ベトナム主要都市大解剖!各都市の特徴を現地在住者が徹底解説

ベトナム主要都市大解剖!各都市の特徴を現地在住者が徹底解説

みなさまにとって“ベトナム社会主義共和国”とはどのようなイメージがあるでしょうか?

ベトナムを訪れたことのない方にとっては、なんとなく『東南アジアの暑い国』『フォーが美味しそうだなあ。』『ハロン湾という世界遺産があるらしい…』『日本でよく聞く技能実習生…?』などのイメージがあるかもしれません。

筆者もベトナムに住み始める前の想像と住み始めた後では、ベトナムという国のイメージが大きく変わりました。

実際に各都市を訪れてみるとそれぞれ全く違う都市の色があり、同じベトナムでも違う国ではないかと思うほどです。

そこで、こちらの記事ではベトナムとはどんな国なのか、さらにベトナムの各都市にどのような特徴があるのかを大解剖していきたいと思います◎

ベトナムのどの都市に住むか検討中の方や、これからベトナムに移住が決まっている方は必見です!

 

ベトナム社会主義国とは

まず初めにベトナム社会主義国全体について解説していきます。

東南アジアの東に位置し、南シナ海に面しており北は中国と隣接、そこから南へ縦に長い地形が特徴的です。

首都であるハノイはベトナム北部に位置し冬には10度以下にもなります。
一方で南に位置するホーチミンは、年中30度を上回る常夏の街で、同じ国でも南北で気候が大きく異なります。

また、外務省の発表によると、ベトナム在住邦人は最新の2023年10月度時点で18,949人となっています。(コロナウイルスの影響もあり、2022年までと比較すると減少傾向です。)

※参考資料:外務省ホームページ

面積 32万9,241平方キロメートル(日本から九州を除いた面積と同様。)
人口 約9946万人(※日本の約80% / 出生率が高く人口増加中)
民族 キン族 86% 他、53の民族
言語 ベトナム語
宗教 仏教・カトリック教・カオダイ教他
政権党 共産党(ベトナムで唯一の合法政党/一院制)
GDP 約4,138億USD(9,324兆VND)
1人当たりGDP 4,110USD(95,600,000VND)=574,214円
経済成長率 8.02%(2022年)
通貨 ベトナムドン(VND)/ 1円=166.49ドン(2023年12月13日現在)

 

各都市の特徴

ベトナムについて紹介してましたので、ここからはベトナムの各主要都市の特徴についてご紹介していきます。

 

①ハノイ

ベトナムの首都であり、政治・文化の街といわれるハノイ。

ベトナムの北部に位置し、夏は気温40度と外にはいられない程の猛暑となる一方、冬は10度を下回りダウンジャケットが必要な日もある、日本と同じように四季がある街です。

ノイの人口は844万人と大阪とほぼ同数にあたる大都市で活気に溢れていますが、ベトナムではホーチミンに次いで2番目の大都市となっています

日系企業の進出状況も同様で、JCCI(ハノイ商工会議)の加盟企業数はホーチミンに次いで2番目の802社です。

政府に関連する主要施設が集まるハノイでは、街を歩けば公安や軍服を着た人々をよく見かけます。

政治のお膝元であるため、外国企業の進出が難航しやすいという側面もあります。

吉野家や一風堂などの日本の飲食チェーン店やファミリーマートやミニストップといったコンビニエンスストアはホーチミンには次々と進出しておりますが、ハノイにはまだこれからといった状況です。

街並みも古きよきベトナムのノスタルジックな雰囲気が随所に残り、60歳になる筆者の母親が来た際に“昔の日本みたいで懐かしい感じがする”と言っていたのが印象的です。

そんなハノイもコロナが明けてからは、ベトナム初のメトロが2021年11月に開通したり、大型商業施設が続々と開業したりと開発が目覚ましく進んでいます。

 

②ホーチミン

ホーチミンは人口900万人を超えるベトナム最大の街で、経済の街と言われています。ベトナムに行ったことがない方でもホーチミンという街の名前を聞いたことがあるという方が多いのではないでしょうか。

ホーチミンが首都だと思っている方も多くいるほどベトナムでは最も有名な街ですね。ハノイに比べると経済の自由度が高いため、外国企業の参入障壁が低いのも特徴です。

そのため医薬品産業、小売り・外食産業、サービス業などの進出が多く、JCCH(ホーチミン商工会議所)加盟企業数は2023年時点で1,052社あります。

かつてフランス領だった面影が色濃く残るホーチミンでは、沢山のフランス建築を見かけることができます。

道路も整備が進んでおり、街中は歩きやすい道が多いです。また、高層ビルが多くハノイと比較すると近代的な街と感じられるかもしれません。

発展途上な東南アジアの国をイメージされている方は、ホーチミンの発展状況には驚くことでしょう。

気候は乾季と雨季に分かれており、年中30度前後の気温が続く常夏の街です。雨季でも1~2時間のスコールが降り、その後は晴れるので1日中雨が降ることはあまりなく、1年を通じて温暖で過ごしやすい気候です。

 

③ダナン

ベトナム第3の都市ダナンはベトナム中部に位置するリゾート地としてよく知られています。

口は119万人(岩手県とほぼ同人口)とホーチミンやハノイと比べると少ないですが、農業や漁業に加えて、機械・電子産業等も盛んで、日本のIT企業のダナン進出も近年増えています。

ダナンにも日系レストランや日系スーパーがあり、定期的に日本への直行便も出ています。

年間を通して温暖な気候で、特に5~9月頃は海に入ることができ、リゾート地として訪れるのにお勧めな季節です。

12・1月はローシーズンできれいな青い海は見れませんが、5つ星ホテルに格安で宿泊できるので観光に訪れたい方には嬉しい季節です◎

ダナンから車で40分程のところにホイアンという古都があり、ノスタルジックで幻想的な景色が楽しめます。
そちらと合わせて旅行に訪れることをお勧めします!

 

④ハイフォン

ベトナム第4の都市で北部最大の港町であるハイフォン。首都ハノイから約100キロに位置しており、人口約200万人を有する中央政府直轄都市でもあります。

100キロを超える海岸線があり、カットバ島などの観光と海港を担う重要な都市です。

ハイテク産業、物流、貿易などの産業が活発で、日系企業のブリジストン、韓国大手企業のLG、台湾企業のペガトロンなど数々の大手外国企業がハイフォンを生産施設の拠点としています。

日系企業も続々と進出しており、ハイフィン在住の日本人も増える中、2020年にはイオンモールが開業しています。

近年の大型投資を背景に、発展が進む今注目の都市であり、今後のさらなる発展が期待されています。

 

⑤ビンズオン

ベトナム南部、ホーチミンから車で40分程に位置するビンズオン。海外企業誘致に積極的で、ここ数年で急激に日系企業の進出が増えている注目の街です。

ベカメックス東急により大規模な新都市開発プロジェクトが進められており、住環境から最先端な交通システム、大型ショッピングセンターも開業しております。

イオンベトナム、UNIQLO、コーナン、ABCマートなど数々の日系も展開しています。

2022年発表の家計生活水準調査によると、ホーチミンやハノイを抑えて、一人当たりの月間所得が国内で最も高い街として消費に期待されています。

今後のさらなる発展が見込まれるビンズオン省は、現在ベトナムでも注目の街の一つです◎

 

まとめ

こちらの記事ではベトナムの主要都市を紹介していきました。

ハノイやホーチミンという名前は聞いたことがあるという方も、実際にどのような都市間の違いがあるのか知らない方も多いのではないでしょうか。

これからベトナム移住を検討される方、起業される方にとってエリア選びは非常に大切なステップです。

実際に発表されている情報と、ベトナム在住歴の長い筆者の見聞を兼ねて各都市を大解剖していきました。

こちらの記事が来越される皆様にとって、有益な情報となっていれば幸いです。

HRnavi べとわーく編集部

執筆者HRnavi べとわーく編集部

べとわーくを運営するHRnaviは、創業15年、ベトナムで唯一日系企業に特化したローカル人材会社です。また、べとわーく編集部は、ベトナム在住歴10年以上のメンバーを中心に構成しています。ベトナムにおけるお仕事、生活情報など、在住歴が長い人しかわからないようなコアな情報をお届けします。

有料職業紹介事業者の登録番号:No. 21862/SLĐTBXH-GP(更新日:2020年8月10日)

ベトナム情報週刊コラム

2025年改正!ベトナム最新法令で変わる外国人労働許可の手続き
2025.11.07
2025年改正!ベトナム最新法令で変わる外国人労働...
2025年8月7日に施行されたベトナムの新しい政令第219/2025/NĐ-CPは、外国人労働者の労働許可(WP)に関する手続きを大幅に簡素化し、企業や外国人労働者にとってより柔軟で効率的な制度へと進化しました。この記事では、旧法令(政令152/2020/NĐ-CPおよび70/2023/NĐ-CP)との比較を通じて、改正内容の詳細、メリット・デメリット、実務上の留意点を日本人読者向けにわかりやすく解説します。   ベトナム政府は、急速な経済成長とデジタルトランスフォーメーションの進展に伴い、外国人労働者の受け入れ制度を見直し、より効果的で透明性の高い管理体制を構築することを目的としています。政令219は、これらの目的を達成するために、手続きの簡素化、審査期間の短縮、優先分野での免除対象の拡大など、さまざまな改革を実施しました。   項目 政令152/2020/NĐ-CP / 70/2023/NĐ-CP 政令219/2025/NĐ-CP 審査期間 労働需要報告:5営業日 労働許可申請:5営業日 一括申請:10営業日以内 免除対象 高額投資家、専門家、技術者など 高額投資家、専門家、技術者、短期出張者(年間90日未満)、優先分野の専門家など 経験要件 専門家:学士号+3年経験 技術者:1年訓練+3年経験 または 5年経験 専門家:学士号+2年経験 技術者:1年訓練+2年経験 または 3年経験 手続きの簡素化 労働需要報告と労働許可申請は別々の手続き 労働需要報告と労働許可申請を一括申請 有効期間 労働許可証の延長は1回、最大2年 労働許可証の延長は1回、最大2年 多拠点勤務 各地で別々に申請が必要 1つの労働許可証で複数の省で勤務可能、3日前に通知 報告義務 半年ごとの外国人労働者報告が必要 半年ごとの報告義務は廃止 オンライン申請 一部可能 全国公共サービスポータルを通じて完全オンライン対応   1. 手続きの簡素化と審査期間の短縮 政令219では、労働需要報告と労働許可申請を一括で行うことが可能となり、審査期間が従来の約10営業日から10営業日以内に短縮されました。これにより、企業は迅速に外国人労働者を受け入れることができ、業務の効率化が期待されます。 2. 免除対象の拡大 新たに、年間90日未満の短期出張者や、金融、科学技術、イノベーション、国家デジタルトランスフォーメーションなどの優先分野での専門家が労働許可証の免除対象に追加されました。これにより、特定の分野での外国人労働者の受け入れが容易になり、専門性の高い人材の確保が進むと考えられます。 3. 経験要件の緩和 専門家や技術者の経験要件が緩和され、特に優先分野での採用が促進されることが期待されます。これにより、若手の専門家や技術者の受け入れが進み、産業の発展に寄与することが期待されます。 4. 多拠点勤務の柔軟化 1つの労働許可証で複数の省で勤務が可能となり、3日前に通知するだけで済むようになりました。これにより、企業は柔軟な人材配置が可能となり、業務の効率化が図られます。 5. 半年ごとの報告義務の廃止 半年ごとの外国人労働者報告義務が廃止され、企業の事務負担が軽減されました。これにより、企業はより効率的に人事管理を行うことができます。   ⚠️ 留意点とデメリット 実務上の対応:新たな手続きや要件に対応するため、企業は人事部門の体制強化や、関連する書類の整備が求められます。 免除手続きの確認:免除対象となる場合でも、事前に関連機関からの確認が必要な場合があるため、注意が必要です。 オンライン申請の準備:全国公共サービスポータルを通じたオンライン申請に対応するため、システムの整備やスタッフの教育が必要です。   政令219/2025/NĐ-CPの施行により、ベトナムにおける外国人労働者の受け入れ制度は大きく変革されました。手続きの簡素化や免除対象の拡大により、企業はより柔軟かつ迅速に外国人労働者を受け入れることが可能となり、競争力の向上が期待されます。一方で、新たな要件や手続きに対応するための準備が必要であり、企業はこれらの変化に迅速に対応することが求められます。 今後もベトナムの労働市場は変化し続けると考えられます。企業は最新の情報を常に把握し、適切な対応を行うことで、持続可能な成長を実現できるでしょう。
【エコパーク】ハノイ市内から1時間圏内!緑豊かなお出かけスポットの魅力をご紹介!
2025.11.07
【エコパーク】ハノイ市内から1時間圏内!緑豊かな...
ハノイ市内から車で1時間圏内に位置する子供から大人まで大人気の新スポット、“エコパーク”を知っていますか? この記事ではエコパークの見所や、ハノイからの行き方など魅力をドドンと紹介! 陶器で有名なバッチャン村の近くにあり、ハノイからすぐに行けるので、休日に少し足を伸ばしてお出かけしてみてはいかがでしょうか?   写真参照元:Ecopark Facebook エコパークは、川に囲まれた好立地に位置する、ベトナム北部で最も住みやすいエコ都市として開発されている区域です。 かつてロンドン・パリ・ウィーンなど世界の各都市が川のほとりで繁栄したことから、エコパークも川に囲まれたエリアに作ることで、発展しやすい環境を選んだそうです。 東京ドーム100個分を超える、500ヘクタールの面積に緑あふれるエコパークを建設するプロジェクトが2009年にスタートし、今年で14年目を迎えました。 日本の野村不動産株式会社なども参画する一大都市として、今もなお建設中のエリアがあり、完成は2030年を予定しています。 4つの大きな公園、数百万本の木々、スポーツエリア、エンターテイメントエリア、商業施設、教育施設など生活に必要な全てを包括的なシステムで備え、都市機能と自然を兼ね備えたエリアの開発をしています。 2012年・2013年にはASIA PACIFIC PROPERTY AWARDS(アジア太平洋不動産賞)にも採択されました。 そんなエコパークは住むだけでなく、ハノイっ子にとって休日に訪れるお出かけスポットとなっており、1日楽しむことができます。 こちらの記事では魅力あふれるエコパークを紹介していきます。   なによりも嬉しいのが、自然にあふれているという点!緑や水辺などの自然が100ヘクタールと敷地面積の1/5を占めているので緑がいっぱいです。 各ヴィラにも緑がたくさんあり、公園など至る所に木々が生い茂るエコパークは、どこにいてもリラックスできる憩いの場です◎ ハノイの中心部に住んでいると、自然に囲まれた空気のきれいな場所を訪れたくなりますよね。 山などのハイキングコースもいいですが、整備された歩きやすい道の中に自然がたくさんあるので、小さなお子さんと訪れたり犬を連れて行くのもいいですね!   名前の通り白鳥がいる湖、スワンレイク。こちらはエコパークの中でも必見のスポットです。 スワンレイク周辺では子供が自転車をこいだり、凧揚げをしたり自由に走り回って遊べます。 木のアスレチックスペースや湖でのカヤックなどのアクティビティもでき、身体を動かして伸び伸びできるエリアです。 湖岸にテントを張ってピクニックをしたり、BBQをすることもできますよ◎ お弁当を持参して湖岸でのんびりピクニックなんて、ハノイではなかなかできないリラックスした時間ですね。   写真参照元:EPGA Vietnam HP 南アフリカ出身の有名ゴルファーアーニーエルスにちなんでつけられた、Els Performance Golf Academy(通称EPGAゴルフアカデミー)があります。 通常の18ホールラウンドではなく、9ホール・全Par3のコースがあり、2時間程で終わるため練習にぴったりのコースです。 最近ハノイではゴルフ料金が右肩上がりですが、平日・週末共に9ホールで850,000VNDなのでリーズナブルで気軽に行けますね。 18ホールではなく、実践的に練習をしたいという方にはとってもおすすめですよ◎ レストランやワインライブラリーも併設されており、練習終わりに仲間たちと食事やワインを楽しむこともできて、優雅な休日が楽しめますね。   写真参照元:Ecopark Facebook 毎週金曜から日曜日にかけて、金曜日と土曜日は午後5時から午後10時まで、日曜日は午前8時から午後2時までマーケットが開催されます。 エコパークの北側のフォーチュックという通りで開催されているので、是非参加してみてくださいね。(住所は下記の通り) 📍Chợ Quê Ecopark(số 126 Dẫy D, Phố Trúc, Khu đô thị Ecopark, Văn Giang, Hưng Yên)   ≪マーケット情報≫  ◆地元の農産物・果物・工芸品などの市場…いろいろな農産物を購入したり、工芸品は見て回るだけでも楽しいですね★ ◆世界各国の料理屋台…エコパークに住む各国の人々が自国の料理を紹介するために屋台を出しているため、世界各国の料理が楽しめるのは嬉しいですね◎ ◆子供向けの釣り、動物への餌やりなどのイベント開催…毎週様々な子供向けのイベントが催されているので、毎週行っても飽きませんよ! ◆ライブ音楽パフォーマンス…各国の人々がライブで音楽演奏をしたり、ダンスを披露しているブースもあります。 *マーケットは子供から大人まで楽しめる催しものがされていますので、是非皆さん行ってみてくださいね◎ こちらのフォーチュック通りには、スターバックスやPhuc Long ...
【ホーチミン生活】現地在住者によるリアル生活費を一挙公開!
2025.11.06
【ホーチミン生活】現地在住者によるリアル生活費...
ベトナムでの転職や移住を考えている方々にとって、来る前に知っておきたいのが現地での生活費ではないでしょうか。 ベトナムはなんとなく発展途上国というイメージがあり、漠然と物価は日本よりも安いと思われている方も多いですよね。 旅行に行ってみるとなんとなく分かる現地の相場ですが、住んでみて初めて分かる家賃、光熱費、通信費… そこで、ホーチミン在住の女性筆者の、超リアルな1か月の生活費をどどんと大公開! さらには現地での生活情報も紹介していきます◎ベトナムに来てスムーズに生活が始められるようにこちらの記事を参考にしてみてくださいね。   まず、現地の物価感をつかむために分かりやすい、ベトナム人の平均所得についてお話していきます。 2022年7月のJETROの発表によると、ベトナム人の平均月収は6,600,000VND=約3万8,280円、年収にすると約79,200,000VND=約46万465円となります。 とはいえ、ホーチミンやハノイなどベトナムの中心の日系企業で働くオフィススタッフは1.5~2倍近く、さらには副業をしているベトナム人がほとんどなので実質の可処分所得は上記より高いと思われます。 ベトナムの労働法では原則副業を禁止としていないため、副業はベトナムの文化です。タクシーの運転手や塾の講師など副業で務める業務は多岐に渡り、能力を活かして収入を増やしています。 一方で、ベトナムで働く日本人には『日本人の給与水準』があるので、現地のベトナム人スタッフと同業務にあたらない限り上記給与水準に当てはまらないのが実情です。 そのためベトナム人同様のローカルエリアに住み、ローカルレストランで食事を取り、自分自身でバイクを運転して生活をしていれば給与の大部分を貯金に充てることもできます。   それでは実際のホーチミンの物価の目安を知るために、各商品の値段を紹介していきます。   食べ物や飲み物は現地のものを調達すると、日本の物価の3分の1程度で購入することができます。 一方で、日本の調味料や食材や輸入品等を購入する場合、3~5倍近くするものが多々あります。こちらはベトナムの関税の高さが大きな要因となっています。 筆者はハノイに住んでいたこともありますが、スイカやマンゴーなどの南国フルーツやきゅうりやなすなどの夏野菜はホーチミンの方が1~2割程度安く、そして美味しい印象があります。 ホーチミンは常夏のため年中収穫できますが、ハノイは四季があり冬場はベトナムの南部から仕入れていることが影響しているのかもしれません。 水(500ml) 30円(5,000VND)/本(スーパーマーケット) ビール(生ビール)@レストラン 200円(35,000VND)/杯 缶ビール  @スーパーマーケット 90円(15,000VND)/缶 フォー(ベトナム風うどん)(@ローカルレストラン) 約250円(40,000VND)/杯 バインミー(ベトナム風サンドイッチ) 約150円(25,000VND)/個 なす 約20円(5,000VND)/本 スイカ 150円~250円(30,000~48,000VND)/玉 マンゴー 60~80円(12,000VND~16,000VND)/個 鶏むね肉 100g 80円(14,000VND)/100g   ベトナムは大家族の世帯が多いため、日本と比較すると1つずつの日用品の容量が大きく、その分価格も割安となっています。 しかし食品と比べると意外と高く、日本と同程度の価格帯となっています。 食器用洗剤 150円(25,000VND)/個 シャンプー 500~1000円(80,000~15,000VND) 洗濯洗剤 2kg 900円(150,000VND)/ 2kg ティッシュペーパー 120円(20,000VND)/個 歯磨き粉 200円(30,000VND)/個   その他の料金は下記の通りで、水道代はサービスアパートの家賃に含まれている場合もあれば、コンドミニアムなどの場合は自身での支払いになりますが、1000円以下と格安です。 また、なんといってもベトナムは携帯電話や通信料金が安いのが魅力の一つです! 一か月あたり500~1000円程度で抑えられるのが嬉しいです◎ 水道代 800円(150,000VND)/月・一人暮らし 電気代 3,500~4,800円(600,000~750,000VND) 携帯電話料金 550円(90,000VND)/ 月   上記でベトナムの物価水準を紹介しましたが、ここからは筆者・日本人女性のリアルな1か月の生活費を公開していきます。 物価は安いと言っても、やはり日本のクオリティやサービスを求めたいものもあります。 特に筆者は自宅の快適さを求めているため、自宅には惜しみなく使い、他の項目で節約しています。 また、美容室やネイル・まつ毛エクステ・化粧品などには惜しまず、納得のいくものを選択しています。 ...

ブログ一覧へ戻る