ハノイの美容室ガイド:日本人におすすめのサロン紹介【2024年7月最新版】

ハノイの美容室ガイド:日本人におすすめのサロン紹介【2024年7月最新版】

ベトナムに引っ越してくる方からよく聞かれる現地の美容室事情。

言葉も通じなければ、文化や流行りも異なるベトナムでローカルの美容室に通うというのは不安も大きいのではないでしょうか。

日本にいた際に美容室関連の仕事をしていた筆者が、日本とベトナムの美容室の比較や、ベトナムにある日系美容室までベトナムの美容室事情について紹介していきたいと思います。

ハノイで美容室に通えるのかな…?と不安を抱えている方は、こちらの記事を是非確認してみてくださいね◎

 

ベトナムの美容室

ベトナムの美容室の特徴

まず初めに、ベトナムの美容室の特徴についてお伝えしていきます。

大きく日本と異なることは、ベトナムには日本の様に国家資格として美容師の資格がないということです。

日本では美容師資格を取得するために、専門学校へ行き約2年程かけて資格をとりますよね。

その後、美容室に就職してアシスタントと呼ばれる下積み生活を数年過ごしたうえ、ヘアカットができるスタイリストになるという流れが一般的です。

一方で、ベトナムでは私が『明日から美容師です』と名乗れば美容師になれてしまうのです。

世界でも美容師資格を有する国は日本、アメリカ、ドイツ、韓国などと限られており、資格が存在しない国が大多数となっています。

そのため、青空カットと呼ばれる路上でヘアカットをしている理容師の方が至る所で見られるなど、日本とは異なる光景ですよ◎

また、ベトナム人はとにかく早く独立したい!という人も多く、1年程美容室で働いてすぐに自分のお店をオープンするといったパターンもしばしば見受けられます

資格がなく、何年もかけて技術を学ぶわけではありませんが、手先が器用ということもあってか技術が上手な方が多いのも特徴的です。

 

ベトナムローカルヘアサロンの価格帯

続いて気になるのが価格帯でしょうか。

ベトナムには日本人が経営している日系ヘアサロンと、ベトナム人が経営しているローカルサロンがあります。

ローカルサロンの価格帯は日本と同様いわゆる1,000円カットのようなコスト重視なお店から、ラグジュアリーなお店まで様々です。

あくまでも目安となりますが、ホーチミンやハノイの中心部の価格帯は下記の通りです。

■青空カット… カット:50,000VND(=300円)程度

■低価格帯美容室…カット:100,000VND以下(=630円以下)

■中価格帯美容室…カット:150,000~300,000VND(950円~1500円程度)

■高価格帯美容室…カット:350,000~600,000VND(2,200円~3,800円)

高価格帯になってくると、シャンプーやマッサージも込みの料金となっているところが多いです。

日本人男性は中価格帯のローカルサロンに通っている方も結構多いので、チャレンジしてみるのもいいかもしれませんね◎

日本人女性はカットは日系サロン、ヘアカラーはローカルサロンに行っています、という声を聞くことはありますが、全体的に日系サロンに通っている方が多いですよ。

 

ハノイの日系サロン

ハノイの日系サロン

ハノイには日本人がオーナーのヘアサロンが10軒以上あります。

日本人の方に施術をしてもらえると、言葉が通じるためスタイルのニュアンスが伝えやすいということや、日本のトレンドを抑えてくれているという安心感もありますよね。

選択肢も沢山あるため、自分のお気に入りのお店を見つけられると嬉しいですね◎

またカラー剤やパーマ剤、シャンプー・トリートメントなども日系サロンでは日本でよく使用されているmilbon、NAPLA、アリミノなどの商材が使用されていることが多いです。

海外製のカラー剤などは日本のものよりも強いことが多く、頭皮がヒリヒリするなどの危険性もあるので注意が必要です◎

 

ハノイの日系サロンの価格帯

カットは日系サロンでも日本人によるカットかベトナム人によるカットで価格が分かれていることが多いです。

カラーやパーマは日本人の方+ベトナム人のアシスタントの方で施術するパターンが多いですよ!

日本の薬剤はベトナムで購入することで日本より少し高くなってしまい、カラーやパーマのメニューは少し割高になる印象です。

カット:700,000~900000VND(=4,300円~5600円程度)

カラー:1,200,000~1,500,000VND(=7,500円~9,300円程度

パーマ:1,200,000~1,500,000VND(7,500円~9,300円程度)

 

ハノイの日系ヘアサロン9選

日本だとホットペッパービューティーで簡単に探せるのにベトナムではどうやって探せばいいんだろう…?

そんな方はこちらでハノイにある日系サロンをどどんとご紹介していきますので、必見ですよ!

Hair salon tetote.(ヘアーサロンテトテ)/Hair salon tetote.+me

現在増えている日系サロンに先駆けて、2014年にオープンし今や知らない日本人はいない程の大人気ヘアサロンtetote.。

2021年には2号店となるtetote.+meもオープンし勢いのある2店舗は、日本人スタイリストが常駐しており、日本の薬剤やトリートメントを使用しています。

複数の日本人スタイリストが在籍しており、対応がスムーズで技術力も講師活動をされている方もいらっしゃるほどで安心です◎

また、温かくて楽しいスタッフさん達とナチュラルテイストな雰囲気の空間でゆったりと過ごせるので、おすすめですよ!

Hair salon tetote.はこちら↓↓↓

Hair salon tetote.+meはこちら↓↓↓

 

Hair Salon KUKAI(ヘアーサロンクーカイ)

ハノイのタイホーエリアに位置する老舗サロンHair Salon KUKAI。2012年オープン以来日本人から愛される美容室です◎

日本人スタイリストが常駐しており、予約対応から施術全てに至るまで日本人対応のため安心ですね!

カラー剤やシャンプーなどもスタイリストこだわりの日本製品を扱っており、お店のこだわりでもある『まるで日本にいるかのような空間を作りたい』という想いの通りの空間です。

小顔マッサージや脳洗浄も併設されているので、ヘアーもフェイシャルもまとめてできて一石二鳥ですね◎

 

Design hair Nine(デザインヘアーナイン)

タイホーエリアの中華&イタリアンレストラン『ぺぺラプール』の建物内5階にある美容室で、日本人男性スタイリストさん常駐のサロンです。

お店も二席ほどのコンパクトな作りで、アットホームな雰囲気が特徴です。

大きい店舗でたくさんお客さんがいるのが苦手、ゆったりとした時間を過ごしたい、といった方には特におすすめです◎

スタイリストさんも優しい物腰で、悩みなどを伝えるとおすすめのスタイルやメニューを提案してくれますよ!

湖を一望できる素敵な空間で、きれいにしてもらえます!

 

hair salon Kiki(ヘアーサロンキキ)

タイホーエリアのTo Ngoc Van通りにある完全予約制のプライベートサロンhair salon Kiki。

2023年にできたばかりの新しいお店ですが、日本人女性がされており貸し切りで誰の目も気になることなく、のんびりと施術が受けられます◎

お仕事をされている方などはプライベートはお客様に会わずにゆっくりしたいな~と思っている方には非常に嬉しいですね!

また、意外と日本人女性スタイリストがいるサロンは限られているので、女性に施術してほしい!!という方は是非一度行ってみてはいかがでしょうか?

 

Step(ステップ)

Stepは日本人街のリンランエリアに位置する隠れ家ヘアサロン。

先ほど紹介したKUKAIのグループ店にあたり、日本人スタイリストさんは、日本でカラー特化サロンを経て、ハノイのKUKAIにて勤務し、現在のStepのオープンに至ります。

平日21時まで開いているため、お仕事終わりにカットに行きたいという方にはもってこいですね◎(20時最終受付)

立地も便利なところにあるので、お仕事終わりにStepさんでカット→美味しい日本食でお腹を満たして帰宅というコースはいかがでしょうか?

全て日本製の商材を使用しており、女性のカラーやパーマなども安心してお任せできますよ!

 

ReMond(レモンド)

2020年5月に「デコラヘア(Decora Hair)」がリニューアルした「ReMond(レモンド)」は、スタイリストさんが変わり2024年5月に新生ReMondとして生まれ変わりました!

現在は美容師歴17年のママ美容師さんが引継ぎ、お店を運営されています◎

デザインカラーやハイライトなどが得意とのことで、小顔カラーやお顔が明るく見えるようなカラーなどをオーダーしてみてはいかがでしょうか?

またハノイならではの湿気によるスタイリングのしにくさなどのお悩みを伝えると、カウンセリングでしっかりとおすすめのメニューやスタイルを教えて頂けるので、お悩みがある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか?

日曜日が定休日ですので、ご注意ください。

 

VERUM EASTSIDE(ベルムイーストサイド)

AUBE Ciel/AUBE Calme(オーブ シエル/オーブ カルム)がリニューアルし、新ブランドとして作ったVERUM EASTSIDE。

まつ毛エクステやフェイシャルエステなど幅広く施術してくれる日本人の女性ビューティシャンと、コンテストで何度も入賞経験のある男性スタイリストが在籍しています。

若いお2人なので、特に日本人の若い方からの支持が強いサロンです◎

美・理容免許両方を持っていらっしゃるので、男性にも女性にもおすすめですよ!

おしゃれに敏感なベトナム人の方々からも人気を博しているVERUM EASTSIDEに是非一度行ってみてくださいね。

 

Hair Design RAGDOLL Japan(ラグドール)

2020年にインドチャイナプラザ近くの『リッチランドビル』内にオープンしたヘアサロンラグドール。

現在はBaDinh地区に移転したものの変わらず日本人子顧客の支持を集めています。

サロン内は赤と黒を基調に洗練された雰囲気ですが、日本人夫妻のサービスは丁寧かつアットホームで、お子様連れも大歓迎とのこと◎

ハイライトなどを活用したニュアンスカラーを得意とされているので、気になる方は相談してみてはいかがでしょうか?

 

Unknown(アンノウン)

2022年にリンラン通りにオープンしたスタイリッシュな完全予約制サロンUnknown。

2名の日本人男性スタイリストが常駐しており、洗練された空間は原宿や表参道にありそうなおしゃれな雰囲気。

ハノイでは珍しく、髪や頭皮に優しいヘナカラーをメニューがあるため、白髪染めをしたいけど傷ませたくない…という方は一度訪れてみてはいかがでしょうか?

立地もとても便利で、帰りに日本食やスーパーでのお買い物が徒歩圏内に揃っていますよ◎

 

まとめ

こちらの記事ではハノイの美容室事情について、紹介していきましたがいかがでしたか?

日本人スタイリストが常駐している美容室が多くあり、アットホームな雰囲気から洗練された空間まで、さまざまな店舗があります

スタイリストさんも様々ですので、皆さんに合ったお店が見つかることを願っております◎

こちらの記事がハノイに住む日本人の皆様にとって参考になれば嬉しい限りです!

HRnavi べとわーく編集部

執筆者HRnavi べとわーく編集部

べとわーくを運営するHRnaviは、創業15年、ベトナムで唯一日系企業に特化したローカル人材会社です。また、べとわーく編集部は、ベトナム在住歴10年以上のメンバーを中心に構成しています。ベトナムにおけるお仕事、生活情報など、在住歴が長い人しかわからないようなコアな情報をお届けします。

有料職業紹介事業者の登録番号:No. 21862/SLĐTBXH-GP(更新日:2020年8月10日)

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ベトナムでの転職や移住を考えている方々にとって、来る前に知っておきたいのが現地での生活費ではないでしょうか。 ベトナムはなんとなく発展途上国というイメージがあり、漠然と物価は日本よりも安いと思われている方も多いですよね。 旅行に行ってみるとなんとなく分かる現地の相場ですが、住んでみて初めて分かる家賃、光熱費、通信費… そこで、ホーチミン在住の女性筆者の、超リアルな1か月の生活費をどどんと大公開! さらには現地での生活情報も紹介していきます◎ベトナムに来てスムーズに生活が始められるようにこちらの記事を参考にしてみてくださいね。   まず、現地の物価感をつかむために分かりやすい、ベトナム人の平均所得についてお話していきます。 2022年7月のJETROの発表によると、ベトナム人の平均月収は6,600,000VND=約3万8,280円、年収にすると約79,200,000VND=約46万465円となります。 とはいえ、ホーチミンやハノイなどベトナムの中心の日系企業で働くオフィススタッフは1.5~2倍近く、さらには副業をしているベトナム人がほとんどなので実質の可処分所得は上記より高いと思われます。 ベトナムの労働法では原則副業を禁止としていないため、副業はベトナムの文化です。タクシーの運転手や塾の講師など副業で務める業務は多岐に渡り、能力を活かして収入を増やしています。 一方で、ベトナムで働く日本人には『日本人の給与水準』があるので、現地のベトナム人スタッフと同業務にあたらない限り上記給与水準に当てはまらないのが実情です。 そのためベトナム人同様のローカルエリアに住み、ローカルレストランで食事を取り、自分自身でバイクを運転して生活をしていれば給与の大部分を貯金に充てることもできます。   それでは実際のホーチミンの物価の目安を知るために、各商品の値段を紹介していきます。   食べ物や飲み物は現地のものを調達すると、日本の物価の3分の1程度で購入することができます。 一方で、日本の調味料や食材や輸入品等を購入する場合、3~5倍近くするものが多々あります。こちらはベトナムの関税の高さが大きな要因となっています。 筆者はハノイに住んでいたこともありますが、スイカやマンゴーなどの南国フルーツやきゅうりやなすなどの夏野菜はホーチミンの方が1~2割程度安く、そして美味しい印象があります。 ホーチミンは常夏のため年中収穫できますが、ハノイは四季があり冬場はベトナムの南部から仕入れていることが影響しているのかもしれません。 水(500ml) 30円(5,000VND)/本(スーパーマーケット) ビール(生ビール)@レストラン 200円(35,000VND)/杯 缶ビール  @スーパーマーケット 90円(15,000VND)/缶 フォー(ベトナム風うどん)(@ローカルレストラン) 約250円(40,000VND)/杯 バインミー(ベトナム風サンドイッチ) 約150円(25,000VND)/個 なす 約20円(5,000VND)/本 スイカ 150円~250円(30,000~48,000VND)/玉 マンゴー 60~80円(12,000VND~16,000VND)/個 鶏むね肉 100g 80円(14,000VND)/100g   ベトナムは大家族の世帯が多いため、日本と比較すると1つずつの日用品の容量が大きく、その分価格も割安となっています。 しかし食品と比べると意外と高く、日本と同程度の価格帯となっています。 食器用洗剤 150円(25,000VND)/個 シャンプー 500~1000円(80,000~15,000VND) 洗濯洗剤 2kg 900円(150,000VND)/ 2kg ティッシュペーパー 120円(20,000VND)/個 歯磨き粉 200円(30,000VND)/個   その他の料金は下記の通りで、水道代はサービスアパートの家賃に含まれている場合もあれば、コンドミニアムなどの場合は自身での支払いになりますが、1000円以下と格安です。 また、なんといってもベトナムは携帯電話や通信料金が安いのが魅力の一つです! 一か月あたり500~1000円程度で抑えられるのが嬉しいです◎ 水道代 800円(150,000VND)/月・一人暮らし 電気代 3,500~4,800円(600,000~750,000VND) 携帯電話料金 550円(90,000VND)/ 月   上記でベトナムの物価水準を紹介しましたが、ここからは筆者・日本人女性のリアルな1か月の生活費を公開していきます。 物価は安いと言っても、やはり日本のクオリティやサービスを求めたいものもあります。 特に筆者は自宅の快適さを求めているため、自宅には惜しみなく使い、他の項目で節約しています。 また、美容室やネイル・まつ毛エクステ・化粧品などには惜しまず、納得のいくものを選択しています。 ...

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