- ベトナム観光情報
- 2023.10.16
ベトナム在住者にとって、悩みの種になるのが一時帰国時のお土産選び。
筆者も長年ベトナムに住んでいるため、知人からおすすめのお土産を聞かれることもしばしばあります。
ガイドブックに載っている定番のドライフルーツやココナッツのお菓子などももちろん良いのですが、何度も帰国を重ねるうちにもう買うものがない!というお声をよく聞きます。
そこでこちらの記事では定番のお土産から、帰国を重ねる方にとっても有益となるようまだあまり知られていないお土産まで幅広くご紹介していきます。
日本の家族や友人にこれまで喜ばれたお土産だけを厳選していますので、ベトナム在住期間が長い方も必見です◎
食品・お菓子
①チョコレート
実はベトナムは世界でも有数のカカオ生産国。
生産量は突出して多い訳ではありませんが、ベトナム南部のベンチェ省、雄大なメコンデルタで作られるカカオは高品質で世界的にも評価されています。
そんなベトナムのカカオを使ったチョコレートは、お土産に最適です◎
美味しいだけでなく、お土産に持って帰ると喜ばれるパッケージの可愛さなどセンスも抜群のチョコレート屋さんを一挙ご紹介!
◆MAISON MAROU(ホーチミン/ハノイ)
言わずとしれたベトナムのおしゃれで高品質なチョコレート屋さんと言えば、MAROUのチョコレートです。
最近では日本の百貨店でもBean to Barのチョコレートコーナーに並んでおり、チョコレートフェアの際に見かけることも増えてきたMAROUのチョコレートは、カカオの含有量が高く甘みを抑えた大人のチョコレートが売りです。
ハロウィンやクリスマスなどのイベントに合わせて限定のチョコレートも登場するので、何度訪れても楽しいですよ!

店内にはカフェが併設されており、お店でしか味わえないチョコレートドリンクやケーキ等の飲食も可能です。
筆者いち推しは、甘すぎずカカオの香りが広がるホットチョコレートです。

是非お店を訪れる際には試してみてくださいね◎
◆Pheva Chocolate(ハノイ/ダナン)
ベトナムのカカオを中心に、フランスの伝統的な技術を用いて丁寧につくられているPheva Chocolate。
フレーバーに使用される胡椒やピスタチオなども選りすぐりのベトナム原産のものを使用し、ユニークなものがたくさんあります。
写真のようにフレーバーによって色が異なり、美味しいだけでなくパッケージがカラフルですがシンプルで洗練されています。
6個、12個、24個、40個の中から箱を選び、好きなフレーバーを詰めることができるので個人へも会社などのお土産にも便利ですよ◎
MAROUよりも甘めのチョコレートなので、広く多くの方に喜ばれる一品です。
◆SAVALL(ダナン)*ホーチミン・ハノイはAnnam Gourmet marketで一部購入可
ダナンがメインになりますが、筆者の一押しのチョコレートがSAVALLのチョコレート。
店舗はダナンのみですが、最近ではホーチミンやハノイのアンナムグルメマーケット(日本の成城石井のような高級スーパーマーケット)にて見かけることができます。
スペイン人オーナーがバルセロナの昔ながらの技法を駆使して一つ一つ丁寧に作るチョコレートは絶品です◎
カシューナッツをチョコレートコーティングやチョコレートペーストなどもあり、ダナンの店頭に行くとアイスクリームがあるのですがこれがまた美味しい!!

アイスはお土産に難しいですが(笑)、お土産を買いに行く時には試してみてくださいね。
②ナッツ
やはりベトナムといえばナッツ。
最近ではヘルシーなおやつとして、サラダに、ヨーグルトに、あらゆるところで人気なナッツですが、日本で購入すると高級ですよね。
コンビニでは80グラムで300円以上もするので、ベトナムの高品質で格安なナッツ類はとにかくおすすめ!
現在ホーチミンに住む筆者はいつもタンディン市場のA MUOIさんで購入をしています。

カシューナッツ、ピスタチオ、マカダミアナッツ、ピーカンナッツなどもありますよ◎
100gから購入できますが、200g以上の購入の場合写真の右のカシューナッツのように真空パックにしてくれますので新鮮さを保てますね◎
左下のワサビ味カシュ―ナッツや、左上、おつまみにぴったりの海苔ピーナッツなども喜ばれること間違いなしです!

少し割高にはなりますが市内のスーパーマーケットなどでも広く購入できますので、日本ではあまり多くない皮付きカシューナッツはおすすめです。
③ドライフルーツ
そしてベトナムといえばドライフルーツ!日本でも最近はコンビニで売られていたり女性を中心に人気ですよね◎
マンゴーやパイナップルのドライフルーツ、筆者のお気に入りはいちじくのドライフルーツです。
そのまま食べてもサラダやヨーグルトに入れても美味しく万能で、粒が大きいものがとてもお買い得ですよ。
こちらもホーチミンではナッツと同じA MUOIさんで購入可能です。

④コーヒー
ベトナムといえばコーヒー大国。街の至るところにはカフェがあり、バリスタがいたり、スペシャリティコーヒーが飲めたりするカフェも沢山あります。
ベトナムコーヒーは苦みの強いロブスタ豆が主流ですが、最近では日本人が飲み慣れているアラビカ種もダラット産の高品質なものがたくさん作られています。
スーパーマーケットなどでも購入は可能ですが、ここではコーヒー好きな方におすすめなコーヒー豆をご紹介します◎
Black Bird Cofee(ハノイ)
旧市街にあるおしゃれなハノイっ子が集まるカフェBlack Bird Coffeeではダラット産のコーヒー豆が販売されています。
ブラックで飲んでもラテにして飲んでも美味しいコーヒーなので、コーヒー好きさんにはおすすめですよ◎

The Workshop Coffee(ホーチミン)
バリスタが何人も常駐しているスペシャリティコーヒーが飲めるカフェThe Workshop Coffee。
こちらのカフェはお料理もコーヒーもとても美味しいのですが、自宅用にコーヒー豆を購入することができます。
美味しいコーヒー豆のお土産を購入したい方は、こちらの店舗での購入をおすすめします◎

⑤ビール/クラフトビール
ビールが安い国といえばベトナム!
333(バーバーバー)、Saigon Beer(サイゴンビール)、Beer Hanoi (ビアハノイ)などのスーパーで60円程度で購入できるビールから、おしゃれなクラフトビールまで様々あります。
お酒が好きな友人や家族にはクラフトビールをお土産に買って帰ったところ、非常に喜んでもらいました。
ベトナムクラフトビールの先駆けPASTEUR STREETのビールは缶も可愛く、美味しいクラフトビールでお土産におすすめですよ◎
PASTEUR STREETのレストランに行けばテイクアウトも可能ですし、webサイトからデリバリーも可能です。

Pasteur Street Brewing Coのデリバリーはこちらから
⑥ジャム・はちみつ

ベトナムでは沢山はちみつが取れるので、はちみつのお土産もおすすめです。
また、ベトナムの南国フルーツマンゴーやグアバなどを使ったジャムも小瓶で1個100円以下で購入できますので、ばらまき用のお土産にぴったりです◎
グアバやパッションフルーツのジャムはなかなか日本では出会えないので、ベトナムらしさもあっていいですね。
特におすすめは、Le fruitのジャム!アンナムグルメマーケットで購入することができます。
⑦インスタントフォー・カップ麺

男性のばらまき土産には、インスタントラーメンがお手軽でおすすめです。
インスタントフォーやカップ麺のHao Haoなどは一個50~60円で購入でき、実用的です。
Acecook(エースコック)のインスタントラーメンは知っている会社なので、安心感があって嬉しいというお声が多かったですよ◎
雑貨
①ベトナム刺しゅうポーチ・巾着

ベトナムは刺繍バッグやポーチ、巾着などがとても人気です。
日本で購入すると1000円以上する華やかなお花などの刺繍が施されたポーチが200~500円程度で買えるので、ばらまき土産にもおすすめです。
②歯磨き粉

ベトナムで歯磨き粉…?と思われる方も多いかもしれませんが、こちらのColgate OPTIC WHITEはベトナムで購入すると200円程で買えますが、日本ではネット販売で1000円以上します。
ホワイトニング効果が高くベトナムでは人気ですが、日本では未発売なのでお土産にしてみてはいかがでしょうか?
食べ物など好き嫌いなど難しいという方も、実用品で男女問わず渡せるお手軽にお土産です!
③Tシャツ

市場へ行くと、パタゴニアやスターバックスなどのロゴマークをモチーフにしたものや、ビールや国旗などのベトナムらしいロゴをあしらったTシャツがたくさん売れられています。
これが意外と可愛いものが多く、交渉次第で1枚500~700円程度になります◎
家族にお揃いのTシャツを買って帰ったらとても喜んでくれましたので、交渉も楽しみつつお土産にしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
何度も一時帰国の際に筆者が購入している選りすぐりのお土産をご紹介しました。
ベトナム在住の方だと、何度も一時帰国の度にお土産を購入しているのでもうレパートリーがないよ~という声もよく聞きます。
そんな方々のお土産の参考になれば嬉しい限りです。是非まだ購入したことがない方は、試してみてくださいね◎
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- ベトナムでの転職や移住を考えている方々にとって、来る前に知っておきたいのが現地での生活費ではないでしょうか。 ベトナムはなんとなく発展途上国というイメージがあり、漠然と物価は日本よりも安いと思われている方も多いですよね。 旅行に行ってみるとなんとなく分かる現地の相場ですが、住んでみて初めて分かる家賃、光熱費、通信費… そこで、ホーチミン在住の女性筆者の、超リアルな1か月の生活費をどどんと大公開! さらには現地での生活情報も紹介していきます◎ベトナムに来てスムーズに生活が始められるようにこちらの記事を参考にしてみてくださいね。 まず、現地の物価感をつかむために分かりやすい、ベトナム人の平均所得についてお話していきます。 2022年7月のJETROの発表によると、ベトナム人の平均月収は6,600,000VND=約3万8,280円、年収にすると約79,200,000VND=約46万465円となります。 とはいえ、ホーチミンやハノイなどベトナムの中心の日系企業で働くオフィススタッフは1.5~2倍近く、さらには副業をしているベトナム人がほとんどなので実質の可処分所得は上記より高いと思われます。 ベトナムの労働法では原則副業を禁止としていないため、副業はベトナムの文化です。タクシーの運転手や塾の講師など副業で務める業務は多岐に渡り、能力を活かして収入を増やしています。 一方で、ベトナムで働く日本人には『日本人の給与水準』があるので、現地のベトナム人スタッフと同業務にあたらない限り上記給与水準に当てはまらないのが実情です。 そのためベトナム人同様のローカルエリアに住み、ローカルレストランで食事を取り、自分自身でバイクを運転して生活をしていれば給与の大部分を貯金に充てることもできます。 それでは実際のホーチミンの物価の目安を知るために、各商品の値段を紹介していきます。 食べ物や飲み物は現地のものを調達すると、日本の物価の3分の1程度で購入することができます。 一方で、日本の調味料や食材や輸入品等を購入する場合、3~5倍近くするものが多々あります。こちらはベトナムの関税の高さが大きな要因となっています。 筆者はハノイに住んでいたこともありますが、スイカやマンゴーなどの南国フルーツやきゅうりやなすなどの夏野菜はホーチミンの方が1~2割程度安く、そして美味しい印象があります。 ホーチミンは常夏のため年中収穫できますが、ハノイは四季があり冬場はベトナムの南部から仕入れていることが影響しているのかもしれません。 水(500ml) 30円(5,000VND)/本(スーパーマーケット) ビール(生ビール)@レストラン 200円(35,000VND)/杯 缶ビール @スーパーマーケット 90円(15,000VND)/缶 フォー(ベトナム風うどん)(@ローカルレストラン) 約250円(40,000VND)/杯 バインミー(ベトナム風サンドイッチ) 約150円(25,000VND)/個 なす 約20円(5,000VND)/本 スイカ 150円~250円(30,000~48,000VND)/玉 マンゴー 60~80円(12,000VND~16,000VND)/個 鶏むね肉 100g 80円(14,000VND)/100g ベトナムは大家族の世帯が多いため、日本と比較すると1つずつの日用品の容量が大きく、その分価格も割安となっています。 しかし食品と比べると意外と高く、日本と同程度の価格帯となっています。 食器用洗剤 150円(25,000VND)/個 シャンプー 500~1000円(80,000~15,000VND) 洗濯洗剤 2kg 900円(150,000VND)/ 2kg ティッシュペーパー 120円(20,000VND)/個 歯磨き粉 200円(30,000VND)/個 その他の料金は下記の通りで、水道代はサービスアパートの家賃に含まれている場合もあれば、コンドミニアムなどの場合は自身での支払いになりますが、1000円以下と格安です。 また、なんといってもベトナムは携帯電話や通信料金が安いのが魅力の一つです! 一か月あたり500~1000円程度で抑えられるのが嬉しいです◎ 水道代 800円(150,000VND)/月・一人暮らし 電気代 3,500~4,800円(600,000~750,000VND) 携帯電話料金 550円(90,000VND)/ 月 上記でベトナムの物価水準を紹介しましたが、ここからは筆者・日本人女性のリアルな1か月の生活費を公開していきます。 物価は安いと言っても、やはり日本のクオリティやサービスを求めたいものもあります。 特に筆者は自宅の快適さを求めているため、自宅には惜しみなく使い、他の項目で節約しています。 また、美容室やネイル・まつ毛エクステ・化粧品などには惜しまず、納得のいくものを選択しています。 ...



