえた、というエピソードもよく耳にします。 職人さんたちは経験豊富で、問題を見つけるスピードも早いです。 特に、簡単な修理であればその場で仕上げてくれることがほとんどなので、時間を無駄にしたくない人にとっても安心です。 ただし、修理の早さは部品の在庫状況や壊れ具合にもよるため、事前に相談しましょう。 ベトナムで修理を頼むと、価格の安さに驚くこと間違いなしです。 スマートフォンの液晶交換の場合、機種によりますが最安で410,000ドン(約2,500円)から対応可能な場合もあります。 修理代でお財布が軽くなる心配が少なく、また新しいものを買うよりはるかに経済的です。 ただ、修理費用は内容や機種によって変わるため、事前に見積もりを取るのがポイントです。 ベトナムでは大きな都市から地方の小さな町まで、修理を依頼できる場所が数多く存在し、どこも利用しやすいのが特徴です。 家電から衣服まで、多岐にわたる修理サービスを提供しているお店を詳しくご紹介します。 ベトナムの大手家電量販店は、製品販売だけでなく、修理やアフターサービスにも力を入れています。 有名な店舗としては、「Nguyễn Kim(グエンキム)」や「Phong Vũ(フォンヴー)」が挙げられます。 これらの店舗では、冷蔵庫やエアコン、テレビなど大型家電から、スマートフォンやタブレットまで幅広い製品の修理を依頼できます。 家電量販店のメリットは、保証期間内であれば無料または割引価格で修理を受けられる点です。 また、公式の修理パーツを使用しているため、仕上がりに安心感があります。 ベトナムに長期滞在していて、ベトナムの家電量販店で商品を購入した方におすすめの店舗です。 Điện Thoại Vuiは、ベトナム全土で利用できる電子機器の修理専門チェーンです。 スマートフォンやタブレット、パソコンなど、日常的に使うガジェットのトラブルを解決してくれる頼もしい存在として、多くの人に親しまれています。 特に画面割れやバッテリー交換といった比較的簡単な修理であれば、その日のうちに対応してくれることが多いです。 修理技術が高いだけでなく、価格も非常に良心的。 例えば、iPhoneのバッテリー交換が約110万ドン(約6,600円)程度で済むこともあり、新しい端末を購入するよりずっとお得です。 また、公式ウェブサイトや店舗で修理費用の目安を確認できるため、事前に料金がわからなくて不安ということもありません。 ベトナム各地に店舗が点在しており、観光中や仕事で忙しい人でもアクセスが便利です。 ホーチミンのドンコイ通りに位置する「Usagi」は、日本人にも人気の高い洋服店です。 オーダーメイドのスーツやドレスの仕立てが得意で、日本語対応も可能なため、海外旅行中でも安心して利用できます。 また、服の修繕やサイズ直しも対応しており、旅行中に破れてしまった服や、購入した服のフィット感を調整したい時にも役立ちます。 「Usagi」では、仕立てに必要な期間は1週間程度ですが、簡単な修繕やサイズ調整であれば、数日以内に仕上げてくれることもあります。 スタッフはフレンドリーで丁寧なので、観光客でも利用しやすい雰囲気です。 「Saigonso(サイゴンソー)」は、ホーチミンで人気の高いスマートフォンやパソコンの修理専門店です。 特にiPhone修理の技術力が評判で、現地の若者を中心に多くの人々から信頼されています。 店舗はホーチミン市内に複数あり、1区の「27 Cống Quỳnh, Phường Nguyễn Cư Trinh」や、3区の「11 Nguyễn Phúc Nguyên, Phường 8」など、アクセスの良い場所に位置しています。 公式ウェブサイトでは、修理サービスの詳細や料金が事前に確認でき、オンラインでの問い合わせや予約も可能です。 短時間で仕上げてくれるうえ、価格もお手頃な点が大きな魅力です。 ベトナムの市場に行けば、服や靴の修繕をしてくれる小さなお店や露店を簡単に見つけられます。 ホーチミンのベンタイン市場や、ハノイのドンスアン市場が有名ですが、地方の小さな市場にも多くの修理屋があり、ボタン付けや裾上げ、ほつれ直し、靴の紐の交換などの簡単な修繕に対応しています。 市場の修理屋の魅力は、その安さとスピードです。 例えば、ズボンの裾直しなら数十分で仕上がり、料金も数百円程度です。 ベトナムでは、壊れたものを修理に出すことが一般的ですが、トラブルを避けるためには事前の準備が大切です。 安心して修理を依頼するためのポイントをお伝えします。 観光客が多いエリアや市場で修理を依頼すると、不当に高い料金を請求されることがあります。 例えば、通常ならスマートフォンの画面修理が50万ドン(約2,300円)程度で済むところを、外国人価格として倍以上の金額を要求されることもあります。 特に価格表が明示されていない個人店や路上の修理屋では、このようなトラブルが起こりやすいです。 こうしたリスクを避けるには、大手チェーン店や価格が明確な店舗を選ぶことが重要です。 また、現地の相場を事前に調べておくことで、修理の料金に対する判断がしやすくなります。 修理技術の未熟な業者に当たると、修理がうまくいかず、かえって故障がひどくなることがあります。 実際に、ノートパソコンの修理を依頼した際に、データが消失して戻ってきたという話や、スマホの修理で非正規品の部品を使われることもあります。 このリスクを避けるためには、正規の修理センターや認定店舗を選ぶことが安全です。 修理を依頼する前に製品の状態を記録しておくことも重要です。 例えば、スマホの画面に傷がないことや、すべての機能が正常に動作することを確認し、写真や動画で残しておけば、後々のトラブル防止につながります。 ベトナムでは、修理の納期が予定通りにいかないことも珍しくありません。 「明日には修理が終わる」と言われていたのに、部品の在庫不足や修理が混み合っていることを理由に、数日待たされるケースがあります。 こうした事態を防ぐには、修理店に納期を具体的に確認することが大切です。 また、進捗状況をこまめに問い合わせることで、状況が分かりやすくなり、スムーズに対応できます。 ベトナムでは、修理を通じて物を長く使い続ける文化が、地域の職人技術と結びつき、日常生活に浸透しています。 その背景には、縫製技術の高さや工業スキルを持つ労働者の多さ、小規模な個人店の存在が大きく関係しています。 また、短期間でリーズナブルに修理が完了するメリットも魅力的です。 しかし、ぼったくりや修理ミス、納期遅延といったトラブルもあり得るため、信頼できるお店を選ぶことが重要です。

2025.01.10

【2025年1月最新】ベトナム/年末年始の宴会におすすめしたい鍋屋さん特集≪ハノイ編≫

【2025年1月最新】ベトナム/年末年始の宴会におすすめしたい鍋屋さん特集≪ハノイ編≫
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ハノイに住んでいると、無性に「鍋」が恋しくなることはありませんか? ハノイは東南アジアの中でも珍しい四季がある街。1月や2月ともなると10度を下回りダウンが必要な時期になってきますよね。 そんなハノイだからこそ日本式の鍋料理だけでなくベトナム鍋も大人気! こちらの記事ではハノイに住む筆者が、日本人の方に厳選したおすすめの鍋料理店を5つご紹介します! 2024年冬の最新情報もアップデートしていますので、注目ですよ◎ お鍋というとちゃんこ鍋、すき焼き、しゃぶしゃぶなど日本式をイメージする方も多いかもしれません。 実はベトナムにもお鍋文化はあり、ベトナム人はお鍋が大好きなのです◎ 野菜たっぷりでヘルシーなベトナム料理ですが、ベトナムのお鍋もまさに野菜たっぷり、海鮮、鶏肉、ヤギ肉など様々な種類があります。 ホーチミンエリアでは海鮮がよくとれることもあり、牡蠣やカニのお鍋がポピュラーです。また、日本人にとってはめずらしい、ヤギ肉のお鍋もよく食べられますよ。 暑い中…?と思われるかもしれませんが、常夏の路上で汗だくになりながらビールと一緒に食べるお鍋も最高です◎ そして、ハノイで外せないお鍋といえばチャーカー(Cha Ca)。 ネギなどと一緒に白身魚を油で炒めて食べるお鍋ですが、お酒が進むおつまみ感覚で食べられて、日本人の口に合うおすすめのお鍋です。 また、ベトナムでは練り物もよく食べるため、日本のおでんのようなものもあります。 ハノイのイオンモールなどではベトナムおでんが売っているのですが、お出汁はベトナム風のエスニックなお味です。辛そうな色をしたお出汁ですが、レモングラスと酸味が効いていてさっぱり食べられます◎ 具材がほぼ練りもので(笑)、ベトナムの若者を中心に人気ですよ◎ 日本とはまた異なるベトナムのお鍋も是非試してみてくださいね! ハノイで最も有名なお鍋屋さんと言っても過言ではない、田ガニのお鍋の名店1946(いちきゅーよんろく)。 優しいカニのお出汁に、たっぷりの野菜・バナナ・厚揚げ・牛肉・ブン(米粉麺)などの具材がセットになっています。 スープは濃厚なカニの香りが食欲をそそります。スープは優しいトマトベースで日本人の口にも合うので、ベトナム料理が初めての方でも食べやすいですよ◎ 最後の〆で食べるブンがお鍋の出汁と合ってとっても美味しいのに、米粉麺でヘルシーなのも嬉しいポイント!食べすぎ注意です笑 お店のスタッフさんが調理してくれるのを待つだけなので、お客様などを連れて行っても鍋奉行不要なのが嬉しいですね! 元々人気店の1946ですが、ミシュランのビブグルマンに選出されて以来さらに人気度がアップしているので予約していくことをお勧めします。 店内は広く20名程の団体でも入れますので、大人数での忘年会などにも使えます◎ ハノイでベトナムのお鍋に挑戦してみたい方は、一押しのお店です! Hoa Loの鶏鍋は鶏の出汁がしっかりと出ており、韓国のサムゲタンを彷彿させるお米と骨付きの鶏肉がたっぷり入ったお鍋です。 別添えでたっぷりの野菜がついてきますが、のこぎりコリアンダーと呼ばれるパクチーの香りにそっくりな香草がついてきますので、苦手な方は避けるとよいでしょう。 またこちらのお店のもう一つの名物が、チキンのハニーグリルです。甘めの味付けが絶品で、お鍋が出来上がるまえにグリルチキンで腹ごしらえするのがおすすめ! お鍋1つで400,000VND(=約2,500円)、ハニーグリルチキンが一皿(一羽分)400,000VNDですが、3~4人でちょうど良いサイズですのでわいわいお鍋を囲むとちょうど良いですよ◎ そして〆はインスタント麺!鶏の出汁が染みた麺は濃厚な鶏出汁の塩ラーメンのような味わいでとってもおすすめ◎ 冬の寒い日に食べる鶏鍋はたまりませんよ◎ お客さんはベトナム人ばかりで、地元になじんだ気分になれるHoa Loへ是非行ってみてくださいね! ハノイ名物の鍋と言えばチャーカー! チャーカーとは雷魚の白身をターメリックで味付けして揚げたものを、雷魚のホルモンとたっぷりのディルやネギと一緒に油で炒めて味わうお鍋。 日本ではなじみのない食べ方ですが、魚は癖がなく食べやすく味付けも日本人の口に合うおすすめの逸品です◎ 店員さんが席で作ってくれるので、出来上がるのを待つだけ! 出来上がったら別添えのブン(米粉麺)の上に魚と野菜を乗せ、砕いたピーナツをお好みでかけていただきます。 Anh Vuのチャーカーは魚の臭みがなく食べやすいことやお店が清潔で安心できることもあり、日本から来た出張者を連れて行くお店の一つです。 基本的にはチャーカー屋さんはチャーカー一品で勝負しているところがほとんどですので他のベトナム料理も一緒に食べたいと思っている方は注意ですよ! お店で食べるすき焼きといえば敷居の高いイメージがありますが、カジュアルにすき焼きが食べたい!というときにおすすめなのが初詣。 居酒屋ですが、すき焼きやもつ鍋が人気です。おつまみメニューも豊富なので、飲みながらお鍋も食べたいという時におすすめ。 関西風のすき焼きは一人前420,000VNDとリーズナブルなので、4~5人で行ってすき焼き2人前と一品メニューをいろいろ頼むのが筆者の定番です◎ 場所も便利なファンケビン通りにあり、徒歩圏内に2軒目に行けるお店もたくさんありますよ! もつ鍋、海鮮鍋、キムチ鍋などお鍋の種類豊富なお店が、キンマーにある居酒屋えびす。 海鮮を中心に一品料理がどれも美味しく、メニューが豊富なためベトナム人の方を連れて行っても様々な日本食を試せるので喜んでもらえます◎ 牡蠣鍋はお味はもちろんですが、大ぶりの牡蠣がたくさん盛られて豪華に出てくるので、目で見ても楽しめるためおすすめです! また、日本酒の種類がとても豊富なので、冬の寒い日に海鮮のお鍋と日本酒で乾杯なんていかがでしょうか? 2階には完全個室もあるので、会食などにも利用しやすいですよ。 あまり知られていないのですが、実は焼きそばがとっても美味しいので是非食べてみて頂きたい逸品です✨ 記念日などたまには豪華な食事がしたい!そんな時におすすめなのが、麻布のトリュフの国産和牛とフォワグラのすき焼きです。 麻布はハノイ在住者にはよく知られた日本食レストランですが、すき焼きを食べたことがない方も多いのではないでしょうか。 2,400,000ND/人を出す価値ありの、是非試して頂きたい逸品です! トリュフにフォワグラに和牛と贅沢を詰め込んだすき焼きはなかなか他では食べられないですよ◎   さて、こちらの記事ではハノイのおすすめお鍋屋さんを紹介しましたがいかがでしたか? ハノイに住んでいると冬はとても寒いため、お鍋が恋しくなりますよね。 もつ鍋、すき焼き、しゃぶしゃぶ、ちゃんこ鍋など一通り日本の鍋を食べることができるのは心強いですね◎ また、ハノイではベトナムのお鍋も非常に人気が高く、いろいろ食べることができます。 日本人の口にも合う味つけが多いので、是非一度ローカル鍋も楽しんでみてくださいね。 こちらの記事が参考になれば幸いです!

2025.01.07

海外旅行者からも人気のベトナム工芸品!その人気の秘訣と特徴をご紹介!

海外旅行者からも人気のベトナム工芸品!その人気の秘訣と特徴をご紹介!
ベトナム生活情報、ベトナム観光情報

ベトナムは、料理や観光だけでなく、伝統工芸品でも旅行者を魅了する国です。 その中でも注目を集めているのが、バッチャン焼きやソンベ焼きといった陶磁器。 これらの器は、ベトナムの文化や歴史を映し出し、食卓やインテリアに彩りを加えるアイテムとして人気があります。 本記事では、これらの器の魅力や特徴、購入方法、そして持ち帰る際の注意点について詳しくご紹介します。 ぜひ最後までお楽しみください! ベトナムの伝統的な器には、職人たちの長い歴史と豊かな文化が詰まっています。 バッチャン焼きやソンベ焼き、ソンチャン焼き、螺鈿細工のお皿など、どれも独自の魅力を持つこれらの器は、食卓を彩るだけでなく、ベトナムの生活や芸術の一端を感じさせてくれる存在です。 ここからは、それぞれの特徴や魅力、使用方法についてご紹介します。 ベトナム旅行や伝統工芸品に興味がある方は必見です! バッチャン焼きは、ハノイ郊外にあるバッチャン村が発祥の伝統的な陶磁器です。 この村では、14世紀頃から陶器作りが始まり、今でも職人たちがその技を受け継いでいます。 実際にバッチャン村を訪れると、小さな工房が軒を連ね、そこで器を丁寧に作る職人の姿を見られます。 観光客向けに陶器の絵付け体験ができる場所もあり、自分だけのバッチャン焼きを作れます。 歴史ある街並みの中で、こうした伝統工芸に触れるのは特別な体験です。 バッチャン焼きの魅力は、なんといってもそのデザインです。 クラシックなデザインは、白い陶器に青い模様が描かれたもの。 蓮の花や鯉、竹林といった自然をモチーフにした柄が多く、どこかほっとする優しい雰囲気を感じます。 最近では、赤や緑、黄色など鮮やかな色を使った現代的なデザインも増えています。 さらに特筆すべきは、その「一点物」感。 すべて手作業で作られているので、同じシリーズでも微妙に異なる仕上がりです。 器の表面には光沢のある釉薬が施されており、しっとりとした質感が高級感を演出します。 「こんなにきれいな器、使うのがもったいない…」なんて思うかもしれませんが、実はバッチャン焼きは日常使いにもぴったりです。 お皿やお椀、茶碗など、どんな料理とも相性抜群。 特にフォーや生春巻きといったベトナム料理を盛り付けると、その美しさが一層引き立ちます。 また、インテリアとして使うのも素敵です。 例えば、小さな花瓶にお花を飾ったり、飾り皿を壁にかけたりすることで部屋が一気に温かみのある空間に変わります。 旅行のお土産として購入し、自宅で日々の生活に取り入れるのもおすすめです。   ベトナム南部、ホーチミン市近郊に位置するビンズン省(旧ソンベ省)。 この地で作られる「ソンベ焼き」は、素朴で温かみのある陶磁器です。 ここからは、ソンベ焼きの魅力と活用方法についてお話しします。 ソンベ焼きの一番の特徴は、そのシンプルさと素朴なデザインです。 地元のサイゴン川沿いで採れる粘土を使い、伝統的な手法で丁寧に作られる器は、どこか懐かしさを感じさせます。 その手触りもまた魅力のひとつ。 釉薬を控えめに使用するため、ざらっとした質感があり、どこか手仕事の温もりを感じさせます。 現代の大量生産品では味わえない「一点物」の風合いが、ソンベ焼きならではの魅力です。 ソンベ焼きは、見た目の素朴さだけでなく、その実用性の高さも評価されています。 お皿やボウル、マグカップといった日用品として作られており、どんな料理ともよく合います。 特に、素朴なデザインは家庭料理との相性が抜群。 例えば、温かいスープをボウルに注いだり、サラダやお惣菜を盛り付けると、料理がさらに引き立ちます。 また、ソンベ焼きもインテリアとしても活躍します。 小さな花瓶に季節の花を飾ったり、アンティークの器を飾り棚に並べたりすることで、部屋全体に温かみのある雰囲気を演出できます。 贈り物としても喜ばれやすく、特に手作りのぬくもりが好きな方にはぴったりのアイテムです。 「ソンチャン焼き」という名前を聞いたことがありますか? これは、ベトナムの伝統的な陶磁器デザインを現代的な技術で蘇らせた新しい工芸品です。 伝統と現代が見事に融合したその魅力を見ていきましょう。 ソンチャン焼きは、かつてベトナム南部で親しまれていたソンベ焼きのデザインを基にしています。 蓮の花や幾何学模様といったヴィンテージ感漂う絵柄が特徴で、その素朴さと華やかさのバランスが絶妙です。 この伝統的なデザインに、北部のバッチャン村の陶器製法が取り入れられています。 1300℃以上の高温で焼き上げられることで、器は耐久性に優れ、電子レンジや食洗機でも使えるほど実用的。 美しさと機能性を兼ね備えた器は、現代のライフスタイルにぴったりです。 また、すべてが手作業で作られるため、一点一点に個性があり、温かみを感じられるのも魅力のひとつです。 ソンチャン焼きは、使う人の生活に寄り添う器です。 食卓では、お皿やボウル、マグカップなど、さまざまな形状のアイテムが料理を引き立てます。 和食にも洋食にもマッチするので、主菜からスープ、デザートまで幅広く使えます。 例えば、朝食のパンを盛り付けたり、ほっこりとした家庭料理を盛ると、料理が一段と美味しく見えますよ。 また、ソンチャン焼きもインテリアとしても楽しめます。 壁に飾ったり、棚に並べたりするだけで、部屋にちょっとしたエキゾチックな雰囲気をプラス。 特に、ヴィンテージ感あふれるデザインは、ナチュラルな空間や北欧スタイルのインテリアにもよく馴染みます。 ベトナムを旅していると、市場やお土産ショップで必ず目にするのが、螺鈿細工の器。 この器の魅力は、ベトナムの自然と職人技が詰まっています。 土台に使われているのはグオットという熱帯雨林に自生する植物の繊維。 しなやかで弾力があり、とても丈夫な素材です。 市場では、大きなトレイから小ぶりな皿まで、さまざまなサイズやデザインが並んでいます。 どれも手作りならではの個性があり、一つひとつ表情が違うのも魅力的。 お菓子を載せたり、果物を盛り付けたり、アクセサリーを置いて飾ったりするのにもぴったりで、使うシーンを想像しながら選ぶのを楽しめます。 何よりうれしいのが、そのお手頃な価格。 高級感あふれる見た目とは裏腹に、1000円〜2000円程度です。 だからといって品質が悪いわけではなく、むしろ長持ちする丈夫さがあるので、旅行中のちょっとしたお土産におすすめです。 ベトナムの特産器は、料理を引き立てる食器としてだけでなく、インテリアや贈り物としても人気の高い工芸品です。 器一つひとつに職人の思いや伝統が込められているので、どこで購入するかによって、その魅力の楽しみ方も変わります。 ここでは、現地の市場、陶器ショップ、そしてオンラインショップという3つの購入方法をご紹介します。 それぞれのメリットや楽しみ方を知り、自分に合った方法でお気に入りの器を見つけてみましょう。 ベトナムの市場は、地元の生活を肌で感じられる場所です。 観光客にも人気のドンスアン市場(ハノイ)やベンタイン市場(ホーチミン)には、多種多様な陶磁器が並んでいます。 小さなお皿やマグカップ、飾り皿など、日常使いのアイテムからちょっとしたインテリア雑貨まで選択肢は豊富。 市場の楽しさは、商品を直接手に取って選べることと、価格交渉ができることにあります。 例えば、「少し安くしてほしい」とお願いするのも市場ならではの醍醐味です。 ただし、価格交渉にはベトナム語が必要です。 掘り出し物を見つけるには、自分の直感を信じながら時間をかけてじっくり選ぶのがおすすめします。 「もう少し落ち着いた環境で、確かな品質の器を選びたい」という方には、陶器の専門ショップが最適です。 特に、ハノイ近郊のバッチャン村は必訪スポット。 バッチャン焼きの産地として有名なこの村には、多くの工房やショップがあり、職人が器を作る工程を間近で見られます。 バッチャン村のショップでは、器のデザインや用途ごとに商品が並んでおり、好みに合わせてじっくり選べます。 また、絵付け体験ができる施設もあり、自分だけのオリジナル器を作る体験も楽しめるでしょう。 バッチャン焼きはその美しい模様や高い耐久性で知られ、食卓での日常使いにもぴったり。 プレゼントにも喜ばれる逸品です。 日本国内でも、アジア各国の美しい器を取り扱うショップがあります。 ここからは、特におすすめのオンラインショップや実店舗をご紹介します。 それぞれに個性があり、買い物の楽しさもひとしおです。 「みんげい おくむら」は、日本と世界の民芸品や手仕事の生活道具を取り扱うオンラインショップです。 このショップでは、ベトナムのバッチャン焼きやタイのセラドン焼き、中国や台湾の陶器など、アジア各地から厳選された器が揃っています。 どの商品も職人の技術が光るもので、日々の暮らしを特別なものにしてくれるような温かみがあります。 公式サイト:https://www.mingei-okumura.com/ 「サラヤシキ」は、アジアの器や雑貨を専門に扱うオンラインショップです。 特に、ベトナムのバッチャン焼きやソンベ焼きなど、アジアの伝統陶器に力を入れています。 鮮やかな色使いや独特のデザインが特徴の器が多く揃い、家庭料理を華やかに演出してくれます。 また、キッチンウェアやインテリア小物なども取り扱っており、食卓からリビングまでトータルでコーディネートする楽しさがあります。 公式サイト:https://sarayashiki.com/ 旅先で出会った美しい器を購入するとき、「割れやすい陶器は運搬中に傷つくことが心配」と思うことは少なくないでしょう。 ここからは、器を安全に日本まで持ち帰るための注意点を詳しくご紹介します。 少し工夫するだけで、大切な器を無事に持ち帰れますよ。 器をスーツケースに入れる際、いかにしっかり梱包するかが大切です。 まず、器を新聞紙やエアクッションで包み、衝撃から保護しましょう。 特に縁や底などの部分は割れやすいので、重点的に巻きつけます。 次に、スーツケースの中で器が動かないように固定することがポイントです。 洋服やタオルをクッションとして活用し、器の周りをしっかりと埋めます。 特に器同士がぶつからないよう、一つずつ丁寧に梱包しましょう。 さらに、スーツケースの中心部に配置することで、外部からの衝撃を和らげられます。 もしスペースに余裕があるなら、小さな箱やギフト用のケースに入れてからスーツケースに収納すると、より安全です。 スーツケースを飛行機で預ける場合は、航空会社のカウンターで「割れ物注意」のシールを貼ってもらうことを忘れないでおきましょう。 カウンターで係員にその旨を伝えれば、荷物を取り扱う際に注意が払われる可能性が高まります。 ちなみにベトナムの空港にも割れ物注意のシールはあります。   ただし、割れ物注意のシールを貼ってもらった後でも、荷物を慎重に扱ってもらえるとは限りません。 そのため、前述の梱包をしっかり行うことが大前提です。 それでも心配な場合は、特に大切な器は手荷物として機内に持ち込むことを検討してください。 機内持ち込みの場合は、自分の手元で管理できるため、より安心です。 ベトナムの伝統的な陶磁器であるバッチャン焼き、ソンベ焼き、ソンチャン焼き、螺鈿細工のお皿は、それぞれに独自の魅力を持つ工芸品です。 食卓を彩るだけでなく、部屋に温かみを与えるインテリアとしても活用できます。 購入する際には、市場や陶器ショップ、信頼できるオンラインショップを活用し、お気に入りの一品を見つけてみてください。 また、日本に持ち帰る際は梱包や運搬方法に十分注意し、大切な器を安全に運ぶ工夫を忘れずに。 ベトナムの器を日常に取り入れて、アジアの魅力を感じるひとときを楽しんでください。

2024.12.05

ベトナムで使えるフードデリバリーアプリ3選と便利な使い方ガイド【2024年最新版】

ベトナムで使えるフードデリバリーアプリ3選と便利な使い方ガイド【2024年最新版】
ベトナム生活情報

ベトナムでの生活をもっと便利にしてくれるフードデリバリーアプリ。 この記事では、特におすすめのデリバリーアプリ3つを詳しくご紹介します。 慣れない海外での食事も、これらのアプリを活用すれば簡単でスムーズです。 また、登録や支払い方法、節約テクニックまで解説しているので、初めて利用する方でも安心して使い始められます。 ぜひ、ベトナムに行く際はフードデリバリーアプリを使ってみてください。 海外に滞在しているとき、ホテルまで食べ物を届けてもらいたいと感じることはありませんか? 特にベトナムは日本より気温が高いため、外に出るのが億劫になりがちです。 さらに、時期によっては雨季で雨が続き、外に出られないこともあります。 そんな時におすすめなのがデリバリーアプリです。 ここからは、現地で特におすすめのアプリ3つをご紹介します。 GrabFoodは、東南アジア全域で利用されている大手配車アプリ「Grab」が提供するフードデリバリーサービスです。 ベトナムでは多くの日本人にとって定番のアプリとなっており、交通手段だけでなく食事の注文にも大いに活用されています。 Grabはフードデリバリーに加え、食材や日用品の配達も可能です。 また、万が一注文した商品が届かなかったり内容が違った場合でも、アプリ内のチャット機能を通じてサポートセンターに問い合わせができ、返金や再配達の対応をしてもらえます。 このような安心感が多くのユーザーから支持を得ている理由です。 さらに、Grabでは頻繁に割引キャンペーンが実施されており、プロモーションを活用することでお店で食べるよりもお得に食事を楽しめることも少なくありません。 注文する時には、利用可能なクーポンを忘れずに確認してみてください。 ただし、レストランによってはメニューがベトナム語のみで表示される場合があります。 その際は、メニュー写真や翻訳ツールを活用しながら注文を進める必要があります。 Capichiは、日本人による運営が特徴のフードデリバリーアプリです。 2020年3月にハノイとホーチミンでサービスを開始して以来、日本人利用者を中心に人気を集めています。 現在、利用可能な店舗は500を超え、幅広いジャンルの料理を楽しめます。 このアプリ最大の魅力は、日本語対応が完璧に整っている点です。 注文から支払いまで、すべて日本語で完結するため、ベトナム語や英語に不安がある人でも安心して利用できます。 取り扱う店舗は主に日本人経営で、信頼性が高いことも特筆すべきポイントです。 また、利用できる料理の幅広さも大きな魅力で、お弁当や日本料理にとどまらず、ベトナム料理、中華料理、西洋料理、さらにはスムージーやスイーツまで注文可能です。 Capichiでは、店舗ごとに動画レビューも用意されており、料理のクオリティや雰囲気を事前に確認できます。 日本人が運営しているからこその細やかな配慮があり、安心感と使い勝手の良さが両立したアプリと言えるでしょう。   ShopeeFoodは、ベトナム国内で人気のグルメアプリ「Foody」と、大手ECサイト「Shopee」が手掛けるデリバリーサービスです。 このアプリは、フードデリバリーに加えて、雑貨やドラッグストアの商品、さらには花束ギフトまで多岐にわたる配達サービスを提供しています。 また、他にもクーポンやタイムセールがよくあり、安く利用できます。 そのため、リーズナブルに楽しみたい人におすすめです。 ただし、ShopeeFoodは日本のApple Storeでは検索できません。 iPhoneをお使いの方は、Apple IDの国設定を変更する必要がありますので、ダウンロード時には注意しましょう。 この点をクリアできれば、コストパフォーマンスの高いデリバリーアプリとして活躍してくれます。 ベトナムでフードデリバリーアプリを利用するには、まずアプリへの登録が必要です。 初めて利用する方でも迷わず進められるように、登録手順をわかりやすく解説します。 以下の方法に沿って準備すれば、すぐにアプリで便利なデリバリーサービスを楽しめます。 まずは、利用したいフードデリバリーアプリをスマートフォンにダウンロードしましょう。 iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playストアを開き、検索バーにアプリ名を入力します。 人気のGrabやShopee、Capichiなど、ベトナムでよく使われるアプリがいくつかありますので、目的に合ったものを選びます。 アプリを見つけたら「インストール」ボタンをタップし、ダウンロードとインストールを完了させてください。 アプリをインストールしたら、起動してアカウント登録を開始します。 ほとんどのフードデリバリーアプリでは、電話番号を使用した登録が必須です。 登録画面で電話番号を入力すると、SMSで認証コードが送られてきます。 認証コードをアプリ内の専用画面に入力すれば、本人確認が完了します。 また、名前やメールアドレスの入力が求められる場合もあります。 入力した情報は、注文確認やサポートのやり取りで使用されるので正確に入力しましょう。 個人情報の入力が終わると、セキュリティを強化するためにPINコードの設定が求められる場合があります。 これはアプリにログインする際や、支払い情報を変更する際に必要となる重要なコードです。 他人に知られないよう慎重に設定しましょう。 支払い方法を登録する場合は、クレジットカードやデビットカード情報を入力できます。 ベトナムでフードデリバリーを利用するなら、支払い方法はぜひ押さえておきたいポイントです。 現地に住み始めたばかりの方でも安心して使える仕組みが整っています。 ここからは、代表的な支払い方法をわかりやすくご紹介します。 現金払いは、料理が届いたときに配達員へ直接支払うだけなので、事前の登録や特別な準備は必要ありません。 ベトナムでは現金払いが広く受け入れられており、多くのフードデリバリーアプリでこの支払い方法を選べます。 例えば、GrabFoodのような人気アプリでは、支払い画面で「Cash(現金)」を選ぶだけで設定が完了します。 ただし、現金払いにはいくつか注意点があります。 例えば、30,000ドン(約200円)の商品を購入する際に200,000ドン(約1,200円)や500,000ドン(約3,000円)などの高額紙幣を渡したとき、相手がお釣りを用意していない場合もあります。 事前に適切な金額を準備しておくと、トラブルを避けられて安心です。 よりスムーズで便利にフードデリバリーを利用したい方には、電子決済がおすすめです。 GrabFoodなどのアプリでは、クレジットカードやデビットカードのほか、GrabPayやPayPalといった電子マネーも利用できます。 電子決済を使えば、注文から支払いまでをすべてアプリ内で完結できるため、配達員とのやり取りも最小限で済みます。 電子決済を利用するには、まずアプリ内で支払い方法を登録する必要があります。 GrabFoodの場合は、アプリの「支払い」の設定画面からカード情報や電子マネーを登録できます。 セキュリティコードや本人確認が求められることもあるため、案内に従って設定を進めましょう。 フードデリバリーはとても便利ですが、頻繁に利用していると料金が気になることもあります。 実は、少し工夫をするだけで、デリバリーサービスをもっとお得に楽しめます。 ここでは、節約しながらフードデリバリーを利用するためのアイデアをご紹介します。 フードデリバリーアプリでは、さまざまなクーポンやセールが定期的に開催されています。 例えば、GrabFoodではプロモーションと呼ばれる割引キャンペーンがあり、簡単な手順で利用できます。 このプロモーションは、アプリ内で現在利用できる割引情報を確認し、注文時に適用するだけ。 Grabを例にすると、まずアプリを開いて「メッセージ」をチェックしてみましょう。 ここに利用可能なプロモーション情報がまとめられています。 Grabではタクシーのプロモーションが多いですが、Foodのプロモーションコードが届くことがあります。 注文時には「Promotion」ボタンをタップして、プロモーションコードを入力すればOK。 また、検索の絞り込みで「Promotion」をタップすることで、割引されている商品を表示できます。 ただし、これらのプロモーションには有効期限や適用条件が設定されている場合がほとんどです。 例えば、「特定のレストランのみ適用」「注文金額が一定額以上」などの条件があるため、細かい点を確認しておくのが大切です。 条件をしっかり理解しておけば、より効率よくクーポンやセールを活用できます。 もう1つの節約術として、フードデリバリーアプリを使わず、直接店舗に電話して注文する方法があります。 アプリを通じて注文すると便利な反面、手数料が追加されます。 店舗に連絡して注文することで、手数料を払わずに安くなるのです。 ただし、店舗への電話注文には注意点もあります。 多くの場合、ベトナム語での会話が必要になるため、言語に自信がない場合は簡単なフレーズを事前に調べておくか、英語が通じるお店を選ぶのがおすすめです。 少し手間がかかるかもしれませんが、その分お得に利用できるのは嬉しいポイントです。 ベトナムでフードデリバリーを利用するのは、手軽で便利な方法です。 ただ、日本とは少し事情が違う部分もあるため、利用する際には気をつけたいポイントがいくつかあります。 スムーズに使いこなすために、よくある注意点をチェックしておきましょう! デリバリーを頼む際に最も重要なのは、間違いなく「届け先」を正しく設定することです。 アプリで注文を進めるときは、自分の住所が正確に入力されているかをしっかり確認しましょう。 ベトナムでは、同じ名前のホテルや建物が近くに複数存在している場合もあります。 そのため、うっかり別の場所を選んでしまうケースも少なくありません。 また、マンション名や部屋番号を記載し忘れると、配達員が迷ってしまい、料理が届かないこともあります。 さらに、地図上のピンの位置が微妙にずれていることも頻繁にあります。 心配なときは、建物名、階数、部屋番号までしっかり入力しましょう。 些細なことに思えるかもしれませんが、この確認を怠ると、大きなトラブルにつながることがあります。 注文を確定する前に、一度じっくりチェックしてみてください。 ベトナムでフードデリバリーを利用すると、日本では経験しないようなちょっとした問題が起きることがあります。 例えば、スープが容器からこぼれていたり、トッピングを追加注文したのに入っていなかったりすることがあります。 ひどい場合には、まったく別の注文が届くことも。 また、袋がしっかり封されていないために、料理がぐちゃぐちゃになっていることも考えられます。 そんなトラブルに遭遇したときは、落ち着いてアプリのサポート機能を利用しましょう。 GrabFoodなどでは、問題があった料理の写真を撮り、サポートセンターに送信することで、返金や再配達を迅速に手配してもらえます。 最初は手間に感じるかもしれませんが、アプリの対応は意外とスムーズなので心配いりません。 ベトナムでのフードデリバリーは、現地の暮らしを支える大切なツールです。 GrabFood、Capichi、ShopeeFoodなどのアプリを上手に活用すれば、さまざまな料理を自宅で楽しめます。 住所の記載や中身のチェックなど注意点を押さえながら、プロモーションやタイムセール、電子決済でお得に利用するコツも忘れずにしましょう。 これらのポイントを意識して、快適で充実したデリバリーを楽しんでください。

2024.11.21

気になる!ベトナムの空気について解説:都市別情報と対策方法について

気になる!ベトナムの空気について解説:都市別情報と対策方法について
ベトナム生活情報

数々の日系企業が進出し、多くの日本人が在住するベトナムは海外の中でも住みやすい国の一つです。 筆者もかれこれ5年ベトナムに住んでいますが日常生活で不自由することはほとんどなく、快適なベトナライフを過ごしています◎ その一方で、ベトナムで気になることといわれば空気の問題でしょうか… 実際のベトナムの空気がどのような状況なのか、健康を守るためのおすすめ対策などをこちらの記事では紹介していきたいと思います! 実はベトナムの空気事情が気になる…と一言で言ってもエリアによって全く状況は異なります! そこで、こちらでは都市別の実際の状況をお伝えしていきたいと思います。 ベトナムで一番の商業都市といえばホーチミンですが、空気は比較的良い日が多く、まれにスモッグが気になる日もあります。 空気がきれいな時はくっきりとした青空と澄んだ空気で、お出掛けしたくなる気持ちの良い気候です。 一方で悪い時はもやがかかったような状態になり、高い建物の上の方が見えない日もまれにあります。 ただ、年間を通じてそこまで空気の悪い日は多くありませんので、健康に大きな影響を及ぼすほどではないでしょう。 ただ、世界の各都市を空気質状況を数値化したアプリを見ると、世界のトップ20にランクインしている時もあるので、特にバイクに乗る方は排気ガスの影響もあるので、マスクをつけることをお勧めします。 ベトナムで空気の悪い都市No.1と言われているのがハノイです。 工場排気、バイクの排気ガスに加えて、大気が滞留しやすい地形であることが大きな理由といえるでしょう。 日本から来たばかりの方は、空気が良くない日と湿度の高さ、気温の高さなどの条件が重なると体調を崩しやすくなることもあるでしょう。 ただ、筆者を含め1万人近い日本人が住んでいますが、大きな問題もなく過ごすことができています◎ 特に、最近では中心部へのバイクの乗り入れを制限する動きや電車の開発が進んでおり、今後改善されていくことに期待です◎ 5月や11月は空気がきれいで、きれいな青空が見えることも多く、とても良い季節なので筆者のおすすめの季節です! 一方空気の滞留しやすい12月~2月頃はどんよりとした天気と空気の悪さを感じやすい時期ですのでご注意ください。 ダナンは人や工場が比較的少なく、3大都市の中で最も空気がきれいな都市です◎ 夏場にはきれいな海と空気、自然を体感しにダナンへ!というベトナム人の方も多くいます。 ハノイやホーチミンと異なり、工場やオフィスが多くないことで排気ガスなどが少ないことが大きな理由のひとつでしょう。 ハノイから2時間程で到着する港町ハイフォン。港町ということもあり商業が栄え工場も増えていますが、自然が多く空気は比較的きれいな街です。 日系工場などが増えているため日本人在住者もいますが、治安がよく空気がきれいで物価が安く住みやすいと評判ですよ◎   ベトナムに住む日本人の欠かせないアプリの一つと言っても過言ではないのが大気汚染のレベルを都市別にチェックすることができるアプリAir Visualです! 筆者も空気が気になる時などはこちらのアプリで空気の状態を調べています。 チェックして空気の状態が良くない時には、外出を控えたりマスクを着用したりするなどの対応を取っていますよ◎ 数値化されていることで対策しやすくなるので、お守り代わりにダウンロードしておくと便利です! 何と言ってもマスクの着用は重要です◎ ベトナムではみんなマスクをつける習慣があり、バイクの運転中などは特にマスクをつけている人の方が多いくらいです。 ベトナムでは布マスクが主流ですが、コロナ後は不織布などの紙マスクもどこでも購入できますのでご安心ください。 基本的にはコンビニや薬局に行けば購入することができて、10枚入りで20,000~30,000VND(120円~200円程度)ですよ◎ 特に気管支が弱い方はできる限りマスクをの着用をおすすめします! 慢性的に空気が悪いと、のどや鼻を悪くしてしまいがちです。それを避けるためにも空気清浄機の設置は非常に有効です。 日本からいらっしゃる方は、まず最初に借りるアパートについていないか確認してみてください◎ サービスアパートなどは予め備品として設置されているケースもしばしばあります。 もしなければ次に駐在から帰国される方に譲ってもらうという手もあります。 日本に持って帰らないケースがほとんどですので、安く譲って頂けることがありますよ◎ もしくは実際に購入するとしても日本製のシャープなどの空気清浄機が2万円前後で購入できます。 ハノイであれば除湿器付きの空気清浄機をお勧めいたします! シンプルな方法ですが、現地の方たちは空気が悪い時には外出を控えて、室内で過ごすようにしています。 特に外での運動などは状況に応じて控えた方が良いでしょう。 ジムや自宅でのんびり過ごす時間に切り替えることをおすすめします◎ ハノイ人民委員会の計画では2030年までにハノイ中心部の12地区にバイクの乗り入れを禁止する計画が上がっています。 十分な公共交通機関やインフラを整えたうえで、バイクの乗りいれを禁止することで大気汚染の改善や混雑解消が図れる試算です。 これらの12地区には、ホアンマイ、ロンビエン、タンスアン、バクトゥーリエム、バーディン、カウザイ、ドンダー、ハイバチュン、ホアンキエム、ハドン、タイホー、ナムトゥーリエムが含まれています。 既に2024年ということであと6年で完全に乗り入れを禁止することは難しいかもしれませんが、バイクの乗り入れが減ることが期待されています◎ (参考文献:Vietnam net global) 現在ホーチミンとハノイではメトロの開発が日々進んでいます。 ハノイではすでに一号線が2021年11月に開通したのを皮切りに、現在3号線まで開通しています。市内の中心部近くにも路線が開通し、今後も順調に路線を増やしていく予定です。 一方でホーチミンはすでにほぼ完成しており今か今かと開通が期待されながらも、2024年11月時点ではまだ開通していません。 ホーチミンメトロは日本が開発に携わっており、数々の日系企業が開通を待ち望んでいます。 今後もメトロが市民の足の要となれば、バイク通勤も減ってくることでしょう。 こちらの記事では2024年のベトナムの空気事情について解説をしましたが、いかがでしたでしょうか? 現在ベトナムは世界的にみても急速に経済発展を遂げている国の一つです。 国の発展の過渡期において必然的に起る大気汚染事情ですが、ベトナムでは公共交通機関などの発展と共に改善を図ろうと試みています。 少し時間はかかるかもしれませんが、ホーチミンやハノイの交通事情の変化と共に生活の質がより良くなることを期待しています◎ また、筆者は実際に5年以上ベトナムにて生活をしていますが、大きな病気などもなく過ごせています。 これからベトナムに来る予定の方は、状況を知ったうえで対策をすることで生活の質を上げることができます。 こちらの記事がベトナム生活をされる方にとって参考になれば嬉しい限りです◎

2024.11.10

お米で知るベトナムの食文化!お米を使った絶品料理9選

お米で知るベトナムの食文化!お米を使った絶品料理9選
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ベトナムに旅行するなら、現地の「お米文化」をぜひ体験してみてください。 ベトナムではお米が食卓の中心にあり、国全体の食文化を支える重要な存在です。 広大な農地で育てられたお米は、フォーやブン、コムタムといったバラエティ豊かな料理に使われ、どれも観光客を魅了するおいしさです。 この記事では、ベトナムのお米が持つ特徴や、お米を使った絶品料理の数々を紹介していきます。 これから紹介するお米料理をチェックして、ベトナム旅行の楽しみをさらに広げましょう!     ベトナムの食文化に欠かせない存在、それがお米です。 広大な農地と豊富な水資源に恵まれたベトナムでは、稲作が国の基盤となり、経済や生活を支えています。 特に、南部のメコンデルタ地域は稲作の中心地であり、圧倒的な収穫量を誇ります。 米がベトナムをどう支えているのか、詳しく見ていきましょう。   ベトナムは世界有数の米輸出国としても知られており、2021年にはインドに次いで世界第2位の米輸出国にランクインしました。 例えば、2020年には616万トンもの米を輸出し、タイの570万トンを上回る実績を残しています。 この輸出の成功の背景には、メコンデルタでの農業機械化や、欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)の影響があります。 こうした成長は、ベトナムの経済に大きな貢献をしており、今後も注目される分野です。     ベトナムは輸出量だけでなく、お米の品質にも力を入れており、世界的にも評価されています。 特に「ST25」という品種は、2019年にInternational World Rice Conference Summit(世界で最も美味しいお米コンテスト)で優勝し、一躍注目を集めました。 このお米は、ベトナム南部のソクチャン省で開発され、パイナップルのような香りと、適度な粘り気が特徴です。 国内外で高い評価を受け、ベトナムの農業技術が世界に認められる一例となっています。   ベトナムでは、お米は毎日の食事に欠かせない主食です。 白米を炊いて食べるのはもちろんのこと、米粉を使った料理も多く存在します。 代表的な料理に「フォー」や「ブン」があり、米粉で作った麺をスープと一緒に食べることで、あっさりとした味わいを楽しめます。 これらの麺料理は、ヘルシーでありながら満足感も得られるため、地元の人々にも観光客にも愛されています。 また、「コムタム」という料理も見逃せません。 これは割れたお米を使用した庶民的な料理で、南部を中心に親しまれています。 もともとは副産物として扱われていた割れたお米を使った料理ですが、今では高級レストランでも提供されるほど人気があり、ベトナム料理の魅力のひとつとなっています。 「Cơm Tấm Sà Bì Chưởng」というコムタム専門のチェーン店もあり、ハノイやホーチミンでも同じ味を食べられるようになりました。   ベトナムは、稲作が盛んな国として知られ、国内には多様なお米が栽培されています。 ベトナムの家庭ではもちろん、レストランや屋台でもお米を使った料理が数多く楽しめます。 ここからは、ベトナムでよく食べられている米の種類を見ていきましょう。 白米は、ベトナムの食卓に欠かせない主食で、ほとんどの家庭で日常的に食べられています。 ベトナムで主に栽培されているのはインディカ米と呼ばれる細長い形の米で、日本のジャポニカ米とは異なり、炊き上がりがパラっとしていてやや乾いた食感が特徴です。 このため、スープやソースと一緒に食べる料理にぴったりです。 特に、炒めご飯(コムザン)として使われることが多く、どんな料理にも合わせやすい万能な存在です。 ベトナムの農家は一年に三回も米を収穫できるため、白米の生産量は豊富で、特にメコンデルタでは輸出向けに大量生産されています。   赤玄米は、その赤い色が特徴で、特に抗酸化作用の高いアントシアニンを多く含んでいます。 この成分は、心臓病や糖尿病のリスクを軽減する効果があるとされ、ベトナムでも健康食品として注目されています。   赤玄米は特別な行事やお祝いの席で使われることが多く、ベトナムの伝統的な料理であるおこわにもよく使われています。 もちもちとした食感が魅力で、家庭料理だけでなく、高級料理としても人気です。 近年では都市部でも手軽に購入できるようになり、健康志向の高い人々に広く受け入れられています。   黒玄米は、独特な黒い色を持ち、炊くと紫色に変わることで知られています。 ベトナムでは伝統料理やデザートに使われています。 例えば、甘く煮た黒玄米をデザートとして楽しんだり、もち米と一緒に蒸しておこわにしたりすることが多いです。 また、黒玄米を混ぜたおかゆは、体調を整えたいときに食べる人も多く、栄養価の高さから特別な一品として愛されています。   もち米は、ベトナム料理に欠かせない材料で、その粘り気と豊かな味わいが特徴です。 特にお祝い事や祭りの際に使われることが多く、「バインチュン」や「バインザイ」など、ベトナムの伝統料理には欠かせません。 また、日常生活でももち米は広く利用されており、甘いデザートやおこわ、さらにはスナック菓子としても大人気です。 ベトナムの街中の屋台では、もち米を使ったスナックが手軽に買えるため、軽食として多くの人に親しまれています。   ベトナムは「お米の国」として知られ、多彩なお米料理が楽しめます。 お米は、主食としてだけでなく、麺やデザート、軽食など、さまざまな形で日常的に使われています。 ここからは、ベトナムを代表するお米料理9選を見ていきましょう。 フォーはベトナムを代表する米麺料理で、世界的にも有名です。 フォーは香り高いスープが最大の魅力で、ネギや香草(パクチー)、ライム、唐辛子を加えることで、さっぱりとした味わいと爽やかな香りを楽しめます。 代表的なフォーにはフォー・ボー(牛肉のフォー)とフォー・ガー(鶏肉のフォー)の2種類があり、それぞれ異なる風味を持っています。 フォー・ボーは濃厚なビーフスープが特徴で、フォー・ガーは軽やかな鶏のスープが魅力です。 フォーは朝食として人気が高く、ベトナム全土で好まれていますが、特にハノイ発祥の料理として知られています。 旅行者だけでなく、現地の人々の日常にも深く根付いている料理です。   ブンは、細く丸い形状の米麺を使った料理で、フォーと並んでベトナムで人気の麺料理です。 ブンはスープ麺としても、スープを使わない料理としても楽しめ、さまざまなバリエーションがあります。 代表的なブン料理には、ブンチャーやブンボーフエがあります。   ブンチャーは、焼き豚とハーブをトッピングした米麺で、甘辛いタレを絡めて食べるのが特徴です。 特にハノイの名物料理として有名で、観光客にも大変人気があります。 焼き豚の香ばしさと、ライムやハーブの爽やかな風味が絶妙にマッチしています。   一方、ブンボーフエはベトナム中部フエ発祥のスパイシーなスープ麺です。 牛肉やレモングラス、唐辛子、そして特有の香辛料が入ったピリ辛のスープが特徴で、濃厚な味わいが楽しめます。 ブンの細い麺はスープによく絡み、食欲をそそる一品です。   バインカインは、太くてもちもちした食感の米麺を使ったスープ料理です。 他の米麺料理と比べて、バインカインは麺自体がやや太く、噛みごたえがあります。 この麺は小麦粉、タピオカ粉、米粉、もち米などをブレンドして作られています。   バインカインのスープは、あっさりとしたものから濃厚な海鮮ベースのものまでさまざまです。 例えば、バインカイン・トムはエビを使った風味豊かなスープが特徴で、シーフード好きにおすすめです。 スープの深い旨味と、麺のもちっとした食感が絶妙なバランスを生み出しています。 また、バインカイン・クアはカニの旨味が凝縮された濃厚なスープが特徴で、豪華な一品です。 カニの身がたっぷり入ったスープと太い米麺が絡み合い、食べ応えがあり、地元でも特に人気の高い料理です。   ソイは、もち米を使ったベトナムの伝統的な料理で、朝食や軽食として親しまれています。 ベトナムの屋台や市場では、ソイを売る店が数多く並んでおり、手軽に購入できるため、忙しい朝の時間にもぴったりです。   代表的なソイには「ソイ・ガー」があります。 もち米の上に鶏肉をトッピングして食べるシンプルながらも風味豊かな料理です。 特に朝食として人気が高く、腹持ちもいいため、忙しいベトナムの人々にとっては欠かせない一品となっています。   バインチュンは、ベトナムの旧正月「テト」で欠かせない伝統的なもち米料理です。 この四角い形をしたバインチュンは、もち米、豚肉、緑豆をバナナの葉で包み、じっくりと蒸し上げて作られます。 テトの期間中、家族や友人が集まって一緒にバインチュンを食べるのが伝統的な風習です。 バナナの葉の殺菌効果によって保存が効くため、テトの期間中、少しずつ食べ続けることができるのも特徴です。   ライスペーパーは、ベトナム料理に欠かせない食材で、米粉と水を混ぜて薄く伸ばし、乾燥させたものです。 ライスペーパーは、その柔軟性と軽さから、さまざまなベトナム料理に活用され、特に生春巻き(ゴイクン)はヘルシーで人気のある料理です。   生春巻きでは、エビや豚肉、ハーブ、野菜、ビーフン(米麺)などをライスペーパーで包み、ヌクチャムという甘酸っぱいタレにつけて食べます。 生春巻きは具材を変えることでバリエーションも楽しめるため、家庭でもよく食べられています。 特にベトナムの伝統的な食文化では、家庭での団欒の場でも登場することが多く、家族で包んで楽しむスタイルが一般的です。 また、揚げ春巻き(チャーゾー)では、ライスペーパーに豚肉やエビ、野菜を詰めて巻き、油で揚げてカリッとした食感に仕上げます。 外はカリカリ、中はジューシーな揚げ春巻きは、食欲をそそる一品です。   ヌイは、ベトナム風のライスマカロニで、主に子どもや忙しい日の簡単な食事として人気です。 イタリアのペンネに似た形状のヌイは、米粉で作られており、パスタのように使える万能な食材です。 通常は、スープや炒め物にして食べられ、ベトナムの家庭料理として広く親しまれています。   例えば、野菜や鶏肉、豚肉を加えて炒める「ヌイ・サオ」は、手軽で栄養バランスの良い料理です。 軽い味付けのベトナム風ソースで炒め、具材が絡んだヌイは、食べやすくボリュームもあります。 さらに、クリーミーなソースやトマトソースを使った洋風アレンジもあり、さまざまな料理に応用が利くのが魅力です。     コムタムは、割れたお米を使ったベトナム南部、特にホーチミンで有名な料理です。 もともとお米の加工過程で生まれる副産物としての「割れ米」を活用して作られた料理ですが、現在ではベトナム全土で人気を博しています。 コムタムは、炊いた割れ米の上にグリルした豚肉や揚げた魚、目玉焼きなどをのせ、ヌクマム(魚醤)ベースの甘辛いタレをかけて食べます。 特に香ばしい豚肉の炭火焼きとヌクマムの相性が抜群で、ベトナムの定番料理として、地元の人々や観光客に広く愛されています。   チェーは、ベトナムの伝統的なデザートで、お米や豆類、果物、ゼリー、ココナッツミルクなどを組み合わせた甘いスイーツです。 チェーには温かいチェーと冷たいチェーの2種類があります。 中でも、暑い気候にぴったりの冷たいチェーが人気で、食後のデザートやおやつとして広く親しまれています。 また、市場や屋台でも人気のチェーですが、近年ではおしゃれを意識した、チェーが増えています。 「Miss Đác」や「Little Bowl」、「Tào phớ Jelly Bean」などの有名店も増えているため、SNS映えを狙いたい方にもおすすめです。   ベトナムのお米は、国の基盤であるだけでなく、豊かな食文化を支える重要な要素です。 世界第2位の米輸出国としての地位を確立する一方で、ST25のような高品質な品種が世界的に評価されるなど、ベトナムの農業技術は日々進化を遂げています。 さらに、フォーやブンをはじめとする多彩なお米料理は、ベトナムの食卓に欠かせない存在です。 ベトナム旅行をする際は、様々な米料理を食べてみましょう。

2024.11.04

ベトナムでアイランドホッピング!定番・穴場スポットのオススメ5選!

ベトナムでアイランドホッピング!定番・穴場スポットのオススメ5選!
ベトナム生活情報、ベトナム観光情報

ベトナムの美しい島々を巡る「アイランドホッピング」は、透き通った海と手つかずの自然を存分に楽しめる人気のアクティビティです。 フィリピンやタイなどのリゾート地でも有名ですが、最近ではベトナムでも注目を集めています。 ニャチャンやフーコック島をはじめ、大小さまざまな島々が点在し、それぞれに異なる魅力を持っています。 この記事では、ベトナムでアイランドホッピングを楽しむためのおすすめエリアとその魅力、注意点についてご紹介します。   アイランドホッピングとは、ボートに乗ってビーチリゾート周辺の美しい島々を巡るアクティビティのこと。 アイランドホッピングの醍醐味は、観光客が多いメインのビーチリゾートを離れて、より透明度の高い海や手つかずの自然を満喫できるところにあります。 人が少ない静かな島で、シュノーケリングを楽しんだり、ビーチでバーベキューをしたり、まるでプライベートな時間を過ごしているかのような特別な体験です。   最近では、ベトナムでもアイランドホッピングが注目を集めており、例えば、南部にあるフーコック島周辺には、大小さまざまな島が点在しています。 無人島に足を踏み入れたり、クリスタルブルーに輝く海でシュノーケリングやダイビングを楽しめます! サンゴ礁が広がる海中の世界は、まるで水族館の中を泳いでいるかのような美しさ。 こうした大自然に触れる体験は、ベトナムならではの魅力といえるでしょう。   ベトナムには美しいビーチや島々が点在しており、アイランドホッピングを楽しむのに絶好の場所がたくさんあります。 今回は、その中でも特におすすめのエリアを5つご紹介します。   ベトナム南部にあるニャチャンは、美しいビーチと豊富なアクティビティが楽しめる人気のリゾート地です。 エメラルドグリーンの海と周囲に点在する島々が、リラックスしたい人にも、冒険を求める人にも理想的な環境を提供しています。   ニャチャンには、他のリゾート地ではなかなか味わえないユニークなアクティビティがいくつかあります。 特にThap Ba Mud Bathの「泥温泉」は、訪れた人々の間で大人気! 天然の泥を使ったスパ体験は、肌をなめらかにするだけでなく、体を芯から温め、旅の疲れを癒してくれます。 リラックスした時間を過ごすのにぴったりのアクティビティです。   さらに、ニャチャンのもう1つの魅力は、海洋保護区であることです。 ここでは、シュノーケリングやダイビングを通して、カラフルなサンゴ礁や熱帯魚たちを間近で観察できます。 透明度の高い海で、豊かな生態系を体験できるこの海洋保護区は、自然と触れ合いたい人にとって最高のスポットです。   また、ニャチャンは、高級リゾート地としての魅力も満載です。 「Vinpearl Luxury Nha Trang」や「Villa Le Corail, a Gran Meliá Hotel」などの数多くの5つ星ホテルが並び、どれも一流のサービスと贅沢な滞在を提供しています。 広々としたプライベートビーチや、リラックスできるスパ、そして洗練されたレストランでの食事を楽しめるホテルが多く、非日常な贅沢を味わえる場所です。 都会の喧騒を忘れて、穏やかな海を眺めながらゆったりとした時間を過ごすのは、まさに至福のひとときです。   ただし、ニャチャンを訪れる際にはいくつか注意点もあります。 まず、主要都市からニャチャンへアクセスするには、飛行機の乗り継ぎが必要なことが多く、少し手間がかかるかもしれません。 また、雨季には海が濁り、美しいエメラルドグリーンの海がクリアに見えにくくなることもあります。 天候や旅行シーズンを事前に確認して、最適な時期に訪れるのがおすすめです。   フーコック島は、ベトナム最大の島で、豊かな自然と高級リゾートが魅力の人気リゾート地です。 青い海と白い砂浜に囲まれたこの美しい島は、家族旅行やカップルのロマンチックな休暇にぴったり。   フーコック島の大きな魅力の1つは、豪華なリゾート施設が豊富に揃っていることです。 「Ocean Bay Resort & Spa Phu Quoc」や「Mövenpick Resort Waverly Phu Quoc」などの5つ星ホテルやヴィラタイプの宿泊施設が島全体に点在しており、どのリゾートでも贅沢で快適な滞在を楽しめます。 プライベートビーチ付きのリゾートも多く、波の音を聞きながらゆっくりと寛ぐひとときは、日常を忘れさせてくれる特別な体験です。   また、フーコック島は、自然が好きな人にとっても理想的な場所です。 島の約半分が自然保護区に指定されており、手つかずの森林や美しいビーチが広がっています。 ハイキングやバードウォッチング、さらにはSuoi Tranhと呼ばれる滝を巡るエコツアーなど、自然と触れ合うアクティビティも充実しています。   フーコックの魅力が高まる一方で、観光客の増加により一部のエリアでは混雑が目立つようになってきました。 特にハイシーズンにはビーチや観光スポットが多くの旅行者で賑わい、静かで落ち着いた雰囲気を求める人には少し不向きな時期もあります。   カットバ島は、ベトナム北部のハロン湾に浮かぶ大きな島で、自然をこよなく愛する人にとってまさに天国のような場所です。 島の約半分は国立公園として保護されており、手つかずの自然や希少な動植物が今も生息しています。 特に、カットバ島固有の「カットバラングール」と呼ばれるサルは、世界でもこの場所でしか見られない貴重な存在です。   カットバ島で特におすすめなのが、ハロン湾とその周辺を巡るクルーズやカヤックツアーです。 世界文化遺産に登録されたハロン湾をクルーズで進みながら、大小さまざまな岩が海に浮かぶ幻想的な風景を堪能するのは、この島ならではの体験です。 また、カヤックで洞窟を探索したり、ボートでしか行けない隠れたビーチに立ち寄ったりと、まさに冒険気分を味わえるのもこのエリアならではの魅力です。 自然に囲まれたビーチで、ひとり静かに過ごす時間は、まるでプライベートビーチを独り占めしているかのような贅沢な体験ですよ。   自然豊かな観光地として有名ですが、ベトナム北部に位置しており、冬は寒さが厳しいです。 海に入るのに適さない時期なので、海でのアクティビティを楽しみたい方は旅行の時期を慎重に選ぶことが大切です。   ベトナム南部に位置するコンダオ諸島は、16の小さな島々から成る静かなリゾート地です。 フランス統治時代には政治犯を収容する刑務所があったことで知られていますが、現在ではその過去を学びながら、贅沢なリゾートライフを満喫できる特別な場所となっています。   コンダオ諸島の最大の魅力は、その美しい海。 特にダイビングやシュノーケリングを楽しみたい方には理想的なスポットです。 周辺の海域は海洋保護区に指定されており、ベトナム屈指のサンゴ礁が広がっています。 ジンベイザメに出会えるチャンスがあるのも、このエリアならではです。 また、コンダオ諸島では、ウミガメの保護活動が盛んに行われていることも注目ポイントです。 5月~10月にかけてのウミガメの産卵シーズンには、ウミガメを観察したり、赤ちゃんウミガメの放流を体験できるツアーが開催されます。   コンダオ諸島は、自然だけでなく、歴史に興味のある人にも人気のスポットです。 フランス統治時代やベトナム戦争中に使用されたコンダオ刑務所は、今でも保存状態が良く、見学できます。 島全体に広がる歴史的なスポットを巡ることで、ベトナムの壮絶な過去を知る機会を得られます。   コンダオ諸島は美しい自然と静かな環境が魅力ですが、アクセスが不便な点に注意が必要です。 コンダオへの移動手段は、ホーチミンからの国内線飛行機が主な方法となり、飛行機の便数が限られているため、事前にしっかりとスケジュールを確認し、早めに予約を取ることが重要です。 また、天候の影響でフライトが遅延したり、キャンセルされることもあるため、スケジュールには余裕を持たせましょう。   さらに、船でアクセスする場合も、海の状態によっては欠航することがあるため、特に雨季には渡航が難しい場合があります。 ボートの運航状況を事前に確認し、天候に左右されるリスクも頭に入れておくと安心です。   チャム島は、ベトナム中部のホイアン沖に浮かぶ、美しい自然保護区に指定された島々です。 手つかずの自然が残るこのエリアは、海洋生物が豊かで、持続可能な観光が推進されている生物圏保護区にも登録されています。   ホイアンからボートでわずか1時間で到着するチャム島は、シュノーケリングやダイビングを気軽に楽しむのに最適な場所です。 特に、ダイビング初心者にもおすすめのポイントが多く、美しいサンゴ礁や色鮮やかな魚たちに出会えます。 ライセンスがなくても楽しめる環境なので、初めてのダイビングに挑戦するにはぴったりです。   また、チャム島では、リゾート体験だけでなく、ローカルな体験も楽しめます。 島内には小さな漁村が点在しており、地元の漁師たちの暮らしに触れられます。 特におすすめなのは、地元の家庭で提供される海鮮料理。 漁師たちがその日に獲った新鮮な魚介類をそのまま楽しめるのは、チャム島ならではの贅沢です。 採れたての魚を使った料理は、どれも新鮮で味わい深く、心に残るひとときになるでしょう。   チャム島は、美しい自然とローカルな体験が楽しめる素晴らしい場所ですが、いくつか注意点があります。 まず、宿泊施設が限られているため、島での滞在を希望する場合は事前に宿泊先を確保しておくことが重要です。 選べる宿泊先が少なく、特にハイシーズンには早く満室になることもありますので、早めの予約をおすすめします。 また、宿泊施設の設備がシンプルな場合が多いため、快適な滞在を望む場合はダナンやホイアンからの日帰り旅行にするのも良いでしょう。   さらに、雨季(9月〜12月頃)は波が高く、ボートの運航が不安定になることがあります。 このため、渡航が難しくなる可能性もあり、天候や海の状況に注意して計画を立てる必要があります。 特に雨季に訪れる際は、天候に柔軟に対応できるよう、スケジュールに余裕を持たせると安心です。   アイランドホッピングは、自然の美しさを楽しみながら複数の島を巡る魅力的なアクティビティです。 ただし、快適で安全に楽しむためには、いくつか気を付けておきたいポイントがあります。 ここでは、その中でも特に重要な注意点をご紹介します。     ベトナムの地元料理を楽しむのもアイランドホッピングの醍醐味ですが、食あたりには十分気を付けたいところです。 特にフーコック島やニャチャンの屋台やローカルなレストランでは、衛生基準が異なる場合もあります。 新鮮な魚介類が多く提供される一方で、食べ慣れない食材や調理法によって体調を崩すこともあるかもしれません。 食あたりを防ぐためには、評判の良いレストランを選び、できるだけ火の通った料理を選ぶことがポイントです。   生水や氷は避け、ミネラルウォーターやボトル入りの飲料を選ぶのが安全です。 また、整腸剤や食あたり用の薬を持参しておくと、万が一の体調不良にも対応できます。 特に、医療施設が十分に整っていない小さな島々では、医薬品が手に入りにくいこともありますので、事前の準備が安心につながります。 ベトナムの美味しい料理を存分に楽しむためにも、健康管理をしっかり行いましょう。   観光地では、観光客を狙ったぼったくりや盗難が起こることがあります。 ベトナムのリゾート地でも、観光客に対して通常より高い料金を請求されることがあります。 レストランやお店での支払い時には、必ず料金を確認し、必要に応じて値段交渉を行うことが大切です。 特に屋台や露店では、価格があいまいなことも多いため、遠慮せずに交渉することをおすすめします。   また、貴重品の管理にも十分な注意が必要です。 観光中には、必要最低限の現金やクレジットカードのみを持ち歩き、パスポートや大金などの貴重品は、宿泊施設のセーフティーボックスに預けるのが安心です。 ビーチやボートでの移動中も、荷物から目を離さないように注意し、盗難対策をしっかりと行いましょう。   ベトナムのアイランドホッピングは、自然の美しさと冒険心を満たす特別な体験を提供してくれます。 ニャチャンやフーコック、カットバ島など、それぞれの島々が持つ個性的な魅力は、訪れる人々を飽きさせません。 美しい海でのシュノーケリングやエコツーリズム、そして静かなビーチでのひとときは、都会の喧騒を忘れ、心身ともにリフレッシュする時間を与えてくれるでしょう。 アクセスや時期に注意しつつ、ぜひ次の休暇にはベトナムのアイランドホッピングに挑戦してみてください。

2024.10.28

ベトナムでの生活や旅行の際に注意するべき14のポイント

ベトナムでの生活や旅行の際に注意するべき14のポイント
ベトナム生活情報

ベトナム移住や旅行を考えている方にとって、日本とベトナムの違いは事前にリサーチしておきたい重要項目です。 短期間の滞在であっても文化や治安の違いに驚くことがたくさんあるでしょう。 また、文化の違いを理解していないために危険な目にあってしまったり、マナー違反の行動をしてしまう可能性もあります。 こちらの記事では、ベトナム移住・旅行が初心者の方でも安心してベトナムライフを送れるよう、知っておきたいベトナムでの注意点を14個ご紹介していきます◎ 是非最後まで読んでみてくださいね!    本記事で取り上げる注意点14個 ①麺類は音を立ててすすらない! ②おしぼりや水・お茶は有料! ③お会計は絶対にチェックする ④器に口をつけない ⑤箸やスプーンは使う前にしっかりと拭く ⑥信号はあってないようなもの ⑦タクシーメーターの動きに注意!おすすめはGRAB◎ ⑧道路で強い順番は“バス>車>バイク>歩行者” ⑨水道水は飲まない✕ ⑩トイレットペーパーは流さない ⑪スリ、路上のひったくりに注意! ⑫政府関連施設・警察などの写真撮影は禁止 ⑬詐欺に注意 ⑭航空機内で窃盗に注意   日本でラーメンやうどんを食べる時はズズズッとすすって食べる方が美味しそうに感じますよね。 でもここベトナムではすすって食べるのはマナー違反なのです。ましてや音をたててすすって食べるのは、行儀が悪いと嫌な顔をされる可能性が高いので注意してください✕ ベトナムの代表料理フォーを食べる時、ベトナムの方はスプーンに麺を乗せて一口ずつ口に運びます。 郷に入っては郷に従え。皆さんも真似してベトナム流の食べ方で味わいましょう◎   日本にいると当たり前に、無料で出てくるおしぼりやお茶。 実はおしぼりやお水はローカル店では有料なところがほとんどです。おしぼりは机に置かれますが、使わずに未開封のまま置いておけばお金はかかりません。 使用した場合、1枚につき2,000~5,000VND (15~30円程度)料金が加算されますが、基本的には記載がなく自動的にお会計に追加されているので知っておきましょう。 未使用にもかかわらず、お会計に含まれている場合もあるので注意してください。 備え付けのティッシュペーパーやナフキンなどの乾いたペーパーは、基本的に無料です。   日本にいても注文内容のチェックはした方が良いですが、ベトナムではお会計ミスはよくあります。 意図的ではなくても店員さんが間違えてしまうことも多々あるので、寛容な気持ちでこちら側がチェックしましょう。 不明な注文やミスがあれば支払い前に伝え、修正してもらうようにしてください。支払い後に伝えても交渉がうまくいかない可能性が高いので、必ず支払い前に確認しましょう! ごめんね~!と笑いながら正しいお会計を持ってきてくれますよ◎   日本ではお味噌汁や丼を食べる時など、器に口をつけて食べることはよくありますよね。 ここベトナムではご法度です!慣れるまでは少し食べづらいかもしれませんが、スプーンで一口ずつすくって飲むようにしてください。 フォーが美味し過ぎるあまりに、丼を持ち上げて口をつけてスープを飲む…というのは避けてくださいね!笑   ベトナムでは東南アジアの雰囲気を存分に感じることのできる、ローカル屋台がいたるところで営業しています。美味しいB級グルメがたくさんありますが、食べる前には注意が必要です。 一見きれいに見えるお箸やスプーンであっても、ウェットティッシュなどで一度拭き取ってから使うようにしてください。 日本ほど衛生に関する意識が進んでおらず、店舗によっては食器を洗った洗剤などが残留している可能性があります。     ホーチミンやハノイの大通りなどは比較的信号が守られますが、一本通りに入ると青信号だから大丈夫と思って渡っていてもバイクや車が来る可能性があるので注意してください。 正直なところ、ベトナムでは信号無視は日常的にみられる光景です。赤信号でも車やバイクが来ていなければ渡っていく、身の安全は自分で守るというのがベトナムのスタイルです。 また、日本では横断歩道・歩道橋がないところで道路を横断することはまずないと思いますが、ベトナムでは比較的どこでも横断してしまう習慣があります。 車やバイクが来る方向を見ながら一定のペースで歩いていると、彼らが避けてくれますので慣れるとどこでも渡れるようになります◎ 初めは急がなければと思い走ってしまいそうになりますが、車やバイクが避けることができるようにベトナムではゆっくり渡るのが鉄則です。 筆者は慣れ過ぎてしまい、日本から訪れた友人がなかなか渡れずにいたところを置いていきそうになってしまいました!笑   日本人がベトナムに住むとなると、日常的にタクシーを利用することでしょう。 マイリンタクシー、ビナサンタクシーなど比較的安心して乗れると言われるタクシーもありますが、それらを模したタクシーや流しのタクシーには要注意です。 一般的なタクシーの数倍のスピードでどんどんメーターが上がり、正規価格の数倍の料金を請求されました…なんとこともしばしばあります。 そのため筆者のおすすめは、配車サービスアプリGRABでGRABタクシーを呼ぶこと◎ 予め乗車場所・目的地を設定すると料金が表示されたうえで予約することができるので、明瞭会計で安心です! 支払いも事前にカード決済登録をしておけばその場でキャッシュのやりとりがないのでスムーズですよ。   日本では歩行者が何よりも優先されますよね。横断歩道は歩行者が渡りきるまで待たなければいけないのが当たり前。 しかしここベトナムでは、大きい乗り物がより強い弱肉強食の世界です。 バスは専用レーンがあったり、猛スピードで走っていくので歩行者やバイクや自ら避けてぶつからないように注意する必要があります。 また、横断歩道の表記は各所にありますが、車やバイクは一時停止することはほぼないため実際に横断歩道を渡る歩行者はあまり見かけません。 信号や交通ルールよりも自分の目で見て車やバイクが来たら避ける、という行動が非常に重要です◎   ベトナムでは水道水は飲めませんので、飲み水はミネラルウォーターを購入しましょう。 最近はあまり聞きませんが、ローカルレストランの生野菜などは水道水で洗ったものを出していることがほとんどなのでお腹が弱い方は注意してください。 レストランやカフェは氷を購入しているところが多いので安心して飲めることがほとんどです。 500mlのペットボトルが20~30円程度で購入でき、自宅用の20Lボトルでも400円前後ととてもリーズナブルですよ◎ 筆者は自宅での料理には全てミネラルウォーターを使用していますが、人によってはスープやお米を炊くなどの火を通すものは水道水を使用しているという方もいます。 お水についての詳細記事は下記をご参照ください。 ベトナムの水道水は安全?気になる現地の水事情について解説 ベトナムの多くのトイレではトイレットペーパーを流さずに、ごみ箱に捨てます。 トイレの排水管が細く、水圧も弱いため流すと詰まってしまうことがしばしばあります。 “トイレットペーパーを流さないでください”と記載があるトイレでは、備え付けのごみ箱に捨てるようにしましょう。   ベトナムは比較的治安がよく重犯罪はあまりありませんが、観光客が多いエリアでのスリやひったくりはたまに耳にします。 筆者は4年近くベトナムに住んでいますが、幸いにもスリやひったくり、ぼったくりなどにあったことはありませんが、路上でスマートフォンを取られてしまった知人がいます。 アプリでタクシーを呼び、路上ドライバーの位置情報をスマホで見ているところを、バイクで通り過ぎるひったくり犯に持っていかれるという手口が多いようです。 外国人は言語の壁があり泣き寝入りしやすいと思われており狙われやすいのかもしれません。 路上でスマホを見る時には道路に背を向けて確認するようにしましょう!   ベトナムは社会主義国です。政府関連施設・軍事関連施設や路上に立っている警察の写真を撮ることはご法度ですので注意しましょう。 もし知らずに撮っていたら撮影NGと言われますので、速やかに言うことを聞くようにしてください。 ベトナムで警察や政府の方とトラブルは禁物ですよ!   昨今被害が急増しているのが「イカサマ賭博被害」です。日本人が好き、日本が好きなど親近感を与えるような言葉を巧みにかけ、賭博に誘い込み、ある程度勝たせたところで、すべての掛け金を失わせるような事案が発生しています。 ベトナムにおいては賭博は法令違反で、被害を受けても警察などへ相談がしにくく反対に被疑者として捉えられてしまうケースもあります。 以下はベトナムの日本国総領事館が発表している被害の実例です。日本での普段の生活同様に、知らない人にはついていかない、賭け事には参加しないといった意識を徹底してきましょう。 ・ケース1 ホーチミン市内を歩行中、「日本が好きだ」と言う外国人男性に英語で声を掛けられ、徐々に親近感を覚え、その人物に誘われるがまま自宅に付いて行った。その後、ブラックジャックの必勝法があるとの話を聞きゲームに参加したところ、最後の1ゲームで全ての掛け金を失った。その後、掛け金が上がり、付近の宝石屋にて邦貨約70万円のキャッシングを強要された。 ・ケース2 ホーチミン市内を観光中、片言の日本語を話す外国人男性に声を掛けられ、その人物の自宅で昼食に招かれた。その後、カジノのディーラーをしているという男性が現れ、ブラックジャックの必勝法の説明を受けた。説明後、タイミング良く、宝石商をしているという女性が現れるが、一切のギャンブルへの参加を拒絶したことから、金銭被害を受けることはなかった。 引用:イカサマ賭博被害に係る注意喚起について | 在ホーチミン日本国総領事館   ベトナムでは昨今、航空機の頭上の収納棚に入れたバッグや土産品が盗まれる、トイレに行った際に座席に置いておいた貴重品が盗まれるといった被害が発生しています。 海外で生活する際や旅行の際には、日本の感覚は忘れ、身の回りの物については常に注意を払う必要があることを覚えておきましょう。 日本領事館からは以下のような対策が紹介されています。 ・頭上の収納棚に貴重品を入れることなく、肌身離さずご自身の見える範囲で保管する。 ・トイレ等をご利用される際に、貴重品を座席付近に置きっ放しにしない。 ・機内の電灯が消灯した後は、より一層、貴重品の管理を行う。 大きな荷物などは収納棚に保管せざるをえませんが、スマートフォンやお財布などは肌見放さず身につけておきましょう。 また飛行機だけではなく、飲食店での食事中や観光の際にも同様の注意が必要です。 引用:航空機内での窃盗被害に係る注意喚起について | 在ホーチミン日本国総領事館   ベトナムでの生活や旅行中に万が一犯罪の被害に巻き込まれてしまった場合は、関係系機関へ速やかに連絡することが重要です。言葉や文化の違うベトナムでは決して自身で解決しようとするのではなく、公的機関を頼るようにしてください。 以下が万が一の際にサポートを受けることのできる、公的機関連絡先の一例です。 ・公安連絡先一覧:https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/anzen/chui_kanki.htm ※ベトナム語での対応になるため、ホテルの従業員などのベトナム人にサポートを求めることをお勧めします。 ・ホーチミン市観光局( http://visithcmc.vn/ ) ※「1022」に架電し、自動音声で「8」を押す(英語対応も可) ・ベトナム空港会社( https://vietnamairport.vn/en/ ) 電話:3848-5383 引用:犯罪被害に遭ってしまったら | 在ホーチミン日本国総領事館 ベトナムのマナーについてご紹介しましたが、いかがでしょうか? ベトナムは親日国家で、人懐っこい性格の陽気な人がとても多い国です。彼らの優しさに何度も救われ、ベトナムが大好きになった筆者は、気付けば住み始めて4年が経過していました。 そんなベトナムですが、日本とは異なる文化がたくさんあり、驚くことも多々あります。 ベトナムに足を運んでいる以上、相手の文化を尊重しルールを守って楽しみたいものですよね◎ 来越前に現地のルールやマナーを知っておくことで、不安も解消されスムーズに生活のスタートや楽しい旅行が可能です。 滞在するうえでの心構えをして、皆様の来越がトラブルのないスムーズな新生活や旅行になることを願っております。  

2024.10.24

ベトナム/ハノイの夜を楽しむ!オススメのお洒落バー8選【2024年最新版】

ベトナム/ハノイの夜を楽しむ!オススメのお洒落バー8選【2024年最新版】
ベトナム生活情報、ベトナム観光情報

円安により海外旅行に行けない…と嘆く日本人が多い中でも、人気が止まらないベトナム旅行。 ベトナムはそもそもの物価が安いことに加えて、米ドルなどと比較しても円安が抑えられており、現在旅行先としての人気が急上昇中⤴ そして旅行に来たら、日中だけでなく、夜まで思いっきりその土地を満喫したい方も多いのではないでしょうか? ベトナムには地元ならではの雰囲気を味わえるバーが多くあり、日中とはまた違った魅力を発見できる夜の過ごし方があります。 こちらの記事では、ハノイ在住の筆者が本当におすすめのバーを地域別にご紹介していきたいと思います! 2024年10月の最新情報ですので、ハノイ在住者も必見ですよ◎   旅行に来たら絶対に一度は訪れるエリアがホアンキエムエリア。 旧市街やハノイ大教会など観光スポットが集まり、老舗バーからクラブなど夜遊びできる場所が幅広くあります。 最新のおしゃれなベトナム人が集まるおしゃれバーもこのエリアに最も多くありますので必見です◎   ハノイで行くべき、筆者一押しのバーといえばThe Haflington。 ホアンキエム湖の北西に位置しており、小道にある隠れ家的なバーですが、店内に足を踏み入れるとヨーロッパの博物館からインスパイアを受けた素敵な空間が待っています。 2024年アジアのバーTOP50にも選ばれたThe Haflington! ハイレベルな技術を持つバーテンダーが作る、オーセンティックなカクテルは一度飲む価値ありです◎ 一杯300,000VND程度とハノイではお値段が張りますが、日本で同等のバーに行くと2倍はします。ハノイNo.1を是非お試しくださいね◎   先ほどご紹介したThe Haflington出身の方がオープンしたのがこちらのUSE bar。 ホアンキエム湖をずっと南に下って行ったハイバーチュンエリアに位置するUSE barは、ベトナムの芸能人や経営者が集まる今話題の洗練されたバーです。 お酒好きな方との2次会や、デートにおすすめ◎ ドリンクはユニークで独自性の高いメニューが多く、こだわりのドリンクの数々を楽しめること間違いなし! バーテンダーが分かりやすくドリンクについて教えてくれますので、決められないかたは是非聞いてみてくださいね。   ジャズを聞きながら落ち着いてお酒を楽しみたいという方におすすめなのがBinh Minh Jazz Club。 ベトナムのジャズ界の第一人者でもある Quyen Van Minh氏がオーナーで、本格的なジャズを気軽に楽しめるのでジャズに初めて触れるという方でも行きやすいお店。 活気あるホアンキエムエリアの中にありながら、店内に一歩入るとジャズの生演奏と共にゆったりと過ごせる空間が待っています。 ミュージックチャージ代も掛からず、ドリンク代金のみなのも嬉しいポイント。 ドリンクも600円程度からと良心的に楽しめるので、ジャズに詳しくない方でも気軽に誘えますよ! 演奏が始まるのは21時~23時頃ですが、混みあう週末などはお早めに席を確保しておくことをお勧めします◎   タイホーエリアは欧米人エリアとも呼ばれており、ヨーロピアンやアメリカンなレストランやバー、おしゃれなカフェなどが集まるエリアです。 レストランやカフェは多く知られているものの、意外と2軒目バーに行くとなると選択肢が狭まるこのエリア… そんなタイホーエリアのおすすめバーをご紹介!   Pan Pacific Hotelの最上階にあるルーフトップバーで落ち着いた雰囲気のThe Summit Bar。 タイ湖とチュックバック湖を一望できる贅沢なバーで、夕暮れ時は湖に夕陽が沈んでいく美しい景色を堪能することができるのでおすすめ! 14時~深夜までオープンしているため、日中に楽しむこともできるので日頃の疲れを忘れてゆっくりしたい時や観光の合間に立ち寄ることもできて利用しやすいですよ◎ カクテルが1杯130,000~250,000vndと五つ星ホテルのバーということを考えるとリーズナブルなのも嬉しいポイント。 ハノイの喧騒から離れてリラックスしたい時にはThe Summit Barへ行ってみてくださいね。   タイホーエリア東側、Somerset、Fraser Suitesなど日本人在住者が多く住むXuan Dieu通りに位置するPleiku Saloon。 店内は3階建てで、1階にはカウンター席と数席のテーブル席に加え、生演奏ブースがあるので、リクエストすると歌ってくれることもありますよ◎ 2階・3階はソファ席が中心で、ゆったりおしゃべりしながら過ごしたい時にはこちらがおすすめです◎ 5~6人のグループでも十分座れるシートもありますので、2次会などで訪れることもできます! カクテルは本格的で種類も豊富なので、気さくな店員さんにおすすめを聞いてみても良いかもしれません。 タイホーエリアで数少ない深夜1時までやっているお店なのも嬉しいポイントです!   日本人エリアと呼ばれるキンマーやリンランエリアがあるバーディン地区は、日本食屋さんだけじゃないんです! 出張者や友人をスマートにおしゃれバーに連れて行けると素敵ですよね◎ バーディンエリアのおすすめバーはこちらからチェックしてくださいね☟☟☟   ハノイでルーフトップバーといえばTop of Hanoi。 Lotte Hotelの最上階65Fにあり、360度ハノイの景色が一望できる特別な空間です。 筆者も日本から友人や出張者が来ると一度は連れて行くのがこちらのバーです。 観光客にも在住者にも人気のスポットで毎日賑わっていますが、週末は予約しなければ入れないこともしばしば…ですので一度行く前に電話してみましょう。 また、ハノイはもやが多いため、もやが酷い日はTop of Hanoiからはハノイの景色が一望できないこともあるので、来訪を考えている方は念のために天気のチェックをおすすめします◎   日本人街であるLinh Lang(リンラン)エリアにある日本人オーナーさんが経営するダイニングバーです。 カウンタ―でゆったりお酒を楽しむもよし、友人とわいわい飲むもよし。 そしてこちらの魅力はお酒だけではないんです…! 定食やおつまみなど様々な日本食が楽しめるのですが、こちらがリーズナブルかつ絶品✨ サクッと食事をしたい時にもおすすめですので、一人でどこかでサクッと飲んで食べて帰りたいな~という方は一度訪れてみてはいかがでしょうか? 日本語対応が可能なので、英語やベトナム語ができない方や出張者なども安心して通えます。 カレーパンが絶品なので、〆に食べるかお持ち帰りもさせてくれますよ◎   リンランエリアはガールズバーばかりで落ち着いて飲めるバーがない…!という嘆きをよく聞きますが、そんな時におすすめなのがGREY!! リンランの大通りから一本細い通りに入ると、おしゃれな佇まいのバーが出てきます。 カウンタ―には日本語や英語が堪能な女性が立っていますが、ガールズバーではなくゆっくりと飲めるので女性同士でも行けますよ◎ 接待後の2次会としても、ひとりでゆっくり飲みたい時にも、女性同士や男性が女性を連れて行くこともできるので使い勝手抜群です!   こちらの記事ではハノイのおすすめバーをエリア別にご紹介しましたが、いかがでしたか? ハノイに住んでいると悩むのが2軒目のお店… お酒を飲まない方でも、日本からの訪問者が来た時などに誰かを連れて行くこともあると思います。 上記のバーをgoogle mapに入れておくといざという時安心ですので、ぜひ📍を立ててみてはいかがでしょうか? こちらの記事が皆様のハノイライフの参考になれば嬉しい限りです!