- 2024.02.19
【ベトナム・ホーチミン】旅行者必見!ベトナムドンおすすめ両替店と両替時の注意点
ベトナムの通貨はVND(ベトナムドン)です。ベトナムでは基本的に、どの両替所でも日本円からベトナムドンへの両替が可能です。 今回は、在住者も利用するベトナム・ホーチミンのおすすめの両替所をご紹介いたします。両替の注意点もあわせて詳しく解説していきますので最後までご覧ください! ベトナム通貨の単位はベトナムドン(VND)で、小銭はなく全て紙幣です。 ベトナムの紙幣は10種類で500~500,000VNDまであります。 お金の単位が大きいため1000の位を「K」と省略して表記することがよくあります。 (例) 50,000VNDのドリンクは「50」または「50K」と表示します 空港・ATMキャッシング 街中の両替所 ホテル・銀行 以上の場所で日本円からベトナムドンに両替することができます。それぞれの両替所について詳しく解説していきます 空港の両替所は深夜や早朝でもいくつか営業している店舗もあります。空港や街中にはキャッシング可能なATMが多数あります。ATMキャッシングは利用会社によって手数料等が異なるので事前の確認がおすすめです。 ベトナム・ホーチミンの両替は「街中の両替店」の換金レートが良いと言われています。市内には宝石店に併設された両替所がいくつかあります。パスポートの提示が必要ない店がほとんどですが、念のためにパスポートは持参していきましょう。 宿泊ホテルで換金対応してくれることもありますが、良いレートでない場合も多く、急ぎで現金が必要でない限りはあまりおすすめできません。 銀行は市内にたくさん見かけることができますが、待ち時間がある、パスポートの提示を求められる、お昼休憩があることや15時には閉まる等、旅行者には利用しづらくあまりおすすめできません。 在住者が「両替店で迷ったらここ」というほど有名な両替店です。ベンタイン市場の目の前にあり、アクセス良好で常に外国人が両替を求めて並んでいます。こちらの両替店はパスポートの提示なく換金することができます。 両替レートは掲示されていませんので、両替レートを尋ねるか、両替したい金額を伝えて両替後のVNDを教えてもらうようにしましょう。 営業時間:月―日曜日8:00~19:00 住所:2 Đ. Nguyễn An Ninh, Phường Bến Thành, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh シェラトンホテルやドンコイ通りに近く、観光客が多く利用する両替店です。Ha Tam Jewelryほど混雑していないため、落ち着いて換金することができます。 営業時間:月―日曜日8:00~20:00 住所:86 Mạc Thị Bưởi, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 700000 ドンコイ通りにある両替店です。アクセスがよく在住者の間でもレートが良いと評価が高いです。周辺には観光客目当ての行商人が多くいるため、周囲の警戒は怠らないようにしましょう。 営業時間:月―日曜日8:00~20:00 住所:135 Đ. Đồng Khởi, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh タンソンニャット国際空港内に両替所やキャッシングができるATMがあるため、日本から事前にベトナムドンを用意する必要はありません。 インターネット通信環境は空港内でもSIMカードを販売していますが、ベトナムで通信できるWi-Fiレンタルもしくは、SIMカードを事前に用意しておくと到着後に調達する手間が省けますね◎ SIMカード購入に関しては下記記事を参考にしてください。 ベトナムでの最適なSIMカード購入方法 空港から市内に移動する際は「Grabタクシー」などの配車アプリを利用すれば、キャッシュレスで移動することができます。市内到着後に街中の両替所で換金するのがおすすめです。 「Grab」等の配車アプリの登録はSMS認証が必要ですので、日本を出国する前にインストール・クレジットカード登録しておきましょう。 ベトナムの紙幣は500~500,000VNDと日本の紙幣に比べゼロの桁が多く、紙幣の色の見分けが付きにくい等、慣れないうちはお金のやり取りに戸惑うことがあります。 また、日本とは「コンマ」の表示が異なり、例えば日本で「1,234.56」と書くところを、ベトナムでは「1.234,56」と表示します。お金を受け取る時には落ち着いて金額を確認するようにしましょう。 空港や街中の両替所では両替レートを表記していない店舗が多く、換金前に店員にレートを尋ねる必要があります。 ホーチミンでは簡単な英語は伝わりますので、お金を出す前にまずはレートを尋ね、納得した上で換金しましょう。 2023年タンソンニャット国際空港からタクシー乗車時における運転手からの窃盗被害が報告されています。 タクシーに乗車した後、運転手は片言の英語や身振り手振りで「大きい金額の紙幣を細かい金額の紙幣に交換する」と言い、財布の中に手を入れられて紙幣を数えられた。一応、目的地まで連れていってくれたが、改めて財布の紙幣を確認したところ、金額の大きな紙幣だけが盗まれていた。 (在ホーチミン日本領事館/安全情報) このような被害は海外でよく聞く話ですが「第三者に財布・お金を見せない」「両替の後は金額を確認する」等の自衛が大切です。 空港からの移動は、タクシースタンドに待機している「メータータクシー」や「Grabタクシー」等の配車アプリを利用するようにしましょう。 街中の両替店の近くで「行商人」や「物乞い」が声を掛けていることがあります。しつこいつきまといはありませんが、注意散漫になっている隙にスリやひったくり等の被害に合うことも考えられますので、両替所付近では周囲の警戒は怠らないようにしましょう。 両替所でよく見かける「BUY」と「SELL」の表示。旅行に慣れていない人にとってはどちらのレートを見ればよいか混乱してしまいますよね。 現地両替所から見て 外貨(日本円)→現地通貨(VND)に両替する「BUY」 現地通貨(VND)→外貨(日本円)に両替する「SELL」 となっています。ベトナムドンが必要な場合は「BUYレート」を尋ねましょう。 日本円をベトナムドンに両替したいときの計算式は (日本円)×(BUYレート)=ベトナムドン換金額 (例) 10,000円×162.71=1,627,100VND (※2024/2/16時点レート) となります。 反対に、ベトナムドンを日本円に両替したいときの計算式は (VND)÷(SELLレート)=日本円換金額となります。 旅行中は焦っていたり、普段と違う環境で混乱したりと冷静になりづらいものです。「通貨換算アプリ」をインストールしておくと換金時やお買い物時に簡単に金額を確認でき便利です。 通貨換算 – 為替レート – 通貨レート Aleksey Mezhevikin無料posted withアプリーチ 水(500ml) 30円(5,000VND)/本(スーパーマーケット) ビール(生ビール)@レストラン 200円(35,000VND)/杯 缶ビール @スーパーマーケット 90円(15,000VND)/缶 フォー @ローカルレストラン 約250円(40,000VND)/杯 バインミー @ローカルレストラン 約150円(25,000VND)/個 ローカルレストラン等では1食300円~食事できます。観光客向けのレストランや日本食レストランでは日本と同じぐらいの価格帯です。 ▼こちらの記事ではホーチミンの物価を紹介しています 【ホーチミン生活】現地在住者によるリアル生活費を一挙公開! ローカルバス 30円(5,000VND) 空港シャトルバス(109番バス) 92円(15,000VND) Grabタクシー(空港から統一会堂) 680円~(110,000VND~※時間帯により変動) Grabバイク(空港から統一会堂) 230円~(37,000VND~※時間帯により変動) ローカルバスに乗る際は大きいお釣りが必要ない小額紙幣を用意しておきましょう。 「配車アプリ」は時間帯によって価格が変動しますが、「Grabタクシー」なら空港から1区までおよそ1000円以内で移動できます。 統一会堂入場料 250円(40,000VND) ベトナム戦争証跡博物館 250円(40,000VND) ロンヴァン水上人形劇 1800円(300,000VND) 市内周遊観光バス 900円(150,000VND) マッサージ 1200円(200,000VND~) ホーチミンには入場料のかからない観光スポットが多く、街歩きだけでも楽しむことができます。水上人形劇や観光バスはオンラインでも購入できますので、キャッシュレスも可能です。 「メコン川クルーズ」等の観光ツアーはクレジットカードの事前決済や現地で直接支払い等、ツアー会社によって様々です。現金での支払いが必要かツアー会社のサイト等を確認しましょう。 こちらのベトナムモチーフのポーチは郵便局の入り口そばにあるお店で370円(60,000VND)でした。 路面のお土産店ではクレジットカードを使える店舗が多いです。一方で市場のお土産店は現金のみのところが多いですが、値切り交渉で路面店よりもお得に買える場合もあります。 都市部の大きな店舗を中心にクレジットカードが利用できるところが数多くあります。最近では、クレジットカードに付帯したタッチ決済が可能な店舗もあり、パスワードの入力などがなく迅速に支払いを済ませることができます。 ベトナムではクレジットカードよりもデビットカードが主流。支払いがすぐに確認できるデビットカードでの決済が安心でスムーズです。 しかし、市場や個人商店・昔ながらのローカルレストランなどではクレジットカード支払いが普及していないところもあるため、小額紙幣を中心に現金を持ち歩くと安心でしょう。 ▼ベトナムのキャッシュレス事情について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。 急速に普及するベトナムでのキャッシュレス事情 ~QRコード決済、カード決済など~ ベトナム・ホーチミンでのおすすめの両替所、両替の注意点を解説しました。ホーチミンでは1日5000円程度のVNDがあれば、十分に食事・買い物・観光を楽しむことができます。計画的に換金して、ホーチミン旅行を満喫してくださいね!
- 2024.02.15
ベトナム在住者が語る!忖度無し ハノイ/ホーチミンの生活環境を徹底比較
これからベトナムへ移住を検討している方にとって、どの都市に住むかは非常に重要なポイントですよね。 ベトナム国内でまず比較対象にあがるのは2大都市ハノイとホーチミン。 同じベトナムでも気候から街の雰囲気まで大きく異なるハノイとホーチミンを、カテゴリー別に徹底比較していきたいと思います。 ハノイに3年、ホーチミンに1年住んでいる筆者が見ているリアルに比較をお届けしますので、悩んでいる方は要チェックですよ◎ 800ドル以下のサービスアパート(掃除や洗濯などのサービス込みの部屋)はハノイの方が2割近く安いです。 筆者がハノイに住んでいた頃はタイホーエリアと呼ばれる欧米人や日本人が多いエリアで、築3年の1ベッドルームに380ドルで住んでいましたが、ホーチミンで同クオリティを探したときには600ドルの物件しか見つけることができませんでした。 ホーチミンの1ベッドルーム程度の単身向けサービスアパートはホーチミンでは最低500~600ドル程度は掛かりますが、ハノイでは400ドル程度で借りることができます。 一方、1000ドル以上するコンドミニアム(ジムやプールなど完備で、タワーマンションのようなアパート)のような部屋であればホーチミンの方が安いこともしばしばあります。 ハノイと比較するとホーチミンはコンドミニアムの数が多いため、値段も少し安く、選択肢も多いのが特徴です。 ※ホーチミンの部屋は1ベッドルームだとバスタブが付いていない部屋がハノイと比べると非常に多いです。その代わりにプールがついているというケースも多いです。 ハノイは冬があり、ホーチミンは常夏であるというのも影響しているのかもしれませんね。 生活必需品やスーパーでの食材の購入などは大きく差はありませんが、ローカルレストランでの食事代はハノイの方が安い傾向にあります。 ハノイに住んでいた際にローカルレストランでフォーを一杯食べると30,000~35,000VND程度でしたが、ホーチミンでは40,000~50,000VND程度掛かっています。 ローカルレストランで70,000VND前後の麺料理もざらにあるので少々高く感じます。 一方で、日本食レストランはホーチミンの方が充実しており競争率が高いこともあってか、クオリティも高くハノイよりも安価で食べられる食事が多いです。 また、吉野家や一風堂などのチェーン店はホーチミンにのみあり、日本食の価格を押し下げている要因でもありますね◎ タクシー代金はホーチミンの方が少し安い印象がありますが大きな違いはありません。 総合的にみると、家賃がホーチミンの方が高く生活費はあまり変わらないため、全体の支出としてはホーチミンの方が上がることが予想できます! ハノイとホーチミンで大きく違うのが気候です! 意外と知られていませんが、ハノイは中国のすぐ下に位置し四季がある街なのです。1~2月の最も寒い時には10度を下回ることも稀にあります。 短いですが春や秋もあり、11月頃は1年の中でも最も過ごしやすく気持ちの良い季節となります。 1年の中で半年近くを占めるのは夏で、夏は気温が40度近くまで上がり湿度も90%を超える日々です。 年間を通して湿度が高いため、革製品などはあまり持ち込まないことをおすすめします。 お天気は年間を通して晴れ間は少なく、どんより曇っていることが非常に多いので、日本海側の天気に似ているといわれています。 一方でホーチミンは常夏の街。乾季と雨季の2つに分かれており、年間を通して30度前後の気温を推移しています。 乾季は基本的に1日ずっと青空が続き、雨季でも1日に1~2時間ほど激しいスコールが降ったらその後はすっと止み、涼しくなるのが特徴です。 気候の変化が少ない分住みやすいですが、常に晴れていて紫外線が非常に強いのでその点は注意ですね! 上記の点から、気候は、東南アジアらしいホーチミンを好まれる方が多い印象ですが、四季を感じたい!という方にはハノイが人気ですよ◎ 食事は大きく分けてローカルフードとイタリアンフレンチなどの洋食、日本食の3つのカテゴリーに分けることができます。 ≪ローカルフード≫ ハノイはベトナム料理の味付けが中国のルーツが強く出汁の味や塩味が多く、日本人の口に合いやすいです。 一方ホーチミンを含む南部は甘味の強い味付けが多く、フォーの出汁なども砂糖が多く入った甘いスープが多くなっています。 また北部の方がヘルシーな料理が多く、揚げ物などの脂を多く使う料理も南部に多い傾向があります。 ローカルフードは味もお値段もハノイに軍配が上がります。 ≪イタリアン・フレンチなどの洋食≫ ホーチミンには2区のタオディエンというエリアが欧米人が多いエリアとなっており、おしゃれなイタリアンやフレンチ、バーなどが点在しています。 ハノイにもタイホーエリアという欧米人が多いエリアがありますが、その規模はホーチミンが2倍以上で素敵なお店が多くなっています。 ホーチミンは川沿いのオープンスペースなどが多い一方、ハノイは隠れ家風のお店が多く、地理や気候の違いも関係しているのかもしれません。 ≪日本食≫ ホーチミンの日本食は、海外で食べられる日本食の中でも非常にレベルが高いと評判です。 ラーメン、お寿司、焼肉、チェーン店、なんでもあり、また海外で食べることを考えると比較的安価で食べられるのも嬉しいポイントです。 定食であれば1000円程度、居酒屋もあればカウンターのお寿司屋さんもあり、なんでもあるので日本食が食べたい方はホーチミンがおすすめです◎ 一方ハノイは、ホーチミンと比較すると日本食レストランの数は少なくなります。 それでも近年では、2023年にはカレーチェーン店ココ壱番屋が初めて進出しました。 ハノイは政治のお膝元であり、外国企業に参入障壁が高いためチェーン店やコンビニなどもホーチミンのみ進出しているケースがほとんどです。 参入障壁の高さから、レストランの数が増えないこともありなかなか競争率が上がらないのが難点です。 そうはいっても、ハノイでも一通りの日本食を食べることができますので安心してください◎ 上記の通り料理によって違いがありますが、ローカル料理はハノイ!洋食や日本食はホーチミン!という声が多いです。 お子さまがいる方にとっては重要なのが、現地の教育事情ではないでしょうか。 まず、最も日本人のお子様が海外で通うことの多いのが現地の日本人学校。日本人学校はハノイ・ホーチミン共に1校ずつあり、小学部の1年生から中学部の3年生まで通学可能です。 ハノイは小学部が約400名、中学部が約90名、ホーチミンは小学部が約400名、中学部が120名と海外の日本人学校の中でも規模の大きい学校となっており、2024年現在生徒数はまだ増える見込みだとのことです。 高校からは日本人学校がなく、インターナショナルスクールか現地校になってしまうため、高校受験のタイミングで帰国する家庭が多くなっています。 また、学校外での塾や習い事も年々増えてきています。 ハノイであれば栄光ゼミナールや早稲田進学ゼミナール、ホーチミンであれば早稲田アカデミーやone塾、そろばん教室などもあります。 また日系の英会話教室やサッカー教室、ダンス教室などの習い事もあり、多くのお子様が通っています。 インターナショナルスクールもアメリカ系、イギリス系それぞれありますが、学費は日本のインターナショナルスクールより高いため、会社からの補助があると行かせるという方も多いです。 ハノイ・ホーチミン共に基本的な治安は良いほうであり、①ぼったくり②ひったくりに気を付けていれば重大な犯罪に遭うことは少ないでしょう。 筆者がハノイからホーチミンに引っ越してくる際には、ベトナム人からも現地在住の日本人からもホーチミンはひったくりやぼったくりが多いから気を付けるようにとアドバイスをもらいました。 空港からのタクシーでのぼったくり被害、お財布を見せると中の紙幣を抜き取られる、路上で携帯電話を使用していたらバイクに乗った人にひったくられる、などがベトナムで耳にする被害です。 しかし、在住者で被害に遭ったという方はほとんど聞いたことがありません。多くは、ベトナムへ観光へ来ている方や、ベトナム滞在日数の浅い方です。 上記のような被害があるということを知り、注意を払っていれば犯罪に遭うことは多くないと言えるでしょう。 筆者は女性一人で深夜まで飲み会などで外出していることもありますが、自宅までタクシーで帰宅するためむしろ安全度は高いと感じています。 生活は日本に住んでいた際と変わらない生活をしていますが、鞄をむやみに置いてトイレへ立たないなどの予防策は講じています。 ホーチミンとハノイでは街の雰囲気は大きく異なります。 ハノイはまだあまり高層マンションは多くなく、ノスタルジックな懐かしい雰囲気を感じることができます。 一方で、ホーチミンは高層マンションなどの高い建物が多く、中心地はフランス建築なども多くあり都会的な雰囲気があります。 街並みの雰囲気だけは好みがありますので、懐かしい古きよきベトナムの雰囲気を味わいたい方はハノイ、都会的なモダンな雰囲気を好む方はホーチミンをお勧めします。 筆者はどちらも大好きで、甲乙つけることができません…。 6つのカテゴリーに分けて、ホーチミンとハノイを徹底比較してみましたが、いかがでしたか? 気候面ではホーチミンが人気ですが、家賃などの物価はハノイの方が安く、ローカルフードもハノイに軍配があがります。 一方で、日本食などを重要視される方や便利で都会的な暮らしを好む方はホーチミンが住みやすいと思われます。 大きく雰囲気が異なるハノイとホーチミン、決める前にまずどちらも旅行に行ってみるというのもありかもしれませんね◎ ベトナムでの生活のイメージがつき、期待する移住となることを願っております。
- 2024.02.12
【ホーチミン/暮らし】現在注目を集めるおしゃれエリア「タオディエン地区」のおすすめスポットをご紹介~2024年最新版~
ベトナム・ホーチミンを代表するおしゃれな地区といえば「タオディエン/Thao Dien」エリアです。 今回は、旅行者や初心者の方へ向けて旧ホーチミン2区のおしゃれ街、タオディエンの魅力についてご紹介いたします。 欧米人を中心とした外国人向けのコンドミニアムやヴィラ(邸宅)、インターナショナルスクールや飲食店が多く集まるエリアです。 在住者の間では「ホーチミンの代官山」と称される、言わずと知れた注目のおしゃれスポットで 「ホーチミン中心部の喧騒から離れてゆったり過ごしたい」 「おしゃれな雑貨店やカフェに行きたい」 「雄大なサイゴン川を眺めたい」 という方におすすめです。 ちなみに「タオディエンはホーチミン2区にある」と紹介されることが多いですが、2020年に「2区」「9区」「トゥードゥク区」が合併したため、現在タオディエンエリアはトゥードック市となっています。 ホーチミン1区から車で20分程度の場所にあります。Grabタクシーでは片道13万VND~15万VNDで移動することができます。 1区の中心にあるバクダン港公園にあるバクダン船着場からフェリーでサイゴン川を渡ってタオディエンエリアにアクセスすることも可能です。 フェリーに乗る場合は、人気ですので早めにチケットを確保しておくことをおすすめします。 じっくり買い物や食事を楽しみたい方は、お店の営業が開始する午前中から街歩きを楽しみ夕方まで滞在する半日観光プランが王道です。 朝7~8時、夕17時~19時頃まではラッシュアワーで交通渋滞が発生しやすいため、予定がある方は時間に余裕を持って移動するように心がけましょう。 ベトナムといえばカゴバック。こちらでは、普段使いしやすいデザインが豊富で価格も20万VND~50万VND程度とお手頃なのも嬉しいポイントです。 カゴバックだけでなく、ワンピースやバッグに付けるスカーフなども取り扱っています。 パールの付いたカゴバック40万VND ホーチミンにあるエコフレンドリーショップ。洗剤類の消耗品の量り売りは感度の高い在住者も利用しています。 繰り返し使えるストローや天然素材の生活用品など、見ているだけでもおしゃれな雑貨が揃います。 ハーブ、木、花から蒸留した天然石鹸、お香、香水を取り扱うお店です。洗練された雰囲気の店内でオーガニック製品を購入することができます。 ベトナムではオーガニック製品も根強い人気があります。おしゃれなパッケージの石鹼はお土産にもおすすめです。 ▼ベトナムのオーガニック製品が気になる方はこちらのページもご覧ください。 ベトナムはオーガニック天国!?おすすめの自然派コスメをご紹介! ポップな雰囲気の店内は3階建てで、ベトナムモチーフの雑貨が数多く揃います。市場でのお買い物とは異なり、おしゃれな雑貨を落ち着いて購入することができます。観光客だけでなく、現地の若者も多く訪れています。 バインミー柄のトートバッグ23万VND ベトナムのおしゃれ食器といえば「アマイ」です。ベルギー人とオーストラリア人が立ち上げたベトナム食器店で、在住者も愛用している人も多数。 ベトナムらしい素朴さとカラフルな色彩がマッチしたテーブルウェアは思わず手にとってしまいます。 ベトナムの高級チョコレート店といえば「メゾン・マルゥ」です。タオディエンエリアにはフラグシップ店があり、アイスクリームやケーキを楽しめるカフェスペースがあります。 お買い物と休憩も兼ねて、明るく広い店内で過ごしてみてはいかがでしょうか? NOTE-The Scent Labはベトナムで香りの体験を広げるフレグランスショップで、香水作りのワークショップやキャンドル作りワークショップ等を開催しています。 ワークショップはHPから予約することができます。旅の思い出に自分だけの香りを作ってみてはいかがでしょうか? 先日オープンした麻布台ヒルズにも出店しているピザレストランです。日本人オーナーがベトナムで立ち上げたこのピザレストランは、現地の人にも大人気で夕食の時間帯は予約必須です。 ホーチミン市内に複数店舗あり、どの店舗もおしゃれで洗練された雰囲気です。タオディエンにあるこちらの店舗は「キッズスペース」があり家族連れも安心です。 種類豊富なピザはハーフ&ハーフも可能 ベトナムはフランス領時代の名残もあり、フレンチも美味しいことで有名。こちらは、ブルターニュ出身のオーナーが経営する本格クレープとガレットのレストランです。 欧米人が多く集まるタオディエンエリアで東洋のプチパリを体感できること間違いありません。 カフェとおしゃれな雑貨がそろう空間です。こちらには、ホーチミンで四半世紀開業しているオーダメイドショップ「Zakka Tailor-Flame Tree by Zakka」があり、現在は金曜日と土曜日のみ11:00a.m. から16:00p.mオープンしています。 かわいいデザインの布を使用した自分だけのお洋服、ぜひオーダーしてみてはいかがでしょうか? Instagram「Zakka Tailor-Flame Tree by Zakka」 サイゴン川沿いにあるレストラン。The Deck Saigon には日没の時間帯に訪れるのがおすすめです。 夕日に照り映えるサイゴン川はまさに絶景。ベトナムでのロマンチックなひと時を過ごすことができます。 2024年1月19日に新しくオープンした「タオディエン ナイト ストリート」は現在6か月間の試験期間中で、金曜日と土曜日の午後 7 時から午後 2 時まで営業しており、音楽やストリートフードを楽しむことができます。 ホーチミン市には「グエンフエ通り」と「ブイビエン通り」の2つのナイトストリートがありますが、こちらは主に観光客をメインターゲットにしたナイトストリートとして注目を集めています。 (参考URL) 2019年にオープンしたラグジュアリーホテル。豪華な客室とサイゴン川を眺める共有スペースは、落ち着いたホーチミンステイにおすすめです。 バクダン渡船場からスピードボートで移動するプランなどがあり、宿泊者からのクチコミ評価も高いホテルです。 タオディエンエリアでは「ヴィラ」に宿泊するという選択肢もあります。豪華な外観と客室は写真映えもしそうですね。 他にもいくつかのヴィラがありますので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか? 比較的お得な価格で宿泊できる4つ星ホテルで、ベトナムの伝統的な木製家具の落ち着いたインテリアがラグジュアリーな雰囲気です。 夜はライトアップされたベトナム1の高さを誇る「ランドマーク81」を見渡せ夜景を楽しむこともできます。 コロナ禍の影響を受けて営業日や営業時間が変更になった店舗もあります。行きたいお店はFacebookページやInstagramなどで最新の情報を確認してから行くようにしましょう。 また、ベトナムでは来客が少ない日は閉店時間前でも早めに営業を終わらせてしまうお店もあります。行きたいお店には早めに行くのがベストです。 欧米人が多く住むタオディエンエリアですが、ローカルな雰囲気も残っています。そのため道の舗装がはがれていたり、段差が大きかったりする箇所もあるため、ヒールの靴よりスニーカーなど歩きやすい靴での散策がおすすめです。 タオディエンエリアは歩道が少なく、バイクや車との距離が近く感じるエリアもあります。道路の横断は十分に気を付けるようにしましょう。 道が歩きにくい場合はGrabタクシーを上手に使って移動するのがおすすめです。 2024年最新のタオディエンエリア情報をご紹介しました。「タオディエン ナイト ストリート」の営業が開始したことやタオディエンエリアと中心区を繋ぐ地下鉄開業も控えており、ますますタオディエンエリアが発展していくことが予想されます。 雑貨、おしゃれエリアが好きな女性におすすめのタオディエン、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
- 2024.02.05
【ベトナム/生活】これで安心!現地の薬局で購入できる薬やサプリをご紹介!
異国の地に住んでいると、慣れない環境や食べ物で体調を崩すこともしばしば。 そんな時に現地で自分の身体と病状に適した薬が買えると安心ですよね。 怪我や病気になってからでは慌ててしまいますので、事前に薬局で購入できるものや薬の名前、病状などを伝えられるように準備しておきましょう。 そこでこちらの記事では薬局で購入できる薬と、英語やベトナム語での説明方法についてご紹介します。 ハノイやホーチミンであれば日本人が多く住むエリアは英語が流暢な店員さんがいることが多いので安心ですよ◎ ベトナムで最も有名な薬局といえば青看板が目印のPharmacity。 ベトナム国内に1000店舗以上を構えるPharmacityはホーチミンであれば1区のレタントン通りやVinhomes Landmark city内、ハノイのタイホーエリアのXuan Dieu通りなど日本人がよく住むエリアにあり、きちんと整理されて商品が陳列されており見やすいので利用しやすい店舗です。 Pharmacityは薬とサプリなどが中心で、コスメなどはほとんど販売していません。 その他にも街を歩いていると、いろいろな場所で薬局を見かけることができます。 ベトナムの多くの薬局で購入できるものは薬、サプリ、飲み物などですが、ホーチミンにあるマツモトキヨシではコスメなどがたくさん販売されており、日本のドラッグストアと似ています。 ベトナムの薬局の便利なところは、薬が一錠から購入できると言う点です! 1錠、シート1枚、一箱、などと量を選んで購入できるので、単身でそんなに沢山あっても必要ないという方にも安心ですよ◎ 外国人が多いエリアであれば、ほとんどのスタッフが英語を話せるため症状を伝えればそれにあった薬を出してくれます。 薬は風邪や腹痛などを起こした時の内服薬から、怪我をした際の湿布や塗り薬までなんでも取り揃えています。 湿布などは店内にありますが、薬はレジにいるスタッフに伝えないと出してもらえませんので、声をかけてくださいね。 症状を伝えるか、欲しい薬があればその写真を見せれば、在庫があるか探して販売してくれます。 また、日本では医師の処方箋が必要な薬も、ベトナムでは薬局で購入できるものが多いため便利です。 最近日本でも薬局にて購入ができるようになった、肥満治療薬オルリスタットなどもベトナムでは安く購入が可能です。 具体的な症状の伝え方は下記の通り☟ ちなみにベトナムでは腰が痛いとはあまり言わず、腰でも背中でも『背中が痛い』と表現をします。腰痛というのは日本独特の言い回しですね◎ 日本語 英語 ベトナム語 頭が痛いです。 I have a headache. Đau đầu お腹が痛いです。 I have a stomach ache. Đau bụng のどが痛いです。 I have a sore throat. Đau họng 鼻水が出ます。 I have a runny nose. Sổ mũi 熱があります。 I have a fever. Bị sốt 腰が痛いです。 I have a backache./ I have a back pain. Đau lưng 下痢です。 I have diarrhea. Bị tiêu chảy 生理痛です。 I have period pain. Đau bụng kinh/ đau bụng tới tháng 右足をねんざしました。 I sprained my right ancle. Chân phải bị bong gân 解熱や鎮痛作用のあるParacetamolが主成分の薬がPanadorです。 Panadorは頭痛や熱などの一般的な風邪の症状や生理痛などの鎮痛剤としても使用でき、ベトナムでは最も主流な風邪薬として販売されています。 1錠でparacetamol(パラセタモール/アセトアミノフェン)が500mgと含有量が多めなので、最初は半錠などで試してみてもいいかもしれません。 ※日本の風邪薬の売れ筋はパブロンなどですが、2錠で300㎎のアセトアミノフェンが含まれていますので、1錠で500㎎は少し多いですね。 食あたりなどのウイルス性の下痢に有効で、日本からベトナムに来るとお世話になる方も多いかもしれません。 現地の食べ物が最初は合わず、腹痛や下痢などにあった場合に薬局に行くとSmectaを処方してくれることが多いです。 こちらは日本で佐藤製薬がスメクタテスミンという名で出しており、腸内環境を正常に戻してくれる薬として有効です。 ベトナムでは野菜などについている虫が体内に入り、お腹を壊してしまうことがあるため、定期的に虫下しと呼ばれる薬を飲むことが推奨されています。 半年に1度程度、お腹に異常がなくても飲んでおくことで虫がいた場合に排出することができますので保険として飲んでおくと安心ですね。 稀に服薬後、気持ち悪くなる方もいるようなので、最初はタイミングを計って飲むことをお勧めします。 15,000VND~50,000VNDで熱さまシートを購入することができます。 店舗内に陳列しているので、見つからなければ写真を見せれば教えてくれますよ。 日本で購入する半額程度で買えるので、わざわざ日本から持ってこなくても大丈夫なので安心です◎ ベトナムでももちろん目薬は購入できます!お値段も25,000~60,000VND程度と比較的安価です。 しかし、ベトナムはコンタクレンズが日本ほど普及しておらず、メガネが一般的ですので、コンタクトレンズ用の目薬や洗浄液などは購入することができません。 コンタクトレンズを使用している方は、日本から関連製品も持ってきておくことをお勧めします。 生理用品や歯磨き粉、虫除けスプレー、マスクなどの日用品も購入することができますが、日本のドラッグストアほど種類や数は充実していません。 女性にとって心配なのは生理用品ではないでしょうか? 日本ブランドの製品もあり、日本で購入するものと同じ品質の製品も一部購入できますが、値段は1.5倍程度となります。 また、日本ではあま見かけないCOOLタイプのスーッとするものが売っていますので、購入する際には商品パッケージをしっかり確認してください。 こちらは暑い東南アジアの国ならではのラインナップかもしれませんね! あのエマ・ワトソンが飲んでいると話していたこともあるビタミンサプリのベロッカや、その他の各種栄養がとれるサプリなども幅広く販売されています。 筆者もサプリはいろいろ試しましたが、Pharmacityで発売されているベロッカのジェネリック品、RE-ENERGIZE(写真参照)をずっと愛用しています。 ビタミン補給をしたい時や、二日酔いの時にもビタミン剤は有効と言われていますよ◎ また、少し先述しましたが、脂っこい食事を摂る際に一緒に飲むことで30%の脂を吸収せずに排出してくれるオルリスタット(ゼニカル)という薬も購入できます。 日本でも昨年認可が降りたため薬局などで購入できるようになりましたが、以前は美容クリニックでのみ購入が可能であり高額でした。 本来は医師に正しく処方されたものを飲むことをお勧めしますが、ダイエットに使用している日本人の方もいますし、出張者で大量購入して帰国された方もいましたよ。 ベトナムの薬局のイメージはつかめましたでしょうか? ベトナムの薬局は日本と比較すると、処方箋なしで購入できる薬が非常に多いです。また、薬の値段も安く、一錠から購入できるためとても助かります。 一方で、医者の処方なしで購入できてしまうため、誤った飲み方や適していない薬を選んでしまう可能性もあります。 また、薬全般において1錠あたりの有効成分含有量が多いため、日本で飲みなれている薬と比較すると日本人には強すぎることがよくあります。 判断に困る場合は、速やかに病院に行き診断を受けて正しく用法・容量を守って飲むようにしてくださいね。 こちらの記事がベトナム生活を送るみなさまにとって、有益な情報となっていれば嬉しい限りです!
- 2024.02.01
【ベトナム/ホーチミン】おすすめ観光スポット・半日観光モデルコースをご紹介
今回は、ベトナム最大の経済都市「ホーチミン」の見どころガイドとホーチミン市の魅力を余すところなく巡れるモデルコースをご紹介いたします。 旅行者の方はもちろん、ベトナム在住で日本からの出張者をおもてなしする際の参考になりましたら幸いです。 ベトナム南部にあるホーチミン市の日本との時差は2時間で、ベトナムは日本より2時間遅れています。サマータイムは導入されておらず、全国で同じ標準時が使われているため、ベトナム国内での時差もありません。 (例) 日本がお昼の12:00のときベトナムは朝の10:00となります ベトナム通貨の単位はドン(VND)です。小銭はなく、全て紙幣です。1000の位を「K」と省略して表記することがよくあります。 観光客向けのお店屋やホテルではクレジットカードが使用できますが、ローカル屋台や市場などは現金払いなので小額紙幣を中心に持っておくと安心です。 (例) 50,000VNDのドリンクは「50」または「50K」と表示します 両替は「空港」「ホテル」「街中の両替店」「銀行口座」「ATMキャッシング」などができますが「街中の両替店」の換金レートが良いと言われています。 お金の桁数が大きく、慣れないうちは間違えてしまうことがよくあります。お金を扱う際は落ち着いてよく確認するようにしましょう。 1円=166.86VND 1USD=24612.48VND ※2024年1月25日現在 ホーチミンは年中常夏で2シーズンに分けられ、「4~10月の雨季」「11月~3月の乾季」となっています。年間平均気温は28℃で、近年の日本の夏よりも涼しく感じる日が多く、とても過ごしやすいです。 基本的に夏の服装で大丈夫ですが、エアコンが効きすぎていたり朝晩は涼しく感じたりすることもあるため、軽い長袖の上着があると安心です。また日差しが強いため日焼け対策は欠かせません。 雨季には主に夕方に激しい雨が短時間降ります。1時間程度で止んでしまうため、傘の出番はあまりありません。 公用語は「ベトナム語」です。ベトナム北部と南部では単語や発音に多少違いがあります。ホーチミン市では一部のローカル店を除き、ほとんどの人が簡単な英語のコミュニケーションをとることができます。 さらに、日本語対応可能な店舗やホテルもあります。 日本語可能な滞在先をお探しの方は下記記事をご参照ください。 【ベトナム/ホーチミン】おすすめ!出張ホテル10選 ホーチミン市は16区、新都市1市、郊外県5県の構成となり(2020年にトゥードゥック区、2区、9区が合併)2095平方キロメートル(ベトナムの0.63%の広さ)で、東京都と殆ど同じ大きさです。 ホーチミンの中心地・主要な観光スポットが集まるのは1区と3区のエリアです。このエリアに主要なホテルや飲食店も集まっており、タンソンニャット国際空港から1区・3区までは車で30分程度と近く便利な立地です。しかし、ラッシュアワーは交通渋滞が発生するため時間に余裕を持って行動しましょう。 「ホーチミンの代官山」と例えられるトゥードック市・タオディエン地区や中華街チョロンのある5区も近年人気スポットとなっています。 空港から市内へのアクセスは「タクシー」か「市内バス」という選択肢になります。「市内バス」は5000VND~と安価ですが、慣れない旅行者には「Grabタクシー」がおすすめです。 スマホの配車アプリでGrabでは中心地まで10万VND~20万VND程度で利用できます。 ここからは、日本からホーチミンに到着して巡りたい主要な観光スポットをギュッと詰め込んだ半日観光モデルコースをご紹介いたします。 駆け足で巡るコースとなりますので、観光スポットをじっくり堪能したい方は各自で調整されてみてくださいね。 まずは可愛らしいピンク色の外観が「写真映えスポット」として有名な「タンディン教会」です。タンソンニャット空港から車で20分程にある3区に位置します。内部の見学はタイミングが合えば可能です。 外側からも可愛らしい外観を眺めることができます。徒歩5分にある「タンディン市場」も布市場として有名なスポットで、ローカル味あふれる市場です。 住所:289 Hai Bà Trưng, Phường 8, Quận 3, Thành phố Hồ Chí Minh 休業日:月曜日 次にベトナムといえば、フォー。観光客がひっきりなしに訪れる有名店です。こちらはタンディン教会から徒歩10分のところにあります。フォーは「牛肉」「鶏肉」があり、牛肉は部位も選ぶことができます。あっさりとしたスープは初めての人でも食べやすくおすすめです。 こちらで頂ける「バインフラン」はベトナム風蒸しプリンで絶品です。食後のお口直しにいかがでしょうか? 住所:260C Pasteur, Phường 8, Quận 3, Thành phố Hồ Chí Minh 開店時間:月~日 6:00~ 次に向かうのは、Phở Hòa Pasteurから車で約10分の「統一会堂」です。南ベトナムの大統領官邸として使われた建物で、内部の見学も可能です。 応接室や屋上にある砲撃跡などを見ることができます。入場は午前8時~午後3時30分までで、チケットは大人一人4万ドンです。 住所:Ben Thanh, District 1, Ho Chi Minh City 営業時間:月~日 8:00~16:00 「統一会堂」から徒歩5分程度のところにある「中央郵便局」です。こちらは1891年にパリのオルセー美術館をモデルに建てられたコロニアル建築が美しい郵便局です。 現在も郵便局として現役なのは驚きですね。入口付近にはお土産屋さんもあり、ホーチミンを代表する観光スポットの一つとなっています。 中央郵便局の目の前には2025年まで改修中の「聖母マリア教会」もあります。 住所:02 Công xã Paris, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 70000 営業時間:7:30~18:00(日8:00~17:00) 中央郵便局から車で10分程度にあるベンタイン市場は、屋根のある広大な敷地内に食料品からお土産物まで何でも揃います。 日本語対応できるベトナム人店員も多く、非常に活気のある市場です。値切りのコツは「お店の去り際」でお客さんが帰ろうとするタイミングに最安値を提示してくれることもあります。大量購入の場合はさらに安くなることもあるので、交渉してみてはいかがでしょうか? 住所:Ben Thanh, District 1, Ho Chi Minh City 営業時間:6:00~22:00(店舗により異なります) ベンタイン市場から徒歩10分大通りを進むと、歩行者天国の「グエンフエ通り」に着きます。 グエンフエ通りの北正面に位置する「ホーチミン人民委員会庁舎」はフランス植民地時代を象徴する豪華な建築物です。人民委員会庁舎を背にそびえるホー・チ・ミン像とぜひ一緒に写真を撮ってみましょう。 日が暮れると「グエンフエ通り」にはたくさんの人や屋台、パフォーマーが集まり毎日お祭りのような雰囲気でこちらも必見です。 住所:Số 86 Đ. Lê Thánh Tôn, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 710212 営業時間:入場は不可(外観の見学のみ可能) 「人民委員会庁舎」から徒歩5分にある市民劇場はバロック様式の美しい劇場です。現在の姿はサイゴン300周年を記念した復元ですが、今でも地元の人や観光客に愛されるイベント会場・フォトスポットとなっています。 住所:07 Công trường Lam Sơn, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 710212 営業時間:イベント開催時のみ入場可 ベトナムのお土産といえばチョコレート。ベトナムチョコレート店でも有名な「メゾン・マルゥ・サイゴン」でホーチミン1区には5店舗あります。超高級チョコレートはお土産として喜ばれること間違いありません。イートインスペースのある店舗では、ケーキやチョコレートドリンク等を頂くことも可能です。観光途中のひと休みにおすすめです。 住所:89 Đ Mạc Thị Bưởi, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 営業時間:9:00~22:00 ベトナムらしさを堪能したい方には「ロンヴァン水上人形劇」がおすすめです。ベトナム北部で11世紀ごろに誕生したとされ、水を満たしたステージで、生演奏に合わせて人形や神話上の生き物が生き生きと操られる不思議な伝統劇です。 会場は「統一会堂」から徒歩5分程度のところにあり、チケットは一人30万VNDでオンラインで購入することもできます。オンラインで購入した際は決済完了画面を入場口で見せて入場しましょう。 人気のため早めにチケットを確保しておくことをお勧めします。講演は17:00~の部と18:30~の部の2回となっています。 住所:55B Đ. Nguyễn Thị Minh Khai, Phường Bến Thành, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 営業時間:17:00~/18:30~ ホーチミン1区レタントン地区にほど近い「クアンブイ」は落ち着いたおしゃれな空間で、ベトナム料理を楽しむことができるレストランです。 春巻きやバインセオ、えびのタマリンドソース炒め等ベトナムらしさの味わえるメニューで、その味付けも在住者の間では好評です。一品ずつが大きいため2~3人でシェアすると丁度良いでしょう。 住所:1B Ngô Văn Năm, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 70000 営業時間:7:00~23:00 レストラン「クアンブイ」から車で15分のところにある「Landmark81」はホーチミンビンタイン区にある高さ461.3mのベトナム1の高層ビルです。 最上階の展望台からも夜景を見ることができますが、おすすめなのは75階にあるバーカフェ「Blank Lounge Landmark」からの眺めです。 ドリンクは20万VND~と比較的リーズナブルで、タイミングが良ければ外のデッキで夜景を楽しみながらドリンクを飲むことができます。もちろん事前の予約も可能です。 1区やトゥードック市の夜景を一望でき、ベトナムの経済発展の勢いを体感できること間違いありません。 住所:208 Nguyen Huu Canh, Ward 22, Binh Thanh District Floor 75th – 76th, Landmark 81, Thành phố Hồ Chí Minh 70000 営業時間:9:30~0:00 「統一会堂」から車で10分程度、「ブイビエン通り」はバックパッカー街として知られていますが、ベトナム最大の眠らないナイトスポットです。日が暮れると道の両サイドにあるクラブから大音量の音楽が流れ、お立ち台で踊るベトナム人ダンサーを見ることができます。 日本では体験できない音量や人々の熱気をぜひ味わってみてはいかがでしょうか? 住所:Pham Ngu Lao, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 70000 営業時間:18:30頃~2:00頃(店舗によって異なります) ベトナム・ホーチミンでおすすめの観光スポット、モデルコースをご紹介しました。ホーチミンは空港も中心区に近く観光スポットも集まっている経済都市です。 ホーチミン中心区以外にも、タオディエン地区やメコン川クルーズに行きたい場合は2泊3日がおすすめです。 ホーチミンには「服のオーダメイド」や「マッサージ」など他にも楽しみ方がたくさんあります。この記事を参考に、素敵な時間を過ごされてくださいね。
- 2024.01.29
【ベトナムで運転したい方必見】免許の取得方法を解説!
日本の都心部では、電車やバスなどが移動手段の中心となりますが、海外へ移住した場合、現地にてその土地での移動手段が必要ですよね。 ベトナムへ移住すると、移動手段の中心は電車ではなくバクシーやバイクとなります。 ベトナムはバイク天国なので、どこへ移動するにもバイクでの移動が便利です。 特に日本でも車やバイクを運転していた方であれば、ベトナムに来ても自分で運転できると行動範囲が広がりますよね◎ そこで、こちらの記事では日本で持っている免許をベトナムで使用するための方法や、ベトナムで免許を取得する方法について徹底解説していきたいと思います! ベトナムで自動車免許を新規取得するには、3カ月以上の滞在ビザが必要です。 取得方法については、免許センターに代理で申し込みをする窓口業者に依頼が可能であり、申し込みをすると後日試験日が通知されます。(目安:1~2週間後) また、申し込み時に指定の病院が知らされるので、健康診断を試験日までに受診する必要があります。 試験は基本的に学科試験と実技試験の両方あります。(※受ける免許の種類によっては学科免除、実技のみ) 学科試験は、パソコンで回答する選択形式で25問出題され、そのうち21問以上の正解で合格となります。 ※学科試験はベトナム語のみで、英語や日本語での受験はできませんので、ベトナム語ができないとハードルは急激にあがります。 また、実技試験のコースは八の字コース、幅狭直進、ジグザグ運転、でこぼこ道の4つに分かれており、八の字コースが一番の難関です。 先日ベトナム人の友人が実技を受けて、まさに難関の八の字コースから外れてしまい不合格となりました… ※試験はマニュアル車での実施が多いので、オートマのみしか運転できない方は事前に確認しましょう。 ≪ベトナム運転免許試験のポイント≫ ・学科試験はベトナム語のみ! ・実技試験はマニュアル車の可能性有!事前確認しましょう! 上記の内容より、日本人が一からベトナムで免許を取得するのは少々難しいかもしれません。 一方で、日本で取得するよりもはるかに料金が安いので、ベトナム語を習得しており免許を持っていない方は挑戦してみてもいいかもしれませんね◎ 続いては、もうすでに日本の免許を持っている方が、ベトナムの免許に切り替える方法について紹介していきます。 ベトナムと日本では加盟する国際条約が異なるため、日本で発行された国際運転免許証は使用できません。 ただし、日本の運転免許から書き換えることでベトナムの免許取得が可能です。 上記理由から、ベトナムで免許切り替えの手続きをしなければいけません。切り替え方法の手順をチェックしていきましょう! 免許を切り替えるにあたり、事前に揃えなければいけない書類があります。 何か一つでも不足している場合、ベトナムの機関は容赦なく突き返してきますのでご注意ください。 コピーが1枚必要なはずなのに、急遽2枚と言われたり突然の変更が多いので、特に各書類のコピーは多めにとっておいて損はありません。 必要書類一覧は下記をご参照ください☟ ① 運転免許切替申請書 ② 日本の運転免許証(原本・コピー2部)および翻訳文(ベトナム公証役場での公証済みのもの) ③ パスポート(原本・コピー2部) ④ ベトナム滞在許可書(原本・コピー2部) ⑤ 顔写真(カラー、縦4cm×横3cm) ※各種書類のコピーの提出は1部と言われていますが、その時により2部必要だと言われるケースがあるので念のため2部用意しておくことをお勧めします。 また、上記の②の運転免許証の公証も事前に済ませましょう。 運転免許証の公証に必要な書類は下記の通り☟ ①日本の運転免許証(原本) ②日本の運転免許証のコピー(3部) ③パスポート(原本) 翻訳と公証にかかる費用は100,000VNDです。書類提出時料金の支払いもありますので、現金を持っていくことも忘れずに! 免許証のコピーは2部と言われたり、3部と言われたりすることがあります。 また、原本は提出することになるため、パスポートが手元にない期間に使用することも考えて追加2部ほど予備としてコピー・所持頂くのがお勧めです。 ホーチミン・ハノイの公証役場は下記の場所にあります。 公証は約3日程掛かるので、時間に余裕を持っていきましょう。 ※ホーチミン公証役場 ※ハノイ公証役場 ①で揃えた全ての書類を持ち、いざ!免許書き換えのため交通運輸局へ行きます。 交通運輸局では簡単な英語が通じるので、ベトナム語が話せなくても手続きは問題なくできるでしょう。 申請は書類の提出が済んだら終わりです。 申請してから5営業日、約1週間程で切り替えが完了するので、申請時に渡される引換用紙を提出すると免許証を受け取ることができます。 免許証を受け取る際に、書き換え料金135,000VNDも併せて支払ってください。 ※日本の普通車のみの運転免許でベトナムでバイクを運転することはできませんので注意してください。 →バイクを運転する場合は、日本の自動二輪運転免許から切り替えるか、もしくは普通車のみの運転免許から切り替えた後、バイクの実技試験(筆記試験は免除)に合格しバイクの運転免許を取得する必要があります。 ※日本のオートマ限定の免許証からベトナムの免許証に切り替えはできません。 ホーチミン・ハノイの交通運輸局は下記の通りです。 ※ホーチミン交通運輸局 ※ハノイ交通運輸局 日本の道路は左側通行ですが、世界的にみると右側通行が多く、ベトナムも右側通行です。 最初は左折の難しさやどのように流れに乗ればよいのか戸惑いましたが、意外とすぐに慣れることができます。 筆者は今では日本に帰ると逆に違和感を感じます笑 日本では信号を守ることは当たり前。対向車線がきていなくても、きちんと青信号になるまで待ちますよね。 しかしベトナムの運転は自由奔放で、一方通行の道が多いのも影響してか、逆走する自動車を見ることもしばしば。 日本と同じ感覚で運転ぜす、信号+自分の目でしっかりと四方から車が来ないかをチェックしてから進むようにしましょう。 日本では歩行者が最優先、車と歩行者が事故に遭うとほとんどの場合、過失割合は車が多くなりますよね。 しかし、ベトナムでは大きい車両が優先のため、その点を十分に理解しておくことが大切です。 市内は大型バスの通行が多く、バス停への停留等の動きも頻繁にあるため、車間距離を詰めすぎないなど注意しましょう。 ベトナムにいると、とにかくクラクションの音をよく聞きます。 日本ではクラクションは極力避け、本当に危険な場合にのみ鳴らすものとされているので、街中でクラクションを聞くことはなかなかありませんよね。 ベトナムではここにバイクがいますよ、車が通りますよ、の合図としてクラクションを鳴らします。 そのため、街中では常にクラクションが響き渡っています。 数か月現地に住んでしまえば、クラクションの音は気にならなくなり、むしろ後ろからクラクションが聞こえてきたら車両が来るから気を付けよう、と思えるようになりますよ。 そのため運転していて小道から大通りに出る際などは、周囲への注意合図としてクラクションを鳴らすことを忘れずに◎ 街中を走っているとバイクや車が公安に捕まっている姿をよく見かけます。ベージュの制服を着た公安が交通警察なので、スピードや飲酒などには要注意です。 特にテト休暇前の12月や1月は、1年の中でも最も取締が強化される時期です。 なにかと声を掛けられ、罰金を要求されるケースが多発しています。罰金かバイクの没収になるため、多額の罰金を支払う羽目になってしまうこともしばしば…。 運転ルールは守り、違反しないよう注意しましょう! こちらの記事ではベトナムでの免許の取得方法についてご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか? ベトナムでは圧倒的にバイクや車での移動が多くなりますので、自分で運転できると行動範囲も広がり生活もとても便利になります。 こちらの記事がベトナム生活を始めるみなさまにとって、有益な情報となっていれば嬉しい限りです◎ ぜひ免許も取得し、快適なベトナムライフを送ってくださいね!
- 2024.01.25
【ホーチミン/日本人コミュニティ】参加したい方必見! 現地情報の取得方法(2024年1月最新情報)
日本からベトナム・ホーチミンへ移住してきた方にとって、現地で日本人の知人がいると非常に心強いですよね。 そうはいってもいきなり日本からベトナムにきて、右も左も分からず知り合いもいない。そもそもどこで日本人に出会えるんだろう…? そんな不安を抱えて、ホーチミンへ移住してくる方も多くいます。 そこで長くベトナムに住む筆者が、ホーチミンでの知り合いの作り方やベトナム情報の取得方法について一挙ご紹介していきます! 渡越前のみなさまには是非参考にして頂き、安心のスタートダッシュを切ってくださいね◎ ホーチミンには在住日本人が登録されているだけで約1万人、実際にはそれ以上いると言われています。 ホーチミンはベトナムの中でも経済参入障壁が低いこともあり、ベンチャー企業や飲食業などの進出が顕著です。そのため比較的若い世代の日本人が多くなっています。 他諸国と比較すると日本人の人数は多いですが、そうはいっても1万人程度。日本人街や日本人が住むアパートなどには知り合いも沢山おり、街を歩いていれば出会うこともよくあります。 また日系企業が集まっているビルも多いため、日本人同士の結びつきはあらゆるところで密であると言えるでしょう。 ホーチミンには日本人が行っているスポーツや趣味などのクラブ活動や、県人会と呼ばれる同じ都道府県にゆかりのあるメンバーで集まって食事会などをする会があります。 その他にも出身大学が同じ人たちで集まる会や、同年会と呼ばれる同じ年齢のメンバーの会など、様々なコミュニティがあるのでそれらに参加することで幅広い日本人に知り合うことができます。 ベトナムに住む日本人の多くが、この方法で現地での日本人の知り合いを作っています。 ベトナムで刊行している日系のフリーペーパーであるVetterにも様々なコミュニティの一覧と連絡先が記載されているので、そこから興味のあるコミュニティを見つけて連絡をしてみてください◎ 記載がないもの以外にも様々なコミュニティがあるので、知り合いに聞いてみると興味のあるコミュニティが見つかるかもしれません! ベトナムで習い事を始めて知り合いを作るという方法もあります。 ヨガクラスやベトナム語などの語学学習を通して、友人を見つけるのも良い方法でしょう◎ 趣味や目的が同じ仲間なので、仲良くなりやすいこともありおすすめですよ! お酒が好きな方は日本人が集まるバーなどに行き、知り合いを見つけるという方法もあります。 ホーチミンでは1区のレタントンエリア、ビンタイン区のファンビッチャンエリアには日系のお店がたくさんありますが、その中でも一人でも行きやすいお店をご紹介します! ◆Lozzi(ビンタイン区・ファンビッチャン/ワインバー) 日本人女性とベトナム人のスタッフがお店に立っていて、カウンターとテーブル席があるアットホームなワインバーLozzi。 女性ママさんを売りとしている雰囲気のお店ではなく、ゆったりリーズナブルにワインが飲めて女性一人でも行きやすいお店というのが特徴です◎ カウンタ―には常連さんや一人で来ている方も多く、そこで知り合って話が盛り上がることもしばしば。 ゆっくり飲みたい、ワインが好き、という方にはおすすめのバーです! ◆うたっていいとも(1区・レタントンヘム内/カラオケバー) こちらは日本人がたくさん集まるカラオケバーです。カラオケバーと言っても一人でも女性でも行きやすいカウンターメインのバーで、店長は日本人男性◎ 日本人女性や日本語が上手なベトナム人スタッフさんもいるので、ちょっと飲んで誰かと話したいな~という時にもおすすめ。 比較的若いお客さんの層が若いので、20代30代の方が行きやすいお店です◎ 歌わなくても全く問題ありませんが、歌が好きな方は是非行ってみてくださいね!カラオケをきっかけに他のお客さんと仲良くなったりすることもありますよ! ◆k-wine bar(1区・レタントン/ワインバー) 1区レタントンエリアにあるワインバーK-wine。 こちらはベトナム人のママさんがいるワインバーで、年齢層は40代以上のお客さんが多いカジュアルワインバーです。 カウンタ―と数席のテーブルがあり、常連さん同士の交流もあるので、40代以上の男性の方には特におすすめです! おつまみやパスタなどのお料理もたくさんあり、とても美味しいのでサクッと夕食を食べに行くだけでも良いですね◎ Vetter(ベッター) ベトナム在住の日本人に向けて作られているメディアで、webとLINEと冊子があります。 ベトナム生活において必要な情報をカテゴリー毎に出しており、飲食、教育、旅行、美容、医療などの様々な情報を知ることができます。 日本人がよく訪れるスーパーやレストランにフリーペーパーとしておいてあり、ウェブからも情報を得ることができます。 お店を調べたい時などには非常に便利な媒体なので、LINE登録をしておくと便利です◎ Vietnam Sketch(ベトナムスケッチ) ベトナムスケッチもVetter同様、ベトナムに住む日本人向けに様々な情報を提供しているウェブマガジンです。 サイトが見やすく、比較的若い方に人気の媒体です。食や買い物、旅、教育などカテゴリー毎に情報を調べることができ、エリアも分かりやすく載っているので、サイトで情報を得たい方にはおすすめです◎ Poste(ポステ) POSTEはVetterやSketchとは少し異なり、ベトナムにまつわるニュースを中心に日本語で提供しているニュースサイトです。 生活情報も出していますが、ベトナムのニュースをリアルタイムで知るのに非常に便利なサイトです。 筆者はベトナムの生活情報はVetterやSketchから、ニュースはPosteから知るというパターンが多いですよ◎ VIETJO(ベトジョー) ベトナムニュースを日本語で提供しているニュースサイトです。 Poste以上に経済や政治にまつわるニュースを多く掲載しており、ベトナム在住のビジネスマンの方々は愛読されている人も多いニュースサイトです。 会員になるとより多くの記事が読めるのでベトナムの最新情報を得たい方はVIETJOを読むのがお勧めですよ◎ Facebook ベトナムで最も使われているSNS媒体といえばFacebookです。 お店の予約、賃貸アパート探し、習い事探しや洋服の購入まで何でも叶うのがFacebookです。 レストランもFacebookを通してメッセージを送るのが、証拠が残り最もスムーズな方法です。大抵のレストランはFacebookを作成しているので、お店のページから連絡してみることをお勧めします◎ またアパートを借りる時には、初めは日系不動産屋を通して探してもらうのが安心ですが、慣れてくると直接オーナーとやりとりができるFacebookでの検索がお勧めです。 筆者も引っ越しの際にはFacebookのアパート情報グループに参加し、直接オーナーと連絡を取り内見したり物件を決めたりしました。 仲介がいないため家具の交渉や家賃交渉ができますよ◎ Instagram そして次に情報を見つけやすいのがInstagramです。特に現地に旦那さんの帯同で在住している奥様方のアカウントがたくさんあり生活情報を多く得ることが出来ます。 カフェやご飯の情報、お買い物情報など生活に根差した情報はInstagramから得ることをお勧めします! 『ホーチミン/ハノイ在住』『ホーチミン/ハノイレストラン』などのワードで検索するとなによりも最新の有益最新情報を手に入れることができますよ◎ Twitter ベトナム在住の日本人でtwitterを利用している方も沢山います! 割合としては男性が多い印象ですが、困ったことがあり質問を投げるといろいろな方が回答をくれて、いろんなことが解決する優れもの◎ 最新情報も多く、顔が見えづらいこともありより率直な意見を見ることができる場でもあります。 オフ会なども実施しており、グループで食事会を行ったりと知り合いを作ることもできるので知り合いを作りたい方にもおすすめです! 筆者もそれぞれ用途ごとに使い分けているので、是非一度試してみてくださいね。 現地に日本人の知人がいることや、現地の情報をリアルタイムに得ることは、海外に在住するうえで非常に重要なことですよね。 何か困ったことがあり気軽に聞きたい時、おもいっきり日本語で話がしたい時、病院などに行く時に安心できる情報が欲しい時、など現地生活において日本人の仲間や日本語での情報は非常に助かります。 筆者もベトナムに来る前にこれらの情報を知っていたら、もっとスムーズなベトナム生活が始められたのだろうなあと思い、こちらの記事にまとめました。 これらの内容がホーチミンに来る皆様にとって、有益なものとなりましたら嬉しい限りです◎
- 2024.01.18
【ベトナム/宗教事情】多い宗派や宗教観について解説!
国の宗教観は異文化を理解する上で一つの指標となり、気になる方も多いのではないでしょうか。 ベトナムは多宗教国家で憲法上も信仰および宗教の自由に対する権利が認められています。 今回は、ベトナムの宗教について詳しく解説していきます! 仏教(主に大乗仏教)は2021年時点で信者数が最も多く、信者数は1,400万人を超え、礼拝施設は1万8,544か所あります。 次はカトリックで、信者数は 700 万人を超え、礼拝所は 7,771 か所あります。 信者数の第 3 位と第 4 位は、それぞれプロテスタントとカオダイ教です。※政府宗教問題委員会2023年3月発表「宗教と政治に関する白書」より 大乗仏教とは? 「大乗」とは「大きな乗り物」という意味で、全ての人が救われるとされる教え。 ベトナム人の8割が「無宗教」とするデータもありますが、これは無宗教を「敬虔な信者ではない人」としたデータです。 実際に在住してみると、ベトナム人は日本人と同様に「多宗教を受け入れている」と感じます。中国の儒教や道教の思想も強く「年配者」や「祖先」を大切にする文化があり、クリスマスやハロウィン、旧正月等の多宗教のイベントを楽しむなど日本と共通点を感じることができます。 日本と同様に仏教を信仰する人が多いため、肉食等の食事に対する禁忌はありません。また、タイ仏教(上座部仏教)のように厳しい戒律がないのでお酒の販売・購入規制などはありません。 つまり「ベトナムの宗教観はかなり日本と似ている」と言えるでしょう。 日本人は「仏教」以外に「神道」を信仰する文化もありますが、ベトナムではどうでしょうか? ベトナムでもお金や商売繁盛の神様や土地を守る神様をお祀りします。家の中やお店の片隅に仏壇のような見た目の祠を置いて信仰します。このように神様を祀っている様子は街中のどこでも見つけることができ、ベトナム人があらゆる神様を大切にしているということが伝わってきます。 thần tài(タン タイ)はお金や商売繁盛の神様、白いひげの老人で金の延べ棒を持つ。 ông địa(オン ディア)は土地を守ってくれる神様、大きなお腹で扇子を持つ。 2つの神様がセットで祀られている理由は「富の神と土の神は人生と密接な関係があり、人の運勢に影響を与える」という意味があるからと言われています。お店に祀られている神様は主にこの2つの神様であることが多いです。 Ong Tao(オンタオ)は3人の台所の神様です。 テト(旧正月)前に各家庭に宿る神はこの日、天に戻って上帝にその家であった良いこと・悪いことを報告し、大晦日の日にまた家に戻ってくるとされており、旧暦の12月23日に魚や果物や鶏など色々な物をお供えするという習慣が残っています。 ベトナムでは「道でお札に似た紙切れを燃やしている」光景を多々見かけます。 ゴミを燃やしているわけではなく、実はお供え物の冥銭を燃やして神様やご先祖様に届ける儀式なのです。 旧暦の1日と15日に燃やすと決まっています。もちろん冥銭はお供え物用に作られた偽のお金で、市場やスーパー等で購入することができます。 ベトナムでは西暦の新年よりも、旧暦の新年(テト)を大切にする文化の地域です。 ベトナム人も日本人と同じようにテトの新年を迎えると、お寺や神社に初詣に行きます。 タンクトップやミニスカートなど露出が多すぎる服装での参拝は控え、できるだけ服装はシンプルさと礼儀正しさを重視し、明るすぎる服や鮮やかな色の服を着ないように心がけましょう。 線香をたき、複数回お辞儀をして供える(奇数本にする) お堂に入る場合は靴を脱ぐ 仏前で手を合わせ、複数回お辞儀をする 仏前に膝をついて祈りを捧げる参拝方法もありますが、外国人に寛容なベトナムでは、誠意をもって参拝すれば多少作法を間違えてしまっても大丈夫です。近くにいるベトナム人を見習って参拝するのもよいでしょう。 メコンデルタ地域で有名な永長寺(ヴィンチャン寺) 上記写真の永長寺(ヴィンチャン寺)は、1849年に建てられた中国とフランスの建築様式が取り入れられており、外見はフランス様式、内部は中国やタイ・カンボジア等のオリエンタルな雰囲気が感じられる豪華な作りです。メコン川クルーズのツアーに組み込まれていることが多く、観光客も多く訪れます。 敷地は広く美しい花や木が植えられ、弥勒菩薩や観音菩薩、寝釈迦などの巨大な像があります。30分程度で見学することができます。 ベトナムの一般的なお葬式は日本の静かな葬儀とは異なり「歌や音楽」などを流し、食事を振舞うなど「故人のあの世への旅立ちを祝う」という文化があります。葬儀場のそばを通ると「宴会でもやっているのかな?」というほどの盛り上がりもしばしば。霊柩車も派手な飾り付けをした車で華やかに故人を見送ります。 参列時の服装も日本のように厳格ではありませんが、親族は白い服を着ます。親族でない場合は、派手なものを避けたきれいめの服装が選ばれます。 もちろん故人の宗教によって葬儀方法が異なるため、参列する際は事前の確認が必要です。 ベトナムの昔ながらの埋葬方法は土葬です。故人を埋めた後、数年後に掘り返し遺骨を取り出して再度埋葬するという伝統的な方法が今でも行われている葬儀もあるようです。 しかし、土地の問題・遺体が骨になりにくい・費用がかかる・感染症を防ぐという観点から、現代では火葬が主流になっています。 参考記事URL ベトナムの結婚式について気になる方はこちらの記事をご覧ください! 【ベトナム/結婚式】日本との文化の違いは!? 1926 年にゴ・ミン・チェンによって唱えられたベトナムの新興宗教で信者数は約300万人~500万人いるとされています。カオダイ教最大の特徴は宗教の混合で、五教(キリスト、仏教、儒教、ヒンズー教、道教)の教えを土台としたことから「カオダイ(高台)」の名がつきました。 ベトナム南部で設立されたカオダイ教の総本山はホーチミン市から約 100kmのタイニン省にあり、豪華で色彩豊かな寺院は観光地として訪れることができます。 ベトナムにキリスト教が広まったのは、16世紀ごろにポルトガルの宣教師がベトナムに入ってきたことがきっかけとされています。そしてフランスの植民地支配の影響を受け、ベトナムにキリスト教が広まりました。現在は人口の9%がカトリック、2%がプロテスタントという内訳になっています。 ハノイには「ハノイ大教会」ホーチミンには「サイゴン大教会」など100年以上の歴史をもつ教会があり、これらは観光名所として有名です。 タイミングによっては内部の見学も可能です。夜もライトアップされており歴史的な外観はとても美しく、一度は訪れておきたい場所です。 ベトナム中部にある世界遺産ミーソン遺跡では、2世紀~14世紀にかけてチャンパ王国歴代の王達が残したヒンドゥーの神々を祀る宗教彫刻や祠堂、祭壇を今でも見ることができます。 チャンパ王国は東西交易の要所を抑えインド・クメール・ジャワとの海洋貿易を通じて、隆盛を極めたため、ミーソン遺跡ではヒンドゥー教の影響を強く受けた遺跡を見ることができます。 また、ホーチミンの街中でもヒンドゥー教寺院を見かけることができます。Agodaのデータによるとベトナムへのインド人観光客は2023年に225%増加(2019年比)しています。インド人観光客増加の一方で、ベトナムではインド人観光客向けのレストランが少ないなどの課題解決に苦戦しています。 ホーチミン1区のグエンアンニン通りにあるヒジャブ店 イスラム教は、19世紀頃ベトナムに伝わったと言われています。現在、ベトナム全国には、イスラム教信者が約2万5000人強で、南部各省に住んでいます。 ベンタイン市場の西側に位置するグエンアンニン通り(Nguyễn An Ninh)は、「ホーチミンのマレー街」といわれており、多くの観光客で賑わう通りです。 シルク製のヒジャブやニカブなどを販売する商店が多く、ムスリム系のレストランもたくさんあります。 今回は、ベトナムの主な宗教や宗教観について解説しました。ベトナムでは信仰の自由が認められており「お寺と神様を大切にする」「初詣をする」「年配者を敬う」など日本との共通点が多くあります。それぞれの宗教の価値観を尊重し合い、理解することが大切です。 ベトナムにはお寺や教会など歴史的に価値のある建築物や世界遺産が数多くあります。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
- 2024.01.15
ベトナムの治安情報/安全な滞在のためのアドバイス【2024年最新版】
海外へ行く時に事前に知っておきたいのがその国の治安。 これからベトナムへ旅行や出張、移住を検討している方にとって、ベトナムの治安や住みやすさは非常に重要なポイントです。 ベトナムの治安について、みなさんはどのようなイメージを持たれているでしょうか? 筆者が日本から遊びに来る友人によく聞かれることは『東南アジアの発展途上国だからひったくりとか強盗とかあるの…?』『夜に出歩いても大丈夫なの?』といった治安面に関して少し不安に感じられている質問が多いです。 そこでこちらの記事ではそんな皆さまに、ベトナムに長く住む筆者がリアルなベトナムの治安情報について徹底解説をしていきます! 外務省が出している、ベトナムの安全情報によると、2021年のベトナム国内の犯罪発生件数は41,728件となっております。(日本の同年検挙件数は約25万件) ひったくりやスリなど件数として数えられていない犯罪は多数あると思われますが、それでもベトナムは比較的犯罪の少ない国と言えるでしょう。 また、ベトナム国内にテロや反政府活動などの組織は存在しないと言われており、テロ活動などはありません。デモ活動などもほとんどなく、日常生活において危険を感じることはあまり多くありません。 一般人の銃の携行や薬物も厳しく禁止されており、街中で薬物の乱用者などを見かけることもありません。 一方で、スリひったくりなどの軽犯罪は多発しており、特に観光客や外国人が多いエリアでは注意が必要です。 筆者は実際に4年以上ハノイとホーチミンで生活をしていて、危険な目に遭ったことはありません。 身を守るためにバッグは肩から掛けて前で持つ、携帯電話を外で無防備に使用しない、個人タクシーには乗らないなどの最低限の予防策は行っていますが、びくびくしながら生活する必要性は感じません◎ ですが、もちろん事前に気を付けるべき情報を知っておくことは、被害に遭わないために非常に重要です。 また、ベトナムでもエリアによって治安や気を付けるべきことの違いもあるのでご紹介していきます◎ 首都ハノイは政治のお膝元ということもあり、他都市と比較すると街中で警察を見かけることが非常に多いです。 また、規制も厳しいためベトナムの中でも安全度は高いエリアと言えるでしょう。 ホーチミンでは深夜遅くまで様々な歓楽街が賑わっていますが、ハノイでは基本的に12時を超えるとお店は閉まり、深夜営業は非常に限られたエリアのみとなります。 ハノイで日本人が特に気を付けるべき箇所は2つです。 ①旧市街内でのスリ・ぼったくり 観光客の多い旧市街では人混みにまぎれたスリの被害に気を付けましょう。 観光客は無防備なことが多いことからも、ポケットに入れている携帯電話や背中にかけているリュックからお財布を盗られるなどが発生しています。 ②キンマー・リンランエリアのひったくり 日本食レストランやスーパーなど日本人が多いエリアでスマートフォンのひったくりを警戒しましょう。 アプリでタクシーを呼び、道路で携帯電話を使用しているところを、バイクに乗った人にひったくられるなどの被害です。 また、突然路上で女性に抱きつかれて何事だ!?と思っている間に携帯電話や財布を盗られているという被害も発生しています。 ホーチミンは日本人にとって最も注意が必要なエリアです。観光客や外国人の人数が多いこともあり、外国人を狙った犯罪が起こりやすいです。 そうはいっても筆者は現在ホーチミンに住んでおりますが、一度も危険な目に遭ったことはありません。それどころか先日落としたクレジットカードを誰かが拾って届けていただき無事に戻ってくるという出来事もありました。 ハノイに住んでいた時より身近で被害に遭った話を聞くことも多いので、気を付けるようにしています。 ①歓楽街でのぼったくり ホーチミンは歓楽街が盛んで、日本人の方からぼったくりに合ってしまった話をしばしば聞きます。 明瞭会計で安心できるところへ行くようにしましょう。 ②空港から市内へのタクシーぼったくり 空港に待機している個人タクシーに乗り、メーターが通常の何倍ものスピードで上がっていき高額請求をされることが頻発しています。 ③路上での靴磨き(レタントン周辺) 路上で靴磨きを勝手に行い、その後料金を請求してくるという被害が起こっています。 ダナンはリゾート地として知られておりますが、比較的治安も良好な地域です。 ハノイやホーチミンの様に人口も多くないので、人混みの中スリに合うということも少ないのかもしれませんね◎ のんびりとした街でぼったくりなども多くはないですが、観光客の多いエリアでのスリなどには気を付けるようにしましょう。 街中、特に日本人が多いエリア(ホーチミンのレタントンやハノイのリンラン・キンマー)ではスマートフォンのひったくりに注意しましょう。 被害の典型的なパターンは、GRABで帰りの車を呼んで画面を見ながら路上で待っていたら、バイクの後ろに座っている人にひったくられ、そのまま逃げて行かれるというケースです。 ≪予防策≫ 路上で携帯電話を見る必要がある際は、しっかり抱えるように持ちながら道路と逆側を向いて使用するようにしましょう。 コロナが落ち着いて観光が再開されてからはホーチミンの空港から市内への移動でのタクシーぼったくりをよく聞きます。 メーターが動いておらず、降りる際に高額請求をされるパターン、メーターが通常の何倍ものスピードで上がっていくパターンなどがあります。 それに加えて、外国人で慣れていないことが分かると、お財布を見せるように言ってきて、高額紙幣を抜き取りお釣りを返さないというケースもあります。 ≪予防策≫ ①メーターが正常に動いているかをチェックする。 メーターを隠している時は、つけるように促す。どんどん異常なスピードで上がっていく場合には降りると伝える。 ②タクシーは絶対に正規の乗車場から乗る。 空港内で声をかけてくるドライバーのタクシーには絶対乗らないようにしましょう。③お財布は見せない!空港から1区のレタントン周辺までは12~25万VND程度です。 40万、50万VNDになることはありませんので目安を知っておくことも重要です◎ ④タクシーではなくGRABなどの配車サービスを利用する。 予め金額が決まっている配車サービスを利用するのもぼったくりに合わないコツです。 ホーチミンのレタントン周辺でよく見かける路上の靴磨きには気を付けましょう。 靴磨きセットを持ち歩き、路上で信号などで止まっている外国人に対して勝手に靴磨きを始めます。抵抗しないとそのまま靴を脱がされ、勝手に磨かれ、その後高額料金を請求されるという手法です。 ≪予防策≫ 路上で靴磨きの装備が入った箱を持って足元に近づいてくる人からは離れる。決して靴磨きを始めようとしてもNoとはっきり言い、素早く立ち去りましょう。 どのエリアでも観光客が集まり人口密度が上がる場所にはスリが横行します。 ハノイであれば旧市街、ホーチミンではベンタイン市場やブイビエン通り、ダナンのミーケビーチやホイアンの旧市街などは要注意です! またカフェやレストランで椅子の上にバッグを置いたり、バッグを置いてお手洗いに立つ時には置いて行かないようにしましょう。 ≪予防策≫ ①チャックのあるバッグを持ち、前に抱える。リュックなどを背中に持っていたり、口が開いているバッグはスリに合いやすいので控えた方が安心です。 ②レストランやカフェでもバッグは肌身離さず持っておく。椅子に置いたままトイレへ立つことは避けましょう。 こちらの記事ではベトナムの治安について、また現地でトラブルに巻き込まれないよう気を付けるべきポイントをまとめました。 スリやぼったくりなどと不安に感じることもあると思いますが、ベトナムは総じて治安のよい国だと感じています。 筆者は4年間一度も被害に遭ったこともなく、なくしたクレジットカードが戻ってきたり、日本から遊びに来た友人も含めて危険なことはありません。 しかし、気を緩めると被害に遭う可能性も高まりますし、ベトナムに来てスリやひったくりにあうとせっかくの旅行が台無しですよね。 そのような事態を招かないようにするためにも、最低限の注意を払って行動することをおすすめします◎ 日本より重犯罪は少なく、痴漢などの犯罪もないベトナムは女性の一人暮らしも比較的安心です。 日頃から少し意識を向けるだけで快適で安全な生活を送れるベトナムは旅行にも移住にもおすすめな素敵な国ですよ! こちらの記事がベトナムを訪れる方にとって有益な情報となっていれば幸いです。
- 2024.01.05
【ホーチミン/習い事】子ども向けレッスン情報をお届け
お子様も含めたご家族帯同で海外移住される場合、「子どもの現地での過ごし方」について気になる方も多いのではないでしょうか。 学校や生活環境の他、日本でやっていた習い事は続けられる?新しい習い事にも挑戦できるか? そんな疑問にお答えすべく、「ベトナム/ホーチミンでの子ども向け習い事」について詳しくご紹介していきます! ホーチミンでの子ども向け習い事をご紹介する前に、まずはベトナムでの生活について解説いたします。 ベトナムは南北に長く、日本の4/5の国土面積で「北海道から本州まで」と同じぐらいの大きさです。そのため、都市によって気候が異なります。 都市名 最高気温 最低気温 特徴 北部 ハノイ(首都) 30℃前後 10℃前後 四季がある 中部 ダナン 30℃前後 20℃前後 乾季と雨季 南部 ホーチミン 30℃前後 25℃前後 乾季と雨季 南部にあるホーチミンはベトナムの第一経済都市。多くの海外企業が集まり経済活動が活発なため流行の発信地です。ホーチミンの気候は乾季と雨季に分けられ、平均気温は26℃前後と年間を通して半袖で過ごせるため衣替えが不要です。 ベトナムは大規模なテロや銃を使った凶悪犯罪が比較的少なく、外国人に対するヘイトもありません。女性の一人歩きや夜間外出も問題なく、親切な人が多いなど実際に住んでみて治安が良いと感じる場面がたくさんあります。 基本的にタクシーやドライバー付きの社用車を使った車移動になるため、特に、買い物で大きな荷物がある時や小さな子どもを連れている時の移動が楽に感じます。 また、イオンモールや業務スーパー等、日経食材を扱うスーパーが多数あり、日本と比較してもべトナムではデリバリーや配送サービスが非常に充実しています。配送料が安く、品揃えも充実しているため「小さな子どもがいて、なかなか外出できない」という方も安心で便利な買い物環境があります。 住まいも建物内にプール、プレイグラウンド、ジム付きの選択肢も多くあります。 「ホテルのような設備を備えた住居」が一般的で、コンドミニアム等では自宅の敷地内で子どもを遊ばせることもできます。 この他にもサービスアパートタイプの物件では「掃除」や「ベッドメイク」のサービスがあり、家事の負担を減らすこともできます。 住居に関する情報はこちらのコラムで詳しくご説明していますのでご参照ください。 【ハノイ/不動産】ベトナムでの家探しのポイント(賃貸) ここからは、ベトナム/ホーチミン市にある日本人の子ども向け習い事をご紹介していきます。 ベトナム(ハノイ・ホーチミン)に拠点をおく、日系サッカースクール。 ホーチミン市内では2区、7区、Binh Thanh区、Nha Be区で練習しています。 幼稚園のキッズクラスから中学生対象のジュニアユースコースまで、年齢とレベルに合わせてトレーニングを行っており練習会場までの送迎もあるため安心です。 Web:https://advancefc-hcm.com/ 開校時間:各曜日・コースによって異なります。 休校日:金曜日 日越野球協会は、ベトナムでの野球人口を増やすべく設立されました。 少年野球のサイゴンフェニックスは、体を動かす機会の少ないホーチミン市で 子どもたちにのびのびとスポーツをさせてあげたいという保護者の思いから始まりました。 日本人学校グラウンドで活動しており、対象年齢は小学1年生から中学3年生。初心者、女の子、見学・体験大歓迎とのことで、これから野球をやってみたいという方も参加しやすいですね。 Web:https://www.sgnbaseball.org/ 開校時間:土曜9:00~12:00 日曜 9:00~12:00 2019年にスタートした、ホーチミン1区、7区にある「チアダンス」「体操マット運動」教室。 柔軟、筋トレ、チアモーション、Y字バランスなどのチアダンスの技と、側転などのアクロバット技の練習、ダンスのレッスンを受けることができます。 体験レッスンや見学も可能です。 Web:https://sariischeer.com/ Instagram:https://www.instagram.com/sariischeerdream/?hl=ja 開校時間:各コースによって異なります。 オーバーリミット柔術は柔術の世界で急速に成長しているチームの一つで、アジア各国に教室があるブラジリアン柔道教室です。 ホーチミン1区に常設しており、日本人コーチが指導してくれ、キッズクラスもあります。 Web:https://over-limit.com/overlimitvietnamsaigon/ Facebook:https://www.facebook.com/OVERLIMITBJJSAIGON/ 開校時間:詳細は要問い合わせ。 1973年から日本(S&Fco,.Ltd)で行ってきた水泳プログラムを元にホーチミン、ダナン、ハノイの3都市でスイミングスクールを運営しています。 3歳から10歳までのコースと11歳から15歳までのコースがあり、毎月開催される進級テストにチャレンジし、泳力を向上させていきます。 生徒の自宅または希望のプールでのパーソナルレッスンも行なっています。 Web:https://jp.fujiswimmingclub.com/ Facebook:https://www.facebook.com/FujiSwimmingClubSaigon/ 開校時間:コースにより異なります。 ホーチミン1区レタントンにある英語漬けの環境で子どもを預けることができる新しいデイケアサービスです。 対象年齢は2歳~8歳、外国人講師と日本人スタッフが常駐しています。 2時間からの子どもの預かりにも対応しており、一日だけのスポット利用も可能です。 日本人スタッフが常駐しておりホームページも日本語の案内があるため、英語でのコミュニケーションが不安な保護者の方も安心です。 Web:https://brilliant-kids.jp/ 開所時間:9:00~18:00 休業日:毎週水曜日&ベトナム祝日 タオディエンにある「世界クラスの北欧式インターナショナルプリスクール/幼稚園」です。 18 か月から 3 歳半までのクラス、3.5 ~ 6 歳までのクラス、3歳半から6歳までの放課後アクティビティクラス等発達に応じてクラスがあります。 放課後アクティビティクラスは毎週火曜日と木曜日に利用可能です。 12 か月から 3 歳までの子どもが参加できる無料の「SmartKids プレイグループ」は人気のため参加する際は、早めにFacebookページを確認しておくとよいでしょう。 Web:https://www.smartkidsinfo.com/ Facebook:https://www.facebook.com/SmartKidsInfo/ 開所時間:クラスごとに異なります。 休業日:webページのカレンダーをご参照ください。 ホーチミン1区と7区にあるマンツーマンの英語・ベトナム語教室。 大人向けのコースだけでなく、キッズコースや英検コースもあります。 英語だけでなく、ベトナム語もマンツーマンで学べる教室なのは魅力的ですね。 Web:https://brilliant-vn.com/ 開校時間:各校により異なります。 休校日:ベトナム祝日 北海道を中心に学習塾を展開する練成会グループがベトナムで「レンセイ エデュケーションセンター」を運営しています。 プログラミング等のパソコンスキル、そろばんやパズルなどを学べ、ホーチミン市内に数か所ある教室での対面授業のほか、オンライン学習コースを受講することもできます。 2023年3月からベトナム語教室が新たに開設されています。 Web:https://renseivn-skc.com/ 開校時間:webページのカレンダーをご参照ください。 ホーチミン7区にある「日本人による日本人のためのプロ個別指導塾」です。 2023年12月現在は満席のため、塾生の保護者のご紹介を優先しており『お問合せの場合は、塾生の保護者様を通してご連絡をお願いいたします。』と案内されています。 同校で開講している「日本人算盤教室」は数字が分かれば3歳からでも入塾可能です。 Web:https://one-juku.com/skyview/ 開校時間:週1~通塾可能 ホーチミン市内に5校あり、小学生~高校生まで一斉指導と個別指導コースがある等の幅広いコースがあるのが特徴です。 スクールバスでの送迎もあるため、安心です◎ Web:https://firststudy.net/nikkyo-seminar/index.html 開校時間:各コースによって異なります。 ホーチミン7区とビンタン区にあり、コースは小学生~中学生まで展開、受験に特化したクラスもあります。 「パズル道場」や「英検コース」などもあり、一週間の無料体験授業を受けることができるのもポイントです。 Web:https://waseaca-singapore.com/hcmc/index.html 開校時間:各コースによって異なります。 掲示板やFacebookを利用して個人で習い事や先生を探したり募集したりすることができます。 その他にも学校の課外活動に参加したりすることもできます。 ベトナム掲示板はベトナムに在住している人、ベトナムに興味がある人のためのクラシファイドサイトです。 無料で、会員登録など必要なく自由に投稿でき、習い事でも思いがけずマッチする情報があるかもしれません。 ベトナムは人件費が安く、ベビーシッターを「時給300~600円程度でお願いできる」ということがあります。 子守り以外にも掃除や洗濯、人によってはお料理まで対応可能で、言語も英語話者や日本語話者などによって価格帯がかわってきます。 シッターさんがいると自分の時間を作ることができ、とても頼もしいですね。 子どもが遊んでいる間、大人がお茶できる「キッズカフェ」も多くあります。ベトナムでは子連れでどんどん外食に行けるのも魅力の一つです。 ベトナム人は子ども好きが多く、飲食店で子どもがうるさくしてしまっても肩身が狭くなるような雰囲気は一切ありません。 大きめのショッピングモールには日本でもお馴染みのキッズコーナーがあります。 ボールプールや遊具が充実しており、利用料金も良心的です。買い物のついでに利用できるのもポイントです。 ホーチミン日本人学校の始業時間は8時15分、下校時間は15時30分頃と日本の学校とさほど変わりありません。子どもはスクールバスで通学するため保護者の送迎は基本的に必要なく安心して見送ることができます。 子どもが学校に通ったり習い事をしたるする間、日本人ママたちはどんな風に過ごしているのかいくつかご紹介します。 ホーチミン市内には、おしゃれなカフェが数多くあります。ドリンクは日本の価格の1/2程度と安く、電源やWi-Fiも完備されているカフェが多いため、カフェで勉強をしたり作業をしたりすることができます◎ 日本人のママ友会では「5つ星ホテルでランチ」ということもあり、ホテルランチも2,000円程度~と日本よりもリーズナブルです。 ベトナムはデザインネイルが安くできることも有名です。 価格は1000円程度~で日本では少々贅沢に感じるネイルも気軽にチャレンジすることができます。 お店によっては自宅やホテルに出張してくれるサービスがあります。 マッサージも90分2000円程度~と格安です。 ベトナム式のマッサージだけでなくタイ式や日本式など種類も様々です。 日々の喧騒を忘れて癒しの時間を過ごすことができそうですね◎ 運動不足解消のため「住居に併設されたジムで汗を流す」という方も多くいらっしゃいます。 住居にジムが併設しておりランニングマシンやウエイトトレーニングの器具など一通り揃っていることが多いです。 そこにパーソナルトレーナーを招いてパーソナルトレーニングをすることも可能です。 日本人ママに人気なのは「ベトナム語教室」や「英語教室」で、ベトナムに住み始めた事をきっかけに習ってみようと思われる方が多いようです。 また日本でやっていた趣味を再開したり、ベトナムでの生活をSNSで発信したりする方もいます。 ベトナム・ホーチミンでは子ども向けの習い事は充実しており、スポーツ、語学、学習塾などの習い事があります。 「治安が良い」「買い物環境が充実している」「ベトナム人は子ども好きな人が多い」等から子育てがしやすい国だといえます。 海外で過ごすことで、子どもの将来の選択肢がぐんと広がるかもしれませんね。 ベトナム就職について興味のある方はぜひ「HRナビ べとわーく」にご相談ください!
- 2023.12.18
【ベトナム/生活】現地の日本人コミュニティ事情ってどうなの?気になるその種類とメリットを紹介!
ベトナムでの生活を検討されている方、また生活を始めた方は「海外に住んでから現地で友達や知り合いができる?」という心配される事もあるのではないでしょうか? 今回は「日本人コミュニティ」についてご紹介していきます。 日本人コミュニティとは 海外に住んでいる日本人が趣味やボランティアなどの活動、情報交換や交流を図るために有志で結成する団体。開催は定期的もしくは不定期でコミュニティの活動状況により異なります。 ハノイ・フンイエン・ハイフォン・ダナン・ドンナイ・ビンズオン・ホーチミンと、ベトナム全国各地に日本人コミュニティが存在しコミュニティの種類もかなり豊富です。 スポーツ系(テニス、サッカー、フットサル、野球、卓球、バレーボール、ゴルフ、ダンス、剣道、空手、弓道、ランニング、ボーリング、サーフィン…など) 趣味系(楽器、合唱、写真、そろばん、旅行、映画、写生、天文、茶道、釣り、麻雀…など) 勉強会系(ベトナム語、FX…など) 県人会系 同年代系 同窓会系 その他 などがありスポーツによっては「初心者向け専門」のコミュニティがあるほどです。 その他にも「ハノイで働く女子会」「ローカル食探究会」「サイゴン夜遊び情報シェアの会」「サイゴンワーキングママの会」「ベトナム人奥さん旦那の会」などコミュニティ名を見るだけでも「参加してみたい!」と思うようなコミュニティがたくさんあり、その楽しさが伝わってきますね。 ベトナムで発行されているフリーペーパーには、毎号各地域のコミュニティの情報が掲載されています。フリーペーパーは日系レストランや日系スーパー、ホテルなどで配布されています。 また、インターネット上でフリーペーパーのバックナンバーを閲覧できます。その他にも、クラシファイドサイトやFacebookでもコミュニティを探すことができます。 ベトナム生活情報総合サイト。ニュースだけでなく住宅・食事・教育・健康美容など、より生活に密接した情報が豊富です。クラシファイド(掲示板)の求人・不動産・悩み相談などを簡単に検索することもできます。 同名のフリーペーパーがあり、グルメ、文化、旅行、ビジネス、暮らしなどに関する情報が豊富。ホームページ上でもバックナンバーを読むことができます。 同名のフリーペーパーがあり、ベトナムのニュース・ビジネス・生活情報が豊富。メールマガジンや公式LINEもあります。 ベトナム掲示板はベトナムに在住している人、ベトナムに興味がある人のためのクラシファイドサイトです。無料で、会員登録など必要なく自由に投稿でき、不用品売買・住居シェア・習い事・求人など思いがけずマッチする情報があるかもしれません。 ベトナムには幅広いジャンルのスポーツや趣味のコミュニティが存在します。「ベトナムで働き始めた事をきっかけにスポーツや趣味を再開した」ということもあるようです。また「初心者向け」のコミュニティもあるため、初めての活動でも参加しやすい雰囲気があります。 「ベトナムで暮らす日本人同士」というだけで親近感が湧いてくるもの。日本にいる友達には共感されづらい悩みも共感し合うことができます。さらに同じ趣味やスポーツを通してコミュニケーションできるので、仲良くなりやすいというメリットがあります。 「一つのコミュニティで知り合った友人が別のコミュニティの人を紹介してくれる」ということもよくあります。ベトナムに在住する日本人は2万人程度と諸外国と比較すると少ないかもしてませんが、それゆえ人との距離が縮まりやすくなっているようです。日本に住んでいては知り合えないような人と知り合いになるということもあるかもしれません。 インターネットで何でも情報を手に入れられる現代ですが、意外と知られていないローカル情報や専門分野に詳しい人からの情報やアドバイスなど「人づてからでしか得られない情報」を知ることができる場面が多くあります。 例えば、2020年コロナ禍のロックダウンの際では食料調達の方法を情報交換したり体調を気遣いあったりと、日本人コミュニティの大切さを痛感した人は少なくないようです。 日頃から悩みを共有したり、世間話をしたりすることでストレス解消できるというメリットもあります。たまに日本語でコミュニケーションするとホッとするものだなと実感しています。 海外で住み始めると「周りに知り合いや友人がいない」という状態でスタートする方がほとんどです。単身者や子どもがいない夫婦の場合、ベトナムでは自分から進んで交流の場に出かけていかなければ、なかなか交友関係は広がりません。 一方で、子どもがいる家庭の場合は、子ども関係のコミュニティが自然とできやすく、同じ学校や同じ住居内での知り合いも増えていきます。 「人付き合いが苦手」という人は「日本人と極力関わらない生活をする」ということも可能です。しかし、ふとした現地の疑問や悩みを日本語で話せる人間関係があると、心理的に安定することもあるでしょう。日本人コミュニティは趣味や趣向が似ている人が多く集まるため、友達づくりのハードルが低くおすすめです。 日本人コミュニティに参加する以外にも「日系飲食店」「習い事」「SNS」などで繋がりを作ることも可能です。 他にも、日本人コミュニティではありませんが言語交換コミュニケーションアプリでは「日本語や英語を勉強したいベトナム人」とアプリ上で連絡することができ、現地での疑問や悩みに答えてくれることもあります。英語でやり取りをすれば、英語の勉強にもなりますね。 言語交換アプリTandem: 外国語ネイティブと語学勉強 開発元:Tripod Technology 無料 posted withアプリーチ 言語交換コミュニケーションアプリ。現在地や学習言語に応じて語学学習の仲間にメッセージや音声通話等ができます。日本語や英語を学びたいベトナム人と友達になれるかもしれません。 HelloTalkハロートーク – 英語韓国語勉強&言語交換 開発元:HELLOTALK FOREIGN LANGUAGE EXCHANGE LEARNING TALK CHAT APP 無料 posted withアプリーチ 言語交換コミュニケーションアプリ。タイムライン投稿でお互いの学習をサポートすることができます。日本語を学習したいベトナム人が多数登録しているとの情報もあり、友達が気軽に見つかるかもしれません。 せっかくベトナムに住んでいても「日本人コミュニティにどっぷり浸ってしまう」と、日本語のみで生活できてしまい「日本にいるのと似た状態」になることもあるようです。 語学力をアップさせたい人の場合は、意識して英語やベトナム語を使う環境に身を置くといいかもしれません。 海外で知り合った日本人同士、親近感が湧きやすく何でも話したり聞いたりということがあるかもしれませんが、狭いコミュニティがゆえのうわさ話などは広がりやすく、人間関係に影響を及ぼすということを理解してきましょう。 海外でも相手を尊重するしご縁を大切にすること、初めは距離感を大切にすることをお勧めします。 「海外だから日本語がわかる人はいないだろう」と思って、カフェやレストランなどで大声で好き勝手なことを話すのは控えた方がよいでしょう。特に現地の人を悲しい気持ちにさせるような事は控えましょう。 「日本語が理解できる人も周りにいるかもしれない」ということを忘れないでください。 フリーペーパーでは、以下のようにコミュニティの情報が掲載されています。 ○○会 日時(○曜日)○○~○○ 場所○○ 住所○○ 電話番号○○ メールアドレス○○(主催者名) 気になるコミュニティがあれば、連絡先となっているメールアドレスなどへ連絡をして主催者と直接やり取りをし参加します。簡単な自己紹介文と参加したい日時を伝えるとスムーズです。会費や持参物など気になることは事前に質問しておくと安心ですね。 ベトナムにある日本人コミュニティについてご紹介しました。ベトナムにはスポーツ系、趣味系、出身地系など幅広い種類の日本人コミュニティが存在し、自分にあったものを選択することができます。 ベトナムでも、趣味やスポーツを通して交友関係を広げ、大いに楽しんでいきましょう。
- 2023.12.04
急速に普及するベトナムでのキャッシュレス事情 ~QRコード決済、カード決済など~
ベトナムではキャッシュレス決済が急速に発展しています。キャッシュレス決済の中でも特に「QRコード決済」の利用者数が増えています。そこで今回は、ベトナムでのオンライン決済・キャッシュレス決済について解説していきます。 2018年頃からキャッシュレス決済がトレンドとして取り上げられ、コロナ禍を経てさらにベトナムでも急速に広まったキャッシュレス決済ですが、ベトナムでは特に「QRコード決済」が人気です。理由としては スマホの普及 非接触型の決済 早く、安全で正確な決済 ということが挙げられます。 Statistaのデータによると、2022年のベトナムのスマートフォンユーザー数は6,548万人で、世界第15位、東南アジアでは第3位となり、インドネシアの1億8,770万人、フィリピンの6,970万人に次ぐ利用数です。 さらに、導入店舗側からしても「専門的な機材が不必要のため投資コストが非常に安く、迅速に導入できる」ということもQRコード決済の利用可能店舗が広まった一因と言えます。 2021年10月首相決定No.1813/QDTTgとして「2021~2025年のベトナムの キャッシュレス決済の発展枠組みに関する合意」が発表され、多くの目標が示されました。 例えば、 2025年までにeコマースにおけるキャッシュレス決済比率を50%以上とすること。 15歳以上の成人の銀行口座保有比率 を80%以上とすること。 キャッシュレス決済の件数・金額の伸び率を年平均20~25%とすること。 モバイル決済の取引件数の伸び率を年平均50~80%、金額の伸び率を同80~100%とすること。 キャッ シュレス決済を行う個人や企業の比率を40% 以上とすること などを掲げています。 国全体でキャッシュレス決済を推し進めていく政策がとられています。 ベトナムのQRコード決済は、映画や飛行機のチケット購入、通信費、光熱費や水道料金の支払い、衣類、化粧品、家電製品の購入に至るまであらゆるサービスで利用可能です。 州立銀行の統計によるとベトナムにて、QR コードによる決済は、2023年1-7月は2022 年の同時期と比較してQRコードでの決済数が124.15%、金額で16.12%増加しています。 2023 年5月にベトナム国立銀行 (SBV) が開催したイベントでは、ベトナム国立銀行のグエン・ティ・ホン総裁が「ベトナムの成人の約74.63%が銀行口座を持っている」と発表しました。 2017年には3割台だった銀行口座保有率のため「ベトナム人の銀行口座保有率は低い」と言われてきましたが、ここ数年で急速に保有率が伸びてきています。 現在ベトナムではモバイルマネー口座が広く一般的に開設され、日常生活の一部となっています。都市部のみならず田舎にもサービスが浸透しています。 国家銀行(SBV)が労働新聞社と協力して開催したワークショップ「ベトナムにおける電子決済市場の発展促進」で発表されたデータによると、2023年7月時点で国内で流通しているクレジットカードの枚数は81万1,400枚以上に達し、2022年の同時期と比べて42.5%増加しました。 2023年7月末時点で、ベトナムには国内クレジットカードを発行するカード発行会社が15社あり、それらの平均成長率は 29.6%/年で、国際クレジットカード会社の平均成長率17.72%/年よりも高くなりました。 しかし現時点では、ベトナムでは国内クレジットカードの普及率が低いとされており、農村部に約6,300万人の人口を抱えるベトナムでは、ベトナムの人口のわずか4%強しかクレジットカードを所有していません。 同ワークショップでは今後、国内クレジットカードを「国民的クレジットカード」として、学生や非熟練労働者、季節労働者など収入源が少なく不安定な顧客層を含む、あらゆる顧客層・あらゆる分野に普及を目指すとしました。 以上のようにベトナムに浸透しつつある便利なキャッシュレス決済ですが、ベトナム旅行中の外国人やベトナムで就労する外国人は、キャッシュレス決済の恩恵を受けることができるのでしょうか? 以下より、ベトナムにおける外国人のキャッシュレス決済について解説していきます。 ベトナムでは2019年まで旅行者でも銀行口座開設が可能でしたが、2020年以降は法規制が厳しくなり、旅行者や非居住者の口座開設は不可となりました。 2023年現在も銀行口座開設ができるのは12ヶ月以上のベトナム滞在許可を取得している方のみです。 オンライン決済の利用登録はどのアプリも基本的に「ベトナムの携帯番号」「ベトナムの銀行口座」が必要となるため、QRコード決済などのオンライン決済の利用は基本的には長期滞在者向けとなっています。 都市部の大きな店舗を中心にクレジットカードが利用できるところが数多くあります。最近では、クレジットカードに付帯したタッチ決済が可能な店舗もあり、パスワードの入力などがなく迅速に支払いを済ませることができます。 ベトナムではクレジットカードよりもデビットカードが主流。支払いがすぐに確認できるデビットカードでの決済が安心でスムーズです。 しかし、市場や個人商店・昔ながらのローカルレストランなどではクレジットカード支払いが普及していないところもあるため、小額紙幣を中心に現金を持ち歩くと安心でしょう。 2021年に開業したハノイメトロではICカードでの入場方式も導入されています。チャージは駅に設置されたチャージ機を通して行います。 ホーチミン市都市鉄道管理局(MAUR)は2024年開業を控えているホーチミン市内地下鉄では、「乗車券として、ICカードを導入する」と発表しています。 ベトナムでは交通系ICカードはあるものの、日本のようにコンビニ等では利用できません。今後ベトナムの公共交通機関の発展に伴って、交通系ICカードの利用場面も広がっていくのかもしれませんね。 2023年3月からMBBankアプリのQRコード決済サービスが日本での支払いに利用できるようになったとニュースになりました。 MBBankアプリのユーザーは「訪日時に、MB Bank決済対応を申し込んだStarPay加盟店にて、MBBankアプリを使って、デビッド方式にて日本で支払いができる」ということです。利用可能店は「ホームセンターコーナン」「コーナンPRO」「キャンプデポ」や「アルペン」「スポーツデポ」「ゴルフ5」などです。 ベトナムで働く長期滞在者にとっては、ベトナムで利用している決済アプリが日本国内でも使用できるようになったことで利便性が高まりすね。今後も、訪日ベトナム人の増加に伴って加盟店が増えることが期待されています。 また、ベトナムの大手銀行の発行するキャッシュカードには、デビットカードの機能もついていることがほとんどです。 ベトナム国内での使用はもちろん、日本を含むベトナム国外でATMからのキャッシング、デビットカードとしてのお買い物が可能です! ベトナム現地で生活する方にとっては、敢えて日本に行くからといって日本円を準備する必要がなく、そして円安などの為替の影響も受けなくてすむのは魅力的で非常に便利です! 今回はベトナムのオンライン決済・キャッシュレス決済事情について解説しました。国を挙げてキャッシュレス社会を目指すベトナム。銀行口座普及率の大幅な上昇など、その成長は目が離せません。 その一方でキャッシュレス決済の増加に伴い金融犯罪などリスクがあることも利用の際にはお忘れなく! ベトナムで働く人はオンライン決済に登録するとクーポンやキャンペーンなどの恩恵が受けられ、より便利で暮らしやすくなることは間違いないでしょう。 この記事が参考になりましたら幸いです。













