ベトナムでペットを飼いたい方必見! 動物病院・ホテル・ペットショップについて解説

ベトナムでペットを飼いたい方必見! 動物病院・ホテル・ペットショップについて解説

ベトナムでの生活をより楽しいものにしたいなら、ペットを迎えるのはいかがでしょうか?

ハノイやホーチミンなどの都市部を中心にペット文化が広がっており、ペットショップ動物保護団体Facebookグループなど、ペットを迎える方法も多様化しています。

一方で、健康管理飼育環境の整備、さらには帰国時の手続きなど、注意すべき点も少なくありません。

この記事では、ペットを飼うための準備や利用できるサービス、注意点を詳しくご紹介します。

ベトナムでペットと一緒に生活したい方必見の内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

ベトナムのペット需要の変化

ベトナムでは、経済の発展とともにペットを飼う文化が広がり、を家族の一員として迎える家庭が増えています。

特に都市部では、ペットフードケア用品を扱うショップが増加し、ペットを愛する人々のコミュニティも活発化しているようです。

その一方で、ペットを取り巻く課題も浮き彫りになっており、健康管理予防接種の重要性がますます高まっています。

ペット需要が急増

ここ数年、ベトナムではペットの飼育頭数が急増しています。

農業農村開発省の調査によると、国内で飼われている犬の数750万頭以上約490万世帯でペットが飼育されています。

出典:https://nhachannuoi.vn/ca-nuoc-co-5-trieu-ho-nuoi-cho-meo-voi-75-trieu-con/

特に、ゲアン省ハノイ市タインホア省では多くの家庭が犬を飼い、地域全体で数十万頭の規模に達しています。

ただし、このようなペットブームの一方で、地方の一部地域では依然として飼育頭数が少ない状況です。

ペット文化の広がりには地域差があり、都市部と地方の間で経済状況や飼育環境に違いが見られます。

ペット用品需要も急増

ベトナムのペットフード市場もここ数年で急成長しています。

2023年にはその市場規模が7,312万米ドル(約11億円)に達したというデータもあります。

出典:https://www.statista.com/outlook/cmo/food/pet-food/vietnam#revenue

従来は人間の残り物を与える家庭が主流でしたが、近年では専用のペットフードを選ぶ飼い主が増えてきました。

そして、この流れはペットフードだけでなく、他のペット用品にも波及しています。

アパレル用品やおもちゃ、ペット用のサプリメントまで、ペットの家族化が進む中で、飼い主さんたちはどんどんペット用品にこだわるようになっています。

ベトナムでペットを購入する方法

ベトナムでペットを迎えたいと考えたときには、ペットショップで購入する、オンラインコミュニティを利用して直接購入する、動物保護団体から譲り受けるなど、さまざまな方法があります。

それぞれの特徴やポイントを見ていきましょう。

ペットショップ

ベトナムではペットショップが都市部を中心に増えており、手軽に利用できます。

特に人気のあるペットショップがAZPETです。

AZPETでは、健康で可愛い犬や猫を提供しており、365日保証制度や7日間の返金も用意されています。

ホームページで欲しい種類のペットを探せるだけでなく、写真で毛並みを確認できるのもおすすめポイント。

また、ペットフードアクセサリースパ&グルーミングなど、飼い主にとって便利なサービスが揃っているため、初めてペットを飼う方にも安心です。

Facebook経由で購入

ベトナムでは、ウェブサイト上での取引より、Facebookを利用したペット取引が盛んです。

多くのブリーダーや個人がFacebookグループマーケットプレイスにペットを出品しており、興味のある投稿に直接メッセージを送ることで取引を進められます。

また、ベトナム版メルカリとも言える「Chợ Tốt」も活用されています。

ただし、こうしたオンラインプラットフォームを利用する場合、ペットの健康状態や飼育環境を事前に確認することがとても重要です。

直接会って取引できる場合は、ペットの状態を自分の目で確かめることをおすすめします。

また、ベトナム語でのやり取りが必要になることが多いため、翻訳ツールを活用するなどの工夫が必須です。

動物保護団体から譲り受ける

最近では、動物保護団体を通じてペットを迎えるという選択肢も注目を集めています。

特に「A.R.C. Vietnam (Animal Rescue & Care)」は、ホーチミン市を拠点とする動物保護団体です。

この団体では、保護された動物たちが健康であるかどうかの確認を徹底しており、里親希望者には飼育環境のチェックや譲渡手続きが求められます。

「A.R.C. Vietnam」のFacebookページでは、譲渡可能な動物の情報が随時更新されており、興味がある場合はメッセージを送れます。

ペットを飼ううえで知っておくべきサービス

ペットを飼う際には、急な用事や旅行、ペットの健康管理のために利用できるサービスを把握しておくことが大切です。

特にペットホテルと動物病院、ペット用品店は、欠かせない存在です。

それぞれの利用方法やポイントを詳しく見ていきましょう。

ペットホテル

出張や帰省、テト(旧正月)休暇の旅行などで長期間家を空ける際、ペットホテルは非常に便利なサービスです。

安心してペットを預けられますが、利用前にはいくつかの点を確認しておくことが重要です。

 

まず、施設の清潔さをチェックしましょう。

ペットを預ける部屋やゲージが衛生的であるか、臭いや汚れが気にならないかを確認します。

 

さらに、ペットが体調を崩した際にどのような対応が取られるのかを尋ねておくと安心です。

信頼できる施設では、病気やけがの際に迅速な対応ができる体制が整っています。

また、普段使っているおもちゃフードの持ち込みについての対応や、ペットの食事量や回数について詳しく聞いてくる施設は、個々のペットに合わせたサービスを提供している証拠です。

下見をしっかり行い、信頼できるペットホテルを選ぶことで、大切なペットを安心して預けられる環境を整えましょう。

動物病院

ペットの健康管理に欠かせない動物病院ですが、ベトナムでは外国人にも利用しやすい病院が都市部を中心に多くあります。

特に、ハノイやホーチミンといった主要都市には、英語対応が可能な病院が増えており、日本語を話せるスタッフがいる病院も見受けられます。

例えば、ホーチミン市の「Animal Doctors International」では、英語での診察がスムーズに行えます。

他にも「Phòng Khám Thú Y Family Vet」では、ペットの定期健診から緊急処置まで幅広いサービスを提供しており、外国人にも評判の高い病院の一つです。

動物病院では、予防接種フィラリア予防の相談健康診断だけでなく、手術や特殊治療が必要な場合にも対応しています。

ベトナムでペットを飼う場合、事前に信頼できる動物病院を調べ、緊急時にも対応できるよう連絡先を控えておくと安心です。

ペット用品店

ベトナムでは、ペット用品を購入できる場所が多岐にわたります。

ローカルスーパーでも基本的なペットフードを取り扱っているほか、コーナンイオンモールなどの日系小売チェーンでは、信頼性の高いペット用品が揃っています。

さらに、LazadaShopeeといったオンライン通販サイトも便利です。

特に、重たいペットフードやトイレ用品の購入には配送サービスが役立ち、忙しい方でも簡単に必要なアイテムを手に入れられます。

ベトナムでペットを安全に迎える準備とは

ベトナムでペットを迎える際には、事前にいくつかの準備が必要です。

具体的には、ペットが飼える住環境の確認ワクチン接種の手配マイクロチップの装着の3つが重要なポイントとなります。

それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。

ペットが飼える場所に住む

ペットを迎える前に、自宅がペットの飼育に適しているか確認することが大切です。

例えば、猫を飼う場合は、ペットの飼育が許可されている物件であるかどうかを事前に調べましょう。

また、犬の場合は、近くに散歩や運動ができる公園や広場があると良いです。

さらに、ペットを飼うことで生じる長期的な費用も考慮する必要があります。

食費や病院代だけでなく、家の修繕費なども含めて予算を立てておくことで、ペットとの生活を安定したものにできます。

ワクチン接種

ペットの健康を守り、飼い主や周囲の人々を感染症から守るために、ワクチン接種は欠かせません

ベトナムでは動物病院で手軽に接種を受けられ、費用は約2000円と比較的手頃です。

犬の場合は狂犬病を含む複数のワクチン、猫の場合は猫汎白血球減少症や猫カリシウイルス感染症などに対応したワクチンが推奨されています。

マイクロチップ

マイクロチップの装着は、ペットを守るために重要です。

特に、将来的に日本やその他の国へペットを連れて行く可能性がある場合、装着が必須となるケースがあります。

マイクロチップにはペットの身元情報が登録されており、迷子になった際にも重要な役割を果たします。

装着は動物病院で行え、費用は5000円から10000円です。

ワクチン接種と同時に手配するとスムーズなので、動物病院で相談してみましょう。

ベトナムでペットを飼うときに注意すべきこと

ベトナムでペットを迎える際には、健康管理や安全性に配慮した準備が必要です。

特に狂犬病への対策ノミ・ダニの予防日本へ連れて帰るための手続きは重要なポイントです。

それぞれについて詳しく解説します。

狂犬病への対策を怠らない

ベトナムでペットを飼ううえで、見過ごせないのが狂犬病の問題です。

2023年の統計では、狂犬病による死亡者数は国内で64人に達しました。

北部、中部、南部の各地で感染が報告され、中でも中部高原のザライ省では11人の死亡者が確認されており、最も深刻な状況となっています。

出典:https://en.sggp.org.vn/rabies-cases-tend-to-increase-in-vietnam-post105408.html

狂犬病は犬や猫だけでなく、飼い主や周囲の人々にも命に関わる危険な病気です。

そのため、新しくペットを迎えたら、すぐに動物病院で予防接種を受けるようにしましょう。

狂犬病の予防接種は、ペットの健康状態を確認したうえで行われるため、事前にかかりつけの獣医と相談することをおすすめします。

特に、多くの国では狂犬病予防接種が輸出入時の条件となっているため、将来的に海外移動を考える際にも重要な準備となります。

ノミ、ダニ対策を徹底する

ベトナムの温暖で湿度の高い気候は、ノミやダニの繁殖に適した環境です。

これらの寄生虫は、皮膚炎や湿疹を引き起こすだけでなく、深刻な病原微生物を媒介する可能性もあります。

特にダニが媒介する病気には、人間にも感染する危険性があるものが含まれるため、予防と駆除を徹底することが不可欠です。

ペットのノミ・ダニ対策には、動物病院で処方される飲み薬や塗布剤が効果的です。

特にダニによる感染症バベシア症SFTSなど)は命に関わる場合があるため、定期的な駆除薬の使用とともに、ペットが屋外で活動する際の注意も重要です。

飼い主自身の感染リスクを防ぐためにも、ペットの清潔を保つことを心掛けましょう。

日本へ連れていく時には準備が必要

ペットを日本へ連れて帰る際には、事前にしっかりと準備を進める必要があります。

輸出検疫の手続きは「狂犬病予防法」や「家畜伝染病予防法」に基づいて厳格に行われており、手続きが不十分だと高額な罰金や処罰の対象となる場合があります。

狂犬病予防接種や血液検査など、特定の手続きには一定の期間が必要なため、引っ越しや帰国が決まったら早めに準備を始めましょう

かかりつけの獣医に相談し、輸出条件や必要な書類を確認するとスムーズです。

まとめ

ベトナムでペットを飼うことは、生活を豊かにする体験であると同時に、慎重な準備と配慮が必要です。

ペットを迎える方法や健康管理の重要性、狂犬病対策、日本への帰国時の手続きなど、多くのポイントを押さえることで、ペットとの暮らしをより安心で快適なものにできます。

この記事を参考に、ベトナムでのペットライフをぜひ楽しんでください。

HRnavi べとわーく編集部

執筆者HRnavi べとわーく編集部

べとわーくを運営するHRnaviは、創業15年、ベトナムで唯一日系企業に特化したローカル人材会社です。また、べとわーく編集部は、ベトナム在住歴10年以上のメンバーを中心に構成しています。ベトナムにおけるお仕事、生活情報など、在住歴が長い人しかわからないようなコアな情報をお届けします。

有料職業紹介事業者の登録番号:No. 21862/SLĐTBXH-GP(更新日:2020年8月10日)

ベトナム情報週刊コラム

【ベトナム/ハノイ生活】現地在住者の実録!平日の過ごし方
2025.10.31
【ベトナム/ハノイ生活】現地在住者の実録!平日...
いざ転職を決め、夢の海外移住! 仕事もバリバリ頑張りながら、プライベートも満喫したいですよね。 日本とは全く違う生活がベトナムではじまると思うと期待と不安が入り交じるところですが、実際にベトナムで働く日本人はどんな日々を過ごしているのでしょうか? 30代働く女子の実際の平日のリアルなスケジュールを公開していきます!   朝の支度にはあまり時間が掛からないタイプなので、自宅を出発するまで1時間程度です。 ◆シャワーを浴びる ◆歯磨きや身支度 ◆簡単お弁当の準備 ◆朝食 これらを済ませます。 朝と昼は自宅で簡単に作ったものを食べて済ますことが多いですが、出勤時間が遅い日には朝からフォーなどの温かい麺料理を食べてから出勤することもよくあります。 実はベトナムではこのように朝の出勤前や出勤後9時頃にスタッフみんなでフォー屋さんで朝食を食べたり、バインミー(ベトナム風サンドイッチ)を購入してオフィスで食べたりする光景がよく見られます。 朝ごはんをお店で食べるという感覚は日本ではなかなか珍しいですよね。ベトナム料理の代表でもあるフォーや、ブン(フォーのような米粉麺のスープ)は、ベトナムでは朝食もしくは昼食に食べられることが一般的です。 ハノイで寒い日の朝に食べるフォーは体に染み渡り格別ですよ◎   筆者は自宅からオフィスから車で10分程のところに住んでいるため、朝の通勤時間は10分です。 基本的には配車アプリGrabを使用して、晴れている日はバイクタクシー、雨の日はタクシーで通勤しています。 電車に揺られることなくドアtoドアで会社まで到着できる快適さを味わうと、東京で仕事をしていた頃に戻れる自信がありません… 基本的にベトナム在住の日本人はバイクや車タクシー、もしくは送迎車での通勤がほとんどの方ではないでしょうか。 バスを使用したり、自分でバイクを運転する方いますが少数派です。バスは筆者もまれに利用しますが、基本は1回あたり7000VND(約40円)で乗れるため安くて乗り方さえ覚えてしまえばとても便利ですよ!   筆者の勤務時間は日によって変わりますが、8:30開始の日には17:30に退勤となります。 途中に1時間ランチ休憩を挟むので、実質労働時間は1日8時間です。 ベトナムでは多くの会社が8時スタート、7:30スタートの企業もしばしばあります。日本と比較すると始業時間が早く、夕方は16時~17時に終わる企業も多くあります。 また、ベトナムでは残業は基本的にしない、した場合にはどこかで相殺したり残業代金が支給されるのが一般的です。全員17:30ぴったりに仕事を終えて、5分後にはオフィスには誰もいません。 筆者も他のスタッフと同様に、基本的に残業をすることはありませんので、終わったらすぐに帰宅しています。 ◆メールチェック ◆お客様対応 ◆資料作成 などの業務を行って、午前はあっという間に終わります。   お昼休憩は他のスタッフと共にお弁当を持参することが多いですが、持って来ていない場合には、GRAB foodでデリバリーをしています。 タクシーの配車サービスGrabが行っている食事のデリバリーサービスなのですが、これが非常に便利です◎ ベトナムではデリバリー文化が非常に進んでいるため、お弁当一つでもスーパーマーケットの食材や日用品などでも、何でもボタン一つでオーダーができ、自宅や職場の指定した場所まで届けてくれるので日々活用しています。 また、ベトナム人スタッフがよくフルーツなどを差し入れしてくれるので、いつもオフィスは食べ物であふれているのもベトナムならではの光景かもしれません。 お向かいに入っているベトナム企業さんは、休憩が1時間半ほどありお昼寝の時間があるそうで、ランチが終わると部屋全体の電気を消して、床にシートを敷いて横になって寝ています。   午後からはまたお客様との打ち合わせや事務作業を行います。 海外勤務ならではの英語を使っての仕事や、外国人との仕事はカルチャーショックもありますが、刺激があり沢山新たな気付きをもらえる非常に楽しい職場です。 また、ベトナムで働き始めて日本人と異なる働き方の概念を知り、視野の広がりを感じることができました。   そして、17:30になるとと共に帰宅していくメンバーたち。私ももれなく5分後にはオフィスを出て、アフター5のはじまりです!   まずは自宅に併設のジムとプールで軽く運動をします。 オフィスワークかつ家から会社までタクシー生活のため、非常に歩く量が減ってしまいました。 1日PCに向かって仕事をしているので、身体をほぐして運動するために、1時間程度ランニングとプールでのんびり泳いでリフレッシュです◎ ジムとプールが家に併設となっており、移動の手間がないので継続しやすいのが嬉しいポイントですね!   ジムに行って、さっとシャワーを浴びたら夜は女子会カジュアルフレンチディナーです。 夜は食事に出掛けることが多いのですが、ベトナムには様々なレストランがあります◎ 女子会の時はカジュアルフレンチやイタリアンが多く、筆者は欧米人が多く住むエリアに住んでいるため徒歩圏内にそのようなレストランが点在しています。 日本人のゴルフ仲間との飲み会は、焼肉屋さんや日本居酒屋など日本食に行くことが多いです。 ベトナム人の友人とはベトナム料理屋さんや、ビアホイと呼ばれるビール中心に様々なおつまみがあるベトナム流大衆居酒屋によく行きます。 またベトナムには韓国人が多く、韓国料理屋さんが立ち並ぶエリアにもよく行きます。 ベトナム料理屋さんは飲んで食べて一人1000円以下、フレンチやイタリアンに行っても3,000~5000円でおさまるので、日本での外食よりずっとリーズナブルに行けるのが嬉しいですね。 また、基本的に友人もみんなハノイの中心街に住んでいるので、徒歩圏内や車で10分程度で気軽に会えるのもハノイならではの特徴です。   美味しいものを食べ、ワインをのみ、帰宅したらのんびり湯舟に使って入浴タイムです! ベトナム人は湯舟に浸かる習慣がないため、ハノイのお部屋は湯舟がないお部屋も多いですが、お風呂タイムをしたい方は湯舟付きのお部屋を探すことをお勧めします◎ ※お湯タンクが各部屋についているタイプの部屋の場合、50L程度のタンクだと湯舟のお湯が途中で水に変わってしまいますのでご注意ください。 アパート全体で一つの給湯器を使用しているセントラルタイプだと、お湯が出なくなる心配がなくて安心ですので、家を決める時は要チェックです。 そしてのんびりお風呂に入って、就寝準備です。   そして就寝タイム…ベトナムのサービスアパートのベッドはクイーンサイズからキングサイズのものが多いので、大きいベッドでゆっくり寝られてとても快適です。 明日に備えておやすみなさい。   平日はこちらの記事で紹介したような1日を過ごすことが多く、仕事の後にアフター5を楽しんでいます。 また、これが日々できるのは部屋の家事・掃除サービスがついているのも大きな理由の一つです。 ...
【2023年最新版/ハノイ】おすすめの会食・接待レストラン
2025.10.30
【2023年最新版/ハノイ】おすすめの会食・接待レ...
ベトナムで仕事をする日本人の方々にとって、よく聞く悩みの種が会食のお店探し。 美味しい食事もお酒も大好きな筆者は、ハノイに3年半住み日本食からベトナム料理、フレンチやバーまであらゆるお店を試しました。 日々お店の入れ替わりが激しいハノイの飲食店ですが、接待に使えるポイントを抑えているお店は意外と少ないため、よくいろいろな方からおすすめのお店を質問いただきます。 こちらの記事では、数多く会食を開催してきた元営業マンの筆者が、接待に使えるおすすめのレストランを紹介していきます◎   日本であっても、ベトナムであっても、お店選びはお客様の嗜好に合わせてポイントを抑える必要がありますよね。 実際にお店を決める際に、気を付けるべきポイント5つを紹介します。お客様に合わせて下記のポイントを考慮しながらお店を選ぶと、会食がスムーズに運ぶこと間違いなしです◎ お客様と周囲の影響を受けずにゆっくり話がしたい時に、個室であることは非常に重要なポイントです。 ハノイでは個室の用意がないレストランも多いので、個室があるお店を頭に入れておくとお店が選択しやすくなります。 もちろんカジュアルな接待であれば個室にこだわらなくても良いケースもありますので、会食の目的やメンバー次第で決めることをおすすめします。 店内で喫煙不可のレストランもありますので、喫煙者がいる場合には事前に確認しておくとよいでしょう。 ハノイのレストランは店内喫煙不可の場合、入り口の外に喫煙スペースを設けているお店が多いのでお店の入口付近のお席を予約すると喫煙者にも非喫煙者にも喜ばれるかもしれません。 なんといっても、食事・お酒の美味しさや種類の豊富さは外せませんよね。 特に日本食レストランはハノイにもたくさんあるとはいえ、ベトナムで食べる日本食となると食材や調味料に限りがあります。 ご年配の方は日本食を好まれる方も多いので、満足度の高い和食のお店を選びたいですね。 また、コースメニューの方が会食がスムーズに進むケースも多いです。アラカルトで頼む予定でも、念のため事前にコースの有無も確認しておきましょう! なんといってもここはベトナム。店員さんはベトナム人の方ですので、日本で受ける接客とは文化も違えば、言語も違います。 日本食レストランに行けば日本語で話してくれますが、一歩飛び出せば英語かベトナム語です。 あまり海外に慣れていないお客様だと、ベトナムの文化を失礼と捉える方もいますので、どの程度の接客をお客様が求められているのかリサーチしておきましょう! 少し間違えるくらいはご愛敬。感じのよい接客をしてくれる店員さんがいるお店だと、少しの間違いなら気にならず、会食も円滑に進むので接客は大切ですよね。 そして、我々日本人にとって外せないのが清潔感ではないでしょうか。 隅々まで掃除が行き届いているか、その中でも特に『お手洗いが清潔か』は非常に重要なポイントですので抑えておきたいですね。   写真参照元:黒てつ家Facebook 黒てつ家のご予約はFacebookより アパートの最上階にひっそりと佇む隠れ家系懐石料理屋さん。 お刺身から焼き物、締めはお寿司と海鮮中心のコース料理となっています。鮎などのなかなかハノイでは食べられない日本の食材を使用したお料理で満足度の高いお料理です。 綺麗な個室もあり、プライベートが守られるのでしっかりとした会食を開催したい時にもおすすめです。 個室ではありませんが、テラス席もあり夜景がきれいに見えるので、涼しい季節にはテラスもお勧めです◎(※テラス席は喫煙可)   日本食燈家のご予約はFacebookより カジュアルな割烹料理がコースで味わえる燈家さん。60万VND、70万VND、80万VNDのコースがあり、日本食の割烹としてはリーズナブルです。 食事のボリュームもあり、魚介からお肉まで幅広く味わるためお料理を重視したい方におすすめです◎ また、全部屋個室でゆったりとしたスペースになっており、会食に非常に使いやすいのも嬉しいポイント!   ミシュランガイドにも掲載された岐阜市のレストラン・肉料理人 やさい ファンボギ オーナー高橋氏が手掛ける飛騨牛の焼肉店NOBU。 2023年にオープンしたばかりで、洗練した空間と徹底管理された飛騨牛の焼肉は、絶対に外せない会食時に利用したいレストラン。 コース以外にもアラカルトメニューがあります。 コースは1,550,000VND~、接待であればコースを選択する方がスムーズでおすすめです◎ 個室もあり、きれいで洗練された空間は、プライバシーを守りたい会食でも安心して利用できますよ! NOBUの予約はこちらからどうぞ!   カジュアルな居酒屋ながら、居酒屋一品メニューから焼きそばやすき焼きなど幅広く日本食を提供している初詣。 日本人オーナーさんがいるため、本格的な日本食メニューが食べられるにも関わらず、リーズナブルで看板メニューのすき焼きは日本人はもちろんベトナム人にも大人気◎ ベトナム人のお客様に日本食を紹介したい時に幅広いメニューを紹介できるため重宝します◎ カウンターと二人掛けの席が中心ですが、半個室もあり会食ならそちらのお席を予約することをおすすめします。 カジュアルに居酒屋での会食を楽しみたい、ベトナム人に様々な日本食を紹介したい、といった方は是非一度利用してみてくださいね。 最近ではグルメ好きな韓国人の方からも人気が出ているそうですよ! 初詣の予約はこちらからどうぞ!   居酒屋では物足りないけど、カジュアル過ぎない会食に選びたいお店が浪速割烹㐂六庵。 キンマーの小道に佇むひっそりとしたカジュアル割烹で、関西風の優しい味付けの割烹料理を食べることができます。 お刺身や煮物、お豆腐料理などをアラカルトで頼むことも、コースを選択することもできます。 何を食べても美味しいので、コースにしてもハズレなく安心ですよ◎ 2人から10名以上の団体でも利用できる個室もあるため、様々な会食シチュエーションで利用しやすいのも嬉しいポイント。 筆者は悩んだ時は㐂六庵を利用することも多いおすすめの一店です! 浪速割烹 㐂六庵のご予約はこちらから!   キンマーエリアにある海鮮と日本酒が豊富な居酒屋えびす。 ハノイの中ではトップクラスに多くの日本酒を揃えており、日本食に興味があるベトナム人や韓国人などのお客様を連れて行くと非常に喜ばれるお店。 お刺身や日本から取り寄せた大きな牡蠣、その他各一品料理も美味しく、日本食を食べたいというお客様にはもってこい◎ 2階席が個室になっており最大8名程入れる仕様になっているので、個室希望の方は早めにそちらのお席の予約を取ることをお勧めします。 2階は靴を脱いで上がるタイプのお部屋で、お手洗いは1階にしかないので足が悪い方がいる時は避けた方がベターでしょう。 海鮮が美味しいと有名ですが、実はやきそばがハノイ一という呼び声もあり、いろいろな国の友人やお客様を連れて行きましたが非常に喜ばれました。 カジュアルなお店ですが、会食としても使いやすいおすすめの居酒屋ですよ◎ えびすのご予約はこちらからどうぞ! ...
海外移住する前に知っておきたい年金の仕組み【ベトナム情報あり】
2025.10.29
海外移住する前に知っておきたい年金の仕組み【ベ...
海外移住を検討している方の中には、年金について不安を持っている方も多いと思います。 年金は、老後の生活を支えるための大切な制度です。日本では、国民年金や厚生年金などの公的年金制度が整っていますが、海外では必ずしも同じような制度が存在するわけではありません。 そのため、海外移住する際には、年金について事前によく調べておくことが大切です。 日本国内で年金を納めていた場合でも、何も知らずに海外移住をすると、年金の受給資格を失うことがあります。 結論から言うと、海外に移住しても年金の受け取りは可能です。世界のどの国に移住しても、年金を受け取る権利が失われることはありません。また、受取口座を海外の銀行口座にすることも可能です。 ただし、いくつかの手続きが必要となるので、ここでは海外移住する際に年金をどうしたらいいか、受け取るためのその方法について、詳しく解説していきます。   海外移住しても年金を受け取る方法はいくつかあります。 日本にある会社から給料を受け取る場合には、特別な理由がない限りは、厚生年金に加入し続けます。 アメリカ、韓国、ドイツなど、社会保障協定を結んでいる転勤先の国の年金の加入免除を受けるために、事業主を通して日本の年金事務所で「適用証明書」を発行してもらい二重負担を防ぐことが出来ます。 日本の年金をそのまま受け取るには、日本に住所を残しておく必要があります。また、年金の受給資格を満たしていることも条件となります。 日本年金機構のホームページから年金請求書をダウンロードします。 本人の生年月日を確認できる書類(戸籍謄本、戸籍抄本、住民票、住民票の記載事項証明書)を用意します。※1 年金の受取口座とする本人名義の金融機関の通帳や、キャッシュカードなどを用意します。※2 年金請求書を、日本で最後に住んでいた場所を管轄する年金事務所、または街角の年金相談センターに提出します。 ※1 マイナンバーを登録している人は、添付書類の提出が不要になる場合があります。また、日本年金機構にマイナンバーの登録がなくても、年金請求書にマイナンバーを記入していれば、原則として戸籍謄本などの添付の必要はなくなります。   添付書類は受給権が発生した日以降に交付されたもので、なおかつ年金請求書の提出日が交付日から6ヶ月以内のものでなければなりません。 たとえば、2023年7月1日に年金の受給権が発生した場合、添付書類は2023年7月1日以降に交付されたものでなければなりません。   添付書類が受給権が発生した日以降に交付されていない場合、または年金請求書の提出日が交付日から6ヶ月を過ぎている場合は、年金の請求が認められない場合があります。 添付書類の有効期限については、日本年金機構のホームページで確認することができます。   ※2 年金請求書に金融機関の証明を添付することで、年金請求書の審査がスムーズになります。年金請求書に金融機関の証明を受けていれば、通帳もコピーも不要です。   金融機関の証明は、金融機関に申請することで取得することができます。証明書には、年金の受取口座の金融機関名、口座番号、口座名義人などが記載されます。   年金請求書の提出期限は、年金の受給年齢に到達した誕生日の前日です。期限までに年金請求書を提出しないと、年金を受け取ることができません。 また、年金請求書の提出時に、次の書類を提出する必要がある場合があります。 厚生年金に20年以上加入していて、配偶者あるいは18歳未満の子どもがいる人:世帯全員の住民票の写し、収入を証明できる書類など 厚生年金の加入期間が20年未満で、配偶者が厚生年金か共済に20年以上加入している人:配偶者の年金請求書   海外に移住した人が年金を受け取るためには、日本の年金事務所に年金請求書を提出する必要があります。 また、老齢年金を受け取る権利(受給権)は、受給開始年齢に到達することで発生しますが、自動的に受け取りが始まるわけではありません。ご自身で老齢年金を受け取るための手続き(年金請求書の提出)が必要です。 ※受給開始年齢は、生年月日と性別に応じて異なります。 ただし、社会保障協定に基づいて日本と協定を結んでいる国に移住した場合は、協定相手国にある機関に年金請求書を提出することもできます。 協定相手国で年金請求書を提出する際には、日本年金機構のホームページから必要書類を入手することができます。また、協定相手国の機関に連絡して、申請手続きについて確認してください。 協定相手国で年金請求書を提出するメリットは、日本に帰国しなくても年金請求書を提出できることです。また、協定相手国の機関が年金請求書の審査を行いますので、日本年金機構に申請するよりも手続きが簡単になる場合があります。 なお現在、協定相手国として協定を結んでいる国は23か国ありますが、ベトナムは協定相手国ではありませんので、こちらには該当しないためご注意ください。 参照元;日本年金機構   次に該当する場合、海外の社会保障制度に加え、日本の社会保障制度にも加入しなければならないことがあります。 日本国内で被用者として就労する方が海外に派遣される場合 日本国内で自営業者である方が海外で自営活動を行う場合 ※ベトナムで現地採用として働く場合、ワークパーミットを所持しますので、原則ベトナムの社会保険の加入が必須となります。 駐在員の方は、日本本社からの異動の場合ベトナムでの社会保険の義務はありませんので、就業している会社に確認が必要です。 基本的にはベトナムで就業する際には、ベトナムの社会保険に加入しながら、自身で日本の年金も支払う二重支払いが必要となります。 日本の年金に加入を希望される方は、次の任意加入の手続きの項目を確認してください。   海外に居住することになった方は、国民年金の強制加入被保険者ではなくなりますが、日本国籍の方であれば、国民年金に任意加入することができます。 『国民年金被保険者関係届書』と呼ばれる、任意加入の申込書を日本年金機構に提出する必要があります。 日本に住んでいる、もしくは住んでいた方は、その期間原則年金を納付していますので、基礎年金番号をすでに持っています。 そちらの番号の記入と住所などの情報を記載して提出するだけなので、手続きは簡単です◎ 提出書類は下記のリンクよりダウンロードが可能です☟ 国民年金被保険者関係届書(申出書) 任意加入の手続きは現在の居住状況により、手続き窓口が異なりますのでご注意ください。 基本的には日本に住んでいたことがある日本人の方は、お住まいの市区町村窓口もしくは年金事務所にて手続きとなります。 どのような方 手続き窓口 これから海外に転居する方 お住まいの市区町村窓口 現在海外に居住している方 日本国内における最後の住所地を管轄する年金事務所または市区町村窓口 日本国内に住所を有したことがない方 千代田年金事務所   保険料を納める方法は、国内にいる親や兄弟などが本人の代わりに納める方法と、日本国内に開設している預貯金口座から引き落とす方法があります。 また、任意加入被保険者であっても、将来受け取る年金額を増やすことができる付加保険料を納めることができます。 ...

ブログ一覧へ戻る