ベトナムでの生活や旅行の際に注意するべき14のポイント

ベトナムでの生活や旅行の際に注意するべき14のポイント

ベトナム移住や旅行を考えている方にとって、日本とベトナムの違いは事前にリサーチしておきたい重要項目です。

短期間の滞在であっても文化や治安の違いに驚くことがたくさんあるでしょう。

また、文化の違いを理解していないために危険な目にあってしまったり、マナー違反の行動をしてしまう可能性もあります。

こちらの記事では、ベトナム移住・旅行が初心者の方でも安心してベトナムライフを送れるよう、知っておきたいベトナムでの注意点を14個ご紹介していきます◎

是非最後まで読んでみてくださいね!

 

 本記事で取り上げる注意点14個

  • ①麺類は音を立ててすすらない!
  • ②おしぼりや水・お茶は有料!
  • ③お会計は絶対にチェックする
  • ④器に口をつけない
  • ⑤箸やスプーンは使う前にしっかりと拭く
  • ⑥信号はあってないようなもの
  • ⑦タクシーメーターの動きに注意!おすすめはGRAB◎
  • ⑧道路で強い順番は“バス>車>バイク>歩行者”
  • ⑨水道水は飲まない✕
  • ⑩トイレットペーパーは流さない
  • ⑪スリ、路上のひったくりに注意!
  • ⑫政府関連施設・警察などの写真撮影は禁止
  • ⑬詐欺に注意
  • ⑭航空機内で窃盗に注意

 

食事・レストラン編

①麺類は音を立ててすすらない!

日本でラーメンやうどんを食べる時はズズズッとすすって食べる方が美味しそうに感じますよね。

でもここベトナムではすすって食べるのはマナー違反なのです。ましてや音をたててすすって食べるのは、行儀が悪いと嫌な顔をされる可能性が高いので注意してください

ベトナムの代表料理フォーを食べる時、ベトナムの方はスプーンに麺を乗せて一口ずつ口に運びます。

郷に入っては郷に従え。皆さんも真似してベトナム流の食べ方で味わいましょう◎

 

②おしぼりや水・お茶は有料!

日本にいると当たり前に、無料で出てくるおしぼりやお茶。

実はおしぼりやお水はローカル店では有料なところがほとんどです。おしぼりは机に置かれますが、使わずに未開封のまま置いておけばお金はかかりません。

使用した場合、1枚につき2,000~5,000VND (15~30円程度)料金が加算されますが、基本的には記載がなく自動的にお会計に追加されているので知っておきましょう。

未使用にもかかわらず、お会計に含まれている場合もあるので注意してください。

備え付けのティッシュペーパーやナフキンなどの乾いたペーパーは、基本的に無料です。

 

③お会計は絶対にチェックする

日本にいても注文内容のチェックはした方が良いですが、ベトナムではお会計ミスはよくあります。

意図的ではなくても店員さんが間違えてしまうことも多々あるので、寛容な気持ちでこちら側がチェックしましょう。

不明な注文やミスがあれば支払い前に伝え、修正してもらうようにしてください。支払い後に伝えても交渉がうまくいかない可能性が高いので、必ず支払い前に確認しましょう!

ごめんね~!と笑いながら正しいお会計を持ってきてくれますよ◎

 

④器に口をつけない

日本ではお味噌汁や丼を食べる時など、器に口をつけて食べることはよくありますよね。

ここベトナムではご法度です!慣れるまでは少し食べづらいかもしれませんが、スプーンで一口ずつすくって飲むようにしてください。

フォーが美味し過ぎるあまりに、丼を持ち上げて口をつけてスープを飲む…というのは避けてくださいね!笑

 

⑤箸やスプーンは使う前にしっかりと拭く

ベトナムでは東南アジアの雰囲気を存分に感じることのできる、ローカル屋台がいたるところで営業しています。美味しいB級グルメがたくさんありますが、食べる前には注意が必要です。

一見きれいに見えるやスプーンであっても、ウェットティッシュなどで一度拭き取ってから使うようにしてください。

日本ほど衛生に関する意識が進んでおらず、店舗によっては食器を洗った洗剤などが残留している可能性があります。

 

 

交通編

⑥信号はあってないようなもの

ホーチミンやハノイの大通りなどは比較的信号が守られますが、一本通りに入ると青信号だから大丈夫と思って渡っていてもバイクや車が来る可能性があるので注意してください。

正直なところ、ベトナムでは信号無視は日常的にみられる光景です。赤信号でも車やバイクが来ていなければ渡っていく、身の安全は自分で守るというのがベトナムのスタイルです。

また、日本では横断歩道・歩道橋がないところで道路を横断することはまずないと思いますが、ベトナムでは比較的どこでも横断してしまう習慣があります。
車やバイクが来る方向を見ながら一定のペースで歩いていると、彼らが避けてくれますので慣れるとどこでも渡れるようになります◎

初めは急がなければと思い走ってしまいそうになりますが、車やバイクが避けることができるようにベトナムではゆっくり渡るのが鉄則です。

筆者は慣れ過ぎてしまい、日本から訪れた友人がなかなか渡れずにいたところを置いていきそうになってしまいました!笑

 

⑦タクシーメーターの動きに注意!おすすめはGRAB◎

日本人がベトナムに住むとなると、日常的にタクシーを利用することでしょう。

マイリンタクシー、ビナサンタクシーなど比較的安心して乗れると言われるタクシーもありますが、それらを模したタクシーや流しのタクシーには要注意です。

一般的なタクシーの数倍のスピードでどんどんメーターが上がり、正規価格の数倍の料金を請求されました…なんとこともしばしばあります。

そのため筆者のおすすめは、配車サービスアプリGRABでGRABタクシーを呼ぶこと◎

予め乗車場所・目的地を設定すると料金が表示されたうえで予約することができるので、明瞭会計で安心です!

支払いも事前にカード決済登録をしておけばその場でキャッシュのやりとりがないのでスムーズですよ。

 

⑧道路で強い順番は“バス>車>バイク>歩行者”

日本では歩行者が何よりも優先されますよね。横断歩道は歩行者が渡りきるまで待たなければいけないのが当たり前。

しかしここベトナムでは、大きい乗り物がより強い弱肉強食の世界です。

バスは専用レーンがあったり、猛スピードで走っていくので歩行者やバイクや自ら避けてぶつからないように注意する必要があります。

また、横断歩道の表記は各所にありますが、車やバイクは一時停止することはほぼないため実際に横断歩道を渡る歩行者はあまり見かけません。

信号や交通ルールよりも自分の目で見て車やバイクが来たら避ける、という行動が非常に重要です◎

 

治安・生活編

⑨水道水は飲まない✕

ベトナムでは水道水は飲めませんので、飲み水はミネラルウォーターを購入しましょう。

最近はあまり聞きませんが、ローカルレストランの生野菜などは水道水で洗ったものを出していることがほとんどなのでお腹が弱い方は注意してください。

レストランやカフェは氷を購入しているところが多いので安心して飲めることがほとんどです。

500mlのペットボトルが20~30円程度で購入でき、自宅用の20Lボトルでも400円前後ととてもリーズナブルですよ◎

筆者は自宅での料理には全てミネラルウォーターを使用していますが、人によってはスープやお米を炊くなどの火を通すものは水道水を使用しているという方もいます。

お水についての詳細記事は下記をご参照ください。

ベトナムの水道水は安全?気になる現地の水事情について解説

⑩トイレットペーパーは流さない

ベトナムの多くのトイレではトイレットペーパーを流さずに、ごみ箱に捨てます。

トイレの排水管が細く、水圧も弱いため流すと詰まってしまうことがしばしばあります。

“トイレットペーパーを流さないでください”と記載があるトイレでは、備え付けのごみ箱に捨てるようにしましょう。

 

⑪スリ、路上のひったくりに注意!

ベトナムは比較的治安がよく重犯罪はあまりありませんが、観光客が多いエリアでのスリやひったくりはたまに耳にします。

筆者は4年近くベトナムに住んでいますが、幸いにもスリやひったくり、ぼったくりなどにあったことはありませんが、路上でスマートフォンを取られてしまった知人がいます。

アプリでタクシーを呼び、路上ドライバーの位置情報をスマホで見ているところを、バイクで通り過ぎるひったくり犯に持っていかれるという手口が多いようです。
外国人は言語の壁があり泣き寝入りしやすいと思われており狙われやすいのかもしれません。

路上でスマホを見る時には道路に背を向けて確認するようにしましょう!

 

⑫政府関連施設・警察などの写真撮影は禁止

ベトナムは社会主義国です。政府関連施設・軍事関連施設や路上に立っている警察の写真を撮ることはご法度ですので注意しましょう。

もし知らずに撮っていたら撮影NGと言われますので、速やかに言うことを聞くようにしてください。

ベトナムで警察や政府の方とトラブルは禁物ですよ!

 

⑬詐欺に注意

昨今被害が急増しているのが「イカサマ賭博被害」です。日本人が好き、日本が好きなど親近感を与えるような言葉を巧みにかけ、賭博に誘い込み、ある程度勝たせたところで、すべての掛け金を失わせるような事案が発生しています。

ベトナムにおいては賭博は法令違反で、被害を受けても警察などへ相談がしにくく反対に被疑者として捉えられてしまうケースもあります。

以下はベトナムの日本国総領事館が発表している被害の実例です。日本での普段の生活同様に、知らない人にはついていかない、賭け事には参加しないといった意識を徹底してきましょう。

・ケース1
ホーチミン市内を歩行中、「日本が好きだ」と言う外国人男性に英語で声を掛けられ、徐々に親近感を覚え、その人物に誘われるがまま自宅に付いて行った。その後、ブラックジャックの必勝法があるとの話を聞きゲームに参加したところ、最後の1ゲームで全ての掛け金を失った。その後、掛け金が上がり、付近の宝石屋にて邦貨約70万円のキャッシングを強要された。

・ケース2
ホーチミン市内を観光中、片言の日本語を話す外国人男性に声を掛けられ、その人物の自宅で昼食に招かれた。その後、カジノのディーラーをしているという男性が現れ、ブラックジャックの必勝法の説明を受けた。説明後、タイミング良く、宝石商をしているという女性が現れるが、一切のギャンブルへの参加を拒絶したことから、金銭被害を受けることはなかった。

引用:イカサマ賭博被害に係る注意喚起について | 在ホーチミン日本国総領事館

 

⑭航空機内で窃盗に注意

ベトナムでは昨今、航空機の頭上の収納棚に入れたバッグや土産品が盗まれる、トイレに行った際に座席に置いておいた貴重品が盗まれるといった被害が発生しています。

海外で生活する際や旅行の際には、日本の感覚は忘れ、身の回りの物については常に注意を払う必要があることを覚えておきましょう。

日本領事館からは以下のような対策が紹介されています。

・頭上の収納棚に貴重品を入れることなく、肌身離さずご自身の見える範囲で保管する。
・トイレ等をご利用される際に、貴重品を座席付近に置きっ放しにしない。
・機内の電灯が消灯した後は、より一層、貴重品の管理を行う。

大きな荷物などは収納棚に保管せざるをえませんが、スマートフォンやお財布などは肌見放さず身につけておきましょう。

また飛行機だけではなく、飲食店での食事中や観光の際にも同様の注意が必要です。

引用:航空機内での窃盗被害に係る注意喚起について | 在ホーチミン日本国総領事館

 

補足:万が一犯罪の被害に巻き込まれてしまったときは

ベトナムでの生活や旅行中に万が一犯罪の被害に巻き込まれてしまった場合は、関係系機関へ速やかに連絡することが重要です。言葉や文化の違うベトナムでは決して自身で解決しようとするのではなく、公的機関を頼るようにしてください。

以下が万が一の際にサポートを受けることのできる、公的機関連絡先の一例です。

・公安連絡先一覧:https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/anzen/chui_kanki.htm
※ベトナム語での対応になるため、ホテルの従業員などのベトナム人にサポートを求めることをお勧めします。

・ホーチミン市観光局( http://visithcmc.vn/
※「1022」に架電し、自動音声で「8」を押す(英語対応も可)

・ベトナム空港会社( https://vietnamairport.vn/en/
電話:3848-5383

引用:犯罪被害に遭ってしまったら | 在ホーチミン日本国総領事館

まとめ

ベトナムのマナーについてご紹介しましたが、いかがでしょうか?

ベトナムは親日国家で、人懐っこい性格の陽気な人がとても多い国です。彼らの優しさに何度も救われ、ベトナムが大好きになった筆者は、気付けば住み始めて4年が経過していました。

そんなベトナムですが、日本とは異なる文化がたくさんあり、驚くことも多々あります。

ベトナムに足を運んでいる以上、相手の文化を尊重しルールを守って楽しみたいものですよね◎

来越前に現地のルールやマナーを知っておくことで、不安も解消されスムーズに生活のスタートや楽しい旅行が可能です。

滞在するうえでの心構えをして、皆様の来越がトラブルのないスムーズな新生活や旅行になることを願っております。

 

HRnavi べとわーく編集部

執筆者HRnavi べとわーく編集部

べとわーくを運営するHRnaviは、創業15年、ベトナムで唯一日系企業に特化したローカル人材会社です。また、べとわーく編集部は、ベトナム在住歴10年以上のメンバーを中心に構成しています。ベトナムにおけるお仕事、生活情報など、在住歴が長い人しかわからないようなコアな情報をお届けします。

有料職業紹介事業者の登録番号:No. 21862/SLĐTBXH-GP(更新日:2020年8月10日)

ベトナム情報週刊コラム

2025年改正!ベトナム最新法令で変わる外国人労働許可の手続き
2025.11.07
2025年改正!ベトナム最新法令で変わる外国人労働...
2025年8月7日に施行されたベトナムの新しい政令第219/2025/NĐ-CPは、外国人労働者の労働許可(WP)に関する手続きを大幅に簡素化し、企業や外国人労働者にとってより柔軟で効率的な制度へと進化しました。この記事では、旧法令(政令152/2020/NĐ-CPおよび70/2023/NĐ-CP)との比較を通じて、改正内容の詳細、メリット・デメリット、実務上の留意点を日本人読者向けにわかりやすく解説します。   ベトナム政府は、急速な経済成長とデジタルトランスフォーメーションの進展に伴い、外国人労働者の受け入れ制度を見直し、より効果的で透明性の高い管理体制を構築することを目的としています。政令219は、これらの目的を達成するために、手続きの簡素化、審査期間の短縮、優先分野での免除対象の拡大など、さまざまな改革を実施しました。   項目 政令152/2020/NĐ-CP / 70/2023/NĐ-CP 政令219/2025/NĐ-CP 審査期間 労働需要報告:5営業日 労働許可申請:5営業日 一括申請:10営業日以内 免除対象 高額投資家、専門家、技術者など 高額投資家、専門家、技術者、短期出張者(年間90日未満)、優先分野の専門家など 経験要件 専門家:学士号+3年経験 技術者:1年訓練+3年経験 または 5年経験 専門家:学士号+2年経験 技術者:1年訓練+2年経験 または 3年経験 手続きの簡素化 労働需要報告と労働許可申請は別々の手続き 労働需要報告と労働許可申請を一括申請 有効期間 労働許可証の延長は1回、最大2年 労働許可証の延長は1回、最大2年 多拠点勤務 各地で別々に申請が必要 1つの労働許可証で複数の省で勤務可能、3日前に通知 報告義務 半年ごとの外国人労働者報告が必要 半年ごとの報告義務は廃止 オンライン申請 一部可能 全国公共サービスポータルを通じて完全オンライン対応   1. 手続きの簡素化と審査期間の短縮 政令219では、労働需要報告と労働許可申請を一括で行うことが可能となり、審査期間が従来の約10営業日から10営業日以内に短縮されました。これにより、企業は迅速に外国人労働者を受け入れることができ、業務の効率化が期待されます。 2. 免除対象の拡大 新たに、年間90日未満の短期出張者や、金融、科学技術、イノベーション、国家デジタルトランスフォーメーションなどの優先分野での専門家が労働許可証の免除対象に追加されました。これにより、特定の分野での外国人労働者の受け入れが容易になり、専門性の高い人材の確保が進むと考えられます。 3. 経験要件の緩和 専門家や技術者の経験要件が緩和され、特に優先分野での採用が促進されることが期待されます。これにより、若手の専門家や技術者の受け入れが進み、産業の発展に寄与することが期待されます。 4. 多拠点勤務の柔軟化 1つの労働許可証で複数の省で勤務が可能となり、3日前に通知するだけで済むようになりました。これにより、企業は柔軟な人材配置が可能となり、業務の効率化が図られます。 5. 半年ごとの報告義務の廃止 半年ごとの外国人労働者報告義務が廃止され、企業の事務負担が軽減されました。これにより、企業はより効率的に人事管理を行うことができます。   ⚠️ 留意点とデメリット 実務上の対応:新たな手続きや要件に対応するため、企業は人事部門の体制強化や、関連する書類の整備が求められます。 免除手続きの確認:免除対象となる場合でも、事前に関連機関からの確認が必要な場合があるため、注意が必要です。 オンライン申請の準備:全国公共サービスポータルを通じたオンライン申請に対応するため、システムの整備やスタッフの教育が必要です。   政令219/2025/NĐ-CPの施行により、ベトナムにおける外国人労働者の受け入れ制度は大きく変革されました。手続きの簡素化や免除対象の拡大により、企業はより柔軟かつ迅速に外国人労働者を受け入れることが可能となり、競争力の向上が期待されます。一方で、新たな要件や手続きに対応するための準備が必要であり、企業はこれらの変化に迅速に対応することが求められます。 今後もベトナムの労働市場は変化し続けると考えられます。企業は最新の情報を常に把握し、適切な対応を行うことで、持続可能な成長を実現できるでしょう。
【エコパーク】ハノイ市内から1時間圏内!緑豊かなお出かけスポットの魅力をご紹介!
2025.11.07
【エコパーク】ハノイ市内から1時間圏内!緑豊かな...
ハノイ市内から車で1時間圏内に位置する子供から大人まで大人気の新スポット、“エコパーク”を知っていますか? この記事ではエコパークの見所や、ハノイからの行き方など魅力をドドンと紹介! 陶器で有名なバッチャン村の近くにあり、ハノイからすぐに行けるので、休日に少し足を伸ばしてお出かけしてみてはいかがでしょうか?   写真参照元:Ecopark Facebook エコパークは、川に囲まれた好立地に位置する、ベトナム北部で最も住みやすいエコ都市として開発されている区域です。 かつてロンドン・パリ・ウィーンなど世界の各都市が川のほとりで繁栄したことから、エコパークも川に囲まれたエリアに作ることで、発展しやすい環境を選んだそうです。 東京ドーム100個分を超える、500ヘクタールの面積に緑あふれるエコパークを建設するプロジェクトが2009年にスタートし、今年で14年目を迎えました。 日本の野村不動産株式会社なども参画する一大都市として、今もなお建設中のエリアがあり、完成は2030年を予定しています。 4つの大きな公園、数百万本の木々、スポーツエリア、エンターテイメントエリア、商業施設、教育施設など生活に必要な全てを包括的なシステムで備え、都市機能と自然を兼ね備えたエリアの開発をしています。 2012年・2013年にはASIA PACIFIC PROPERTY AWARDS(アジア太平洋不動産賞)にも採択されました。 そんなエコパークは住むだけでなく、ハノイっ子にとって休日に訪れるお出かけスポットとなっており、1日楽しむことができます。 こちらの記事では魅力あふれるエコパークを紹介していきます。   なによりも嬉しいのが、自然にあふれているという点!緑や水辺などの自然が100ヘクタールと敷地面積の1/5を占めているので緑がいっぱいです。 各ヴィラにも緑がたくさんあり、公園など至る所に木々が生い茂るエコパークは、どこにいてもリラックスできる憩いの場です◎ ハノイの中心部に住んでいると、自然に囲まれた空気のきれいな場所を訪れたくなりますよね。 山などのハイキングコースもいいですが、整備された歩きやすい道の中に自然がたくさんあるので、小さなお子さんと訪れたり犬を連れて行くのもいいですね!   名前の通り白鳥がいる湖、スワンレイク。こちらはエコパークの中でも必見のスポットです。 スワンレイク周辺では子供が自転車をこいだり、凧揚げをしたり自由に走り回って遊べます。 木のアスレチックスペースや湖でのカヤックなどのアクティビティもでき、身体を動かして伸び伸びできるエリアです。 湖岸にテントを張ってピクニックをしたり、BBQをすることもできますよ◎ お弁当を持参して湖岸でのんびりピクニックなんて、ハノイではなかなかできないリラックスした時間ですね。   写真参照元:EPGA Vietnam HP 南アフリカ出身の有名ゴルファーアーニーエルスにちなんでつけられた、Els Performance Golf Academy(通称EPGAゴルフアカデミー)があります。 通常の18ホールラウンドではなく、9ホール・全Par3のコースがあり、2時間程で終わるため練習にぴったりのコースです。 最近ハノイではゴルフ料金が右肩上がりですが、平日・週末共に9ホールで850,000VNDなのでリーズナブルで気軽に行けますね。 18ホールではなく、実践的に練習をしたいという方にはとってもおすすめですよ◎ レストランやワインライブラリーも併設されており、練習終わりに仲間たちと食事やワインを楽しむこともできて、優雅な休日が楽しめますね。   写真参照元:Ecopark Facebook 毎週金曜から日曜日にかけて、金曜日と土曜日は午後5時から午後10時まで、日曜日は午前8時から午後2時までマーケットが開催されます。 エコパークの北側のフォーチュックという通りで開催されているので、是非参加してみてくださいね。(住所は下記の通り) 📍Chợ Quê Ecopark(số 126 Dẫy D, Phố Trúc, Khu đô thị Ecopark, Văn Giang, Hưng Yên)   ≪マーケット情報≫  ◆地元の農産物・果物・工芸品などの市場…いろいろな農産物を購入したり、工芸品は見て回るだけでも楽しいですね★ ◆世界各国の料理屋台…エコパークに住む各国の人々が自国の料理を紹介するために屋台を出しているため、世界各国の料理が楽しめるのは嬉しいですね◎ ◆子供向けの釣り、動物への餌やりなどのイベント開催…毎週様々な子供向けのイベントが催されているので、毎週行っても飽きませんよ! ◆ライブ音楽パフォーマンス…各国の人々がライブで音楽演奏をしたり、ダンスを披露しているブースもあります。 *マーケットは子供から大人まで楽しめる催しものがされていますので、是非皆さん行ってみてくださいね◎ こちらのフォーチュック通りには、スターバックスやPhuc Long ...
【ホーチミン生活】現地在住者によるリアル生活費を一挙公開!
2025.11.06
【ホーチミン生活】現地在住者によるリアル生活費...
ベトナムでの転職や移住を考えている方々にとって、来る前に知っておきたいのが現地での生活費ではないでしょうか。 ベトナムはなんとなく発展途上国というイメージがあり、漠然と物価は日本よりも安いと思われている方も多いですよね。 旅行に行ってみるとなんとなく分かる現地の相場ですが、住んでみて初めて分かる家賃、光熱費、通信費… そこで、ホーチミン在住の女性筆者の、超リアルな1か月の生活費をどどんと大公開! さらには現地での生活情報も紹介していきます◎ベトナムに来てスムーズに生活が始められるようにこちらの記事を参考にしてみてくださいね。   まず、現地の物価感をつかむために分かりやすい、ベトナム人の平均所得についてお話していきます。 2022年7月のJETROの発表によると、ベトナム人の平均月収は6,600,000VND=約3万8,280円、年収にすると約79,200,000VND=約46万465円となります。 とはいえ、ホーチミンやハノイなどベトナムの中心の日系企業で働くオフィススタッフは1.5~2倍近く、さらには副業をしているベトナム人がほとんどなので実質の可処分所得は上記より高いと思われます。 ベトナムの労働法では原則副業を禁止としていないため、副業はベトナムの文化です。タクシーの運転手や塾の講師など副業で務める業務は多岐に渡り、能力を活かして収入を増やしています。 一方で、ベトナムで働く日本人には『日本人の給与水準』があるので、現地のベトナム人スタッフと同業務にあたらない限り上記給与水準に当てはまらないのが実情です。 そのためベトナム人同様のローカルエリアに住み、ローカルレストランで食事を取り、自分自身でバイクを運転して生活をしていれば給与の大部分を貯金に充てることもできます。   それでは実際のホーチミンの物価の目安を知るために、各商品の値段を紹介していきます。   食べ物や飲み物は現地のものを調達すると、日本の物価の3分の1程度で購入することができます。 一方で、日本の調味料や食材や輸入品等を購入する場合、3~5倍近くするものが多々あります。こちらはベトナムの関税の高さが大きな要因となっています。 筆者はハノイに住んでいたこともありますが、スイカやマンゴーなどの南国フルーツやきゅうりやなすなどの夏野菜はホーチミンの方が1~2割程度安く、そして美味しい印象があります。 ホーチミンは常夏のため年中収穫できますが、ハノイは四季があり冬場はベトナムの南部から仕入れていることが影響しているのかもしれません。 水(500ml) 30円(5,000VND)/本(スーパーマーケット) ビール(生ビール)@レストラン 200円(35,000VND)/杯 缶ビール  @スーパーマーケット 90円(15,000VND)/缶 フォー(ベトナム風うどん)(@ローカルレストラン) 約250円(40,000VND)/杯 バインミー(ベトナム風サンドイッチ) 約150円(25,000VND)/個 なす 約20円(5,000VND)/本 スイカ 150円~250円(30,000~48,000VND)/玉 マンゴー 60~80円(12,000VND~16,000VND)/個 鶏むね肉 100g 80円(14,000VND)/100g   ベトナムは大家族の世帯が多いため、日本と比較すると1つずつの日用品の容量が大きく、その分価格も割安となっています。 しかし食品と比べると意外と高く、日本と同程度の価格帯となっています。 食器用洗剤 150円(25,000VND)/個 シャンプー 500~1000円(80,000~15,000VND) 洗濯洗剤 2kg 900円(150,000VND)/ 2kg ティッシュペーパー 120円(20,000VND)/個 歯磨き粉 200円(30,000VND)/個   その他の料金は下記の通りで、水道代はサービスアパートの家賃に含まれている場合もあれば、コンドミニアムなどの場合は自身での支払いになりますが、1000円以下と格安です。 また、なんといってもベトナムは携帯電話や通信料金が安いのが魅力の一つです! 一か月あたり500~1000円程度で抑えられるのが嬉しいです◎ 水道代 800円(150,000VND)/月・一人暮らし 電気代 3,500~4,800円(600,000~750,000VND) 携帯電話料金 550円(90,000VND)/ 月   上記でベトナムの物価水準を紹介しましたが、ここからは筆者・日本人女性のリアルな1か月の生活費を公開していきます。 物価は安いと言っても、やはり日本のクオリティやサービスを求めたいものもあります。 特に筆者は自宅の快適さを求めているため、自宅には惜しみなく使い、他の項目で節約しています。 また、美容室やネイル・まつ毛エクステ・化粧品などには惜しまず、納得のいくものを選択しています。 ...

ブログ一覧へ戻る