ハノイ編

2024.05.09

【ハノイ/不動産】ベトナムで絶対に抑えておきたい、賃貸探しのポイントを徹底解説!

【ハノイ/不動産】ベトナムで絶対に抑えておきたい、賃貸探しのポイントを徹底解説!
ベトナム生活情報

海外で新しい生活を始めるのは、とてもワクワクする反面、不安もあるかと思います。 新しい環境に慣れるのは時間がかかりますし、言葉や文化の壁にぶつかることも少なくありません。また、単身の場合、家族や友人と離れて暮らすことになるため、寂しさや孤独感を感じてしまうこともあるでしょう。 しかし、海外で新しい生活を始めることは、とても貴重な経験です。新しい文化に触れて、人生観や価値観が変わることもあります。また、新しい人と出会い、友達や恋人ができるかもしれません。 そんな希望に満ち溢れた生活に必ず必要なのが、拠点となる住居。 賃貸を借りる際は、物件の立地や間取り、家賃などの条件だけでなく、治安も重要なチェックポイントです。特に、治安が悪い地域に住んでしまうと、トラブルに巻き込まれる危険もあります。 そこで、海外で賃貸を借りる際のチェックポイント、特にハノイで役立つ情報をいくつかご紹介します。   ハノイは比較的どのエリアも治安が良好です。しかし、観光地や繁華街、特に日本人街では、スリや置き引きなどの軽犯罪に注意が必要です。 外出時は人通りの多い場所を歩く、荷物を道路側に持たない、リュックは前に持つなど小さな防犯を習慣づけましょう。 ハノイに限ったことではありませんが、夜間は人通りが少ない場所は避け、夜道の一人歩きは避けるようにしましょう。そして、万が一に備え、海外保険には必ず加入しておきましょう。   「どの辺りが住みやすいか」これは、ハノイに住んでいるとよく聞かれる質問です。 結論、住みやすさの定義は、人それぞれ異なりますので、一概に定義付けすることは難しいです。価値観や状況により住むエリアが選べるのがハノイのメリットでもあります。 よく聞く要望としては以下がほとんどです。 日本人が多く住んでいるエリア 英語やベトナム語が苦手なので日系スーパーや日本食レストランが近くにあること 職場に近いか、通勤途中の便が良いエリアであること 車やバイクの騒音・近隣の騒音が少ない閑静な住宅エリア お子様が遊べる大きな公園があり尚且つ通学スクールバスの巡回経路内であること 警察署や交番は近くにあるか いずれもハノイの主要なエリアで探すことが可能であり、どこのエリアでも比較的、生活しやすい環境が整っています。趣味、嗜好がよほど強くない限りは賃貸物件の価格帯も幅広く、予算に合わせて住まいを探すことが容易です。大抵の場合は遠くても都心部から車で20分~30分圏内で見つかります。 ハノイは大きく分けると、6つのエリアに分類され、各エリアの詳細については下記の記事で詳しく解説をしています。具体的に賃貸や不動産を探す際には、ぜひ参考にしてみてください。 「ハノイに住むなら絶対おすすめのエリア6選」の記事を読む   ここからは、もう少し具体的にライフスタイルに合わせた賃貸・不動産探しのポイントを解説します。はじめは、単身での駐在や生活をされる方向けの内容です。 単身で生活をするのであれば、平日の日中は仕事がメインで忙しい方がほとんど。ベトナムは物価も安いため、食事は外で済ませる方が多いです。筆者も実際に駐在していたことは、夜はほぼ外食で済ませていました。 レストランへのアクセスを考えるのであれば、日本食レストランが多く集まるバーディンエリア周辺がおすすめです。徒歩やタクシーで5分以内でアクセスできれば、日々の負担を大幅に軽減することが可能です。 また物件を探す際は平日の日中がほとんどです。一方で、自宅にいるのは土日祝がメインを占めます。平日と祝日で人の流れの変わるようなエリアであれば、土日の騒音などにも気を配り場所選びをすることが大切です。自分自身では判断が難しいため実際の状況は、不動産屋さんに確認を行ってください。 奥様やお子様と一緒に生活をするのであれば、日中の時間帯も家に人がいることが多いため、単身以上に住環境には気を配る必要があります。 赴任直後などは、徒歩圏内で買い物に行けるスーパーがあるのか、近くにインターナショナル系の病院はあるのかは気にかけておきましょう。 また、特に奥様は仕事にいかず家にいることが多いため、友人が作りにくいといった悩みを抱える人が多いです。コミュニケーションなどを積極的に取っていきたいと考えるのであれば、後ほど紹介するコンドミニアムを選択するのがおすすめ。 敷地内に公園やプールなど様々な施設があり、住民同士の交流が生まれやすい特徴があります。 賃貸を選ぶ際には、通勤・通学も考慮に入れておく必要があります。ハノイの場合、以下のような手段が考えられます。 ・徒歩で通勤、通学 ・学校のスクールバスで送迎 ・会社からの送迎車を利用して通勤 ・タクシーやバイクタクシーを利用して、通勤 ・バイクの免許を取得して、バイク通勤 徒歩での通勤、通学をしている人もいますが、夏場などは日差しが強く体力的にも大変です。多くの方が、会社の送迎車やタクシー、スクールバスなどを利用して通勤・通学を行っています。 会社や学校までの送り迎えの足が確保できているのであれば、中心部から少し離れ家賃を抑えるというのも、考え方の一つです。 またベトナムでは、日本の普通自動車免許証を保有している方であれば、手続きと実技試験を受けることでバイクの免許を取得することも可能です。 お勤めの企業でバイクの運転に関する規定がないか事前に確認いただいたうえで、駐在や滞在予定期間が長くベトナム・ハノイでの生活をより楽しみたいと思われている方はぜひ挑戦をしてみてください。 筆者も、駐在2年目でバイクの免許を取得し、ベトナム滞在がより一層充実したものとなりました。   賃貸契約をするにも日系業者、日本語対応ローカル業者、ローカル業者で値段は千差万別です。もちろん日系業者はコミュニケーションがスムーズなので値段は相応。 日本語対応可能なローカル業者は日本語対応できるスタッフの日本語レベルにムラがあり、契約自体はスムーズなものの、筆者は言葉の行き違いで退去時にトラブルになったこともあります。住居のトラブルや対応には誠意を感じ、何か故障したり、害虫駆除をお願いしたりすると即日対応が多く対応に不満はありませんでした。 ローカル業者やオーナー直で契約の場合は、かなり安く借りられる場合もありますが、それなりの言語力と関係性が求められます。勿論、安さも魅力の一つですが、契約の際はしっかりした仲介業者に間に入ってもらった方がトラブルも少なく無難です。 ベトナムは朝から活動している人が多いため、筆者はローカル業者と朝8時に待ち合わせて内見を数軒回り、契約、入居を1日で済ませたこともあります。驚くほどに簡単に契約することができました。内見の移動の際もスタッフのバイクの後ろに乗りながら移動だったので冒険気分で楽しかったです。 ※必要書類や手続き、期間などは業者やタイミングにより変動します。必ずしも1日で入居できる訳ではありません。   ネットで物件を探していると必ず目にするサービスアパートの文字。ベトナムでは賃貸を探す場合、大きく分けて「サービスアパート」、「ローカルアパート」、「コンドミニアム」の3種類の物件で括られています。これらを賃貸契約する上で、筆者の経験上、面倒な手続きや特殊な書類などもありませんでした。   サービスアパートとは、基本的に光熱費、掃除、洗濯、リネン交換、プール・ジム等の利用料が家賃に含まれているアパートになります。 ホテルと賃貸住宅の中間的なイメージです。ホテルのように家具や家電が備え付けられているため、長期滞在でも不便がありません。また、ホテルよりも広い部屋が用意されていることが多いため、家族やグループでの滞在にもおすすめです。 ※プール、ジム、飲料水、ウォーターサーバー等の有無や掃除回数、光熱費の上限は各アパートにより異なります。 ビジネスマンや長期出張者、留学生など、様々な目的で利用されています。また、ホテルよりも安価に宿泊できることから、観光客にも人気があります。 安定的なサービスを受けることができますが、コンドミニアムと比べると建物自体の規模が小さくなる事が多く、ハノイで「日本と同等の内装」を住まいに求めるのであれば、高級サービスアパートを契約しないと難しいかもしれません。 勿論、電球の交換や、インターネット・ケーブルテレビ使用料も無料で、筆者の住んでいたアパートはネットフリックスまで見れました。 エリア、物件数も多岐に富んでおり数多くの物件から探せるので、はじめてベトナムで暮らされる方や独り暮らし、共働きのご夫婦様にまずお勧めしたい物件形態です。   ベトナムのローカルアパートは、主にベトナムの現地人が住んでいるアパートです。コンドミニアムやサービスアパートメントに比べて、余分なサービス料が含まれないので、家賃が安く広い部屋が借りられることが最大のメリットです。 一般的に、ベトナムの建築基準法に基づいて建設されているため、日本のアパートに比べて、築年数が経過したり設備が古かったりすることがあります。契約後の諸問題の対応について、やはりサービスアパートのような質をオーナーに求めるのは難しいケースがほとんどです。 また、日本人利用者が少ないので周りの環境は日本語が通じ辛いですが、ローカルな生活を体験をしたい方にはおすすめです。 家の構造についても日本とは大きく異なり、1階はバイクを停めるスペース、廊下にキッチンが設けられているといった不動産もあります。 またオーナーが同じ建物に住んでいる場合、門限などが設けられ、夜間の出入りに気を使わなければならない場合も想定しておきましょう。 物件自体のセキュリティーは低いと思ったほうが良いでしょう。ベトナムのローカルアパートに住むかどうかは、自分のライフスタイルや予算に合わせて、検討してみることをお勧めします。   コンドミニアムとは、建物全体が区分所有された集合住宅です。各戸は区分所有者によって所有され、専有部分と共用部分に分けられています。専有部分は、各戸の居住空間や収納スペースなど、個人が独占的に使用できる部分です。 簡単に説明すると、個人オーナーが賃貸に出している物件となり、基本条件では光熱費やサービスは含まれない物件となります。主にマンション型で、アパートに比べ、圧倒的に高級感とセキュリティー面での安心感とがあります。 日本同様の分譲マンションタイプの賃貸物件で希望に合う内装や眺望、間取りを探すことが上記に比べて楽です。また、オーナーや他の居住者との一定距離がある為プライバシー度が高いです。 しかし、エレベーター、階段、エントランスホール、駐車場など、複数の共用部があるので、人と会う機会が多く、服装に寛容なベトナムとはいえ、あまりにだらしない服装は控えたほうが良いでしょう。 コンドミニアムでも基本的な家具が揃っておりますので家具を手配する必要はありませんが、コンドミニアムはオーナー毎(お部屋毎)で設置する家具家電が異なりますので、ネットでイメージ写真をみて内見したらイメージと違う!なんてことにならないよう気を付けましょう。 コンドミニアムのメリットの一つとして、敷地が広い物件が多いため住居者専用の公園施設やプールなどお子様の遊ぶ場所が多いです。そのためお子様がいるご家族様にオススメしたい物件タイプになります。 各物件の特徴を理解したところで、家賃相場の目安についても解説します。 家賃相場(最低価格) ローカルアパート 150ドル前後(約22,500円)〜 サービスアパート 500ドル前後(約75,000円)〜 コンドミニアム 1,000ドル前後(約150,000円)〜 家賃については、部屋の数や大きさ、築年数などにより一概お伝えするのは難しいですが、上記がハノイの家賃相場の目安です。 雇用形態・勤務先によっては家賃補助があるところも多いので、自身の会社の制度などをしっかりと理解し、値段だけにとらわれることなく家探しをするようにしてください。   海外で賃貸を探す際のチェックポイントもいくつかご紹介いたします。 海外では日本よりも水圧が弱いことが多いです。そのため、シャワーを浴びるときに、水圧が弱くて満足できないことがあります。水圧でストレスを感じたくない場合は、事前に確認しておくとよいでしょう。   賃貸物件を探す際には、日当たりを重視することが大切です。朝日を体に浴びると、体内リズムが整いやすくなります。朝日には、体内時計を正常にする働きがあるため、日当たりが良い場所でしっかり朝日を浴びましょう。 また、日当たりが良い場所に干せば、洗濯物は早く乾きます。高温多湿なハノイでは乾燥に時間がかかったり、収納していた衣類にカビが生えたりすることも稀にあるので、重要なポイントです。最近は乾燥機が家庭にあることも珍しくありませんが、太陽光で干せば電気代の節約になり、洗濯物を傷めずに仕上げられるなどのメリットがあります。   日当たり同様に部屋の風通しも考えておくことが重要です。 日当たりがいくら良い物件でも、風通しが悪い物件では湿気がたまりやすくなります。風通しの良さも日当たりとセットで確認しておきましょう。   ベトナムの電圧は220V、日本は100Vなので、電圧の差が120Vあります。電圧の差が大きい場合、変圧器を使用して電圧を下げる必要があります。筆者も経験があるのですが、奮発して買ったベトナム用の炊飯器を日本から持ち込み、コンセントにプラグを挿し込んだ瞬間に、シュッ!と音が鳴ってショートしてしまいました。 勿論、ショートした家電はもう使い物になりません。こちらの不注意なのでメーカー側での修理サポートを受けることも出来ず、捨てるしかありません。 ただし、携帯電話やデジタルカメラなどの電子機器は、全世界の電圧に対応しているマルチボルテージ仕様の場合が多いです。そのため、変圧器は必要ありません。 ベトナムへ旅行される際は、お持ちの電子機器がマルチボルテージ仕様かどうかを確認してください。変圧器が必要な場合は、旅行前に変圧器を用意しておきましょう。   賃貸物件を借りる前に、必ず物件の状態をよく確認しましょう。特に、壁や床、家具などの傷や汚れがないかを確認しましょう。また、設備が正常に作動するかを確認することも大切です。 これにより、退去時の原状回復費用にかなりの差が出ます。原状回復費用は、通常、賃貸契約書に記載されています。もし記載されていない場合は、不動産会社に確認するようにしましょう。   海外では、日本とは異なる法律や規制、常識が適用されている場合があります。そのため、賃貸契約を結ぶ前に、現地の法律や規制を必ず確認するようにしましょう。特に、家賃や敷金、退去時の原状回復費用などの支払いに関する規定は、必ず確認しておきましょう。 どれも少し意識するだけで簡単に行えるので、賃貸を借りる際に実践してみてください。上記の注意点を守り事前確認を増やすことで、トラブルを回避し、安心して海外で生活を送ることができます。 様々な目的で使い分けできる便利な物件が多いベトナム。ホテルにはない様々なメリットがあるため、ぜひ色々な物件を検討して楽しんでみてはみてはいかがでしょうか。

2024.05.06

ベトナムでのペット飼育/移住前の準備と現地でのペットライフ完全ガイド

ベトナムでのペット飼育/移住前の準備と現地でのペットライフ完全ガイド
ベトナム生活情報、お役立ち情報

ペットは家族同然で、いつも励ましてくれる大切な存在ですよね。 今回は「日本で一緒に暮らしていたペットをベトナムに連れていくことができる?」と疑問に感じている方にペットを帯同するための手続き方法やベトナムのペット事情などを解説していきます。   ベトナムへの引っ越しでは、ペットと一緒に移動するための手続きや必要な書類、航空会社の規定などを事前に把握しておきましょう。 輸出検疫(根拠法令:狂犬病予防法、家畜伝染病予防法) 日本から輸出される犬・猫は、輸出検疫を受けなければなりません。違反した場合、犬は家畜伝染病予防法に基づき、3年以下の懲役または300万円以下の罰金(※法人の場合は5000万円以下の罰金)、猫は狂犬病予防法に基づき30万円以下の罰金に処せられます。 引用元:動物検疫所/犬、猫を輸出するには 狂犬病予防接種などは期間を開けて接種しなければならないことやその他の検査項目を合わせられないといった理由から手続きに時間がかかることもあります。 ペットをベトナムに連れていくことが決まり次第、かかりつけ獣医に相談し、余裕を持った準備が必要です。 それでは以下から、犬・猫の場合を詳しく解説していきます。   引用元:農林水産省・動物検疫所 まずは、日本から輸出する際の条件の確認をしましょう。日本の動物検疫所では空港から出国する際の手続きについて問い合わせすることができます。 動物検疫所/所在地一覧 “ 日本を出国するためには、動物検疫所において出国前に狂犬病(犬の場合は狂犬病とレプトスピラ症)についての検査及び輸出検疫証明書の交付を受けなければなりません。事前(検査希望日の10日前まで*)にNACCS(動物検疫関連業務)にて輸出検査の申請をしてください。 ” 引用元:動物検疫所/犬、猫を輸出するには 次にベトナムで居住する予定の地域の日本領事館にペットの入国条件を確認します。 ベトナム国内でも地域によって必要な書類が異なることもあるため、まずは居住予定の地域の日本領事館に問い合わせましょう。 在日本ベトナム領事館 在ダナン日本領事館 在ホーチミン日本領事館 ノイバイ国際空港連絡先情報 タンソンニャット空港動物検疫所 飛行機にペットを乗せるには? 各航空会社によって規定は異なりますが、基本的には預け入れ荷物としてケージに入った状態で貨物室に運ばれます。また、 妊娠中でないこと 若齢でないこと 輸送に耐えられる健康状態であること 等の細やかな規定が定められています。 またペットの受託料金や、準備が必要なクレート(ゲージ)もそれぞれ異なるため渡航の予定が決まり次第、利用する予定の航空会社の規定を予め確認しておくことが大切です。   日本に帰国する際には「マイクロチップの埋め込み」が必要になり、日本で事前に埋め込んでから渡航する人がほとんどのようです。 ※ベトナムで埋め込むことも可能です。 この他にも滞在期間や滞在した国によっては、帰国時の手続きが異なるため帰国の予定がある方は事前に確認しておきましょう。   日本から出国する際に必要な「狂犬病の予防注射」「狂犬病抗体検査」を動物病院で受ける必要があります。動物病院から証明書を取得し、動物検疫所へ提出するため保管しておきましょう。 入国する際に必要な検査や予防接種があれば、合わせて実施し証明書を取得しておきます。   NACCSというインターネットシステムから申請することができます。 NACCSとは? NACCS(ナックス)は、動物検疫で必要となる輸入事前届出や輸出入申請手続がインターネットを介して利用できるシステム(電子申請)です。 初めてNACCSを利用する方は、利用者IDの取得が必要です。 引用元:動物検疫所/NACCS(動物検疫関連業務)について(犬や猫の輸出入手続者用) NACCSを利用しない場合は輸出検査申請を記入して、検査を希望する動物検疫所へ提出します。各申請書類は動物検疫所のホームページからダウンロードすることができます。 動物病院で取得した証明書類をメールで輸出検査を希望する動物検疫所へ送付します。   基本的に出発10日以内に輸出検査を行います。検査には予約が必要ですので、出発空港の輸出検査の予約を行いましょう。 【検査受付時間(要予約)】 成田支所(携帯品・手荷物扱いでの輸送):毎日8時半から16時半まで 羽田空港支所:毎日8時半から16時半まで 関西空港支所:毎日8時半から16時半まで 上記以外の動物検疫所で検査を希望される場合は、直接お問い合わせください。 輸出検査の申請後、検査を希望する日時を動物検疫所へメールで連絡してください。 ※輸出検査は30分から1時間程度かかります。頭数や渡航先の国の条件によりさらに時間がかかる場合がありますので、時間に十分余裕を持って予約してください。 ※輸出検査の予約日時は、証明書類原本を持って、ペットと一緒に来所してください。 引用元:動物検疫所/犬、猫を輸出するには   ここからは、ベトナムのペット事情やペット可の物件、動物病院やペット用品について解説していきます。   ベトナムにおけるTGM Gobal Pet Care調査の2023年調査によると、 ベトナムでは最大67%がペットを所有していて(世界平均58%)そのうち74%のベトナム人が犬を飼っており、51% が猫を飼っているということです。 回答者の53% が家で2 匹以上のペットを飼っています。 引用元URL このように、ベトナムではペットを飼う人が多く、多頭飼いの人気も高まっています。 実際に、街中ではトイプードルやポメラニアンなど小型の犬や猫を連れて散歩をしたり座っておしゃべりをしたりしている姿をよく見かけます。 また、ペット同伴可のカフェも多く、テラス席でペットと一緒に憩うベトナム人も多いです。 ベトナムで飼われている大多数のペットは室内飼いが多いようです。日本のように庭に繋がれている犬はあまり見かけないかわりに放し飼いにされている犬が多いです。   ペット好きなベトナム人。ベトナムにもペット飼育可の物件があります。外国人向けにはペット飼育可のコンドミニアムをおすすめされます。また、ローカル向けの物件も視野に入れることで、選択肢が広がります。 トラブルを避けるためにも契約書上明確にペット可と記載がない場合は必ず記載してもらうようにしましょう。   ベトナムには「インターナショナル動物病院」「日系動物病院」「ローカル動物病院」などがあります。 ローカル病院では日本の診察料よりも安くすむことから、利用する人も多いようです。言葉の壁からなかなか症状が伝わらないこともあるそうですので、日頃から信頼できる獣医師を見つけておくと安心ですね。 ハノイ・ホーチミンの人気な病院を挙げますが、下記以外にも外資系病院やローカル病院は数多くあります。 Asvelis Veterinary Clinic/ハノイ市   ベトナムホーチミン市佐々木動物病院/ホーチミン市     ローカルスーパーにもペットフードなどの販売はありますし、ベトナムに進出しているコーナンやイオンモール等にもペット用品があります。 またローカルの路面にあるペット用品店も多く、キャリーゲージなどの種類も豊富です。 LazadaやShopeeなどの通販サイトでは様々なペット用品が手に入り、配送もしてくれるため重いエサやトイレ関係の商品の購入に便利です。   ベトナムでよく見かけるのは日が暮れ始めてからバイクに乗って公園に行き、犬の散歩をさせている風景です。ハノイやホーチミン市内には大きめの公園がたくさんあるため、バイクや車を気にすることなく散歩をさせることができます。 ノーリードで散歩させている犬も多く見かけますが、実際のところ衛生上禁止されている公園もあります。 狂犬病予防や予期せぬ事故予防の観点からもしっかりリードは繋いでおきましょう。   今回は日本からベトナムへのペットの引っ越し(輸出)とベトナムのペット事情を解説しました。適切な準備と情報収集を行えば、ペットと共にベトナムに引っ越すことも可能です。 また、ベトナムではペット文化が根付いており、犬や猫を飼うことが一般的です。動物病院やペット用品店も充実しており、ベトナムでもペットとの生活を送ることができます。 実際にペットと一緒に暮らす日本人在住者も多くいます。ペットとの暮らしで、日常がより豊かになりますね。この記事が参考になりましたら幸いです。

2024.05.02

【ベトナム/生活】自炊する方必読!調味料特集(購入場所・価格等)

【ベトナム/生活】自炊する方必読!調味料特集(購入場所・価格等)
ベトナム生活情報

海外生活で気になるのは、やはり「食事」ではないでしょうか? ベトナムは安く美味しいレストランが多くあることが魅力ですが、外食だけでなくご自宅で自炊もしたいと思う方もいるでしょう。 そこで今回は「ベトナムのローカルスーパーで手に入る日本食の自炊に使える調味料は?」「日本食材店でしか購入できないものは?」という疑問にお答えする情報をご紹介します。   今回は、ベトナムローカルスーパーの定番「コープマート(Co.op mart)」で食材を調査しました。コープマートはホーチミン市内に複数店舗あり、食材から日用品まで揃い、大型複合施設に併設されているところもあるためお買い物に便利です。 ハノイにも多くあるベトナムローカルスーパーのVinmartでも同じような品揃えになりますのでご参考にご確認ください。   ベトナムには「AJINOMOTO」が進出しています。 定番商品の「味の素」をはじめとしてベトナムでも定着しているブランドです。 いわゆる「鶏がらスープの素」は、日本で購入するものと変わらない味だと感じます。価格はおよそ98円(16.000VND)ベトナムで購入すると日本よりも安いためお土産に購入する人もいるようです。 この他にも「きのこだしの素」や「豚だしの素」、「コンソメスープの素」などもあります。   「キューピー」も2010年からベトナムに進出しており、ベトナムのローカルスーパーではキューピーのドレッシングやマヨネーズが手に入ります。 また、AJINOMOTO製のマヨネーズやローカルブランド・海外ブラント製のマヨネーズも取り扱っており選択肢は豊富な印象です。 ベトナムでドレッシングといえば「ごまドレッシング」が定番のようです。マヨネーズやごまドレッシングは、野菜のサラダなどさまざまな料理に合いますよね。   ローカルブランドのケチャップがいくつか取り扱いがあります。価格はおよそ80円(13.000VND)でした。ベトナムのローカルスーパーには、輸入品のハインツケチャップも売っています。 ローカルブラントのケチャップの味は日本の製品よりもわずかに甘味が感じられるかもしれませんが、酢豚やケチャップライス等の調理に使用すると、ほとんど味の違いを感じることはありません。   AJINOMOTO製やローカルブランドの米酢の取り扱いがあります。米酢以外にも、りんご酢も取り扱いがありました。 暑い時や疲れている時は酸味のある食べ物が欲しくなることがありますよね。そのような時には、酢の物や酢飯など、酸味を活かした料理に活用できます。   中華系の調味料の代表といえるオイスターソースも販売しています。同じ棚には中華系の醬油の取り扱いもありました。 オイスターソースがあれば、中華系の炒め物や料理のコク出しに活用することができます。   ベトナムに在留する韓国人は20万人で、在留日本人の10倍になっています。ホーチミンには韓国系のスーパーも多くあり、韓国食材は比較的簡単に手に入れることができます。 調味料以外にも韓国系の冷凍食品やインスタント食品もローカルスーパーで手軽に購入できます。   意外にもわさびもローカルスーパーで見つけることができました。価格はおよそ470円(78.000VND) お刺身にはもちろんですが、鶏肉にわさびを塗って和風ソテーにしたり、パスタと和えてピリ辛和風パスタにしたりと活用してみてくださいね。   白砂糖、ブラウンシュガー、製菓用の粉糖など砂糖の種類も豊富です。 ベトナムならではなのはココナッツシュガーです。液体のものやブラウンシュガーのような固形のものがあります。在住者の中には、液体のココナッツシュガーをみりんの代用品として使っている方もいます。 上白糖は日本のもの? 日本の家庭で多く使われている砂糖の代表に、柔らかく溶けやすい「上白糖」がありますが、これは日本ならではの砂糖で、世界的にはグラニュー糖等の白砂糖が一般的だそうです。 ベトナムでは結晶が大きいグラニュー糖が主流ですが、日本食材店には上白糖を取り扱うお店もあります。 (参考:カップ印/シュガーラボ)   塩水から精製した塩やヒマラヤピンクソルトまで幅広く取り扱っています。 ベトナムでは「ヨード入りの塩」というジャンルがあり、ミネラルが豊富でいい塩という位置付けだそうです。ヨードが添加されていない塩も販売していますので、用途に応じて選ぶことができます。   また、ベトナムには純粋な塩以外にも「レモングラス塩」や「ライム塩」などそのまま食材の味付けとして使える商品も多くあります。 さらに、ベトナムは世界有数の胡椒生産国としても知られています。特に有名なのは「フーコック産の胡椒」でお土産としても定番です。   ベトナムでは大豆油以外にも、ひまわり油・ココナッツオイルが一般的に販売されています。この他にもオリーブオイルやごま油などを購入できます。 味噌・醬油・料理酒・みりんは売っている? 味噌、料理酒、みりんをコープマートで見つけることはできませんでした。醬油の取り扱いはありましたが、キッコーマンの卓上醬油のみでした。 ですが、ホーチミン市内には日本食材店がたくさんあり、醬油や味噌以外にもお好み焼きソースや焼肉のタレなど日本食材のほとんどを手に入れることができます。   今回はホーチミン市内にある日本食材店「業務スーパー」と「ハチハチ」で購入できるものを調査しました。 「業務スーパー」「ハチハチ」はホーチミン市内に2店舗あります。日本食材を取り扱うお店はこの他にも「Ichibanマーケット」や「アクルヒスーパー」「晴レ屋」「イオンモール」などたくさんの日本食材店があります。 また、ハノイにも日本食材を扱う「富分(TOMIBUN)」「AKURUHI」「ハノイ商店」「SAKUKO」など多くありますのでご安心ください。   ローカルスーパーでは取り扱っていない和風だしの素は、日本食材店での購入がマストです。セールの時は比較的安価で購入することもできます。   みりんや酒も日本食材店には必ず販売しています。ベトナム産のみりんや酒の商品もありますが、日本産のものと価格帯は大きく変わらない印象です。   業務スーパーでは醬油の種類が豊富でした。醬油はどんな料理にも使用するため切らすことのできない食材ですよね。   味噌は「マルコメ」製のものをよく見かけます。また業務スーパーブラントの味噌もありましたが、選択肢が少ない印象でした。 好きな味噌がある方は、日本からの持参を検討するのも良いでしょう。   日本製の鍋の素も種類が豊富です。ベトナム人も鍋が大好きで、ホーチミン市内には鍋を提供するお店がたくさんあります。 特に「ラウガーラーエー(Lẩu Gà Lá É/ハーブ鶏鍋)」は、きのこやハーブ入りのあっさりした出汁が美味しく、日本人の口にあう味付けでおすすめです。   日本製のカレーやシチューの素も日本食材店で取り扱っています。 ベトナムでは日本のとろみのあるカレーが好みでない人も多いようです。 変わりに「カリーガー(cà ri gà)」というココナッツミルクを使ったタイカレーのようなカレーや「ボーコー(bò kho)」というベトナム風のビーフシチューがあり、とても美味しいです。   食べるラー油や七味などの香辛料も販売していました。日本食材店では、欲しかった調味料もすぐに見つけることができますね。   ▼この他にもベトナムで購入できる食材について詳しく解説しています。 「ベトナムで自炊すると食費はいくら?」ベトナム在住者による生活費大解剖!   日本調味料メーカーの進出によりベトナムのローカルスーパーでも、日本食の調理に使える調味料が揃います。現地生産の調味料を使うことで、食費も節約することができますね。 また、ベトナムならではの調味料を取り入れることで、料理の幅もぐんと広がります。日本の味噌や醤油などの調味料は、日本食材店で手に入りますので、いつでも安心して購入できます。 この記事がベトナムの暮らしの参考になりましたら幸いです。

2024.04.29

【2024年最新版】ベトナム音楽特集!最新人気歌手&曲を一挙紹介!

【2024年最新版】ベトナム音楽特集!最新人気歌手&曲を一挙紹介!
ベトナム生活情報、お役立ち情報

ベトナムに住むからには、ベトナムのカルチャーにも触れたいですよね。 様々なエンタメがありますが、その中でもベトナム人が好きなことと言えば音楽です。 ベトナムの道を歩けば至る所でカラオケをしているところが見られ、老若男女問わず歌が大好きな国民性! ベトナムで生活をしていると必ずカラオケの場に呼ばれることがあるでしょう。誕生日会や結婚式などの場でマイクを渡されることもしばしばあります。 そんなときにベトナム語の歌が歌えたら、人気者になること間違いなし。 そこで、こちらの記事では最新の人気ベトナム人歌手や曲、カラオケで歌えると喜ばれる歌も紹介していきますので、ベトナム在住の方は必見です!   ベトナムで知らない人はいない!と言っても過言ではない男性ソロアーティストSon Tung M-TP。 すでに2010年前半からベトナム国内では人気が出ていましたが、国際的にも知られることとなったのが2019年にアメリカの超有名ラッパーSnoop Dogとコラボレーションしてリリースした『Hãy Trao Cho Anh』という曲です。 この曲のMVがリリース後半日で1200万回を超えたことも当時話題となりました。この曲はアメリカのビルボードにもチャートインし、現在ではベトナム国内外共に注目を浴びている人気歌手です。 ベトナム人で初めてYou Tubeの金の再生ボタンを獲得した人でもあるすごい歌手なのです。 『Hãy Trao Cho Anh』はもちろんですが、今聴くならおすすめは『Chung Ta Cua Tuong Lai』です! 切ない恋愛ソングですが、ベトナム人女子にはたまらない一曲なので、是非覚えてみてくださいね◎   ベトナムの甘い歌声のシンガーソングライターといえばPhan Manh Quynh! 『Vợ người ta』という曲で一躍有名になり、この曲はyou tubeで1億回再生を超え、2015年の検索ワードNo.1を獲得するほどの人気曲となりました。 ギター片手にしっとりとしたベトナムの曲を聴きたい!と言う方には一度聴いて頂きたいおすすめの歌手です◎ その後も2020年に開催されたミュージックアワードで『ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー』を獲得するなど、長きに渡り人気を博し続けている歌手の一人ですよ。 今一押しの曲と言えば、2024年にリリースされた『Sau loi tu khuoc』。切ない恋愛ソングと甘い歌声はPVと共に聴いて頂くことをお勧めします!   ベトナムで超有名歌手の男女2人がタッグを組んでリリースした曲が、2023年から大人気で街の至る所で流れてきます。 全く知らない日本人でもベトナムに住んでいると耳にしたことがある程の有名曲です◎ Hoa Minzyはベトナムのスターを発掘する番組『Học Viện Ngôi Sao』で2010年に優勝して以来、スターの道を駆け上がった北部バクニン出身のママ。 美貌とパワフルなのにどこか切ない歌声を兼ね備え、女優・モデル・歌手・実業家として幅広くする大人気歌手です◎ 一方歌手と音楽プロデューサーの二足のわらじを履くTang Duy Tanは、2020年頃から次々とヒット曲を連発し、甘いマスクと歌声で大人気! 2022年にリリースされた『Upstairs』が最も売れ、ベトナムビルボードでもTop1を獲得しています。 そんな二人がタッグを組み、満を持してリリースした『Bat Tinh Yeu Len』は見逃せない1曲ですよ!   歌手であり女優としても大人気のHoang Thuy Linh。 歌手や女優としての実力は十二分に認められ大人気な一方、海外のメディアも報道するほどのスキャンダルで世間を賑わせたこともあります。 しかしその後再び彼女は活躍をし続け、女優としても、歌手として数々の賞を総なめし、若者の間で驚異的なトレンドとなります。 日本で浜崎あゆみが大ブレイクしたことを彷彿させる人気ぶりとスキャンダラスなHoang Thy Linh。 そんな彼女は2024年現在もなおトレンドの最先端を走り続け、最近ではTik Tokで『See tinh』のダンスが大人気◎ ベトナム在住の方であれば、一度は耳にしたこともある方も多いのではないでしょうか? 知らない方は要チェックです!!   最初に紹介したSon Tung M-TPの実の弟であり、2022年にデビューしたばかりのMONO。 デビューから驚愕の勢いでヒット曲を放っているMONOですが、その中でも『Waiting for you』を歌えるとベトナム人の友人とカラオケに行ったら人気者間違いなしです◎ 2022年にリリースされ、その年の音楽番組ではいつでもMONOのWaiting for youが流れていたと言っても過言ではないほどの人気ぶりでした。 みんなが知っていてアップテンポで盛り上がるこの一曲は、カラオケの持ち歌にしておきたい一曲です!   先ほども紹介した女性歌手Hoang Thuy LinhのSee TinhはTik Tokでも大人気で、ベトナム人で知らない40歳以下はいないと口をそろえてベトナム人の友人たちが言う曲です。 アップテンポかつ誰もが知っている曲なので、カラオケで歌うにはもってこいの1曲です◎ 女性でベトナム人の同僚や友人とカラオケに行く機会がある!という方はこの一曲を覚えておけば、怖いものなしですよ! 筆者もこの曲を友人の家族のバースデーパーティーで披露した際には、アイドルかと錯覚するほどの盛り上がりを見せました笑 ベトナム語の歌を歌ってくれるというだけでも喜んでもらえる中で、みんなが知っていて盛り上がる選曲を知っているといざという時に安心ですね。   結婚式に出るならこれを覚えていけ!と言われた一曲がこちらの『Dam Cuoi Nha?』という一曲です! ベトナムでは結婚式後半になるとほぼ100%と言っていいほど始まるカラオケパーティー。 気付くとマイクが回ってくることもしばしばありますが、こちらの曲は老若男女知っている結婚式の定番曲なのでサビだけでも知っておくと心を鷲づかみできること間違いなし◎ ベトナムに住んでいると結婚式のお誘いは非常に多いので、事前に練習しておくといいかもしれませんね♪   結婚式の定番曲の2つ目と言えばこちら! テンポもよくみんなで大合唱が始まるこの曲は、知っておくと周りと一緒に盛り上がれますよ◎ 純粋な愛の歌で、これから家族になることの喜びを歌っている可愛い曲です! アップテンポですが、一定のリズムなので意外と覚えやすい一曲ですので、是非一度挑戦してみてくださいね!   こちらの記事ではベトナムの最新トレンド歌手&曲を紹介しましたが、いかがでしたか? ベトナムに住んでいる方だと、街を歩いていて耳にしたことがあるけど何という曲か知らなかった!と言う方もいるのではないでしょうか。 また、カラオケ大国ベトナムで日本人の私たちが一躍人気になるためにはベトナム語の曲を披露するのが一番です◎ 是非、紹介した心を掴む一曲を練習し、ベトナム人の友人や同僚とカラオケに行ってみてはいかがでしょうか? 私たちが外国の方に日本語の曲を歌ってもらえると嬉しいように、ベトナム人の方も非常に喜んでくれますよ!

2024.04.18

【ベトナム 生活】水質不安のお悩み解決!浄水器で快適に安全な水を手に入れる方法を解説!

【ベトナム 生活】水質不安のお悩み解決!浄水器で快適に安全な水を手に入れる方法を解説!
ベトナム生活情報

ベトナムで暮らし始める方で気になるのは「水事情」ですよね。ベトナムの水道水は、その品質に関して懸念されており、飲み水以外でも 野菜などの食材を洗う時は? 髪や肌にベトナムの水道はどうなの? 洗濯物の仕上がりは変わる? など、暮らしの中で、水質に疑問を感じる場面もあるでしょう。今回は、ベトナムの水道水の水質やその解決策を詳しく解説していきます。   ベトナムの水道水の主な水源は、河川、湖、地下水などです。主要な河川には、紅河、メコン川、ドン川などがあります。   水道水は浄水処理プラントで処理されます。処理工程には、ろ過、消毒、沈殿、逆浸透などの方法が使われます。ベトナムでは、飲料水の基準が設定されており、それに基づいて水道水の品質が管理されています。 しかし、水源の汚染や老朽化した配管などによる品質の低下、水源汚染、残留物質などの課題も指摘されており、現地の人でも水道水を飲むことありません。 近年生活水準の向上からベトナム人家庭での浄水器設置も浸透しつつあります。   地域や住居の配水環境にもよりますが、塩素、鉛等の重金属物質、大腸菌などの細菌が残る場合があります。 塩素は日本の水道水にも添加されており、細菌等の増殖を防ぐ役割があります。 しかし塩素濃度が高いと肌や髪のタンパク質を破壊し、アトピー性皮膚炎を悪化させる原因ともなります。   多くのベトナム在住の日本人は「大量の水道水が身体に入らないようにする」ということを心がけて生活しています。 水に対する感受性も個人差がありますので、ベトナムの水質が気になる方の中には「全ての調理でキレイな水を使いたい」「赤ちゃんがいるので食器洗いもキレイな水を使いたい」という方も少なくはありません。   調理中にその都度ミネラルウォーターを汲むのは面倒で手間がかかってしまいます。 ベトナムでも蛇口に取り付けるタイプの浄水器やポット型浄水器、据え置き型浄水器を購入・設置できます。浄水器を導入することで手軽にキレイな水が蛇口から出るようになります。   ベトナムにも日系浄水器メーカーが多数進出しており、ベトナムに出店している「コーナン」等のホームセンターやインターネット通販で購入することができます。 また、プロの取付工事が必要な浄水器設置ができる日系の企業もあり、その選択肢は豊富です。 タブチベトナム 日本・アメリカ・中国の厳しい性能試験をクリアし、66もの有害物質を除去。既に150件以上の日系飲食店、600件以上の家庭で導入されているほどの信頼の厚い浄水器。   クリンスイ 三菱レイヨンの水道の蛇口に簡単に取り付けられるタイプの浄水器。蛇口の形状に合わせて取り付け可能。   有限会社しゅん 浄水器のリースを行う。RO(逆浸透膜)を採用し、硬水を軟水に浄水できる逆浸透マクロ化技術を使用した浄水機能搭載。   BRITA ドイツでデザイン製造されたドイツNo.1ブランド。ポット型浄水器が人気で、日本をはじめ世界中で利用されている。   NASK CO.,LTD​  ホーチミン市を拠点に、「シャワートイレ・日本製浄水器・日本製空気清浄機・除菌消臭液」などの卸売及び小売を行っている「トレビーノ」「メイスイ」などを取り扱い、据え置き型浄水器設置を行う。   サンシャインワン株式会社 ハノイに事務所があり、マンションなどの集合住宅では玄関横のパイプシャフト内に設置するタイプのオール浄水器ヒカリックスを提供している。   ベトナムの水道水は日本の水道水よりも残留塩素濃度が高いと言われております。 この残留塩素濃度が高いと、髪のタンパク質を破壊し髪の毛のキューティクルが剝がれ、ギシギシしたような肌触りになりやすといわれています。 塩素の影響で肌も乾燥しやすくなるため、肌が敏感な方には、入浴後に乾燥しやすいと感じる方もいるようです。 加えて、ハノイ等ベトナム北部では水道水が硬水の地域があり、硬水のため「髪の毛がきしむ」「日本から持ってきたシャンプーの泡立ちが悪い」と感じる方もいるようです。 硬水とは? カルシウムやマグネシウムなどミネラル分を多く含む水。健康効果も期待されていますが、慣れない人が大量に飲むと腹痛等の体調不良を起こすことがあります。日本の水道水は軟水のため、日本製のシャンプーや洗剤の成分と合わないこともあります。   ベトナムに出店している日系ホームセンターの「コーナン」では、浄水機能付きのシャワーヘッドも販売しています。シャワーヘッドを交換するだけで、浄水が出せるようになるため手軽です。   写真:有限会社しゅんのHPより引用 有限会社しゅんが取り扱う逆浸透膜(RO)浄水器は、硬水を軟水にすることが可能です。一般的な浄水器は硬水を軟水化させることができないため、軟水にこだわりたい方におすすめです。 “逆浸透膜(RO)という、通常より1000倍目が細かいフィルターなので、大腸菌、ウィルス、ヒ素などの重金属も取り除かれた、純水を飲むことができます。 ハノイの硬水が、純度の高い軟水となりますので、赤ちゃんのミルクも作れますし、お茶やコーヒーの味が変わります。” 〈有限会社しゅんのHPより引用〉   写真:NASK CO.,LTDのHPより引用 「お風呂に貯める水も浄水にしたい」と思われる方も少なくはありません。NASK CO.,LTD​ ではお風呂用浄水器を日本から輸入して販売しています。 “「ヤシガラ粒状活性炭」と「ACF(繊維状活性炭)」をブレンドしたフィルターは水道水に残留する塩素だけでなく、カビ臭や化学物質など多くの吸着対象物を吸着して除去することができます。” 〈NASK CO.,LTD​ のHPより引用〉 在住者の中には「洗濯によって服が変色したりゴワゴワになったりした」という方もいます。原因としては、 水質の違いから日本の洗剤が合わなかった 洗剤の量と洗濯物の容量が適切でない 洗濯槽の汚れが蓄積している 日焼け止めクリーム等の成分や衣類の素材に使われるメラミン樹脂が水道水の塩素と反応した 等が考えられます。 また、水道水に含まれる重金属や不純物が衣類に蓄積して黒ずんで見えるということもあります。 メラミン樹脂素材の衣服の変色や鉄サビによる汚れの場合は、ハイドロハイター等の白物衣類専用の漂白剤が効果的です。しかし柄物には効果がないことや衣類によっては生地やボタンを痛めてしまう可能性がありますので注意が必要です。 ベトナムでは洗濯物の仕上がりが日本と異なると感じ、衣服をキレイに保つために洗濯機の水道管にも浄水器を設置される方もいます。   写真:サンシャインワン株式会社のHPより引用   ハノイに事務所があるサンシャインワン株式会社では「オール浄水」ができるヒカリックスを提供しています。 戸建だけなくマンションタイプでも設置可能だそうですので、部屋中の水をキレイな水で使いたいという方にはおすすめです。 “ヒカリックスを一台設置するだけで、オール浄水の暮らしがはじまります。キッチン・お風呂&シャワー・洗面所・洗濯機・トイレ・ベランダ&庭の散水栓まで、家中どこでも安心安全な水質の、きれいな浄水がたっぷりと使えます。” 〈サンシャインワン株式会社のHPより引用〉   浄水器の主な目的は、水中の汚染物質を取り除くことです。浄水器の種類や性能によって、除去できる物質や量も差があります。 そのため、浄水器を選ぶ際には、その除去効率や対称除去物質を確認することが重要です。 購入や設置の前に、どの種類の汚染物質を除去できるか、また除去率はどのぐらいかを確認しましょう。   浄水器の種類には、自分で簡単に取り付けられる蛇口取付式のものや、ポット型の浄水器、プロの設置が必要な据え置き型のものもあります。 ご自分の生活スタイルに合わせて選ぶようにしましょう。   浄水器の購入費用だけでなく、設置のための初期費用、定期的なフィルター交換やメンテナンスにかかる費用など、ランニングコストを合わせて総合的なコストを比較しましょう。 導入する会社のメンテナンスサービスの内容など不具合の際の対応なども合わせて確認しておきましょう。   今回はベトナムの「水事情」とベトナムで浄水器が購入できる場所、浄水器設置店をご紹介しました。 ベトナムの水質が気になる方は、キッチンだけでなくお風呂や洗濯にも浄水器を導入されている家庭もあるようです。 ベトナムではキレイな水を使えるように日本語対応可能な浄水器取り扱い店があります。キレイな水を手軽に利用できることで、生活の質が向上し、安心して飲料水を摂取できるようになりますね。この記事が参考になりましたら幸いです。   ▼「ミネラルウォーターの購入先は?」「一か月に購入する水の量は?」などが知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。 ベトナム在住者が教える!安全な水の生活利用術

2024.03.25

【ハノイ/ゴルフ】2024年最新版!日本との違い・料金・コースまで徹底解剖!

【ハノイ/ゴルフ】2024年最新版!日本との違い・料金・コースまで徹底解剖!
ベトナム生活情報

日本人にとってアジアでゴルフ旅行といえばタイをイメージされる方が多いのではないでしょうか。 実は、ベトナムでも近年ゴルフ人気が高まっており、東南アジアの中でもタイに次ぐゴルフ大国です。 ベトナムの経済成長に伴い富裕層が増え、彼らからの人気の他、ベトナムに在住する韓国人や日本人駐在員の人気も根強いです。 老舗のゴルフ場から最新設備を取り入れた施設、絶景の広がる環境に恵まれた施設など、現在ベトナムには50以上のコースがあり、魅力ポイントも様々です。 そこで、こちらの記事ではベトナム、特にハノイを中心にゴルフ事情についてどどんと紹介していきます◎ ベトナムでゴルフに行きたいと考えている方は必見です!   日本より物価が安いベトナムですが、実はゴルフは日本よりも割高な面もあります。 特にハノイはゴルフ人口が多いのか、ホーチミンと比較しても料金設定が高くなっています。 2023年には軒並みゴルフ場が50万VND前後プレーフィーを上げたこともあり、現在の相場は平日で1.5万円、休日は2~2.5万円程度です。 そうはいっても、会社で会員権を持っている方も沢山いるので、メンバーを利用させてもらうと半額近くでプレーできることも多くあります◎ プレー料金とは別途、キャディーさんへのチップが発生しますので、別途キャッシュを持っていくこともお忘れなく◎ 大きいお金しか持っていない場合でも、カウンターで細かいお金に両替してくれるゴルフ場が多いので、頼んでみても良いでしょう。 プレー代は基本的にカード払いが可能なゴルフ場がほとんどです。   ベトナムでは、基本的にプレーヤー一人につき一人のキャディーがつきます。 日本では、セルフプレーの方も多いのではないでしょうか? クラブの選定から打つ際のアドバイス、女性やゴルフ初心者にはボールのセッティングや打ち方を教えてくれる方が多く、丁寧にサポートしてもらえます◎ 優秀なキャディーを指名することもでき、別途指名料を支払う必要があります。 筆者はキャディーさんがいることが当たり前になってしまったので、もう日本ではラウンドを周れない気がしています…笑   日本でゴルフをすると途中にお昼休憩を挟むことが多いですよね。そのためゴルフとなれば一日掛かり! ベトナムのゴルフは基本的にラウンドの途中で休憩がないので、朝6時~8時頃にスタートして、18ホール終わるのが11~12時頃となります。 その後みんなでランチをして帰宅すると14時くらいになるのが恒例の流れです。 夏場は午後スタートは暑いので好まない方も多いですが、朝はゆっくりできるがいいですよね◎ ホーチミンは午前と午後で料金設定が異なるゴルフ場が多いですが、ハノイは冬もあるためか午前と午後での料金分けはあまり多くありません。 スループレーのためラウンドが終わってもまだ午後の時間をゆっくり過ごせるので得した気分になれます!   先述の通り、ベトナムでのゴルフはキャディーがつくので、プレーが終わったらチップを渡す必要があります。 チップ相場もコロナ前は30万VNDからでしたが、現在は最低40万VND、50万VND渡すと喜ばれる印象です。 目安としては、気持ちよくプレーさせてもらえた場合には40~50万VNDが相場と覚えておくとよいでしょう。 チップ用のキャッシュを忘れずに持っていくようにしてくださいね◎   プレーフィーに併せて掛かるのがカート代金です。 こちらはゴルフ料金に最初から含まれているゴルフ場とカート代金が別のところがあります。 カートはおおよそ1台5,000円程度なので2人でシェアすれば2,500円程ですね◎ ゴルフ場によっては山の中にあり、高低差が大きい山道のような場所もあるので、カートがなしだと厳しいところも多いです。 また、カートなしにするとキャディーさんからクレームをもらうこともありますので気を付けましょう!   初心者の方や、クラブや靴がまだ日本から届いていない方はゴルフ場でレンタルすることができます。 とはいえ、クラブセットも靴も古い型の物が多く、靴に至ってはフルサイズ揃えていないこともしばしばありますのであまり期待はしない方が良いでしょう。 傘の無料貸し出しはありませんので、キャディーさんが好意で貸してくれるか、レンタルもしくは購入となります。 ベトナムの紫外線は日本の3倍と言われていますので、傘は必須ですよ!用意しておくことをおすすめします◎   全27ホールあり、渓谷の中に佇む中上級者向けコースのチーリンゴルフ。 ハノイ中心部から90分程と少々離れた場所にありますが、ゴルフ上級者には是非一度挑戦してみて頂きたいチャレンジングなコースです。 アップダウンに激しさといくつもある池越えなど、女性には少々難易度の高いコースかもしれません。 平日は1,950,000VND、週末は3,200,000VNDとハノイのゴルフ場の中では比較的割安ですよ◎   全36ホール・スカイコースとレイクコースがあり、ベトナム最難関コースに選ばれたこともあるSky Lake Resort Golf。 ハノイ中心部から約40キロ、1時間ちょっとのところにありベトナム人富裕層や韓国人に大人気のコースです。 ジャグジーがついており、ゴルフ後にリラックスできますよ◎ 比較的新しいゴルフ場で、クラブハウスやレストランもきれいで使いやすいのも嬉しいポイントです! 人気も高く、料金は平日2,450,000ND、週末3,750,000VNDですが、非居住者の場合は+1,000,000VND程かかるので、旅行者にはあまりおすすめできません。   ハノイ中心部から30分かからずに到着する最も近いゴルフ場でアクセス便利なロンビエンゴルフ場。 練習場もきれいで、筆者はいつも練習に行く際はロンビエンまで行っています◎ ハノイでも珍しいキャディーが全員男性というのも特徴で、熱心なキャディーさんにあたると、打ち方など手取り足取り教えてもらえてスコアが上がります笑 料金は平日の朝が3,200,000VND、週末が4,050,000VNDとお高めですが、利便性には代えられませんね!   ハノイの名門、セレブ御用達のゴルフ場といえばヴァンチー。 ハノイ中心部から30分程でいけるアクセスの良さ、名門ならではの隅々まで整備され上質なラウンドができます。 政府関係者のゴルフラウンドに使用されることも多く、筆者が回った日は見事に重役とバッティングし、マーシャルから直々にお願いを受け順番を抜かされました笑 ゴルファーなら一度は行きたいヴァンチーゴルフコースですが、金曜のナイターがスペシャルオファーで回れる時間帯なのでおすすめです◎ 料金はメンバーゲストで平日3,400,000VND、週末は4,250,000VND(カート料金は含みません)とハノイトップクラスの料金ですが回る価値ありのコースです!   ハノイ中心部から北に1時間弱走ったところに位置するBRGレジェンドヒルゴルフリゾート。 キングスアイランドなどBRG系列店が他にもある有名なゴルフ場です。 BRG系列はコースがきれいで初心者にも回りやすいコースですよ◎ 料金は年々上がってきており、2024年3月現在、平日3,150,000VND、週末は4,450,000VNDとなっています。   ゴックタン山のふもとにあり、ハノイ中心部から1時間程のところにあるダイライゴルフクラブ。 コースはThe・ハノイのコースという池が多くあり打つ際に距離の計算を戦略的に行う必要があるコースです。 筆者は苦手なコースの一つで、何個ボールを無くしたことか分かりません笑 料金は平日1,750,000VND、週末は2,850,000VNDとハノイの中ではトップクラスにリーズナブルな価格設定ですよ◎   1993年にできたハノイ初のゴルフ場がタムダオゴルフリゾートです。 ハノイ中心部から約65km、1時間15分程で到着するタムダオは日本人在住者も良く訪れるゴルフ場の一つです。 コースが広大なため、カートなしだと歩く距離が非常に長く、アップダウンもあるためカート利用をお勧めします。 池はたくさんありますが、比較的初心者にも回りやすいコースですよ◎ 料金は時間帯で異なりますが、平日1,700,000VND、週末3,200,000VNDが基本で、月曜日は少しお得に回れます◎   ハノイのお隣ヴィンフック省にあるヘロンレイクゴルフコースは、ハノイ中心部より1時間弱、空港を超えて北に走った便利な場所に位置しています。 ヴィンフック省にはたくさんの日系企業もあり、ヘロン会員の企業も多いため日本人のプレーヤーが非常に多いのも特徴です。 そのためレストランのメニューも日本食がたくさんあり、ラーメンやそばなどを食べることもできますよ◎ コース自体はフラットなコースですが、その分難易度を上げるために池が多く、1打目の目の前に大きな池があるコースではプレッシャーにいつも押しつぶされています笑 料金は平日2,150,000VND、週末は3,050,000VNDと比較的リーズナブルですが、会員の方のフローティングメンバーを借りることができると半額以下で回ることもできますよ◎   ハノイ中心部から45分程で到着する近場のゴルフ場、ハノイゴルフクラブ。 元日系ゴルフ場ということもあり日本人御用達で、ハノイの日本人ゴルファーの方であれば一度は行ったことがある方も多いのではないでしょうか。 コースは広く比較的シンプルで回りやすいですが、アディダスバンカーと呼ばれる三本ラインのバンカーがあるなど面白いコースです。 料金は平日が2,500,000VND,週末が3,500,000VNDで、ハノイ中心部から近いのに安いと大人気のコースなため、ご予約はお早めにすることをおすすめします。   BRGキングスアイランドはハノイ中心部から1時間15分ほど車で走り、その後ボートに乗って対岸のゴルフ場まで行く日本にはなかなかないゴルフ場です。 54ホールあり湖に囲まれたレイクサイドコース、高低差があり打ち下ろしなどもありマウンテンコース、広々としたキングスコースの3つがあります。 それぞれ特徴が異なり、全く違うゴルフ場のようなので全てのコースを一度回ってみることをおすすめします◎ 人気は広々としたフェアウェイのあるキングスコースです。 料金は平日2,800,000~3,000,000VND、週末は3,600,000~3,800,000VNDとコースにより10万VNDずつ料金が異なります。   ハノイ中心部から1時間ちょっとのところにあるフェニックスゴルフリゾートは、壮大な奇岩に囲まれた映画のロケ地のようなゴルフ場。 54ホールありフラットなコースは初心者にもおすすめ。特にレッドティーが前にあり、距離が短いため飛距離の出ない女性にはとっても優しいコースです。 ハノイのゴルフ場の中でも良いスコアが出やすいと評判のゴルフ場で、筆者もお気に入りのコースです◎ 料金は要問合せです。 ヴィンフック省にできた、ハノイで最も新しいゴルフ場タインラインバレー。 2021年11月にできたばかりで、まだ場内の木も成長中のタインラインは設備が全て新しくきれいでおすすめです。 最近はサービスも安定してきて、現在注目のゴルフ場ですよ◎ 料金は平日が2,200,000VND、週末が3,800,000VNDで月曜日と15時以降は料金が安くなりますよ!     こちらの記事ではハノイ近郊のゴルフ場を紹介いたしましたがいかがでしたか? ハノイも様々なゴルフ場があり、プレイだけではなく景色も壮大で日本とは雰囲気が異なります。 ホーチミンのゴルフ場は下記記事からご確認ください。 【ホーチミン/ゴルフ】2024年最新版!日本との違い・料金・コースまで徹底解剖! 是非ベトナムでもゴルフライフを楽しんでくださいね♪  

2024.03.11

【ベトナム/生活】暮らしに役立つゴミ出し最新情報!

【ベトナム/生活】暮らしに役立つゴミ出し最新情報!
ベトナム生活情報

生活していると必ず出るのがゴミ。地球環境に対する影響への懸念から、日本では分別やごみの回収日、ごみ専用の袋など決まり事が多いですよね。 ベトナムでは「ゴミ事情」どうなっているのでしょうか? 今回は「ベトナムでのゴミの捨て方」や「ベトナムのゴミ処理事情」について詳しく解説していきます!   日本人の方が一般的に住む「サービスアパート」では掃除スタッフが回収してくれます。また「コンドミニアム」の物件でも各階にゴミ捨て場があるため毎日でも好きな時間にゴミを出すことができます。 ベトナムでは、日本のように回収日までゴミを溜めなくて良いのはとてもありがたいですね。 サービスアパートとは ホテルと賃貸住宅の中間的なイメージで、基本的に光熱費、掃除、洗濯、リネン交換、プール・ジム等の利用料が家賃に含まれているアパート。   コンドミニアムとは 主にマンション型で、個人オーナーが賃貸に出している物件となり、居住者のみが出入りするためプライバシー度が高く、商業施設が併設されている所も多い。   日本では「ごみ専用の袋」を有料で購入しなければならない所もありますが、ベトナムではゴミ出しの袋は何でもOKです。 ベトナムではお買い物をすると無料でレジ袋をくれるお店がほとんどですので、ゴミを捨てる為の袋を買う必要がなく助かっています。 ※一部Annam Gourmet等の外資系小売店ではレジ袋が有料な店舗もあります。   ベトナムではゴミの分別があまり浸透しておらず、ゴミ出しについてのアナウンスは特にありません。 2020年環境保護法(72/2020/QH14)でゴミの分別をしなければならないという法律が定められましたが、実際まだ浸透していないのが現状です。   上記のように分別が浸透していないとはいえ、段ボール、ペットボトルや缶、割れたガラスなどを生ゴミと一緒に捨てるのに抵抗がある方も少なくないのではないでしょうか? ベトナムでは、回収したゴミを分別する作業員がいます。そのため、捨てる時にできるだけ分別しておくと親切です。割れたガラス等は厚紙等に包んで捨て、作業員の危険がないようにしておくと良いでしょう。   捨てるのにはもったいない服や本、スポーツ用品などを処分する場合は、クラシファイドサイト等の個人売買掲示板を使うと便利です。   ベトナム掲示板はベトナムに在住している人、ベトナムに興味がある人のためのクラシファイドサイトです。 無料で会員登録など必要なく自由に投稿でき、不用品売買・住居シェア・習い事・求人など思いがけずマッチする情報があるかもしれません。   ユーザーの間で大きな電化製品やバイク、化粧品などの生活用品の売買を行うことができます。 ほとんどのユーザーが日本人である上、登録料なども特にないので安心して利用することができます。   また、ベトナムの消費者の間で新型コロナウイルスの流行以降、貯蓄や持続可能な生活に向け、古着など中古の商品を買う動きが広がってきており、ローカルのフリマアプリもあります。 FacebookなどのSNS上で商品のやり取りを行うケースもあるようです。これらの手段を利用する際は基本的にベトナム語でのやり取りになりますが、家や車など高額な商品の出品もあるようで、思わぬ掘り出し物に巡り合えるかもしれませんね。 Chợ Tốt -Chuyên mua bán online CHO TOT COMPANY LIMITED無料posted withアプリーチ   入居している所によっては、不用品の引取りをしてくれる住居もあります。 私の場合はホーチミンのサービスアパートで、簡単な申請書(物の名前、点数)を記入して不要な服を引き取ってもらいました。サービスアパートで働く人達で再利用してくれるそうで、意外にも喜ばれたのが印象的でした。 特に家具などの大きめの不用品などは処分が難しいため、まずは住んでいる所に引き取ってもらえるか相談してみるのも良いかもしれません。   ベトナムではよく見かける「ポイ捨て」ですが、政令第 155/2016/ND-CP の規定によると、集合住宅、商業地域、サービスエリア、公共の場所などでのポイ捨ては、最大100万VNDの罰金が課せられます。 またアパートや公共の場所で家庭廃棄物を不適切に処分する行為にも、100万~300万ドンの罰金が科せられ、家庭ゴミを公共の場所に捨てる行為には、500万~700万ドンの罰金が科せられます。 このように、ポイ捨ても法律では罰則がありますので気を付けてください。   ベトナムの天然資源環境省によると、廃棄物の70% 以上が埋め立てによって処理されており、非埋設法で処理される30% のうち、最大 2/3 は手動焼却炉で焼却しているとのことです。 ハノイでは、毎日排出される都市部の家庭廃棄物の量は約 7,000 トン/日で、ホーチミン市では、都市部から毎日約 10,000 トンの家庭廃棄物が発生しています。 これら都市部から出るゴミの埋設埋立地のほとんどは過負荷になりかけており、深刻な環境汚染を引き起こす可能性が大きいです。 一方、日本では2021年に焼却されたゴミは全体の約79%、リサイクル率は20%、埋め立て率は1%となっており、日本のゴミの焼却率は世界一となっています。 ベトナムと日本では、ゴミの処分方法がかなり違うことがわかりますね。   現在ベトナムで行われている廃棄物処理方法は、 埋め立て 堆肥製造 手動炉による焼却 廃棄物を燃やして発電 バイオガス の5つに大別できます。 交通インフラ整備や気候によるゴミの水分量などの課題はありますが、経済の発展に伴って電力の不足が予測されるベトナムでは、ゴミを活用したエネルギー開発が今後より進んでいくことが予想されています。 (参考URL)   先述したゴミ捨てに関する法律を実施していくために、ベトナム天然資源環境省は2023年11月2日、中央政府直轄の各省・市の人民委員会に対する公文書9368/BTNMT-KSONMTを通じて「生活固形廃棄物の分類に関する技術ガイダンス」を公布しました。   本公文書に従い、各省・市の人民委員会は以下の細則 家庭および個人から排出される生活固形廃棄物の管理に関する規定 生活固形廃棄物の収集・輸送・処理サービスの定価に関する規定 分別後の生活固形廃棄物の重量または体積に基づく収集・輸送・処理の支払い方法と費用 を今後制定することとなり、「各地方自治体は、遅くても2024年12月31日から、家庭および個人から排出される生活固形廃棄物の分類を開始しなければならない。」としました。 「生活固形廃棄物の排出量が1日300kg未満の事業者」に該当する小規模の事業者(オフィス活動など)はこのガイダンスに従うこととなるため、今後のガイダンスの動向に注意する必要があります。 生活固形廃棄物は、3つのグループに分類され、具体的な廃棄物の名称や分類方法などは本公文書の附属書に記載されています。 グループ 詳細な分類 グループ1:再利用・リサイクル可能な廃棄物 古紙 廃プラスチック 廃金属  廃ガラス 廃棄布・皮革  廃木材 廃棄ゴム 廃電気電子機器 グループ2:食品廃棄物 消費期限切れ食品 野菜・肉のくず グループ3:その他の生活固形廃棄物 有害廃棄物 粗大ごみ その他の廃棄物   現在まだ、本格的な施行に至ってはいませんがこの3つのグループで分別して捨てるのは、日本人にはさほど難しくないはずです。 (参考URL)   ベトナムでは現在「毎日ゴミ出しができる」「ゴミ袋は何でもOK」「細かい分別は不要」とゴミ出しに関して大らかな国です。 今後は、ゴミの分別収集が本格的に施行される予定となっています。一人ひとりができるだけ分別したりリサイクルをしたりして環境のことも意識するようにしたいですね。

2024.02.26

【2024年最新版】在住者が厳選!ハノイのおすすめマッサージ・スパ5選

【2024年最新版】在住者が厳選!ハノイのおすすめマッサージ・スパ5選
ベトナム生活情報、ベトナム観光情報

ベトナムへ来たら、絶対に行ってほしいのがマッサージやスパです! 毎日の疲れや、旅行で疲弊した身体のリフレッシュにもとてもオススメです。 気軽に行ける安価なマッサージ屋さんから、高級路線のサービスの手厚いスパまで様々なお店があり、希望に合わせて選ぶことが出来る選択肢の多さも魅力です。 日本と比較してもリーズナブルな価格帯のお店が多いので、ベトナム在住日本人でも定期的に通っている方は多いですよね。 こちらの記事ではベトナム在住者や旅行でハノイに来る方に、スパに足繫く通う筆者が自らの足で行き尽くした結果、本当にお勧めのスパ5選をご紹介していきたいと思います。 ぜひチェックしてみてくださいね!   フットマッサージやボディマッサージを60分150,000VND(約900円)程度で受けることができる格安マッサージ店がいくつかあります。 サービスや内装などの設備は必要最低限ですが、とにかく格安で毎日でも受けられる価格帯ですので、軽くマッサージを受けたい時などにおすすめです。 また、予約を取らずに入れることも多いので、ふらっと入っても空いていればすぐに案内してくれますよ◎ こちらの格安マッサージ店は、基本的にはマッサージ料金と別にセラピストにチップを支払う必要があります。 帰り際に要求してくるパターンや、入り口で受け取るのを待っていることが多いので、問題なくサービスを受けられたら50,000VND、満足したら100,000VND程度渡してあげると良いでしょう。   旧市街などの観光地エリアに多い価格帯の街スパと呼ばれるマッサージ店です。 90分700,000VND前後ですので、日本で格安マッサージを受ける価格帯で少しラグジュアリーなスパが受けられるイメージです。 内装や音楽がゆったりと過ごせる空間で比較的ラグジュアリーになっており、入店するとドリンクやマッサージオイルを選択できるなどのサービスがついていることが多いです。 シャワーやサウナなどが併設されていて、マッサージ後に利用できるお店も多く、旅行の最終日に使用するのもお勧めですよ◎ スパによっては食事のサービスがついていたり、送迎サービスがついていたりしますので、予約前に確認すると良いでしょう。 ゆったりとした空間で快適なサービスを受けたい方は、街スパの価格帯を選ぶと良いかもしれません。   五つ星ホテルなどに併設されているスパ。 ハノイであればシェラトンホテルやJWマリオットなどの五つ星ホテルに併設されたスパ施設は、ラグジュアリーかつサービスも最高級です。 日本だと五つ星ホテルのスパは数万円からですが、ベトナムでは高級ホテルの宿泊もスパも手が届きやすい価格です! 6000円程度から体験できるので、せっかくベトナムでのひと時を優雅に過ごしたい!という方にはホテルスパがおすすめです◎   旧市街のど真ん中、ハノイ大教会から歩いてすぐのところに位置する格安マッサージ店Van Xuan(バンスアン)foot massage。 何と言っても価格が魅力なこちらのお店は70分のフットマッサージが200,000VND(1,200円)を受けることができます! ボディマッサージでも70分で250,000VND(約1,500円)と破格です。メニューはフットーマッサージかボディマッサージの2種類とシンプルで、サービスも最低限ですが清潔感はありマッサージも十分に満足できます。 筆者はお気に入りで、定期的に通っていますが、男女構わずサクッと利用しやすく重宝しています。 ゴルフ帰りに利用したり、すきま時間でお手軽に行けるのでおすすめですよ◎   Serene Spaは韓国の方に特に人気がある、おしゃれでサービスの質が非常に高くコスパ最高の街スパです◎ 特に受付スタッフの対応がとても良いのと、スパ技術が丁寧で上手なところがお気に入りポイント。 店内へ入った瞬間いい香りに包まれ、ドリンクを頂きながらマッサージ内容のリクエストシートを記入したらお部屋へ案内してくれます。 筆者のおすすめはホットストーンマッサージで、温かいストーンとオイルを使って身体をほぐしてくれるリラックスマッサージ。 施術を受けた後はシャワーも借りられるので、オイルでべたべたするのが気になる…という方でも安心ですよ!   コロナ明け2022年にできたばかりの新しいスパで、元々ハノイで人気であったLa Bella Spaのオーナーが手掛けたスパです。 なんとベトナムの伝統楽器による演奏でお迎え、スパの施術後には無料でブンチャーやフォーなどのベトナム料理が頂けるというサービスまであります。 写真はブンチャーセット☟サービスとは思えないボリュームです! 最初から最後までベトナムの文化に触れることのできる、至れり尽くせりなスパで至福のひと時を過ごしてみませんか…? 食事も併せると半日ほどゆっくり館内で過ごせるため、出張者のアテンドでゆっくりベトナムを感じながら楽しんでもらうのにもとてもおすすめのスパですよ◎   せっかくベトナムに来てのんびり過ごせるのだから、ホテルスパで贅沢に過ごしたい!という方におすすめなのはJWマリオットホテル内にはいっているSPA by JWです。 JWマリオットホテルが旧市街から少し離れた場所にあるので、時間に余裕のある方におすすめです。 日本ではまだ奈良県にしかないJWマリオットホテルですが、五つ星の最高級ホテルが提供するスパは格別です。 サウナとジャグジーは利用し放題で、半個室か完全個室で自分だけの空間を独り占めできます。 スパークリングワインがついてくるプランまであり、非日常を味わえますよ◎ 高級とは言っても、リーズナブルなメニューであれば6000円程度からあるので、日本の五つ星ホテルでスパに行くことを考えれば半額以下でとってもお得です◎ せっかくなので、ホテルスパはハノイで受けてみることをおすすめします!   そして超穴場、最新のTBCオイルを使用したスパなど前衛的なメニューを提供するウェルネス施設Gatherのスパ。 在住日本人女性の間でカフェは話題で人気ですが、意外と知らないのがココのスパメニューなのです。 空間、サービス、メニュー、技術、どれをとってもパーフェクトなのにタイホーエリアにひっそりと展開しているためまだまだ知られていません。 日本で有名なメイクアップアーティストも超お気に入りのGather Wellness Complex。スパ好きは是非一度足を運んでみることをおすすめします! そして、併設のカフェメニューが美味しくてヘルシー&おしゃれなので、是非スパと併せて満喫してくださいね◎ 日本から遊びに来たスパ好きな友人はカフェもスパもお気に入り過ぎて3泊4日中毎日通っていました笑   こちらの記事ではスパ大好き筆者が、ハノイで長年行き尽くした結果おすすめの最新スパ情報をお届けしました。 コロナ禍を経てがらっと変わったハノイのスパ・マッサージ店。コロナ前から現在まで残っているお店は人気の高かったお店が多いので安心感があります。 一方コロナ後にできている新店は、サービス内容がアップデートされていたり最新の製品を使用しているお店も多く魅力たっぷり。 是非在住者の方も、旅行者の方にとっても有益な情報となっていたら嬉しい限りです◎ 日本ではなかなか手が出せないスパもベトナムならお手軽に楽しめるので、是非満喫してくださいね♪

2024.02.22

【ベトナム/化粧品】おすすめのコスメブランドと購入方法を紹介!

【ベトナム/化粧品】おすすめのコスメブランドと購入方法を紹介!
ベトナム生活情報

ベトナムに住む際に、女性にとって非常に重要な化粧品とその購入場所です。 『日本と同じものがなかなか手に入らないんじゃないか?』『日本で購入する際と同じくらいの金額で買えるの…?』『ベトナムで買えるコスメはどんなものがあるの?』といったハノイ生活を始める前に知っておきたい化粧品事情をまとめています。 ベトナムで購入できるローカルコスメ事情から、現地で人気の韓国やフランスのコスメまでドドンと紹介! 是非チェックしてみてくださいね◎   まず初めに、ベトナムのコスメ事情についてご紹介していきます。ベトナムではまだまだ日本ほど、コスメ市場は成熟していません。 今後さらなる収入の増加に伴いコスメ市場もさらに成長してくると思われますが、現状日本の8,500億円の市場規模に対してベトナムは2021年で15兆VND(約1,050億)と日本の約1/8です。 ですが、ベトナムは若い世代が多いことからも、コスメ需要が非常に高いためこれからさらなる市場の活性化に期待ができます。 また、ベトナムでは自国のコスメはまだまだ少なく、韓国コスメが最も人気です。韓国コスメに次いで、ヨーロッパコスメ(フランスが特に人気)、そして3番目に日本のコスメとなっています。 実際にベトナム人女子に話を聞いてみたところ、韓国コスメは安くて効果が高いので日々のスキンケアに使っているという声をよく聞きます。 日本製品は品質の良いものが多く使用したいけど、価格が高いのでなかなか使えないという声が多いです。 美白が美しいことの象徴でもあるベトナム人は、美白コスメが非常に人気でトラネキサム酸入りのスキンケアがとても人気だそうです。 ベトナムではメイクアップだけではなくスキンケアの需要も高く、基礎化粧品やパックなども沢山販売されています。 ドラッグストアで購入できるような数百円の化粧品から、デパートに行けばシャネルやDiorなどのハイブランドコスメも販売しているので、ある程度購入できるものはありますので安心してくださいね!   日本からベトナムへ移住してくる方にとって、何よりも気になるのが『ベトナムで日本のコスメは買えるのか…?』ということではないでしょうか。 自分が使っているものがベトナムでも購入できるなら安心ですよね◎ ハノイでは資生堂やkaneboやKOSEはデパートで購入することが可能です!資生堂のコスメはベトナム人女子にとっても憧れで、日本のコスメで最も知られている会社です。 また、無印良品もオープンしたので無印良品のスキンケアなども購入できますよ。 ただ、購入はできるものの、関税が非常に高く日本で購入する1.5倍近い料金になっていますので、要注意です。 また、ホーチミンにはALBIONが進出していますが、ハノイにはまだ進出していません。ホーチミンにはあってハノイにはないコスメもありますので、筆者はホーチミンに旅行に行った際に購入するものもあります。 (※ALBIONはホーチミンの高島屋に入っています。人気商品のスキンコンディショナーなども置いていますよ◎) 上記のブランド以外は現在進出している日本のコスメは限られており、特定のお気に入りコスメがある場合は日本から持ってくることをお勧めします。 それでも困った時に日本のコスメが買えるのはありがたいですね◎   ベトナム、ハノイの薬科大学出身者が集まり妊婦さんや子供でも使える化粧品を作ろうと、できたのがこのCOCOCHERY MOC ANです。 お茶やコーヒー、ハス、ジャスミン、ココナッツ、アボガドなどの自然由来の成分を用いて、作られた製品は添加物を最小限に抑え、安心して使えるためアトピーなどのアレルギーがある方でも使えると評判です。 薬剤師の知識に基づいた、安心安全でお肌に優しいコスメが使いたい方にはおすすめです◎ シャンプーやリップバームから、スキンケア製品まで幅広く取り揃えているので、自分に合った一品を見つけてくださいね! 筆者はお肌の不要な角質を取り除いてくれるコーヒーを使用した石鹸がとても気に入ってリピートしています。   その他にもニキビ予防ができる石鹸や、お肌を明るくしてくれるマスクなど、お悩み別に様々な商品がありますので是非ホームページよりチェックしてみてくださいね◎ ホームページからオンラインでの購入が可能です。ベトナムの素材を活かした製品なので、お土産にもおすすめですよ!   お値段も安く肌に優しいブランドとして人気の韓国コスメショップTHE FACE SHOP。 日本には新大久保に店舗がありますが、その他のショップはあまりないため、知らない方も多いかもしれません。 化粧品大国韓国で数々のコスメを抑えてトップの売上を誇るのがTHE FACE SHOPなのですが、ベトナムに長く住んでいる日本人の方でも『あ~なんか見たことあるね、でも使ったことないなあ』というお声をよく聞きます。 しかしベトナムでは、沢山店舗があり若い子はほとんど知っているコスメブランドなのです◎もちろんハノイ市内にもいくつか店舗があり、オンラインショッピングも可能です。 スキンケアはもちろん、メイクアップコスメもたくさんありますので、コスメ難民になってしまった方は是非一度THE FACE SHOPでお目当ての化粧品を探してみてはいかがでしょうか? 筆者もTHE FACE SHOPのスキンケア製品は長年リピートしています!   韓国のコスメブランドの中でも、ベトナムで人気といえばInnisfreeです! 日本でもパック等は知っている方もいますが、日本にはあまり店舗がないため認知度はあまり高くないですよね。 しかし、ベトナムでは若い女性で知らない子はいないくらいの人気なのです! ベトナムのデパートやショッピングモールに行くと、必ずと言っていいほど店舗があります。 お値段は韓国で購入する方が安いですが、ベトナムでは店舗に置いている商品数も多く、パックをちょっとしたプレゼントにしたり、日常使いのスキンケアとして使用することができるお手頃価格のイニスフリーはベトナムでおすすめのブランドです。   フランスのコスメブランドでベトナムでよく見かけるショップといえばYves Rocher。 Yves Rocherはヘアケアからスキンケアやボディケアまであらゆるケア商品を取り揃えており、香りのバラエティも豊富です。 日本ではドラッグストアに置いているお店がありますが、品数は限られておりボディソープなどが少しある程度です。 日本にない商品も沢山ベトナムでは販売しているので、是非一度ショップへ足を運んでみてください◎ イベントシーズンになるとギフトセットなども出てくるため、プレゼントにも重宝しますよ! シャンプーやボディソープは1500円~購入できるので普段使いにも購入できて、お風呂時間が楽しくなりますね。 ベトナムには店舗がたくさんあるので、商品を手にとり選ぶことができるのでお気に入りの一品を見つけられるのも嬉しいですよね。   ハノイには日系スーパーマーケット富分(とみぶん)があります。その富分スーパーさんが出しているドラッグストアがリンランエリアにあります。 こちらでは日本のドラッグストアの様に、洗剤などの日用品からコスメまで幅広く置いており、非常に便利です。 日本で購入するよりは割高になりますが、いつでも日本のコスメが購入できるという安心感は嬉しいですよね。 ※下記リンクより地図の確認ができます。 https://maps.app.goo.gl/XL8GkJRXpycm8oHF9?g_st=com.skype.skype.sharingextension   さて、こちらの記事では実際にハノイで購入できるコスメ情報についてお届けしました。 ベトナムへの移住が決まると、気になる現地情報。その中でも女性にとって気になるのがコスメ事情ですよね。 先述の通り、意外と日本の化粧品も購入できますが、日本でしか購入できないものも沢山あります。 お肌に直接触れるものなので、お気に入りのコスメを使いたい!現地調達と日本から持ってくるものをうまく分けて、快適なハノイライフを送ってくださいね◎ こちらの記事がハノイ移住をする方にとって、参考になれば嬉しい限りです!  

2024.02.19

【ベトナム・ホーチミン】旅行者必見!ベトナムドンおすすめ両替店と両替時の注意点

【ベトナム・ホーチミン】旅行者必見!ベトナムドンおすすめ両替店と両替時の注意点
ベトナム生活情報、ベトナム観光情報

ベトナムの通貨はVND(ベトナムドン)です。ベトナムでは基本的に、どの両替所でも日本円からベトナムドンへの両替が可能です。 今回は、在住者も利用するベトナム・ホーチミンのおすすめの両替所をご紹介いたします。両替の注意点もあわせて詳しく解説していきますので最後までご覧ください!   ベトナム通貨の単位はベトナムドン(VND)で、小銭はなく全て紙幣です。 ベトナムの紙幣は10種類で500~500,000VNDまであります。 お金の単位が大きいため1000の位を「K」と省略して表記することがよくあります。 (例) 50,000VNDのドリンクは「50」または「50K」と表示します   空港・ATMキャッシング 街中の両替所 ホテル・銀行 以上の場所で日本円からベトナムドンに両替することができます。それぞれの両替所について詳しく解説していきます   空港の両替所は深夜や早朝でもいくつか営業している店舗もあります。空港や街中にはキャッシング可能なATMが多数あります。ATMキャッシングは利用会社によって手数料等が異なるので事前の確認がおすすめです。   ベトナム・ホーチミンの両替は「街中の両替店」の換金レートが良いと言われています。市内には宝石店に併設された両替所がいくつかあります。パスポートの提示が必要ない店がほとんどですが、念のためにパスポートは持参していきましょう。   宿泊ホテルで換金対応してくれることもありますが、良いレートでない場合も多く、急ぎで現金が必要でない限りはあまりおすすめできません。 銀行は市内にたくさん見かけることができますが、待ち時間がある、パスポートの提示を求められる、お昼休憩があることや15時には閉まる等、旅行者には利用しづらくあまりおすすめできません。     在住者が「両替店で迷ったらここ」というほど有名な両替店です。ベンタイン市場の目の前にあり、アクセス良好で常に外国人が両替を求めて並んでいます。こちらの両替店はパスポートの提示なく換金することができます。 両替レートは掲示されていませんので、両替レートを尋ねるか、両替したい金額を伝えて両替後のVNDを教えてもらうようにしましょう。 営業時間:月―日曜日8:00~19:00 住所:2 Đ. Nguyễn An Ninh, Phường Bến Thành, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh   シェラトンホテルやドンコイ通りに近く、観光客が多く利用する両替店です。Ha Tam Jewelryほど混雑していないため、落ち着いて換金することができます。 営業時間:月―日曜日8:00~20:00 住所:86 Mạc Thị Bưởi, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 700000   ドンコイ通りにある両替店です。アクセスがよく在住者の間でもレートが良いと評価が高いです。周辺には観光客目当ての行商人が多くいるため、周囲の警戒は怠らないようにしましょう。 営業時間:月―日曜日8:00~20:00 住所:135 Đ. Đồng Khởi, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh   タンソンニャット国際空港内に両替所やキャッシングができるATMがあるため、日本から事前にベトナムドンを用意する必要はありません。 インターネット通信環境は空港内でもSIMカードを販売していますが、ベトナムで通信できるWi-Fiレンタルもしくは、SIMカードを事前に用意しておくと到着後に調達する手間が省けますね◎ SIMカード購入に関しては下記記事を参考にしてください。 ベトナムでの最適なSIMカード購入方法   空港から市内に移動する際は「Grabタクシー」などの配車アプリを利用すれば、キャッシュレスで移動することができます。市内到着後に街中の両替所で換金するのがおすすめです。 「Grab」等の配車アプリの登録はSMS認証が必要ですので、日本を出国する前にインストール・クレジットカード登録しておきましょう。   ベトナムの紙幣は500~500,000VNDと日本の紙幣に比べゼロの桁が多く、紙幣の色の見分けが付きにくい等、慣れないうちはお金のやり取りに戸惑うことがあります。 また、日本とは「コンマ」の表示が異なり、例えば日本で「1,234.56」と書くところを、ベトナムでは「1.234,56」と表示します。お金を受け取る時には落ち着いて金額を確認するようにしましょう。   空港や街中の両替所では両替レートを表記していない店舗が多く、換金前に店員にレートを尋ねる必要があります。 ホーチミンでは簡単な英語は伝わりますので、お金を出す前にまずはレートを尋ね、納得した上で換金しましょう。   2023年タンソンニャット国際空港からタクシー乗車時における運転手からの窃盗被害が報告されています。 タクシーに乗車した後、運転手は片言の英語や身振り手振りで「大きい金額の紙幣を細かい金額の紙幣に交換する」と言い、財布の中に手を入れられて紙幣を数えられた。一応、目的地まで連れていってくれたが、改めて財布の紙幣を確認したところ、金額の大きな紙幣だけが盗まれていた。 (在ホーチミン日本領事館/安全情報) このような被害は海外でよく聞く話ですが「第三者に財布・お金を見せない」「両替の後は金額を確認する」等の自衛が大切です。 空港からの移動は、タクシースタンドに待機している「メータータクシー」や「Grabタクシー」等の配車アプリを利用するようにしましょう。   街中の両替店の近くで「行商人」や「物乞い」が声を掛けていることがあります。しつこいつきまといはありませんが、注意散漫になっている隙にスリやひったくり等の被害に合うことも考えられますので、両替所付近では周囲の警戒は怠らないようにしましょう。   両替所でよく見かける「BUY」と「SELL」の表示。旅行に慣れていない人にとってはどちらのレートを見ればよいか混乱してしまいますよね。   現地両替所から見て 外貨(日本円)→現地通貨(VND)に両替する「BUY」 現地通貨(VND)→外貨(日本円)に両替する「SELL」 となっています。ベトナムドンが必要な場合は「BUYレート」を尋ねましょう。   日本円をベトナムドンに両替したいときの計算式は (日本円)×(BUYレート)=ベトナムドン換金額 (例) 10,000円×162.71=1,627,100VND (※2024/2/16時点レート) となります。 反対に、ベトナムドンを日本円に両替したいときの計算式は (VND)÷(SELLレート)=日本円換金額となります。   旅行中は焦っていたり、普段と違う環境で混乱したりと冷静になりづらいものです。「通貨換算アプリ」をインストールしておくと換金時やお買い物時に簡単に金額を確認でき便利です。 通貨換算 – 為替レート – 通貨レート Aleksey Mezhevikin無料posted withアプリーチ   水(500ml)  30円(5,000VND)/本(スーパーマーケット) ビール(生ビール)@レストラン 200円(35,000VND)/杯 缶ビール  @スーパーマーケット 90円(15,000VND)/缶 フォー @ローカルレストラン 約250円(40,000VND)/杯 バインミー @ローカルレストラン  約150円(25,000VND)/個 ローカルレストラン等では1食300円~食事できます。観光客向けのレストランや日本食レストランでは日本と同じぐらいの価格帯です。   ▼こちらの記事ではホーチミンの物価を紹介しています 【ホーチミン生活】現地在住者によるリアル生活費を一挙公開!   ローカルバス 30円(5,000VND) 空港シャトルバス(109番バス) 92円(15,000VND) Grabタクシー(空港から統一会堂) 680円~(110,000VND~※時間帯により変動) Grabバイク(空港から統一会堂) 230円~(37,000VND~※時間帯により変動) ローカルバスに乗る際は大きいお釣りが必要ない小額紙幣を用意しておきましょう。 「配車アプリ」は時間帯によって価格が変動しますが、「Grabタクシー」なら空港から1区までおよそ1000円以内で移動できます。   統一会堂入場料 250円(40,000VND) ベトナム戦争証跡博物館 250円(40,000VND) ロンヴァン水上人形劇 1800円(300,000VND) 市内周遊観光バス 900円(150,000VND) マッサージ 1200円(200,000VND~) ホーチミンには入場料のかからない観光スポットが多く、街歩きだけでも楽しむことができます。水上人形劇や観光バスはオンラインでも購入できますので、キャッシュレスも可能です。 「メコン川クルーズ」等の観光ツアーはクレジットカードの事前決済や現地で直接支払い等、ツアー会社によって様々です。現金での支払いが必要かツアー会社のサイト等を確認しましょう。 こちらのベトナムモチーフのポーチは郵便局の入り口そばにあるお店で370円(60,000VND)でした。 路面のお土産店ではクレジットカードを使える店舗が多いです。一方で市場のお土産店は現金のみのところが多いですが、値切り交渉で路面店よりもお得に買える場合もあります。   都市部の大きな店舗を中心にクレジットカードが利用できるところが数多くあります。最近では、クレジットカードに付帯したタッチ決済が可能な店舗もあり、パスワードの入力などがなく迅速に支払いを済ませることができます。 ベトナムではクレジットカードよりもデビットカードが主流。支払いがすぐに確認できるデビットカードでの決済が安心でスムーズです。 しかし、市場や個人商店・昔ながらのローカルレストランなどではクレジットカード支払いが普及していないところもあるため、小額紙幣を中心に現金を持ち歩くと安心でしょう。   ▼ベトナムのキャッシュレス事情について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。 急速に普及するベトナムでのキャッシュレス事情 ~QRコード決済、カード決済など~   ベトナム・ホーチミンでのおすすめの両替所、両替の注意点を解説しました。ホーチミンでは1日5000円程度のVNDがあれば、十分に食事・買い物・観光を楽しむことができます。計画的に換金して、ホーチミン旅行を満喫してくださいね!  

2024.02.15

ベトナム在住者が語る!忖度無し ハノイ/ホーチミンの生活環境を徹底比較

ベトナム在住者が語る!忖度無し ハノイ/ホーチミンの生活環境を徹底比較
ベトナム生活情報

これからベトナムへ移住を検討している方にとって、どの都市に住むかは非常に重要なポイントですよね。 ベトナム国内でまず比較対象にあがるのは2大都市ハノイとホーチミン。 同じベトナムでも気候から街の雰囲気まで大きく異なるハノイとホーチミンを、カテゴリー別に徹底比較していきたいと思います。 ハノイに3年、ホーチミンに1年住んでいる筆者が見ているリアルに比較をお届けしますので、悩んでいる方は要チェックですよ◎   800ドル以下のサービスアパート(掃除や洗濯などのサービス込みの部屋)はハノイの方が2割近く安いです。 筆者がハノイに住んでいた頃はタイホーエリアと呼ばれる欧米人や日本人が多いエリアで、築3年の1ベッドルームに380ドルで住んでいましたが、ホーチミンで同クオリティを探したときには600ドルの物件しか見つけることができませんでした。 ホーチミンの1ベッドルーム程度の単身向けサービスアパートはホーチミンでは最低500~600ドル程度は掛かりますが、ハノイでは400ドル程度で借りることができます。 一方、1000ドル以上するコンドミニアム(ジムやプールなど完備で、タワーマンションのようなアパート)のような部屋であればホーチミンの方が安いこともしばしばあります。 ハノイと比較するとホーチミンはコンドミニアムの数が多いため、値段も少し安く、選択肢も多いのが特徴です。 ※ホーチミンの部屋は1ベッドルームだとバスタブが付いていない部屋がハノイと比べると非常に多いです。その代わりにプールがついているというケースも多いです。 ハノイは冬があり、ホーチミンは常夏であるというのも影響しているのかもしれませんね。   生活必需品やスーパーでの食材の購入などは大きく差はありませんが、ローカルレストランでの食事代はハノイの方が安い傾向にあります。 ハノイに住んでいた際にローカルレストランでフォーを一杯食べると30,000~35,000VND程度でしたが、ホーチミンでは40,000~50,000VND程度掛かっています。 ローカルレストランで70,000VND前後の麺料理もざらにあるので少々高く感じます。 一方で、日本食レストランはホーチミンの方が充実しており競争率が高いこともあってか、クオリティも高くハノイよりも安価で食べられる食事が多いです。 また、吉野家や一風堂などのチェーン店はホーチミンにのみあり、日本食の価格を押し下げている要因でもありますね◎ タクシー代金はホーチミンの方が少し安い印象がありますが大きな違いはありません。 総合的にみると、家賃がホーチミンの方が高く生活費はあまり変わらないため、全体の支出としてはホーチミンの方が上がることが予想できます!   ハノイとホーチミンで大きく違うのが気候です! 意外と知られていませんが、ハノイは中国のすぐ下に位置し四季がある街なのです。1~2月の最も寒い時には10度を下回ることも稀にあります。 短いですが春や秋もあり、11月頃は1年の中でも最も過ごしやすく気持ちの良い季節となります。 1年の中で半年近くを占めるのは夏で、夏は気温が40度近くまで上がり湿度も90%を超える日々です。 年間を通して湿度が高いため、革製品などはあまり持ち込まないことをおすすめします。 お天気は年間を通して晴れ間は少なく、どんより曇っていることが非常に多いので、日本海側の天気に似ているといわれています。 一方でホーチミンは常夏の街。乾季と雨季の2つに分かれており、年間を通して30度前後の気温を推移しています。 乾季は基本的に1日ずっと青空が続き、雨季でも1日に1~2時間ほど激しいスコールが降ったらその後はすっと止み、涼しくなるのが特徴です。 気候の変化が少ない分住みやすいですが、常に晴れていて紫外線が非常に強いのでその点は注意ですね! 上記の点から、気候は、東南アジアらしいホーチミンを好まれる方が多い印象ですが、四季を感じたい!という方にはハノイが人気ですよ◎   食事は大きく分けてローカルフードとイタリアンフレンチなどの洋食、日本食の3つのカテゴリーに分けることができます。   ≪ローカルフード≫ ハノイはベトナム料理の味付けが中国のルーツが強く出汁の味や塩味が多く、日本人の口に合いやすいです。 一方ホーチミンを含む南部は甘味の強い味付けが多く、フォーの出汁なども砂糖が多く入った甘いスープが多くなっています。 また北部の方がヘルシーな料理が多く、揚げ物などの脂を多く使う料理も南部に多い傾向があります。 ローカルフードは味もお値段もハノイに軍配が上がります。   ≪イタリアン・フレンチなどの洋食≫ ホーチミンには2区のタオディエンというエリアが欧米人が多いエリアとなっており、おしゃれなイタリアンやフレンチ、バーなどが点在しています。 ハノイにもタイホーエリアという欧米人が多いエリアがありますが、その規模はホーチミンが2倍以上で素敵なお店が多くなっています。 ホーチミンは川沿いのオープンスペースなどが多い一方、ハノイは隠れ家風のお店が多く、地理や気候の違いも関係しているのかもしれません。   ≪日本食≫ ホーチミンの日本食は、海外で食べられる日本食の中でも非常にレベルが高いと評判です。 ラーメン、お寿司、焼肉、チェーン店、なんでもあり、また海外で食べることを考えると比較的安価で食べられるのも嬉しいポイントです。 定食であれば1000円程度、居酒屋もあればカウンターのお寿司屋さんもあり、なんでもあるので日本食が食べたい方はホーチミンがおすすめです◎ 一方ハノイは、ホーチミンと比較すると日本食レストランの数は少なくなります。 それでも近年では、2023年にはカレーチェーン店ココ壱番屋が初めて進出しました。 ハノイは政治のお膝元であり、外国企業に参入障壁が高いためチェーン店やコンビニなどもホーチミンのみ進出しているケースがほとんどです。 参入障壁の高さから、レストランの数が増えないこともありなかなか競争率が上がらないのが難点です。 そうはいっても、ハノイでも一通りの日本食を食べることができますので安心してください◎ 上記の通り料理によって違いがありますが、ローカル料理はハノイ!洋食や日本食はホーチミン!という声が多いです。   お子さまがいる方にとっては重要なのが、現地の教育事情ではないでしょうか。 まず、最も日本人のお子様が海外で通うことの多いのが現地の日本人学校。日本人学校はハノイ・ホーチミン共に1校ずつあり、小学部の1年生から中学部の3年生まで通学可能です。 ハノイは小学部が約400名、中学部が約90名、ホーチミンは小学部が約400名、中学部が120名と海外の日本人学校の中でも規模の大きい学校となっており、2024年現在生徒数はまだ増える見込みだとのことです。 高校からは日本人学校がなく、インターナショナルスクールか現地校になってしまうため、高校受験のタイミングで帰国する家庭が多くなっています。 また、学校外での塾や習い事も年々増えてきています。 ハノイであれば栄光ゼミナールや早稲田進学ゼミナール、ホーチミンであれば早稲田アカデミーやone塾、そろばん教室などもあります。 また日系の英会話教室やサッカー教室、ダンス教室などの習い事もあり、多くのお子様が通っています。 インターナショナルスクールもアメリカ系、イギリス系それぞれありますが、学費は日本のインターナショナルスクールより高いため、会社からの補助があると行かせるという方も多いです。   ハノイ・ホーチミン共に基本的な治安は良いほうであり、①ぼったくり②ひったくりに気を付けていれば重大な犯罪に遭うことは少ないでしょう。 筆者がハノイからホーチミンに引っ越してくる際には、ベトナム人からも現地在住の日本人からもホーチミンはひったくりやぼったくりが多いから気を付けるようにとアドバイスをもらいました。 空港からのタクシーでのぼったくり被害、お財布を見せると中の紙幣を抜き取られる、路上で携帯電話を使用していたらバイクに乗った人にひったくられる、などがベトナムで耳にする被害です。 しかし、在住者で被害に遭ったという方はほとんど聞いたことがありません。多くは、ベトナムへ観光へ来ている方や、ベトナム滞在日数の浅い方です。 上記のような被害があるということを知り、注意を払っていれば犯罪に遭うことは多くないと言えるでしょう。 筆者は女性一人で深夜まで飲み会などで外出していることもありますが、自宅までタクシーで帰宅するためむしろ安全度は高いと感じています。 生活は日本に住んでいた際と変わらない生活をしていますが、鞄をむやみに置いてトイレへ立たないなどの予防策は講じています。   ホーチミンとハノイでは街の雰囲気は大きく異なります。 ハノイはまだあまり高層マンションは多くなく、ノスタルジックな懐かしい雰囲気を感じることができます。 一方で、ホーチミンは高層マンションなどの高い建物が多く、中心地はフランス建築なども多くあり都会的な雰囲気があります。 街並みの雰囲気だけは好みがありますので、懐かしい古きよきベトナムの雰囲気を味わいたい方はハノイ、都会的なモダンな雰囲気を好む方はホーチミンをお勧めします。 筆者はどちらも大好きで、甲乙つけることができません…。   6つのカテゴリーに分けて、ホーチミンとハノイを徹底比較してみましたが、いかがでしたか? 気候面ではホーチミンが人気ですが、家賃などの物価はハノイの方が安く、ローカルフードもハノイに軍配があがります。 一方で、日本食などを重要視される方や便利で都会的な暮らしを好む方はホーチミンが住みやすいと思われます。 大きく雰囲気が異なるハノイとホーチミン、決める前にまずどちらも旅行に行ってみるというのもありかもしれませんね◎ ベトナムでの生活のイメージがつき、期待する移住となることを願っております。  

2024.02.05

【ベトナム/生活】これで安心!現地の薬局で購入できる薬やサプリをご紹介!

【ベトナム/生活】これで安心!現地の薬局で購入できる薬やサプリをご紹介!
ベトナム生活情報

異国の地に住んでいると、慣れない環境や食べ物で体調を崩すこともしばしば。 そんな時に現地で自分の身体と病状に適した薬が買えると安心ですよね。 怪我や病気になってからでは慌ててしまいますので、事前に薬局で購入できるものや薬の名前、病状などを伝えられるように準備しておきましょう。 そこでこちらの記事では薬局で購入できる薬と、英語やベトナム語での説明方法についてご紹介します。 ハノイやホーチミンであれば日本人が多く住むエリアは英語が流暢な店員さんがいることが多いので安心ですよ◎   ベトナムで最も有名な薬局といえば青看板が目印のPharmacity。 ベトナム国内に1000店舗以上を構えるPharmacityはホーチミンであれば1区のレタントン通りやVinhomes Landmark city内、ハノイのタイホーエリアのXuan Dieu通りなど日本人がよく住むエリアにあり、きちんと整理されて商品が陳列されており見やすいので利用しやすい店舗です。 Pharmacityは薬とサプリなどが中心で、コスメなどはほとんど販売していません。 その他にも街を歩いていると、いろいろな場所で薬局を見かけることができます。 ベトナムの多くの薬局で購入できるものは薬、サプリ、飲み物などですが、ホーチミンにあるマツモトキヨシではコスメなどがたくさん販売されており、日本のドラッグストアと似ています。 ベトナムの薬局の便利なところは、薬が一錠から購入できると言う点です! 1錠、シート1枚、一箱、などと量を選んで購入できるので、単身でそんなに沢山あっても必要ないという方にも安心ですよ◎   外国人が多いエリアであれば、ほとんどのスタッフが英語を話せるため症状を伝えればそれにあった薬を出してくれます。 薬は風邪や腹痛などを起こした時の内服薬から、怪我をした際の湿布や塗り薬までなんでも取り揃えています。 湿布などは店内にありますが、薬はレジにいるスタッフに伝えないと出してもらえませんので、声をかけてくださいね。 症状を伝えるか、欲しい薬があればその写真を見せれば、在庫があるか探して販売してくれます。 また、日本では医師の処方箋が必要な薬も、ベトナムでは薬局で購入できるものが多いため便利です。 最近日本でも薬局にて購入ができるようになった、肥満治療薬オルリスタットなどもベトナムでは安く購入が可能です。 具体的な症状の伝え方は下記の通り☟ ちなみにベトナムでは腰が痛いとはあまり言わず、腰でも背中でも『背中が痛い』と表現をします。腰痛というのは日本独特の言い回しですね◎ 日本語 英語 ベトナム語 頭が痛いです。 I have a headache. Đau đầu お腹が痛いです。 I have a stomach ache. Đau bụng のどが痛いです。 I have a sore throat. Đau họng 鼻水が出ます。 I have a runny nose. Sổ mũi 熱があります。 I have a fever. Bị sốt 腰が痛いです。 I have a backache./ I have a back pain. Đau lưng 下痢です。 I have diarrhea. Bị tiêu chảy 生理痛です。 I have period pain. Đau bụng kinh/ đau bụng tới tháng 右足をねんざしました。 I sprained my right ancle. Chân phải bị bong gân   解熱や鎮痛作用のあるParacetamolが主成分の薬がPanadorです。 Panadorは頭痛や熱などの一般的な風邪の症状や生理痛などの鎮痛剤としても使用でき、ベトナムでは最も主流な風邪薬として販売されています。 1錠でparacetamol(パラセタモール/アセトアミノフェン)が500mgと含有量が多めなので、最初は半錠などで試してみてもいいかもしれません。 ※日本の風邪薬の売れ筋はパブロンなどですが、2錠で300㎎のアセトアミノフェンが含まれていますので、1錠で500㎎は少し多いですね。   食あたりなどのウイルス性の下痢に有効で、日本からベトナムに来るとお世話になる方も多いかもしれません。 現地の食べ物が最初は合わず、腹痛や下痢などにあった場合に薬局に行くとSmectaを処方してくれることが多いです。 こちらは日本で佐藤製薬がスメクタテスミンという名で出しており、腸内環境を正常に戻してくれる薬として有効です。   ベトナムでは野菜などについている虫が体内に入り、お腹を壊してしまうことがあるため、定期的に虫下しと呼ばれる薬を飲むことが推奨されています。 半年に1度程度、お腹に異常がなくても飲んでおくことで虫がいた場合に排出することができますので保険として飲んでおくと安心ですね。 稀に服薬後、気持ち悪くなる方もいるようなので、最初はタイミングを計って飲むことをお勧めします。   15,000VND~50,000VNDで熱さまシートを購入することができます。 店舗内に陳列しているので、見つからなければ写真を見せれば教えてくれますよ。 日本で購入する半額程度で買えるので、わざわざ日本から持ってこなくても大丈夫なので安心です◎   ベトナムでももちろん目薬は購入できます!お値段も25,000~60,000VND程度と比較的安価です。 しかし、ベトナムはコンタクレンズが日本ほど普及しておらず、メガネが一般的ですので、コンタクトレンズ用の目薬や洗浄液などは購入することができません。 コンタクトレンズを使用している方は、日本から関連製品も持ってきておくことをお勧めします。   生理用品や歯磨き粉、虫除けスプレー、マスクなどの日用品も購入することができますが、日本のドラッグストアほど種類や数は充実していません。 女性にとって心配なのは生理用品ではないでしょうか? 日本ブランドの製品もあり、日本で購入するものと同じ品質の製品も一部購入できますが、値段は1.5倍程度となります。 また、日本ではあま見かけないCOOLタイプのスーッとするものが売っていますので、購入する際には商品パッケージをしっかり確認してください。 こちらは暑い東南アジアの国ならではのラインナップかもしれませんね!   あのエマ・ワトソンが飲んでいると話していたこともあるビタミンサプリのベロッカや、その他の各種栄養がとれるサプリなども幅広く販売されています。 筆者もサプリはいろいろ試しましたが、Pharmacityで発売されているベロッカのジェネリック品、RE-ENERGIZE(写真参照)をずっと愛用しています。 ビタミン補給をしたい時や、二日酔いの時にもビタミン剤は有効と言われていますよ◎ また、少し先述しましたが、脂っこい食事を摂る際に一緒に飲むことで30%の脂を吸収せずに排出してくれるオルリスタット(ゼニカル)という薬も購入できます。 日本でも昨年認可が降りたため薬局などで購入できるようになりましたが、以前は美容クリニックでのみ購入が可能であり高額でした。 本来は医師に正しく処方されたものを飲むことをお勧めしますが、ダイエットに使用している日本人の方もいますし、出張者で大量購入して帰国された方もいましたよ。   ベトナムの薬局のイメージはつかめましたでしょうか? ベトナムの薬局は日本と比較すると、処方箋なしで購入できる薬が非常に多いです。また、薬の値段も安く、一錠から購入できるためとても助かります。 一方で、医者の処方なしで購入できてしまうため、誤った飲み方や適していない薬を選んでしまう可能性もあります。 また、薬全般において1錠あたりの有効成分含有量が多いため、日本で飲みなれている薬と比較すると日本人には強すぎることがよくあります。 判断に困る場合は、速やかに病院に行き診断を受けて正しく用法・容量を守って飲むようにしてくださいね。 こちらの記事がベトナム生活を送るみなさまにとって、有益な情報となっていれば嬉しい限りです!