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2024.12.30

ベトナムで免許を取得する方法と運転するときの注意点とは?

ベトナムで免許を取得する方法と運転するときの注意点とは?
ベトナム生活情報、お役立ち情報

ベトナムで車を運転するには、免許の取得または切り替えが欠かせません。 しかし、それだけでは十分ではなく、独特な交通事情や法律への理解が求められます。 この記事では、ベトナムで運転を始めるための具体的な方法から注意点まで、分かりやすく解説します。 ベトナムについてから焦らないように、必要な情報をしっかり押さえておきましょう。 ベトナムで車を運転するには、まずベトナムの運転免許を取得するか、日本の免許をベトナム用に切り替える必要があります。 また、日本の免許を持っているだけでは利用できませんので注意してください。 ここからは、新しくベトナムで免許を取る方法と、日本の免許をベトナム用に切り替える手続きについて、見ていきましょう。 もしベトナムで免許を一から取得するなら、最初に覚えておきたいのが「3カ月以上の滞在ビザ」が必要なことです。 免許の申請は、免許センターに直接申し込むか、代理業者を通じて行います。 どちらを選ぶにせよ、申し込み後は指定の病院で健康診断を受ける必要があります。 この診断結果は申請時に必須の書類ですので、忘れずに健康診断を受けましょう。   試験は学科と実技の2つに分かれていて、特に学科試験はすべてベトナム語で行われます。 内容は25問の選択式ですが、21問以上正解しないと合格できません。 非ネイティブの方には少しハードルが高く感じるかもしれませんが、事前に模擬試験を受けたり、ベトナム語を学びながら挑戦することで対策が可能です。 実技試験は、ベトナムの交通ルールに基づいた運転スキルを問われます。 試験に合格すれば、晴れてベトナムで運転ができるようになります。 日本の運転免許証をそのままベトナムで使うことはできません。 そのため、ベトナムで使用できる免許に切り替える手続きが必要です。 この手続きには、日本の免許証の翻訳と公証が欠かせません。 翻訳文を公証役場で正式に認証する作業があり、これには約3日かかります。   また、パスポートや滞在許可証の原本とコピー、カラーの顔写真も準備する必要があります。 提出する書類が不足していると受付を拒否されることがあるため、細部までしっかり確認しておくことが大切です。 必要な書類を揃えたら、それらを交通運輸局に提出します。 手続き自体は比較的スムーズに進むことが多く、申請から免許の発行までにはおおよそ5営業日かかります。 発行された免許を受け取る際に手数料を支払えば、手続きは完了です。 ベトナムでは、普通自動車免許(B1またはB2)を持っていても、二輪車の運転は法律で禁止されています。 自動車免許と二輪車免許は別々に扱われるため、自動車免許だけでは175cc以下の小型バイクや、それ以上の大型二輪車を運転はできません。 例えば、ベトナムで人気のHonda WaveやYamaha Siriusなどの一般的なバイクを運転する場合は、専用のA1免許が必要です。 二輪車を運転する予定がある場合は、必ず免許を取得しておきましょう。 一方、50cc以下の小型バイクに関しては、ベトナムの法律で無免許運転が認められています。 例えば、HondaのSuper Cub 50など、小型で取り回しの良いバイクが該当します。 ただし、交通量が多く運転マナーが異なるベトナムでは、たとえ50ccのバイクでも注意深い運転が必須。 ヘルメットの着用は法律で義務付けられており、万が一の事故に備えて任意保険に加入することも推奨されます。 運転免許にはさまざまな種類があり、ベトナムで取得や切り替えを行う際にも、その種類ごとに運転可能な車両や有効期間が異なります。 以下では、ベトナムで発行されている主な運転免許の種類について表にしましたので、切り替えたい運転免許はどの期間使えるのか確認してください。 種別 運転可能な車両 有効期間 A1 排気量50cc以上175cc未満の二輪車 無期限 A2  排気量175cc以上の二輪車、およびA1が運転可能な車両 無期限 A3 三輪車、およびA1が運転可能な車両 無期限 A4 荷重1,000kg以下の車両 10年 B1 非営業用で、定員9人以下・荷重3,500kg未満のトラックや車両 10年 B2 営業用で、定員9人以下・荷重3,500kg未満のトラックや車両、およびB1が運転可能な車両 10年 C 荷重3,500kg以上のトラックや車両、およびB1、B2が運転可能な車両 5年 D 定員10~30人以下の車両、およびB1、B2、Cが運転可能な車両 5年 E 定員31人以上の車両、およびB1、B2、C、Dが運転可能な車両 5年 引用:https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/Jp_Ryouji_Untenmenkyo.html ベトナムで運転する際は、日本と大きく異なる交通事情を理解することが重要です。 具体的なポイントを以下に整理しました。 ベトナムでは右側通行が採用されています。 日本の左側通行に慣れていると、最初はかなり戸惑うかもしれません。 例えば、左折をする際、日本の感覚では「狭く曲がる」動きになりますが、ベトナムでは「広く曲がる」動きが必要です。   また、車線変更をする際も、右後方の確認が欠かせません。 慣れるまでは慎重に運転するのが一番です。 ベトナムでは交差点や道路の幅も日本と異なり、右側通行に適応するまでには少し時間がかかるかもしれませんが、現地の交通の流れを観察しながら運転すると意外と早く慣れていくでしょう。 ベトナムの交通ルールは大きい車両が優先という考え方が基本です。 これは日本とは大きく異なり、歩行者やバイクよりもトラックやバスの方が優先されます。 例えば、市内では大型バスが頻繁に運行しており、急な停車や発進を行うことがあります。 そのため、大きな車両には道を譲る意識を持っておきましょう。 また、交差点では大型車両が信号を無視して進んでくることもあるため、慎重な運転を心がけましょう。 日本ではクラクションを使うのは緊急時だけですが、ベトナムでは全く違います。 クラクションは「ここにいます」「今通ります」といった自己主張の手段です。 そのため、街中ではクラクションの音が常に鳴り響いています。 例えば、狭い道で車やバイクがすれ違うとき、交差点で曲がるとき、小道から大通りに出るときなど、運転中にクラクションを鳴らす場面が多々あります。 最初はその頻度に驚くかもしれませんが、数日もすれば慣れるでしょう。 小道から出るときや、視界が悪い場所では積極的にクラクションを鳴らして、周囲に自分の存在を知らせることを忘れないようにしましょう。 ベトナムの交通事情は、自由奔放そのものです。 信号無視や逆走は日常茶飯事で、車線を無視して進むバイクや車も少なくありません。 例えば、交差点では青信号になっても、赤信号を無視して進む車やバイクが現れることがあります。 また、一方通行の道で逆走してくる車両に遭遇することもしばしば。   そのため、信号だけに頼らず、自分の目で四方を確認しながら運転する必要があります。 特に夕方や通勤ラッシュの時間帯は交通量が多くなり、無理な割り込みや強引な運転をする車両も増えるため、一層注意しましょう。 「ベトナムでは無免許で運転しても問題にならない」という話を耳にしたことはありませんか? 実際、観光客や短期滞在中の外国人が免許を持たずに車やバイクを運転しているケースは少なくありません。 その背景には、取り締まりが緩いと感じる場面や、免許取得のハードルの高さがあるのは確かです。 しかし、法律の観点から言えば、無免許運転は明確に禁止されています。 「見逃されることがある」と「合法」はまったく別物です。 ここからは、無免許運転がどのようなリスクを伴うのか、ベトナムの状況を交えながらお話しします。 「外国人だから無免許でも問題ない」といった噂が立つのは、いくつかの理由があります。 例えば、警察が無免許の外国人を取り締まる際に、言葉の壁が原因で対応が甘くなる場合があります。 意思疎通が難しいことから、「そのまま見逃してしまう」ということが起こるのです。 また、ベトナムでは地元の住民の中にも無免許で運転している人が少なくないため、外国人に対しても同様に厳しく取り締まらないケースもあります。   さらに、外国人がベトナムで運転免許を取得するには、長期滞在ビザや滞在許可証が必要です。 手続きが複雑で時間もかかるため、短期滞在者や旅行者が免許を取得せずに運転するのが現実的な選択肢になりがちです。 しかし、これは法律上「問題ない」ということではありません。 見逃される可能性があるからといって、無免許運転が許されているわけではないのです。 ベトナムでは、車の無免許運転は法律で厳しく禁じられています。 特に車の場合、必要な免許を持たずに運転する行為は重大な交通違反と見なされ、罰金やその他の処罰が科されるのです。 罰金額は、無免許運転が発覚した際に1,000万ドンから1,200万ドン(60,000円~73,000円)程度とされています。 さらに、無免許運転によって交通事故を引き起こした場合には、罰金だけでなく刑事罰が科されることもあります。 具体的には、重大な事故では3年以上10年以下の懲役刑が適用される可能性があります。 さらに、車が警察によって没収されるリスクもあり、一度没収されると、罰金が支払われるまで車を取り戻すことはできません。 もしレンタカーで運転していた場合、この没収が旅行や滞在計画に大きな影響を及ぼす可能性があります。   また、バイクの無免許運転も同様に取り締まりの対象です。 罰金額は、100万ドンから200万ドン(6,000円~12,000円)程度であり、車に比べるとはるかに安いです。 ただ、車と同様、警察によりバイクを没収される可能性もあります。 没収されたバイクは、罰金を支払うまで返却されませんので注意してください。 無免許運転をすることで被るリスクは罰金や罰則だけではありません。 万が一事故を起こした場合には、自動車保険が適用されず、治療費や修理費を全額自己負担しなければならなくなる可能性があります。 また、ベトナムの交通ルールに慣れていない状態で運転することは、自分だけでなく他の交通参加者にも危険を及ぼす結果になりかねません。 無免許運転が「許される」と思い込むのではなく、ベトナムの法律を正しく理解し、安全で快適な旅行や滞在を楽しむよう心がけましょう。 ベトナムでの運転には、免許の取得や切り替え、手続きの方法など、気になる点がたくさんあります。 ここでは、よくある疑問に分かりやすくお答えします。 ベトナムでは、日本の国際運転免許証使えません。 そのため、ベトナムでバイクや車を運転する場合は、現地で運転免許を取得する必要があります。 ただし、50cc以下のバイクについては免許が不要とされています。 例えば、短期間の滞在で50cc以下のバイクを利用する場合は、免許の取得手続きなしで運転が可能です。 しかし、バイクの利用が多いベトナムでは、175cc以下の二輪免許(A1免許)が主流であるため、運転予定の車両に応じた免許を準備するのが無難でしょう。 ベトナムで免許を取得する際には、代行業者を利用することも可能です。 特に四輪車や二輪車の免許を一から取得する場合は、必要書類の準備や手続きが煩雑なため、代行業者を活用するケースが一般的です。 ただし、手続きの一部、特に交通局での申請や免許の受け取りは本人が行う必要があります。 そのため、「すべてを代行業者に任せて、完全に手間を省く」というわけにはいきません。 また、以前は代行業者を通じて無期限の免許を取得できるメリットがありましたが、現在ではルールが厳格化され、その価値はやや薄れていると言えます。 それでも、現地の窓口対応や書類準備の手間を省きたい方にとっては、利用価値があるサービスと言えるでしょう。 免許の切り替えにかかる費用は、翻訳と公証の手続きで約100,000VNDが必要です。 この費用は運転免許証の翻訳文をベトナム公証役場で公証してもらう際にかかります。 また、免許証を受け取る際には、切り替え手続きの料金として約130,000VNDを支払います。 これらの費用は現金で支払う必要があるため、事前に十分な現金を用意しておくと安心です。 ベトナムで運転するには、免許の取得または切り替えが必要であり、これには手間と時間がかかります。 また、ベトナム特有の交通ルールや道路事情の理解も欠かせません。 準備を怠らず、現地のルールを守ることで、安全かつ快適な運転を楽しめます。 ベトナムでの運転に不安がある方は、手続きをしっかり確認し、現地の流れに馴染んでから運転をスタートさせてください。

2024.12.26

【ベトナム/ダナン】便利で安心!出張者向けおすすめ日系ホテルをご紹介!

【ベトナム/ダナン】便利で安心!出張者向けおすすめ日系ホテルをご紹介!
ベトナム生活情報、お役立ち情報

慣れない土地での海外出張・旅行で、唯一ゆっくり休める場となるホテル選びは非常に重要ですよね。 土地勘もなくどのエリアを選べばいいのかも分からない、できれば日本語で対応してくれるホテルがいい、バスタブが欲しい、などそれぞれこだわりの条件があると思います。 こちらの記事ではダナンのホテル選びのポイントと、お勧め日系ホテルを紹介していきます。 異国の地で不安なことと言えばやはり、言語ですよね。 出張でいらしゃる方の中にはベトナム語はもちろん、英語もあまり得意ではない…できれば日本語で対応してくれるところがいいという方も多いのではないでしょうか。 ダナンにも多くはありませんが日本語対応をしているホテルもあり、朝は日本の和定食が食べられるホテルもあります。 基本的には受付に日本語対応可能なベトナム人の方が常駐しているケースが多いですが、日本人の担当者がいるホテルもあります。 やはり海外といえばお風呂事情が気になるところではないでしょうか。 海外のホテルはシャワーのみのお部屋も多く、長旅で疲れた体を癒したい方にとっては重要なポイントですよね。 ベトナムでは湯舟に浸かる文化はないため、五つ星ホテルでもバスタブなしのお部屋も多くあります。 しかし日本からの出張や旅行者が多いこともあり、日系ホテルではバスタブや大浴場、その他サウナまで備え付けているホテルまであります! この後のホテル紹介の項目で大浴場付きホテルも出てくるので、要チェックです◎ そして立地です。ダナン在住者はダナンの中心を流れるハン川を境目に、「シティエリア」と「ビーチエリア」と分けて言ったりします。 ダナンは他都市と比べて渋滞などはあまりなく、空港から市街地までも近いことが特徴です。 オフィスや目的地から近いホテルに宿泊しても良いですし、ビーチエリアで少し観光気分も味わう滞在もおすすめです。   ダナンで日系ホテルと言えば言わずと知れた、ルートイングループのグランヴィリオです。※シティエリアとビーチエリアにあり ダナンの比較的中心エリアに位置しており、空港からは車で約10分です。観光にはもちろん、ビジネスにも利用しやすいです。 館内には日系焼肉レストランとCAFE&BARが併設しており、近くにミニマートなどもあります。 館内には大浴場やサウナがついているため、足を伸ばして大きなお風呂でのんびりできるので嬉しいですね。 お手洗いにも日本式のウォシュレット、日本のテレビも多数観れるなど、日本のビジネスホテルと変わらない過ごし方ができます。 出典:東屋ホテル公式HPより   ベトナムの日系ホテルの代表といえば東屋ホテルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 東屋ホテルの魅力と言えばなんといっても屋上に露天風呂・サウナ付ということ!ベトナムで露天風呂に入れるなんて、出張疲れも癒されますね。 露天風呂は月~金:6時~9時&17時~22:15時 、土日:7時〜10時&17時~22:15時までと長く楽しめるので、朝風呂も可能です。 宿泊しなくてもビジターの方も150,000VND~で利用できるので、在住者の方も休日に東屋の露天風呂を利用する方も多々いらっしゃいます。 ※ダナンの東家の露天風呂は基本的に男性のみの利用となります。月~金の午前9:15時〜午後4時まで(最終予約・入場は午後3時)の時間のみ、別料金にて貸切(女性の利用も)可能です。 その他日本語のテレビも観ることができ、朝は和食を中心とした定食が楽しむことができます。   先にご紹介した「グランヴィリオシティ」と同じく、ルートイングループのリゾートホテルです。 立地はダナンとホイアンの中間地点となりますが、安心の日本人スタッフ常駐で、こちらにも大浴場やサウナがあります。 コロナの収束と共にダナン・ホイアンのリゾートホテルの料金は上がっていますが、その中でも比較的安価で宿泊できる五つ星リゾートホテルです。 朝食は、日本食の「美蔵」、ベトナム・アジア料理中心のビュッフェ「アジアンダイニング」、アメリカンブレックファーストなど洋食が楽しめる「ココナッツビーチ」、3つのレストランから選ぶことができます。事前予約制ではないので、当日の朝の気分で選べるのも嬉しいポイント。 お部屋も客室タイプとヴィラタイプがあり、予算や目的に合わせて選ぶことができます。 周辺にはミニマートやレストランがありませんが、館内の充実した施設のほか、「グランヴィリオシティ」「ホイアン旧市街」「ロッテマート」への無料シャトルバスも運行しています。 広いプールやレストランも複数あり、お部屋も広いためゆったりステイしたい方は必見です。 仕事でも旅行でも利用しやすく、安心の日系ホテルのため企業の報奨旅行や家族旅行でも利用している方も多いようです。   ダナン空港から北西方向(フエ方面)に車で約20分程のダナン湾沿いにある日系ホテルです。 日の出ヴィラ棟、三日月ホテル棟、ビーチサイドの波レストラン、ウォーターパーク365(屋内/屋外)の4つからなる複合リゾートで、館内至るところに和の要素を感じることができます。 お部屋は全室バルコニーにバスタブ併設のため、露天風呂の雰囲気が楽しめます。 その他22階建てホテルの最上階の温水プール、またウォーターパーク365施設内に一年中営業している屋内温水プールと大浴場があります。 朝食ビュッフェは和食はもちろん、ベトナム料理、韓国料理、中華、洋食など品数が豊富です。 ホテル周辺はまだ開発地域ですが、館内にオールデイダイニングレストランと和食レストラン、インフィニティプール、スパ、ジム、ミニショップがあるので、のんびりホテルで過ごしたい方におすすめです。   ダナンの海沿いと川沿いの中間にある閑静な住宅街・グリーンアイランドに佇む日系リゾートです。 こちらの魅力は「Shangrila Spa&Onsen(シャングリラスパ&温泉)」。 カインホアの天然塩を使用した男女別の日本式露天風呂には、スチームサウナ、ドライサウナ、水風呂が完備されています。 ビジターの方も350,000VND~で利用できるので、在住者の男女サウナー方もこちらの露天風呂を利用する方も多々いらっしゃいます。 滞在中の食事やドリンク、スパトリートメントが宿泊代金に総て含まれている「オールインクルーシブプラン」の他、お部屋も客室タイプとヴィラタイプがあるので、予算や目的に合わせて選んでみてくださいね。 朝食は和食の他、ベトナム料理やアジア料理、洋食のビュッフェが楽しめます。 館内にはハン川沿いのインフィニティプールも併設されており、早朝はヨガクラスも行っています。 こちらの記事では出張・旅行時におすすめのダナンの日系ホテル5選をご紹介しました。 初めてのダナンでも、少しでも羽を伸ばして、快適な宿泊ができる空間をお伝えできていれば嬉しい限りです。 日系ならではの行き届いたサービスや設備で、お仕事の中でも現地を楽しんで、ダナンの魅力を探してみてくださいね。

2024.12.23

ベトナムでペットを飼いたい方必見! 動物病院・ホテル・ペットショップについて解説

ベトナムでペットを飼いたい方必見! 動物病院・ホテル・ペットショップについて解説
ベトナム生活情報、お役立ち情報

ベトナムでの生活をより楽しいものにしたいなら、ペットを迎えるのはいかがでしょうか? ハノイやホーチミンなどの都市部を中心にペット文化が広がっており、ペットショップや動物保護団体、Facebookグループなど、ペットを迎える方法も多様化しています。 一方で、健康管理や飼育環境の整備、さらには帰国時の手続きなど、注意すべき点も少なくありません。 この記事では、ペットを飼うための準備や利用できるサービス、注意点を詳しくご紹介します。 ベトナムでペットと一緒に生活したい方必見の内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。 ベトナムでは、経済の発展とともにペットを飼う文化が広がり、犬や猫を家族の一員として迎える家庭が増えています。 特に都市部では、ペットフードやケア用品を扱うショップが増加し、ペットを愛する人々のコミュニティも活発化しているようです。 その一方で、ペットを取り巻く課題も浮き彫りになっており、健康管理や予防接種の重要性がますます高まっています。 ここ数年、ベトナムではペットの飼育頭数が急増しています。 農業農村開発省の調査によると、国内で飼われている犬の数は750万頭以上、約490万世帯でペットが飼育されています。 出典:https://nhachannuoi.vn/ca-nuoc-co-5-trieu-ho-nuoi-cho-meo-voi-75-trieu-con/ 特に、ゲアン省やハノイ市、タインホア省では多くの家庭が犬を飼い、地域全体で数十万頭の規模に達しています。 ただし、このようなペットブームの一方で、地方の一部地域では依然として飼育頭数が少ない状況です。 ペット文化の広がりには地域差があり、都市部と地方の間で経済状況や飼育環境に違いが見られます。 ベトナムのペットフード市場もここ数年で急成長しています。 2023年にはその市場規模が7,312万米ドル(約11億円)に達したというデータもあります。 出典:https://www.statista.com/outlook/cmo/food/pet-food/vietnam#revenue 従来は人間の残り物を与える家庭が主流でしたが、近年では専用のペットフードを選ぶ飼い主が増えてきました。 そして、この流れはペットフードだけでなく、他のペット用品にも波及しています。 アパレル用品やおもちゃ、ペット用のサプリメントまで、ペットの家族化が進む中で、飼い主さんたちはどんどんペット用品にこだわるようになっています。 ベトナムでペットを迎えたいと考えたときには、ペットショップで購入する、オンラインコミュニティを利用して直接購入する、動物保護団体から譲り受けるなど、さまざまな方法があります。 それぞれの特徴やポイントを見ていきましょう。 ベトナムではペットショップが都市部を中心に増えており、手軽に利用できます。 特に人気のあるペットショップがAZPETです。 AZPETでは、健康で可愛い犬や猫を提供しており、365日保証制度や7日間の返金も用意されています。 ホームページで欲しい種類のペットを探せるだけでなく、写真で毛並みを確認できるのもおすすめポイント。 また、ペットフードやアクセサリー、スパ&グルーミングなど、飼い主にとって便利なサービスが揃っているため、初めてペットを飼う方にも安心です。 ベトナムでは、ウェブサイト上での取引より、Facebookを利用したペット取引が盛んです。 多くのブリーダーや個人がFacebookグループやマーケットプレイスにペットを出品しており、興味のある投稿に直接メッセージを送ることで取引を進められます。 また、ベトナム版メルカリとも言える「Chợ Tốt」も活用されています。 ただし、こうしたオンラインプラットフォームを利用する場合、ペットの健康状態や飼育環境を事前に確認することがとても重要です。 直接会って取引できる場合は、ペットの状態を自分の目で確かめることをおすすめします。 また、ベトナム語でのやり取りが必要になることが多いため、翻訳ツールを活用するなどの工夫が必須です。 最近では、動物保護団体を通じてペットを迎えるという選択肢も注目を集めています。 特に「A.R.C. Vietnam (Animal Rescue & Care)」は、ホーチミン市を拠点とする動物保護団体です。 この団体では、保護された動物たちが健康であるかどうかの確認を徹底しており、里親希望者には飼育環境のチェックや譲渡手続きが求められます。 「A.R.C. Vietnam」のFacebookページでは、譲渡可能な動物の情報が随時更新されており、興味がある場合はメッセージを送れます。 ペットを飼う際には、急な用事や旅行、ペットの健康管理のために利用できるサービスを把握しておくことが大切です。 特にペットホテルと動物病院、ペット用品店は、欠かせない存在です。 それぞれの利用方法やポイントを詳しく見ていきましょう。 出張や帰省、テト(旧正月)休暇の旅行などで長期間家を空ける際、ペットホテルは非常に便利なサービスです。 安心してペットを預けられますが、利用前にはいくつかの点を確認しておくことが重要です。   まず、施設の清潔さをチェックしましょう。 ペットを預ける部屋やゲージが衛生的であるか、臭いや汚れが気にならないかを確認します。   さらに、ペットが体調を崩した際にどのような対応が取られるのかを尋ねておくと安心です。 信頼できる施設では、病気やけがの際に迅速な対応ができる体制が整っています。 また、普段使っているおもちゃやフードの持ち込みについての対応や、ペットの食事量や回数について詳しく聞いてくる施設は、個々のペットに合わせたサービスを提供している証拠です。 下見をしっかり行い、信頼できるペットホテルを選ぶことで、大切なペットを安心して預けられる環境を整えましょう。 ペットの健康管理に欠かせない動物病院ですが、ベトナムでは外国人にも利用しやすい病院が都市部を中心に多くあります。 特に、ハノイやホーチミンといった主要都市には、英語対応が可能な病院が増えており、日本語を話せるスタッフがいる病院も見受けられます。 例えば、ホーチミン市の「Animal Doctors International」では、英語での診察がスムーズに行えます。 他にも「Phòng Khám Thú Y Family Vet」では、ペットの定期健診から緊急処置まで幅広いサービスを提供しており、外国人にも評判の高い病院の一つです。 動物病院では、予防接種やフィラリア予防の相談、健康診断だけでなく、手術や特殊治療が必要な場合にも対応しています。 ベトナムでペットを飼う場合、事前に信頼できる動物病院を調べ、緊急時にも対応できるよう連絡先を控えておくと安心です。 ベトナムでは、ペット用品を購入できる場所が多岐にわたります。 ローカルスーパーでも基本的なペットフードを取り扱っているほか、コーナンやイオンモールなどの日系小売チェーンでは、信頼性の高いペット用品が揃っています。 さらに、LazadaやShopeeといったオンライン通販サイトも便利です。 特に、重たいペットフードやトイレ用品の購入には配送サービスが役立ち、忙しい方でも簡単に必要なアイテムを手に入れられます。 ベトナムでペットを迎える際には、事前にいくつかの準備が必要です。 具体的には、ペットが飼える住環境の確認、ワクチン接種の手配、マイクロチップの装着の3つが重要なポイントとなります。 それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。 ペットを迎える前に、自宅がペットの飼育に適しているか確認することが大切です。 例えば、猫を飼う場合は、ペットの飼育が許可されている物件であるかどうかを事前に調べましょう。 また、犬の場合は、近くに散歩や運動ができる公園や広場があると良いです。 さらに、ペットを飼うことで生じる長期的な費用も考慮する必要があります。 食費や病院代だけでなく、家の修繕費なども含めて予算を立てておくことで、ペットとの生活を安定したものにできます。 ペットの健康を守り、飼い主や周囲の人々を感染症から守るために、ワクチン接種は欠かせません。 ベトナムでは動物病院で手軽に接種を受けられ、費用は約2000円と比較的手頃です。 犬の場合は狂犬病を含む複数のワクチン、猫の場合は猫汎白血球減少症や猫カリシウイルス感染症などに対応したワクチンが推奨されています。 マイクロチップの装着は、ペットを守るために重要です。 特に、将来的に日本やその他の国へペットを連れて行く可能性がある場合、装着が必須となるケースがあります。 マイクロチップにはペットの身元情報が登録されており、迷子になった際にも重要な役割を果たします。 装着は動物病院で行え、費用は5000円から10000円です。 ワクチン接種と同時に手配するとスムーズなので、動物病院で相談してみましょう。 ベトナムでペットを迎える際には、健康管理や安全性に配慮した準備が必要です。 特に狂犬病への対策、ノミ・ダニの予防、日本へ連れて帰るための手続きは重要なポイントです。 それぞれについて詳しく解説します。 ベトナムでペットを飼ううえで、見過ごせないのが狂犬病の問題です。 2023年の統計では、狂犬病による死亡者数は国内で64人に達しました。 北部、中部、南部の各地で感染が報告され、中でも中部高原のザライ省では11人の死亡者が確認されており、最も深刻な状況となっています。 出典:https://en.sggp.org.vn/rabies-cases-tend-to-increase-in-vietnam-post105408.html 狂犬病は犬や猫だけでなく、飼い主や周囲の人々にも命に関わる危険な病気です。 そのため、新しくペットを迎えたら、すぐに動物病院で予防接種を受けるようにしましょう。 狂犬病の予防接種は、ペットの健康状態を確認したうえで行われるため、事前にかかりつけの獣医と相談することをおすすめします。 特に、多くの国では狂犬病予防接種が輸出入時の条件となっているため、将来的に海外移動を考える際にも重要な準備となります。 ベトナムの温暖で湿度の高い気候は、ノミやダニの繁殖に適した環境です。 これらの寄生虫は、皮膚炎や湿疹を引き起こすだけでなく、深刻な病原微生物を媒介する可能性もあります。 特にダニが媒介する病気には、人間にも感染する危険性があるものが含まれるため、予防と駆除を徹底することが不可欠です。 ペットのノミ・ダニ対策には、動物病院で処方される飲み薬や塗布剤が効果的です。 特にダニによる感染症(バベシア症やSFTSなど)は命に関わる場合があるため、定期的な駆除薬の使用とともに、ペットが屋外で活動する際の注意も重要です。 飼い主自身の感染リスクを防ぐためにも、ペットの清潔を保つことを心掛けましょう。 ペットを日本へ連れて帰る際には、事前にしっかりと準備を進める必要があります。 輸出検疫の手続きは「狂犬病予防法」や「家畜伝染病予防法」に基づいて厳格に行われており、手続きが不十分だと高額な罰金や処罰の対象となる場合があります。 狂犬病予防接種や血液検査など、特定の手続きには一定の期間が必要なため、引っ越しや帰国が決まったら早めに準備を始めましょう。 かかりつけの獣医に相談し、輸出条件や必要な書類を確認するとスムーズです。 ベトナムでペットを飼うことは、生活を豊かにする体験であると同時に、慎重な準備と配慮が必要です。 ペットを迎える方法や健康管理の重要性、狂犬病対策、日本への帰国時の手続きなど、多くのポイントを押さえることで、ペットとの暮らしをより安心で快適なものにできます。 この記事を参考に、ベトナムでのペットライフをぜひ楽しんでください。

2024.12.17

在住日本人イチ押し!ダナン・ホイアン人気レストランご紹介【ベジタリアン・ヴィーガン・マクロビ編】

在住日本人イチ押し!ダナン・ホイアン人気レストランご紹介【ベジタリアン・ヴィーガン・マクロビ編】
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ベトナム中部のダナンは温暖な気候と美しいビーチ、多くのリゾートホテルがある人気のリゾート地ですが、魅力はそれだけではありません。 ダナンは現地のベトナム料理以外にも飲食店の選択肢が豊富なのも魅力のひとつです! さまざまなジャンルの飲食店があり、ベジタリアン、グルテンフリー、ヴィーガンなどヘルシーな食事も豊富です。 また、ダナンから車で約30分の世界遺産の街、ホイアンにもベジタリアン・ヴィーガン対応のレストランが多くあります。 今回こちらの記事ではベジタリアン・ヴィーガンや健康志向の方に人気のあるレストランをご紹介します。 ダナンのベジタリアン・ヴィーガン おすすめレストラン3選 ミーケビーチから徒歩5分、観光客に人気のアントゥンエリアにあるベジタリアン・ヴィーガンレストランです。 自社オーガニック農園で育てた野菜とフルーツによる健康的な料理を提供しており、スムージーボウルやサラダ、トーストなどメインディッシュからフィンガーフードまで、フードメニューは約50種類あります。 なかでも大豆ミートの牛丼は日本人にも馴染みのある味付けで、老若男女楽しめると思います。 ドリンクメニューも充実しており、ヘルシーな選択肢が豊富に揃っています。フレッシュジュースやコンブチャ、紅茶など、健康志向の方にもぴったりなドリンクをお楽しみいただけます。 南国感のある2階建ての広々とした店内は居心地が良く、外国人在住者やベジタリアン・ヴィーガンの観光客だけでなく、ノマドワーカーにも人気があります。 食事からスイーツまで楽しめる、女性に人気のヴィーガンレストランです。 バインミーやボウル、パスタ、パンケーキ、スイーツなどメニューも豊富です。 8:00~11:00はドリンク付きの朝食コンボがお手頃価格で楽しめ、筆者のおすすめは豆腐のバインミーコンボ。 燻製された豆腐とキャラメリゼされた玉ねぎの相性が抜群で、ベジタリアンやヴィーガンでない人も美味しくいただけると思います。 また不定期で「ヴィーガンスイーツマスタークッキングクラス」も開催しています。興味のある方は、店舗のFacebookやInstagramで最新情報をチェックしてみてください 海沿いエリアの閑静な住宅街にあるマクロビオティック料理専門店です。 “マクロビオティック”とは日本の伝統的な食文化をベースに、自然の調和を重視し、食材の選び方や調理法、食べ方に工夫を凝らすことで心身のバランスを整えることを目指した日本発の食事法です。 こちらでは動物性タンパク質を使用せず、玄米などの穀物を中心に、野菜、海藻、豆などを使用した料理を提供しています。 おかずが日替わりのライスプレートや、ミークアンや生春巻きなどのベトナム料理も楽しめます。 オープンエアーな造りの店内で、1人でも利用しやすいです。 お持ち帰りも可能ですが、テイクアウトボックスは有料なのでご注意を。 店内では提携している農園の野菜や雑穀、麺、調味料なども販売しているので、気に入ったものはお土産として購入してもいいかもしれません。 近年、ダナンではポキ丼専門店が多くオープンしており、外国人観光客を中心に人気です。 「ポキ(poke/ポケと発音することもある)」 とはハワイを代表するローカルフードです。一口大に切ったマグロなどの刺身の切り身を調味料でマリネしたもので、それをご飯などの上にのせ丼物にしたものを「ポキ丼」と言います。 以下のポキ丼店ではメニュー記載のあるボウルだけでなく、好きな食材をカスタマイズできるのでベジタリアン・ヴィーガンの方やちょっとヘルシーなものが食べたい時にもおすすめです。 またサイズ展開もしており、お腹の調子に合わせてポキ丼がいただけます。 ▼マンデンの有機農場からの新鮮な食材を使用したポキ丼が楽しめます。 ミーケビーチからのアクセスも良いです。 ▼具材たっぷりのポキ丼。聴覚障害者のスタッフが多いため、注文は手話かQRで行います。 広々した店内は静かで、PC作業なども◎ ホイアンのベジタリアン・ヴィーガン おすすめレストラン3選 ホイアン旧市街から車で5分程、ホテルやレストラン、スパが並ぶ通りにあるヴィーガン・グルテンフリー対応料理を提供するレストランです。 トースト、ピタサンド、パスタ、バーガーなどの欧米風料理に加えて、餃子スープやうどん、生春巻きといったアジア料理も楽しめます。 店内では雑貨も販売しており、ちょっとしたお土産を購入することもできます。 隣には系列店の「Lagom Cafe」があり、美味しいケーキが評判で、欧米人や在住外国人を中心に人気を集めています。 このお店でもビーガン対応のメニューが用意されています。 ホイアン旧市街から少し離れた川沿いの静かなエリアにある、ベジタリアンとヴィーガン料理が楽しめるお店です。 メニューにはトースト、タコス、バーガー、ボウル料理などの料理が豊富にそろい、リピーターも多いです。 お店は吹き抜けの広々とした空間で、落ち着いたモダンな雰囲気が特徴です。 さらに、2階はコワーキングスペースになっており、ノマドワーカーにも人気があります。 リラックスした雰囲気で美味しい料理を楽しみながら、仕事や作業にも最適なスポットです。 ベトナム料理のベジタリアン・ヴィーガンバージョンを食べたい方におすすめのレストランです。 旧市街の中心から徒歩5分ほどの路地裏にあります。 ここではベトナム料理の定番であるフォーやバインミー、バインセオの他、ホイアン名物のカオラウなども提供しています。 その他サンドイッチやバオ、スムージーボウルなども提供しており、幅広い料理を味わえるのが魅力です。 また、こちらではヴィーガンベトナム料理教室も催行しています。 この料理教室では食材の買い付け(天候により中止の場合もあり)から、ベトナム料理4種類とデザート1種類を作ることができます。 自宅でも再現できる調理法を伝授していただけるとのことなので、旅程に余裕がある方は参加してみてはいかがでしょうか? 参加にはHPから事前予約を👇 https://chickpeaeatery.com/authentic-vietnamese-vegan-hoi-an-cooking-class/ ベトナムでは菜食の日が月に2回あり(旧暦の1日と15日)、その日は休業になるローカルレストランもあります。 また、おかずが日替わりのローカル食堂ではベジタリアンメニューが用意されることも多いです。 菜食の日にベトナムにいる方は、ベトナムの家庭料理を提供する食堂「Cơm bình dân(コムビンザン)」を訪れてみても面白いかもしれません。 こちらの記事ではダナン在住者おすすめのヘルシーご食をご紹介しました。 どのお店もそれぞれ特徴があり、まだ行ったことがない方は一度は訪れる価値ありのおすすめレストランです。 是非お気に入りのお店を見つけ、素敵なひと時を過ごしてくださいね。

2024.12.08

電気自動車も熱い!自動車業界の最新トピックについて一挙解説!

電気自動車も熱い!自動車業界の最新トピックについて一挙解説!
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ベトナムの自動車市場が急速に進化しています。 国内メーカーから日系、韓国系、そして欧米のラグジュアリーブランドまで、さまざまな企業が競争を繰り広げ、特に電気自動車(EV)が新たな注目の的に。 この記事では主要自動車メーカーの特徴やベトナムの交通事情、さらにEV市場の最新動向まで、丸ごと解説します。 これを読めば、ベトナム自動車業界の「今」がすべてわかります! ベトナムの自動車業界は、ここ数年で大きく成長してきました。 国内メーカーだけでなく、海外メーカーも積極的に進出しており、その中でも日本のメーカーは品質の高さと信頼性で特に人気を集めています。 ここからは、ベトナムで存在感を放つ日系メーカーを中心に、注目すべき企業8社をご紹介します。 トヨタは、ベトナムの自動車市場でトップクラスの人気を誇るメーカーです。 1995年に設立されてから、着実に成長を続けており、現在はビンフック省に本社を構えています。 全国には38省・市にまたがる76の正規販売店があり、ハノイやホーチミン市では高級ブランド「レクサス」のディーラーも展開しています。 ベトナムでは、ヴィオス、イノーバ、カムリといった信頼性の高いモデルが選ばれています。 また、生産力も大きな強みで、年間約7万台の自動車を製造し、これまでの累計生産台数は70万台以上。 さらに、2014年にはベトナム初の自動車部品輸出センターを設立し、現在は13の国と地域に部品を輸出しています。 出典:https://www.toyota.com.vn/ ホンダといえば、バイクのイメージが強いかもしれませんが、ベトナムでは自動車分野でもしっかりと存在感を発揮しています。 1996年に設立されたホンダベトナムは、ビンフック省を拠点に活動を展開し、現在9,000人以上の従業員を抱えているのです。 バイク市場では圧倒的なシェアを誇りつつ、自動車でもシビックやCR-Vといった人気モデルを手掛けています。 ホンダの魅力は、品質の高さだけでなく、ブランドの信頼感にあります。 バイクで培った実績を活かしながら、自動車分野でも着実にベトナム市場での地位を築いています。 マツダは、スタイリッシュなデザインと革新的な技術で、ベトナム市場でも注目を集める自動車メーカーです。 2011年に地元の大手企業THACO(チュオンハイ自動車)との合弁で設立され、クアンナム省の工業団地に組立工場を構えています。 この工場では、年間約1万台のマツダ車が生産され、Mazda3、Mazda6、CX-5、BT-50といった人気モデルが次々と市場に投入されています。 スズキは、バイクも自動車も手掛ける日本のメーカーとして、ベトナムでも幅広い支持を得ています。 スズキベトナムは1996年に設立され、本社をドンナイ省に構えています。 全国40ヶ所の自動車販売店と151のバイク販売店を運営しており、ベトナム全土で高い認知度を持っています。 ドンナイ省にある自社工場では、年間約6,000台の自動車と約60,000台のバイクを生産。 乗用車の代表モデルには、XL7、エルティガ、シアズ、スイフトなどがあり、日常使いから商用用途まで幅広いニーズに応えています。 出典:https://suzuki.com.vn/pages/introduce ニッサンは、ベトナム市場でしっかりと根を張った自動車メーカーの一つです。 2013年に日本の日産自動車とマレーシアの企業TAN CHONGが協力して設立され、現在はハノイに本社を構えています。 中部のダナン市には工場を構え、ここで車の製造も行っています。 ベトナム国内では、日産の販売店が21店舗、高級車ブランド「インフィニティ」の代理店が4店舗展開されています。 乗用車の代表モデルには、ファミリーにぴったりのSUVテラやエクストレイルもあります。 ビンファストは、ベトナムで初めて本格的な自動車を手がけたメーカーです。 2017年に設立され、親会社であるVingroupの力強い支援を受けています。 ハノイを拠点としながら、海外にも積極的に展開しており、オーストラリア、アメリカ、ドイツなど、世界各地に支店を持っています。 国内では76店舗の販売ネットワークを構築し、北部のハイフォン市には広大な敷地を誇る自社工場があります。 このメーカーの特徴は、ガソリン車から電動バイク、そして最新のEV(電気自動車)まで幅広く手がけていること。 特にEVには、先進運転支援システム(ADAS)やスマート機能など、アメリカやドイツの最先端技術が詰め込まれています。 2024年に国内の電気自動車市場でトップシェアになり、今後も外国車に負けない自動車開発が進むと期待されています。 出典:https://vinfastauto.com/vn_vi/thong-cao-bao-chi-vinfast-chiem-thi-phan-so-1-viet-nam ちなみに、街中でよく見る水色のタクシーはVingroup傘下の「ビンファストタクシー」です。 EV専用のタクシー会社で、ベトナムのEV技術を広めています。 ヒュンダイ・タインコン・ベトナム(HTV)は、韓国の現代自動車とベトナムの大手企業であるタインコングループの合弁会社で、自動車の輸入、製造、販売を手掛けています。 北部ニンビン省には最新の生産拠点があり、2022年11月に稼働した第2工場では年間10万台の生産能力を誇ります。 さらにHTVは、アイオニック5の投入と同時に充電インフラの整備にも注力。 2024年までに全国63省・市の8割をカバーする充電ステーションのネットワーク構築を目指しています。 これにより、EV市場での競争が一層激化する見込みです。 出典:https://www.tcmotor.vn/gioi-thieu キアは韓国の自動車メーカーであり、ベトナム市場において長年高いシェアを誇っています。 2019年の調査では、ハノイでは31%、ホーチミン市では27%のシェアを獲得し、トヨタを抑えてトップに立っています。 特に、手頃な価格帯のモデルが若年層や新規購入者に支持されている点が特徴です。 ホーチミン市では、中心部から離れたトゥドゥックやゴーヴァップといった新興住宅地にキアユーザーが多く、特にファミリー層がエントリーモデルを購入する傾向があります。 こうした地域は車所有率が高く、利便性を求める家庭に人気のあるブランドとなっています。 出典:https://kiavietnam.com.vn/   ベトナムの電気自動車(EV)市場が、ここ3年でガラッと様変わりしてきました。 2023年には国内の自動車販売台数が約40万台に達し、そのうち電気自動車(BEV)が3万台を超えました。 地元企業が先頭を走りつつ、中国勢が続々と参入し、日系メーカーもハイブリッド車(HEV)で存在感を発揮しています。 最初に動き出したのは地場のビンファスト。 2021年12月にベトナム初のEV販売をスタートして以来、2022年にはガソリン車の製造をストップしてEV専業に転向するというスピード感で開発が進められました。 2023年だけで約3万2,000台を納車し、その多くがタクシー事業「GSM」の車両というから驚きです。 特に注目すべきは、新モデルVF3。 全長3メートル台のコンパクトSUVで、バッテリー込みでも約190万円から購入可能です。 この価格は、都市部のガソリンバイクユーザーにも手が届く設定です。 予約受付開始直後には2万7,000件以上の申し込みがあったと言います。 出典:https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/special/2024/0902/2d69699358b05434.html 電気自動車を購入する際に気になるのが「充電をどうするのか」。 ビンファストはここでも一歩リードしています。 なんと全国63省・市すべてに充電ステーションを設置し、2024年時点でその数は約2,000ヶ所に達しています。 地方の観光地でもビンファストタクシーが走っている姿を見かけるほど、充電インフラが広がりました。 さらに、今後2年間で約590億円を投じて充電網を拡充する計画がされています。 一方で、他社車両がこの充電網を使えるのは少なくとも5年後と言われています。 ライバルメーカーは、独自の充電ステーションを模索せざるを得ない状況です。 出典:https://ev.isep.or.jp/95/ ベトナムのEV市場は中国メーカーの参入で、競争がさらにヒートアップしました。 2024年7月に販売を開始したBYDは、「ドルフィン」「アットー3」「シール」という3モデルを展開しており、価格帯は約390万~660万円と幅広い設定です。 特にアットー3は、ビンファストの人気車「VF6」や「VF7」と真っ向勝負の価格帯で話題を呼んでいます。 また、BYDはすでに国内に36店舗の販売拠点を設け、2025年には70店舗に拡大する計画されています。 出典:https://www.byd.com/vn EV開発は進められているものの、「完全EVはまだ早いかな…」と考える人もまだ多くいます。 そういった需要に合わせたハイブリッド車(HEV)も人気です。 2024年上半期だけで約3,500台のハイブリッド車が販売され、そのほとんどがトヨタをはじめとする日系メーカーの車両でした。 特にトヨタの「イノーバクロス」や「カローラクロス」といったMPVは燃費の良さもあり、都市部での支持が厚いです。 出典:https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/special/2024/0902/2d69699358b05434.html 電気自動車(EV)は、地球環境を守る切り札として世界中で注目されています。 ベトナムでも、地元のビンファストだけでなく、アウディやフォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツといった海外のビッグネームが次々と進出。 ベトナムのEV市場がどんどん賑やかになっています。 ここからは、各ブランドのベトナムでの動きについて、具体的に見ていきましょう。 高級車ブランドのアウディは、ベトナム市場でe-tronシリーズを展開しています。 特に注目を集めているのが、電気自動車のフラッグシップモデルe-tron GT。 アウディは、ハノイやホーチミンを中心にショールームを展開しており、充電インフラの整備計画も進めています。 同ブランドは富裕層や都市部の若いドライバーをターゲットにし、プレミアムEV市場での地位を確立しつつあります。 出典:https://www.audi.vn/sea/web/vnen.html フォルクスワーゲン(VW)は「手頃な価格と優れた品質」を武器に、ベトナム市場でのEV展開を進めています。 主力モデルはID.4で、価格と性能のバランスが取れたEVとして注目されています。 ID.4は、実用性の高いSUVタイプで、都市部だけでなく郊外でも使いやすい仕様です。 フォルクスワーゲンの戦略は、拡大する中間層をターゲットにした市場展開です。 ベトナムでは今後、専用の充電インフラの整備も予定されており、価格競争力のあるEVを普及させることで、さらなる成長を目指しています。 出典:https://www.volkswagen.vn/ ラグジュアリーカーの象徴とも言えるメルセデス・ベンツも、ベトナムでのEV展開を加速中です。 特に同社のEQシリーズは、豪華な内装と最先端の技術で高所得層から人気を集めています。 メルセデス・ベンツは、専用のサービスセンターや充電設備の整備にも力を入れ、アフターサービスの手厚さでも他社との差別化を図っています。 こうした取り組みが、ブランド価値をさらに高めていると言えるでしょう。 出典:https://www.mercedes-benz.com.vn/vi ベトナムの自動車市場は、日系メーカーの信頼性や韓国系メーカーの革新性、ベトナム企業の挑戦、そして電気自動車(EV)の普及が織りなす状況にあります。 主要メーカーの動きからEV市場の進化まで、この記事で取り上げたポイントを押さえれば、ベトナム自動車業界のトレンドがつかめるはず。 急成長を遂げるこの市場から、目が離せません!

2024.11.27

ベトナム建国の父『ホーチミン』氏の経歴・愛される理由を解説!

ベトナム建国の父『ホーチミン』氏の経歴・愛される理由を解説!
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ベトナムで最も有名かつ、今もなお国の象徴かつベトナム国民の父として根強い人気を持っているホー・チ・ミン氏。 街の名前になる程のホー・チ・ミン氏ですが、実際にどんなことをしたのか、なぜ人気があるのかを知っている方は少ないのではないでしょうか? そこでこちらの記事ではホー・チ・ミン氏の経歴や人気の理由をこちらの記事で大解剖していきたいと思います◎ ホー・チ・ミン(Ho Chi Minh)氏はベトナムの独立運動の象徴的存在であり、ベトナム民主共和国(北ベトナム)の初代大統領です。 生涯は、植民地支配からの解放を求める強い意志をって活動し、その過程で培われた数々の政治経験や強い思想を持ち国民を扇動してきました。 特にベトナム国民からの支持は圧倒的で、『真の愛国者であり、賢明な革命家で、天才的な指導者である』と言われています。 ホー・チ・ミン氏は、その人格や信念、そして独立への献身から「人民の父」として愛され、今日でもベトナム国内外で尊敬を集めているのです。 ホー・チ・ミン氏は、1890年5月19日にフランス領インドシナ(現ベトナム)の中心部であるゲアン省のナムダン県キムリエン村に生まれました。 熱心な儒学者の父を持ち、幼いころから家庭内で中国語を学び、愛国心や慈悲の教えを学んでいました。 国の文化と政治の中心地であるフエに 10 年間住んでいた間、彼は多くのフランスの本や新聞、新しい文化、愛国的な学者による反フランス運動についての議論に触れました。 ホー・チ・ミンと呼ばれていますが、本名はグエン・シン・クン(Nguyễn Sinh Cung)で、後にいくつかの名を使い分けながら活動を続けました。 当時のベトナムはフランスの植民地であり、多くのベトナム人が貧困と差別に苦しむ中、ホー・チ・ミン氏もその影響を強く受けました。 青年時代、ホー・チ・ミン氏は労働者の貧困とフランス植民地支配者の贅沢を目の当たりにし、植民地支配に対する不満を抱き、独立への思いを強くします。 そして、独立のために実際にフランスや西側諸国に赴き、彼らが何をするのか考えた後にベトナムに戻りたいと決意しました。 こうして20代の時に外国に渡り、パリやモスクワ・広東など多くの国を旅しながら約30年もの間、西洋の思想や社会主義を学びました。 特に、その中でもフランスでの経験が彼に大きな影響を与えました。パリで働きながらフランス共産党に参加し、マルクス主義やレーニン主義に触れることで、自らの政治的信念をさらに強固なものにしました。   当時フランスでロシア人ジャーナリストにインタビューをした際に『自由・平等・博愛』というフランス語の3つの言葉を初めて聞いたことをきっかけに、現在ベトナムの方針である「独立・自由・幸福」ができました。 1920年代から1930年代にかけて、ホー・チ・ミン氏はベトナム独立を目指して様々な活動を行います。 1922年には革命活動家たちとともに『Le Paria』という新聞を発行し、人類解放のために戦うことを呼びかけました。 1925年にはフランスの植民地主義を非難する著書の執筆などを通して、マルクス・レーニン主義を広め、労働運動や愛国運動を展開していくのでした。 その後も中国、ソ連、タイなどを転々としながら、アジア各地で独立運動家と交流し、独立運動を支持するネットワークを構築しました。 1930年には、インドシナ共産党を設立し、植民地支配に対抗するための組織的な動きを始めます。 ホー・チ・ミン氏の戦略の一つは、ベトナムの農民を中心とした大衆を動員し、彼らの支援を得ることでした。 農民たちはフランスの支配によって重税や貧困に苦しんでおり、ホー・チ・ミン氏の思想に共感する人々が増えていきました。 彼は常に「人民の幸福」を第一に考え、具体的な改革や福祉の改善を提案し、農民たちの生活を向上させるために尽力しました。 このインドシナ共産党の誕生は国家の歴史に新たな時代を開き、抑圧された民族との独立と自由を求める闘争、民族解放の闘争に導いていったのです。 このように、ホー・チ・ミン氏はベトナムの人々に信頼され、愛される指導者として成長していったのです。 1934年にレーニン国際学校に入学し、マルクス・レーニン主義を徹底的に学びます。 その後戦争の激化により思うように学習が進まない中、ベトナムに戻ることを熱望していました。 帝国刑務所に投獄されるなどの日々を乗り越え、ついに1941年1月に30年もの海外生活を経て帰国を果たします。 1940年代には、日本がインドシナ半島を占領し、フランスの支配が一時的に弱まります。この時期にホー・チ・ミン氏は、独立運動を強化する絶好の機会と捉えました。 彼は1941年にベトナム独立同盟(ベトミン)を結成し、ベトナムの完全独立を目指して活動を展開しました。 1945年の日本敗戦後、ホー・チ・ミン氏はすぐに行動を起こし、9月2日にハノイで歴史的なベトナム民主共和国の独立を宣言します。 これにより、待望のベトナム民主共和国が誕生することとなりました。 この出来事は、ベトナムの歴史における重要な転機となり、ホー・チ・ミン氏はベトナムの「建国の父」として一躍注目を集めました。   ベトナムは独立を宣言したものの、フランスは再びベトナムを支配しようとし、これが第一次インドシナ戦争(1946年-1954年)へとつながります。 ホー・チ・ミン氏は、フランスに対抗してゲリラ戦術を駆使し、ベトナムの軍事力を強化しました。 この戦争は長期化し、多くの犠牲が生まれましたが、最終的に1954年のディエンビエンフーの戦いでベトナム側が勝利し、ジュネーブ協定によりフランスは撤退を余儀なくされました。 この戦いでの勝利は、ホー・チ・ミン氏が率いる独立運動の大きな成果であり、ベトナムの独立を確固たるものにしました。 その後、北ベトナムと南ベトナムに分断された状態で、アメリカが介入するベトナム戦争が始まります。 ホー・チ・ミン氏は戦争中も一貫して独立を訴え、平和的な統一を目指しました。 そんな中アメリカ帝国主義による残忍な侵略行為のエスカレートに直面して、彼は「たとえ5年、10年、20年、あるいはそれ以上戦わなければならないとしても、我々は完全勝利まで断固として戦う」と宣言しました。 全国の兵士たちに向けて、「戦争は5年、10年、20年、あるいはそれ以上続く可能性がある。荒廃しましたが、ベトナム国民は恐れることはないと決意しています! 独立と自由よりも貴重なものはありません。 勝利の日には、我が国の人々はより威厳のある美しい国を再建するでしょう!」と語ったのです。 1969年に亡くなるまで戦争が終結することはありませんでしたが、ホー・チ・ミン氏の国民への強い愛情と熱意のこもった言葉により一丸となり戦いは進みました。 そして彼の死後、北ベトナムと南ベトナムは最終的に統一され、1975年にベトナム戦争が終結しました。 その後、南部の都市サイゴンは「ホー・チ・ミン市」と改名され、彼の名は今もベトナムの地に刻まれています。 これらがホー・チ・ミン氏の経歴であり、ベトナムの独立という大きな転機となる歴史なのです。 参考元: Ministry of Culture, Sports and Tourism ホー・チ・ミン氏がベトナムで深く愛され続ける理由は、彼の生涯にわたる献身的な行動と、人民を第一に考える姿勢にあります。 上記の経歴にもあるように、彼は決して権力や富を求めることなく、常にベトナムの人々の幸福と独立を最優先に考えました。 その質素な生活様式や謙虚な態度も、人々からの敬意を集めています。 ホー・チ・ミン氏は、人民のために全身全霊を注いだ指導者として、今日でもベトナムの人々の心の中に生き続けています。 さらに、ホー・チ・ミン氏の思想と行動は、国際的にも影響力を持ちました。 彼はベトナム国内だけでなく、アジアやアフリカ、ラテンアメリカなどの植民地支配に苦しむ国々に勇気を与え、彼らの独立運動にも大きなインスピレーションを与えました。 ホー・チ・ミン氏の「自主独立」の精神は、今日も多くの人々にとって模範であり、彼の遺産は多くの国で尊敬されています。 ホー・チ・ミン氏の人生は、ベトナムの独立を求め続けた情熱と、人民への愛情に満ちていました。 彼は、ベトナムの歴史の中で最も尊敬される指導者の一人であり、ベトナムの至るところで敬われています。 そんなホー・チ・ミン氏は、50年経った今もなおハノイのホーチミン廟にて遺体が冷凍保存されています。 ホーチミン廟への入場は私たちも可能で、ホー・チ・ミン氏を見ることもできます。 入場できる日や時間は季節により変わりますが、基本的には午前中のみで行列に並ぶことも多いため訪れたい方は一度確認をしてから行くようにしてくださいね。 筆者も一度行きましたが、荘厳な空間で背筋が伸びる張り詰めた空間でした。 生涯をかけた戦いと国民への献身的な行動で今もなお愛され続けるホー・チ・ミン氏。きっとこの先も敬われ続けることでしょう。  

2024.11.24

【ベトナムの未来を支える!】輸出産業の現状と成長性について

【ベトナムの未来を支える!】輸出産業の現状と成長性について
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ベトナムは近年、急速な経済成長を遂げ、特に輸出産業がその成長を牽引しています。 地理的条件の優位性、労働コストの低さ、政府の支援政策など、さまざまな要因が結びつき、ベトナムは国際的な貿易の中心地としての地位を確立しつつあります。 こちらの記事では、ベトナムの輸出産業の現状の強みや課題と将来の成長可能性について公開します! 繊維・アパレル産業は、ベトナムの主要な輸出品目の一つです。豊富な労働力と比較的低コストな生産体制により、アメリカやヨーロッパ諸国への輸出が拡大しています。 NikeやAdidasなどのスポーツブランド、アウトドアブランドThe North Face、Calvin KleinやTommy Hilfigerなどのハイブランドなど様々な有名アパレルブランドがベトナムに製造拠点を置いています。 ベトナムの縫製工場が持つ高い技術力と品質管理の徹底が人気の秘訣となっています。 輸出国の中でも特に、アメリカ合衆国との二国間貿易協定(TPPなど)により、ベトナムは関税の削減といった恩恵を受け、より多くの製品を輸出できるようになりました。   エレクトロニクス産業は、特にスマートフォンや家電の生産において急成長しています。 2023年の輸出額は573億2,500万ドルと、輸出品目の中でもトップです。 サムスンやLGといった大手韓国企業がベトナムに生産拠点を設置したことにより、ベトナムは電子機器の一大生産地となり、アメリカ、ヨーロッパ、日本など多様な市場に輸出が増加しています。 韓国企業のベトナム進出は非常に進んでおり、現在ベトナム在住韓国人は10万人以上とベトナム在住日本人の5倍を超えています。 ベトナムは米の輸出でも有名で、タイに次いで世界有数の米輸出国です。2024年の夏に起きた日本の米不足の際には、ベトナムのお米を販売している店舗もありました。 また、コーヒーやカシューナッツ、胡椒などの農産物も主要な輸出品であり、特にコーヒーはブラジルに次ぐ世界第2位の生産国です。 こうした農業製品は、アメリカやヨーロッパ、中国などの大市場に輸出されています。 ベトナムは国の東側全てが海に面しており、非常に長い海岸線を持つため、漁業・水産業が盛んな国でもあります。 エビや白身魚(バサ、トラなど)の養殖が特に盛んであり、米国や日本、欧州向けに大量に輸出されています。 日本人の食卓には欠かせない海産物はベトナムによって支えられているのです◎ 水産業は、ベトナムの輸出収入の大きな柱であり、国内の農村部の雇用を支える重要な産業です。 しかし、国際的な基準を満たすための品質管理や持続可能な養殖方法の導入が課題とされています。 参考文献:JETRO ベトナムは近年急激な輸出産業の成長が見られますが、それには様々な背景があります。 こちらではその理由について、紹介していきます◎ ベトナムの労働力は非常に安価で、かつ若い世代が多いことから、多国籍企業が製造拠点としてベトナムを選択する大きな要因となっています。 現在のベトナムは平均年齢31歳、人口ピラミッドは25歳~40歳の割合が多いつぼ型になっており、実際にベトナムで働いてみると労働力の若さに驚きます。 また、中国の人件費が上昇したことで、多くの企業が生産コスト削減のためにベトナムへ移転してきました。このことが、電子機器やアパレル産業の急成長に繋がっています。 ベトナム政府は多国間・二国間の貿易協定の締結に積極的であり、これが輸出産業の拡大を後押ししています。 特に2020年にEUとの自由貿易協定(EVFTA)、2019年の環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)への参加が、近年のベトナムの輸出市場の拡大に大きく影響を与えています。 これにより、関税が削減されたことで、輸出製品がより競争力を持つようになりました。 ベトナム政府は工業化と近代化を推進する政策を掲げ、製造業の発展を強く支援しています。 例えば、一定の基準を満たす外資企業には、法人税の減免や税率の優遇措置を適用しています。特に、IT産業やハイテク産業などの分野では優遇措置が拡大されています。 ベトナム政府は、これまでの労働集約型産業からハイテク産業への転換を目指しており、ハノイやホーチミン市周辺では、ハイテク工業団地が整備され、ITや電子機器、医療機器などの企業が集まっています。 また、工業団地や経済特区の整備、物流インフラの改善を通じて、外資企業が拠点を築きやすい環境を提供しています。 主要都市周辺では、物流の効率化や輸送コストの削減が進められています。 ベトナムは世界最大の製造業拠点である中国と国境を接しており、原料や部品の輸入が容易に行われます。 また、東南アジアの中心でありアジア太平洋地域の主要貿易ルートに隣接しているため、貿易の利便性がとても高いのが特徴です。 これにより、東南アジア地域全体やその他のアジア市場に向けた輸出が容易となり、効率的な輸出体制が整っています。 さて、ここまでは輸出産業の成長についてまとめましたが、ここからはさらなる輸出産業の成長に向けての現在の課題についてお伝えします◎ ベトナムの経済成長とともに、労働者の賃金も上昇しています。これにより、これまでのように安価な労働力に頼った輸出産業の成長は限界を迎えつつあります。 筆者が住んでいる5年間でも賃金上昇率は平均7.4%と、毎年ベースアップが当たり前の状態が続いています。 特に中国やその他の新興国が同様の戦略で輸出産業を拡大しているため、ベトナムは人件費の上昇に対処しながら、競争力を維持する必要があります。 最近ではさらなる安価な労働力を求めて、カンボジアやラオスなどに拠点を移す工場なども出てきているのが現状です。。 急速な経済成長と工業化により、環境問題が深刻化しています。都市部では大気汚染なども申告で、世界でもトップクラスの大気汚染指数が出ることもしばしばあります。 特に、繊維産業や電子機器産業は大量の廃水や廃棄物を排出し、環境に悪影響を及ぼすことが指摘されています。 各国が高度経済成長期に直面する課題がベトナムでも起きており、環境問題に加えて国民の健康問題などにも直結してるのが懸念点です。 持続可能な発展が求められている中、ベトナムは環境保護と経済成長のバランスを取る必要に迫られています。 輸出産業の競争力を向上させるためには、技術革新と人材育成が不可欠です。 しかし、ベトナムでは高度なスキルを持つ労働者の不足が課題となっており、特に技術職や管理職においては教育と研修が追いついていません。 これにより、付加価値の高い製品の製造や技術革新が難しい状況にあります。 ただ、こちらは外国からの専門家による教育や国内企業でも研修などの重要性が認識され始めています。 ベトナムの超大手企業VIN GROUPでは、自社の路線バスやタクシードライバーにサービスの教育を実施しています。 これまでの交通機関のサービスとは一線を画したサービス提供を先駆けて行っており、今後は他の分野においても波及していくことが期待されます。 ベトナムの輸出産業についての歩みと課題についてまとめました。 直近5年のGDP成長率が平均約6%と急速に経済成長を遂げているベトナムは、今後もさらなる成長に期待がかかります。 そのためには課題である技術革新を推し測り、管理職層の教育に力を入れていくことが求められます。 それと同時に環境問題を食い止める施策を進め、共存していくことが今後の継続的に発展を続けていく鍵となるでしょう。 素晴らしい発展を遂げているベトナムに今後も目が離せませんね!

2024.11.07

【ダナン/ネイル】駐在妻さんにも人気の日系ネイルサロン「lol’s nail in Da Nang」

【ダナン/ネイル】駐在妻さんにも人気の日系ネイルサロン「lol’s nail in Da Nang」
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みなさんはネイルをされていますか? ベトナムでもネイルは人気があり、日本の相場よりも安く施術が受けられるため、日本人在住者や旅行者にも人気です。 私が住んでいるダナンもローカルのネイルサロンから日系や韓国系など、ネイルサロンがたくさんあります。 そんなネイルサロンで気になるのはクオリティ・料金のほか、海外なので言語や自分の希望通りの施術が受けられるのか?ではないでしょうか。 今回は、ダナンの駐在妻さんを中心に日本人在住者人気のネイルサロンをご紹介します!   「lol’s nail in Da Nang(ロルズネイル・イン・ダナン)」は2023年にダナンで開業した日系ネイルサロンです。 日本でサロン経営されている日本人女性オーナーが監修&日本留学経験があり、日本語対応が可能なマネージャーのDung(ユン)さんが常駐しており、安心して施術を受けることができます。 ミーケビーチから歩いて約10分の海沿いエリアに位置しており、アクセスもしやすい立地です。     施術の流れはデザインを決める→料金見積もり→施術スタート、といった流れです。 ネイルデザインは店舗の見本から選ぶもよし、事前にネットで探していたものでも大丈夫です。 爪の状態や形に合わせてネイリストさんも提案してくださり、その場で料金見積もりも提示されます。 3Dネイルやミラーネイル、マグネットネイル、キャラクターネイルなど豊富なパーツやシールも取り揃えており、さまざまなジェルネイルを楽しむことができます。 そして持ち込み画像やサンプルの再現度も高く、施術中もその都度色味やパーツの位置など、細かく確認してもらえます。 日本人のお客さんに対しては必ず通訳をしてもらえるので、英語やベトナム語が苦手な方でも希望を伝えやすいです。 日本語対応だと、料金も高いのでは…?と思われる方も多いかもしれませんが、気になる料金はこちら! ジェルネイル(ハンドorフット)1色、180,000VND~ アートデザイン、1本20,000VND~ チャーム、1本20,000VND~ ミラーネイル(こちらでは「クローム」と言います)、1本40,000VND~ ジェルオフ、50,000VND 先日友人がジェルネイル(ミラー&アートあり)を施術した際は全部で350,000VNDだったそうです。 日本だと大体5000円以上するジェルネイルが、こちらだと約2000円! 通いやすい価格帯も在住者に人気のポイントです。 ジェル以外にもマニキュアは40,000VND~、シャンプーやフェイシャルなどのメニューもあります。   安心の日本語対応・丁寧な施術と日本の約1/3の料金でネイルができる、コスパ最強の「lol’s」ですが、その他にもユニークなおすすめポイントがあります! lol’sは可愛らしいキャラクターパーツも豊富で、POPなネイルデザインも可能です。 また、素材がないパーツはネイリストさんがその場で作って対応してくれることも。 さすが手先の器用なベトナム人ですね…! lol’sは爪の割れや薄さなど状態に応じて補強なども行なってくださり、丁寧な施術に定評があります。 ケアもしっかりしてもらえるので、ネイルの持ちも◎ 短い爪の場合でもかわいらしく仕上げてもらえ、爪の長さだしも可能です。 lol’sではジェルネイルだけでなく、ネイルケアやキッズネイルにも対応しているので、同行者やお子様連れの方も待ち時間の間にちょっとしたケアや施術も可能です。※スタッフの空き状況にもよるので、同行者も施術を受ける場合は事前にご相談を! 日本語対応・丁寧な施術・豊富なネイルパーツだけでなく、こちらには看板猫の“Khanhちゃん”もいるのです…! 猫好きにはたまらないです。タイミングが合えば会えるかも…?!   住所:2F, 106 Nguyễn Văn Thoại, Bắc Mỹ Phú, Ngũ Hành Sơn, Đà Nẵng 営業時間:8:00~20:00 電話番号:0906566123 Instagram:https://www.instagram.com/lols.nail_in_danang/ Facebook: https://www.facebook.com/lolsnailsindanang     今回はダナンの人気ネイルサロン「lol’s nail in Da Nang」をご紹介しました。 lol’sでは、シンプルなネイルからユニークなデザインまで最新のトレンドを取り入れたネイルが可能です。 清潔感のある、落ち着いた雰囲気のサロンでネイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。 興味がある方はぜひ、InstagramやFBから予約をして訪れてみてくださいね。 この記事が、ダナン旅行や在住者の方の役に立ちましたら幸いです。

2024.10.26

シンガポール特集!基礎データからおすすめ観光地まで総まとめ

シンガポール特集!基礎データからおすすめ観光地まで総まとめ
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世界的な金融センターとして知られるシンガポール共和国。 わずか東京23区ほどの面積という小さな国ですが、そこには魅力が詰まっています。 旅行に訪れるもよし、住むにもよし、そんなシンガポールの魅力について、一挙公開していきたいと思います。 移住や旅行を検討している方は要チェックです!     ◆シンガポール共和国、首都なし ◆面積:約720平方キロメートル(東京23区よりやや大きい) ◆民族:中華系74%、マレー系14%、インド系9%(2022年) ◆言語:国語はマレー語。公用語として英語、中国語、マレー語、タミール語。 ※基本的にはどこに行っても英語が通じますが、中国語が第一言語の人も多い。 ◆通貨:シンガポールドル(1ドル=114.15円/2024年10月20日現在) マレー半島の南端に位置するシンガポールは本島のシンガポール島と大小50程の島々からなる独立国家です。 都市国家と呼ばれ、都市全体で一つの国として成り立っており、面積は東京都23区程度となっています。 上記の通り、シンガポールは中華系、マレー系、インド系の多様な民族が入り交じる国です。 シンガポール国内では中華タウン、リトルインディアと呼ばれるインドタウンなどのようにエリアが分かれており、場所によって人種や聞こえてくる言語が変わります。   シンガポールは、低い法人税率(17%)やキャピタル・ゲインの非課税、英語がビジネスで使われる環境、そして人的資本への投資などを通じて弱みを強みに変え、世界的な金融・商業・観光の中心地として成長してきました。 東南アジア最大の株式市場があり、2023年5月末時点で643社が上場し、時価総額は約83兆円に達しています。 さまざまな企業がシンガポールに進出していますが、その中でも時価総額の上位はDBS銀行、OCBC銀行、UOB銀行の3つのメガバンクが占めており金融業の強さがうかがえます。 そのほか高度なインフラ、安定した政治、先進技術を備え、地域および国際的に重要な地位を確立しています。   観光で訪れるとなると心配なのが現地の治安ではないでしょうか。 シンガポールは日本よりも治安のよい国とも言われているくらい、世界的にみてもトップクラスに治安の良い国です。 筆者はベトナムやインドネシアなどのアジア圏に在住経験がありますが、出来るだけバッグは首から掛けてお腹の前で持っています。 しかしシンガポールを訪れた時に街を歩いてみて安全な空気を実感することができ、自然とバッグを背中側に持っている自分に驚きました! その治安の良さには町中に監視カメラがあること、警察の厳しい監視があることが理由としてあげられます。   シンガポールは日本人にとっては非常に住みやすい国の一つだといえるでしょう。 治安の良さに加えて、公共交通機関の発展があげられます。東京のメトロを彷彿させる地下鉄、少し離れたエリアにもアクセス便利なバス、GRABという配車アプリもあるため移動に困ることはありません。 また、ごみのポイ捨て禁止、夜22:30以降の公共の場での飲酒・販売禁止✖など、治安よく美しい街が保たれるルールが敷かれているため、安全レベルが高いのが特徴◎ 日本のものは何でもと言っていいくらい購入できますが、値段は日本で購入する2~3倍はするのでご注意です。 レストランやカフェ、お買い物の支払いは銀行送金のシステム導入が増えており、カードも利用できるお店が多いです。 バスや電車もそのままクレジットカードをかざすだけで乗れるという優れもの!切符を買う手間がなく便利ですね✨ ただ、ローカルのレストランは現金のみ対応というところもありますので、少し持っておくと安心ですよ◎   商業の街として発展してきたシンガポールですが、観光地の側面としてはいかがでしょうか? シンガポールにはマーライオンやマリーナベイサンズといった有名な観光スポットから、穴場スポットまで様々あります。 こちらでは筆者おすすめの観光地をご紹介!   なんといっても初めてシンガポールに来たら欠かせないのはマーライオン! MRT(電車)のRaffles Place(ラッフルズプレイス)駅を降りて10分程歩くとマーライオンパークに辿り着きます。 マーライオン自体は写真を撮るくらいなので数十分で満足できると思いますが、筆者のおすすめは駅を降りてからマーライオンへ向かうまでの蒼々たる景色です。 ラッフルズプレイスはシンガポールの金融街の中心地ですので、東京でいう丸の内のような超高層ビル群となっており圧倒されますよ◎   シンガポールといえばマーライオンやベイサンズ…? いえいえ、それだけではありません!筆者一押しのエリアがカトンです。 中心地からは少し離れており、バスでの移動もしくはタクシーがお勧めです◎ このエリアにはプラナカン建築と呼ばれるパステルカラーの色鮮やかなタイルが特徴的な建物が残っており、可愛く写真映えするスポットなんです♡ そして壁画アートや様々なレストランや伝統スイーツなどが立ち並んでおり、見て歩くだけで異国感を味わえます! 可愛いプラナカングッズを手に入れたい方は、こちらのエリアに足を運ぶことをおすすめします◎   シンガポールは物価が高い…!とイメージされている方も多くいらっしゃると思います。 実はシンガポールのホーカーと呼ばれるローカル屋台飯では一食500円以下で食べられちゃいます◎ その中でも一押しがシンガポールラクサ。 ココナッツミルクベースのスープにスパイスを入れてエビ出汁で作ったラクサは、日本人好みでとってもおすすめ。 筆者のおすすめは『Marine Parade Laksa』というRoxy Squareの中に入っているお店です◎ 有名店など他にもありますが、こちらがローカルの方にも大人気で行列必至の絶品です!   シンガポールのB級グルメといえばチキンライス! 日本人の口にも合いやすく、好きな方も多いのではないでしょうか? 本場シンガポールで食べるならおすすめのチキンライスのお店が『Nam Kee Chicken Rice Restaurant』。 観光エリアからは少し外れた場所にありますが、こちらのお店は絶品です◎ チキンとお米のシンプル料理ですが、柔らかくふっくらと仕上がったチキンを付け合わせの生姜のタレやソースで味変しながら楽しめる逸品です!   シンガポールといえばTWGなどの紅茶が有名ですが、実は最近BACHA COFFEEという高級コーヒーが人気急上昇中なのです! 元々モロッコのマラケシュのコーヒーショップなのですが、シンガポールに初の海外進出を果たしたこともあり現在人気沸騰しています◎ 日本にも上陸しておらず、シンガポールに行った際には是非試してほしいコーヒーやさんです。 各国の上質なアラビカ種を厳選したスペシャリティコーヒーや、フレーバーコーヒーなど他ではのめないラインナップがたくさんあります。 筆者のお気に入りは『I love Paris』というフレーバーコーヒーです。お湯を注いだ瞬間にベリーの香りが漂い贅沢な気持ちになれます。 頑張った日のご褒美にお家でのむと至福の時間が過ごせますよ!   シンガポール紅茶といえばTWG!という方も多いでしょう。 TWGももちろんおすすめなのですが、筆者のおすすめはThe 1872 Clipper Tea Co.という紅茶屋さんです。 手軽に淹れられるティーバックタイプのものがお土産におすすめです◎ また、お店を訪問されたら是非店頭でオーダーできるドリンクを試してみてください! 砂糖の量も調整してくれますので、筆者はいつもChelsea’s Earl greyのレスシュガーを頼んでいます。 自分のお気に入りを見つけてみてくださいね◎   こちらの記事ではシンガポールの基礎情報から生活情報まで、まるごと分かるようまとめてみましたがいかがでしたか? シンガポールは非常に世界的にみても暮らしやすく、旅行にも住むにもおすすめです。 これらの情報がシンガポール渡航を検討されている方にとって、有益な情報となっていれば嬉しい限りです◎

2024.09.30

ベトナム旅行に活躍!Airbnbを利用した宿探しをご紹介

ベトナム旅行に活躍!Airbnbを利用した宿探しをご紹介
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ベトナム旅行において、宿泊先はホテルを検討する方が多いのではないでしょうか。 予算や立地など、ホテルの数も多くて迷ってしまいますよね。 そこで今回、もうひとつの宿泊手段としてご提案したいのがAirbnb(エアビーアンドビー)です。 近年アジア有数のリゾート地として注目を集めているダナン・ホイアンでも、ホテルだけでなくAirbnbを利用した民泊も可能です。 今回はそんなAirbnbについて解説していきたいと思います。   Airbnb(エアビーアンドビー)・通称“エアビー”(以下エアビー)は世界191カ国以上で利用されている民泊サービスです。 エアビーでは宿泊者は「ゲスト」、運営側は「ホスト」、物件を「リスティング」と呼ばれます。 民泊を利用したいゲストと、使用していない部屋や物件を宿泊施設としての貸したいホストをマッチングさせるサービスとなっています。   アプリをダウンロードし、アカウントを作成 行き先であるエリアを入力 宿泊予定日と人数を指定する 価格や部屋のタイプなど希望条件で検索する 写真やレビュー、ハウスルール、キャンセルポリシー等確認後、予約 ※施設によっては予約リクエスト→ホストから承認後予約完了になる場合もある   海外での民泊利用だと、不安になるのは言語ではないでしょうか? エアビーには自動翻訳機能が付いているので、ホスト・ゲスト間のリアルタイムのチャットや、各リスティングのレビューも日本語にできます。 言語に自信の無い方でも安心してサービスを利用できます。   とても簡単に予約ができるエアビーですが、初めての利用時には不安を感じるかもしれません。 幸いなことに私は今までトラブルに遭ったことはないのですが、宿泊先によっては掲載写真と違っていたり、Wi-Fiやバスタブなどサービスに含まれているものが実際にはないなどのトラブルもあるようです。 そのようなトラブルを避けるためにも、下記の選び方をしてみることをお勧めします。   「ゲストチョイス」はこれまで宿泊したゲストから、評価、レビュー、信頼性において好評を得ている宿泊先となります。 また「スーパーホスト」とはエアビーにより実績を認定されたホストのことです。 スーパーホストが見つからない場合は予約前にホストと連絡も取れるので、そちらで不安や不明点を問い合わせ、やりとりをしてみると安心かもしれません。   また、実際に宿泊した人のレビューは必ず読みましょう。 お部屋に関することだけでなく、周辺の様子やホストの対応など、細かく書かれていることが多いです。 エリアの治安や、便利さもわかります。 海外においては日本人の方のレビューを読むと、さらに参考になるかもしれません。   エアビーはリスティングにもよりますが、基本的にホテルのようにアメニティや朝食、清掃サービスなどが付いていませんが、その分ホテルを利用するよりも宿泊費が安くなる場合が多いです。 またダナン・ホイアンは高級ホテル内のレジデンスや戸建てのヴィラを貸し出している物件もあり、ホテル経由の予約よりも安く泊まれることも! 私も実際、日本から友人が来たときには、ダナンにある五つ星ホテル、ハイアットのレジデンスにエアビーで宿泊しましたが、共有部分はホテル宿泊者と同じように利用でき、ゆったり過ごすことができました。   また少し郊外であれば一棟貸しの物件も多く、大人数で宿泊することもできます。 クアラルンプールへ友人と行った際もエアビーを利用しましたが、ワンフロアの部屋にそれぞれトイレ・シャワー付きのベッドルームが3つある&リビングが共用スペースになっているレジデンスを借りることができ、とても便利でした。 ホテルだと部屋が分かれてしまう場合が多いですが、エアビーであればリスティング次第で同じ空間or物件に泊まれるので、家族旅行や卒業旅行など大人数の旅行でも利用しやすいかもしれません。 キッチンや洗濯機・乾燥機が付いている物件であれば、長期滞在にも利用しやすいと思います。   今回はエアビーについてご紹介しました。 特に観光地では高級ホテルのレジデンスも安く泊まれたりするので、観光の目的や旅程に合わせて、ホテルとエアビーを比べてみてはいかがでしょうか? 初めての利用には不安もあるかもしれませんが、トラブルが起きないよう評価やレビューを参考に選択すれば安心して利用できますよ。 この記事が、ベトナム旅行のお役に立てれば幸いです。

2024.09.16

【タイ/バンコク】初めての方も安心!人気エリア別おすすめ宿泊ガイド

【タイ/バンコク】初めての方も安心!人気エリア別おすすめ宿泊ガイド
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前回記事では、タイ・バンコクの2大空港と市内へのアクセス方法をご紹介しましたが、初めてお越しなられる方にとっては特にどのエリア、どのホテルに泊まろうか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか? バンコクは広大な都市で、それぞれのエリアに独自の魅力があります。 そのためご自身の旅の目的に合わせたエリア選びが、充実した滞在のカギとなり、様々なエリアから、観光・交通・ホテルなどのどこを重視しするのかがポイントになってきます。 この記事では、バンコク旅行でおすすめのエリアを特徴ごとにご紹介します。   バンコクの有名ショッピングエリアで、若者にも人気のエリアです。 巨大ショッピングセンターがいくつもあり、2,000 店ものショップやレストランが入った「MBK センター」や、シーライフ・バンコク・オーシャン・ワールド水族館を併設した高級デパート「サイアム パラゴン」などがあります。 タイ最強のパワースポット「エラワンの祠」や、繁華街から離れたところにはタイシルクの代表格となった最高級ブランド創始者「ジム・トンプソンの家」も。 BTS(スカイトレイン)の乗り換え駅でもあるので、バンコク市内を移動するのも便利です。 ラグジュアリーホテルも多く、観光とショッピング両方楽しめるので、初めてのバンコク旅行やファミリー層にもおすすめです。 こんな人におすすめ!☟☟☟ 買い物を楽しみたい 交通の便・利便性重視 都会派 高級ホテルステイ   BTSのナナ、アソーク/スクンビット、トンロー、プロンポン駅あたりのエリアを指します。 日本人を含む在住外国人が多く住むエリアで、国際色豊かな街並みが特徴です。 「ターミナル21」を中心に、駅直結ショッピングモールやレストラン・カフェ、歓楽街が充実しています。 サイアムほど混雑していないのと、日本食店やホテル、ナイトスポットも充実しているのでお友達との旅行やベトナムからの休暇旅行にもおすすめです。 スワンナプーム国際空港から市内中心に移動できるエアポートリンク(電車)を利用すれば、MRTスクンビット駅までは約30分で行くことができます。 こんな人におすすめ!☟☟☟ 買い物やナイトスポットを楽しみたい 交通の便重視 都会派   便利で近代的なバンコク中心街もいいですが、個人的には住んでいるベトナムとはまた違った、古き良き建物や雰囲気が残っている地域や地元の人の暮らしが垣間見れるエリアを楽しみたいと思うことも。 ゆっくり過ごしたい方や東南アジアのローカル感を味わいたい方には下記が個人的におすすめです。   バンコクの三大寺院「ワット・プラケオ」、「ワット・アルン」、「ワット・ポー」やバックパッカーの聖地「カオサン通り」があるエリアです。 上記でご紹介した高層ビルのショッピングモールが立ち並ぶバンコク中心街とは雰囲気が異なり、交通の便もあまりよくないですが、古き良きレトロな雰囲気のバンコクが楽しめます。 特にチャオプラヤー川沿いのホテルやレストラン・カフェは、静かでのんびり過ごせるので気に入っています。 こんな人におすすめ!☟☟☟ リラックス重視 古き良きバンコクの雰囲気を感じたい レトロなカフェやレストランが好き   ちなみに旧市街から少し足を伸ばせば巨大な複合商業施設「アイコンサイアム」があり、ショッピング、グルメ、水上マーケット、噴水ショー、シャトルボートなどが楽しめます。 また小さなお子様向けの遊び場も充実しているので、お子様連れの観光におすすめです。   東南アジアで最も大きいと言われるチャトゥチャック市場のあるエリアです。 週末に開催される「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット」は東京ドーム約2.5倍の敷地内に約15,000店舗以上のお店が軒を連ねています。 またナイトマーケットの「タラートロットファイ・デーンネラミット」があるのもこのエリアです。(こちらの営業時間は木〜日曜、17:00 – 24:00) 週末は人が多くなりますが、平日や市場から少し離れたところは比較的落ち着いていて、東南アジアのローカル感もあるエリアです。 ドンムアン国際空港から市内中心に移動できるSRTダークレッドライン(電車)の終点・バンスー駅(現在の名前はクルンテープ・アピワット駅)もこのエリアです。 交通の便も悪くなく、ホテルも比較的安くて綺麗なところが多いので一人旅にもおすすめです。 こんな人におすすめ!☟☟☟ 程よく都会 ローカルな雰囲気を味わいたい ドンムアン空港利用者   ご紹介したエリアがおすすめ宿泊エリアとなります。 旅の目的や予算、自分の理想に近いエリアを選んでみてくださいね。 どのエリアも、それぞれの魅力があり、旅のスタイルに合わせて最適な選択ができるでしょう。 また、エリアによっては観光地へのアクセスのしやすさや、地元ならではの文化に触れられる場所も多く、滞在を通じてバンコクの新たな一面を発見できるかもしれません。 皆さんのバンコク旅行に、こちらの記事が参考になれば幸いです!

2024.09.13

東南アジア比較!インドネシアとベトナム:異なる国の魅力を徹底比較

東南アジア比較!インドネシアとベトナム:異なる国の魅力を徹底比較
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これから東南アジアへの海外移住を検討している方にとって、事前にその国を知ることはとても重要ですね。 東南アジアで圧倒的に日本人在住者が多い国といえばタイですが、タイは近年物価上昇が激しくコストを抑えたい方にとってはあまりおすすめではないかもしれません。 タイに次いで近年日本人が多く住む東南アジアの国と言えば、インドネシアとベトナムがあげられます。 両国とも在住日本人は約2万人と非常に多くなっています。 そんな二国を行き来している筆者が、日本人が住むという視点で徹底的に比較をしていきたいと思います◎ 東南アジア移住を検討している方は是非読んでみてくださいね!   インドネシア共和国は東南アジア南部に位置し、人口世界第4位の2億9,000万人を有する何千もの火山島から成る国です。 首都はジャカルタで、公用語はインドネシア語。1100万人以上がジャカルタに住んでいるため交通渋滞が非常に問題となっています。 また、人口の9割近くがイスラム教徒のためヒジャブを被っている女性をよく見かけたり、一部のスーパーやレストラン以外ではお酒の提供が禁止されています。 オオトカゲやゾウやオラウータンなどの動物が生息する広大なジャングル、一大リゾートとして大人気のバリ島など自然に満ち溢れた島国です。 ナシゴレンやサテなど日本人にも人気の高いインドネシア料理もおすすめですよ!   ベトナム社会主義共和国は東南アジアの東に位置し、約1億人の人口を有する国です。 首都はハノイで政治のお膝元、経済の中心地は南部ホーチミンにあり発展めがざましい都市です。 世界でも限られた社会主義国ですが、経済は資本主義で自由経済の側面も強く、ホーチミンは特に外資系企業の進出も増えています。 平均年齢32歳と若く勢いがあり、50年間で人口が2倍になった、今後さらなる成長が見込まれている国でもあります。 観光業や工場進出などが増えており、日本からの駐在者や旅行者にも人気の国です。 フォーや春巻きなど近年日本人にも人気のあるヘルシーなベトナム料理は日本人の口にも合うので非常におすすめです!   インドネシアのビジネスといえばジャカルタ、ベトナムはホーチミンを中心に様々な項目で比較をしていきたいと思います。 ベトナムはハノイに住む方も多いですが、人柄や気候など異なることも多いため、より多くの日本人が住むホーチミンを中心にみていきましょう◎     それぞれを一言表すと、インドネシア=のんびり、ベトナム=パワフルでしょうか。 穏やかなのんびりした人柄を好む方はインドネシア、ちゃきちゃき仕事を進めてほしい方はベトナムが合っているかもしれません◎   インドネシアの人々はとにかくのんびりいつもにこにこしています☺ 優しい笑顔で挨拶やお礼を言ってくれるので、気付いたらこちらも笑顔になってしまう素敵な国民性です。 誰に挨拶しても笑顔で返してくれ、『Terima kasih☺(ありがとう)』を店員さんや警備員さんがいつも言ってくれるのでほっこりしますよ◎ 一方でのんびりしているがゆえ、仕事の進捗が遅い…という難点があります。笑 お願いした仕事がいつまで経っても終わらないという管理職の嘆きを聞くことがよくあります。 また、インドネシアでは労働者を守る規制が強いことからも、欠勤が非常に多いなどの悩みも絶えません。   ベトナムの人々は北部と南部でも傾向が分かれますが、総じて明るくパワフルな国民性です。 ハノイの方がきっちりと真面目な印象が強く、ホーチミンなどの南部はのんびり大らかな方が多い印象です。 日本でも沖縄はのんびりしている、など暖かいところの方がのんびりしている人が多いのかもしれませんね◎ また、家族や友人をとても大切にするため、一度仲良くなると親の様に心配やお世話をしてくれるとても温かい方が多いです! そうはいってもインドネシア人と比較すると、パワフルで物事をはっきりと言い、自分の主張を通します。 また、自分の非を認めない、言い訳をよくする方もおり、仕事でミスをしても反省しない…などのお困りの声をよく聞きます。     両国とも乾季と雨季に分かれており常夏で年中暑いが、1日中雨が降ることはなく過ごしやすい。 気温も一定なので体調管理がしやすく、花粉がないのが嬉しいポイント! ジャカルタは大気汚染が世界でもトップクラスなので要注意。   1年の中で雨季と乾季に分かれるインドネシア。5月~11月が乾季、12月~4月が雨季シーズンで乾季は雨はあまり降らず、ずっとお天気が続きます。 雨季になると1日のうちの数時間のみスコールが降り、スコールが止むと涼しくなるという繰り返しです。 年間を通して暑く、基本的に1年中半袖で過ごすことができますが、室内は非常に冷房が効いており長袖でも寒いくらいですので、羽織は持っていた方が良いでしょう。 そして、ジャカルタの最大の難点は大気汚染です… 世界でもトップクラスの大気汚染がひどい場所ですので、どんより曇っている日が多く体調を崩しやすいです。 外を歩くときはマスクをしている人が多く、あまりにひどい日は外出を控える方もいる程です。 ただ、ショッピングモールやカフェなどが充実しているので、室内で1日過ごせますのでご安心ください◎   ベトナムは北と南で気候が全く異なり、北部ハノイは日本と同様に四季があります。 一方でホーチミンはインドネシアと似ており乾季と雨季に分かれていますが、時期は真逆の4月~10月が雨季、11月~3月が乾季です。 雨季になると午後から夕方にかけて1~2時間スコールが降り、止むと夕方から涼しくなるという日々です。 乾季は毎日青空で日差しが強烈で、35度前後の日々が続き非常に暑いので日中は室内にいることが多くなります。 雨あがりの涼しくなった夕方のお散歩は気持ち良くておすすめですよ◎     どちらも比較的治安は良いが、インドネシアは特に夜の女性の一人歩きには要注意。 ベトナムはバイクの逆走や信号無視など交通マナーに注意が必要です!   インドネシアは9割がイスラム教徒の国ですが、キリスト教徒なども一定数いる多宗教国家です。 比較的治安はよく、昼間であれば、女性がひとりで歩くことはとくに問題ありませんが、人通りの少ない道は避けた方が安心です。 夜間は犯罪に巻き込まれる可能性が高まるため、女性はもちろん男性も夜の外出はできる限り控えた方が良いでしょう。 筆者がジャカルタが来た際には、20時以降の一人歩きは大通りでなければ避けた方が良いと言われています。 人気のない道や特に北部コタエリアでのスリやひったくりなどには注意が必要です。 在住者もコタエリアは空気が変わる、夜には特にあまり行かないようにしている、などの声を聞くことがあります。 しかし実際に生活をしている筆者にとっては、夜や一定エリアに気をつければ日常生活に危険を感じることはありません。   ベトナムは比較的治安のよい国で、女性の一人歩きも問題ありません。 観光地エリアなどに行くと、スリやひったくり、空港でのタクシーぼったくりなどは聞くことがありますので注意は必要です。 ですがハノイとホーチミンに住んだことがある筆者は、日本に近い感覚で夜に一人で出かけても全く問題ありません。 移動はタクシーやGRABを使用するため、目的地から自宅まで外を歩く必要がないということもあり、日々の生活において危険を感じたことはありません。 注意点といえば、バイクが非常に多いため、外を歩くときにバイクにひかれないように気を付けることは必要かもしれません。 交通ルールがあってないようなもので、信号無視や逆走は多く、周りを見て注意して歩くようにしましょう。 インドネシアは車が停止してくれたり、歩行者にも優しいのでこの点はインドネシアに軍配ですね!     日本人が生活をする場合、街歩き、カフェ、お酒好きにはベトナムをおすすめ。 お買い物、利便性、言語の壁の低さを求める方にはインドネシアをおすすめ。   筆者がジャカルタに住んでみた感想としては、想像の何倍も都会で便利だということ。 想像もしていなかった超高層ビルが建ち並び、発展したショッピングモールがいくつもあるのです! 24時間営業しているコンビニもありますが、スーパーやレストランは22時には閉まる店舗がほとんどです。(コンビニではお酒は買えません) また、ジャカルタはメトロも走っており移動の選択肢がタクシーだけではないということが非常に便利なポイント◎ MRTと呼ばれるメトロは日本が関わったこともあり、日本の電車さながらの作りとなっています! 日本人向けのスーパーマーケットPapayaがジャカルタに4店舗ほどあり、日本食材や調味料に加えてお惣菜やお弁当も売っています。もはやここは日本…と感動してしまいます。(上記写真参照) また、インドネシア語はとても習得しやすい言語であるため、現地語を少し学習するだけで現地人と馴染みやすいというのも嬉しいポイントです◎ 一方で、渋滞がひどく移動時間の予測が立てられないところや、歩道が少なく街歩きがあまりできないことがマイナスポイントです。 ビジネスマンの方は、数キロ先のアポのために1時~2時間前から出発するのが普通です。   ベトナムのホーチミンは特に日々発展しており、日本人が日常生活を送るのに困ることはあまり多くありません。 現在ホーチミンは飲食店バブルを迎えており世界屈指の日本食激戦区となっています。コンビニもファミリーマート、セブンイレブン、ミニストップなど各種あり、深夜の買い物も可能です。 また、お酒やカフェが好きな方にも朗報です!ベトナムではスーパーではビール一本60円程度。飲み放題ですね。笑 また至る所に素敵なカフェがあるので、カフェ好きにもたまらないのではないでしょうか◎ 一方移動手段は基本的にタクシーやバイクタクシーが中心で、電車はまだ開通していません。 バスもありますが、乗り降りのハードルが高く、日本人で使用している方は限られています。 基本的にはタクシーで問題ありませんが、大雨が降ると全くタクシーが捕まらないこともあるので、不便に感じることも少々あるでしょう。 また、大型ショッピングモールなどは限られるため、洋服や靴などは日本で調達してくる方が多いです。   様々な側面からインドネシアとベトナムを比較してみましたがいかがでしたか? 筆者はハノイ、ホーチミン、ジャカルタに滞在経験がありますが、どの街もとても素敵でお気に入りで大好きです。 一方で、それぞれの街で特徴が異なるため、みなさまのライフスタイルや生活に求めるモノで街を選ぶと、より満足度の高い海外生活が送れること間違いなし◎ 東南アジア移住で迷われている方にとってこちらの記事が参考になれば嬉しい限りです!