【ホーチミン/レストラン】現在注目を集める人気の日本人街 ファンビッチャンをご紹介!

【ホーチミン/レストラン】現在注目を集める人気の日本人街 ファンビッチャンをご紹介!

ホーチミン市のファンビッチャンは、ランドマーク81があるビンタイン区にあります。

ファンビッチャンはホーチミン1区のレタントンに次ぐ第2の日本人街として知られており、日本食レストランが多く集まるエリアでおしゃれな店構えの店舗会食向けの個室のある店舗が多いのが特徴です。

今回は、ファンビッチャンエリアでおすすめの日本食レストラン

個室

半個室

カウンター・テーブル席

ナイトスポット(Bar)

とシーンにあわせて一気にご紹介していきます!

 

ファンビッチャン(Pham Viet Chanh)とは?

ホーチミン1区からは車で10分程度でアクセスでき、1区とビンタイン区を結ぶティゲ橋(Cầu Thị Nghè)を渡ったところにあります。

ファンビッチャン通りを中心として日本食レストランが点在しており、歩いて散策するのもおすすめです。

周辺には「Vinhomes Golden River」や「City Garden」など外国人の方も多く住む大型コンドミニアムや、賃料が比較的安いサービスアパートメントも多数あり、中心区にアクセスしやすいことからファンビッチャンエリアに住む日本人も多くいます。

中心区の繫華街と比較すると落ち着いた雰囲気のあるエリアで「お酒を飲みながらゆったりと楽しみたい」という時におすすめです。

 

ファンビッチャンエリアのおすすめレストラン

ここからは、「ファンビッチャンエリアで会食におすすめの個室がある日本食レストラン」や「ファンビッチャンエリアでデートにおすすめのレストラン」などシーンに合わせたおすすめ日本食レストランを厳選しご紹介していきます!

 

個室がある日本食レストラン

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①SUSHI ZAKU 鮨処 作

洗練された雰囲気の中で本格的な寿司を楽しめるレストランで、カウンター8席と5名収容可能な個室があります。

100万ドン〜220万ドンのおまかせコースがメインですが、20時以降はアラカルトでの注文も可能です。

住所:78 Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh 70000

 

②Sushi Kiyota Omakase 寿司 きよ田

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カウンター席を中心にした落ち着いた雰囲気の店内が特徴で、刺身の鮮度やクオリティが定評のお店です。2階には個室席もあり、会食や記念日のディナーにおすすめです。

住所:53 Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

 ③Robata Sushi Kiyota omakase 炉端 寿司 きよ田

2023年10月にオープンした「寿司 きよ田」の姉妹店で、料理のコストパフォーマンスとクオリティが評判となっています。コース料理以外にも炉端焼きのアラカルトも楽しむことができます。雰囲気が良い個室もあり、会食にもおすすめです。

住所:40/24 Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

④Yakitori Tetsu【炭火焼鳥と旬のお魚TETSU】

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2024年5月にオープンした焼き鳥店。炭火焼の焼き鳥はもちろん、つまめるメニューや日本酒も豊富です。カウンター席とテーブル席、最大20名まで利用可能な落ち着いた個室を完備し、大人数での会食にもおすすめです。

住所:23A Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh 70000

 

⑤Shima Izakaya 源八船頭 GENPACHI SENDOU

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2024年4月にオープンした東京都内に5店舗展開する居酒屋です。カジュアルな雰囲気でカウンター席、テーブル席、個室があり家族連れの食事や会食にもおすすめです。

住所:58 Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

⑥和創(わそう)

1階はカウンター席、2階には4~10名の個室を完備しており、カジュアルで落ち着いた雰囲気で創作和食を楽しむことができます。ランチ営業も行っているため1人でも気軽に利用することができます。

住所:18 Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

⑦Restaurant 折衷

2023年9月にオープンした「和洋折衷」な日本食レストランで、和食だけでなく洋食や中華も味わえます。カウンター席やテーブル席、最大8席収容の個室があり、ランチ営業も行っているため気軽に利用することができます。

住所:40/1 Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

半個室がある日本食レストラン

①Koryori Nishi 小料理屋西

木目の和モダンスタイルの店内で上品な味付けの和食が楽しめます。カウンター席がメインで、店内には半個室もあります。

住所:31 Mê Linh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

②焼肉すみ美

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ランチ営業も行っている本格炭火焼肉店です。座席はテーブルのボックス席になっており、ゆったりと食事を楽しむことができます。リーズナブルな価格で美味しいと好評です。

住所:62 Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh 700000

 

③やきまる2号店

レタントンに1号店があり、2024年4月にオープンした2号店です。1階はテーブル席、2階は半個室のテーブル席になっており、日本式の焼肉を味わうことができます。

住所:48/4 Mê Linh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

カウンター・テーブル席の日本食レストラン

①Sushi Kappo kiyota omakase 寿司割烹きよ田

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「Sushi Kiyota Omakase 寿司 きよ田」の向かいにある店舗で、見た目にもこだわった寿司と割烹料理のおまかせコースが楽しめます。店内はカウンター席のみのため予約は必須です。

住所:14 Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh,

 

②五郎一 Goroichi

2024年にオープンした焼き鳥と水炊きのお店で、大分県に3店舗展開しています。早くも予約必須の人気店です。カウンター席とテーブル席があります。

住所:44 Mê Linh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh,

 

③YAKITORI HACHIBEI

ファンビッチャンでは言わずと知れた焼き鳥の有名店です。すぐ近くにできた2号店の「Hachibei The Penthouse」では、カウンター席とテーブル席からホーチミンの夜景が一望できると人気になっています。デートや記念日などにもおすすめです。

住所:83 Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

④鶏笑 2号店

昭和レトロな空間の居酒屋で焼き鳥や寿司、焼きそばなどを気軽に味わえ、カウンター席とテーブル席があります。レタントンにもお店があります。

住所:48/17 Mê Linh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

⑤居酒屋 源(Izakaya Minamoto)

九州居酒屋料理をリーズナブルに楽しむことができると好評です。カウンター席とテーブル席があり、デリバリーサービスの「Capichi」からカレーライスをデリバリーすることもできます。

住所:23 Nguyễn Công Trứ, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

⑥ムテキ (広島お好み焼き・鉄板焼き)

本格的な広島風お好み焼きが食べられるお店として有名です。サイドメニューも豊富にあり、居酒屋として利用するのもおすすめです。テーブル席がメインでカウンター席もあり、ランチ営業もあるため1人でも気軽に利用できます。

住所:88 Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

⑦KYOICHI ramen&teppanyaki

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ラーメンと鉄板焼きが楽しめるお店でラーメンの種類は醬油ラーメンからまぜそばまで種類が豊富です。カウンター席とテーブル席があり、ランチ営業も行っています。

住所:34 Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

⑧Horumon Yamibancho ホルモン闇番長

ベトナムではなかなか見かけないホルモン焼き専門の焼肉店です。テーブル席で七輪を使ってホルモンを楽しむことができます。

住所:40/19 Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

⑨AOYAMA あおやま Japanese restaurant

日本人シェフが作るイタリアンレストランで、炭火やわさびといった和風テイストも取り入れており、その味は在住者の間でも好評です。2階にはゆったりと座れるテーブル席があり、ランチ営業もしているためデートやファミリーでの食事にもおすすめです。

住所:1H Mê Linh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh 70000

 

ナイトスポット(Bar)

①Snack Bar Momoko

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「Horumon Yamibancho ホルモン闇番長」の店内にある階段を上がって3階にある日本人が経営するレトロな雰囲気が魅力的なスナックです。タイミングが良ければ、ホーチミン市を中心に活躍されている三上ナミさんの歌声を聴くこともできるかもしれません!

住所:40/19 Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

②Maya Cut & Drink

ファンビッチャンで新しくオープンした日本語対応可能な理容店&バー、昼は理容店・マッサージ、夜はバーが楽しめるとあって癒されること間違いありませんね。

住所:14/26 Đ. Trần Quang Long, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh 72300

 

③Bar W

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日本人マスターの経営するオーセンティックバー。静かな雰囲気で、本格的なカクテルが楽しめると人気です。もう少し飲みたいという時にいかがでしょうか?

住所:19 Nguyễn Công Trứ, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

④FUJIYAMA FOOD & BAR

日本人オーナーシェフのいるバーで、カラオケも楽しむことができます。食事の美味さにも定評があるため、食べながら飲みたいという人にもおすすめです。

住所:76e Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

日本人オーナーが経営する日本酒立ち飲みバー。ホーチミンで一番日本酒が多いと言っても過言ではない品揃えで、日本酒にあうおつまみも用意されています。日本酒好きにはたまらない空間です。

住所:40/28 Phạm Viết Chánh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh

 

ファンビッチャンエリアの注意点は?

①事前の予約がおすすめ

ファンビッチャンの日本食レストランは人気があり、特に週末や祝日には混雑することが多くなっています。少人数であっても事前の予約をした方が無難です。

Facebookのメッセージでお店に連絡を取ることもできますが、電話での予約が早く、おすすめです。

 

②夜の営業がメイン

ファンビッチャンエリアにある日本食レストランは一部ランチ営業も行っていますが、多くが夜からの営業になっています。

昼間はベトナムらしいローカルな雰囲気を感じられ、夕方以降は外国人向けのレストランが開店しエリア全体に活気がでてきます。

 

まとめ

今回はホーチミン・ファンビッチャンエリアにある日本食レストランをご紹介しました。

ファンビッチャンでは、おしゃれで落ち着いた雰囲気のある日本食レストランが多く集まっています

現地の食材を活かしながら、日本本来の味をしっかりと守っているレストランが多く、クオリティの高い料理を堪能でき「日本で食べるよりもリーズナブルで美味しい!」と思うものがたくさんあります

ぜひ、ファンビッチャンを訪れてみてくださいね。この記事が、ベトナムでの暮らしの役に立ちましたら幸いです。

HRnavi べとわーく編集部

執筆者HRnavi べとわーく編集部

べとわーくを運営するHRnaviは、創業15年、ベトナムで唯一日系企業に特化したローカル人材会社です。また、べとわーく編集部は、ベトナム在住歴10年以上のメンバーを中心に構成しています。ベトナムにおけるお仕事、生活情報など、在住歴が長い人しかわからないようなコアな情報をお届けします。

有料職業紹介事業者の登録番号:No. 21862/SLĐTBXH-GP(更新日:2020年8月10日)

ベトナム情報週刊コラム

ベトナムドンの将来性
2025.10.17
ベトナムドンの将来性
外国為替市場は、世界最大の金融市場であり、毎日、数兆ドルの取引が行われています。外国為替市場は、各国の経済状況や政治情勢など、様々な要因によって影響を受けますが、近年では、デジタル化や規制緩和などの動きも見られ、今後もますます拡大していくと予想されています。 その中でもベトナムドンは、国際的に見てまだまだマイナー通貨であるため、情報が少ないです。 インターネットやスマートフォンの普及により、旅行や外国為替取引がより容易になりましたが、旅行に行こうにも、仕事で行こうにも現地通貨の情報が少ないのは不安ですよね。 そこで、本記事ではベトナムドンの将来性や特徴についてご紹介していきます。   いかにも危険そうに聞こえますが、結果として世界中がベトナムドンに注目する良い機会になりました。 1993年から2011年まで、19年連続で貿易赤字を計上していたベトナム。しかし、2016年以降は、6年連続で貿易黒字を計上しています。これは、ベトナム経済が成長し、輸出が拡大したことによるものです。 著しい成長が目立ったのか、2020年12月、米国財務省はベトナムを為替操作国に指定しました。 これは、ベトナム政府が通貨ドンを不当に安く評価し、米国の輸出を不利にしていると判断したためです。しかし、ベトナム政府は、為替介入は為替レートを安定させるための措置であり、米国の貿易赤字とは無関係であると米国の指摘は根拠がないと反論しました。 よって、2021年4月、米国財務省は、ベトナムが為替介入を実施しているという証拠は不十分であると判断し、ベトナムを為替操作国から除外しました。 そして、米国は引き続きベトナムを監視し、双方の意見交換を継続していく方針を示したものの、最終的に2021年12月、ベトナムには為替操作国に該当しないという評価を下しました。 ベトナムが為替操作国から除外されたことで、ベトナムへの内、外需からの投資が活発化することが期待されています。   米ドルの動きを見れば、ベトナムドンの動きも予想することができると言われるように米ドルと強い結びつきのあるベトナムドン。 ベトナムドンの発行量は、2023年6月現在で約1,110兆ドン(約5兆円)です。ベトナムドンの対米ドル為替レートは、2023年6月現在で約23,000ドン/ドルです。 米ドルが円高になった場合、ベトナムドンは円に対して下がる傾向があります。これは、米ドルの価値が上がると、ベトナムドンの価値が相対的に下がるためです。逆に、米ドルが円安になった場合、ベトナムドンは円に対して上がる傾向があります。 事実上(※1)ドルペッグ制と(※2)管理フロートを採用しているベトナム。そのため、ベトナムドンは米ドルの動きとほぼ連動しています。 米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの加速を背景に、2022年より下落傾向となっているが、FRBは、インフレを抑制するため、利上げを継続しており、これは、ドルの価値を高め、ベトナムドンの価値を下げる要因となっていました。 (※1) ドルペッグ制   ドルペッグ制とは、自国の通貨を米ドルに固定する為替相場制度です。ベトナムは、1978年にドルペッグ制を導入し、現在も継続しています。 為替相場の急激な変動を心配する必要がなくなるので、これは、企業の輸出入や投資活動にとって、非常に重要です。 ベトナム経済の発展に重要な役割を果たしているドルペッグ制は、為替相場の安定を図り、ベトナムの輸出入を拡大し、経済成長を促進しました。   (※2) 管理フロート   管理フロートは、為替相場を決定するための制度の一つで、自国の通貨の変動幅を固定し、その幅の範囲内で各国通貨が自由に取引される制度です。 通貨の変動幅は、ベトナム中央銀行によって管理されます。 こちらも、為替相場の急激な変動を防ぐため、また、自国の経済を安定させるために採用されています。 ベトナムでは、この制度により、ベトナムドンの大きな値動きを防ぐことができています。 ベトナムドンと日本円は日々変化していますが、これは日本円と米ドルの動きとほぼ同じです。 また、ベトナム政府は為替操作国から除外されたことを機に、為替政策の透明性を高め、為替市場の安定に努める方針です。 為替相場が安定していることは、企業の輸出入や投資活動にとっても非常に重要ですが、なによりベトナム国民の生活の安定につながります。   ベトナムドンの将来は、当然、ベトナムの経済成長と為替政策に左右されます。 ベトナムの経済成長は、近年堅調で、2021年のGDP成長率は7.5%と、世界平均の5.7%を上回りました。ベトナムの経済成長を支えているのは、以下の3つの要因が大きいです。 労働力人口の増加 輸出の拡大 外国投資の増加 ベトナムには、6,800万人以上の若い労働力人口がおり、この労働力人口の増加は、ベトナムの経済成長の原動力となっています。 また、ベトナムは、中国に次ぐ世界第2位の靴の輸出国であり、衣料品や電子機器などの輸出も拡大しています。さらに、ベトナムは、中国の台頭により、外国投資先として注目されています。 国際通貨基金(IMF)は、ベトナムの2022年のGDP成長率を6.5%、2023年のGDP成長率を7.0%と予測しています。ベトナムの経済成長が続くことで、ベトナムドンの価値も高まると期待されています。 ただし、ベトナムの経済成長には、いくつかの課題もあります。ベトナムのインフレ率は高く、2022年1月時点では6.4%となっています。インフレ率が高いと、ベトナムドンの価値が目減りする可能性があります。 また、ベトナムの財政赤字も懸念されています。ベトナムの財政赤字は、2021年にはGDPの4.7%に達しました。財政赤字が拡大すると、ベトナムドンの信頼性が低下し、価値が下落する可能性があります。 これらの課題はあるものの、ベトナムの経済成長は、急速に進んでおり、今後もその成長は続くと予想されています。そのため、ベトナムの経済成長は堅調であり、ベトナムドンの将来性も明るいと言えるでしょう。 この成長率は中国、インドに次ぐアジアで最も高い成長率です。この経済成長を支えているのは、製造業、観光業、農業などの分野です。製造業では、自動車、電子機器、衣料品などの生産が拡大しています。 観光業では、ベトナムの美しい自然や文化が観光客に人気を集めています。農業では、米、コーヒー、カシューナッツなどの生産が盛んです。 上記の通り、ベトナムの経済成長は堅調であり、やはり、ベトナムドンの将来性も明るいと言って良いでしょう。   生活に欠かせない食費について紹介します。ローカルのスーパーマーケットで購入できる、食品の価格相場です。こちらが現在のレートで計算した商品の価格相場です。 商品 価格相場 (VND) 価格相場 (JPY) ミネラルウォーター (500ml) 5,000 30 ジュース (500ml) 10,000 61 牛乳 (1L) 20,000 122 卵 ...
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自分の育った国でも案外と知らない「歴史と経済」 歴史と経済は、無縁なようで私たちの生活に密接に関係しています。経済は、歴史の中でどのように変化し、経済は、歴史にどのような影響を与えてきたのでしょうか? 私たちの生活は「歴史」、つまりは過去の出来事によって形作られています。 歴史は主に国家や文明など人間の社会を対象とする文章や記録、その出来事のことで、例えば、私たちが使っている言葉や文化、法律、制度なども、すべて過去の出来事によって生まれてきました。 そして「経済」とは、物やサービスの生産、流通、消費などの総称です。経済も私たちの生活に密接に関わっており、経済の仕組みを理解することは、私たちの生活を豊かにする上で重要です。 このブログでは、難しくて敬遠しがちな歴史や経済を基礎から解説することで、ベトナムの歴史への理解を深め、経済の動向を把握するお手伝いができれば幸いです。   ベトナムの歴史は、約4000年の歴史があると言われており、ベトナム人の祖先は、紀元前2000年頃に中国からベトナムに移住して来たそうです。 紀元前1世紀に成立した紅河文明は、ベトナム北部に栄えた青銅器時代の文明で、中国の支配を長い間受けたこともあり、中国の黄河文明の影響を強く受けていました。 紅河文明の衰退後、ベトナムには、漢、唐、宋、元、明、清などの中国王朝が侵攻し、ベトナムは中国の属国となりました。 しかし、ベトナム人は中国の支配に抵抗し、1428年には、黎朝を建国して独立を果たし、その後、ベトナムは多くの王朝が続くことになります。 黎朝(れいちょう)とはベトナムの王朝の一つ。 前黎朝と後黎朝とがあるが、一般に後者をさす。 1428年、黎利が明の支配を脱して建てた王朝で、ハノイを首都とし、国号を大越とした。 1527年、臣の莫登庸によって王位を奪われ、1533年復興したが、以後ハノイの鄭氏とユエの阮氏との抗争を経て、1789年西山党の阮氏によって滅ぼされた。  ※参考文献;goo辞書 黎朝は、ベトナム文化の黄金期を築き、ベトナム語の文字であるチュノムや、書道を確立させて行きます。ベトナムで有名なアオザイもこの頃から発展したと言われています。 アオザイとは、ベトナムの伝統衣装です。中国のチャイナドレスから派生した通常、シルクや綿などの生地で作られる膝丈のワンピースです。 ベトナムの文化と伝統を象徴する衣装として、ベトナムの女性の間で人気があり、日常生活やフォーマルな場面でも着用されています。 いくつかの種類がありますが、最も一般的な種類のアオザイは、単色の布で作られたアオザイです。また、花柄や模様の入ったアオザイもあります。 そしてベトナム王朝は、1800年代後半、フランスがスペインと共にベトナムへの攻撃を開始し、占領しを植民地化したことにより幕を閉じます。 その後は、ベトナム史上最も悲しい出来事が起こります。 そう、ベトナム戦争です。   ベトナム戦争は、1954年から1975年まで続いた戦争です。 フランスの植民地時代から独立を勝ち取ろうと戦っていたベトナム北部と、アメリカの支援を受けたベトナム南部との間で戦われました。ベトナム戦争は、アメリカにとってもベトナムにとっても大規模な死傷者を出した戦争であり、その影響は現在まで続いています。 ベトナム戦争のきっかけは、1954年にインドシナ戦争でフランスが敗北したことだと言われています。 ベトナム建国の父と呼ばれ、現在までベトナム国民に愛されているホーチミンさんの活躍があって、ベトナム独立が叶いました。 フランスがベトナムを去った後は、北ベトナムと南ベトナムでは共産主義を掲げる北ベトナムと、反共主義を掲げる南ベトナムとの間で対立が深まりました。 アメリカは、ベトナム南部が共産主義化されるのを防ぐために、南ベトナム政府を支援しました。 ベトナム戦争は、1965年にアメリカ軍が本格的に参戦したことで激化し、アメリカ軍は、北ベトナムへの空爆や南ベトナム軍への地上支援を行いました。しかし、ベトナム戦争は泥沼化し、アメリカ軍の死傷者も増加していきます。 1968年には、ベトナム共産党が南ベトナム全土で大規模な攻勢をかける「テト攻勢」が行われました。この攻勢は失敗に終わりましたが、アメリカ国内でベトナム戦争に対する反対運動が広がっていきました。 1973年、アメリカはベトナムから撤退しました。しかし、ベトナム戦争はその後も続けられ、1975年にベトナム共産党が南ベトナムを制圧して戦争は終結しました。 ベトナム戦争は、アメリカにとってもベトナムにとっても大規模な死傷者を出した戦争です。アメリカ軍の死傷者は約58,000人、ベトナム人の死傷者は約300万人と推定されています。ベトナム戦争は、アメリカ国内に大きな反戦運動を引き起こし、アメリカの国際的地位にも影響を与えました。 20世紀の最も悲惨な戦争の一つであるベトナム戦争は、私たちに平和の尊さ、そして戦争の悲惨さを今もなお教えてくれています。   ドイモイ政策(ベトナム語:Đổi Mới)は、1986年にベトナム共産党が打ち出した経済改革政策です。 社会思想において新方向への転換を目指すものにあたるので、直訳すれば「新しい物に換える」となります。日本語では日本語では「刷新」や「改革」と訳されます。 ドイモイ政策以前のベトナムは、ソ連型の計画経済を採用していましたが計画経済は効率が悪く、経済成長が停滞していました。そのため、ベトナム共産党は、ドイモイ政策を打ち出し、市場経済への移行を開始しました。 ドイモイ政策の主要な内容は、次のとおりです。 農業生産の自由化 農業分野における規制を緩和し、自由な競争を促進することです。これにより、農業生産の効率化が図られ、農業価格の低下が期待できます。 企業の民営化 政府が所有する企業を民間に売却したり新たに法人を設立することです。企業の経営効率化が図られ、経済成長につながることが期待できます。 外国投資の受け入れ 外国からの投資を呼び込むことです。これにより、外国企業の技術やノウハウが導入され、経済成長につながることが期待できます。 インフラの整備 道路、鉄道、電力、水道などのインフラを整備することです。企業活動や生活の利便性が向上し、経済成長につながることが期待できます。 教育・医療の改善 教育水準や医療水準を向上させることです。これにより、労働力の質が向上し、経済成長につながることが期待できます。 ドイモイ政策は、ベトナムの経済成長に大きな効果をもたらしました。1986年以降、ベトナムの経済成長率は年平均7%で成長し、世界でも有数の経済成長国となりました。また、ドイモイ政策により、ベトナムの貧困率は大幅に減少しました。 1995年にASEANへの加盟を果たしたベトナム。国際社会への協調を強めヒト・カネ・モノの稼働がより自由になりました。 ベトナムの社会にも大きな変化をもたらし、市場経済の導入により、人々の生活水準は向上し、自由な経済活動が活発になりました。また、ベトナムは国際社会に積極的に参加し、国際的な地位を高めています。 ドイモイ政策は、ベトナムにとって大きな成功を収めた経済改革政策です。ドイモイ政策により、ベトナムは経済成長と貧困削減を達成し、国際社会で重要な役割を果たす国へと成長しています。   ベトナム経済は、インフレや金利上昇、世界経済の減速などの逆風にもかかわらず、堅調に推移しています。 特に、海外から高度な人材・技術・豊富な資金を呼び込む対内直接投資は堅調に推移しており、工業部門や建設部門の生産を下支えしています。 自動車販売台数は大きく鈍化するなど金利上昇が足かせとなっている動きもみられますが、農林漁業関連も大きく底入れの動きを強めており、生産全体は上向きです。 また、国境再開を追い風に外国人観光客数は増加しており、観光関連や小売関連を中心にサービス業の生産が再開し、業界としても上向きな傾向です。 インフレや金利上昇、世界経済の減速などの影響はあるものの、ベトナム経済は、コロナ禍の影響を完全に克服し、勢いを取り戻しています。 実質GDPの水準は、コロナ禍の影響が及ぶ直前の2019年末時点と比較して15.6%上回っており、昨年通年の経済成長率は8.02%と1997年(8.15%)以来の高い伸びを記録しました。 これは、ベトナム政府の経済政策が功を奏していることを示しています。世界経済の動向や原油価格など、不透明な要因が多く、予断を許さない状況ではありますが、ベトナム経済は、今後も成長を続ける可能性が高いと考えられます。   ベトナムではもともと外国人による不動産購入が認められていませんでしたが2015年7月1日、ベトナムの不動産事業法および改正住宅法施行されビザを所有したすべての外国人による不動産の所有が可能になりました。 今までの法律では一定の条件を満たした外国人しか購入ができず、所有期間は50年間、居住目的のみ購入が可能でしたが、改正法では賃貸目的での購入をみとめ、所有の期間も50年間と延長アリに緩和されました。 ただし、ベトナムでは不動産、土地に関する法律や制度はかなり複雑であり、頻繁に変更される政策や運用、法の規定の修正を正確かつ適時に理解することは、簡単なことではありません。 ※「不動産事業法および改正住宅法」については専用の記事を掲載予定です。 こうしたベトナム不動産制度・規制の複雑さを回避するために多くの日本人含む外国人投資家や個人や投資家の中には知り合いや共通の友人を介しベトナム人の名義を借りて不動産を購入するなどの方法で、不動産投資をするケースも見受けられます。 名義借しによる不動産投資は、トラブルを誘発し、結果として不動産投資が失敗に終わるケースも多いので、十分に留意してください。 この改正法は、有効な手段の一つで、結果的に多くの日本人含む外国人投資家を呼び込み海外資本が流れ込み、経済が動き出したのも事実です。ベトナム経済の大幅な底上げを図りました。 ...
ベトナムでの最適なSIMカード購入方法
2025.10.15
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海外に行く時に何よりも手放せないものは、”携帯電話”ではないでしょうか…? ガイドブック片手に右往左往しながら知らない土地を歩くのも一興ですが、今となっては地図を見るのも、レストランを探すのも、レートの計算をするのも、翻訳するのも、なにもかもスマートフォン一つで済んでしまう便利な世の中になりました。 言葉も通じない異国の地で、なによりも味方になってくれる携帯電話。 ベトナムは日本よりも街中でwifiが使える環境が整っておりますが、不安な方が多いと思います。実際に旅行で来越した友人や日本から移住してきた筆者の知り合いにも、100%聞かれるのがベトナムのネット環境についてでした。 そこで、この記事ではベトナム到着後スムーズかつ、お得にSIMカードを購入するための情報をお届けします。   ベトナムに着いてから、『現地のSIMカードが使えない!』なんてことにならないよう、日本で購入したスマホは日本でSIMロックの解除をする必要があります。 SIMロックとは…?📱 SIM ロックとは、特定の携帯電話会社と契約を結んだ際にその会社の回線のみを利用できるようにするため、ロックをかけることです。 例えば、A 社の SIM ロックがかかっている場合は、B 社の SIM カードを差し込んでもを通話やデータ通信ができません。 そのため海外渡航時に現地の通信事業者の SIM カードを利用することが不可能です。 日本の大手キャリアと契約を結び、SIMロックがかかったスマホをお持ちの方は、渡航前にそのキャリアの店舗に行きSIMロック解除の手続きをする必要があります。 日本の大手キャリアのSIMロック解除方法は下記のリンクより確認してみてください◎ ①docomo ②au ③Softbank   渡航前の準備が済んだら、気になるのは現地のインターネット事情ですよね。 実はベトナムは、超インターネット大国! 街中のカフェやレストランに入り、wifiがない店舗はないと言っても過言ではないくらい、至る所に無料wifiが完備されています。 筆者の生活圏内ではカフェ、レストラン、習い事のセンター内、ネイルショップ、などほぼ全てにあるので、自身が契約しているデータを使用するのは街中でマップを見る時くらいです。 そのため1か月で使用する契約しているSIMのデータ使用量は2G程度です。常にスマホが手放せないベトナム人の友人たちも3~5G/月を契約を使用し、wifiを使用していることがほとんどです。 ただ、ベトナムのwifiはスピードが遅かったり、混雑状況によってスムーズに使用できないときもあるので、少し多めのデータ量を購入しておく方がいざという時に安心です。   ここではベトナムの大手通信会社3選をお伝えします。 日本で代表される大手通信会社といえばdocomo・au・Softabankなどがあげられますが、ベトナムではこれから紹介する三つの会社で、実に全体の通信会社のシェアの90%を締めています。   ※画像参照元:Viettel Telecom FACEBOOK Viettelは国防省が所有・運営している国営企業で国内シェアNo.1の会社です。基地局が最も多いViettelは、郊外などに行っても通信が最も安定しているキャリアの一つとなっています。 筆者のプライベート携帯はViettelを使用していますが、様々なプランがあり、スマホのアプリから簡単にプラン変更や料金のチャージもできて便利です。   画像参照元:mobifone FACEBOOK 画像にもある通り、mobifoneは今年創業30周年を誇る、ハノイの情報通信省傘下の通信会社です。3社の中でも最も老舗のmobifoneは、Viettelの次に高いシェアを持っています。 筆者が会社で使用しているSIMはmobifoneですが、Viettel同様通信状況も問題なくアプリを使用してチャージやプラン変更が可能です。   ※画像参照元:vinaphone FACEBOOK vinaphoneは3番目にシェアを誇る通信会社で、ベトナム郵電公社傘下の会社です。シェアは大手3社の中で見ると3番手ですが、最も早く5Gの導入を試みた会社でもあり今後のさらなる躍進が期待されます。 2021年に3200人のハノイとホーチミン在住の方にアンケートを取った結果、mobifoneはネットワークのサービス品質を最も高く評価され、コストと安全性やセキュリティ面ではViettelが最も高い評価となりました。 ※参照元:SOCIALIST REPUBLIC OF VIET NAM Government News   次に、短期でベトナムに渡航した際の携帯電話の使用方法を3つ紹介します。それぞれのメリット/デメリットを確認して、自分のスタイルに合った方法を選んでください。 旅行や出張のために短期滞在で来る方には、ポケットwifiを日本でレンタルするという方法があります。 1日あたりの使用上限によって料金が異なりますが、300~2000円/日が標準的な料金となっています。『ベトナムに着いたらすぐにインターネットが使用できる状態にしたい!』『面倒なやりとりを現地でしたくない!』という方には日本側でレンタルしていけるポケットwifiのレンタルは便利ですよね。 ≪メリット≫ 到着後すぐにインターネットが使用できる SIMロックが罹った状態でも使用できる 現地でのやり取りが不要なので英語やベトナム語ができなくても安心 ≪デメリット≫ 常に端末を持ち歩かなければいけない 端末の充電がなくなったら使用できない 料金がかさむ可能性が高い ...

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