グローバル化が進む今日、外国人とコミュニケーションをとる機会はますます増えています。しかし、外国人とコミュニケーションをとるのは、文化や言語の違いが原因で難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは外国人、特にベトナム人とのコミュニケーションを円滑にする10のコツをご紹介します。
1. 相手の文化を理解する

大前提として、ベトナムで生活する以上、ベトナムの文化を理解することは、円滑なコミュニケーションをとるために欠かせません。相手の文化の価値観や習慣を学び、配慮するようにしましょう。
相手の文化を理解することで、相手の言動の意図を理解することもできます。
例えば、日本では、目上の人に対して敬語を使わないのは失礼とされています。また、アメリカでは、初対面の人に対して握手をするのが一般的です。このような文化の違いを理解しておくことで、相手に失礼な態度をとってしまうことを防ぐことができます。
また、中国では、相手の欠点を指摘することは、信頼関係を築くための方法とされています。しかし、日本では、相手の欠点を指摘することは失礼とされています。このような文化の違いを理解することで、相手の言動に腹を立てたり、誤解したりすることも防ぐことができます。
ベトナムで生活する際には、他人に対して敬意を払うことが大切です。当たり前のことですが、挨拶をする、目を見て話す、お礼を言う、など礼儀正しい態度を心がけましょう。
また、とりわけ年長者を敬う文化は日本以上に高いため、覚えておくとよいでしょう。
2. 相手の言語を学ぶ

相手の言語を学ぶことは、コミュニケーションをとる上で大きなアドバンテージとなります。
たとえ流暢に話せなくても、簡単な挨拶やフレーズを覚えておくだけで、相手との距離を縮めることができます。
また、相手の言語を学ぶことで、相手の文化や価値観をより深く理解することができます。ベトナム語での挨拶は昼夜問わず、シンチャオが主流なので使いやすいです。
- こんにちは: Xin chào! (シンチャオ!)
- さようなら: Xin chào tạm biệt! (シンチャオタムビエット!)
- ありがとう: Cám ơn (カムオン)
- どういたしまして: Không có gì, (コーンコーギ)
- はい: Vâng! (ヴァン)
- いいえ: Không! (コーン)
- さようなら: Tạm biệt! (タムビエット!)
簡単な挨拶
3. オープンマインドで接する

ベトナム人とコミュニケーションをとる際には、オープンマインドで接することが大切です。相手の文化や価値観を受け入れ、自分とは違う意見を尊重しましょう。
例えば、アメリカでは、個人主義が重視されており、自分の意見をはっきりと言うことが一般的です。しかし、日本では、集団主義が重視されており、自分の意見を押し通すことはタブー視されてきました。このような文化の違いを理解し、相手の意見に耳を傾ける姿勢を持つことで、相手との信頼関係を築くことができます。
ベトナムでは、回りくどい表現や、オブラートに包んだような物言いの人は少なく、日常会話や恋愛事情においても、ストレートな表現が主流です。
日本と比較すると、好き嫌いがはっきりしていますし、プライベートな内容も話題になりやすいです。
それが普通なのだと理解できれば、すぐに仲良くなること間違いなしです◎
4. ジェスチャーやボディランゲージを使う

言葉がうまく伝わらない時には、ジェスチャーやボディランゲージを使って、自分の意思を伝えましょう。ジェスチャーやボディランゲージは、言葉の代わりに自分の気持ちを表現したり、相手の気持ちを理解したりするのに役立ちます。
筆者も時折ローカル市場で買い物をしたり旅先で訛りの強いベトナム語が一切、聞き取れず困ることがありますが、ベトナム人は本当に優しい人が多いので、ほとんどの場合がジェスチャーで何とかなります。
このように、ジェスチャーやボディランゲージを上手に使うことで、言葉の壁を超えてコミュニケーションを取ることもできます。
国によって同じジェスチャーでも異なる意味を表すことがありますので、失礼にあたらないか事前に調べておくことをお勧めします。
5. ゆっくりと話す

ベトナムに住んでいる以上、ベトナム語ができるに越したことはありません。
しかしベトナムは日本語学習人数が世界トップクラスのため、日本語が話せる方にお世話になることも多々あります。
ハノイやホーチミンにある日本人街と呼ばれるエリアに行けば、レストランでもスーパーでも日本語が通じます。しかし、私たちがネイティブの英語が早くて聞き取りづらい様に、スタッフの方は母国語を話すネイティブスピーカーと同じスピードで話せないかもしれません。ゆっくりと話すことで、相手にあなたの言葉を聞き取りやすくすることができます。
また、ゆっくりと話すことで、発音やアクセントが間違っていても、相手があなたの話していることを理解しようとしてくれます。汲み取ろうとする気持ちが相手とのコミュニケーションを円滑にするコツの一つです。
なによりも、ベトナムの地に住みながら日本語で助けてもらえることに感謝したいものですね◎
6. 相手の話を聞く

相手の話を聞くことは、コミュニケーションの基本です。相手の話を遮らず、最後まで聞き入れましょう。
相手の話をよく聞くことで、相手の考えや気持ちを理解することができます。さらに、相手との信頼関係を築くことができます。
7. 質問する

相手のことをよく知るためには、”質問をすること”が大切です。質問することで、相手のことをより深く知ることができ、沢山共通の話題を持つことができます。
ベトナム人の方と仲良くなりたい時には、家族の話を聞いてみることがとてもおすすめです。彼らは非常に家族の結びつきが強く、大切にしています。そのため、相手の家族のことを質問すると喜んで答えてくれ、距離が近づくので気付けば家族のパーティーに呼ばれることもよくあります。
筆者は、ベトナム人の友人のお父さんの誕生日パーティーでカラオケを披露するほど、家族ぐるみでお世話になっています。
8. 笑顔で接する

笑顔は、相手との距離を縮めるのに最適な方法です。たとえ緊張していても、できるだけ笑顔で接するようにしましょう。相手に安心感を与えることができます。
更に、エンドルフィンの放出を引き起こす笑顔は「幸せホルモン」の生成を促します。ストレスや不安を軽減し、全体的な幸福感を高めるのにも役立ちます。
ベトナム人はニコニコ明るい人が多いため、こちらも元気に笑顔で接すると喜んでもらえます。
笑顔は、世界共通の最高の武器ですね◎
9. 失敗を恐れない

外国人とコミュニケーションをとる中で、失敗することは誰にでもあることです。失敗を恐れて話さない、返事をしない、顔をそむけるなど、やってしまいがちですが、アウトプットの機会を失うだけでなく、相手を不快にさせてしまうかもしれません。
ベトナム人はお喋りが大好きです。失敗を恐れずどんどんコミュニケーションを取りましょう。
10・心理学も時には大切
心理学は、人々の行動や思考を理解し、予測しようとする学問です。心理学には、人々をよりよく理解し、コミュニケーションを円滑にするための多くの応用があります。頼り過ぎはいけませんが、心理学はビジネスシーンでも多く活用されているので、覚えておいても損はないでしょう。
1.ミラーリング効果
ミラーリング効果とは、相手の仕草や表情を真似することで、相手との親近感を高める効果です。外国人とコミュニケーションをとる際には、相手の仕草や表情を真似してみましょう。そうすることで、相手はあなたに親しみを覚え、コミュニケーションが円滑になります。
2.ベクトル法則
ベクトル法則とは、人の視線の方向に自分の視線を合わせることで、相手との信頼関係を築くことができるという法則です。外国人とコミュニケーションをとる際には、相手の視線の方向に自分の視線を合わせてみましょう。そうすることで、相手はあなたを信頼し、コミュニケーションを取りやすくなります。
3.ハロー効果
ハロー効果とは、人の第一印象が、その後の印象に影響を与えるという効果です。外国人とコミュニケーションをとる際には、第一印象を良くするように心がけましょう。そうすることで、相手はあなたに対して好印象を抱き、会話をするチャンスが増えるかもしれません。
4.カタルシス効果
カタルシス効果とは、自分の気持ちを相手に話すことで、気持ちが楽になるという効果です。外国人とコミュニケーションをとる際には、自分の気持ちを素直に話しましょう。そうすることで、コミュニケーションが円滑になります。
5.自己一致性原理
自己一致性原理とは、自分の行動や言動が一貫していることで、相手から信頼されるという原理です。外国人とコミュニケーションをとる際には、自分の行動や言動に一貫性を持たせるようにしましょう。しかし柔軟性は必要なので、頑固になりすぎないように注意しましょう。
まとめ
子どもの頃は簡単だった友達作り、歳を取るにつれて、なぜか、新しい友人を作るのは難しく感じてしまうものです。しかし、陽気な人が多いベトナムなら、すぐに仲良くなれること間違いなし!!
お酒を飲む方は、ビアホイと呼ばれるベトナムのローカル居酒屋でベトナム流の乾杯をしてみると、距離がぐっと近づきます。
非常に初歩的な内容が多いですが、それだけ素直に向き合ってくれるのがベトナムの国民性です。つい忘れがちなコミュニケーション。毎日の通勤、通学路や買い物の際にちょっとしたお話をしてみると、素晴らしい出会いがあるかもしれませんね。
ベトナム情報週刊コラム
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