- 2025.10.13
ベトナム・ハノイでの休日の過ごし方
お休みは、自分をリラックスさせ、充電するのに必要な時間です。普段の生活から離れて、ゆっくりと過ごしたりどこかに行こう!と考えていても、いざ休みになると、腰が重くなったり、休みの日をどのように過ごしたらよいか、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 せっかくの休みなので自分の好きなように過ごすのが一番ですが、新しい趣味を始めたり、旅に出てみたり、何か新しいことに挑戦してみたりすることで、自分の視野を広げ、ベトナムライフをより豊かにすることができるかもしれません。 休みの日の過ごし方には、さまざまな方法がありますが、観光地を一通りまわり終えたハノイ在住の筆者のライフスタイルに基づき、いくつかの例を挙げてみましょう。 ハノイ旧市街は、ベトナムの首都ハノイの中心部に位置する歴史的な地区です。10世紀に建てられたタンロン城の城下町として発展し、19世紀にはベトナム最大の商業都市となった古き良き街を感じるハノイの代表的な観光地です。 旧市街は、当時を支えた36の職人組合別の通りに区切られています。例えば、ハンコアイ通りは金属製品、ハンガイ通りはシルク製品など商品ごとに区分され、これらの通りには、昔ながらの職人や商品が軒を連ね、活気に満ちているのでランチや買い物がてら散歩するだけで楽しく、筆者は休日このエリアに行くことが大半です。 日常生活で足りない物が出た時には休みを利用して買い物へ行きます。商品ごとに分かれているので、見つけやすく、街並みを眺めながら観光して、お土産なども購入しやすいです。 まさに、観光者には一石二鳥なスポットです。たくさんの通りがあり、1日では観光しきれないので好みの通りを見つけるか、数日に分けて散策することをお勧めいたします。人気の観光スポットの玉山祠(ぎょくさんじ)や、ホーチミン廟、ホーチミン博物館、ハノイ大教会なども近いので、観光したい場所に合わせて通りを選ぶのも楽しいです。 このエリアは金、土、日曜日の夜間にはナイトマーケットが開催され歩行者天国になります。夏季は19:00~24:00、冬季は18:00~24:00ですが時間通り開催されるかはご愛敬。時間に余裕を持っていくと良いでしょう。 ナイトマーケットも色々な物が売っており、小物や洋服、靴におもちゃなど、掘り出し物があったりします。価格は全体的に低めですが、観光客価格は存在するので価格交渉をするかベトナム人の友人に同行してもらうと驚くほど安く買える品も多々あります。 毎週行われているので混雑具合にはかなりばらつきがあり、歩行者の数が多過ぎてすれ違うのも一苦労の日もあれば、状況変わり人が少ない日もあります。地元民も観光客も一気に集まるので、異国情緒漂うお祭りのような雰囲気です。 先ほど紹介したエリアから目と鼻の先にあるドンスアン市場。ハノイ市街地では最大規模の面積を誇る3階建ての屋内市場です。5つのアーチ型の屋根が特徴的な巨大な建物で、地元の人たちの暮らしに密接した市場です。 衣料品、雑貨、食品、お土産など、あらゆる商品が揃っているドンスアン市場は、観光客にも人気のスポットで入場は無料です。朝7:00~夜18:00頃まで開いているのですが、お昼の時間はお店の人たちがランチ休憩で外出していたり、店内の商品の上で寝ているのが日常です。そんな「ゆるさ」も理解してから行くと、より楽しく散策できると思います。 1階は靴や雑貨、2階は衣料品、3階は子供服がメインです。また、外回りには食品関係のお店が多く並んでいます。 観光客も多いので英語でコミュニケーションがとれる人もいますが、観光客には高めの値段を提示されることがあります。食材や日用品は誤差の範囲ですが、某メーカーの人気イヤフォンなどは言い値なので、違うところで聞いたら3倍近くぼったくられていた、なんてことも筆者はありました。 逆もしかりで、すごく安く購入出来ていたこともあり、事前にしっかりと相場を調べて値段交渉をすることが必要です。相場がわかって交渉するのと、そうでないのとでは雲泥の差となります。元々の値段がとてもリーズナブルなので、良心的な価格を提示してくれてるにも関わらず値切ってしまい、現地の友人に笑われたこともありました。 さらに値引きもしやすくなるコツはまとめ買いです。値段が安すぎる場合には追加で量を増やしてくれたり、違うものをプレゼントしてくれたりと、ベトナム人はとても気前が良く優しい人が多いです。 こちらもナイトマーケットのエリアに含まれるので、昼と夜では雰囲気が全く違います。厳密にいえばどちらも36通りのナイトマーケットの一部ですが、どちらも渋滞がすごいので帰りは歩いて少し離れてからタクシーを呼ぶと良いでしょう。 日々の疲れを癒すなら間違いなくマッサージですよね。できることなら毎日だって受けたいストレス解消法。 ベトナムのマッサージは、東洋医学に基づいた指圧マッサージやオイルマッサージが主流です。手のひらや指先を使って、筋肉や骨格のツボを刺激し、血行を促進します。ベトナムのマッサージは、痛みがなく、リラックス効果が高いのが特徴で、価格も日本に比べると安価です。 街の格安マッサージからラグジュアリーなスパまで幅広くありますが、一般的に日本のマッサージでは10分1,000円が相場と言われています。 一方でベトナムではお店や施術内容によって異なりますが、一般的に、1時間のマッサージで、200,000VND(1,193円/2023.6.5レート)~500,000VND(2,982円)です。日本の半額から5分の1程の料金で施術が受けられます。 マッサージのメニューは大きく分けて下記の3種類に分類され、ボディマッサージにはでホットストーンやオイルなども選択できます。 フットマッサージ: 足のツボを刺激することで、疲労回復やむくみ解消に効果的です。ソファに座って30分から受けられるので、時間がない時におすすめです◎ ボディマッサージ: 全身の筋肉をほぐし、血行を促進します。60分からのコースが多く、上半身もしっかりマッサージされたい時にはこちら。 ヘッドマッサージ: 頭皮や顔のツボを刺激することで、リラックス効果や美容効果が期待できます。ボディマッサージに組み込まれていることも多いですが、ヘッドマッサージのみやボディマッサージ+ヘッドマッサージも可能です。 ※日常生活ではチップ文化はありませんが、マッサージではチップが必要なことが多いです。料金メニューの5~10%が相場とされております。基本的には施術をしてくれたマッサージ師に直接渡しますが、お会計で一緒に支払うシステムもあります。強制ではありませんが、チップ込みの記載がない店舗ではよほどひどい施術ではない限り、渡した方がスムーズです。 店舗により、伝統的なベトナム式マッサージやタイ古式、アロママッサージなど、さまざまなマッサージを受けることができます。また、サウナやジャグジーなどの設備も充実しています。ヘッドスパやフェイシャルなどのエステメニューも充実していて、店舗内は広々としており清潔に保たれ且つラグジュアリーなところも多いです。 ざっくりとした、マッサージのカテゴリーは下記の通りです。 格安マッサージ(100,000~300,000VND):最低限の清潔さでサービスやラグジュアリーさには欠けるが、格安。毎日行くなら◎60分100,000VND(約500円)~ ラグジュアリー街スパ(500,000~1,200,000VND):街中にあるラグジュアリーで接客レベルや清潔感の高いスパ。リラクゼーションを求める女性にはおすすめ。 高級ホテルスパ(1,000,000~3,000,000VND):五つ星ホテルなどに併設された、最高級スパ。ベトナムの中では最高級ですが、日本の5つ星ホテルのスパと比較すると、リーズナブルなのでたまには自分へのご褒美に! 上記から用途や頻度に合わせて、お気に入りのお店を見つけるとベトナムでの快適生活が待っているのではないでしょうか。 バッチャン村は、ベトナム北部、ハノイ市の中心部から南東約15kmに位置する村で、ベトナム観光の人気スポットの一つです。1,000年以上の歴史を誇る陶器の産地で、ベトナムでも有数の陶器の産地にも関わらず人口は5000人ほど。 バッチャン村で作られる陶器は、土の質が良く、その作業のほとんどが手作りで作られているのが特徴です。バッチャン村の陶器は、ベトナム国内だけでなく、フランス、日本、韓国、ロシア、イタリアなど世界中で人気があります。 その多くは白地に青や緑の絵付けが施されたものが特徴で、絵付けには、自然のモチーフや伝統的な文様が用いられます。素朴で温かみのある風合いが魅力でしたが最近では近代的なデザインも増え、新たなファンを獲得し続けている。 バッチャン村の中には、多くの陶器の工房やお店があります。工房では、陶器の製造過程を見学したり、陶器作り体験をすることができます。お店では、バッチャン村で作られた陶器を買うことができます。 タクシーやバスで簡単に行くことができ、ハノイ市内からバッチャン村までの所要時間は、約30分~40分と上記と比べると気持ち遠いですが小旅行気分が味わえ、気晴らしになります。 女性に人気なスポットですが、カップ、皿、陶器の絵、陶磁器のアクセサリーなどの陶器製品は多様なので、男性も楽しめるスポットです。ぜひ陶器の工房やお店を訪れてみてください。 現代社会は、常に何かに追われているような感覚があります。仕事、家事、育児、人間関係など、私たちは常に何かしらのプレッシャーを感じています。そのため、つい肩に力が入り、知らぬ間に緊張状態となっている場面も多いと思います。 肩に力が入っていると、身体にも心にも悪影響が出てきます。イライラ、不安、焦りなどの感情を抱きやすくなってしまい日常でストレスを感じやすくなります。 そうなる前に休日ぐらい好きなことを好きなだけして、日頃の自分にご褒美をあげるのはどうでしょう?ハノイはリーズナブルに贅沢ができるのでおすすめです。紹介したエリアやマッサージ&スパの店舗紹介は観光地紹介と共に別記事で詳細に紹介していきますのでお楽しみに。それでは皆様に良い休日が訪れますように。
- 2025.10.10
国際女性の日との違いも紹介!ベトナム女性の日の過ごし方
さて今年もこの時期がやってきました。ベトナムに住まれている読者の皆さんならすでにご存じかと思いますが、10月20日は「ベトナム女性の日」です。ベトナムにお住まいの方や旅行を考えている方なら、毎年この日に祝われる「ベトナム女性の日」を耳にしたことがあるかもしれません。しかし、日本でも知られている「国際女性の日(3月8日)」とどう違うのか、また現地ではどのように過ごされているのかはあまり知られていません。この記事では、ベトナム女性の日の歴史や国際女性の日との違い、現地での雰囲気や過ごし方を詳しく解説します。 歴史と由来 ベトナム女性の日(Vietnamese Women’s Day)は、毎年10月20日に祝われます。この日は1946年に設立された「ベトナム女性連盟(Vietnam Women’s Union)」を記念して定められた日です。ベトナム女性連盟は、女性の社会進出や権利向上を目的として活動しており、女性の社会的地位や貢献を称える日として、国民に広く認知されています。 意味合い 単に「女性を祝う日」というだけでなく、家庭や職場で女性が果たす役割に感謝を示す日でもあります。男性は日頃の感謝を形にしてプレゼントや花を贈ることが一般的です。 項目 国際女性の日(3月8日) ベトナム女性の日(10月20日) 起源 1900年代初頭、女性の権利向上を目的に国際的に制定 1946年設立のベトナム女性連盟を記念 目的 ジェンダー平等・女性の社会進出 家庭や社会における女性の貢献を称える 祝う雰囲気 世界的に政治的・社会的イベントが中心 贈り物や花で感謝を表す、祝祭的 ベトナムでの認知度 ほぼ知られていない 国民的に広く認知され、祝日扱いではないが大切にされる ポイントは、国際女性の日は女性の権利や社会的地位に焦点を当てる「政治的・社会的な日」であるのに対し、ベトナム女性の日は「女性への感謝と祝福」が中心ということです。現地では家族や職場でのお祝いムードが強く、非常に温かい雰囲気があります。 1. 花やプレゼントを贈る ベトナム女性の日には、男性が女性に感謝の意を込めて花束やギフトを贈るのが一般的です。特に人気の花はカーネーション、バラ、胡蝶蘭など。職場では同僚同士でちょっとした贈り物を用意することも多く、家庭では夫や子どもから母親へ感謝の言葉とともにプレゼントが渡されます。 2. 職場でのイベント 会社や学校では、女性社員や女性学生に対してお祝いのスピーチや小さなパーティーが行われます。多くの企業ではケーキや軽食を用意し、写真撮影を行うこともあり、職場全体が華やかな雰囲気に包まれます。 3. 外食やカフェでの祝福 都市部では、家族やカップルでレストランやカフェに出かける人も多いです。特に10月は涼しく過ごしやすい季節なので、外での食事や散策を兼ねたお祝いも一般的です。カフェやレストランでは女性向けの割引キャンペーンや特別メニューが登場することもあります。 現地の友人や職場で参加 ベトナムに住む日本人の場合、同僚や友人が女性の日を祝うことが多いため、一緒にイベントや食事に参加することで現地文化を体験できます。 花や小物を贈る ベトナムでは贈り物の習慣が強く、小さな花束やチョコレートでも十分に喜ばれます。特に会社の女性へのお祝いとして渡すと、交流が深まります。 SNSで祝福メッセージを送る 近年はSNSで「#VietnameseWomensDay」や「#NgàyPhụNữViệtNam」とタグを付けて投稿する人も増えています。日本からでも簡単に文化体験の一環として楽しめます。 <現地の雰囲気と注意点> ベトナム女性の日は、国民的に明るく華やかな日ですが、祝日ではないため、学校や会社は通常通り開いています。そのため、仕事や授業と並行してお祝いを行う形です。また、贈り物を選ぶ際は宗教的・文化的なタブーに注意する必要があります。例えば、白い花は葬式を連想させるため避けるのが無難です。 ベトナム女性の日は、女性への感謝と尊敬を表す日として、国民的に広く認知されています。国際女性の日が社会的・政治的な意味合いが強いのに対し、ベトナム女性の日は家庭や職場での温かい祝福が中心です。 現地では花やプレゼント、食事会などでお祝いが行われ、男性も女性も特別な1日を楽しみます。日本人が現地でこの文化を体験する際は、花や小物のプレゼントや食事会への参加が簡単でおすすめです。 ベトナム女性の日を理解することで、現地の文化や人々の温かい心に触れることができ、旅行や仕事の経験がより豊かになります。
- 2025.10.03
ホーチミンカフェショップ探検ー ① Nguyen Sieu通り(ドンコイ通りの近く)
いざベトナムに来てみると、まず驚くのはカフェの多さではないでしょうか。日本でも見慣れたスターバックスもありますが、その数はごく少なく、地元カフェチェーンや個性あふれるカフェに圧倒されています。なぜそうなっているのか考えてみると、面白いかもしれません。 まず、日本人を含む外国人は、同じ見た目・同じ味・同じ雰囲気といったクオリティの安定性に価値を感じる傾向があります。一方でベトナム人は、特にホーチミンでは、決まった定番や歴史の重みよりも、新しいこと・新しいスタイル・新しい店を発見し、その新しさを体験して楽しむことを好みます。そのため、スタバのように一つのブランドが圧倒的に市場を席巻するのではなく、さまざまなスタイルの店が混在・共存しているのがベトナムのカフェ文化の特徴です。 今回はサイゴン区にある、Nguyen Sieu通りでカフェしました。わずか50メートルほどの区間に、異なるカフェが4軒ほど立ち並んでいます。 https://maps.app.goo.gl/s18THuUinq4HUoKM7 一つはKATINATという高級系のカフェです。もともとこのKATINATというのは現在Dong Khoi(ドンコイ)通りの旧名(1975年より以前)のCatinatからきてると思われます。レトロ風に昔の名称で命名しているのが最近のトレンドです。 二つ目は3Tカフェ。ハノイ風の生卵入りコーヒー(エッグコーヒー)が看板メニューです。3Tカフェはベトナムの古い木造家屋を買い取り、店舗に再生しているのが特徴。サイゴンには約5店舗あり、どれも同じ雰囲気で、懐かしさを味わうのに最適です。 三つ目はPassio Coffeeで、若者に人気の現代的な店づくりが特徴です。緑を基調に活気を演出し、小規模な店舗を中心に展開することで、コストパフォーマンスの高さを実現しています。 最後にご紹介するのはMe Trangコーヒーです。Me Trangは昔からコーヒー豆を卸してきた業者で、近ごろは自前の直営店も構え、運営しています。まだ訪れたことがないので、今度行ってみようと思います。 KATINATのカウンタ正面(店内から撮影)のイメージ カウンタの注文口(道路に向う側) メニューイメージ コーヒーメニューは日本と違い、砂糖やミルクを使う飲み方がわりと多いです。日本では香りが高いアラビカ種の豆が多いですが、ベトナムでは苦みが強いロブスター種の豆が多いためです。いちばん売れているのは練乳入りのコーヒーで、練乳がたっぷり入ってとても甘く、コーヒーの苦味をほとんど感じないほどです。もともと苦味が得意でない人向けの飲み方でしたが、いまではすっかり定着しています。 次に売れているのは、砂糖を加えた(ミルクなしの)コーヒーで、中年男性に人気があります。カロリーを気にする女性にはカフェオレが人気です。外国人には、エスプレッソやカプチーノなど味の濃いタイプもよく飲まれます。 日本人からすると少し驚くのは、日本ではごく一般的なアメリカンが、ベトナムのカフェではあまりメニューに載っていないことです。ベトナム人には「薄くておいしくない」と受け止められ、評判がよくありません。 また、日本ではブラジル系のアラビカ種がよく飲まれ香りや酸味が感じられますが、ベトナムではロブスタ種が主流で酸味が少なく苦みが特徴です。そのため、ベトナムではアラビカ種は「酸っぱくてまずい」と思われがちで、逆に日本人はアラビカ種ではなくロブスタ種の風味に慣れる必要があります。ベトナムと日本のコーヒーは違う種類であると認識した方が良いです。 もう一つよく言われるのは、コーヒー生産国でありながら、普段はコーヒーを飲まないベトナム人も多いう点です。飲むと動悸がして気分が悪くなると言って、日常的にコーヒーを避ける人も少なくありません。 次回も引き続き、別のお店をご紹介するとともに、ベトナム系カフェの強みについて分析してみたいと思います。
- 2025.09.19
【ホーチミンから週末小旅行】家族で楽しむ「Suối Camp(スオイ・キャンプ)」
ベトナムで暮らしていると、時々「都会の喧騒を離れて自然に癒されたい」と思うことはありませんか? そんな時にぴったりなのが、ホーチミン市内1区から約60km、車で約2~3時間の場所にある 「Suối Camp」 です。住所:Láng Lớn, Châu Đức, Bà Rịa – Vũng Tàu, Việt Nam。大自然の中でキャンプ体験やバーベキュー、川遊びなどを楽しめるスポットとして、近年注目を集めています。 🚗 アクセス(ホーチミンからの移動) 出発地:ホーチミン中心部(1区) 移動手段:車またはバスチャーター 距離:約60km 所要時間:およそ2〜3時間(交通状況により変動) ドライブ途中では、地元のカフェに立ち寄り休憩するのもおすすめです。 🏕 宿泊・施設 Suối Campは「キャンプ場」ですが、テントや設備が整っているため、初心者でも安心です。 宿泊:常設テントやコテージ(ファミリー向け) 設備:共有バスルーム、食事スペース、バーベキューセットレンタル 雰囲気:自然に囲まれた静かな環境で、夜は満点の星空が広がります。 特徴:敷地内は広い「ぶどう園」と「文旦園」に囲まれており、採れたての甘いグレープフルーツを 無料で味わえる のも魅力。葉も爽やかな香りが漂い、リラックス効果抜群です。さらに、川のせせらぎが常に聞こえ、空気は澄んでいて虫も少ないため、快適に過ごせます。 そして、ここでは年齢を問わず楽しめるのも魅力。若者からお年寄りまで、本を片手に自然の中で静かな時間を過ごしたり、サイクリングを楽しんだり、昼寝をしたりと、それぞれのスタイルでゆったりとした時間を満喫できます。 🌿 アクティビティ(2日1泊モデルプラン) 1日目 午前:ホーチミンを出発 昼頃:Suối Camp到着 → チェックイン 午後:川遊び、ハイキングで自然を満喫 夕方:家族でバーベキューやキャンプファイヤー 夜:星空観賞、焚き火を囲んで語らいのひととき 2日目 朝:鳥の声で目覚め、森林の中で朝散歩 朝食後:カヤックやアクティビティ体験 午前中:子供向けの自然遊び体験(昆虫探し・水遊びなど) 昼:フレッシュなグレープフルーツを味わいながらランチを楽しみ、帰路へ 夕方:ホーチミン到着 🎒 ポイント&持ち物アドバイス 動きやすい服装とスニーカー 水着やサンダル(川遊び用) 虫よけスプレー・日焼け止め(必要最低限でOK、虫は少なめ) 小さなお子様連れなら、お気に入りのおもちゃもあると安心です 本を持参すると、木陰やハンモックでのんびり読書もおすすめです 🌸 まとめ Suối Campは「手軽に行ける自然体験」と「家族での思い出作り」に最適な場所です。ホーチミンから約60km、少し足を伸ばすだけで、まるで別世界のような自然に触れることができます。甘いグレープフルーツや清らかなせせらぎに包まれて、心身ともにリフレッシュしてみませんか?若者から子供、お年寄りまで、誰もがそれぞれのペースで自然を楽しめるのも魅力です。 👉 「次の週末はどこに行こう?」と思った時に、ぜひ候補の一つにしてみてください。
- 2025.04.28
【ダナン/スパ・マッサージ】現地在住の著者がおすすめするお店4選をご紹介【2025年最新版】
ベトナムへ来たら、身体を労う時間としてマッサージやスパへ行く方も多いのではないでしょうか。 毎日行けるリーズナブルなマッサージ屋さんから、少しラグジュアリーなスパまで、様々なお店があります。 リーズナブルな価格帯なので、ベトナム在住日本人でも定期的に通っている方は多いですよね。 こちらの記事ではベトナム在住者や旅行でダナンに来る方に、筆者が自らが利用した中でもお勧めのスパ4選をご紹介していきたいと思います。 ぜひチェックしてみてくださいね! フットマッサージやボディマッサージを60分300,000VND(約1600円)程度で受けることができる格安マッサージ店がいくつかあります。 サービスや内装などの設備は必要最低限ですが、格安で毎日でも受けられる価格帯とふらっと入っても空いていればすぐに案内してくれるなど、予約を取らずに入れることも多いのです。 しかし格安店の中には高額なチップの要求や不当な追加料金などのトラブルが発生することも。 ネットの情報や外観などだけでは見極めが難しいので、慎重に選ぶことをおすすめします。 街中の観光地エリアやミーケビーチから少し入ったエリアに多い価格帯の街スパと呼ばれるマッサージ店です。 90分700,000VND前後ですので、日本で格安マッサージを受ける価格帯で少しラグジュアリーなスパが受けられるイメージです。 内装や音楽がゆったりと過ごせる空間で比較的ラグジュアリーになっており、入店するとドリンクやマッサージオイルを選択できるなどのサービスがついていることが多いです。 シャワーやサウナなどが併設で、マッサージ後に利用できるお店も多く、旅行の最終日に使用するのもお勧めです。 スパによっては食事のサービスがついていたり、歯ブラシなどのアメニティを置いていたりしますので、サービス内容が気になる方は予約前に確認すると良いでしょう。 ゆったりとした空間で快適なサービスを受けたい方は、街スパの価格帯を選ぶと良いかもしれません。 五つ星ホテルなどに併設されているスパ。 ダナンであれば市街地やビーチ沿いの五つ星ホテルに併設されたスパ施設は、ラグジュアリーかつサービスも最高級です。 日本だと五つ星ホテルのスパは数万円からですが、ベトナムでは高級ホテルのスパは半額程度で受けられて手が届きやすい価格です! 10,000円程度から体験できるので、せっかくベトナムでのひと時を優雅に過ごしたい!という方にはホテルスパがおすすめです。 ダナンで人気のスパ「ハーバルスパ」は、日本人リピーターも多い優良店です。 全メニューにシャワー・サウナが含まれており、観光前後や帰国前にも気軽に利用できます。 店内はハーブの香りに包まれ、天然素材の化粧水を使用するなど、細部までこだわりが感じられます。 価格はボディマッサージ60分550,000VND~で、タイ式ボディマッサージ60分600,000VND、フットマッサージ60分550,000VNDとなっています。 特に2人のセラピストが同時に施術を行う「4ハンドマッサージ(90分1,200,000VND)」は人気のメニューで、深いリラックス効果が得られると好評です。 ダナン国際空港から約20分とアクセスも良好です。 日本語対応の公式HPやFacebookもあり、LINEでの予約も可能なので気になる方はチェックしてみてください! Herbal Spaの予約はこちらからどうぞ! 「ゴールデン ロータス オリエンタル オーガニック スパ」はダナンに3店舗、ホーチミンにも数店舗を展開する人気スパです。 英語対応のHPやFacebookがあり、予約や問い合わせもスムーズにできます。 ダナンの1号店はハン市場やダナン大聖堂近く、2号店はミーケビーチ沿い、3号店はコン市場や大型スーパーGO!の近くに位置し、観光やショッピングの合間にも立ち寄りやすいロケーションです。 メニューはホットストーンやアロママッサージをはじめ、妊婦さん向けマッサージやキッズマッサージ、フットマッサージなど多彩なラインナップ。 特にフットマッサージの技術向上に力を入れており、高品質な施術を求める方におすすめです。 料金は、フットマッサージ60分350,000VND、アロマテラピーオイルマッサージ60分390,000VND、フェイシャルケア付き120分コース650,000VND。※チップ含まれていません(目安:約50,000VND~/60分) 妊娠中の方向けプランも430,000VNDから用意されており、女子旅、カップル、家族連れにも人気のスパです! Golden lotus Oriental Organic Spaの予約はこちらからどうぞ! グランドメルキュールダナンの4階のウェルネスフロアにある「カルマ・スパ」では、上質なスパトリートメントを体験できます。 セラピストは高品質な天然オイルを使用し、伝統技法と最新の手法を融合したハイクオリティな施術が魅力です。 ボディマッサージは750,000VND++〜で、贅沢なパッケージプランもあります。 カッピングや指圧、強押しを組み合わせたベトナム式マッサージも人気です。 施術室は広々として清潔感があり、落ち着いた空間になっています。 シャワー室も完備されているため、施術前後に利用できるのも嬉しいポイントです。 営業時間は10:00〜20:00、※要事前予約 大人がゆっくりくつろげる上質な空間で、極上のリラックスを体験してみてはいかがでしょうか? Karma Spaの予約はこちらからどうぞ! ハン川のそばに建つ高層ホテル「ノボテル」直営のスパ「In Balance」は、6階に位置するラグジュアリーなスパ施設です。 全室完全個室という高級ホテルならではの贅沢な空間が魅力です。 ボディマッサージは60分990,000VND++〜。 豊富なメニューの中でも特に人気なのが、全身の角質除去やマッサージが含まれた「インドシン・ウェルネス・リチュアル(2時間)」。ジャグジーとサウナ付き個室利用で、価格は2,390,000VNDと贅沢な時間を過ごせます。 営業時間は9:00〜21:00でジャグジー・サウナ利用は19:30まで。※要事前予約 特に、サウナ・お風呂・シャワールームを完備した限定2部屋の特別室は、パッケージコースを予約すると利用可能です。 パッケージは2名で予約するとお得になるため、女子旅や母娘での利用、カップル・夫婦での思い出作りにもおすすめです。 In Balance Spaの予約はこちらからどうぞ! こちらの記事ではダナンでおすすめのスパ4選を紹介しましたが、いかがでしたか? 予定のない休日には、ゆっくりスパで日頃の仕事の疲れを癒してみてはいかがでしょうか? 上記は筆者の友人や出張者が来たときにも自信を持っておすすめしているスパですので、皆さまにも気に入っていただければ嬉しい限りです。
- 2025.04.14
【ダナン 家族旅行】お子様連れも安心!現地在住日本人主婦おすすめのキッズカフェをご紹介
ベトナム・ダナンでは暑さが厳しい乾季の日中や雨季の時期は外で遊ぶのが難しくなるため、室内の遊び場の需要がとても高くなります。 また家族旅行では観光地巡りだけでなく、子どもと一緒に楽しい時間を過ごすことも大切ですよね。 ダナンには小さな子どもがいても安心して遊べるスポットがたくさんあります。 本記事では、お子様がいる在住者の方からの情報を元に日本よりもリーズナブルな料金で利用でき、設備も充実しているダナンの屋内キッズカフェをご紹介します。 在住の方はもちろん、お子様連れの旅行者の方も、ぜひ参考にしてみてください! カフェと子どもの遊び場が一体となったキッズカフェです。 店内にはスポーツエリア、コスプレコーナー、釣り遊び、ボールプール、滑り台、キッチンハウスなど、多彩な遊び場が揃っています。 おもちゃの数が多く、広々とした空間で思いっきり遊べるのが魅力で、おむつの交換台があるのも嬉しいポイントです。 席数も多く食事もできるため、親子でゆっくり過ごせます。 誕生日パーティーでの貸切利用や、子ども向けワークショップイベントも開催されています。 ただし、土日は大混雑するので要注意! 2階には系列店の「ABC ICE Cream」もあります(別途料金)。 こちらはアイス食べ放題のスタイルで、映えるスポットとしても地元若者にも人気のようです。 「RAINBOW KIDS COFFEE」は、2階建ての小ぢんまりとしたキッズカフェです。 ティエンソン橋の近くにあり、川の反対側にはロッテマートが見えます。 店内には風船作り、砂遊び、ボールプール、滑り台、絵本など、子どもが楽しめるエリアが充実。 しかし滑り台が2階から降りるタイプなので、小さい子の付き添いが必要な場合は少し大変かもしれません。 保護者向けの食事エリアは屋内と屋外の2カ所あり、親子でくつろげる空間になっています。 Skyy Coffee – Kids Zone(ビーチエリア・ハン川沿い) 「Skyy Coffee – Kids Zone」は比較的新しいキッズカフェです。 一階がカフェで、2階にカフェスペースと遊び場、3階にもカフェスペースと色塗りなどの遊び場があります。 遊び場自体はかなりコンパクトですが、その分あまり混雑しないため、貸切気分で遊べることも。 落ち着いた雰囲気で、のんびり過ごしたい親子にはちょうどいいかもしれません。 「Namto Premium Kids Cafe」は時間制のキッズカフェです。 入場料は平日1時間50,000VND、休日・週末は1時間60,000VND、大人は1ドリンクオーダー制となっています。 他のプレイグラウンドとは違い、最後にまとめて精算されるシステムなので、長居すると結構高くなる点に注意。 ダナン市内に2店舗あり、どちらも親の目が行き届きやすい設計になっているのが特徴です。 遊具やおもちゃの種類も豊富で、滑り台、ボールプール、おままごとキッチン、コスチューム遊びなどが楽しめます。 特に韓国系の可愛いおもちゃが多く、女の子に人気のスポットです。 アクセスの良さもあり、気軽に立ち寄れるキッズカフェとしておすすめです。 DD Wonderland は2階建ての屋内キッズパークで、さまざまな遊具やアクティビティが充実しています。 併設のドーナツ屋もあり、遊びの合間に軽食を楽しめるのもポイント。 施設内には、1階と2階をつなぐボールハウス、メイクルーム、トランポリンエリア、ボルダリング、空中ケーブル(ターザンロープ)、釣りコーナーなど、子どもたちが思い切り楽しめる遊具が揃っています。 また、カメラシステムが導入されているため、保護者は屋内や屋外のカフェエリアでコーヒーを飲みながら、子どもたちの様子を見守ることができます。 ローカルの利用者が中心のため観光客はあまり見かけませんが、ベトナムならではの雰囲気を楽しみたい方にはおすすめのスポットです! 「NICKY KIDS」は、1階がカフェ、2階がキッズスペースになっているキッズカフェです。 遊び場には色々なおもちゃが揃っていて、子どもが楽しめる空間になっています。 比較的こぢんまりとした空間なので、親が子どもをしっかり見守りやすい造りになっています。 休日は地元ベトナム人のお子様が多く混雑するので、平日の空いている時間帯を狙って行くのがおすすめです。 また、キッズスペース内には飲み物の持ち込みができないルールがあるので注意が必要です。 ベトナムのキッズカフェは、時間制・飲食代込み・フリープレイなど、お店によって料金システムが異なります。 時間制 … 1時間〇万VNDで最後にまとめて精算 フリープレイ制 … 一定料金を支払えば時間無制限で遊べる 飲食代込み … カフェメニューを頼むとキッズスペースが無料で使える 「遊んだ後に思ったより高かった…!」ということにならないよう、入店時に料金を確認するのがベストです。 「エアコンをつけているのに暑い」という口コミも多く、特に屋外遊び場があるお店では店内が蒸し暑いことも想定されます。 涼しい時間帯・午前中や夕方を狙う 飲み物を持参(持ち込みNGの店もあるので注意) なるべく風通しの良い席を確保 週末や祝日はスタッフが少なく、子どもの安全管理が行き届かないことも。 混雑時は親の見守りが必須 おもちゃの取り合いやトラブルが起こる可能性も なるべく空いている時間帯を狙う キッズスペースに飲食持ち込みNG の店がある 大人は1ドリンクオーダー制の店が多い カフェの食事が子ども向けではないこともある メニューを事前にチェックし、必要なら子ども用の軽食を持参するのもあり※持ち込みOKかは要確認 おもちゃや遊具の清掃が行き届いていないことがある フードの衛生管理が甘い店もあるので口コミを確認する 手洗いや除菌シートを持参しておくと安心 替えの靴下を持参する 床に直接座ることもあるので、長ズボンやレギンス着用が安心 滑り台や遊具のメンテナンスが不十分なことも 小さい子向けスペースと大きい子向けスペースが混ざっている場合、ぶつかる・転ぶなどの危険も 事前に遊具の安全性をチェックし、目を離さないことが大切 ベトナムのキッズカフェは可愛くて楽しい場所も多いですが、お店ごとにルールや設備の質に差があるので、事前に確認しておくと安心です。 天候や気温に左右されず、親子で楽しく過ごせるスポットばかりなので、ぜひダナン旅行の参考にしてみてくださいね!
- 2025.04.03
【誕生日・記念日におすすめ】ダナンでバースデーケーキが買えるお店5選をご紹介!
お誕生日や特別なお祝いには、美味しいケーキを準備したくなりますよね。 ダナンにも素敵なケーキ屋さんがたくさんありますが、ベトナムのローカルケーキは日本のものとは少し違い、バタークリームが主流で、色鮮やかなデコレーションが特徴です。 暑い気候の影響で、生クリームを使ったケーキは少なく、スポンジもやや硬めなことが多いので、日本のケーキに慣れていると驚くことも。 そこで今回はダナン在住の筆者がおすすめする、日本人の口にも合う美味しいケーキが買えるお店をご紹介します! お店の特徴や注文方法もまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 こちらのお店は近年ダナンで注目を集める アントゥンエリア に位置し、ホーチミンの有名カフェ出身のベトナム人オーナーが営んでいます。 生クリームを使ったケーキが豊富で、定番のフルーツショートケーキはもちろん、チョコ生クリームのケーキもおすすめ。 ショーケースには常にホールケーキが並んでおり、比較的遅い時間まで営業しているので、「今日◯◯さんの誕生日だった!」と急にケーキが必要になった時にもすぐに購入できて便利です。※その時の在庫にもよりますが、ショーケースに並んでいない場合はスタッフに聞くと出してくれます。 店内ではパン、焼き菓子、甘いペストリー、ケーキ、誕生日ケーキなど、50種類以上のメニュー を提供しています。 2階建ての広々とした店内で、カフェ利用にもぴったりのお店です。 Paris Levainのホールケーキの予約はこちらからどうぞ! アメリカ人オーナーが手がける Jeremy’s Kitchenは2015年からある、地元ベトナム人にも外国人在住者にも人気のあるお店です。 ケーキはボリュームたっぷりで見た目も華やかなものが多いです。本場アメリカの豪快なケーキを楽しみたい方にぴったりです。 公式Facebookには写真付きのケーキカタログも掲載されているので、仕上がりのイメージもしやすいです。 ミニケーキやブラウニーの詰め合わせボックスもあるので、いろいろな味を楽しみたい方におすすめです。 英語対応で、ネットから簡単に注文できるので旅行者でも安心して利用できます。 カフェではケーキやドーナツはもちろん、アメリカンスタイルの朝食やランチも楽しめます。 Jeremy’s Kitchenのホールケーキの予約はこちらからどうぞ! ダナン市内に複数店舗あり、どこもアクセスしやすいのがポイントのお店です。 ケーキはホールからワンカットや1人用サイズがあり、見た目が可愛らいしいものが多く、価格も比較的手頃(260,000VND~)なことから地元ベトナム人に人気です。 コーヒーの風味がしっかり効いたクリーミーなティラミスや定番のフルーツショートケーキはもちろん、チョコ生クリームのケーキもおすすめ。 ショーケースには一人用サイズのケーキの種類は基本的に豊富ですが、ホールケーキは種類が少ない場合があるので予約をしておくと安心です。 店内ではケーキの他にパン、焼き菓子、甘いペストリー、プリン、バインバオ(ベトナムの肉まん)など販売メニューが豊富です。 店内も広々していて、イートインやカフェ利用をする人も多いお店です。 BonPas Bakery & Coffeeのホールケーキの予約はこちらからどうぞ! 「VÀNG NÂU」は、地元で人気のあるベトナム人経営のケーキ屋さんです。 軽めの生クリームを使ったケーキが特徴で、種類や可愛らしいデザインが豊富に揃っています。 価格もホールケーキが250,000VND〜とリーズナブルで、手軽に楽しめます。 予約も可能ですがショーケースには常にケーキが並んでいるので、実際にお店に行って、人数や好みに合わせてサイズやケーキを選ぶのもおすすめです。 ベトナムで年2回ある女性の日やバレンタインなどのイベント時には、可愛らしく梱包された小分けの焼き菓子セットの予約販売も行っています。 会社などでスタッフにプレゼントを贈る際にもぴったりなので、ぜひ利用してみてください。 VÀNG NÂU Cake Studioのホールケーキ・ギフトの予約はこちらからどうぞ! このケーキショップは、在住のベトナム人や外国人に人気が高いお店です。 基本的にバタークリームを使ったケーキがメインですが、見た目だけでなく、味にも定評があります。 もともとはオンライン注文のみで人気を集め、現在は店舗を構えたお店です。 ホールケーキのサイズは10cmからあり、どのケーキも可愛らしい見た目が特徴。 記念日のお祝いだけでなく、お子様がいるご家庭での普段使いにもぴったりです。 こちらもバレンタインなどのイベント時には、可愛らしく梱包された小分けのケーキセットの予約販売も行っています。 La Dulce Bakeryのホールケーキ・ギフトの予約はこちらからどうぞ! 「Chewy Junior (チューイージュニア)」は、食べやすい一口サイズのプチシュークリームが人気のスイーツブランドです。 シンガポール発祥で、ベトナム各地にも店舗があります。 チョコレートやジャムがトッピングされたさまざまな種類が楽しめ、プチシューのセットは6個から36個入りまであります。 また、誕生日やイベント用のケーキを模したプチシューも販売されています。 公式Facebookにさまざまなデザインの写真が掲載されているので、気に入ったデザインを参考に注文するといいと思います。 切り分けの必要がないので屋外でのイベントや普段のおやつ、大人数でのパーティーにもおすすめです。 Chewy Juniorのミニシューセットの予約はこちらからどうぞ! いかがでしたでしょうか? 今回はお誕生日や記念日のお祝いにおすすめなケーキ屋さんをご紹介しました。 ダナン旅行中にイベントが重なる方は、ぜひ友人やパートナー、ご家族と現地でお祝いしてみてください。 気になるケーキがあれば、ぜひ直接お問い合わせやご予約をして、特別なひとときをお楽しみください。 みなさんのダナン滞在が素敵な思い出となりますように!
- 2025.03.12
【ダナン/交通事情】旅行者の方必見!気になる現地での交通手段を一挙紹介!
ベトナム・ダナンにこれから来る方にとって、欠かせない情報の一つが交通手段ですね。 筆者はダナンに10年住んでいるので地元ベトナム人同様主にバイクで移動していますが、日本人の旅行者や出張者にとって海外でバイクを乗りこなすのはハードルが高いと思います。 こちらの記事ではダナンの様々な交通機関をご紹介していきたいと思います。 ベトナムではタクシーが便利で安全な移動手段の一つですが、利用時には注意が必要です。 特に流しのタクシーはぼったくりのリスクが高いため、信頼できるタクシー会社を選んで利用しましょう。 初乗り料金:9,500~15,000VND(約60~95円)と、日本に比べて非常に安いです。 4シートと7シートで初乗り料金は異なります。 乗車時の注意点:ベトナム・ダナンのタクシーは、日本と同じく初乗り料金が設定されており、一定の距離を超えると1kmごとに追加料金が加算される仕組みです。 メーター制なので、乗車時にはメーターが正しく作動しているかを確認しましょう。 タクシーのメーターには「12.0」などと表示されることがありますが、これは「12,000VND」を意味します。 ベトナムドンは桁数が多いため、表示が簡略化されています。慣れるまでは「小数点の後に0が3つつく」と覚えておくと安心です。 安全で快適なタクシー利用のために、信頼できる会社を選び、メーターをしっかり確認しましょう! 安心して利用するためにも、信頼できるタクシー会社を選ぶことが大切です。 今回紹介するタクシー会社は、ダナンのタクシー会社の中でも比較的安心して利用できると評判の良い会社です。 VINASUNはベトナムの主要タクシー会社のひとつで、特にホーチミン市を中心に多くのタクシーが走っています。 特徴:清潔な車両・教育されたドライバー 車体デザイン:白色の車体に赤と緑のストライプが入っている MAI LINHはベトナム全土で展開しており、特にホーチミンやハノイなどの大都市で多く見かけます。 特徴:サービスの質が高く、外国人観光客にも評判が良い 車体デザイン:鮮やかな緑色が目印 Xanh SMは比較的新しいタクシー会社ですが、環境に配慮したエコ車両を採用しており、サービスの質も高いです。 特徴:電気自動車を導入し、環境に優しい 車体デザイン:鮮やかな青色が目印 展開エリア:都市部を中心に急速に拡大中 Tien Saタクシーは、ダナンを中心に運行している地元のタクシー会社です。 ホイアンやフエなどの周辺エリアでも見かけることがあります。 特徴:ダナンを中心に運行しているため、観光客にも利用しやすい 車体デザイン:鮮やかな黄色が目印 比較的リーズナブルな料金設定だが大手のMai LinhやVinasunと比べると、サービスの質にばらつきがあるとの声もある ベトナムでは、大手タクシー会社(Mai Linh・Vinasun・Tien Saなど)の車体デザインに似せた偽物のタクシーが存在します。見た目が本物にそっくりなため、特に観光客は見分けがつかず、ぼったくりの被害に遭うケースが多いです。 ベトナムでは、大手タクシー会社の車体デザインに似せた偽物のタクシーが存在します。 見た目が本物にそっくりなため、特に観光客は見分けがつかず、ぼったくりの被害に遭うケースが多いです。 ▪️偽タクシーを見分けるポイント 正式な会社名とロゴが正しく表示されているか確認 ドアや車体の電話番号が公式のものと一致しているかチェック メーターがしっかり作動しているかを確認(異常に早く料金が上がる場合は危険!) ホテルや空港でスタッフが手配したタクシーを利用するのが安全 偽物のタクシーに乗ってしまうと、法外な料金を請求されたり、安全面でのリスクもあります。 公式アプリを利用するか、信頼できるタクシー会社を選ぶことで、安全に移動しましょう! ベトナムは比較的治安が良く親日的な国ですが、一部のタクシーでは法外な料金の請求や、メーターの細工、遠回りなどのぼったくり被害が報告されています。 安全に移動するためには、ダナンでも人気の配車アプリ「Grab」の利用がおすすめです。 Grabグラブはマレーシア発の配車アプリで、Uberのようにアプリで車やバイクタクシーを手配できます。 ベトナムだけでなく東南アジア全土に展開しているので、筆者はタイやシンガポールに行く時にも重宝しています。 アカウント登録が必要(電話番号が必要なため、日本出国前に登録しておくと便利) マップ上で乗車場所と目的地を指定し、配車可能な車を選ぶだけ 料金が事前に確認できるので、ぼったくりの心配なし 事前のクレジットカード登録で電子決済も可能 「Grab」は街中では自由にピックアップ場所を指定できますが、空港では専用の乗り場があるため注意しましょう。 📍 ダナン国際空港では、Grab専用の乗り場が駐車場内に設置されています。緑色のパラソルが目印です! ベトナムの空港からタクシーやGrabを利用する際には、「空港入場料」が加算されている場合がほとんどです。 これは車が空港に入場するための手数料で、通常ドライバーが立て替えて支払っています。 「空港入場料」は法定の料金でありぼったくりではないので、乗車後に請求された場合は支払いに応じることが必要です。 車体にもよりますが「空港入場料」の目安は10,000VND〜15,000VNDです。 安心して移動するために、信頼できるタクシー会社や配車アプリを活用しましょう! ダナンでは、市営バスが安価な移動手段として地元民には利用されています。 主要観光地や市内各所を結んでおり、料金もリーズナブルなため、ローカルな移動を楽しみたい方や時間に余裕がある方は利用してみてもいいかもしれません。 バス停を探す 市内各所にバス停が設置されており、路線ごとに停車位置が決まっています。 バス停には、ルート番号や行き先の表示があるので確認しましょう。 乗車時に運賃を支払う 運賃は一律6,000~15,000VNDと非常に安いです。 現金払いが基本なので、少額紙幣を準備しておきましょう。 時刻表はないのでアプリ「Bus Map」「DanaBus」で到着予定時刻の確認が必要 運行時間に注意(通常6:00~18:00) バスの本数が少ないため、時間に余裕を持って移動 目的地によってはバスの乗り換えが必要 路線など詳しくは公式サイトで確認してください。 「TNGO」は、ダナンで便利に使える自転車シェアサービスです。 アプリを使って簡単に自転車をレンタルし、観光地やビーチを自由に巡ることができます。 簡単にレンタル:スマホアプリで自転車をピックアップ、返却も簡単。 安価:料金は時間制でリーズナブル。30分5,000VND〜 複数のステーション:観光地周辺にステーションが多く、使いやすい。 エコ:環境に優しい移動手段。 自転車の状態をチェックして、問題があれば別の自転車を選びましょう。 返却場所が混んでいる場合、他のステーションに返却することも。 こちらの記事ではダナンで利用できる交通機関をご紹介しました。 筆者は友人が来た際の移動はGrabを利用することが多いですが、その時の状況や行きたい場所によって交通機関を使い分けてみてくださいね。 皆さんのスタイルに合わせた交通機関の選択肢を見つけるために、こちらの記事が参考になれば幸いです。
- 2025.02.19
【ダナン/ホテル三日月】宿泊もビジター利用もおすすめ!注目の日系リゾート施設をご紹介
「ゆったり、たっぷり、のんびり、旅行けばみかづき、ホテル三日月♩」のCMはみなさんご存知ではないでしょうか? ベトナム中部のリゾート地として知られるダナンにある「ダナン三日月ジャパニーズリゾート&スパ」は、2022年に全面オープンした日本のホテル三日月の海外店舗です。 ダナン市内の中でも比較的新しい5つ星ホテルで、日本の「三日月ホテル」の特徴である広々とした空間や家族連れに優しいおもてなしが魅力です。 リゾート内では、日本文化を感じながら温泉やスパでリラックスしたり、インフィニティプールや美しいビーチで楽しむことができます。 まさに家族旅行にぴったりなリゾート「ダナン三日月」を今回はご紹介したいと思います! ダナン三日月ジャパニーズリゾート&スパは、ダナン市内にあるダナン湾エリアに面しておりダナン国際空港から車で約15分、市内中心部からは約20分の便利な場所にあります。約13ヘクタールの敷地内は4つの施設から成り立っており、大きな複合型リゾートホテルとなっています。 日本風の「日の出ヴィラ棟」、22階建ての「三日月ホテル棟」、ビーチサイドの「波レストラン」、そして屋内外両方のプールを楽しめる「ウォーターパーク365」です。「日の出ヴィラ棟」は日本の旅館をイメージした離れ形式で、1棟に4部屋があり、全部で12棟48室です。 特徴的なのは、「三日月ホテル棟」の294室の客室のバルコニーにバスタブが設置されていることです。海を眺めながら、まるで露天風呂のようにゆったりとくつろげます。バルコニーにはデイベッドも設置されているので、休憩をしつつ長湯することもできます。 TOTOのウォシュレットも完備されており、一番コンパクトなデラックスルームでも70㎡あるため、ゆったりした造りのお部屋となっています。全室デスクもあるのでパソコン作業などもしやすい環境となっており、出張者にもおすすめです。 ファミリールームは4名まで、ヴィラは大人5名または大人4名と子供2名まで宿泊できるので家族旅行やグループ旅行にも利用することができます。 ホテル周辺はまだ開発地域ですが、館内にオールデイダイニングレストランと和食レストラン、インフィニティプール、スパ、ジム、ミニショップなどの設備も充実しています。 朝食ビュッフェは和食はもちろん、ベトナム料理、韓国料理、中華、洋食など品数が豊富です。 リゾートからは、歩道橋を渡るとXuan Thieuビーチに徒歩約5分でアクセスでき、ビーチにもすぐ行けます。また、施設のいたるところに日本の和の要素が取り入れられ、ダナンにいながら日本文化とおもてなしを感じつつ、快適でリラックスした時間を過ごすことができます。 ダナン三日月ホテルには、22階屋上のインフィニティプール、450mの流れる屋外プール、屋内ウォーターパーク「ウォーターパーク365」の3つのプールがあります。 ※併設の全天候型温浴テーマパーク「三日月ウォーターパーク365(ウォーターパーク・温泉エリア)」は宿泊料金とは別料金。利用予定のある方はウォーターパークインクルーシブプランがおすすめです! ダナン三日月に併設されている「ウォーターパーク365」は、天候に関係なく楽しめる屋内プールです。 こちらは宿泊者だけでなく、日帰りビジター利用も可能です。 4階建てのアミューズメント施設には、室内ウォーターパークのほか、水着で入れる男女混浴の露天風呂と屋内の男女別大浴場、サウナ、露天風呂、ゲームセンター、キッズプレイパーク、スパ、フードコートなどさまざまな施設が集まっています。 屋内4つのプールエリアには流れるプール・波のプール・ウォータースライダー・キッズプールがあり、大人から小さなお子様でも安心して遊べます。また、ウォータースライダーはベトナム最長の140mあり、迫力満点です! さらに、波のプールは広さ2400平方メートルのもあり、雨の日でもリゾート気分を存分に楽しむことができます。 入場料金 ▪️ウォーターパーク(営業時間:屋内9:00~19:00/屋外9:00~18:00) 平日:大人 350,000vnd 子供200,000vnd 休日:大人 400,000vnd 子供250,000vnd ▪️温泉施設 大人 150,000vnd 子供100,000vnd ▪️ウォーターパーク&温泉施設 平日:大人 450,000vnd 子供250,000vnd 休日:大人 500,000vnd 子供300,000vnd ※身長100cm以下の子供は無料、100cm~140cmは子供料金、140cm以上は大人料金となります。 ※60歳以上は高齢者割引あり 料金は2025年1月時点の情報です プールサイドには、軽食やドリンクを買える売店があります。 その他、施設の1階にはベトナム料理やファストフード、日本食などが楽しめるフードコートもあり、さまざまな食事が楽しめます。4階の温泉施設内には日本食を提供するお休み処もあり、温泉後にゆっくり食事を楽しむことができます。 2階のゲームセンターには、クレーンゲームやゴーカート、UFOキャッチャーなど、楽しめるゲームがたくさんあります。 3階には、リラックスできるマッサージチェア(有料)がある休憩所と、子供たちに大人気のキッズパークがあります。キッズパークには、ボールプールやたくさんのおもちゃが揃っており、子供たちは思い切り遊ぶことができます。 屋外プールには富士山の模型を中心に階段状に作られた「富士山プール」や、450m続く流れるプールがあります。また、毎日5回行われる噴水ショーも楽しめます。 さらに、屋外にはお子様向けのキッズプールゾーンがあり、7種類のスライダーや大きなバケツが特徴的な海賊船が設置されています。お子様連れの家族には、特に楽しめるスポットです。 今回は、ベトナム・ダナンにある日系の5つ星リゾートホテル「ダナン三日月ジャパニーズリゾート&スパ」をご紹介しました。 このリゾートは、充実したプール施設や和モダンテイストで広々とした客室が特徴で、特にお子様連れの家族旅行や3世代旅行に最適です。また、カップルや友人とのホテルステイにもおすすめ。日本人のお客様にも満足いただけること間違いなしです。 ダナンは9月後半から2月頃が雨季となりますが、屋内ウォーターパークがあるため、天候を気にせず楽しめる点が魅力です。雨季にお子様連れでダナンを観光する際には、ビジターとしてウォーターパークを利用するのも良いかもしれません。 ぜひ、ダナン三日月で素敵な時間を過ごしてみてください! ▪️ダナン三日月詳細 Mikazuki Japanese Resorts and Spa 住所:Xuan Thieu Tourism Area, Nguyen Tat Thanh Street, Hoa Hiep Nam Ward, Lien Chieu District, Da Nang 電話番号:0236 3774 555 公式サイト:https://mikazuki.com.vn/ Instagram:@danang.mikazuki Facebook:DaNangMikazuki
- 2025.01.07
海外旅行者からも人気のベトナム工芸品!その人気の秘訣と特徴をご紹介!
ベトナムは、料理や観光だけでなく、伝統工芸品でも旅行者を魅了する国です。 その中でも注目を集めているのが、バッチャン焼きやソンベ焼きといった陶磁器。 これらの器は、ベトナムの文化や歴史を映し出し、食卓やインテリアに彩りを加えるアイテムとして人気があります。 本記事では、これらの器の魅力や特徴、購入方法、そして持ち帰る際の注意点について詳しくご紹介します。 ぜひ最後までお楽しみください! ベトナムの伝統的な器には、職人たちの長い歴史と豊かな文化が詰まっています。 バッチャン焼きやソンベ焼き、ソンチャン焼き、螺鈿細工のお皿など、どれも独自の魅力を持つこれらの器は、食卓を彩るだけでなく、ベトナムの生活や芸術の一端を感じさせてくれる存在です。 ここからは、それぞれの特徴や魅力、使用方法についてご紹介します。 ベトナム旅行や伝統工芸品に興味がある方は必見です! バッチャン焼きは、ハノイ郊外にあるバッチャン村が発祥の伝統的な陶磁器です。 この村では、14世紀頃から陶器作りが始まり、今でも職人たちがその技を受け継いでいます。 実際にバッチャン村を訪れると、小さな工房が軒を連ね、そこで器を丁寧に作る職人の姿を見られます。 観光客向けに陶器の絵付け体験ができる場所もあり、自分だけのバッチャン焼きを作れます。 歴史ある街並みの中で、こうした伝統工芸に触れるのは特別な体験です。 バッチャン焼きの魅力は、なんといってもそのデザインです。 クラシックなデザインは、白い陶器に青い模様が描かれたもの。 蓮の花や鯉、竹林といった自然をモチーフにした柄が多く、どこかほっとする優しい雰囲気を感じます。 最近では、赤や緑、黄色など鮮やかな色を使った現代的なデザインも増えています。 さらに特筆すべきは、その「一点物」感。 すべて手作業で作られているので、同じシリーズでも微妙に異なる仕上がりです。 器の表面には光沢のある釉薬が施されており、しっとりとした質感が高級感を演出します。 「こんなにきれいな器、使うのがもったいない…」なんて思うかもしれませんが、実はバッチャン焼きは日常使いにもぴったりです。 お皿やお椀、茶碗など、どんな料理とも相性抜群。 特にフォーや生春巻きといったベトナム料理を盛り付けると、その美しさが一層引き立ちます。 また、インテリアとして使うのも素敵です。 例えば、小さな花瓶にお花を飾ったり、飾り皿を壁にかけたりすることで部屋が一気に温かみのある空間に変わります。 旅行のお土産として購入し、自宅で日々の生活に取り入れるのもおすすめです。 ベトナム南部、ホーチミン市近郊に位置するビンズン省(旧ソンベ省)。 この地で作られる「ソンベ焼き」は、素朴で温かみのある陶磁器です。 ここからは、ソンベ焼きの魅力と活用方法についてお話しします。 ソンベ焼きの一番の特徴は、そのシンプルさと素朴なデザインです。 地元のサイゴン川沿いで採れる粘土を使い、伝統的な手法で丁寧に作られる器は、どこか懐かしさを感じさせます。 その手触りもまた魅力のひとつ。 釉薬を控えめに使用するため、ざらっとした質感があり、どこか手仕事の温もりを感じさせます。 現代の大量生産品では味わえない「一点物」の風合いが、ソンベ焼きならではの魅力です。 ソンベ焼きは、見た目の素朴さだけでなく、その実用性の高さも評価されています。 お皿やボウル、マグカップといった日用品として作られており、どんな料理ともよく合います。 特に、素朴なデザインは家庭料理との相性が抜群。 例えば、温かいスープをボウルに注いだり、サラダやお惣菜を盛り付けると、料理がさらに引き立ちます。 また、ソンベ焼きもインテリアとしても活躍します。 小さな花瓶に季節の花を飾ったり、アンティークの器を飾り棚に並べたりすることで、部屋全体に温かみのある雰囲気を演出できます。 贈り物としても喜ばれやすく、特に手作りのぬくもりが好きな方にはぴったりのアイテムです。 「ソンチャン焼き」という名前を聞いたことがありますか? これは、ベトナムの伝統的な陶磁器デザインを現代的な技術で蘇らせた新しい工芸品です。 伝統と現代が見事に融合したその魅力を見ていきましょう。 ソンチャン焼きは、かつてベトナム南部で親しまれていたソンベ焼きのデザインを基にしています。 蓮の花や幾何学模様といったヴィンテージ感漂う絵柄が特徴で、その素朴さと華やかさのバランスが絶妙です。 この伝統的なデザインに、北部のバッチャン村の陶器製法が取り入れられています。 1300℃以上の高温で焼き上げられることで、器は耐久性に優れ、電子レンジや食洗機でも使えるほど実用的。 美しさと機能性を兼ね備えた器は、現代のライフスタイルにぴったりです。 また、すべてが手作業で作られるため、一点一点に個性があり、温かみを感じられるのも魅力のひとつです。 ソンチャン焼きは、使う人の生活に寄り添う器です。 食卓では、お皿やボウル、マグカップなど、さまざまな形状のアイテムが料理を引き立てます。 和食にも洋食にもマッチするので、主菜からスープ、デザートまで幅広く使えます。 例えば、朝食のパンを盛り付けたり、ほっこりとした家庭料理を盛ると、料理が一段と美味しく見えますよ。 また、ソンチャン焼きもインテリアとしても楽しめます。 壁に飾ったり、棚に並べたりするだけで、部屋にちょっとしたエキゾチックな雰囲気をプラス。 特に、ヴィンテージ感あふれるデザインは、ナチュラルな空間や北欧スタイルのインテリアにもよく馴染みます。 ベトナムを旅していると、市場やお土産ショップで必ず目にするのが、螺鈿細工の器。 この器の魅力は、ベトナムの自然と職人技が詰まっています。 土台に使われているのはグオットという熱帯雨林に自生する植物の繊維。 しなやかで弾力があり、とても丈夫な素材です。 市場では、大きなトレイから小ぶりな皿まで、さまざまなサイズやデザインが並んでいます。 どれも手作りならではの個性があり、一つひとつ表情が違うのも魅力的。 お菓子を載せたり、果物を盛り付けたり、アクセサリーを置いて飾ったりするのにもぴったりで、使うシーンを想像しながら選ぶのを楽しめます。 何よりうれしいのが、そのお手頃な価格。 高級感あふれる見た目とは裏腹に、1000円〜2000円程度です。 だからといって品質が悪いわけではなく、むしろ長持ちする丈夫さがあるので、旅行中のちょっとしたお土産におすすめです。 ベトナムの特産器は、料理を引き立てる食器としてだけでなく、インテリアや贈り物としても人気の高い工芸品です。 器一つひとつに職人の思いや伝統が込められているので、どこで購入するかによって、その魅力の楽しみ方も変わります。 ここでは、現地の市場、陶器ショップ、そしてオンラインショップという3つの購入方法をご紹介します。 それぞれのメリットや楽しみ方を知り、自分に合った方法でお気に入りの器を見つけてみましょう。 ベトナムの市場は、地元の生活を肌で感じられる場所です。 観光客にも人気のドンスアン市場(ハノイ)やベンタイン市場(ホーチミン)には、多種多様な陶磁器が並んでいます。 小さなお皿やマグカップ、飾り皿など、日常使いのアイテムからちょっとしたインテリア雑貨まで選択肢は豊富。 市場の楽しさは、商品を直接手に取って選べることと、価格交渉ができることにあります。 例えば、「少し安くしてほしい」とお願いするのも市場ならではの醍醐味です。 ただし、価格交渉にはベトナム語が必要です。 掘り出し物を見つけるには、自分の直感を信じながら時間をかけてじっくり選ぶのがおすすめします。 「もう少し落ち着いた環境で、確かな品質の器を選びたい」という方には、陶器の専門ショップが最適です。 特に、ハノイ近郊のバッチャン村は必訪スポット。 バッチャン焼きの産地として有名なこの村には、多くの工房やショップがあり、職人が器を作る工程を間近で見られます。 バッチャン村のショップでは、器のデザインや用途ごとに商品が並んでおり、好みに合わせてじっくり選べます。 また、絵付け体験ができる施設もあり、自分だけのオリジナル器を作る体験も楽しめるでしょう。 バッチャン焼きはその美しい模様や高い耐久性で知られ、食卓での日常使いにもぴったり。 プレゼントにも喜ばれる逸品です。 日本国内でも、アジア各国の美しい器を取り扱うショップがあります。 ここからは、特におすすめのオンラインショップや実店舗をご紹介します。 それぞれに個性があり、買い物の楽しさもひとしおです。 「みんげい おくむら」は、日本と世界の民芸品や手仕事の生活道具を取り扱うオンラインショップです。 このショップでは、ベトナムのバッチャン焼きやタイのセラドン焼き、中国や台湾の陶器など、アジア各地から厳選された器が揃っています。 どの商品も職人の技術が光るもので、日々の暮らしを特別なものにしてくれるような温かみがあります。 公式サイト:https://www.mingei-okumura.com/ 「サラヤシキ」は、アジアの器や雑貨を専門に扱うオンラインショップです。 特に、ベトナムのバッチャン焼きやソンベ焼きなど、アジアの伝統陶器に力を入れています。 鮮やかな色使いや独特のデザインが特徴の器が多く揃い、家庭料理を華やかに演出してくれます。 また、キッチンウェアやインテリア小物なども取り扱っており、食卓からリビングまでトータルでコーディネートする楽しさがあります。 公式サイト:https://sarayashiki.com/ 旅先で出会った美しい器を購入するとき、「割れやすい陶器は運搬中に傷つくことが心配」と思うことは少なくないでしょう。 ここからは、器を安全に日本まで持ち帰るための注意点を詳しくご紹介します。 少し工夫するだけで、大切な器を無事に持ち帰れますよ。 器をスーツケースに入れる際、いかにしっかり梱包するかが大切です。 まず、器を新聞紙やエアクッションで包み、衝撃から保護しましょう。 特に縁や底などの部分は割れやすいので、重点的に巻きつけます。 次に、スーツケースの中で器が動かないように固定することがポイントです。 洋服やタオルをクッションとして活用し、器の周りをしっかりと埋めます。 特に器同士がぶつからないよう、一つずつ丁寧に梱包しましょう。 さらに、スーツケースの中心部に配置することで、外部からの衝撃を和らげられます。 もしスペースに余裕があるなら、小さな箱やギフト用のケースに入れてからスーツケースに収納すると、より安全です。 スーツケースを飛行機で預ける場合は、航空会社のカウンターで「割れ物注意」のシールを貼ってもらうことを忘れないでおきましょう。 カウンターで係員にその旨を伝えれば、荷物を取り扱う際に注意が払われる可能性が高まります。 ちなみにベトナムの空港にも割れ物注意のシールはあります。 ただし、割れ物注意のシールを貼ってもらった後でも、荷物を慎重に扱ってもらえるとは限りません。 そのため、前述の梱包をしっかり行うことが大前提です。 それでも心配な場合は、特に大切な器は手荷物として機内に持ち込むことを検討してください。 機内持ち込みの場合は、自分の手元で管理できるため、より安心です。 ベトナムの伝統的な陶磁器であるバッチャン焼き、ソンベ焼き、ソンチャン焼き、螺鈿細工のお皿は、それぞれに独自の魅力を持つ工芸品です。 食卓を彩るだけでなく、部屋に温かみを与えるインテリアとしても活用できます。 購入する際には、市場や陶器ショップ、信頼できるオンラインショップを活用し、お気に入りの一品を見つけてみてください。 また、日本に持ち帰る際は梱包や運搬方法に十分注意し、大切な器を安全に運ぶ工夫を忘れずに。 ベトナムの器を日常に取り入れて、アジアの魅力を感じるひとときを楽しんでください。
- 2024.12.17
在住日本人イチ押し!ダナン・ホイアン人気レストランご紹介【ベジタリアン・ヴィーガン・マクロビ編】
ベトナム中部のダナンは温暖な気候と美しいビーチ、多くのリゾートホテルがある人気のリゾート地ですが、魅力はそれだけではありません。 ダナンは現地のベトナム料理以外にも飲食店の選択肢が豊富なのも魅力のひとつです! さまざまなジャンルの飲食店があり、ベジタリアン、グルテンフリー、ヴィーガンなどヘルシーな食事も豊富です。 また、ダナンから車で約30分の世界遺産の街、ホイアンにもベジタリアン・ヴィーガン対応のレストランが多くあります。 今回こちらの記事ではベジタリアン・ヴィーガンや健康志向の方に人気のあるレストランをご紹介します。 ダナンのベジタリアン・ヴィーガン おすすめレストラン3選 ミーケビーチから徒歩5分、観光客に人気のアントゥンエリアにあるベジタリアン・ヴィーガンレストランです。 自社オーガニック農園で育てた野菜とフルーツによる健康的な料理を提供しており、スムージーボウルやサラダ、トーストなどメインディッシュからフィンガーフードまで、フードメニューは約50種類あります。 なかでも大豆ミートの牛丼は日本人にも馴染みのある味付けで、老若男女楽しめると思います。 ドリンクメニューも充実しており、ヘルシーな選択肢が豊富に揃っています。フレッシュジュースやコンブチャ、紅茶など、健康志向の方にもぴったりなドリンクをお楽しみいただけます。 南国感のある2階建ての広々とした店内は居心地が良く、外国人在住者やベジタリアン・ヴィーガンの観光客だけでなく、ノマドワーカーにも人気があります。 食事からスイーツまで楽しめる、女性に人気のヴィーガンレストランです。 バインミーやボウル、パスタ、パンケーキ、スイーツなどメニューも豊富です。 8:00~11:00はドリンク付きの朝食コンボがお手頃価格で楽しめ、筆者のおすすめは豆腐のバインミーコンボ。 燻製された豆腐とキャラメリゼされた玉ねぎの相性が抜群で、ベジタリアンやヴィーガンでない人も美味しくいただけると思います。 また不定期で「ヴィーガンスイーツマスタークッキングクラス」も開催しています。興味のある方は、店舗のFacebookやInstagramで最新情報をチェックしてみてください 海沿いエリアの閑静な住宅街にあるマクロビオティック料理専門店です。 “マクロビオティック”とは日本の伝統的な食文化をベースに、自然の調和を重視し、食材の選び方や調理法、食べ方に工夫を凝らすことで心身のバランスを整えることを目指した日本発の食事法です。 こちらでは動物性タンパク質を使用せず、玄米などの穀物を中心に、野菜、海藻、豆などを使用した料理を提供しています。 おかずが日替わりのライスプレートや、ミークアンや生春巻きなどのベトナム料理も楽しめます。 オープンエアーな造りの店内で、1人でも利用しやすいです。 お持ち帰りも可能ですが、テイクアウトボックスは有料なのでご注意を。 店内では提携している農園の野菜や雑穀、麺、調味料なども販売しているので、気に入ったものはお土産として購入してもいいかもしれません。 近年、ダナンではポキ丼専門店が多くオープンしており、外国人観光客を中心に人気です。 「ポキ(poke/ポケと発音することもある)」 とはハワイを代表するローカルフードです。一口大に切ったマグロなどの刺身の切り身を調味料でマリネしたもので、それをご飯などの上にのせ丼物にしたものを「ポキ丼」と言います。 以下のポキ丼店ではメニュー記載のあるボウルだけでなく、好きな食材をカスタマイズできるのでベジタリアン・ヴィーガンの方やちょっとヘルシーなものが食べたい時にもおすすめです。 またサイズ展開もしており、お腹の調子に合わせてポキ丼がいただけます。 ▼マンデンの有機農場からの新鮮な食材を使用したポキ丼が楽しめます。 ミーケビーチからのアクセスも良いです。 ▼具材たっぷりのポキ丼。聴覚障害者のスタッフが多いため、注文は手話かQRで行います。 広々した店内は静かで、PC作業なども◎ ホイアンのベジタリアン・ヴィーガン おすすめレストラン3選 ホイアン旧市街から車で5分程、ホテルやレストラン、スパが並ぶ通りにあるヴィーガン・グルテンフリー対応料理を提供するレストランです。 トースト、ピタサンド、パスタ、バーガーなどの欧米風料理に加えて、餃子スープやうどん、生春巻きといったアジア料理も楽しめます。 店内では雑貨も販売しており、ちょっとしたお土産を購入することもできます。 隣には系列店の「Lagom Cafe」があり、美味しいケーキが評判で、欧米人や在住外国人を中心に人気を集めています。 このお店でもビーガン対応のメニューが用意されています。 ホイアン旧市街から少し離れた川沿いの静かなエリアにある、ベジタリアンとヴィーガン料理が楽しめるお店です。 メニューにはトースト、タコス、バーガー、ボウル料理などの料理が豊富にそろい、リピーターも多いです。 お店は吹き抜けの広々とした空間で、落ち着いたモダンな雰囲気が特徴です。 さらに、2階はコワーキングスペースになっており、ノマドワーカーにも人気があります。 リラックスした雰囲気で美味しい料理を楽しみながら、仕事や作業にも最適なスポットです。 ベトナム料理のベジタリアン・ヴィーガンバージョンを食べたい方におすすめのレストランです。 旧市街の中心から徒歩5分ほどの路地裏にあります。 ここではベトナム料理の定番であるフォーやバインミー、バインセオの他、ホイアン名物のカオラウなども提供しています。 その他サンドイッチやバオ、スムージーボウルなども提供しており、幅広い料理を味わえるのが魅力です。 また、こちらではヴィーガンベトナム料理教室も催行しています。 この料理教室では食材の買い付け(天候により中止の場合もあり)から、ベトナム料理4種類とデザート1種類を作ることができます。 自宅でも再現できる調理法を伝授していただけるとのことなので、旅程に余裕がある方は参加してみてはいかがでしょうか? 参加にはHPから事前予約を👇 https://chickpeaeatery.com/authentic-vietnamese-vegan-hoi-an-cooking-class/ ベトナムでは菜食の日が月に2回あり(旧暦の1日と15日)、その日は休業になるローカルレストランもあります。 また、おかずが日替わりのローカル食堂ではベジタリアンメニューが用意されることも多いです。 菜食の日にベトナムにいる方は、ベトナムの家庭料理を提供する食堂「Cơm bình dân(コムビンザン)」を訪れてみても面白いかもしれません。 こちらの記事ではダナン在住者おすすめのヘルシーご食をご紹介しました。 どのお店もそれぞれ特徴があり、まだ行ったことがない方は一度は訪れる価値ありのおすすめレストランです。 是非お気に入りのお店を見つけ、素敵なひと時を過ごしてくださいね。
- 2024.12.10
【ベトナム中部/ローカルフード】旅行者必見! ホイアン旅行で食べておきたい名物料理4選をご紹介
ベトナム中部のビーチリゾート地ダナンから車で約30分ほどの世界遺産の街・ホイアン。 ベトナムでも特に人気の観光地として知られるホイアンは、歴史的な建物が並ぶノスタルジックな街並みが特徴です。 中でも有名なのが「来遠橋」などの観光名所で、多くの旅行者が訪れます。 また、ホイアンの魅力は観光名所だけではありません。 古い町並みを散策しながら、伝統的な古民家を改装したカフェやお店を巡る楽しみもあります。特に夕方から夜は色とりどりのランタンが街を照らし、旧市街は華やかで活気あふれる雰囲気になります。 この旧市街の風景は、何世代にもわたって街の人々が守り続けてきた伝統の証です。時代が移り変わっても、ホイアンの歴史と文化は色あせることなく息づいています。 ホイアン旧市街には無料で見学できるスポットのほか、有料チケットにてホイアン旧市街とその文化的な名所を見学できます。 入場券は旧市街内のチケット販売窓口で購入できます。 入場券を使って見学できる施設は博物館、会館、寺院、歴史的建造物などで、約20カ所以上あります。 チケットは5枚綴りで販売されていて、有効期限は1日です。 料金は大人:120,000VND、子ども: 80,000 VNDです。 この入場券の売り上げは、洪水や台風などの自然災害や建物の老朽化に対応するため、旧市街の保全工事に活用されています。 日本橋(来遠橋) 16世紀に建てられたホイアンの象徴的な橋で、観光客に人気の名所です。 関公廟 中国の将軍、関公を祀った廟で、伝統的な中国建築の美しさを楽しめます。 タンキーの家 200年の歴史を持つ建物で、18世紀の裕福な商人の暮らしを垣間見ることができます。 ホイアン歴史文化博物館 ホイアンの貿易史、伝統工芸、文化祭などを紹介する展示が充実しています。 福建会館 17世紀に福建省出身の中国商人たちによって建てられた建物で、精巧な彫刻や像が見どころです。 民俗文化博物館 ホイアンの住民の生活習慣、伝統、祭りなどを知ることができます。 フーンフンの家 19世紀の裕福な商人の暮らしを感じられる歴史的な家屋です。 チケットで訪れるスポットは、ホイアンの歴史や文化の深さを体験できる場所ばかりです。ぜひ散策を楽しみながら、各施設を巡ってみてください! 17世紀から19世紀に国際港として繁栄したホイアンには、ここでしか食べられない名物料理があります。 ベトナムだけでなく、中国や日本の食文化の影響も受けているホイアン名物。 今回は初めてホイアンに訪れる方向けに、ホイアンの名物料理とおすすめのお店をご紹介します。 平たい米粉麺を使った混ぜそばです。 甘辛い醤油ベースのタレにチャーシューや揚げライスペーパー、野菜、香菜などがトッピングされています。 日本の伊勢うどんが起源といわれおり、ベトナムの麺では珍しく力強いコシのある麺が特徴です。 米粉を薄く伸ばして作ったワンタンに、エビのすり身を包んで蒸した料理です。 透き通った皮がまるで白いバラのように見えることから“ホワイトローズ”と名付けられました。 ヌックマム(魚醤)に付けて食べます。 ワンタンのモチモチ食感と海老の旨味、上にまぶされたフライドオニオンの風味と食感もマッチしています。 ホイアン名物のホワイトローズの生地やカオラウの麺はホイアンの「バーレー井戸」の水を使わないと、独特の風味が出ないといわれています。 この井戸水はアルカリ性のため、この水を使って麺やワンタンをつくることで独特のコシや風味が出るのだそう。 「バーレー井戸」は100年以上前のフランス植民地時代に、「バーレー」という名の裕福な家庭の女性が私費を投じて掘ったものと言われていますが、はっきりしたことはわかっていないそうです。 「バーレー井戸」は、今でもホイアンの地元の人々にとって重要な水源となっています。 豚とエビのすり身が入ったワンタンを揚げたものにトマトソースや野菜、香草などを乗せた料理です。 「ホワイトローズ」や「カオラウ」に比べ、「揚げワンタン」の具材やソースはお店によって独自のレシピが発達しており、中華風だったり洋風だったりします。 ワンタンのパリパリした食感と香ばしさは、ナチョスのようでおやつやおつまみ感覚で食べられます。 ▼ホイアン旧市街のメインストリートにある観光客に人気のレストラン ※要予約 ▼来遠橋すぐ裏の好立地で比較的新しい・綺麗なレストラン ▼中心街から離れたトゥボン川沿いの落ち着いたレストラン ベトナムスタイルのチキンライスです。 ダナンでは揚げた鶏肉のコムガー(Com ga quay)がよく見られますが、ホイアンでは茹でた鶏肉がのった「コム・ガー・ルオック(Com ga luoc)」と茹でた鶏肉を裂いたものがのった「コムガーセー(Com ga xe)」楽しめます。 特に「コムガーセー(Com ga xe)」はホイアンのあるクアンナム省名物とされており、人気があります。 ホイアンのコムガーは鶏のスープで炊かれたご飯にターメリックで風味付けされています。 そして茹で細く裂いた鶏肉、玉ねぎ、野菜、香草、パパイヤ、ピクルス、唐辛子などが乗せられており、それらを混ぜていただきます。 食材には塩胡椒で味付けされていますが、お好みでホイアンチリソースをかけて食べます。 ▼ホイアンの老舗コムガー店 ▼筆者のお気に入りコムガー店 観光客に大変人気のあるハーブティーを提供するお店が「モットホイアン(Mot Hoi An)」です。 このお店のハーブティーは、ライムやレモングラス、さまざまなハーブを使用しており、爽やかな風味が特徴です。さらに、カップには蓮の花びらと茶葉が美しく飾られていて、見た目も愛らしい一杯となっています。 「モットホイアン」は、ホイアンの中心部に位置する賑やかなチャンフー通りにあります。その人気ぶりからお店の前にはよく行列ができており、簡単に見つけることができるでしょう。 お店の周囲には木々や花が植えられており、美しい景観がフォトスポットとしても評判です。 店内には木製の椅子やテーブルがあり、ゆっくり過ごせるスペースがありますが、混雑していることが多いです。ハーブティーは持ち歩きしやすいので、街歩きをしながら楽しむのにもぴったりです。 世界遺産のホイアン旧市街は建物に対してのルールが決まっており、景観維持のためにエアコンを設置していないお店や観光地も多いです。 近年ではエアコン設置店も多くなってきましたが、建物が古い構造のため効きが悪いことも多々あります。 お子様・お年寄り連れの方や暑さに弱い方が乾季の時期に訪れる場合は、暑さ対策をしっかりして観光しましょう。 また旧市街の中にタクシーやGrabは侵入することができないため、車で行く場合は旧市街の歴史保護地区の手前で降ろされます。 歩きやすい靴や服装で行きましょう。 こちらの記事ではダナン在住者おすすめのホイアン名物をご紹介しました。 ご紹介したお店以外にも、ホイアン市内にはたくさんのレストランあります。 是非お気に入りのお店を見つけ、素敵なひと時を過ごしてくださいね。













