ハノイ市内から車で1時間圏内に位置する子供から大人まで大人気の新スポット、“エコパーク”を知っていますか?
この記事ではエコパークの見所や、ハノイからの行き方など魅力をドドンと紹介!
陶器で有名なバッチャン村の近くにあり、ハノイからすぐに行けるので、休日に少し足を伸ばしてお出かけしてみてはいかがでしょうか?
エコパークとは?

写真参照元:Ecopark Facebook
エコパークは、川に囲まれた好立地に位置する、ベトナム北部で最も住みやすいエコ都市として開発されている区域です。
かつてロンドン・パリ・ウィーンなど世界の各都市が川のほとりで繁栄したことから、エコパークも川に囲まれたエリアに作ることで、発展しやすい環境を選んだそうです。
東京ドーム100個分を超える、500ヘクタールの面積に緑あふれるエコパークを建設するプロジェクトが2009年にスタートし、今年で14年目を迎えました。
日本の野村不動産株式会社なども参画する一大都市として、今もなお建設中のエリアがあり、完成は2030年を予定しています。
4つの大きな公園、数百万本の木々、スポーツエリア、エンターテイメントエリア、商業施設、教育施設など生活に必要な全てを包括的なシステムで備え、都市機能と自然を兼ね備えたエリアの開発をしています。
2012年・2013年にはASIA PACIFIC PROPERTY AWARDS(アジア太平洋不動産賞)にも採択されました。
そんなエコパークは住むだけでなく、ハノイっ子にとって休日に訪れるお出かけスポットとなっており、1日楽しむことができます。
こちらの記事では魅力あふれるエコパークを紹介していきます。
エコパークの見所
①豊かな自然

なによりも嬉しいのが、自然にあふれているという点!緑や水辺などの自然が100ヘクタールと敷地面積の1/5を占めているので緑がいっぱいです。
各ヴィラにも緑がたくさんあり、公園など至る所に木々が生い茂るエコパークは、どこにいてもリラックスできる憩いの場です◎
ハノイの中心部に住んでいると、自然に囲まれた空気のきれいな場所を訪れたくなりますよね。
山などのハイキングコースもいいですが、整備された歩きやすい道の中に自然がたくさんあるので、小さなお子さんと訪れたり犬を連れて行くのもいいですね!
②Swan Lake (スワンレイク)

名前の通り白鳥がいる湖、スワンレイク。こちらはエコパークの中でも必見のスポットです。
スワンレイク周辺では子供が自転車をこいだり、凧揚げをしたり自由に走り回って遊べます。
木のアスレチックスペースや湖でのカヤックなどのアクティビティもでき、身体を動かして伸び伸びできるエリアです。
湖岸にテントを張ってピクニックをしたり、BBQをすることもできますよ◎
お弁当を持参して湖岸でのんびりピクニックなんて、ハノイではなかなかできないリラックスした時間ですね。
③ゴルフ

写真参照元:EPGA Vietnam HP
南アフリカ出身の有名ゴルファーアーニーエルスにちなんでつけられた、Els Performance Golf Academy(通称EPGAゴルフアカデミー)があります。
通常の18ホールラウンドではなく、9ホール・全Par3のコースがあり、2時間程で終わるため練習にぴったりのコースです。
最近ハノイではゴルフ料金が右肩上がりですが、平日・週末共に9ホールで850,000VNDなのでリーズナブルで気軽に行けますね。
18ホールではなく、実践的に練習をしたいという方にはとってもおすすめですよ◎
レストランやワインライブラリーも併設されており、練習終わりに仲間たちと食事やワインを楽しむこともできて、優雅な休日が楽しめますね。
④Eco Sunday Market(エコサンデーマーケット)

写真参照元:Ecopark Facebook
毎週金曜から日曜日にかけて、金曜日と土曜日は午後5時から午後10時まで、日曜日は午前8時から午後2時までマーケットが開催されます。
エコパークの北側のフォーチュックという通りで開催されているので、是非参加してみてくださいね。(住所は下記の通り)
📍Chợ Quê Ecopark(số 126 Dẫy D, Phố Trúc, Khu đô thị Ecopark, Văn Giang, Hưng Yên)
≪マーケット情報≫
◆地元の農産物・果物・工芸品などの市場…いろいろな農産物を購入したり、工芸品は見て回るだけでも楽しいですね★
◆世界各国の料理屋台…エコパークに住む各国の人々が自国の料理を紹介するために屋台を出しているため、世界各国の料理が楽しめるのは嬉しいですね◎
◆子供向けの釣り、動物への餌やりなどのイベント開催…毎週様々な子供向けのイベントが催されているので、毎週行っても飽きませんよ!
◆ライブ音楽パフォーマンス…各国の人々がライブで音楽演奏をしたり、ダンスを披露しているブースもあります。
*マーケットは子供から大人まで楽しめる催しものがされていますので、是非皆さん行ってみてくださいね◎
高級マンションの価格
そして、敷地内にはマンションやヴィラがたくさん建設されていますが、すでにほぼ完売しているほど人気だそうです。
中庭付3LDKマンションで約3500万円~。
ヴィラはドバイのパームアイランドからインスピレーションを得てデザインされた、エコパークグランドアイランドが最も高級エリアです。
300㎡の一番小さいヴィラで、なんと…100万ドル(1億4,000万円程)からと公表されています!
金額だけ聞くと全く手が出ないお値段ですが、家にはプールと大きなお庭付き。
その他、テニスコート、バドミントンコート、体育館、スパ、サウナとジャグジー、図書室、ワインと葉巻ルーム、レストラン、屋外イベント用のエリアを備えた各種施設も使用できる超VIP待遇です!
≪グランドアイランドヴィラの1つ≫

写真参照元:Ecopark ホームページ
ハノイからエコパークまでの行き方
GRAB・タクシー

ハノイの旧市街からGRABでエコパーク迄行く場合、5人乗りの車で片道180,000~200,000VND(1,000~1,200円)で行けます。
家族や友達と一緒に行く場合は、安くて楽なGRABかタクシー移動がお勧めです。
複数でいけば一人当たり数百円なので破格ですね。
バス

とにかく安く!遠足気分で!という方にはハノイ中心部からバスに乗っていくことをお勧めします🚌
バスで向かうと、ハノイ中心部からエコパーク最寄りまでなんと…7,000VND(40円)で行けるのです!
バスで行く場合には47番バスに乗ります。
47A(Long Biên ロンビエン– Bát Tràng バッチャン)もしくは47Bの2路線ありますが、どちらに乗ってもエコパーク付近までたどり着くことができます。
バスを降りた後は、エコパークの中心部までは歩いて1kmほどお散歩です。緑が溢れ整備された道はお散歩コースにぴったりですので、是非お試しください。
時間に余裕があり、超格安で、のんびり揺られながら行けるバス旅もまた良いですね◎
まとめ
ハノイに住んでいると空気がきれいで、自然豊かな場所をお散歩する機会がなかなかないですよね。
中心部から30分足を伸ばせば、自然豊かな整備された空間でのびのびと過ごせる場所があります◎
自然だけでなくゴルフ場やBBQスペース、大きな公園がいくつもあり、お子さんから大人の方まで1日楽しめるエコパーク。
ハノイの生活に少しマンネリを感じている方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
いつもとは違った休日を楽しんでみてくださいね!
アイキャッチ画像参照:https://ecopark.com.vn/ecopark-overviewen.html
ベトナム情報週刊コラム
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- 2025.10.28
- 【ベトナム保険事情】医療制度と民間医療保険について
- ベトナムは、東南アジアの経済大国であり、近年は観光客や移住者が増えております。しかし、ベトナムの医療について心配に思う部分もあるのではないでしょうか。 受診方法や医療費について具体的にイメージしにくく、今後の外来受診、入院、緊急医療搬送など、予期せぬ出費については事前に準備しておくことが重要です。 対応策としては、民間の医療保険に入ることがひとつあげられます。 医療保険には提供する会社、その中にも様々な種類のプランがありますので、自分のニーズに合ったプランを選択する必要が出てきます。 本記事ではそのお手伝いができるように、代表的なものをいくつかご紹介していこうと思います。 日本は健康保険制度が整っており、世界的に見て非常に低価格で良質な医療サービスを受けることができます。 しかし、日本から一歩外に出れば、日本の健康保険はもちろん適用外です。そのため、現地で使える保険が必要になります。 ベトナムでは外資系病院の医療費は非常に高く、保険未加入のまま受診すると、多額の支払いを要求される可能性があります。 そのためベトナムで就労し長期滞在する場合、事前に医療保険に加入することをお勧めします。 医療保険に加入しておけば、万が一の病気や怪我に備えて安心することができます。また、医療費の負担を軽減することができるので、ベトナムへの就労で長期滞在を検討している方は、医療保険に加入することを検討しましょう。 ただ、現地の会社に採用となった場合には、企業が民間の医療保険に加入するパターンが多いため、就職先の福利厚生を確認することをお勧めします。 もし会社単位での保険加入がない場合には、個人加入をしておくと安心です。 《医療保険でできること》 ※加入するプラン内容により異なる可能性があります 病気や怪我の治療費を補償 緊急時の医療搬送費を補償 帰国時の医療費を補償 海外旅行保険の補償を拡張 ベトナムは、公立と私立の医療機関が混在しています。 公立病院は、中央政府レベル・州レベル・地域レベル・地方自治体レベルの4つのレベルに分けられ各地に点在しています。 私立病院の多くは、公立病院の混雑を軽減するために、都市部に集中しています。 ベトナムの健康保険制度は、日本の制度に似ており、「現物給付」を採用。現物給付とは、患者が医療費の一部を支払い、国の健康保険団体が残りの費用を医療施設に支払う制度です。 ベトナムと日本の医療制度は、似ている点が多いですが、ベトナムでは、公立、私立病院共に医療費が日本の病院の医療費よりも安い傾向にあります。そのため健康保険の給付範囲も、日本の健康保険の給付範囲より狭い傾向にあります。 ベトナムで働く労働者(外国人含む)は、社会保険へ強制加入となります。 ベトナムの社会保険に加入していると、外国人でもベトナムと同様に、病気や怪我で入院や手術が必要になった場合、一定の金額の補償を受ける権利があります。しかし、社会保険は、基本的にベトナム国内の公立病院のみで利用することができます。 日本語や英語で診察を受けられる私立病院では、社会保険は利用できません。 そのため、ベトナムに滞在する日本人は、個人で医療保険に加入することをおすすめします。医療保険に加入すると、私立病院でも日本語や英語で診察を受けることができ、高額な医療費を補償することができます。 公立病院 公立病院は、ベトナム政府が運営する病院です。公立病院は、すべての国民が利用することができます。公立病院の医療費は、私立病院に比べて安くなっています。しかし、公立病院は、混雑していることが多いです。 私立病院 私立病院は、民間企業が運営する病院です。私立病院は、公立病院に比べて、設備や医療技術が優れています。また、私立病院は、公立病院に比べて、待ち時間が短いことが多いです。しかし、私立病院の医療費は、公立病院に比べて高くなっています。 健康保険 ベトナムでは、国民皆保険制度が導入されています。国民皆保険制度とは、すべての国民が健康保険に加入することを義務付ける制度です。健康保険に加入すると、公立病院で診療を受けた場合、一部の医療費が支給されます。 ベトナムの医療制度は、近年、急速に改善されています。しかし、ベトナムの医療制度は、日本に比べるとまだ発展途上にあります。ベトナムへ旅行や出張をする場合、事前に医療保険に加入することをお勧めします。 ベトナムの医療制度の詳細 ベトナムでも外国人が加入できる医療保険はたくさんあります。その中でも、いくつかのおすすめの保険をご紹介します。 HSBC ベトナムの医療保険に加入するには、HSBC ベトナムのウェブサイトまたはコールセンターから申し込むことができます。申し込みの際には、パスポート、ビザ、住所、電話番号などの情報を提供する必要があります。 入院費、外来費、薬剤費、診察費、検査費など、さまざまな費用を補償することができます。保険料は月額 100,000 ドンからとなっており、リーズナブルな価格で加入することができます。 MSIG ベトナムは、個人向け保険と法人向け保険の両方を提供しています。個人向け保険には、医療保険、自動車保険、火災保険、盗難保険、旅行保険、生命保険などがあります。法人向け保険には、賠償責任保険、建設保険、輸出入保険、船舶保険などがあります。 MSIG ベトナムは、ベトナムの保険業界において、トップクラスの保険会社の一つです。優れた顧客サービスと信頼性の高い保険商品で知られています。 リバティ保険は、1930年に設立されたアメリカの保険会社です。個人向けの生命保険、医療保険、自動車保険、住宅保険、ペット保険など、幅広い保険商品を提供しており、米国で最も信頼されている保険会社の1つで、顧客満足度が高いことで知られています。 プルデンシャル生命ベトナムは、ベトナム国内で100万件以上の契約件数を誇り、ベトナムにおける生命保険市場のトップクラスの保険会社の一つです。ベトナムの経済成長とともに成長を続けており、ベトナムにおける生命保険市場のリーダーとして、今後も成長していくことが期待されています。 ウェルビーベトナムは、個人向けの医療保険、旅行保険、保険代行サービスなど、幅広い保険商品を提供しています。ウェルビーベトナムの保険商品は、ベトナムの法律および規制に準拠しており、ベトナム人のニーズに応じた保険商品を提供しています。 また、日本語対応のコールセンターが24時間利用可能なのも人気の理由です。 保険の種類には、生命保険、医療保険、損害保険など、さまざまな種類があります。それぞれの保険には、異なる補償内容がありますので、自分のニーズに合った保険を選ぶ必要があります。 保険の保険料は、保険の種類、補償内容、保険期間などによって異なるので保険料を支払い続けられるかどうか、よく検討する必要があります。 無理に高額なプランを選ぶと毎月の支払いに追われベトナムを満喫できなくなったり、支払いがストレスになる可能性もあります。 解約条件は、保険会社によって異なります。保険料を支払った期間によっては、解約時に解約返戻金を受け取ることができる場合もありますので契約時にしっかりと目を通しましょう。 当たり前ですが保険会社は、信頼性の高い会社を選ぶ必要があります。保険会社が倒産した場合、保険金が支払われない場合があります。 加入する際には、これらの注意点をよく理解した上で、自分のニーズに合った保険を選ぶようにしましょう。 補償内容をよく確認する。 保険料をよく確認する。 解約条件をよく確認する。 保険会社をよく選ぶ。 ベトナムでの就職や長期滞在を検討している場合は、是非医療保険に加入することを検討してください。保険は、万が一の際に備えるために必要なものです。 保険に加入しているからといって治療費が全額保障されるわけではありませんが、医療保険は健康と財産を守るために役立ちます。 小さな文字で書かれた契約内容を読むのは骨が折れることですが、自分に合った保険を選び、万が一の際に備えておきましょう。 実際に病院へ通いたい場合にはこちらの記事にハノイ・ホーチミンのオススメ病院一覧を掲載しておりますのでご参考ください。
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- 2025.10.27
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- 2022年に日本の水道水の農薬の目標値が緩和され、最近では日本の水道水を不安視する声が聞こえてくるようになりました。 そうはいってもまだまだ日本では水道水を飲んだり、調理に使うのは当たり前。日本の水道水を飲んでお腹を壊したなんてことを聞くこともありませんね。 そんな国で生活をしていると、海外での水事情はどうなのか不安が多いのではないでしょうか。 『なんとなく水道水は飲めないと聞いたことはあるけど、本当なの?』 『一度沸かせば飲んでもいいの?』 『どのお水を買えばいいの…?』と言った疑問をこの記事では解消していきます! ベトナムの水道水はマグネシウムや不純物が多く含まれており、一般的に飲料用として使用することはできないと認識されています。 ベトナムに住む地元の人でもそのまま飲むことなく、ミネラルウォーターを購入することがほとんどです。 特に農業大国であるベトナムは地方の農薬の薬剤残留物や工場排水による汚染が影響し、有機物(N03-、NH4+)、重金属(鉄、鉄、水銀)、特に微生物汚染(大腸菌群、大腸菌)などが含まれていると言われています。 近年では浄水施設が発展と共に水質改善が進みつつあると言われていますが、直近での正確な水質データは公表されていないため、不安が残ります。 飲料水として飲むのはもちろん、スープを作るなどの煮沸しての使用も避けた方が安心です。 筆者は最初のころは歯磨きの水もミネラルウォーターを使用していましたが、4年目となる今は気付けば水道水を使用しています。 ベトナム在住日本人に聞くと、あまり気にしない人だと”スープや野菜をゆでる水は水道水を使う”という方から、”食べ物を洗う時や歯磨きも全てミネラルウォーターを使用している”という方まで幅広くいました。 来越後3か月間知らずに水道水をずっと飲んでいたが、一度もお腹を壊していないという強者もいましたが、どうか真似はしないで頂きたいです… どこから水道水を使用するかの判断は、本記事を参考にして頂きながら、ご自身のライフスタイルに合う使い方をしていただくのがお勧めです。 後ほど紹介しますが、飲料用水はミネラルウォーターを購入するか、浄水器を設置することをお勧めします◎ 南北に長いベトナムですが、実は北と南で水質が異なります。首都ハノイは硬水、南のホーチミンは日本の水に近い軟水です。 筆者はハノイとホーチミン両都市に住んだことがありますが、水質の違いは非常に実感しています。 ハノイは超硬水なため、女性はシャンプー時に髪のきしみや泡立ちの悪さを感じるのが分かりやすさではないでしょうか。 ショートヘアの方や男性はあまり実感しないかもしれませんが、ロングヘアーの女性はシャンプーの選び方も重要です◎ 筆者は以前ヘアケアメーカーで働いていたので、特にヘアケアに関してはこだわりがあります。 硬水のハノイでは、ヨーロッパなどの硬水が使用されている国のヘアケア商品(ロレアル・シュワルツコフetc)を使用することで、泡立ちや洗いあがりがよくなります。 日本に住んでいた頃と同じものを使用するよりも、その地の性質に合った製品を使用することをおすすめします◎ 次に気になるのが、レストランやカフェの氷は安全なのか…?という疑問ではないでしょうか。 ローカルカフェから高級レストランまで、購入した氷を使用しているお店がほとんどですので、安心して飲むことができます◎ ベトナムでは氷の消費量が多く、業者から氷を購入する飲食店がほとんどです。 購入する氷は飲料用として製造・売買されているため、安全性に問題はありません。 気にすることなく飲むことができます。 ベトナムで販売されている水には、種類が多くあります。 一般的に広く認知され、日本人にも購入されている商品を4つご紹介します。 どこかで見かけたことのある、このマーク。そう、”いろはす”です! 日本でもおなじみのCoca Cola社から販売されているいろはすと同じマークのこちらのお水は、ベトナムではDasani(ダサニ)という名前で販売されています。 パッケージは同じですが、いろはすとは内容成分は少し異なります。 ただ、味は癖もなく軟水で非常に飲みやすいのでおすすめです◎ お値段は500mlで5,000VND(約30円)とリーズナブルですね。 2つ目がサントリー・ペプシコ社から出ているAquafinaです。柔らかいペットボトル素材で、舌触りが柔らかくとても飲みやすいです。 日本人の方にとっても馴染みのある飲みやすい口当たりとなっています。 個人的に味は4種の中で一番好きですが、ペットボトルの蓋が閉めづらいのがあまり好きではないポイント… お値段は500mlで7,000VND(約40円)と4種の中では一番高級品です! こちらは牛乳や乳製品などを手掛けるTHグループから販売されている、TH true WATER。 ベトナムを訪れたことのない方は、聞いたことのない方も多いのではないでしょうか。 TH社のヨーグルトや牛乳はベトナム国内では非常に有名で、どのスーパーマーケットでも購入することができます。 そのTH社から販売されており、ベトナムのスーパーなどではよく見かけるTH true WATERは、ゲアン省の山で採水した水をボトルに詰めており、安全なお水として人気があります。 お値段は500mlで6,000VND(30円)です。 そして4つ目はNestle社から販売されているlaVieです。 laVieは硬水ではありませんが、硬水に近い飲み口になっているので日本人の中には少し飲みにくいと感じる方もいるかもしれません。 筆者はボトルがしっかりしているのがお気に入りで、お出かけの際には購入することが多いです。 こちらのお値段は5,000VND(約30円)と安いですね。 ベトナムでは、500mlから1.5L、19Lの自宅用サイズまであります。 出先では上記ペットボトルタイプで問題ないですが、ご自宅用のミネラルウォーターであれば、19Lサイズが一般的です。 ベトナムの賃貸にはウォーターサーバーが設置されていることが多く、サービスアパートメントであれば、水がきれた際に管理人に伝えるだけですぐに新たな水を用意頂くことが出来ます。 ご自身で購入手配する場合も、基本的には大家さんや不動産会社の指定する連絡先に問い合わせると、自宅まで即日配達するサービスがありますので、手間がかからず水を購入することができます。 *ミネラルウォーターは軟水が主流 *500ml, 1.5L, 19Lのガロンタイプもあり、自宅用には大きいものがおすすめ。 ...
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- ベトナムの首都ハノイと経済の中心地ホーチミンで、ついに市内鉄道(都市型鉄道・地下鉄)が開通しました。都市交通の大幅な改善により、通勤や観光がより快適になった一方で、現地では新しい交通手段に対する期待や興奮も高まっています。この記事では、ハノイとホーチミンの都市鉄道の概要、開通の背景、現地での様子、利用方法、そして旅行者や在住者に向けた情報を詳しく解説します。 ハノイの都市鉄道 ハノイでは長年、交通渋滞が深刻な課題でした。人口増加に伴い、バイクや自動車での移動はますます時間がかかるようになり、通勤時間の長期化が問題となっていました。こうした状況を改善するため、ハノイ市政府は地下鉄・都市鉄道建設計画を進め、ついに2025年にハノイ都市鉄道1号線(カットリン~ハノイ駅周辺)が開通しました。 ホーチミンの都市鉄道 ホーチミンでも同様に交通渋滞が深刻で、市民や旅行者の移動効率を改善する目的で都市鉄道プロジェクトが進行していました。特に1号線(ベンタイン~スオイティエン)は都市の主要観光地やビジネス地区を結ぶ路線として注目され、開通初日から多くの人々が利用しています。 ハノイ 開通初日のハノイでは、駅構内やプラットフォームに多くの市民やメディア関係者が集まりました。駅には案内スタッフが配置され、初めての乗車でも安心して利用できるようサポートされています。駅構内は新しく清潔で、改札口や自動券売機の操作も簡単です。 車内は広く快適で、空調が完備されており、混雑時でも比較的快適に移動できます。開通初日は無料または割引運賃でのサービスが提供されることも多く、多くの市民が「都市鉄道デビュー」を楽しんでいました。 ホーチミン ホーチミンの1号線も、開通初日から市民の注目を集めました。ベンタイン駅周辺では、家族連れや学生、観光客が列を作り、新しい交通手段を体験していました。駅や車内は安全対策も徹底されており、防犯カメラや警備員も配置されています。 車内には案内表示や路線図が多言語(ベトナム語・英語・一部日本語)で表示され、外国人観光客でも迷わず利用できます。また、駅周辺には新たな商業施設やカフェが併設され、鉄道開通をきっかけに街全体が活気づいている印象です。 切符・ICカード ハノイ・ホーチミンの都市鉄道では、従来の紙の切符に加え、ICカードやモバイルアプリによる電子乗車が可能です。短距離利用では紙の切符が便利ですが、頻繁に利用する場合はICカードを購入すると、乗り換えや改札通過がスムーズになります。 運賃 運賃は路線距離や利用時間帯によって異なります。初期段階では短距離乗車は10,000~15,000ドン(約60~90円)程度で、長距離でも30,000ドン前後(約180円)と比較的安価です。外国人観光客も気軽に利用できる価格設定です。 都市鉄道開通により、ハノイやホーチミンの市内移動は格段に便利になりました。特に朝夕の通勤ラッシュ時の渋滞緩和や、観光スポットへのアクセス改善が期待されています。 また、駅周辺では商業施設や飲食店の新規出店も増加しており、鉄道開通をきっかけに街全体の経済活動が活性化しています。地元住民にとっても便利な移動手段として定着しつつあり、通勤だけでなく休日のショッピングや観光にも利用されています。 主要観光地へのアクセスが便利 ハノイでは旧市街、ホーチミンではベンタイン市場や市民劇場など、鉄道駅から徒歩圏内でアクセス可能な観光地が多くあります。観光スケジュールに組み込むと移動がスムーズです。 安全で快適な移動 鉄道はバイクやタクシーと比べて安全で、車内もエアコン完備で快適です。小さな荷物でも移動しやすく、特に女性や子連れの旅行者には便利です。 ICカードで効率的に乗車 長期滞在や複数回の乗車にはICカードがおすすめです。改札通過もスムーズになり、現金を用意する手間が省けます。 ハノイ・ホーチミンの都市鉄道は、今後さらに路線の拡張や新規開業が予定されています。長期的には都市全体の交通渋滞緩和や環境改善にも貢献することが期待されており、都市の発展を支える重要なインフラとなるでしょう。 また、観光面でも鉄道アクセスを活かした新しい観光ルートや周遊プランが登場することが予想され、旅行者にとっても便利で魅力的な移動手段となります。 ハノイ・ホーチミンで開通した都市鉄道は、快適・安全・便利な移動手段として現地住民や旅行者から注目を集めています。開通初日の現地の様子からもわかるように、街全体が新しい交通の恩恵を享受し、経済活動や観光にもプラスの影響を与えています。 日本人旅行者や在住者にとっても、主要観光地へのアクセス改善や安全・快適な移動手段として、都市鉄道はぜひ活用したい存在です。今後の路線拡張やサービス向上も楽しみであり、ベトナム都市部での生活や旅行体験をより豊かにしてくれることでしょう。


