【ホーチミン/習い事】子ども向けレッスン情報をお届け

【ホーチミン/習い事】子ども向けレッスン情報をお届け

お子様も含めたご家族帯同で海外移住される場合、「子どもの現地での過ごし方」について気になる方も多いのではないでしょうか。

学校や生活環境の他、日本でやっていた習い事は続けられる?新しい習い事にも挑戦できるか?

そんな疑問にお答えすべく、「ベトナム/ホーチミンでの子ども向け習い事」について詳しくご紹介していきます!

 

ベトナム/ホーチミンでの生活ってどんな感じ?

ホーチミンでの子ども向け習い事をご紹介する前に、まずはベトナムでの生活について解説いたします。

ベトナムは南北に長く、日本の4/5の国土面積で「北海道から本州まで」と同じぐらいの大きさです。そのため、都市によって気候が異なります。

都市名 最高気温 最低気温 特徴
北部 ハノイ(首都) 30℃前後 10℃前後 四季がある
中部 ダナン 30℃前後 20℃前後 乾季と雨季
南部 ホーチミン 30℃前後 25℃前後 乾季と雨季

南部にあるホーチミンはベトナムの第一経済都市。多くの海外企業が集まり経済活動が活発なため流行の発信地です。ホーチミンの気候は乾季と雨季に分けられ、平均気温は26℃前後と年間を通して半袖で過ごせるため衣替えが不要です。

①治安が良い

ベトナムは大規模なテロや銃を使った凶悪犯罪が比較的少なく、外国人に対するヘイトもありません。女性の一人歩きや夜間外出も問題なく、親切な人が多いなど実際に住んでみて治安が良いと感じる場面がたくさんあります

 

②車移動で買い物環境も◎

基本的にタクシーやドライバー付きの社用車を使った車移動になるため、特に、買い物で大きな荷物がある時や小さな子どもを連れている時の移動が楽に感じます。

また、イオンモールや業務スーパー等、日経食材を扱うスーパーが多数あり、日本と比較してもべトナムではデリバリーや配送サービスが非常に充実しています。配送料が安く、品揃えも充実しているため「小さな子どもがいて、なかなか外出できない」という方も安心で便利な買い物環境があります。

 

③住居内にプールや遊び場があるところも

住まいも建物内にプール、プレイグラウンド、ジム付きの選択肢も多くあります。

「ホテルのような設備を備えた住居」が一般的で、コンドミニアム等では自宅の敷地内で子どもを遊ばせることもできま

この他にもサービスアパートタイプの物件では「掃除」や「ベッドメイク」のサービスがあり、家事の負担を減らすこともできます

住居に関する情報はこちらのコラムで詳しくご説明していますのでご参照ください。

【ハノイ/不動産】ベトナムでの家探しのポイント(賃貸)

 

ホーチミンの子ども向け習い事

ここからは、ベトナム/ホーチミン市にある日本人の子ども向け習い事をご紹介していきます。

 

スポーツ

Advance Foot Ball Club

ベトナム(ハノイ・ホーチミン)に拠点をおく、日系サッカースクール。
ホーチミン市内では2区、7区、Binh Thanh区、Nha Be区で練習しています。
幼稚園のキッズクラスから中学生対象のジュニアユースコースまで、年齢とレベルに合わせてトレーニングを行っており練習会場までの送迎もあるため安心です。

Web:https://advancefc-hcm.com/

開校時間:各曜日・コースによって異なります。

休校日:金曜日

 

サイゴンフェニックス(日越野球協会)

日越野球協会は、ベトナムでの野球人口を増やすべく設立されました。
少年野球のサイゴンフェニックスは、体を動かす機会の少ないホーチミン市で 子どもたちにのびのびとスポーツをさせてあげたいという保護者の思いから始まりました。
日本人学校グラウンドで活動しており、対象年齢は小学1年生から中学3年生。初心者、女の子、見学・体験大歓迎とのことで、これから野球をやってみたいという方も参加しやすいですね。

Web:https://www.sgnbaseball.org/

開校時間:土曜9:00~12:00 日曜 9:00~12:00

 

SARII’S CHEER DREAM

2019年にスタートした、ホーチミン1区、7区にある「チアダンス」「体操マット運動」教室。
柔軟、筋トレ、チアモーション、Y字バランスなどのチアダンスの技と、側転などのアクロバット技の練習、ダンスのレッスンを受けることができます。
体験レッスンや見学も可能です。

Web:https://sariischeer.com/

Instagram:https://www.instagram.com/sariischeerdream/?hl=ja

開校時間:各コースによって異なります。

 

OVER LIMIT SAIGON(ブラジリアン柔道)

オーバーリミット柔術は柔術の世界で急速に成長しているチームの一つで、アジア各国に教室があるブラジリアン柔道教室です。
ホーチミン1区に常設しており、日本人コーチが指導してくれ、キッズクラスもあります。

Web:https://over-limit.com/overlimitvietnamsaigon/

Facebook:https://www.facebook.com/OVERLIMITBJJSAIGON/

開校時間:詳細は要問い合わせ。

 

Fuji Swimming Club

1973年から日本(S&Fco,.Ltd)で行ってきた水泳プログラムを元にホーチミン、ダナン、ハノイの3都市でスイミングスクールを運営しています。
3歳から10歳までのコースと11歳から15歳までのコースがあり、毎月開催される進級テストにチャレンジし、泳力を向上させていきます。
生徒の自宅または希望のプールでのパーソナルレッスンも行なっています。

Web:https://jp.fujiswimmingclub.com/

Facebook:https://www.facebook.com/FujiSwimmingClubSaigon/

開校時間:コースにより異なります。

 

英語教室

Brilliant Kids

ホーチミン1区レタントンにある英語漬けの環境で子どもを預けることができる新しいデイケアサービスです。
対象年齢は2歳~8歳、外国人講師と日本人スタッフが常駐しています。
2時間からの子どもの預かりにも対応しており、一日だけのスポット利用も可能です。
日本人スタッフが常駐しておりホームページも日本語の案内があるため、英語でのコミュニケーションが不安な保護者の方も安心です。

Web:https://brilliant-kids.jp/

開所時間:9:00~18:00

休業日:毎週水曜日&ベトナム祝日

 

Smartkids

タオディエンにある「世界クラスの北欧式インターナショナルプリスクール/幼稚園」です。
18 か月から 3 歳半までのクラス、3.5 ~ 6 歳までのクラス、3歳半から6歳までの放課後アクティビティクラス等発達に応じてクラスがあります。
放課後アクティビティクラスは毎週火曜日と木曜日に利用可能です。

12 か月から 3 歳までの子どもが参加できる無料の「SmartKids プレイグループ」は人気のため参加する際は、早めにFacebookページを確認しておくとよいでしょう。

Web:https://www.smartkidsinfo.com/

Facebook:https://www.facebook.com/SmartKidsInfo/

開所時間:クラスごとに異なります。

休業日:webページのカレンダーをご参照ください。

 

Brilliant English

ホーチミン1区と7区にあるマンツーマンの英語・ベトナム語教室。
大人向けのコースだけでなく、キッズコースや英検コースもあります。
英語だけでなく、ベトナム語もマンツーマンで学べる教室なのは魅力的ですね。

Web:https://brilliant-vn.com/

開校時間:各校により異なります。

休校日:ベトナム祝日

 

学習塾

Rensei Education Center

北海道を中心に学習塾を展開する練成会グループがベトナムで「レンセイ エデュケーションセンター」を運営しています。
プログラミング等のパソコンスキル、そろばんやパズルなどを学べ、ホーチミン市内に数か所ある教室での対面授業のほか、オンライン学習コースを受講することもできます。
2023年3月からベトナム語教室が新たに開設されています。

Web:https://renseivn-skc.com/

開校時間:webページのカレンダーをご参照ください。

 

個別指導のone塾・D7校

ホーチミン7区にある「日本人による日本人のためのプロ個別指導塾」です。
2023年12月現在は満席のため、塾生の保護者のご紹介を優先しており『お問合せの場合は、塾生の保護者様を通してご連絡をお願いいたします。』と案内されています。

同校で開講している「日本人算盤教室」は数字が分かれば3歳からでも入塾可能です。

Web:https://one-juku.com/skyview/

開校時間:週1~通塾可能

 

ファースト・スタディ ホーチミン校

ホーチミン市内に5校あり、小学生~高校生まで一斉指導と個別指導コースがある等の幅広いコースがあるのが特徴です。
スクールバスでの送迎もあるため、安心です◎

Web:https://firststudy.net/nikkyo-seminar/index.html

開校時間:各コースによって異なります。

 

早稲田アカデミー ホーチミン校

ホーチミン7区とビンタン区にあり、コースは小学生~中学生まで展開、受験に特化したクラスもあります。
「パズル道場」や「英検コース」などもあり、一週間の無料体験授業を受けることができるのもポイントです。

Web:https://waseaca-singapore.com/hcmc/index.html

開校時間:各コースによって異なります。

 

その他の習い事

掲示板やFacebookを利用して個人で習い事や先生を探したり募集したりすることができます。
その他にも学校の課外活動に参加したりすることもできます。

ベトナム掲示板クラシファイド

ベトナム掲示板はベトナムに在住している人、ベトナムに興味がある人のためのクラシファイドサイトです。
無料で、会員登録など必要なく自由に投稿でき、習い事でも思いがけずマッチする情報があるかもしれません。

 

未就学児の過ごし方は?

ベビーシッターに預けられる

ベトナムは人件費が安く、ベビーシッターを「時給300~600円程度でお願いできる」ということがあります。
子守り以外にも掃除や洗濯、人によってはお料理まで対応可能で、言語も英語話者や日本語話者などによって価格帯がかわってきます。
シッターさんがいると自分の時間を作ることができ、とても頼もしいですね。

 

キッズカフェが多い

子どもが遊んでいる間、大人がお茶できる「キッズカフェ」も多くあります。ベトナムでは子連れでどんどん外食に行けるのも魅力の一つです。

ベトナム人は子ども好きが多く、飲食店で子どもがうるさくしてしまっても肩身が狭くなるような雰囲気は一切ありません。

 

ショッピングモールのキッズエリアがある

大きめのショッピングモールには日本でもお馴染みのキッズコーナーがあります。
ボールプールや遊具が充実しており、利用料金も良心的です。買い物のついでに利用できるのもポイントです。

 

日本人のママたちの過ごし方は?

ホーチミン日本人学校の始業時間は8時15分、下校時間は15時30分頃と日本の学校とさほど変わりありません。子どもはスクールバスで通学するため保護者の送迎は基本的に必要なく安心して見送ることができます。

子どもが学校に通ったり習い事をしたるする間、日本人ママたちはどんな風に過ごしているのかいくつかご紹介します。

 

カフェ

ホーチミン市内には、おしゃれなカフェが数多くあります。ドリンクは日本の価格の1/2程度と安く、電源やWi-Fiも完備されているカフェが多いため、カフェで勉強をしたり作業をしたりすることができます◎

日本人のママ友会では「5つ星ホテルでランチ」ということもあり、ホテルランチも2,000円程度~と日本よりもリーズナブルです。

 

ネイルサロン

ベトナムはデザインネイルが安くできることも有名です。
価格は1000円程度~で日本では少々贅沢に感じるネイルも気軽にチャレンジすることができます。
お店によっては自宅やホテルに出張してくれるサービスがあります。

 

マッサージ

マッサージも90分2000円程度~と格安です。
ベトナム式のマッサージだけでなくタイ式や日本式など種類も様々です。
日々の喧騒を忘れて癒しの時間を過ごすことができそうですね◎

 

ジムで運動

運動不足解消のため「住居に併設されたジムで汗を流す」という方も多くいらっしゃいます。
住居にジムが併設しておりランニングマシンやウエイトトレーニングの器具など一通り揃っていることが多いです。
そこにパーソナルトレーナーを招いてパーソナルトレーニングをすることも可能です。

 

習い事・趣味

日本人ママに人気なのは「ベトナム語教室」「英語教室」で、ベトナムに住み始めた事をきっかけに習ってみようと思われる方が多いようです。
また日本でやっていた趣味を再開したり、ベトナムでの生活をSNSで発信したりする方もいます

 

まとめ

ベトナム・ホーチミンでは子ども向けの習い事は充実しており、スポーツ、語学、学習塾などの習い事があります
「治安が良い」「買い物環境が充実している」「ベトナム人は子ども好きな人が多い」等から子育てがしやすい国だといえます。

海外で過ごすことで、子どもの将来の選択肢がぐんと広がるかもしれませんね。

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【ベトナム保険事情】医療制度と民間医療保険について
2025.10.28
【ベトナム保険事情】医療制度と民間医療保険について
ベトナムは、東南アジアの経済大国であり、近年は観光客や移住者が増えております。しかし、ベトナムの医療について心配に思う部分もあるのではないでしょうか。 受診方法や医療費について具体的にイメージしにくく、今後の外来受診、入院、緊急医療搬送など、予期せぬ出費については事前に準備しておくことが重要です。 対応策としては、民間の医療保険に入ることがひとつあげられます。 医療保険には提供する会社、その中にも様々な種類のプランがありますので、自分のニーズに合ったプランを選択する必要が出てきます。 本記事ではそのお手伝いができるように、代表的なものをいくつかご紹介していこうと思います。   日本は健康保険制度が整っており、世界的に見て非常に低価格で良質な医療サービスを受けることができます。 しかし、日本から一歩外に出れば、日本の健康保険はもちろん適用外です。そのため、現地で使える保険が必要になります。 ベトナムでは外資系病院の医療費は非常に高く、保険未加入のまま受診すると、多額の支払いを要求される可能性があります。 そのためベトナムで就労し長期滞在する場合、事前に医療保険に加入することをお勧めします。 医療保険に加入しておけば、万が一の病気や怪我に備えて安心することができます。また、医療費の負担を軽減することができるので、ベトナムへの就労で長期滞在を検討している方は、医療保険に加入することを検討しましょう。 ただ、現地の会社に採用となった場合には、企業が民間の医療保険に加入するパターンが多いため、就職先の福利厚生を確認することをお勧めします。 もし会社単位での保険加入がない場合には、個人加入をしておくと安心です。   《医療保険でできること》 ※加入するプラン内容により異なる可能性があります 病気や怪我の治療費を補償 緊急時の医療搬送費を補償 帰国時の医療費を補償 海外旅行保険の補償を拡張   ベトナムは、公立と私立の医療機関が混在しています。 公立病院は、中央政府レベル・州レベル・地域レベル・地方自治体レベルの4つのレベルに分けられ各地に点在しています。 私立病院の多くは、公立病院の混雑を軽減するために、都市部に集中しています。 ベトナムの健康保険制度は、日本の制度に似ており、「現物給付」を採用。現物給付とは、患者が医療費の一部を支払い、国の健康保険団体が残りの費用を医療施設に支払う制度です。 ベトナムと日本の医療制度は、似ている点が多いですが、ベトナムでは、公立、私立病院共に医療費が日本の病院の医療費よりも安い傾向にあります。そのため健康保険の給付範囲も、日本の健康保険の給付範囲より狭い傾向にあります。 ベトナムで働く労働者(外国人含む)は、社会保険へ強制加入となります。 ベトナムの社会保険に加入していると、外国人でもベトナムと同様に、病気や怪我で入院や手術が必要になった場合、一定の金額の補償を受ける権利があります。しかし、社会保険は、基本的にベトナム国内の公立病院のみで利用することができます。 日本語や英語で診察を受けられる私立病院では、社会保険は利用できません。 そのため、ベトナムに滞在する日本人は、個人で医療保険に加入することをおすすめします。医療保険に加入すると、私立病院でも日本語や英語で診察を受けることができ、高額な医療費を補償することができます。 公立病院 公立病院は、ベトナム政府が運営する病院です。公立病院は、すべての国民が利用することができます。公立病院の医療費は、私立病院に比べて安くなっています。しかし、公立病院は、混雑していることが多いです。 私立病院 私立病院は、民間企業が運営する病院です。私立病院は、公立病院に比べて、設備や医療技術が優れています。また、私立病院は、公立病院に比べて、待ち時間が短いことが多いです。しかし、私立病院の医療費は、公立病院に比べて高くなっています。 健康保険 ベトナムでは、国民皆保険制度が導入されています。国民皆保険制度とは、すべての国民が健康保険に加入することを義務付ける制度です。健康保険に加入すると、公立病院で診療を受けた場合、一部の医療費が支給されます。 ベトナムの医療制度は、近年、急速に改善されています。しかし、ベトナムの医療制度は、日本に比べるとまだ発展途上にあります。ベトナムへ旅行や出張をする場合、事前に医療保険に加入することをお勧めします。 ベトナムの医療制度の詳細 ベトナムでも外国人が加入できる医療保険はたくさんあります。その中でも、いくつかのおすすめの保険をご紹介します。 HSBC ベトナムの医療保険に加入するには、HSBC ベトナムのウェブサイトまたはコールセンターから申し込むことができます。申し込みの際には、パスポート、ビザ、住所、電話番号などの情報を提供する必要があります。 入院費、外来費、薬剤費、診察費、検査費など、さまざまな費用を補償することができます。保険料は月額 100,000 ドンからとなっており、リーズナブルな価格で加入することができます。 MSIG ベトナムは、個人向け保険と法人向け保険の両方を提供しています。個人向け保険には、医療保険、自動車保険、火災保険、盗難保険、旅行保険、生命保険などがあります。法人向け保険には、賠償責任保険、建設保険、輸出入保険、船舶保険などがあります。 MSIG ベトナムは、ベトナムの保険業界において、トップクラスの保険会社の一つです。優れた顧客サービスと信頼性の高い保険商品で知られています。   リバティ保険は、1930年に設立されたアメリカの保険会社です。個人向けの生命保険、医療保険、自動車保険、住宅保険、ペット保険など、幅広い保険商品を提供しており、米国で最も信頼されている保険会社の1つで、顧客満足度が高いことで知られています。   プルデンシャル生命ベトナムは、ベトナム国内で100万件以上の契約件数を誇り、ベトナムにおける生命保険市場のトップクラスの保険会社の一つです。ベトナムの経済成長とともに成長を続けており、ベトナムにおける生命保険市場のリーダーとして、今後も成長していくことが期待されています。 ウェルビーベトナムは、個人向けの医療保険、旅行保険、保険代行サービスなど、幅広い保険商品を提供しています。ウェルビーベトナムの保険商品は、ベトナムの法律および規制に準拠しており、ベトナム人のニーズに応じた保険商品を提供しています。 また、日本語対応のコールセンターが24時間利用可能なのも人気の理由です。   保険の種類には、生命保険、医療保険、損害保険など、さまざまな種類があります。それぞれの保険には、異なる補償内容がありますので、自分のニーズに合った保険を選ぶ必要があります。 保険の保険料は、保険の種類、補償内容、保険期間などによって異なるので保険料を支払い続けられるかどうか、よく検討する必要があります。 無理に高額なプランを選ぶと毎月の支払いに追われベトナムを満喫できなくなったり、支払いがストレスになる可能性もあります。 解約条件は、保険会社によって異なります。保険料を支払った期間によっては、解約時に解約返戻金を受け取ることができる場合もありますので契約時にしっかりと目を通しましょう。 当たり前ですが保険会社は、信頼性の高い会社を選ぶ必要があります。保険会社が倒産した場合、保険金が支払われない場合があります。 加入する際には、これらの注意点をよく理解した上で、自分のニーズに合った保険を選ぶようにしましょう。 補償内容をよく確認する。 保険料をよく確認する。 解約条件をよく確認する。 保険会社をよく選ぶ。   ベトナムでの就職や長期滞在を検討している場合は、是非医療保険に加入することを検討してください。保険は、万が一の際に備えるために必要なものです。 保険に加入しているからといって治療費が全額保障されるわけではありませんが、医療保険は健康と財産を守るために役立ちます。 小さな文字で書かれた契約内容を読むのは骨が折れることですが、自分に合った保険を選び、万が一の際に備えておきましょう。 実際に病院へ通いたい場合にはこちらの記事にハノイ・ホーチミンのオススメ病院一覧を掲載しておりますのでご参考ください。
ベトナムの水道水は安全?気になる現地の水事情について解説
2025.10.27
ベトナムの水道水は安全?気になる現地の水事情に...
2022年に日本の水道水の農薬の目標値が緩和され、最近では日本の水道水を不安視する声が聞こえてくるようになりました。 そうはいってもまだまだ日本では水道水を飲んだり、調理に使うのは当たり前。日本の水道水を飲んでお腹を壊したなんてことを聞くこともありませんね。 そんな国で生活をしていると、海外での水事情はどうなのか不安が多いのではないでしょうか。 『なんとなく水道水は飲めないと聞いたことはあるけど、本当なの?』 『一度沸かせば飲んでもいいの?』 『どのお水を買えばいいの…?』と言った疑問をこの記事では解消していきます!     ベトナムの水道水はマグネシウムや不純物が多く含まれており、一般的に飲料用として使用することはできないと認識されています。 ベトナムに住む地元の人でもそのまま飲むことなく、ミネラルウォーターを購入することがほとんどです。 特に農業大国であるベトナムは地方の農薬の薬剤残留物や工場排水による汚染が影響し、有機物(N03-、NH4+)、重金属(鉄、鉄、水銀)、特に微生物汚染(大腸菌群、大腸菌)などが含まれていると言われています。 近年では浄水施設が発展と共に水質改善が進みつつあると言われていますが、直近での正確な水質データは公表されていないため、不安が残ります。 飲料水として飲むのはもちろん、スープを作るなどの煮沸しての使用も避けた方が安心です。 筆者は最初のころは歯磨きの水もミネラルウォーターを使用していましたが、4年目となる今は気付けば水道水を使用しています。 ベトナム在住日本人に聞くと、あまり気にしない人だと”スープや野菜をゆでる水は水道水を使う”という方から、”食べ物を洗う時や歯磨きも全てミネラルウォーターを使用している”という方まで幅広くいました。 来越後3か月間知らずに水道水をずっと飲んでいたが、一度もお腹を壊していないという強者もいましたが、どうか真似はしないで頂きたいです… どこから水道水を使用するかの判断は、本記事を参考にして頂きながら、ご自身のライフスタイルに合う使い方をしていただくのがお勧めです。 後ほど紹介しますが、飲料用水はミネラルウォーターを購入するか、浄水器を設置することをお勧めします◎ 南北に長いベトナムですが、実は北と南で水質が異なります。首都ハノイは硬水、南のホーチミンは日本の水に近い軟水です。 筆者はハノイとホーチミン両都市に住んだことがありますが、水質の違いは非常に実感しています。 ハノイは超硬水なため、女性はシャンプー時に髪のきしみや泡立ちの悪さを感じるのが分かりやすさではないでしょうか。 ショートヘアの方や男性はあまり実感しないかもしれませんが、ロングヘアーの女性はシャンプーの選び方も重要です◎ 筆者は以前ヘアケアメーカーで働いていたので、特にヘアケアに関してはこだわりがあります。 硬水のハノイでは、ヨーロッパなどの硬水が使用されている国のヘアケア商品(ロレアル・シュワルツコフetc)を使用することで、泡立ちや洗いあがりがよくなります。 日本に住んでいた頃と同じものを使用するよりも、その地の性質に合った製品を使用することをおすすめします◎   次に気になるのが、レストランやカフェの氷は安全なのか…?という疑問ではないでしょうか。 ローカルカフェから高級レストランまで、購入した氷を使用しているお店がほとんどですので、安心して飲むことができます◎ ベトナムでは氷の消費量が多く、業者から氷を購入する飲食店がほとんどです。 購入する氷は飲料用として製造・売買されているため、安全性に問題はありません。 気にすることなく飲むことができます。   ベトナムで販売されている水には、種類が多くあります。 一般的に広く認知され、日本人にも購入されている商品を4つご紹介します。   どこかで見かけたことのある、このマーク。そう、”いろはす”です! 日本でもおなじみのCoca Cola社から販売されているいろはすと同じマークのこちらのお水は、ベトナムではDasani(ダサニ)という名前で販売されています。 パッケージは同じですが、いろはすとは内容成分は少し異なります。 ただ、味は癖もなく軟水で非常に飲みやすいのでおすすめです◎ お値段は500mlで5,000VND(約30円)とリーズナブルですね。   2つ目がサントリー・ペプシコ社から出ているAquafinaです。柔らかいペットボトル素材で、舌触りが柔らかくとても飲みやすいです。 日本人の方にとっても馴染みのある飲みやすい口当たりとなっています。 個人的に味は4種の中で一番好きですが、ペットボトルの蓋が閉めづらいのがあまり好きではないポイント… お値段は500mlで7,000VND(約40円)と4種の中では一番高級品です!   こちらは牛乳や乳製品などを手掛けるTHグループから販売されている、TH true WATER。 ベトナムを訪れたことのない方は、聞いたことのない方も多いのではないでしょうか。 TH社のヨーグルトや牛乳はベトナム国内では非常に有名で、どのスーパーマーケットでも購入することができます。 そのTH社から販売されており、ベトナムのスーパーなどではよく見かけるTH true WATERは、ゲアン省の山で採水した水をボトルに詰めており、安全なお水として人気があります。 お値段は500mlで6,000VND(30円)です。   そして4つ目はNestle社から販売されているlaVieです。 laVieは硬水ではありませんが、硬水に近い飲み口になっているので日本人の中には少し飲みにくいと感じる方もいるかもしれません。 筆者はボトルがしっかりしているのがお気に入りで、お出かけの際には購入することが多いです。 こちらのお値段は5,000VND(約30円)と安いですね。   ベトナムでは、500mlから1.5L、19Lの自宅用サイズまであります。 出先では上記ペットボトルタイプで問題ないですが、ご自宅用のミネラルウォーターであれば、19Lサイズが一般的です。 ベトナムの賃貸にはウォーターサーバーが設置されていることが多く、サービスアパートメントであれば、水がきれた際に管理人に伝えるだけですぐに新たな水を用意頂くことが出来ます。 ご自身で購入手配する場合も、基本的には大家さんや不動産会社の指定する連絡先に問い合わせると、自宅まで即日配達するサービスがありますので、手間がかからず水を購入することができます。 *ミネラルウォーターは軟水が主流 *500ml, 1.5L, 19Lのガロンタイプもあり、自宅用には大きいものがおすすめ。 ...

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