ベトナム生活情報

2024.12.26

【ベトナム/ダナン】便利で安心!出張者向けおすすめ日系ホテルをご紹介!

【ベトナム/ダナン】便利で安心!出張者向けおすすめ日系ホテルをご紹介!
ベトナム生活情報、お役立ち情報

慣れない土地での海外出張・旅行で、唯一ゆっくり休める場となるホテル選びは非常に重要ですよね。 土地勘もなくどのエリアを選べばいいのかも分からない、できれば日本語で対応してくれるホテルがいい、バスタブが欲しい、などそれぞれこだわりの条件があると思います。 こちらの記事ではダナンのホテル選びのポイントと、お勧め日系ホテルを紹介していきます。 異国の地で不安なことと言えばやはり、言語ですよね。 出張でいらしゃる方の中にはベトナム語はもちろん、英語もあまり得意ではない…できれば日本語で対応してくれるところがいいという方も多いのではないでしょうか。 ダナンにも多くはありませんが日本語対応をしているホテルもあり、朝は日本の和定食が食べられるホテルもあります。 基本的には受付に日本語対応可能なベトナム人の方が常駐しているケースが多いですが、日本人の担当者がいるホテルもあります。 やはり海外といえばお風呂事情が気になるところではないでしょうか。 海外のホテルはシャワーのみのお部屋も多く、長旅で疲れた体を癒したい方にとっては重要なポイントですよね。 ベトナムでは湯舟に浸かる文化はないため、五つ星ホテルでもバスタブなしのお部屋も多くあります。 しかし日本からの出張や旅行者が多いこともあり、日系ホテルではバスタブや大浴場、その他サウナまで備え付けているホテルまであります! この後のホテル紹介の項目で大浴場付きホテルも出てくるので、要チェックです◎ そして立地です。ダナン在住者はダナンの中心を流れるハン川を境目に、「シティエリア」と「ビーチエリア」と分けて言ったりします。 ダナンは他都市と比べて渋滞などはあまりなく、空港から市街地までも近いことが特徴です。 オフィスや目的地から近いホテルに宿泊しても良いですし、ビーチエリアで少し観光気分も味わう滞在もおすすめです。   ダナンで日系ホテルと言えば言わずと知れた、ルートイングループのグランヴィリオです。※シティエリアとビーチエリアにあり ダナンの比較的中心エリアに位置しており、空港からは車で約10分です。観光にはもちろん、ビジネスにも利用しやすいです。 館内には日系焼肉レストランとCAFE&BARが併設しており、近くにミニマートなどもあります。 館内には大浴場やサウナがついているため、足を伸ばして大きなお風呂でのんびりできるので嬉しいですね。 お手洗いにも日本式のウォシュレット、日本のテレビも多数観れるなど、日本のビジネスホテルと変わらない過ごし方ができます。 出典:東屋ホテル公式HPより   ベトナムの日系ホテルの代表といえば東屋ホテルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 東屋ホテルの魅力と言えばなんといっても屋上に露天風呂・サウナ付ということ!ベトナムで露天風呂に入れるなんて、出張疲れも癒されますね。 露天風呂は月~金:6時~9時&17時~22:15時 、土日:7時〜10時&17時~22:15時までと長く楽しめるので、朝風呂も可能です。 宿泊しなくてもビジターの方も150,000VND~で利用できるので、在住者の方も休日に東屋の露天風呂を利用する方も多々いらっしゃいます。 ※ダナンの東家の露天風呂は基本的に男性のみの利用となります。月~金の午前9:15時〜午後4時まで(最終予約・入場は午後3時)の時間のみ、別料金にて貸切(女性の利用も)可能です。 その他日本語のテレビも観ることができ、朝は和食を中心とした定食が楽しむことができます。   先にご紹介した「グランヴィリオシティ」と同じく、ルートイングループのリゾートホテルです。 立地はダナンとホイアンの中間地点となりますが、安心の日本人スタッフ常駐で、こちらにも大浴場やサウナがあります。 コロナの収束と共にダナン・ホイアンのリゾートホテルの料金は上がっていますが、その中でも比較的安価で宿泊できる五つ星リゾートホテルです。 朝食は、日本食の「美蔵」、ベトナム・アジア料理中心のビュッフェ「アジアンダイニング」、アメリカンブレックファーストなど洋食が楽しめる「ココナッツビーチ」、3つのレストランから選ぶことができます。事前予約制ではないので、当日の朝の気分で選べるのも嬉しいポイント。 お部屋も客室タイプとヴィラタイプがあり、予算や目的に合わせて選ぶことができます。 周辺にはミニマートやレストランがありませんが、館内の充実した施設のほか、「グランヴィリオシティ」「ホイアン旧市街」「ロッテマート」への無料シャトルバスも運行しています。 広いプールやレストランも複数あり、お部屋も広いためゆったりステイしたい方は必見です。 仕事でも旅行でも利用しやすく、安心の日系ホテルのため企業の報奨旅行や家族旅行でも利用している方も多いようです。   ダナン空港から北西方向(フエ方面)に車で約20分程のダナン湾沿いにある日系ホテルです。 日の出ヴィラ棟、三日月ホテル棟、ビーチサイドの波レストラン、ウォーターパーク365(屋内/屋外)の4つからなる複合リゾートで、館内至るところに和の要素を感じることができます。 お部屋は全室バルコニーにバスタブ併設のため、露天風呂の雰囲気が楽しめます。 その他22階建てホテルの最上階の温水プール、またウォーターパーク365施設内に一年中営業している屋内温水プールと大浴場があります。 朝食ビュッフェは和食はもちろん、ベトナム料理、韓国料理、中華、洋食など品数が豊富です。 ホテル周辺はまだ開発地域ですが、館内にオールデイダイニングレストランと和食レストラン、インフィニティプール、スパ、ジム、ミニショップがあるので、のんびりホテルで過ごしたい方におすすめです。   ダナンの海沿いと川沿いの中間にある閑静な住宅街・グリーンアイランドに佇む日系リゾートです。 こちらの魅力は「Shangrila Spa&Onsen(シャングリラスパ&温泉)」。 カインホアの天然塩を使用した男女別の日本式露天風呂には、スチームサウナ、ドライサウナ、水風呂が完備されています。 ビジターの方も350,000VND~で利用できるので、在住者の男女サウナー方もこちらの露天風呂を利用する方も多々いらっしゃいます。 滞在中の食事やドリンク、スパトリートメントが宿泊代金に総て含まれている「オールインクルーシブプラン」の他、お部屋も客室タイプとヴィラタイプがあるので、予算や目的に合わせて選んでみてくださいね。 朝食は和食の他、ベトナム料理やアジア料理、洋食のビュッフェが楽しめます。 館内にはハン川沿いのインフィニティプールも併設されており、早朝はヨガクラスも行っています。 こちらの記事では出張・旅行時におすすめのダナンの日系ホテル5選をご紹介しました。 初めてのダナンでも、少しでも羽を伸ばして、快適な宿泊ができる空間をお伝えできていれば嬉しい限りです。 日系ならではの行き届いたサービスや設備で、お仕事の中でも現地を楽しんで、ダナンの魅力を探してみてくださいね。

2024.12.23

ベトナムでペットを飼いたい方必見! 動物病院・ホテル・ペットショップについて解説

ベトナムでペットを飼いたい方必見! 動物病院・ホテル・ペットショップについて解説
ベトナム生活情報、お役立ち情報

ベトナムでの生活をより楽しいものにしたいなら、ペットを迎えるのはいかがでしょうか? ハノイやホーチミンなどの都市部を中心にペット文化が広がっており、ペットショップや動物保護団体、Facebookグループなど、ペットを迎える方法も多様化しています。 一方で、健康管理や飼育環境の整備、さらには帰国時の手続きなど、注意すべき点も少なくありません。 この記事では、ペットを飼うための準備や利用できるサービス、注意点を詳しくご紹介します。 ベトナムでペットと一緒に生活したい方必見の内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。 ベトナムでは、経済の発展とともにペットを飼う文化が広がり、犬や猫を家族の一員として迎える家庭が増えています。 特に都市部では、ペットフードやケア用品を扱うショップが増加し、ペットを愛する人々のコミュニティも活発化しているようです。 その一方で、ペットを取り巻く課題も浮き彫りになっており、健康管理や予防接種の重要性がますます高まっています。 ここ数年、ベトナムではペットの飼育頭数が急増しています。 農業農村開発省の調査によると、国内で飼われている犬の数は750万頭以上、約490万世帯でペットが飼育されています。 出典:https://nhachannuoi.vn/ca-nuoc-co-5-trieu-ho-nuoi-cho-meo-voi-75-trieu-con/ 特に、ゲアン省やハノイ市、タインホア省では多くの家庭が犬を飼い、地域全体で数十万頭の規模に達しています。 ただし、このようなペットブームの一方で、地方の一部地域では依然として飼育頭数が少ない状況です。 ペット文化の広がりには地域差があり、都市部と地方の間で経済状況や飼育環境に違いが見られます。 ベトナムのペットフード市場もここ数年で急成長しています。 2023年にはその市場規模が7,312万米ドル(約11億円)に達したというデータもあります。 出典:https://www.statista.com/outlook/cmo/food/pet-food/vietnam#revenue 従来は人間の残り物を与える家庭が主流でしたが、近年では専用のペットフードを選ぶ飼い主が増えてきました。 そして、この流れはペットフードだけでなく、他のペット用品にも波及しています。 アパレル用品やおもちゃ、ペット用のサプリメントまで、ペットの家族化が進む中で、飼い主さんたちはどんどんペット用品にこだわるようになっています。 ベトナムでペットを迎えたいと考えたときには、ペットショップで購入する、オンラインコミュニティを利用して直接購入する、動物保護団体から譲り受けるなど、さまざまな方法があります。 それぞれの特徴やポイントを見ていきましょう。 ベトナムではペットショップが都市部を中心に増えており、手軽に利用できます。 特に人気のあるペットショップがAZPETです。 AZPETでは、健康で可愛い犬や猫を提供しており、365日保証制度や7日間の返金も用意されています。 ホームページで欲しい種類のペットを探せるだけでなく、写真で毛並みを確認できるのもおすすめポイント。 また、ペットフードやアクセサリー、スパ&グルーミングなど、飼い主にとって便利なサービスが揃っているため、初めてペットを飼う方にも安心です。 ベトナムでは、ウェブサイト上での取引より、Facebookを利用したペット取引が盛んです。 多くのブリーダーや個人がFacebookグループやマーケットプレイスにペットを出品しており、興味のある投稿に直接メッセージを送ることで取引を進められます。 また、ベトナム版メルカリとも言える「Chợ Tốt」も活用されています。 ただし、こうしたオンラインプラットフォームを利用する場合、ペットの健康状態や飼育環境を事前に確認することがとても重要です。 直接会って取引できる場合は、ペットの状態を自分の目で確かめることをおすすめします。 また、ベトナム語でのやり取りが必要になることが多いため、翻訳ツールを活用するなどの工夫が必須です。 最近では、動物保護団体を通じてペットを迎えるという選択肢も注目を集めています。 特に「A.R.C. Vietnam (Animal Rescue & Care)」は、ホーチミン市を拠点とする動物保護団体です。 この団体では、保護された動物たちが健康であるかどうかの確認を徹底しており、里親希望者には飼育環境のチェックや譲渡手続きが求められます。 「A.R.C. Vietnam」のFacebookページでは、譲渡可能な動物の情報が随時更新されており、興味がある場合はメッセージを送れます。 ペットを飼う際には、急な用事や旅行、ペットの健康管理のために利用できるサービスを把握しておくことが大切です。 特にペットホテルと動物病院、ペット用品店は、欠かせない存在です。 それぞれの利用方法やポイントを詳しく見ていきましょう。 出張や帰省、テト(旧正月)休暇の旅行などで長期間家を空ける際、ペットホテルは非常に便利なサービスです。 安心してペットを預けられますが、利用前にはいくつかの点を確認しておくことが重要です。   まず、施設の清潔さをチェックしましょう。 ペットを預ける部屋やゲージが衛生的であるか、臭いや汚れが気にならないかを確認します。   さらに、ペットが体調を崩した際にどのような対応が取られるのかを尋ねておくと安心です。 信頼できる施設では、病気やけがの際に迅速な対応ができる体制が整っています。 また、普段使っているおもちゃやフードの持ち込みについての対応や、ペットの食事量や回数について詳しく聞いてくる施設は、個々のペットに合わせたサービスを提供している証拠です。 下見をしっかり行い、信頼できるペットホテルを選ぶことで、大切なペットを安心して預けられる環境を整えましょう。 ペットの健康管理に欠かせない動物病院ですが、ベトナムでは外国人にも利用しやすい病院が都市部を中心に多くあります。 特に、ハノイやホーチミンといった主要都市には、英語対応が可能な病院が増えており、日本語を話せるスタッフがいる病院も見受けられます。 例えば、ホーチミン市の「Animal Doctors International」では、英語での診察がスムーズに行えます。 他にも「Phòng Khám Thú Y Family Vet」では、ペットの定期健診から緊急処置まで幅広いサービスを提供しており、外国人にも評判の高い病院の一つです。 動物病院では、予防接種やフィラリア予防の相談、健康診断だけでなく、手術や特殊治療が必要な場合にも対応しています。 ベトナムでペットを飼う場合、事前に信頼できる動物病院を調べ、緊急時にも対応できるよう連絡先を控えておくと安心です。 ベトナムでは、ペット用品を購入できる場所が多岐にわたります。 ローカルスーパーでも基本的なペットフードを取り扱っているほか、コーナンやイオンモールなどの日系小売チェーンでは、信頼性の高いペット用品が揃っています。 さらに、LazadaやShopeeといったオンライン通販サイトも便利です。 特に、重たいペットフードやトイレ用品の購入には配送サービスが役立ち、忙しい方でも簡単に必要なアイテムを手に入れられます。 ベトナムでペットを迎える際には、事前にいくつかの準備が必要です。 具体的には、ペットが飼える住環境の確認、ワクチン接種の手配、マイクロチップの装着の3つが重要なポイントとなります。 それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。 ペットを迎える前に、自宅がペットの飼育に適しているか確認することが大切です。 例えば、猫を飼う場合は、ペットの飼育が許可されている物件であるかどうかを事前に調べましょう。 また、犬の場合は、近くに散歩や運動ができる公園や広場があると良いです。 さらに、ペットを飼うことで生じる長期的な費用も考慮する必要があります。 食費や病院代だけでなく、家の修繕費なども含めて予算を立てておくことで、ペットとの生活を安定したものにできます。 ペットの健康を守り、飼い主や周囲の人々を感染症から守るために、ワクチン接種は欠かせません。 ベトナムでは動物病院で手軽に接種を受けられ、費用は約2000円と比較的手頃です。 犬の場合は狂犬病を含む複数のワクチン、猫の場合は猫汎白血球減少症や猫カリシウイルス感染症などに対応したワクチンが推奨されています。 マイクロチップの装着は、ペットを守るために重要です。 特に、将来的に日本やその他の国へペットを連れて行く可能性がある場合、装着が必須となるケースがあります。 マイクロチップにはペットの身元情報が登録されており、迷子になった際にも重要な役割を果たします。 装着は動物病院で行え、費用は5000円から10000円です。 ワクチン接種と同時に手配するとスムーズなので、動物病院で相談してみましょう。 ベトナムでペットを迎える際には、健康管理や安全性に配慮した準備が必要です。 特に狂犬病への対策、ノミ・ダニの予防、日本へ連れて帰るための手続きは重要なポイントです。 それぞれについて詳しく解説します。 ベトナムでペットを飼ううえで、見過ごせないのが狂犬病の問題です。 2023年の統計では、狂犬病による死亡者数は国内で64人に達しました。 北部、中部、南部の各地で感染が報告され、中でも中部高原のザライ省では11人の死亡者が確認されており、最も深刻な状況となっています。 出典:https://en.sggp.org.vn/rabies-cases-tend-to-increase-in-vietnam-post105408.html 狂犬病は犬や猫だけでなく、飼い主や周囲の人々にも命に関わる危険な病気です。 そのため、新しくペットを迎えたら、すぐに動物病院で予防接種を受けるようにしましょう。 狂犬病の予防接種は、ペットの健康状態を確認したうえで行われるため、事前にかかりつけの獣医と相談することをおすすめします。 特に、多くの国では狂犬病予防接種が輸出入時の条件となっているため、将来的に海外移動を考える際にも重要な準備となります。 ベトナムの温暖で湿度の高い気候は、ノミやダニの繁殖に適した環境です。 これらの寄生虫は、皮膚炎や湿疹を引き起こすだけでなく、深刻な病原微生物を媒介する可能性もあります。 特にダニが媒介する病気には、人間にも感染する危険性があるものが含まれるため、予防と駆除を徹底することが不可欠です。 ペットのノミ・ダニ対策には、動物病院で処方される飲み薬や塗布剤が効果的です。 特にダニによる感染症(バベシア症やSFTSなど)は命に関わる場合があるため、定期的な駆除薬の使用とともに、ペットが屋外で活動する際の注意も重要です。 飼い主自身の感染リスクを防ぐためにも、ペットの清潔を保つことを心掛けましょう。 ペットを日本へ連れて帰る際には、事前にしっかりと準備を進める必要があります。 輸出検疫の手続きは「狂犬病予防法」や「家畜伝染病予防法」に基づいて厳格に行われており、手続きが不十分だと高額な罰金や処罰の対象となる場合があります。 狂犬病予防接種や血液検査など、特定の手続きには一定の期間が必要なため、引っ越しや帰国が決まったら早めに準備を始めましょう。 かかりつけの獣医に相談し、輸出条件や必要な書類を確認するとスムーズです。 ベトナムでペットを飼うことは、生活を豊かにする体験であると同時に、慎重な準備と配慮が必要です。 ペットを迎える方法や健康管理の重要性、狂犬病対策、日本への帰国時の手続きなど、多くのポイントを押さえることで、ペットとの暮らしをより安心で快適なものにできます。 この記事を参考に、ベトナムでのペットライフをぜひ楽しんでください。

2024.12.17

在住日本人イチ押し!ダナン・ホイアン人気レストランご紹介【ベジタリアン・ヴィーガン・マクロビ編】

在住日本人イチ押し!ダナン・ホイアン人気レストランご紹介【ベジタリアン・ヴィーガン・マクロビ編】
ベトナム生活情報、ベトナム観光情報、お役立ち情報

ベトナム中部のダナンは温暖な気候と美しいビーチ、多くのリゾートホテルがある人気のリゾート地ですが、魅力はそれだけではありません。 ダナンは現地のベトナム料理以外にも飲食店の選択肢が豊富なのも魅力のひとつです! さまざまなジャンルの飲食店があり、ベジタリアン、グルテンフリー、ヴィーガンなどヘルシーな食事も豊富です。 また、ダナンから車で約30分の世界遺産の街、ホイアンにもベジタリアン・ヴィーガン対応のレストランが多くあります。 今回こちらの記事ではベジタリアン・ヴィーガンや健康志向の方に人気のあるレストランをご紹介します。 ダナンのベジタリアン・ヴィーガン おすすめレストラン3選 ミーケビーチから徒歩5分、観光客に人気のアントゥンエリアにあるベジタリアン・ヴィーガンレストランです。 自社オーガニック農園で育てた野菜とフルーツによる健康的な料理を提供しており、スムージーボウルやサラダ、トーストなどメインディッシュからフィンガーフードまで、フードメニューは約50種類あります。 なかでも大豆ミートの牛丼は日本人にも馴染みのある味付けで、老若男女楽しめると思います。 ドリンクメニューも充実しており、ヘルシーな選択肢が豊富に揃っています。フレッシュジュースやコンブチャ、紅茶など、健康志向の方にもぴったりなドリンクをお楽しみいただけます。 南国感のある2階建ての広々とした店内は居心地が良く、外国人在住者やベジタリアン・ヴィーガンの観光客だけでなく、ノマドワーカーにも人気があります。 食事からスイーツまで楽しめる、女性に人気のヴィーガンレストランです。 バインミーやボウル、パスタ、パンケーキ、スイーツなどメニューも豊富です。 8:00~11:00はドリンク付きの朝食コンボがお手頃価格で楽しめ、筆者のおすすめは豆腐のバインミーコンボ。 燻製された豆腐とキャラメリゼされた玉ねぎの相性が抜群で、ベジタリアンやヴィーガンでない人も美味しくいただけると思います。 また不定期で「ヴィーガンスイーツマスタークッキングクラス」も開催しています。興味のある方は、店舗のFacebookやInstagramで最新情報をチェックしてみてください 海沿いエリアの閑静な住宅街にあるマクロビオティック料理専門店です。 “マクロビオティック”とは日本の伝統的な食文化をベースに、自然の調和を重視し、食材の選び方や調理法、食べ方に工夫を凝らすことで心身のバランスを整えることを目指した日本発の食事法です。 こちらでは動物性タンパク質を使用せず、玄米などの穀物を中心に、野菜、海藻、豆などを使用した料理を提供しています。 おかずが日替わりのライスプレートや、ミークアンや生春巻きなどのベトナム料理も楽しめます。 オープンエアーな造りの店内で、1人でも利用しやすいです。 お持ち帰りも可能ですが、テイクアウトボックスは有料なのでご注意を。 店内では提携している農園の野菜や雑穀、麺、調味料なども販売しているので、気に入ったものはお土産として購入してもいいかもしれません。 近年、ダナンではポキ丼専門店が多くオープンしており、外国人観光客を中心に人気です。 「ポキ(poke/ポケと発音することもある)」 とはハワイを代表するローカルフードです。一口大に切ったマグロなどの刺身の切り身を調味料でマリネしたもので、それをご飯などの上にのせ丼物にしたものを「ポキ丼」と言います。 以下のポキ丼店ではメニュー記載のあるボウルだけでなく、好きな食材をカスタマイズできるのでベジタリアン・ヴィーガンの方やちょっとヘルシーなものが食べたい時にもおすすめです。 またサイズ展開もしており、お腹の調子に合わせてポキ丼がいただけます。 ▼マンデンの有機農場からの新鮮な食材を使用したポキ丼が楽しめます。 ミーケビーチからのアクセスも良いです。 ▼具材たっぷりのポキ丼。聴覚障害者のスタッフが多いため、注文は手話かQRで行います。 広々した店内は静かで、PC作業なども◎ ホイアンのベジタリアン・ヴィーガン おすすめレストラン3選 ホイアン旧市街から車で5分程、ホテルやレストラン、スパが並ぶ通りにあるヴィーガン・グルテンフリー対応料理を提供するレストランです。 トースト、ピタサンド、パスタ、バーガーなどの欧米風料理に加えて、餃子スープやうどん、生春巻きといったアジア料理も楽しめます。 店内では雑貨も販売しており、ちょっとしたお土産を購入することもできます。 隣には系列店の「Lagom Cafe」があり、美味しいケーキが評判で、欧米人や在住外国人を中心に人気を集めています。 このお店でもビーガン対応のメニューが用意されています。 ホイアン旧市街から少し離れた川沿いの静かなエリアにある、ベジタリアンとヴィーガン料理が楽しめるお店です。 メニューにはトースト、タコス、バーガー、ボウル料理などの料理が豊富にそろい、リピーターも多いです。 お店は吹き抜けの広々とした空間で、落ち着いたモダンな雰囲気が特徴です。 さらに、2階はコワーキングスペースになっており、ノマドワーカーにも人気があります。 リラックスした雰囲気で美味しい料理を楽しみながら、仕事や作業にも最適なスポットです。 ベトナム料理のベジタリアン・ヴィーガンバージョンを食べたい方におすすめのレストランです。 旧市街の中心から徒歩5分ほどの路地裏にあります。 ここではベトナム料理の定番であるフォーやバインミー、バインセオの他、ホイアン名物のカオラウなども提供しています。 その他サンドイッチやバオ、スムージーボウルなども提供しており、幅広い料理を味わえるのが魅力です。 また、こちらではヴィーガンベトナム料理教室も催行しています。 この料理教室では食材の買い付け(天候により中止の場合もあり)から、ベトナム料理4種類とデザート1種類を作ることができます。 自宅でも再現できる調理法を伝授していただけるとのことなので、旅程に余裕がある方は参加してみてはいかがでしょうか? 参加にはHPから事前予約を👇 https://chickpeaeatery.com/authentic-vietnamese-vegan-hoi-an-cooking-class/ ベトナムでは菜食の日が月に2回あり(旧暦の1日と15日)、その日は休業になるローカルレストランもあります。 また、おかずが日替わりのローカル食堂ではベジタリアンメニューが用意されることも多いです。 菜食の日にベトナムにいる方は、ベトナムの家庭料理を提供する食堂「Cơm bình dân(コムビンザン)」を訪れてみても面白いかもしれません。 こちらの記事ではダナン在住者おすすめのヘルシーご食をご紹介しました。 どのお店もそれぞれ特徴があり、まだ行ったことがない方は一度は訪れる価値ありのおすすめレストランです。 是非お気に入りのお店を見つけ、素敵なひと時を過ごしてくださいね。

2024.12.08

電気自動車も熱い!自動車業界の最新トピックについて一挙解説!

電気自動車も熱い!自動車業界の最新トピックについて一挙解説!
ベトナム生活情報、お役立ち情報

ベトナムの自動車市場が急速に進化しています。 国内メーカーから日系、韓国系、そして欧米のラグジュアリーブランドまで、さまざまな企業が競争を繰り広げ、特に電気自動車(EV)が新たな注目の的に。 この記事では主要自動車メーカーの特徴やベトナムの交通事情、さらにEV市場の最新動向まで、丸ごと解説します。 これを読めば、ベトナム自動車業界の「今」がすべてわかります! ベトナムの自動車業界は、ここ数年で大きく成長してきました。 国内メーカーだけでなく、海外メーカーも積極的に進出しており、その中でも日本のメーカーは品質の高さと信頼性で特に人気を集めています。 ここからは、ベトナムで存在感を放つ日系メーカーを中心に、注目すべき企業8社をご紹介します。 トヨタは、ベトナムの自動車市場でトップクラスの人気を誇るメーカーです。 1995年に設立されてから、着実に成長を続けており、現在はビンフック省に本社を構えています。 全国には38省・市にまたがる76の正規販売店があり、ハノイやホーチミン市では高級ブランド「レクサス」のディーラーも展開しています。 ベトナムでは、ヴィオス、イノーバ、カムリといった信頼性の高いモデルが選ばれています。 また、生産力も大きな強みで、年間約7万台の自動車を製造し、これまでの累計生産台数は70万台以上。 さらに、2014年にはベトナム初の自動車部品輸出センターを設立し、現在は13の国と地域に部品を輸出しています。 出典:https://www.toyota.com.vn/ ホンダといえば、バイクのイメージが強いかもしれませんが、ベトナムでは自動車分野でもしっかりと存在感を発揮しています。 1996年に設立されたホンダベトナムは、ビンフック省を拠点に活動を展開し、現在9,000人以上の従業員を抱えているのです。 バイク市場では圧倒的なシェアを誇りつつ、自動車でもシビックやCR-Vといった人気モデルを手掛けています。 ホンダの魅力は、品質の高さだけでなく、ブランドの信頼感にあります。 バイクで培った実績を活かしながら、自動車分野でも着実にベトナム市場での地位を築いています。 マツダは、スタイリッシュなデザインと革新的な技術で、ベトナム市場でも注目を集める自動車メーカーです。 2011年に地元の大手企業THACO(チュオンハイ自動車)との合弁で設立され、クアンナム省の工業団地に組立工場を構えています。 この工場では、年間約1万台のマツダ車が生産され、Mazda3、Mazda6、CX-5、BT-50といった人気モデルが次々と市場に投入されています。 スズキは、バイクも自動車も手掛ける日本のメーカーとして、ベトナムでも幅広い支持を得ています。 スズキベトナムは1996年に設立され、本社をドンナイ省に構えています。 全国40ヶ所の自動車販売店と151のバイク販売店を運営しており、ベトナム全土で高い認知度を持っています。 ドンナイ省にある自社工場では、年間約6,000台の自動車と約60,000台のバイクを生産。 乗用車の代表モデルには、XL7、エルティガ、シアズ、スイフトなどがあり、日常使いから商用用途まで幅広いニーズに応えています。 出典:https://suzuki.com.vn/pages/introduce ニッサンは、ベトナム市場でしっかりと根を張った自動車メーカーの一つです。 2013年に日本の日産自動車とマレーシアの企業TAN CHONGが協力して設立され、現在はハノイに本社を構えています。 中部のダナン市には工場を構え、ここで車の製造も行っています。 ベトナム国内では、日産の販売店が21店舗、高級車ブランド「インフィニティ」の代理店が4店舗展開されています。 乗用車の代表モデルには、ファミリーにぴったりのSUVテラやエクストレイルもあります。 ビンファストは、ベトナムで初めて本格的な自動車を手がけたメーカーです。 2017年に設立され、親会社であるVingroupの力強い支援を受けています。 ハノイを拠点としながら、海外にも積極的に展開しており、オーストラリア、アメリカ、ドイツなど、世界各地に支店を持っています。 国内では76店舗の販売ネットワークを構築し、北部のハイフォン市には広大な敷地を誇る自社工場があります。 このメーカーの特徴は、ガソリン車から電動バイク、そして最新のEV(電気自動車)まで幅広く手がけていること。 特にEVには、先進運転支援システム(ADAS)やスマート機能など、アメリカやドイツの最先端技術が詰め込まれています。 2024年に国内の電気自動車市場でトップシェアになり、今後も外国車に負けない自動車開発が進むと期待されています。 出典:https://vinfastauto.com/vn_vi/thong-cao-bao-chi-vinfast-chiem-thi-phan-so-1-viet-nam ちなみに、街中でよく見る水色のタクシーはVingroup傘下の「ビンファストタクシー」です。 EV専用のタクシー会社で、ベトナムのEV技術を広めています。 ヒュンダイ・タインコン・ベトナム(HTV)は、韓国の現代自動車とベトナムの大手企業であるタインコングループの合弁会社で、自動車の輸入、製造、販売を手掛けています。 北部ニンビン省には最新の生産拠点があり、2022年11月に稼働した第2工場では年間10万台の生産能力を誇ります。 さらにHTVは、アイオニック5の投入と同時に充電インフラの整備にも注力。 2024年までに全国63省・市の8割をカバーする充電ステーションのネットワーク構築を目指しています。 これにより、EV市場での競争が一層激化する見込みです。 出典:https://www.tcmotor.vn/gioi-thieu キアは韓国の自動車メーカーであり、ベトナム市場において長年高いシェアを誇っています。 2019年の調査では、ハノイでは31%、ホーチミン市では27%のシェアを獲得し、トヨタを抑えてトップに立っています。 特に、手頃な価格帯のモデルが若年層や新規購入者に支持されている点が特徴です。 ホーチミン市では、中心部から離れたトゥドゥックやゴーヴァップといった新興住宅地にキアユーザーが多く、特にファミリー層がエントリーモデルを購入する傾向があります。 こうした地域は車所有率が高く、利便性を求める家庭に人気のあるブランドとなっています。 出典:https://kiavietnam.com.vn/   ベトナムの電気自動車(EV)市場が、ここ3年でガラッと様変わりしてきました。 2023年には国内の自動車販売台数が約40万台に達し、そのうち電気自動車(BEV)が3万台を超えました。 地元企業が先頭を走りつつ、中国勢が続々と参入し、日系メーカーもハイブリッド車(HEV)で存在感を発揮しています。 最初に動き出したのは地場のビンファスト。 2021年12月にベトナム初のEV販売をスタートして以来、2022年にはガソリン車の製造をストップしてEV専業に転向するというスピード感で開発が進められました。 2023年だけで約3万2,000台を納車し、その多くがタクシー事業「GSM」の車両というから驚きです。 特に注目すべきは、新モデルVF3。 全長3メートル台のコンパクトSUVで、バッテリー込みでも約190万円から購入可能です。 この価格は、都市部のガソリンバイクユーザーにも手が届く設定です。 予約受付開始直後には2万7,000件以上の申し込みがあったと言います。 出典:https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/special/2024/0902/2d69699358b05434.html 電気自動車を購入する際に気になるのが「充電をどうするのか」。 ビンファストはここでも一歩リードしています。 なんと全国63省・市すべてに充電ステーションを設置し、2024年時点でその数は約2,000ヶ所に達しています。 地方の観光地でもビンファストタクシーが走っている姿を見かけるほど、充電インフラが広がりました。 さらに、今後2年間で約590億円を投じて充電網を拡充する計画がされています。 一方で、他社車両がこの充電網を使えるのは少なくとも5年後と言われています。 ライバルメーカーは、独自の充電ステーションを模索せざるを得ない状況です。 出典:https://ev.isep.or.jp/95/ ベトナムのEV市場は中国メーカーの参入で、競争がさらにヒートアップしました。 2024年7月に販売を開始したBYDは、「ドルフィン」「アットー3」「シール」という3モデルを展開しており、価格帯は約390万~660万円と幅広い設定です。 特にアットー3は、ビンファストの人気車「VF6」や「VF7」と真っ向勝負の価格帯で話題を呼んでいます。 また、BYDはすでに国内に36店舗の販売拠点を設け、2025年には70店舗に拡大する計画されています。 出典:https://www.byd.com/vn EV開発は進められているものの、「完全EVはまだ早いかな…」と考える人もまだ多くいます。 そういった需要に合わせたハイブリッド車(HEV)も人気です。 2024年上半期だけで約3,500台のハイブリッド車が販売され、そのほとんどがトヨタをはじめとする日系メーカーの車両でした。 特にトヨタの「イノーバクロス」や「カローラクロス」といったMPVは燃費の良さもあり、都市部での支持が厚いです。 出典:https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/special/2024/0902/2d69699358b05434.html 電気自動車(EV)は、地球環境を守る切り札として世界中で注目されています。 ベトナムでも、地元のビンファストだけでなく、アウディやフォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツといった海外のビッグネームが次々と進出。 ベトナムのEV市場がどんどん賑やかになっています。 ここからは、各ブランドのベトナムでの動きについて、具体的に見ていきましょう。 高級車ブランドのアウディは、ベトナム市場でe-tronシリーズを展開しています。 特に注目を集めているのが、電気自動車のフラッグシップモデルe-tron GT。 アウディは、ハノイやホーチミンを中心にショールームを展開しており、充電インフラの整備計画も進めています。 同ブランドは富裕層や都市部の若いドライバーをターゲットにし、プレミアムEV市場での地位を確立しつつあります。 出典:https://www.audi.vn/sea/web/vnen.html フォルクスワーゲン(VW)は「手頃な価格と優れた品質」を武器に、ベトナム市場でのEV展開を進めています。 主力モデルはID.4で、価格と性能のバランスが取れたEVとして注目されています。 ID.4は、実用性の高いSUVタイプで、都市部だけでなく郊外でも使いやすい仕様です。 フォルクスワーゲンの戦略は、拡大する中間層をターゲットにした市場展開です。 ベトナムでは今後、専用の充電インフラの整備も予定されており、価格競争力のあるEVを普及させることで、さらなる成長を目指しています。 出典:https://www.volkswagen.vn/ ラグジュアリーカーの象徴とも言えるメルセデス・ベンツも、ベトナムでのEV展開を加速中です。 特に同社のEQシリーズは、豪華な内装と最先端の技術で高所得層から人気を集めています。 メルセデス・ベンツは、専用のサービスセンターや充電設備の整備にも力を入れ、アフターサービスの手厚さでも他社との差別化を図っています。 こうした取り組みが、ブランド価値をさらに高めていると言えるでしょう。 出典:https://www.mercedes-benz.com.vn/vi ベトナムの自動車市場は、日系メーカーの信頼性や韓国系メーカーの革新性、ベトナム企業の挑戦、そして電気自動車(EV)の普及が織りなす状況にあります。 主要メーカーの動きからEV市場の進化まで、この記事で取り上げたポイントを押さえれば、ベトナム自動車業界のトレンドがつかめるはず。 急成長を遂げるこの市場から、目が離せません!

2024.12.05

ベトナムで使えるフードデリバリーアプリ3選と便利な使い方ガイド【2024年最新版】

ベトナムで使えるフードデリバリーアプリ3選と便利な使い方ガイド【2024年最新版】
ベトナム生活情報

ベトナムでの生活をもっと便利にしてくれるフードデリバリーアプリ。 この記事では、特におすすめのデリバリーアプリ3つを詳しくご紹介します。 慣れない海外での食事も、これらのアプリを活用すれば簡単でスムーズです。 また、登録や支払い方法、節約テクニックまで解説しているので、初めて利用する方でも安心して使い始められます。 ぜひ、ベトナムに行く際はフードデリバリーアプリを使ってみてください。 海外に滞在しているとき、ホテルまで食べ物を届けてもらいたいと感じることはありませんか? 特にベトナムは日本より気温が高いため、外に出るのが億劫になりがちです。 さらに、時期によっては雨季で雨が続き、外に出られないこともあります。 そんな時におすすめなのがデリバリーアプリです。 ここからは、現地で特におすすめのアプリ3つをご紹介します。 GrabFoodは、東南アジア全域で利用されている大手配車アプリ「Grab」が提供するフードデリバリーサービスです。 ベトナムでは多くの日本人にとって定番のアプリとなっており、交通手段だけでなく食事の注文にも大いに活用されています。 Grabはフードデリバリーに加え、食材や日用品の配達も可能です。 また、万が一注文した商品が届かなかったり内容が違った場合でも、アプリ内のチャット機能を通じてサポートセンターに問い合わせができ、返金や再配達の対応をしてもらえます。 このような安心感が多くのユーザーから支持を得ている理由です。 さらに、Grabでは頻繁に割引キャンペーンが実施されており、プロモーションを活用することでお店で食べるよりもお得に食事を楽しめることも少なくありません。 注文する時には、利用可能なクーポンを忘れずに確認してみてください。 ただし、レストランによってはメニューがベトナム語のみで表示される場合があります。 その際は、メニュー写真や翻訳ツールを活用しながら注文を進める必要があります。 Capichiは、日本人による運営が特徴のフードデリバリーアプリです。 2020年3月にハノイとホーチミンでサービスを開始して以来、日本人利用者を中心に人気を集めています。 現在、利用可能な店舗は500を超え、幅広いジャンルの料理を楽しめます。 このアプリ最大の魅力は、日本語対応が完璧に整っている点です。 注文から支払いまで、すべて日本語で完結するため、ベトナム語や英語に不安がある人でも安心して利用できます。 取り扱う店舗は主に日本人経営で、信頼性が高いことも特筆すべきポイントです。 また、利用できる料理の幅広さも大きな魅力で、お弁当や日本料理にとどまらず、ベトナム料理、中華料理、西洋料理、さらにはスムージーやスイーツまで注文可能です。 Capichiでは、店舗ごとに動画レビューも用意されており、料理のクオリティや雰囲気を事前に確認できます。 日本人が運営しているからこその細やかな配慮があり、安心感と使い勝手の良さが両立したアプリと言えるでしょう。   ShopeeFoodは、ベトナム国内で人気のグルメアプリ「Foody」と、大手ECサイト「Shopee」が手掛けるデリバリーサービスです。 このアプリは、フードデリバリーに加えて、雑貨やドラッグストアの商品、さらには花束ギフトまで多岐にわたる配達サービスを提供しています。 また、他にもクーポンやタイムセールがよくあり、安く利用できます。 そのため、リーズナブルに楽しみたい人におすすめです。 ただし、ShopeeFoodは日本のApple Storeでは検索できません。 iPhoneをお使いの方は、Apple IDの国設定を変更する必要がありますので、ダウンロード時には注意しましょう。 この点をクリアできれば、コストパフォーマンスの高いデリバリーアプリとして活躍してくれます。 ベトナムでフードデリバリーアプリを利用するには、まずアプリへの登録が必要です。 初めて利用する方でも迷わず進められるように、登録手順をわかりやすく解説します。 以下の方法に沿って準備すれば、すぐにアプリで便利なデリバリーサービスを楽しめます。 まずは、利用したいフードデリバリーアプリをスマートフォンにダウンロードしましょう。 iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playストアを開き、検索バーにアプリ名を入力します。 人気のGrabやShopee、Capichiなど、ベトナムでよく使われるアプリがいくつかありますので、目的に合ったものを選びます。 アプリを見つけたら「インストール」ボタンをタップし、ダウンロードとインストールを完了させてください。 アプリをインストールしたら、起動してアカウント登録を開始します。 ほとんどのフードデリバリーアプリでは、電話番号を使用した登録が必須です。 登録画面で電話番号を入力すると、SMSで認証コードが送られてきます。 認証コードをアプリ内の専用画面に入力すれば、本人確認が完了します。 また、名前やメールアドレスの入力が求められる場合もあります。 入力した情報は、注文確認やサポートのやり取りで使用されるので正確に入力しましょう。 個人情報の入力が終わると、セキュリティを強化するためにPINコードの設定が求められる場合があります。 これはアプリにログインする際や、支払い情報を変更する際に必要となる重要なコードです。 他人に知られないよう慎重に設定しましょう。 支払い方法を登録する場合は、クレジットカードやデビットカード情報を入力できます。 ベトナムでフードデリバリーを利用するなら、支払い方法はぜひ押さえておきたいポイントです。 現地に住み始めたばかりの方でも安心して使える仕組みが整っています。 ここからは、代表的な支払い方法をわかりやすくご紹介します。 現金払いは、料理が届いたときに配達員へ直接支払うだけなので、事前の登録や特別な準備は必要ありません。 ベトナムでは現金払いが広く受け入れられており、多くのフードデリバリーアプリでこの支払い方法を選べます。 例えば、GrabFoodのような人気アプリでは、支払い画面で「Cash(現金)」を選ぶだけで設定が完了します。 ただし、現金払いにはいくつか注意点があります。 例えば、30,000ドン(約200円)の商品を購入する際に200,000ドン(約1,200円)や500,000ドン(約3,000円)などの高額紙幣を渡したとき、相手がお釣りを用意していない場合もあります。 事前に適切な金額を準備しておくと、トラブルを避けられて安心です。 よりスムーズで便利にフードデリバリーを利用したい方には、電子決済がおすすめです。 GrabFoodなどのアプリでは、クレジットカードやデビットカードのほか、GrabPayやPayPalといった電子マネーも利用できます。 電子決済を使えば、注文から支払いまでをすべてアプリ内で完結できるため、配達員とのやり取りも最小限で済みます。 電子決済を利用するには、まずアプリ内で支払い方法を登録する必要があります。 GrabFoodの場合は、アプリの「支払い」の設定画面からカード情報や電子マネーを登録できます。 セキュリティコードや本人確認が求められることもあるため、案内に従って設定を進めましょう。 フードデリバリーはとても便利ですが、頻繁に利用していると料金が気になることもあります。 実は、少し工夫をするだけで、デリバリーサービスをもっとお得に楽しめます。 ここでは、節約しながらフードデリバリーを利用するためのアイデアをご紹介します。 フードデリバリーアプリでは、さまざまなクーポンやセールが定期的に開催されています。 例えば、GrabFoodではプロモーションと呼ばれる割引キャンペーンがあり、簡単な手順で利用できます。 このプロモーションは、アプリ内で現在利用できる割引情報を確認し、注文時に適用するだけ。 Grabを例にすると、まずアプリを開いて「メッセージ」をチェックしてみましょう。 ここに利用可能なプロモーション情報がまとめられています。 Grabではタクシーのプロモーションが多いですが、Foodのプロモーションコードが届くことがあります。 注文時には「Promotion」ボタンをタップして、プロモーションコードを入力すればOK。 また、検索の絞り込みで「Promotion」をタップすることで、割引されている商品を表示できます。 ただし、これらのプロモーションには有効期限や適用条件が設定されている場合がほとんどです。 例えば、「特定のレストランのみ適用」「注文金額が一定額以上」などの条件があるため、細かい点を確認しておくのが大切です。 条件をしっかり理解しておけば、より効率よくクーポンやセールを活用できます。 もう1つの節約術として、フードデリバリーアプリを使わず、直接店舗に電話して注文する方法があります。 アプリを通じて注文すると便利な反面、手数料が追加されます。 店舗に連絡して注文することで、手数料を払わずに安くなるのです。 ただし、店舗への電話注文には注意点もあります。 多くの場合、ベトナム語での会話が必要になるため、言語に自信がない場合は簡単なフレーズを事前に調べておくか、英語が通じるお店を選ぶのがおすすめです。 少し手間がかかるかもしれませんが、その分お得に利用できるのは嬉しいポイントです。 ベトナムでフードデリバリーを利用するのは、手軽で便利な方法です。 ただ、日本とは少し事情が違う部分もあるため、利用する際には気をつけたいポイントがいくつかあります。 スムーズに使いこなすために、よくある注意点をチェックしておきましょう! デリバリーを頼む際に最も重要なのは、間違いなく「届け先」を正しく設定することです。 アプリで注文を進めるときは、自分の住所が正確に入力されているかをしっかり確認しましょう。 ベトナムでは、同じ名前のホテルや建物が近くに複数存在している場合もあります。 そのため、うっかり別の場所を選んでしまうケースも少なくありません。 また、マンション名や部屋番号を記載し忘れると、配達員が迷ってしまい、料理が届かないこともあります。 さらに、地図上のピンの位置が微妙にずれていることも頻繁にあります。 心配なときは、建物名、階数、部屋番号までしっかり入力しましょう。 些細なことに思えるかもしれませんが、この確認を怠ると、大きなトラブルにつながることがあります。 注文を確定する前に、一度じっくりチェックしてみてください。 ベトナムでフードデリバリーを利用すると、日本では経験しないようなちょっとした問題が起きることがあります。 例えば、スープが容器からこぼれていたり、トッピングを追加注文したのに入っていなかったりすることがあります。 ひどい場合には、まったく別の注文が届くことも。 また、袋がしっかり封されていないために、料理がぐちゃぐちゃになっていることも考えられます。 そんなトラブルに遭遇したときは、落ち着いてアプリのサポート機能を利用しましょう。 GrabFoodなどでは、問題があった料理の写真を撮り、サポートセンターに送信することで、返金や再配達を迅速に手配してもらえます。 最初は手間に感じるかもしれませんが、アプリの対応は意外とスムーズなので心配いりません。 ベトナムでのフードデリバリーは、現地の暮らしを支える大切なツールです。 GrabFood、Capichi、ShopeeFoodなどのアプリを上手に活用すれば、さまざまな料理を自宅で楽しめます。 住所の記載や中身のチェックなど注意点を押さえながら、プロモーションやタイムセール、電子決済でお得に利用するコツも忘れずにしましょう。 これらのポイントを意識して、快適で充実したデリバリーを楽しんでください。

2024.11.30

【2024年冬最新版!】ベトナム/年末年始の宴会におすすめしたい鍋屋さん特集≪ホーチミン編≫

【2024年冬最新版!】ベトナム/年末年始の宴会におすすめしたい鍋屋さん特集≪ホーチミン編≫
ベトナム生活情報

ホーチミンに住んでいる日本人や旅行中の方にとって、無性に「鍋」が恋しくなることはありませんか? 鍋料理は、日本人にとって心温まる家庭料理のひとつですよね。 ホーチミンでは日本式の鍋料理はもちろん、ベトナムや他国のスタイルの鍋も気軽に楽しむことができます。 こちらの記事ではホーチミンに住む筆者が、日本人にとって馴染みやすい味わいやスタイルを提供する本当にホーチミンのおすすめ鍋料理店を5つご紹介します! 2024年冬の最新情報もアップデートしていますので、注目ですよ◎ お鍋というとちゃんこ鍋、すき焼き、しゃぶしゃぶなど日本式をイメージする方も多いかもしれません。 実はベトナムにもお鍋文化はあり、ベトナム人はお鍋が大好きなのです◎ 野菜たっぷりでヘルシーなベトナム料理ですが、ベトナムのお鍋もまさに野菜たっぷり、海鮮、鶏肉、ヤギ肉など様々な種類があります。 ハノイで外せないお鍋といえばチャーカー(Cha Ca)。ネギなどと一緒に白身魚を油で炒めて食べるお鍋ですが、ビールが進む日本人の口に合うおすすめのお鍋です。 一方南部ホーチミンエリアでは牡蠣やカニのお鍋やヤギ肉のお鍋をよく食べられます。常夏の路上で暑い中食べるお鍋も風情があってとてもおすすめです◎ また、ベトナムでは練り物もよく食べるため、日本のおでんのようなものもあります。 ベトナムのコンビニでは年中おでんが売っているのですが、お出汁はベトナム風のエスニックなお味です。具材がほぼ練りもので(笑)、ベトナムの若者を中心に人気ですよ◎ 日本とはまた異なるベトナムのお鍋も是非試してみてくださいね! ホーチミン3区の路地裏にある牡蠣&牛肉のお鍋が絶品のお店◎ サイゴン時代の古民家のような雰囲気で、特に現地の食材を活かしたベトナム風鍋を楽しめるお店です。 「Nha Tu」という名前はベトナム語で「家」を意味し、その名の通り、家庭的な雰囲気で親しみやすく、家族や友人とわいわいお鍋を囲んで楽しめますよ! 屋内席と屋外のお席がありますが、特に屋外は人気で連日にぎわっているので予約することをおすすめします。 春巻きや厚揚げなどのベトナム家庭料理も美味しいのですが、お勧めのメニューは何と言っても牡蠣&牛肉のお鍋。 なんとも贅沢なボリュームの牡蠣と牛肉に優しいお出汁がとっても美味しく、日本人の方にも大人気です◎ お鍋はボリューム満点なので3人~4人くらいで訪れるのがおすすめです。 なんとこちらのNha Tuさんはミシュラン2024のビブグルマンにも選ばれた程。 ホーチミン在住の方や王道ではないベトナム料理を食べてみたい旅行者にはおすすめです! ヤギ肉が食べてみたいけど美味しく食べたい…そんな方におすすめのお店がLau De 214です! ヤギ肉の焼肉とお鍋を楽しめるお店で、路上に座って炭火で焼いて食べるヤギ肉は絶品です。 焼き肉を楽しんだ後にお次はお鍋!と両方を楽しめる一度に二度美味しいのが嬉しいですね◎ こちらのヤギ肉は臭みがなく、味付けも日本人の口に合うので初めて挑戦する方にもおすすめです。 ベトナム人から超人気のきのこ鍋のお店がAshimaです! きのこたっぷりの薬膳鍋で、1区に3店舗、2区タオディエンエリアに1店舗、その他にも7区などにも複数店舗を構える程の人気ぶりです◎ 日本では見たことのない種類のキノコもそろえており、お肉や野菜も好きな物をチョイスできるので自分のお気に入りの具材で鍋を食べることができます。 お値段はベトナムでは高級になりますが、1人2000~3000円程度で食べることができるので、たくさんの野菜を食べたい時には是非足を運んでみてください。 ベトナム女子からも大人気ですので、ベトナム女子とのお食事にも喜ばれますよ◎     恋しくなる日本のお鍋といえば、ちゃんこ鍋。 ほっこりしみわたる優しいお出汁と野菜、お肉、〆とバランスの良いお鍋がホーチミンでも食べられるのです◎ そんなちゃんこ鍋やさんが1区レタントンのヘムの中にある時津洋さん。 ちゃんこ鍋は塩味、しょうゆ味、味噌味、カレー味の4種類があり、〆のそうめんや雑炊などのセットもあります。 筆者のおすすめは塩味ですが、変わり種カレー味も気になるところですね。 そしてこちらのお店は、ちゃんこ鍋だけでなく一品やお刺身などのおつまみメニューも豊富で美味しいのが特徴◎ 飲み会にも、お鍋が食べたい時にも使いやすいので、日本のお鍋が恋しくなったら是非試してみてくださいね! 2024年10月にオープンしたばかりのすき焼き屋さんの黒家さん。 元々福岡にお店を構えており、その後シンガポールに進出し人気を博していた黒屋さんが、いざホーチミンに出店されました。 すき焼きとトマトすき焼きがあるのですが、こちらのトマトすき焼きが絶品すぎるのです!!! 王道和食が食べられるだけでも十分嬉しいのに、トマトすき焼きまで食べられてしまうなんて… ホーチミンの日本食ブームには感謝です笑 そしてトマトすき焼きの最後に〆で選べるチーズリゾットがたまりません… トマトと牛肉のお出汁が染み出た割り下で作るチーズリゾットはお箸が止まらないですよ◎ コースメニューとなっており、小鉢、サラダ、すき焼き、デザートとなっており、すき焼きと〆の種類(麺orお米)を選ぶことができます。 2階建ての店舗は1Fが大人数、2Fは半個室で2名から使えるのでデートや接待にもおすすめですよ◎ コースはお肉の量で変わりますが150gで1,800,000VND、200gで2,300,000VNDです。お祝いや記念日などにもってこいですね! 常夏のホーチミンでも冬の時期になるともつ鍋で一杯飲みたくなる… そんな時におすすめなもつ鍋屋さんが楽天地さんです! あの本場福岡で創業約50年の楽天地さんが、ホーチミンにも店舗を出しているのです◎ しっかりとした醤油ベースのお出汁に、たっぷりのニラともつが入ったもつ鍋は、博多で食べるお味さながら◎ 濃い目の味付けで、お酒が進む逸品です! もつ焼きやカルビなどの焼肉も食べることができて、おつまみメニューも豊富なので友達や同僚とわいわい行くのにおすすめです。 さて、こちらの記事ではホーチミンに住む筆者が、数あるお鍋屋さんからおすすめだけを厳選しましたがいかがでしたか? ベトナムにはお鍋を食べる文化があり、ベトナム鍋も海鮮からお肉まで様々な種類があります。 そして、ちゃんこ鍋、もつ鍋、すき焼きにしゃぶしゃぶなど様々な日本のお鍋も食べることができるのも在住日本人からすると感動です! 日本でも食べられるお店が限られるトマトすき焼きまで出てくるとはホーチミン…恐るべしです。 お値段も日本で食べるのと変わらないくらいの料金で頂けるのがさらに嬉しいポイントです◎ お鍋が恋しくなったら、是非ご紹介したお店に足を運んでみてくださいね! こちらの記事がホーチミンを訪れる皆様にとって、有益な情報となれば嬉しい限りです🍲

2024.11.27

ベトナム建国の父『ホーチミン』氏の経歴・愛される理由を解説!

ベトナム建国の父『ホーチミン』氏の経歴・愛される理由を解説!
ベトナム生活情報、お役立ち情報

ベトナムで最も有名かつ、今もなお国の象徴かつベトナム国民の父として根強い人気を持っているホー・チ・ミン氏。 街の名前になる程のホー・チ・ミン氏ですが、実際にどんなことをしたのか、なぜ人気があるのかを知っている方は少ないのではないでしょうか? そこでこちらの記事ではホー・チ・ミン氏の経歴や人気の理由をこちらの記事で大解剖していきたいと思います◎ ホー・チ・ミン(Ho Chi Minh)氏はベトナムの独立運動の象徴的存在であり、ベトナム民主共和国(北ベトナム)の初代大統領です。 生涯は、植民地支配からの解放を求める強い意志をって活動し、その過程で培われた数々の政治経験や強い思想を持ち国民を扇動してきました。 特にベトナム国民からの支持は圧倒的で、『真の愛国者であり、賢明な革命家で、天才的な指導者である』と言われています。 ホー・チ・ミン氏は、その人格や信念、そして独立への献身から「人民の父」として愛され、今日でもベトナム国内外で尊敬を集めているのです。 ホー・チ・ミン氏は、1890年5月19日にフランス領インドシナ(現ベトナム)の中心部であるゲアン省のナムダン県キムリエン村に生まれました。 熱心な儒学者の父を持ち、幼いころから家庭内で中国語を学び、愛国心や慈悲の教えを学んでいました。 国の文化と政治の中心地であるフエに 10 年間住んでいた間、彼は多くのフランスの本や新聞、新しい文化、愛国的な学者による反フランス運動についての議論に触れました。 ホー・チ・ミンと呼ばれていますが、本名はグエン・シン・クン(Nguyễn Sinh Cung)で、後にいくつかの名を使い分けながら活動を続けました。 当時のベトナムはフランスの植民地であり、多くのベトナム人が貧困と差別に苦しむ中、ホー・チ・ミン氏もその影響を強く受けました。 青年時代、ホー・チ・ミン氏は労働者の貧困とフランス植民地支配者の贅沢を目の当たりにし、植民地支配に対する不満を抱き、独立への思いを強くします。 そして、独立のために実際にフランスや西側諸国に赴き、彼らが何をするのか考えた後にベトナムに戻りたいと決意しました。 こうして20代の時に外国に渡り、パリやモスクワ・広東など多くの国を旅しながら約30年もの間、西洋の思想や社会主義を学びました。 特に、その中でもフランスでの経験が彼に大きな影響を与えました。パリで働きながらフランス共産党に参加し、マルクス主義やレーニン主義に触れることで、自らの政治的信念をさらに強固なものにしました。   当時フランスでロシア人ジャーナリストにインタビューをした際に『自由・平等・博愛』というフランス語の3つの言葉を初めて聞いたことをきっかけに、現在ベトナムの方針である「独立・自由・幸福」ができました。 1920年代から1930年代にかけて、ホー・チ・ミン氏はベトナム独立を目指して様々な活動を行います。 1922年には革命活動家たちとともに『Le Paria』という新聞を発行し、人類解放のために戦うことを呼びかけました。 1925年にはフランスの植民地主義を非難する著書の執筆などを通して、マルクス・レーニン主義を広め、労働運動や愛国運動を展開していくのでした。 その後も中国、ソ連、タイなどを転々としながら、アジア各地で独立運動家と交流し、独立運動を支持するネットワークを構築しました。 1930年には、インドシナ共産党を設立し、植民地支配に対抗するための組織的な動きを始めます。 ホー・チ・ミン氏の戦略の一つは、ベトナムの農民を中心とした大衆を動員し、彼らの支援を得ることでした。 農民たちはフランスの支配によって重税や貧困に苦しんでおり、ホー・チ・ミン氏の思想に共感する人々が増えていきました。 彼は常に「人民の幸福」を第一に考え、具体的な改革や福祉の改善を提案し、農民たちの生活を向上させるために尽力しました。 このインドシナ共産党の誕生は国家の歴史に新たな時代を開き、抑圧された民族との独立と自由を求める闘争、民族解放の闘争に導いていったのです。 このように、ホー・チ・ミン氏はベトナムの人々に信頼され、愛される指導者として成長していったのです。 1934年にレーニン国際学校に入学し、マルクス・レーニン主義を徹底的に学びます。 その後戦争の激化により思うように学習が進まない中、ベトナムに戻ることを熱望していました。 帝国刑務所に投獄されるなどの日々を乗り越え、ついに1941年1月に30年もの海外生活を経て帰国を果たします。 1940年代には、日本がインドシナ半島を占領し、フランスの支配が一時的に弱まります。この時期にホー・チ・ミン氏は、独立運動を強化する絶好の機会と捉えました。 彼は1941年にベトナム独立同盟(ベトミン)を結成し、ベトナムの完全独立を目指して活動を展開しました。 1945年の日本敗戦後、ホー・チ・ミン氏はすぐに行動を起こし、9月2日にハノイで歴史的なベトナム民主共和国の独立を宣言します。 これにより、待望のベトナム民主共和国が誕生することとなりました。 この出来事は、ベトナムの歴史における重要な転機となり、ホー・チ・ミン氏はベトナムの「建国の父」として一躍注目を集めました。   ベトナムは独立を宣言したものの、フランスは再びベトナムを支配しようとし、これが第一次インドシナ戦争(1946年-1954年)へとつながります。 ホー・チ・ミン氏は、フランスに対抗してゲリラ戦術を駆使し、ベトナムの軍事力を強化しました。 この戦争は長期化し、多くの犠牲が生まれましたが、最終的に1954年のディエンビエンフーの戦いでベトナム側が勝利し、ジュネーブ協定によりフランスは撤退を余儀なくされました。 この戦いでの勝利は、ホー・チ・ミン氏が率いる独立運動の大きな成果であり、ベトナムの独立を確固たるものにしました。 その後、北ベトナムと南ベトナムに分断された状態で、アメリカが介入するベトナム戦争が始まります。 ホー・チ・ミン氏は戦争中も一貫して独立を訴え、平和的な統一を目指しました。 そんな中アメリカ帝国主義による残忍な侵略行為のエスカレートに直面して、彼は「たとえ5年、10年、20年、あるいはそれ以上戦わなければならないとしても、我々は完全勝利まで断固として戦う」と宣言しました。 全国の兵士たちに向けて、「戦争は5年、10年、20年、あるいはそれ以上続く可能性がある。荒廃しましたが、ベトナム国民は恐れることはないと決意しています! 独立と自由よりも貴重なものはありません。 勝利の日には、我が国の人々はより威厳のある美しい国を再建するでしょう!」と語ったのです。 1969年に亡くなるまで戦争が終結することはありませんでしたが、ホー・チ・ミン氏の国民への強い愛情と熱意のこもった言葉により一丸となり戦いは進みました。 そして彼の死後、北ベトナムと南ベトナムは最終的に統一され、1975年にベトナム戦争が終結しました。 その後、南部の都市サイゴンは「ホー・チ・ミン市」と改名され、彼の名は今もベトナムの地に刻まれています。 これらがホー・チ・ミン氏の経歴であり、ベトナムの独立という大きな転機となる歴史なのです。 参考元: Ministry of Culture, Sports and Tourism ホー・チ・ミン氏がベトナムで深く愛され続ける理由は、彼の生涯にわたる献身的な行動と、人民を第一に考える姿勢にあります。 上記の経歴にもあるように、彼は決して権力や富を求めることなく、常にベトナムの人々の幸福と独立を最優先に考えました。 その質素な生活様式や謙虚な態度も、人々からの敬意を集めています。 ホー・チ・ミン氏は、人民のために全身全霊を注いだ指導者として、今日でもベトナムの人々の心の中に生き続けています。 さらに、ホー・チ・ミン氏の思想と行動は、国際的にも影響力を持ちました。 彼はベトナム国内だけでなく、アジアやアフリカ、ラテンアメリカなどの植民地支配に苦しむ国々に勇気を与え、彼らの独立運動にも大きなインスピレーションを与えました。 ホー・チ・ミン氏の「自主独立」の精神は、今日も多くの人々にとって模範であり、彼の遺産は多くの国で尊敬されています。 ホー・チ・ミン氏の人生は、ベトナムの独立を求め続けた情熱と、人民への愛情に満ちていました。 彼は、ベトナムの歴史の中で最も尊敬される指導者の一人であり、ベトナムの至るところで敬われています。 そんなホー・チ・ミン氏は、50年経った今もなおハノイのホーチミン廟にて遺体が冷凍保存されています。 ホーチミン廟への入場は私たちも可能で、ホー・チ・ミン氏を見ることもできます。 入場できる日や時間は季節により変わりますが、基本的には午前中のみで行列に並ぶことも多いため訪れたい方は一度確認をしてから行くようにしてくださいね。 筆者も一度行きましたが、荘厳な空間で背筋が伸びる張り詰めた空間でした。 生涯をかけた戦いと国民への献身的な行動で今もなお愛され続けるホー・チ・ミン氏。きっとこの先も敬われ続けることでしょう。  

2024.11.24

【ベトナムの未来を支える!】輸出産業の現状と成長性について

【ベトナムの未来を支える!】輸出産業の現状と成長性について
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ベトナムは近年、急速な経済成長を遂げ、特に輸出産業がその成長を牽引しています。 地理的条件の優位性、労働コストの低さ、政府の支援政策など、さまざまな要因が結びつき、ベトナムは国際的な貿易の中心地としての地位を確立しつつあります。 こちらの記事では、ベトナムの輸出産業の現状の強みや課題と将来の成長可能性について公開します! 繊維・アパレル産業は、ベトナムの主要な輸出品目の一つです。豊富な労働力と比較的低コストな生産体制により、アメリカやヨーロッパ諸国への輸出が拡大しています。 NikeやAdidasなどのスポーツブランド、アウトドアブランドThe North Face、Calvin KleinやTommy Hilfigerなどのハイブランドなど様々な有名アパレルブランドがベトナムに製造拠点を置いています。 ベトナムの縫製工場が持つ高い技術力と品質管理の徹底が人気の秘訣となっています。 輸出国の中でも特に、アメリカ合衆国との二国間貿易協定(TPPなど)により、ベトナムは関税の削減といった恩恵を受け、より多くの製品を輸出できるようになりました。   エレクトロニクス産業は、特にスマートフォンや家電の生産において急成長しています。 2023年の輸出額は573億2,500万ドルと、輸出品目の中でもトップです。 サムスンやLGといった大手韓国企業がベトナムに生産拠点を設置したことにより、ベトナムは電子機器の一大生産地となり、アメリカ、ヨーロッパ、日本など多様な市場に輸出が増加しています。 韓国企業のベトナム進出は非常に進んでおり、現在ベトナム在住韓国人は10万人以上とベトナム在住日本人の5倍を超えています。 ベトナムは米の輸出でも有名で、タイに次いで世界有数の米輸出国です。2024年の夏に起きた日本の米不足の際には、ベトナムのお米を販売している店舗もありました。 また、コーヒーやカシューナッツ、胡椒などの農産物も主要な輸出品であり、特にコーヒーはブラジルに次ぐ世界第2位の生産国です。 こうした農業製品は、アメリカやヨーロッパ、中国などの大市場に輸出されています。 ベトナムは国の東側全てが海に面しており、非常に長い海岸線を持つため、漁業・水産業が盛んな国でもあります。 エビや白身魚(バサ、トラなど)の養殖が特に盛んであり、米国や日本、欧州向けに大量に輸出されています。 日本人の食卓には欠かせない海産物はベトナムによって支えられているのです◎ 水産業は、ベトナムの輸出収入の大きな柱であり、国内の農村部の雇用を支える重要な産業です。 しかし、国際的な基準を満たすための品質管理や持続可能な養殖方法の導入が課題とされています。 参考文献:JETRO ベトナムは近年急激な輸出産業の成長が見られますが、それには様々な背景があります。 こちらではその理由について、紹介していきます◎ ベトナムの労働力は非常に安価で、かつ若い世代が多いことから、多国籍企業が製造拠点としてベトナムを選択する大きな要因となっています。 現在のベトナムは平均年齢31歳、人口ピラミッドは25歳~40歳の割合が多いつぼ型になっており、実際にベトナムで働いてみると労働力の若さに驚きます。 また、中国の人件費が上昇したことで、多くの企業が生産コスト削減のためにベトナムへ移転してきました。このことが、電子機器やアパレル産業の急成長に繋がっています。 ベトナム政府は多国間・二国間の貿易協定の締結に積極的であり、これが輸出産業の拡大を後押ししています。 特に2020年にEUとの自由貿易協定(EVFTA)、2019年の環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)への参加が、近年のベトナムの輸出市場の拡大に大きく影響を与えています。 これにより、関税が削減されたことで、輸出製品がより競争力を持つようになりました。 ベトナム政府は工業化と近代化を推進する政策を掲げ、製造業の発展を強く支援しています。 例えば、一定の基準を満たす外資企業には、法人税の減免や税率の優遇措置を適用しています。特に、IT産業やハイテク産業などの分野では優遇措置が拡大されています。 ベトナム政府は、これまでの労働集約型産業からハイテク産業への転換を目指しており、ハノイやホーチミン市周辺では、ハイテク工業団地が整備され、ITや電子機器、医療機器などの企業が集まっています。 また、工業団地や経済特区の整備、物流インフラの改善を通じて、外資企業が拠点を築きやすい環境を提供しています。 主要都市周辺では、物流の効率化や輸送コストの削減が進められています。 ベトナムは世界最大の製造業拠点である中国と国境を接しており、原料や部品の輸入が容易に行われます。 また、東南アジアの中心でありアジア太平洋地域の主要貿易ルートに隣接しているため、貿易の利便性がとても高いのが特徴です。 これにより、東南アジア地域全体やその他のアジア市場に向けた輸出が容易となり、効率的な輸出体制が整っています。 さて、ここまでは輸出産業の成長についてまとめましたが、ここからはさらなる輸出産業の成長に向けての現在の課題についてお伝えします◎ ベトナムの経済成長とともに、労働者の賃金も上昇しています。これにより、これまでのように安価な労働力に頼った輸出産業の成長は限界を迎えつつあります。 筆者が住んでいる5年間でも賃金上昇率は平均7.4%と、毎年ベースアップが当たり前の状態が続いています。 特に中国やその他の新興国が同様の戦略で輸出産業を拡大しているため、ベトナムは人件費の上昇に対処しながら、競争力を維持する必要があります。 最近ではさらなる安価な労働力を求めて、カンボジアやラオスなどに拠点を移す工場なども出てきているのが現状です。。 急速な経済成長と工業化により、環境問題が深刻化しています。都市部では大気汚染なども申告で、世界でもトップクラスの大気汚染指数が出ることもしばしばあります。 特に、繊維産業や電子機器産業は大量の廃水や廃棄物を排出し、環境に悪影響を及ぼすことが指摘されています。 各国が高度経済成長期に直面する課題がベトナムでも起きており、環境問題に加えて国民の健康問題などにも直結してるのが懸念点です。 持続可能な発展が求められている中、ベトナムは環境保護と経済成長のバランスを取る必要に迫られています。 輸出産業の競争力を向上させるためには、技術革新と人材育成が不可欠です。 しかし、ベトナムでは高度なスキルを持つ労働者の不足が課題となっており、特に技術職や管理職においては教育と研修が追いついていません。 これにより、付加価値の高い製品の製造や技術革新が難しい状況にあります。 ただ、こちらは外国からの専門家による教育や国内企業でも研修などの重要性が認識され始めています。 ベトナムの超大手企業VIN GROUPでは、自社の路線バスやタクシードライバーにサービスの教育を実施しています。 これまでの交通機関のサービスとは一線を画したサービス提供を先駆けて行っており、今後は他の分野においても波及していくことが期待されます。 ベトナムの輸出産業についての歩みと課題についてまとめました。 直近5年のGDP成長率が平均約6%と急速に経済成長を遂げているベトナムは、今後もさらなる成長に期待がかかります。 そのためには課題である技術革新を推し測り、管理職層の教育に力を入れていくことが求められます。 それと同時に環境問題を食い止める施策を進め、共存していくことが今後の継続的に発展を続けていく鍵となるでしょう。 素晴らしい発展を遂げているベトナムに今後も目が離せませんね!

2024.11.21

気になる!ベトナムの空気について解説:都市別情報と対策方法について

気になる!ベトナムの空気について解説:都市別情報と対策方法について
ベトナム生活情報

数々の日系企業が進出し、多くの日本人が在住するベトナムは海外の中でも住みやすい国の一つです。 筆者もかれこれ5年ベトナムに住んでいますが日常生活で不自由することはほとんどなく、快適なベトナライフを過ごしています◎ その一方で、ベトナムで気になることといわれば空気の問題でしょうか… 実際のベトナムの空気がどのような状況なのか、健康を守るためのおすすめ対策などをこちらの記事では紹介していきたいと思います! 実はベトナムの空気事情が気になる…と一言で言ってもエリアによって全く状況は異なります! そこで、こちらでは都市別の実際の状況をお伝えしていきたいと思います。 ベトナムで一番の商業都市といえばホーチミンですが、空気は比較的良い日が多く、まれにスモッグが気になる日もあります。 空気がきれいな時はくっきりとした青空と澄んだ空気で、お出掛けしたくなる気持ちの良い気候です。 一方で悪い時はもやがかかったような状態になり、高い建物の上の方が見えない日もまれにあります。 ただ、年間を通じてそこまで空気の悪い日は多くありませんので、健康に大きな影響を及ぼすほどではないでしょう。 ただ、世界の各都市を空気質状況を数値化したアプリを見ると、世界のトップ20にランクインしている時もあるので、特にバイクに乗る方は排気ガスの影響もあるので、マスクをつけることをお勧めします。 ベトナムで空気の悪い都市No.1と言われているのがハノイです。 工場排気、バイクの排気ガスに加えて、大気が滞留しやすい地形であることが大きな理由といえるでしょう。 日本から来たばかりの方は、空気が良くない日と湿度の高さ、気温の高さなどの条件が重なると体調を崩しやすくなることもあるでしょう。 ただ、筆者を含め1万人近い日本人が住んでいますが、大きな問題もなく過ごすことができています◎ 特に、最近では中心部へのバイクの乗り入れを制限する動きや電車の開発が進んでおり、今後改善されていくことに期待です◎ 5月や11月は空気がきれいで、きれいな青空が見えることも多く、とても良い季節なので筆者のおすすめの季節です! 一方空気の滞留しやすい12月~2月頃はどんよりとした天気と空気の悪さを感じやすい時期ですのでご注意ください。 ダナンは人や工場が比較的少なく、3大都市の中で最も空気がきれいな都市です◎ 夏場にはきれいな海と空気、自然を体感しにダナンへ!というベトナム人の方も多くいます。 ハノイやホーチミンと異なり、工場やオフィスが多くないことで排気ガスなどが少ないことが大きな理由のひとつでしょう。 ハノイから2時間程で到着する港町ハイフォン。港町ということもあり商業が栄え工場も増えていますが、自然が多く空気は比較的きれいな街です。 日系工場などが増えているため日本人在住者もいますが、治安がよく空気がきれいで物価が安く住みやすいと評判ですよ◎   ベトナムに住む日本人の欠かせないアプリの一つと言っても過言ではないのが大気汚染のレベルを都市別にチェックすることができるアプリAir Visualです! 筆者も空気が気になる時などはこちらのアプリで空気の状態を調べています。 チェックして空気の状態が良くない時には、外出を控えたりマスクを着用したりするなどの対応を取っていますよ◎ 数値化されていることで対策しやすくなるので、お守り代わりにダウンロードしておくと便利です! 何と言ってもマスクの着用は重要です◎ ベトナムではみんなマスクをつける習慣があり、バイクの運転中などは特にマスクをつけている人の方が多いくらいです。 ベトナムでは布マスクが主流ですが、コロナ後は不織布などの紙マスクもどこでも購入できますのでご安心ください。 基本的にはコンビニや薬局に行けば購入することができて、10枚入りで20,000~30,000VND(120円~200円程度)ですよ◎ 特に気管支が弱い方はできる限りマスクをの着用をおすすめします! 慢性的に空気が悪いと、のどや鼻を悪くしてしまいがちです。それを避けるためにも空気清浄機の設置は非常に有効です。 日本からいらっしゃる方は、まず最初に借りるアパートについていないか確認してみてください◎ サービスアパートなどは予め備品として設置されているケースもしばしばあります。 もしなければ次に駐在から帰国される方に譲ってもらうという手もあります。 日本に持って帰らないケースがほとんどですので、安く譲って頂けることがありますよ◎ もしくは実際に購入するとしても日本製のシャープなどの空気清浄機が2万円前後で購入できます。 ハノイであれば除湿器付きの空気清浄機をお勧めいたします! シンプルな方法ですが、現地の方たちは空気が悪い時には外出を控えて、室内で過ごすようにしています。 特に外での運動などは状況に応じて控えた方が良いでしょう。 ジムや自宅でのんびり過ごす時間に切り替えることをおすすめします◎ ハノイ人民委員会の計画では2030年までにハノイ中心部の12地区にバイクの乗り入れを禁止する計画が上がっています。 十分な公共交通機関やインフラを整えたうえで、バイクの乗りいれを禁止することで大気汚染の改善や混雑解消が図れる試算です。 これらの12地区には、ホアンマイ、ロンビエン、タンスアン、バクトゥーリエム、バーディン、カウザイ、ドンダー、ハイバチュン、ホアンキエム、ハドン、タイホー、ナムトゥーリエムが含まれています。 既に2024年ということであと6年で完全に乗り入れを禁止することは難しいかもしれませんが、バイクの乗り入れが減ることが期待されています◎ (参考文献:Vietnam net global) 現在ホーチミンとハノイではメトロの開発が日々進んでいます。 ハノイではすでに一号線が2021年11月に開通したのを皮切りに、現在3号線まで開通しています。市内の中心部近くにも路線が開通し、今後も順調に路線を増やしていく予定です。 一方でホーチミンはすでにほぼ完成しており今か今かと開通が期待されながらも、2024年11月時点ではまだ開通していません。 ホーチミンメトロは日本が開発に携わっており、数々の日系企業が開通を待ち望んでいます。 今後もメトロが市民の足の要となれば、バイク通勤も減ってくることでしょう。 こちらの記事では2024年のベトナムの空気事情について解説をしましたが、いかがでしたでしょうか? 現在ベトナムは世界的にみても急速に経済発展を遂げている国の一つです。 国の発展の過渡期において必然的に起る大気汚染事情ですが、ベトナムでは公共交通機関などの発展と共に改善を図ろうと試みています。 少し時間はかかるかもしれませんが、ホーチミンやハノイの交通事情の変化と共に生活の質がより良くなることを期待しています◎ また、筆者は実際に5年以上ベトナムにて生活をしていますが、大きな病気などもなく過ごせています。 これからベトナムに来る予定の方は、状況を知ったうえで対策をすることで生活の質を上げることができます。 こちらの記事がベトナム生活をされる方にとって参考になれば嬉しい限りです◎

2024.11.16

【ダナン/ローカルフード】ダナン旅行で食べておきたいベトナム名物料理4選

【ダナン/ローカルフード】ダナン旅行で食べておきたいベトナム名物料理4選
ベトナム生活情報、ベトナム観光情報

ベトナム中部のビーチリゾート地ダナン。 漁港があるダナンは新鮮なシーフードが有名ですが、その他ベトナム料理も美味しいのです! 今回は初めてダナンに訪れる方向けに、ダナンの名物料理とおすすめのお店をご紹介します。 平たい米粉麺を使った混ぜそばです。 魚介ベースの出汁とウコンの入った甘辛タレに、野菜、砕いたピーナッツ、お肉やエビ、ゆで卵、煎餅などがのっています。 お好みで豚肉、鶏肉、雷魚、エビ、カエルなどの具材を選んでオーダーできるお店も多いです。 食べる際には、チリソース、ライム、香草を加えます。 フォーよりも平たい麺で日本の“きしめん”にも似ているので、日本人にも食べやすいと思います。 米粉の丸い細麺・ブンを使った麺料理です。 あっさりとした魚介と野菜の出汁に、海辺の街ならではのチャーカーという魚の練り物(さつま揚げ)がのっているのが特徴です。 食べる際には、唐辛子、ライム、ピクルス、ヌクマム、香草などを加えます。 さらっと食べられてヘルシーなので、個人的には二日酔いの時などにおすすめです。 ベトナムのチキンライスです。 コムガーには揚げた鶏肉がのった「コムガークアイ(Com ga quay)」と茹でた鶏肉がのった「コム・ガー・ルオック(Com ga luoc)」、茹でた鶏肉を裂いたものがのった「コムガーセー(Com ga xe)」の三種類があり、ダナンではコムガークアイ、ホイアンではコムガーセーが主流です。 またコムガーのご飯はウコンで色付けしたものや、鶏と一緒に蒸して風味付けしたものなど、お店によってさまざまなのも面白いところ。大体のお店でコムガーと一緒に出てくるチキンスープやキムチもおいしいです。 特にダナンでの人気店「Com ga A.Hai」のコムガークアイはガックという赤い実で色付けした鶏肉とご飯が特徴で、クセもないのでお子様でも安心して食べられます。   自分で包んで食べるスタイルの豚肉春巻きです。 薄くスライスされた茹で豚肉、野菜、香草、ライスペーパー、フォーの平麺などがそれぞれ提供されるので、自分で好きな具材を包んでいただきます。 バイン・チャン・クオン・ティット・ヘオは基本的に“マムネム”という発酵魚醤をつけて食べるのですが、匂いが独特なので苦手な方はヌクマム(ベトナム醤油)や塩胡椒にライムを絞ったもので食べるのがおすすめです。 ここではダナン以外の都市でも食べられるベトナム料理の中でも、筆者が「ダナンのこのお店がおいしい!」と思うスポットをご紹介します。 ベトナム中南部で食べられる中太麺料理。 お店によって麺はタピオカ麺や米粉麺のところがありますが、個人的にはつるつる・もちもちのタピオカ麺推しです。 優しい味のスープにメジャーなトッピング具材は、エビ、カニ、豚肉、雷魚などがあります。 特にダナン市内の「Banh Canh Nga」の「バインカンクア(Banh Canh Cua)」はカニの身がたくさん入っていて、いつ食べても美味しいです。 バインカンクアは地元民にも人気なので、夕方には売り切れになることも多いので注意してください。   ベトナム風のお好み焼きです。 ウコンやココナッツミルクを混ぜた米粉の生地にもやし、エビ、豚ひき肉などの具材が包まれています。 食べ方はバインセオと好みの野菜や香草をライスペーパーで包み、ピーナッツソースにつけて食べます。 ダナンの老舗バインセオ専門店「Banh Xeo Ba Duong」のバインセオと自家製ピーナッツソースは絶品です! 一緒に出てくるネムルイ(豚つくね串)も日本人好みの味で、お子様やベトナム料理初心者でも食べやすいと思います。   色々な料理を一気に食べてみたい・ローカルレストランが不安、という方にはダナン市街地・ハン川沿にある「Madame Lan(マダムラン)」がおすすめです。 観光客向けのベトナム料理レストランなので写真付きメニューがあり、ダナンやホイアン名物からベトナム全土でメジャーなベトナム料理がいただけます。 料金も比較的手頃で店内も綺麗なので、お子様連れやお年寄りでも安心して利用できます。 また敷地も広く席数が多いので、大人数での会食やパーティーにも利用しやすいです。 こちらの記事ではダナン在住者おすすめのダナン名物とその他ベトナム料理をご紹介しました。 ご紹介したお店以外にも、それぞれの料理の専門店がダナン市内にはたくさんあります。 是非お気に入りのお店を見つけ、素敵なひと時を過ごしてくださいね。

2024.11.13

ダナンおすすめホテル13選!【2024年最新版】

ダナンおすすめホテル13選!【2024年最新版】
ベトナム生活情報

ベトナム・ダナンでの旅行をもっとお得に、そして快適に楽しみたいなら、高級感とコスパを兼ね備えたホテルに滞在するのが理想的。 そこで今回は、観光とリラックスの両方を満喫できるダナンのおすすめ高級ホテルやビーチ周辺の宿泊先を厳選してご紹介します。 ダナンを訪れる際に、「ここに泊まって良かった!」と思える、ホテルを見つけましょう! ダナンで快適なステイを楽しめるコスパ抜群のホテルをご紹介します! 1万円前後で泊まれるので、連泊にもおすすめですよ。 ブリリアントホテルは、ダナンの中心地にあるバクダン通り沿いの4つ星ホテルで、観光やビジネス滞在にぴったりの立地です。 ミーケービーチまで車で約10分、人気のハン市場へは徒歩5分とアクセスも抜群。 また、ダナン国際空港への送迎サービスも提供しており、利便性が高いのも魅力の1つです。 ブリリアントホテルの客室は開放感あふれるデザインで、広い窓からハン川を望む素晴らしい眺望を楽しめます。 Wi-Fiも無料で高速回線を利用でき、観光プランの調整も快適。 朝食も宿泊プランに含まれているため、朝からエネルギーをチャージして観光をスタートできます。 バスルームにはバスタブとシャワーが完備されており、広い洗面台付きの設計が家族連れや友人同士の旅行にも最適です。 料金: 約8,000円~/1泊(2024年10月時点) 公式サイト: brillianthotel.vn バンダホテルは、ダナンのランドマークであるドラゴンブリッジのすぐそばにある4つ星ホテル。 ダナン国際空港から車で約10分という好立地に位置していて、観光アクセスに便利です。 全館で無料Wi-Fiを利用できるため、観光情報を調べたり、急な仕事対応にも困りません。 19階にあるTop View Barは、ダナンの美しい夜景を一望できるスポットです。 特製のカクテルや軽食を味わいながら、ドラゴンブリッジを見渡す絶景を楽しめるため、夜のひとときを彩ってくれます。 営業時間が23時までのため、ディナーの後にゆっくり利用できるのも嬉しいポイントです。 料金: 約6,000円~/1泊(2024年10月時点) 公式サイト: vandahotel.vn ベトナム・ダナンで人気のビーチ「ミーケービーチ」。 美しい海を眺めながらのんびりと過ごせるこのエリアには、リラックスできるホテルがたくさんあります。 ここからは、ミーケービーチ周辺で特に評判の高いホテル4選をご紹介。 それぞれのホテルの魅力とおすすめポイントをチェックして、理想の滞在先を見つけましょう! プルマン ダナン ビーチ リゾートは、ミーケービーチに面した好立地にある4つ星ホテル。 観光やショッピングにもアクセスが良く、白砂のプライベートビーチでのんびりと過ごせます。 ロビーから広がるビーチビューが、到着した瞬間から開放感あふれるリゾート気分へと誘います。 客室はスーペリアルームでも42㎡のゆとりある広さで、デラックスルームと同等の贅沢な空間が魅力。 周辺にはレストランやショップも多く、ビーチから少し足を延ばしてローカルな雰囲気も味わってみてはいかがでしょうか。 料金: 約15,000円〜/1泊(2024年10月時点) 公式サイト: pullman-danang.com TIAウェルネスリゾート(旧フュージョン マイア リゾート)は、全室プライベートプール付きの5つ星ホテルです。 ビーチリゾートにいながらも、心身をリフレッシュできるリラクゼーション特化型のリゾートとして大人気。 ダナン空港からもわずか15分とアクセスが良く、移動のストレスも少ないのが魅力です。 滞在中、1日2回まで無料でスパを受けられるのがTIAならではの特徴。 日本人スタッフも常駐しているため、言葉の不安もありません。 料金: 約22,000円〜/1泊(2024年10月時点) 公式サイト: tiawellnessresort.com ダナンで最も歴史のある5つ星ホテル、フラマリゾート ダナンは、クラシカルなデザインとワールドクラスの設備が魅力の老舗リゾート。 ビーチリゾートらしい贅沢な空間で、特別な時間を過ごせます。 ウェルカムドリンクには新鮮なドラゴンフルーツジュースが提供され、特別な体験を楽しめるヘリコプターアクティビティもあります。 敷地内には2つのプールがあり、カジノ「Club99」も併設。 ビーチ沿いでリラックスしながら、大人のリゾートタイムを満喫できるでしょう。 料金: 約18,000円〜/1泊(2024年10月時点) 公式サイト: furamavietnam.com アラカルト ダナン ビーチ リゾートは、全室スイートルームの広々としたお部屋とリーズナブルな料金設定が特徴。 屋上のインフィニティプールから眺める朝日や夕焼けが美しく、ミーケービーチを一望しながらのんびりと過ごすのに最適なホテルです。 東向きのインフィニティプールは朝焼けとダナンの夜景を楽しむのにぴったり。 ルーフトップバーでカクテル片手に優雅なひと時を過ごすのもおすすめです。 全室にキッチンが備わっているため、長期滞在や自炊にも便利。 キッズルームもあり、家族連れにも安心して利用できます。 料金: 約12,000円〜/1泊(2024年10月時点) 公式サイト: alacartedanangbeach.com ダナンの静かで美しい「ノンヌォックビーチ」。 その周辺にある、リゾート気分を満喫できるおすすめのホテル4選をご紹介します。 それぞれのホテルならではの魅力や楽しみ方をチェックして、素敵なバカンスの参考にしてみてください。 スペインの名門ブランド「メリア」が運営する4つ星リゾート「メリア ダナン」は、370mにわたる広いプライベートビーチが特徴。 ビーチの目の前でのんびり過ごせ、徒歩圏内には有名な観光スポット「五行山」もあり、観光とリラックスの両方が楽しめる立地が魅力です。 メリア ダナンでは、スタンダード客室に加え、2階建ての独立型ヴィラ「レベルルーム」が用意されています。 こちらに宿泊すると専用ラウンジが利用でき、朝食やアフタヌーンティー、カクテルタイムなどが無料で楽しめるほか、スパも一部自由に使えるという贅沢なサービス付き。 プライベートなひとときを重視する方にぴったりです。 料金: 約15,000円〜/1泊(2024年10月時点) 公式サイト: melia.com 広大な敷地に点在する豪華なプライベートヴィラが特徴の「ナマン リトリート」は、5つ星のラグジュアリーリゾートです。 周囲には東南アジアトップクラスのゴルフコースもあり、ゴルフを楽しむ人や、特別な旅行を過ごしたい人にもおすすめ。 特にプライベートプール付きのヴィラが人気で、家族旅行やカップルでの滞在にもぴったりです。 ナマン リトリートに宿泊すると、1泊1回無料で伝統的なナマンマッサージを楽しめます。 さらに、ヨガやデトックスコースなども充実。 スパでの贅沢な時間が、非日常を感じさせてくれ、日々の疲れを癒してくれます。 心と体をリフレッシュしたい方には特におすすめです。 料金: 約18,000円〜/1泊(2024年10月時点) 公式サイト: namretreat.com 5つの多彩なプールと広大な敷地を誇る「ハイアット リージェンシー ダナン リゾート&スパ」は、ノンウォックビーチに位置する5つ星ホテル。 ファミリー向けのキッズプールや、五行山までのアクセスも便利な点が人気です。 「VIEスパ」では、ベトナムの伝統的なマッサージをベースにしたメニューが豊富に揃っており、大人のための癒しのひとときを提供します。 リゾート内だけで1日が過ごせるほど充実した施設が揃っているので、家族での滞在にもおすすめです。 料金: 約20,000円〜/1泊(2024年10月時点) 公式サイト: hyatt.com 「ザ オーシャン ヴィラズ」は、全室が2階建てのヴィラタイプで、各客室にバルコニーがついている贅沢なリゾート。 敷地内にはゴルフコースも併設され、広大な敷地を持つため、バギーでの移動も可能です。 友人や家族とゆっくり過ごしたい方に最適な「ザ オーシャン ヴィラズ」には、キッチンやリビングルーム、プライベートビーチが備わり、プライベートコテージのように快適に過ごせます。 まるで別荘に滞在しているかのような、自由なリゾート体験が楽しめます。 料金: 約22,000円〜/1泊(2024年10月時点) 公式サイト: https://theoceanvillas.com.vn/ ダナンには、心と体を癒し、日常を離れた特別な時間を過ごせるリゾートホテルがたくさんあります。 その中でも、「ここに泊まれたら最高!」と思えるラグジュアリーな5つ星リゾート3選をご紹介します。 特別な記念日を楽しみたい方におすすめです! ダナン郊外、ソンチャ半島に位置する「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」。 ここは美しい自然に囲まれた、静かで特別なリゾートです。 日常から離れて、心ゆくまでリラックスできるロケーションが魅力です。 このリゾートの客室はすべてオーシャンビュー。 特にヴィラタイプの客室は、プライベート感抜群で、贅沢なインテリアが広がるお部屋です。 記念日やハネムーンにもぴったりで、ホテルにいながら海と自然を思いきり楽しめます。 レストランやスパも充実しているので、ホテルステイだけで素敵な時間が過ごせますよ。 料金: 約85,000円〜/1泊(2024年10月時点) 公式サイト: danang.intercontinental.com 「フォーシーズンズ ナムハイ」は、ダナンとホイアンの間に広がる広大なビーチリゾート。 リニューアルされた美しい敷地には、100棟のヴィラが点在し、リゾート内でゆっくり過ごしたい方にぴったりです。 ホテルに足を踏み入れた瞬間、ベトナムの自然美と高級感が広がり、心を奪われるような景色が広がります。 各ヴィラは80㎡以上と広々していて、静かでプライベートな時間を楽しめます。 また、観光名所のホイアン旧市街や五行山へも近く、観光もリゾートステイも両方楽しみたい方にはおすすめ。 フォーシーズンズならではの丁寧なホスピタリティも評判で、滞在中のひとときが特別なものになります。 料金: 約 120,000円〜/1泊(2024年10月時点) 公式サイト: fourseasons.com/hoian 「バンヤンツリー ランコー」は、ダナンとフエの間に位置する静かなビーチエリア「ランコー」に建つリゾート。 シンガポール発のバンヤンツリーブランドが手掛けるこのリゾートは、自然に囲まれた静かな環境の中で、ゆったりとしたリゾートライフを過ごせると評判です。 全ヴィラにはプライベートプールがついており、広々とした贅沢な空間でリラックスできます。 バンヤンツリーならではのアクティビティも豊富で、ゴルフやスパ、カヤックなどが楽しめるので、アクティブに過ごしたい方にもおすすめ。 静かなビーチで心を癒したい、特別な休暇を過ごしたい方にぴったりです。 料金: 約60,000円〜/1泊(2024年10月時点) 公式サイト: banyantree.com/vietnam/lang-co ベトナム旅行を計画中なら、ホテルの予約も簡単にできる便利なアプリを知っておくと安心ですよね。 ここからは、ベトナム滞在をより快適にしてくれる人気のホテル予約アプリを3つご紹介します。 口コミ情報や料金比較機能が充実しているものから、旅の計画をしやすくする機能がついたものまで、あなたの旅スタイルにぴったりのアプリがきっと見つかります! 豊富な口コミ情報 料金比較機能 観光情報の充実 TripAdvisorは、世界中の旅行者が投稿する口コミ情報が豊富な大手旅行サイトで、ホテル予約にも便利に使えるアプリです。 ベトナム滞在を計画する際、口コミを重視して宿泊先を選びたい方には特におすすめです。 TripAdvisorには、ベトナムの観光スポットやレストラン情報も充実しているので、ホテルだけでなく現地の見どころも一緒にリサーチでき、旅行全体のプランニングがスムーズになります。 このアプリの特徴として、宿泊者のリアルな口コミが多数集まっているので、実際の滞在体験を細かく確認できる点が大きなメリットです。 清潔さやサービスの質、食事内容といった気になるポイントも把握しやすく、事前に期待値を調整しやすいのが魅力です。 また、TripAdvisorでは複数の予約サイトからの料金比較が可能で、最もお得な料金を選んで予約できます。 旅行が初めての方や、ホテル選びに迷っている方にとって、宿泊先や観光情報を一気にリサーチできる点で非常に頼りになるアプリです。 シンプルでわかりやすい操作画面 リーズナブルな料金 現地通貨での支払い trip.comは中国発の旅行アプリですが、リーズナブルな料金設定と使いやすい操作画面でアジア圏内の旅行者に特に人気です。 ホテルだけでなく、航空券や現地の移動手段も一緒に予約できるので、旅の手配を一度に済ませたい方におすすめです。 アジア圏の宿泊施設に強みを持つため、ベトナムでも手軽に宿泊先が見つかります。 さらに、他の予約アプリに比べてリーズナブルな料金が提示されることが多く、旅費を抑えたい方にもぴったりです。 また、現地通貨での支払いが可能なため、ベトナムドンや日本円での料金が確認でき、通貨の管理がしやすくなります。 コストパフォーマンスを重視してベトナムの宿を探したい方や、短期出張などで効率的に準備を済ませたい方に最適なアプリです。 幅広い宿泊施設 柔軟なキャンセルポリシー 充実の検索機能 Booking.comは、豊富な宿泊施設の中から選べる大手予約サイトで、ベトナムでも多彩なラインナップを提供しています。 高級リゾートから手頃なゲストハウスまで、さまざまな予算に合わせて選べるので、自分の旅のスタイルや予算に合わせた宿泊先が見つかるのが魅力です。 Booking.comの最大の魅力は、無料キャンセルのオプションが充実していることです。 多くの宿泊施設がキャンセル無料に対応しているため、急な予定変更にも安心して対応できます。 また、検索機能も非常に充実しており、プールや朝食付き、ビーチフロントなど細かい条件で絞り込めるので、自分が求める条件にぴったりの宿を簡単に見つけられます。 ベトナムで複数エリアを周遊したい方や、予定が変更しやすい旅行者にとっては、柔軟なキャンセル対応と多彩な宿泊施設が魅力的です。 ダナンでの旅をさらに魅力的にしてくれるおすすめホテルをご紹介しました。 それぞれのホテルには、リゾートらしい贅沢さと充実したサービスが揃っており、心ゆくまでリラックスできるでしょう。 ぜひご自身の旅スタイルに合ったホテルを選んで、ダナンでの滞在を最高のひとときにしてみてくださいね。 特別な時間を過ごすための素敵なホテル選びの参考になれば幸いです。

2024.11.10

お米で知るベトナムの食文化!お米を使った絶品料理9選

お米で知るベトナムの食文化!お米を使った絶品料理9選
ベトナム生活情報

ベトナムに旅行するなら、現地の「お米文化」をぜひ体験してみてください。 ベトナムではお米が食卓の中心にあり、国全体の食文化を支える重要な存在です。 広大な農地で育てられたお米は、フォーやブン、コムタムといったバラエティ豊かな料理に使われ、どれも観光客を魅了するおいしさです。 この記事では、ベトナムのお米が持つ特徴や、お米を使った絶品料理の数々を紹介していきます。 これから紹介するお米料理をチェックして、ベトナム旅行の楽しみをさらに広げましょう!     ベトナムの食文化に欠かせない存在、それがお米です。 広大な農地と豊富な水資源に恵まれたベトナムでは、稲作が国の基盤となり、経済や生活を支えています。 特に、南部のメコンデルタ地域は稲作の中心地であり、圧倒的な収穫量を誇ります。 米がベトナムをどう支えているのか、詳しく見ていきましょう。   ベトナムは世界有数の米輸出国としても知られており、2021年にはインドに次いで世界第2位の米輸出国にランクインしました。 例えば、2020年には616万トンもの米を輸出し、タイの570万トンを上回る実績を残しています。 この輸出の成功の背景には、メコンデルタでの農業機械化や、欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)の影響があります。 こうした成長は、ベトナムの経済に大きな貢献をしており、今後も注目される分野です。     ベトナムは輸出量だけでなく、お米の品質にも力を入れており、世界的にも評価されています。 特に「ST25」という品種は、2019年にInternational World Rice Conference Summit(世界で最も美味しいお米コンテスト)で優勝し、一躍注目を集めました。 このお米は、ベトナム南部のソクチャン省で開発され、パイナップルのような香りと、適度な粘り気が特徴です。 国内外で高い評価を受け、ベトナムの農業技術が世界に認められる一例となっています。   ベトナムでは、お米は毎日の食事に欠かせない主食です。 白米を炊いて食べるのはもちろんのこと、米粉を使った料理も多く存在します。 代表的な料理に「フォー」や「ブン」があり、米粉で作った麺をスープと一緒に食べることで、あっさりとした味わいを楽しめます。 これらの麺料理は、ヘルシーでありながら満足感も得られるため、地元の人々にも観光客にも愛されています。 また、「コムタム」という料理も見逃せません。 これは割れたお米を使用した庶民的な料理で、南部を中心に親しまれています。 もともとは副産物として扱われていた割れたお米を使った料理ですが、今では高級レストランでも提供されるほど人気があり、ベトナム料理の魅力のひとつとなっています。 「Cơm Tấm Sà Bì Chưởng」というコムタム専門のチェーン店もあり、ハノイやホーチミンでも同じ味を食べられるようになりました。   ベトナムは、稲作が盛んな国として知られ、国内には多様なお米が栽培されています。 ベトナムの家庭ではもちろん、レストランや屋台でもお米を使った料理が数多く楽しめます。 ここからは、ベトナムでよく食べられている米の種類を見ていきましょう。 白米は、ベトナムの食卓に欠かせない主食で、ほとんどの家庭で日常的に食べられています。 ベトナムで主に栽培されているのはインディカ米と呼ばれる細長い形の米で、日本のジャポニカ米とは異なり、炊き上がりがパラっとしていてやや乾いた食感が特徴です。 このため、スープやソースと一緒に食べる料理にぴったりです。 特に、炒めご飯(コムザン)として使われることが多く、どんな料理にも合わせやすい万能な存在です。 ベトナムの農家は一年に三回も米を収穫できるため、白米の生産量は豊富で、特にメコンデルタでは輸出向けに大量生産されています。   赤玄米は、その赤い色が特徴で、特に抗酸化作用の高いアントシアニンを多く含んでいます。 この成分は、心臓病や糖尿病のリスクを軽減する効果があるとされ、ベトナムでも健康食品として注目されています。   赤玄米は特別な行事やお祝いの席で使われることが多く、ベトナムの伝統的な料理であるおこわにもよく使われています。 もちもちとした食感が魅力で、家庭料理だけでなく、高級料理としても人気です。 近年では都市部でも手軽に購入できるようになり、健康志向の高い人々に広く受け入れられています。   黒玄米は、独特な黒い色を持ち、炊くと紫色に変わることで知られています。 ベトナムでは伝統料理やデザートに使われています。 例えば、甘く煮た黒玄米をデザートとして楽しんだり、もち米と一緒に蒸しておこわにしたりすることが多いです。 また、黒玄米を混ぜたおかゆは、体調を整えたいときに食べる人も多く、栄養価の高さから特別な一品として愛されています。   もち米は、ベトナム料理に欠かせない材料で、その粘り気と豊かな味わいが特徴です。 特にお祝い事や祭りの際に使われることが多く、「バインチュン」や「バインザイ」など、ベトナムの伝統料理には欠かせません。 また、日常生活でももち米は広く利用されており、甘いデザートやおこわ、さらにはスナック菓子としても大人気です。 ベトナムの街中の屋台では、もち米を使ったスナックが手軽に買えるため、軽食として多くの人に親しまれています。   ベトナムは「お米の国」として知られ、多彩なお米料理が楽しめます。 お米は、主食としてだけでなく、麺やデザート、軽食など、さまざまな形で日常的に使われています。 ここからは、ベトナムを代表するお米料理9選を見ていきましょう。 フォーはベトナムを代表する米麺料理で、世界的にも有名です。 フォーは香り高いスープが最大の魅力で、ネギや香草(パクチー)、ライム、唐辛子を加えることで、さっぱりとした味わいと爽やかな香りを楽しめます。 代表的なフォーにはフォー・ボー(牛肉のフォー)とフォー・ガー(鶏肉のフォー)の2種類があり、それぞれ異なる風味を持っています。 フォー・ボーは濃厚なビーフスープが特徴で、フォー・ガーは軽やかな鶏のスープが魅力です。 フォーは朝食として人気が高く、ベトナム全土で好まれていますが、特にハノイ発祥の料理として知られています。 旅行者だけでなく、現地の人々の日常にも深く根付いている料理です。   ブンは、細く丸い形状の米麺を使った料理で、フォーと並んでベトナムで人気の麺料理です。 ブンはスープ麺としても、スープを使わない料理としても楽しめ、さまざまなバリエーションがあります。 代表的なブン料理には、ブンチャーやブンボーフエがあります。   ブンチャーは、焼き豚とハーブをトッピングした米麺で、甘辛いタレを絡めて食べるのが特徴です。 特にハノイの名物料理として有名で、観光客にも大変人気があります。 焼き豚の香ばしさと、ライムやハーブの爽やかな風味が絶妙にマッチしています。   一方、ブンボーフエはベトナム中部フエ発祥のスパイシーなスープ麺です。 牛肉やレモングラス、唐辛子、そして特有の香辛料が入ったピリ辛のスープが特徴で、濃厚な味わいが楽しめます。 ブンの細い麺はスープによく絡み、食欲をそそる一品です。   バインカインは、太くてもちもちした食感の米麺を使ったスープ料理です。 他の米麺料理と比べて、バインカインは麺自体がやや太く、噛みごたえがあります。 この麺は小麦粉、タピオカ粉、米粉、もち米などをブレンドして作られています。   バインカインのスープは、あっさりとしたものから濃厚な海鮮ベースのものまでさまざまです。 例えば、バインカイン・トムはエビを使った風味豊かなスープが特徴で、シーフード好きにおすすめです。 スープの深い旨味と、麺のもちっとした食感が絶妙なバランスを生み出しています。 また、バインカイン・クアはカニの旨味が凝縮された濃厚なスープが特徴で、豪華な一品です。 カニの身がたっぷり入ったスープと太い米麺が絡み合い、食べ応えがあり、地元でも特に人気の高い料理です。   ソイは、もち米を使ったベトナムの伝統的な料理で、朝食や軽食として親しまれています。 ベトナムの屋台や市場では、ソイを売る店が数多く並んでおり、手軽に購入できるため、忙しい朝の時間にもぴったりです。   代表的なソイには「ソイ・ガー」があります。 もち米の上に鶏肉をトッピングして食べるシンプルながらも風味豊かな料理です。 特に朝食として人気が高く、腹持ちもいいため、忙しいベトナムの人々にとっては欠かせない一品となっています。   バインチュンは、ベトナムの旧正月「テト」で欠かせない伝統的なもち米料理です。 この四角い形をしたバインチュンは、もち米、豚肉、緑豆をバナナの葉で包み、じっくりと蒸し上げて作られます。 テトの期間中、家族や友人が集まって一緒にバインチュンを食べるのが伝統的な風習です。 バナナの葉の殺菌効果によって保存が効くため、テトの期間中、少しずつ食べ続けることができるのも特徴です。   ライスペーパーは、ベトナム料理に欠かせない食材で、米粉と水を混ぜて薄く伸ばし、乾燥させたものです。 ライスペーパーは、その柔軟性と軽さから、さまざまなベトナム料理に活用され、特に生春巻き(ゴイクン)はヘルシーで人気のある料理です。   生春巻きでは、エビや豚肉、ハーブ、野菜、ビーフン(米麺)などをライスペーパーで包み、ヌクチャムという甘酸っぱいタレにつけて食べます。 生春巻きは具材を変えることでバリエーションも楽しめるため、家庭でもよく食べられています。 特にベトナムの伝統的な食文化では、家庭での団欒の場でも登場することが多く、家族で包んで楽しむスタイルが一般的です。 また、揚げ春巻き(チャーゾー)では、ライスペーパーに豚肉やエビ、野菜を詰めて巻き、油で揚げてカリッとした食感に仕上げます。 外はカリカリ、中はジューシーな揚げ春巻きは、食欲をそそる一品です。   ヌイは、ベトナム風のライスマカロニで、主に子どもや忙しい日の簡単な食事として人気です。 イタリアのペンネに似た形状のヌイは、米粉で作られており、パスタのように使える万能な食材です。 通常は、スープや炒め物にして食べられ、ベトナムの家庭料理として広く親しまれています。   例えば、野菜や鶏肉、豚肉を加えて炒める「ヌイ・サオ」は、手軽で栄養バランスの良い料理です。 軽い味付けのベトナム風ソースで炒め、具材が絡んだヌイは、食べやすくボリュームもあります。 さらに、クリーミーなソースやトマトソースを使った洋風アレンジもあり、さまざまな料理に応用が利くのが魅力です。     コムタムは、割れたお米を使ったベトナム南部、特にホーチミンで有名な料理です。 もともとお米の加工過程で生まれる副産物としての「割れ米」を活用して作られた料理ですが、現在ではベトナム全土で人気を博しています。 コムタムは、炊いた割れ米の上にグリルした豚肉や揚げた魚、目玉焼きなどをのせ、ヌクマム(魚醤)ベースの甘辛いタレをかけて食べます。 特に香ばしい豚肉の炭火焼きとヌクマムの相性が抜群で、ベトナムの定番料理として、地元の人々や観光客に広く愛されています。   チェーは、ベトナムの伝統的なデザートで、お米や豆類、果物、ゼリー、ココナッツミルクなどを組み合わせた甘いスイーツです。 チェーには温かいチェーと冷たいチェーの2種類があります。 中でも、暑い気候にぴったりの冷たいチェーが人気で、食後のデザートやおやつとして広く親しまれています。 また、市場や屋台でも人気のチェーですが、近年ではおしゃれを意識した、チェーが増えています。 「Miss Đác」や「Little Bowl」、「Tào phớ Jelly Bean」などの有名店も増えているため、SNS映えを狙いたい方にもおすすめです。   ベトナムのお米は、国の基盤であるだけでなく、豊かな食文化を支える重要な要素です。 世界第2位の米輸出国としての地位を確立する一方で、ST25のような高品質な品種が世界的に評価されるなど、ベトナムの農業技術は日々進化を遂げています。 さらに、フォーやブンをはじめとする多彩なお米料理は、ベトナムの食卓に欠かせない存在です。 ベトナム旅行をする際は、様々な米料理を食べてみましょう。