- お役立ち情報
- 2025.11.13
海外移住が決まったら、出発前に日本で諸々の手続きを済ませておかなければいけません。
特に日本で契約している携帯電話をどうするべきか?解約した方がいいのか、継続した方がいいのか、イメージがつかない方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では日本のキャリアを継続した方が良い例、解約した方が良い例などをそれぞれご紹介していきます。
また海外在住の場合におすすめの日本のキャリアもご紹介しますので、海外移住前の方必見です!
ベトナム移住時、日本のキャリアはどうする?

①現在契約しているキャリアの継続
現在契約しているキャリアを国際ローミングすれば、そのまま海外で使用することも可能です。
日本の大手キャリアdocomoやau、softbankなどでも簡単に契約内容を変えることができるので、短い出張期間中にSIMを現地のものに変える手間もかからないので良いかもしれません。
ただ、移住や長期滞在となると高額になるためお勧めしません。
・電話番後をそのまま継続できるので各アプリの携帯番号登録変更が不要かつ番号変更を知らせる必要がない。
・帰国時にそのまま携帯電話を利用できる。
≪デメリット≫
・携帯電話のキャリア次第では、非常に高額となってしまう(大手キャリア(docomo・au・softbank)は特に高額)
②現在契約中のキャリアの休止

日本への一時帰国時に同じ番号を利用したい方は、キャリアの休止という方法もあります。
現在の契約キャリアでメールアドレスや携帯番号をキープしておくことができます。1年だけベトナムに住みその後は戻る計画の方は、番号を残しておくと帰国後の利用再開がスムーズとなりますね。番号の保存期間は5年まで、保管してもらうための料金を支払う必要があります。
※番号保存期間は契約会社によって異なる可能性がありますのでご確認ください。
・海外では使用しないが、帰国後同じ携帯番号を利用したい方は低価格で◎
・一定期間で日本への帰国が確定している方におすすめ。
≪デメリット≫
・帰国時期が確定していない場合は、未使用のまま解約の可能性あり。
・電話番号を維持するために毎月料金がかかる
・休止手続きをする毎に、手数料が数千円かかる
・休止・再開のために店頭まで行かなければならない(docomoはオンライン対応)
◆各社の休止手続き方法
「長期間利用されないとき(海外赴任・留学など)の電話番号保管・解除より詳細確認
・手数料:1,000円
・電話番号保管:400円/月
・メールアドレス保管:100円/月
※パソコン、電話、ドコモショップにて手続き可能◎
③海外用に格安SIMに乗り換え

現在持っている電話番号でなくてもよいが、日本の携帯番号を保持しておきたい方は、低価格で抑えられるキャリアに乗り換える方法があります。
月1000円程で海外で番号を継続しSMSなども使用できるため、アプリや銀行送金等で日本の携帯番号(SMS)を利用する必要のある長期で海外滞在予定の方はこちらがお勧めです!
筆者も大手キャリアから乗り換えて、現在は楽天モバイルを契約しています。日本のサービスに登録する際、アプリを使用する際に以外と必要な日本の番号なので、重宝しています。
・日本の電話番号を毎月1,000円程で維持することができる。
・一時帰国時にSIMを入れ替えたら、到着後すぐに使用できる。
→一時帰国を頻繁にする方は毎回SIM購入の手間&料金がかからないのでおすすめ◎
≪デメリット≫
・一定期間未使用の場合、解約になるため定期的に海外から利用する必要がある。
④日本のキャリアの解約
日本の携帯番号も必要ない、稀にしか日本へ帰らないという方はキャリアを解約してしまう方がよいでしょう。
格安SIMでも契約をしている場合少なくとも年間12,000円程度はかかります。
年に1回程度しか帰国しない方は、短期間のトラベルSIMを3000円程度で購入できるのでその都度購入することをおすすめします◎
海外移住時に日本のキャリアは必要…?

筆者はベトナム移住時に、一度当時契約していたauの契約を解約しました。
ベトナムに住みながら年に2~3回のペースで一時帰国をしています。また、日本のサービスや携帯アプリを使用しながら、ベトナムで生活をしている現状です。
そのため、解約した当初は特に問題なく、一時帰国時にトラベルSIMを購入することで事足りていました。
しかしその後、銀行の送金をする際にワンタイムパスが必要になったり、日本でローンチしているサービスを使用するためにはSMS受信が必要だったりと、なにかと日本の携帯電話が必要になってくることがあったため、再度契約することにしました。
そして格安SIMを各社検討した結果、現在は楽天モバイルを契約し使用しています。
日本のサービスや銀行送金などが必要な方は、スムーズに手順を踏むためにSMS認証が必要となるため日本の電話番号を持っておくことをお勧めします。
また、トラベルSIMカードは空港で購入すると1回あたり3000円程かかるため、年に4回以上一時帰国をする方は、格安SIMを契約しておいた方が年間でみるとお得になるでしょう◎
おすすめ格安SIM
格安SIMとは…?
格安SIMとはdocomoやauなどの大手携帯電話会社の回線を借りて、格安でネットや電話などのサービスを提供している会社です。
メリットとデメリットはそれぞれありますが、海外在住の方は一時帰国時の短期間しか利用しない方が多いためデメリットはあまり感じないのではないでしょうか。
| メリット | デメリット |
|
・月額料金が安い
・解約時の違約金がかからない |
・エリアによってネットワークのスピードが遅い ・キャリアのメールアドレスが使用できない |
下記より、筆者のおすすめの格安SIMを2つ紹介します◎
楽天モバイル

写真参照元:楽天モバイルホームページ
楽天から出ている格安SIMが楽天モバイルです。
『Rakuten最強プラン』というプランは通話と通信量により価格が980円~2980円に変動するプランです。
一度契約すると、未使用時でも毎月約1,000円の支払いが発生しますが、帰国時にSIMを入れ替えるかe-simを登録しておくと到着時からすぐに利用することができます。
事前に登録を済ませておくと国際SMSの受信も可能なため、海外から送金手続きや日本のサービスを利用することができて非常に便利です◎
webから申し込みができるため、4~5日以内に自宅までSIMカードが届きます。そちらが届けばあとはmy 楽天モバイルアプリを入れて設定するだけなので、面倒な手続きなしで利用開始ができます。
※半年間利用しないと解約となってしまうため、長期間利用しない場合は半年に一度は電話か通信をしておく必要があります。
楽天モバイルお申込み☜☜はこちらから
HISモバイル

大手旅行代理店HISが始めた、docomo回線を使用したHISモバイル。
電話番号ありプランか通信のみプランを選択することができます。
また、データ通信のみにSMS受信を追加することもできます。海外在住で日本の電話番号が必要ない方にとってはこちらのプランはとても便利ですね◎
そして、月の通信料の上限を選択することができます。1G、3G、7Gとあり、1Gを選択した場合月々490円で利用することができます!
契約時には初回契約事務手数料として3,300円がかかってしまいますが、月々の支払いは安く済みます。
webページから簡単に申し込めるので、詳細が気になる方は下記よりご覧ください。
HISモバイルのお申込み☜☜はこちらから
まとめ
こちらの記事では海外移住時に日本のキャリアは残しておくべきか…?について解説をしました。
それぞれの状況により異なるため、自分のプランに合わせて契約を継続するのか解約するのか、また必要な場合はどのキャリアを使用するべきかを検討してください。
ベトナム現地のキャリアをご検討される方はこちらの記事も是非ご覧ください。
みなさまのベトナム移住がスムーズに運ぶことを願っています◎
ベトナム情報週刊コラム
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