ハノイには数々のレストランがありますが、ハノイ在住日本人御用達で知らない人はいないといっても過言ではないレストランが『Pe Pe La Poule/ぺぺラプール』。
タイ湖の東側、湖沿いに立つ一棟丸ごとレストランとなっており、日本人在住者は一度は訪れたことがあるのではないでしょうか?
すでに行ったことがある方にも、ハノイに来たばかりの方にも、何十回も通っている筆者がPe Pe La Pouleの魅力を大公開したいと思います。
Pe Pe La Poule
Pe Pe La Poule(ぺぺラプール)の魅力①ロケーション

タイ湖沿いにある店舗は、何と言ってもタイ湖を見渡せるルーフトップがおしゃれで最高の雰囲気◎
春や秋の涼しい時期は特に屋上のルーフトップのお席がおすすめです。ルーフトップ席は人気なため、事前に予約しておくことをおすすめします。
気持ち良い風を浴びてルーフトップの景色を一望しながら、ワインで乾杯🍷すれば最高のひと時を過ごせること間違いなしです!
夏の暑い時期やゆっくりとお客様とお話をしたい、というときには室内が良いでしょう。個室などもあり会食にも安心ですね。

Pepe La Pouleの場所はこちら↓↓↓
Pe Pe La Pouleの魅力②豊富で絶品メニューの数々
パスタなどのイタリアンメニューから春巻きやシュウマイなどの中華メニューまで幅広く備えた無国籍料理が魅力◎
幅広くメニューがあるってことはもしや本格さに欠ける…?と思われた方、侮ることなかれ。どのメニューも専門店を超える絶品メニューばかりなのです!!
人気メニューランキングTOP3
お店の方にインタビューしたところ、現在の人気ランキングトップ3はこの通りです!
1位:本気麻婆豆腐✨

2位:塩カルボナーラ
3位:リブアイステーキ

みなさまの予想通りだったでしょうか…?筆者も納得の、堂々の1位は麻婆豆腐。
バランスの良い唐辛子と山椒のスパイシーさと、自家製のオリーブオイルを使用して作られた麻婆豆腐は、見た目よりもあっさりと仕上がっておりおかわりが止まらない一品です◎
そして裏メニューとして大きくメニューに記載されている、『塩カルボナーラ』が堂々の2位です!
筆者も良く頂く塩カルボナーラはクリーミーさの中にピリッとスパイシーさもあり、お酒との相性も抜群。ルーフトップで白ワインと共に頂く塩カルボはたまりませんよ☆
そして3位はリブアイステーキ。抜群の焼き加減に黒豆のコクのあるソースがマッチして、ステーキ屋さんもびっくりのおいしさ◎
中華にイタリアンにステーキが一度に食べられる贅沢な組み合わせ、訪れる際は1位~3位まで全て制覇してくださいね!
お店の一押しメニュー!
先ほどご紹介したトップ3メニューは人気メニューということもあり、食べたことある方も多いのではないでしょうか?
人気メニューに加えて、お店のお勧めメニューを伺ったところ、筆者の大好きなアレも入っていました…
◆蒸し鶏柚子胡椒ソース
筆者ペペさんにお邪魔すると絶対頼むのが蒸し鶏の柚子胡椒ソースなのですが、こちらがさっぱりヘルシーなのにぱくぱく食べれてあっという間になくなります。
ビールやスパークリングワインと合わせて頂くのがお気に入りです◎
そして、もう一つが…
◆カリカリベーコンとトマトの冷製カッペリーニ

あつあつの出来立てパスタは美味しいですが、湿度も高く暑いハノイではさっぱりとした冷製パスタが食べたくなりますよね。
そんな時にはぺぺラプールの一押し、トマトの冷製カッペリーニ!よく冷えた白ワインと合わせて頂く冷製パスタはたまりませんよ◎
筆者の一押しメニュー

ぺぺラバー(笑)の筆者からのお勧めメニューはクリーミーボロネーゼと春巻きです!!!
クリーミーボロネーゼは濃厚でなボロネーゼソースがクリームでマイルドになったソースが赤ワインに合う絶品です♡
お子さまでも食べやすいので、ご家族での食事の際にもみんなで食べられておすすめです!
クリーミーボロネーゼはランチのセットメニューにも入っているので、お得なランチセットに訪れるのもいいですね。
そして春巻き…!とろとろの餡のような具材がたっぷり入った、ボリューム満点の春巻きはここでしか食べられない唯一無二の一品です◎
中の餡があつあつなのでやけどには注意してくださいね☆
Pe Pe La Pouleの魅力③スタッフさんの気配り&人柄
レストランで食事をする上で欠かせない一つが接客ですが、ベトナムでは接客態度が日本人のスタンダードとは異なることもしばしば…
しかしぺぺラプールのスタッフさんは細部にまで目が届く気遣いと素敵な人柄の方たちばかりなのです。
お店に入ると素敵な笑顔で迎えてくれて、フレンドリーにお話してくれるほっとする空間です◎
広いお店でスタッフの人数も多い中で、どのスタッフさんも素敵な対応なのは、きっとオーナーさんの人柄や教育が反映されているだろうなあとしみじみ感じます。
日本語ができるスタッフさんもいるので、英語やベトナム語が苦手な方も安心ですね。
是非まだぺぺラプールの魅力を知らない方は、一度訪れてみてくださいね◎
Soy PePe
人気レストランPe Pe La Pouleと、伝統製法で豆腐や豆乳を作るSoy Soyさんがタッグを組んで2023年に新たに出したお店が『Soy PePe』です!
ハノイに住んでいる日本人はほとんどの方がお世話になっているであろうぺぺラプールとソイソイのコラボとは絶対に間違いない!!!
と勇み足でソフトオープンの頃からお邪魔をしている筆者です。(笑)
Soy PePeはオーガニックの大豆から作った、豆腐や豆乳を使ったお料理がコンセプトのアジアのフュージョン料理屋さんです。

豆腐料理といってもベジタリアンだけではなく、牛、豚鶏、鴨、魚など、Tofu with をコンセプトしており、ボリュームや満足度も高いのがポイント◎
まだ新しいお店なので、行ったことない方も多いのではないでしょうか?
こちらでSoy PePeのお勧めも一挙公開していきます!
人気メニューTop3!
堂々の1位!ポケ豆腐
ポケといえばあのハワイの名物!まぐろなどのお刺身と野菜を醤油ベースのソースに併せてごはんに乗せたお料理ですが、ソイぺぺのポケ豆腐はバリエーション豊か!
豚肉のミンチなどのお肉×お豆腐、サーモンやまぐろなどのお魚×お豆腐、全部乗せなどバリエーション豊か◎
また、各ボウルに合わせてポン酢やオニオンだしなど異なるドレッシングを楽しめるこだわりの逸品。
看板メニューポケは注文必須ですよ◎

2位:エビと湯葉の春巻き
ベトナム×和の融合、えびと湯葉の春巻きはソイぺぺ堂々の人気2位✨
湯葉の春巻きは日本でもなかなか食べることができいですよね。
揚げ物でガッツリかと思いきや、紫蘇のアクセントがさっぱりとさせてくれ、お酒も進む最高の逸品です!
3位:豆腐御膳
コスパ最高のランチメニューのお豆腐御膳が堂々のランクインです◎
湯豆腐やがんもどきなどメインに加えて、田楽、サラダ、お味噌汁、生湯葉、デザートなど盛りだくさんでお得なセットが御膳メニューなのです!
筆者のおすすめはがんもどき豆腐御膳と麻婆湯葉御膳です。
美味しいがんもどきや湯葉がハノイで食べられるなんて…すごい時代ですね。

お豆腐と聞くとあっさりランチのイメージが強いかもしれませんが、お肉やお魚をふんだんに使った料理が多く、お酒にあうメニューなども沢山あります。
オープン当初からどんどん進化を遂げているので、オープン以来行けていないという方は改めて行ってみることをおすすめします!!
ビールや焼酎、ワインなどのアルコールも置いているので、女子会からご年配の方とのお食事会まで幅広く利用できますよ◎
お店のいちおしメニュー!
これから人気ランキングに入ってくるであろう、お店の一押しメニューも紹介◎
夏の暑い日にさっぱり食べられるのにパワーをつけられるのが、冷やし豆乳担々麵!

濃厚なSOY SOYの豆乳をふんだんに使用したまろやかなスープと坦々のピリ辛がマッチしてたまりませんよ。
そしてもう一つが鴨の燻製ステーキ!
鴨の燻製がジューシーで美味しいのはもちろんのこと、サイドについているのがマッシュポテトならぬマッシュ豆腐チーズということ…!
さすがSoy Pepeさん…さすがに鴨のステーキにがお豆腐は合わせられないよね…という筆者の想像をはるかに超えてくれました。
ポテトが豆腐になると罪悪感なく食べられちゃいますね☆

洗練&ナチュラルなおしゃれ空間

ナチュラルで優しい雰囲気の空間で、ゆったりとした時間が過ごせるのでリラックスしてヘルシーなお食事が楽しめます。
中庭のようなエリアに設置されたたくさんの植物やラタンのソファがリゾート気分にしてくれます。
涼しい季節は中庭エリアをおすすめします◎
優しいお豆腐料理に合った、ナチュラルで優しいお店の雰囲気とマッチして気付けば数時間あっという間に過ぎてしまいますよ!
外のエリアは喫煙可能、室内は禁煙と分煙されているのも嬉しいポイント。
SOY Pepe の場所はこちら↓
まとめ
ハノイに住んでいる方にとってなくてはならないレストランPepe La Pouleと、そのPepe La Pouleさんがこだわりのお豆腐屋さんSoy SoyさんとコラボしたSOY Pepeの二つを大解剖しました◎
まだ行ったことないよ~という方は一度は訪れる価値ありのおすすめレストランです!
SOY Pepeさんはまだ行ったことがないという方も多いかもしれませんが、ヘルシーなだけではなく本当に美味しく満足度の高い心も体もハッピーになれるお店です。
これからも長く愛されるお店であることを願って、ご紹介させて頂きました◎
ベトナム情報週刊コラム
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- 2025.10.27
- ベトナムの水道水は安全?気になる現地の水事情に...
- 2022年に日本の水道水の農薬の目標値が緩和され、最近では日本の水道水を不安視する声が聞こえてくるようになりました。 そうはいってもまだまだ日本では水道水を飲んだり、調理に使うのは当たり前。日本の水道水を飲んでお腹を壊したなんてことを聞くこともありませんね。 そんな国で生活をしていると、海外での水事情はどうなのか不安が多いのではないでしょうか。 『なんとなく水道水は飲めないと聞いたことはあるけど、本当なの?』 『一度沸かせば飲んでもいいの?』 『どのお水を買えばいいの…?』と言った疑問をこの記事では解消していきます! ベトナムの水道水はマグネシウムや不純物が多く含まれており、一般的に飲料用として使用することはできないと認識されています。 ベトナムに住む地元の人でもそのまま飲むことなく、ミネラルウォーターを購入することがほとんどです。 特に農業大国であるベトナムは地方の農薬の薬剤残留物や工場排水による汚染が影響し、有機物(N03-、NH4+)、重金属(鉄、鉄、水銀)、特に微生物汚染(大腸菌群、大腸菌)などが含まれていると言われています。 近年では浄水施設が発展と共に水質改善が進みつつあると言われていますが、直近での正確な水質データは公表されていないため、不安が残ります。 飲料水として飲むのはもちろん、スープを作るなどの煮沸しての使用も避けた方が安心です。 筆者は最初のころは歯磨きの水もミネラルウォーターを使用していましたが、4年目となる今は気付けば水道水を使用しています。 ベトナム在住日本人に聞くと、あまり気にしない人だと”スープや野菜をゆでる水は水道水を使う”という方から、”食べ物を洗う時や歯磨きも全てミネラルウォーターを使用している”という方まで幅広くいました。 来越後3か月間知らずに水道水をずっと飲んでいたが、一度もお腹を壊していないという強者もいましたが、どうか真似はしないで頂きたいです… どこから水道水を使用するかの判断は、本記事を参考にして頂きながら、ご自身のライフスタイルに合う使い方をしていただくのがお勧めです。 後ほど紹介しますが、飲料用水はミネラルウォーターを購入するか、浄水器を設置することをお勧めします◎ 南北に長いベトナムですが、実は北と南で水質が異なります。首都ハノイは硬水、南のホーチミンは日本の水に近い軟水です。 筆者はハノイとホーチミン両都市に住んだことがありますが、水質の違いは非常に実感しています。 ハノイは超硬水なため、女性はシャンプー時に髪のきしみや泡立ちの悪さを感じるのが分かりやすさではないでしょうか。 ショートヘアの方や男性はあまり実感しないかもしれませんが、ロングヘアーの女性はシャンプーの選び方も重要です◎ 筆者は以前ヘアケアメーカーで働いていたので、特にヘアケアに関してはこだわりがあります。 硬水のハノイでは、ヨーロッパなどの硬水が使用されている国のヘアケア商品(ロレアル・シュワルツコフetc)を使用することで、泡立ちや洗いあがりがよくなります。 日本に住んでいた頃と同じものを使用するよりも、その地の性質に合った製品を使用することをおすすめします◎ 次に気になるのが、レストランやカフェの氷は安全なのか…?という疑問ではないでしょうか。 ローカルカフェから高級レストランまで、購入した氷を使用しているお店がほとんどですので、安心して飲むことができます◎ ベトナムでは氷の消費量が多く、業者から氷を購入する飲食店がほとんどです。 購入する氷は飲料用として製造・売買されているため、安全性に問題はありません。 気にすることなく飲むことができます。 ベトナムで販売されている水には、種類が多くあります。 一般的に広く認知され、日本人にも購入されている商品を4つご紹介します。 どこかで見かけたことのある、このマーク。そう、”いろはす”です! 日本でもおなじみのCoca Cola社から販売されているいろはすと同じマークのこちらのお水は、ベトナムではDasani(ダサニ)という名前で販売されています。 パッケージは同じですが、いろはすとは内容成分は少し異なります。 ただ、味は癖もなく軟水で非常に飲みやすいのでおすすめです◎ お値段は500mlで5,000VND(約30円)とリーズナブルですね。 2つ目がサントリー・ペプシコ社から出ているAquafinaです。柔らかいペットボトル素材で、舌触りが柔らかくとても飲みやすいです。 日本人の方にとっても馴染みのある飲みやすい口当たりとなっています。 個人的に味は4種の中で一番好きですが、ペットボトルの蓋が閉めづらいのがあまり好きではないポイント… お値段は500mlで7,000VND(約40円)と4種の中では一番高級品です! こちらは牛乳や乳製品などを手掛けるTHグループから販売されている、TH true WATER。 ベトナムを訪れたことのない方は、聞いたことのない方も多いのではないでしょうか。 TH社のヨーグルトや牛乳はベトナム国内では非常に有名で、どのスーパーマーケットでも購入することができます。 そのTH社から販売されており、ベトナムのスーパーなどではよく見かけるTH true WATERは、ゲアン省の山で採水した水をボトルに詰めており、安全なお水として人気があります。 お値段は500mlで6,000VND(30円)です。 そして4つ目はNestle社から販売されているlaVieです。 laVieは硬水ではありませんが、硬水に近い飲み口になっているので日本人の中には少し飲みにくいと感じる方もいるかもしれません。 筆者はボトルがしっかりしているのがお気に入りで、お出かけの際には購入することが多いです。 こちらのお値段は5,000VND(約30円)と安いですね。 ベトナムでは、500mlから1.5L、19Lの自宅用サイズまであります。 出先では上記ペットボトルタイプで問題ないですが、ご自宅用のミネラルウォーターであれば、19Lサイズが一般的です。 ベトナムの賃貸にはウォーターサーバーが設置されていることが多く、サービスアパートメントであれば、水がきれた際に管理人に伝えるだけですぐに新たな水を用意頂くことが出来ます。 ご自身で購入手配する場合も、基本的には大家さんや不動産会社の指定する連絡先に問い合わせると、自宅まで即日配達するサービスがありますので、手間がかからず水を購入することができます。 *ミネラルウォーターは軟水が主流 *500ml, 1.5L, 19Lのガロンタイプもあり、自宅用には大きいものがおすすめ。 ...
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- 2025.10.24
- ベトナム都市鉄道開通!ハノイとホーチミンの最新...
- ベトナムの首都ハノイと経済の中心地ホーチミンで、ついに市内鉄道(都市型鉄道・地下鉄)が開通しました。都市交通の大幅な改善により、通勤や観光がより快適になった一方で、現地では新しい交通手段に対する期待や興奮も高まっています。この記事では、ハノイとホーチミンの都市鉄道の概要、開通の背景、現地での様子、利用方法、そして旅行者や在住者に向けた情報を詳しく解説します。 ハノイの都市鉄道 ハノイでは長年、交通渋滞が深刻な課題でした。人口増加に伴い、バイクや自動車での移動はますます時間がかかるようになり、通勤時間の長期化が問題となっていました。こうした状況を改善するため、ハノイ市政府は地下鉄・都市鉄道建設計画を進め、ついに2025年にハノイ都市鉄道1号線(カットリン~ハノイ駅周辺)が開通しました。 ホーチミンの都市鉄道 ホーチミンでも同様に交通渋滞が深刻で、市民や旅行者の移動効率を改善する目的で都市鉄道プロジェクトが進行していました。特に1号線(ベンタイン~スオイティエン)は都市の主要観光地やビジネス地区を結ぶ路線として注目され、開通初日から多くの人々が利用しています。 ハノイ 開通初日のハノイでは、駅構内やプラットフォームに多くの市民やメディア関係者が集まりました。駅には案内スタッフが配置され、初めての乗車でも安心して利用できるようサポートされています。駅構内は新しく清潔で、改札口や自動券売機の操作も簡単です。 車内は広く快適で、空調が完備されており、混雑時でも比較的快適に移動できます。開通初日は無料または割引運賃でのサービスが提供されることも多く、多くの市民が「都市鉄道デビュー」を楽しんでいました。 ホーチミン ホーチミンの1号線も、開通初日から市民の注目を集めました。ベンタイン駅周辺では、家族連れや学生、観光客が列を作り、新しい交通手段を体験していました。駅や車内は安全対策も徹底されており、防犯カメラや警備員も配置されています。 車内には案内表示や路線図が多言語(ベトナム語・英語・一部日本語)で表示され、外国人観光客でも迷わず利用できます。また、駅周辺には新たな商業施設やカフェが併設され、鉄道開通をきっかけに街全体が活気づいている印象です。 切符・ICカード ハノイ・ホーチミンの都市鉄道では、従来の紙の切符に加え、ICカードやモバイルアプリによる電子乗車が可能です。短距離利用では紙の切符が便利ですが、頻繁に利用する場合はICカードを購入すると、乗り換えや改札通過がスムーズになります。 運賃 運賃は路線距離や利用時間帯によって異なります。初期段階では短距離乗車は10,000~15,000ドン(約60~90円)程度で、長距離でも30,000ドン前後(約180円)と比較的安価です。外国人観光客も気軽に利用できる価格設定です。 都市鉄道開通により、ハノイやホーチミンの市内移動は格段に便利になりました。特に朝夕の通勤ラッシュ時の渋滞緩和や、観光スポットへのアクセス改善が期待されています。 また、駅周辺では商業施設や飲食店の新規出店も増加しており、鉄道開通をきっかけに街全体の経済活動が活性化しています。地元住民にとっても便利な移動手段として定着しつつあり、通勤だけでなく休日のショッピングや観光にも利用されています。 主要観光地へのアクセスが便利 ハノイでは旧市街、ホーチミンではベンタイン市場や市民劇場など、鉄道駅から徒歩圏内でアクセス可能な観光地が多くあります。観光スケジュールに組み込むと移動がスムーズです。 安全で快適な移動 鉄道はバイクやタクシーと比べて安全で、車内もエアコン完備で快適です。小さな荷物でも移動しやすく、特に女性や子連れの旅行者には便利です。 ICカードで効率的に乗車 長期滞在や複数回の乗車にはICカードがおすすめです。改札通過もスムーズになり、現金を用意する手間が省けます。 ハノイ・ホーチミンの都市鉄道は、今後さらに路線の拡張や新規開業が予定されています。長期的には都市全体の交通渋滞緩和や環境改善にも貢献することが期待されており、都市の発展を支える重要なインフラとなるでしょう。 また、観光面でも鉄道アクセスを活かした新しい観光ルートや周遊プランが登場することが予想され、旅行者にとっても便利で魅力的な移動手段となります。 ハノイ・ホーチミンで開通した都市鉄道は、快適・安全・便利な移動手段として現地住民や旅行者から注目を集めています。開通初日の現地の様子からもわかるように、街全体が新しい交通の恩恵を享受し、経済活動や観光にもプラスの影響を与えています。 日本人旅行者や在住者にとっても、主要観光地へのアクセス改善や安全・快適な移動手段として、都市鉄道はぜひ活用したい存在です。今後の路線拡張やサービス向上も楽しみであり、ベトナム都市部での生活や旅行体験をより豊かにしてくれることでしょう。
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- 2025.10.24
- 【ベトナム医療環境】もしもの時は?ハノイ・ホー...
- 本記事ではベトナムで気を付けるべき病気およびベトナムの医療事情についてご紹介したいと思います。 ベトナムでかかりやすい病気は? 万が一病気やけがが起きた時は? 受診費用や海外保険はどうしたらいいの? などの疑問にお答えできる記事ですので、お役に立てれば幸いです。記事の最後に「ハノイ・ホーチミンの病院一覧」をGoogleマップのリンクと共に掲載していきます。 外務省のホームページではベトナムの医療事情について以下のように紹介されています。 一般的にわれわれ外国人が生活しているような生活環境であれば、かぜや胃腸炎といった日本でも日常的にみられている病気が大部分を占めています。 しかし、デング熱、日本脳炎、食中毒、細菌性赤痢、アメーバ赤痢、A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、狂犬病、結核、マラリアといった日本より感染のリスクが高い病気も数多く存在するので、これらの病気に対する予防対策、健康管理を日頃からおこなっておく必要があります。また、交通事情が劣悪であることから、交通事故に遭わないための注意も必要です。 (外務省HP世界の医療事情ベトナム)より引用 現地の人々が平気で食べられるものでも、ベトナム渡航直後は食事や飲料水に慣れず腹痛を起こしたり、慣れない環境で抵抗力が落ちたりすることにより体調を崩しやすくなるようです。 事前に病気を防ぐ知識をつけ予防を心掛けることで、リスクを減らすことが大切です。 南米やアフリカなどでは予防接種証明書の提示を求められますが、2023年現在ベトナムでは日本からの入国時に予防接種証明書の提示は求められていません。 予防接種は必要ないのでしょうか? 予防接種を受けることで予防できる病気は限られていますが、予防接種を受けることで感染症にかかるリスクを下げることができます。必要な予防接種は、渡航先、渡航期間、渡航形態、自身の年齢、健康状態、予防接種歴などによって異なります。事前に渡航先の感染症情報を収集するとともに、それぞれの予防接種について理解した上で、渡航者一人一人が、どの予防接種を受けるかを決める必要があります。 (厚生労働省HP海外渡航のためのワクチン予防接種)より引用 このように、渡航期間や滞在先、個人の予防接種歴によって感染予防の対応は異なりますが、ベトナム滞在中の予期せぬ感染のリスクを減らすためにも、各種予防接種が推奨されています。 ご自身の母子手帳や予防接種証明書を用意して渡航前(3か月前以上前が好ましい)にかかりつけ医と相談しておくことをお勧めします。かかりつけ医がいない場合は、予防接種がスムーズに受けられる海外渡航者専門の医療機関に相談するとよいでしょう。 予防接種に加えて、 不衛生な環境での飲食を避ける 慣れない飲食店での生食や氷を避け、十分に加熱し食品の保存方法に留意する 蚊が媒介する病気を防ぐため虫よけスプレーを塗布し、肌を露出しない 犬などの動物に不用意に近づかない 道路の横断は十分注意し、余裕を持って行動する 規則正しい生活をし、身の回りの清潔を心掛ける など、日常的な心掛けと行動で感染や傷病のリスクを減らすことができます。 緊急の場合に電話番号「115」に連絡して公的な救急車を呼ぶことは可能ですが、ベトナム語しか通じない、搬送先の病院の指定ができない、一度入院すると転院が困難となることが多いといった理由よりお勧めできません。外国人のよく利用する病院やクリニックの日本語受付に連絡をして、その医療機関が所有している救急車を手配するか、自力でこれらの医療機関の救急外来を受診することをお勧めします。 (外務省HP世界の医療事情ベトナム)より引用 ベトナムで治療が受けられない状況の場合、高度な医療が受けられる近隣国(タイやシンガポールなど)に緊急移送され治療を受けることになることがあります。その際は移送費や治療費、入院費などで莫大な金額を請求されることになりますので、渡航前に保険に加入しておくなど準備が必要です。 事故状況 治療・救援費用保険金支払額(円) 友人から黄疸の症状を指摘され受診。膵腫瘍と診断され4日間入院。 4,070,000 胸の痛みを訴え受診。心筋梗塞と診断され、チャーター機でバンコクまで医療搬送し12日間入院。家族が駆けつける。 9,683,931 めまい・呼吸困難を訴え受診。6日間の入院中、ふらつきによる転倒で腰椎圧迫骨折。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。 4,482,303 手足のしびれ・感覚麻痺を訴え受診。硬膜下血腫と診断され15日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 4,482,432 足がもつれ転倒し救急車で搬送。心不全・心筋梗塞・心房細動と診断され現地病院から設備が整った病院へ搬送後9日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 4,594,385 朝、めまいがし体が動かなくなる。脳梗塞と診断され12日間入院。医師・看護師が付き添い医療搬送。 4,530,000 (価格ドットコム保険ベトナム(ホーチミン)の医療費)より引用 ベトナムの公立病院は大勢の患者で混雑しており、長時間待たされることが日常化しています。しかも全てベトナム語で対応しなければならないので、公立病院の利用はお勧めできません。外務省も外国人の多くが利用している私立の病院・クリニックの受診をお勧めしています。 軽い体調不良など医師の診察を受けるほどでもないと判断する場合は、市内にある薬局で症状を説明すると処方箋なしで症状に応じた薬を処方してもらえます。その場合は薬代のみの支払いで済みます。ただし外国製の薬のため、体質に合わない場合も考えられるので注意が必要です。 万が一に備えて、緊急対応ができる病院を事前にリストアップしておくと安心です。まずは加入している保険会社に問い合わせたり、病院のサイトや電話から情報収集していくと良いでしょう。その際、確認しておきたいポイントは以下の通りです。 英語や日本語対応のスタッフがいるか 加入している保険が利用できるか 支払方法(現金のみの場合もある) 持参物(身分証明書や保険加入証明書など) ベトナムで外国人向けの医療機関で医療を受けた場合、自由診療(100%負担)になるため高額になることがほとんどです。また、ベトナム公営の救急車を呼んだ場合でも費用がかかります。 また、「ベトナムの公立病院では治療を受ける前に現金で一時金を支払うことが求められる」と報告されているため、外国人対応可能の病院が受診できる海外渡航者用保険に加入しておくことが安心です。 項目 ベトナム(内容) 日本(参考・2016年8月時点) 救急車の料金 ①公営:5,000円 ②民営:9,400円~ ①無料 ②通常利用しない 初診料 8,200円 2,820円 病院部屋代 ...




