ベトナムでもしもケガや病気をした際には

ベトナムでもしもケガや病気をした際には

健康な体は、健康な人生を送るために必要不可欠です。

海外生活において食生活の違いや不慣れな環境でのストレスが健康に悪影響を与えたり、ベトナムでは主流のバイクタクシーによるケガなど、思いがけず病院を利用する事があります。

しかし、その際にどこへ行ったらいいのか、何を説明したらいいのか分からず右往左往してしまう人もいるでしょう。

そこで、本記事ではベトナム在住の筆者が、読者の方々に安心してベトナムライフを送っていただけるよう、”ベトナムでケガや病気をした際の対応方法”について解説します

少しでも不安や疑問にお応えできたら幸いです。

・常日頃の体調と考え得る悪化の原因

まず、第一に自身の健康状態を把握することから始めましょう。渡航の際には日本国内で簡単な健康診断をしてから渡航すると安心です。

特に歯の治療に関しては、治療費が高額となりますので保険適用となる日本で済ませて来られることをお勧めします。

ベトナムで体調を崩した際には、言語の壁があったり、移動の手配が思い通りいかなかったりと、日本では簡単なことでも海外では思いのほかハードルが高くスタミナを消耗してしまいます。健康診断の結果を把握し、日頃の健康状態を気にかけることがお勧めです。

また、予防接種や虫除けの使用など可能な限り予防を心掛けることをお勧めいたします。自己管理が出来ていても、感染症や現地特有の病気にかかってしまう可能性もあるので、その場合は下記を参考にしてください。

・ベトナムで注意すべき病気と感染症

1. マラリア
主に北部山岳地帯で発生しています。蚊が媒介するため、虫除け対策が必要です。

2.デング熱
高熱や激しい筋肉痛の後に発疹が現れます。
山間部に行かずホーチミンやハノイの中心部で生活をしていても、罹ることがあります。

3.食中毒(細菌性腸炎)
下痢、腹痛、嘔吐(おうと)、発熱などの 症状が現れます。

ローカルレストランで生野菜などを食べる方は、半年から1年に一度程度”Fugacar”というお腹から虫を出してくれる薬などもあります。

4.赤痢

食品や水道汚染によって発生します。注意して飲料水や食品を選びましょう。

5.破傷風
四肢の硬直、発熱、けいれんなどが起こります。

6.熱中症
ベトナムは気温だけでなく湿度も非常に高いため、熱中症リスクが高まります。
炎天下で長時間過ごした後に頭痛や筋肉痛が起きたら、熱中症の可能性を考え、水分を補給するなどしましょう。

7.日本脳炎
ベトナム全土で発生しています。蚊が媒介するため、虫除け対策が必要です。

8.狂犬病
狂犬病は発症するとほぼ100% 死亡する感染症です。 犬にかまれた場合は、すぐに医療機関で診察を受けましょう。
事前に予防接種を受ければ3回ですが、噛まれた後に受けると6回の接種が必要となりますので、事前の予防接種をお勧めします◎

9.伝染性肝炎
ベトナム全土で発生しています。予防接種があるため、受けることをおすすめします。

10.チフス

主に食品・水道汚染から発生しているのでこちらも予防接種をおすすめします。

 

・適切な病院選び

価格の安いローカル病院、治療に特化した病院、設備が整っている公立病院や、先進医療を扱う外資系病院など、ベトナムには数多くの病院がありますが、とにかく自分が信頼できる病院を見つけることが大切です。

ベトナムは大きく分けて公立病院、私立病院、外資系病院という3タイプの医療機関に分かれています。近年では高度な医療を提供する病院も増えていますが医療サービスの質は決して高いとは言えず、軽症のケースであれば特に問題ありませんが大病を患うと病院をたらい回しにされたり、高額請求のトラブルになった、というケースも少なくありません。

※外務省発表 医療環境・水準とも日本や周辺アジア先進国と比べ劣ります。さらに都市部と地方の医療環境は大きく異なり、医療水準の地域格差は近年ますます拡大しています。また、公立医療機関と私立医療機関においても医療環境は大きく異なります。 公立では医療スタッフ、患者受容能力、医療機器等の絶対数が不足しています。

では、どのように病院を選択すればよいのでしょうか…?下記の病院カテゴリーから自分に合ったタイプの病院を選ぶことをお勧めします◎

公立病院とにかく料金の安さを求める!という方はベトナムの公立病院がお勧めですが、常に混雑しており待ち時間が長くなることが多々あります。(ハノイ:バックマイ病院、ホーチミン:チョーライ病院)

ベトナムの私立病院英語が話せて高度な医療技術と施設を希望する方には、民間病院VINグループが運営するVINMEC国際病院やホンマイ病院グループなどの民間医療機関がおすすめです。基本的には日本語対応ではありませんが英語通訳者がサポートしてくれることもあります。

外資系病院日本語での受付や問診を希望する方には、日本人医師や日本語通訳が常駐しているさくらクリニックやラッフルズメディカルなどの病院がお勧めです。

基本的に日系の病院や日本語対応と記載されていない限り、日本語が話せるスタッフはいません。
施設の清潔さや治療指針の遵守など、日本では当たり前とされている基準に対して、ベトナムの病院は基準が低く清潔感に欠ける病院が多いのが現状です。

来院する場合は英語でのコミュニケーションが必要であるため、ベトナム語、英語が苦手な人にはベトナムの病院はかなりハードルが高くなります。そのため、言語に自信のない方は、少々割高でも日本人の医師が常駐している日系の病院が安心でストレスフリーです。

 

・街中で見かける薬局

Nhà thuốc(ニャー・トゥオック)はベトナム語で薬局という意味で、街の至る所で見かけます。

ベトナムの薬局は処方箋無しに、病院と同じ薬剤を購入出来、24時間営業の薬局もあります。

また、日本とは違い必要量を処方してくれるため、1錠から購入が可能なのがベトナムの薬局の特徴です。

箱で購入したい場合は、箱で欲しいと伝えないと開封されて数錠を渡されます。見慣れない光景で最初は戸惑うかもしれませんが、欲しい分だけ安価で購入できるので非常に助かります。

日本製を見かけることもあり、湿布「サロンパス」や小林製薬の「熱さまシート」、ロート製薬の目薬各種はローカルの小さな薬局でも取り扱われていて人気商品だそう。

湿布や冷えピタに関しても、薬と同様に箱ではなく数枚入った個装から購入できるので便利です。値段も100円以下と安価で購入できます。

筆者おすすめの薬局は下記写真の、青の看板が目印の”Pharmacity”です。

こちらのPharmacityはどの店舗に行っても薬がきれいに整理&陳列されていて、安心感があります。

欲しい薬の画像を見せるか翻訳アプリで症状を伝えると購入できるので、ベトナム語が話せなくても簡単に買えるので安心してください。とりあえず病院には行かず処方された薬で乗り切る方も少なくありません。

症状を伝えたい時は下記をメモして見せましょう。(病院でも利用可能です)

Tôi bị/トイビ+下記症状で「私は〜の症状があります」という意味になります。

・cảm lạnh/カムラン「風邪」
・sổ mũi/ソームイ「鼻水」
・nghẹt mũi/ンゲットムイ「鼻づまり」
・ho/ホー「咳」
・sốt/ソット「熱」
・đau bụng/ダウボン「お腹が痛い」
・đau đầu /ダウダウ「頭が痛い」

※「đau(ダウ)」+体の部位で「〜が痛い」になります。

 

・旅行保険の確認

海外での治療は、費用が高額になるケースがあります。旅行者の場合は必ず旅行前に保険に加入し、治療費の補償や救急車費用の保証を受けることができるようにしましょう。

現地で加入できる保険は、使用時に思わぬトラブルに巻き込まれることもあるので気を付けましょう。

基本的に海外旅行保険に加入していても、治療費が発生した場合は、一旦自己負担して帰国後、保険会社に請求するパターンがほとんどです。また、クレジットカード付帯の保険を利用する場合でも、注意が必要です。

一部のカード会社は、ベトナムでの治療費は対象外となっている場合があります。また、保険金請求時には、必要書類を提出する必要がありますので、必ず事前に確認しましょう。

現地で加入した保険では、病院を指定され治療を受けることが求められる場合があるため、予め確認が必要です。指定外の病院では保険適応外となり、実費になります。

以上のように、ベトナムでの保険治療やクレジットカード付帯の保険使用には、予め十分な調査や確認が必要です。事前に万が一の場合に備えて、十分な保険に加入することをお勧めします。

ベトナムでの医療費は、病院によって大きく異なります。治療前には、治療する内容・費用については必ず確認しましょう。治療法や医薬品、手術等、十分に理解してから治療を受けるようにしましょう。

ベトナム語に不慣れな場合、通訳の手配をすることで、スムーズな治療や治療費のトラブルを未然に防ぐことができるかもしれません。病院の公式通訳を利用できる場合もありますのでまずは確認することをお勧めします。

 

・最後に

渡航直後にかかりつけ病院や通訳してくれる人が居ない環境の場合、不安も大きく病院へ行くことが億劫になります。海外で治療を受ける予定の方は、自身の健康状態、疾患、海外での治療方法、治療期間、合併症等について事前に情報収集しておきましょう

この記事はあくまでも個人の体験に基づくものであり、実際の状況は異なる場合があります。

また、時間の経過とともに病院の環境や医療サービスが改善、改変される場合もあるため、随時、最新の情報を確認することをお勧めします。

筆者自身ベトナムに来たばかりの時は不安でいっぱいでしたが、この記事が皆さまのベトナムライフの不安を少しでも減らすことができたら嬉しい限りです。

素敵なベトナムライフになることを願っています。

HRnavi べとわーく編集部

執筆者HRnavi べとわーく編集部

べとわーくを運営するHRnaviは、創業15年、ベトナムで唯一日系企業に特化したローカル人材会社です。また、べとわーく編集部は、ベトナム在住歴10年以上のメンバーを中心に構成しています。ベトナムにおけるお仕事、生活情報など、在住歴が長い人しかわからないようなコアな情報をお届けします。

有料職業紹介事業者の登録番号:No. 21862/SLĐTBXH-GP(更新日:2020年8月10日)

ベトナム情報週刊コラム

【ベトナム生活お役立ち情報】サイト・アプリ紹介
2025.11.05
【ベトナム生活お役立ち情報】サイト・アプリ紹介
ベトナムでの生活を始めるうえで、知りたいことが山ほどありますよね。この記事では 生活情報 ニュース 配車アプリ グルメ・フードデリバリー オンラインショッピング 住宅情報 お子様向け習い事 ベトナム語学習 コミュニケーションアプリ など、ベトナムで生活する上で役立つサイトをご紹介いたします。暮らしの中で役に立つこと間違いなしですので、ぜひブックマークをお勧めいたします。   渡航状況の最新情報はこちらから確認するとよいでしょう。また海外在住者向けの「オンライン在留届」の提出で地域の安全・緊急時の対応についてメールで受け取れます。   ジェトロは最新の海外ビジネス情報を日本企業に広く提供しており、ベトナムの制度に関するニュースや産業や市場の状況を分析・公表しています。   ベトナムニュース総合情報サイト。ベトナム国内の社会・経済・エンタメなど幅広いニュースを知ることができます。通貨・交通・祝祭日など基本的な情報が網羅されています。   ベトナム生活情報総合サイト。ニュースだけでなく住宅・食事・教育・健康美容など生活より生活に密接した情報が豊富です。クラシファイド(掲示板)の求人・不動産・悩み相談などを簡単に検索することもできます。   同名のフリーペーパーがあり、グルメ、文化、旅行、ビジネス、暮らしなどに関する情報が豊富。ホームページ上でもバックナンバーを読むことができます。   同名のフリーペーパーがあり、ベトナムのニュース・ビジネス・生活情報が豊富。メールマガジンや公式LINEもあります。   ベトナム掲示板はベトナムに在住している人、ベトナムに興味がある人のためのクラシファイドサイトです。無料で、会員登録など必要なく自由に投稿でき、不用品売買・住居シェア・習い事・求人など思いがけずマッチする情報があるかもしれません。   Grab:タクシーとフードデリバリー 開発元:Grab.com posted withアプリーチ タクシーやバイクの配車だけでなくフードデリバリー注文など安心して利用することができます。面倒な料金交渉もなく、支払方法は現金やクレジットカード決済が選べます。   Gojek 開発元:PT. GOTO GOJEK TOKOPEDIA TBK 無料 posted withアプリーチ インドネシアで2018年現在大きなシェアを誇る「ゴージェック(Go-Jek)」がベトナム版として運用を開始。アプリのダウンロード数ではグラブに次いで2番目に多いそうです。   BusMap – Xe buýt & Thanh Toán 開発元:BUSMAP COMPANY LIMITED 無料 posted withアプリーチ ローカルバスを利用する際にダウンロードしておくと便利。ホーチミン市・ハノイ市・ダナン市等で利用できます。バスの路線、バス停、乗車情報などを調べることができ、日本語・英語の表記可能です。   ホーチミン市交通運輸局が開設した市内の渋滞状況を検索できるウェブサイト。地図上でリアルタイムの道路状況を確認することができるほか同局が市内の道路に設置している300台のカメラの映像も確認できます。   ホーチミン在住のちぇりさんによる、グルメ紹介ブログ。軽快な語り口でリアルなベトナムの食を知ることができます。ホーチミンだけでなくハノイの情報も。   ベトナム主婦ブロガーごっちさんによる、グルメ・生活情報紹介ブログ。美容や教育関連の記事も充実しており、子育て主婦に特におすすめ。   Foody – Find Reserve Delivery 開発元:Foody ...
【現地で働く方必見!】価格帯別ハノイのおすすめ物件!~1000USD以下編~
2025.11.04
【現地で働く方必見!】価格帯別ハノイのおすすめ...
日本からベトナムへの転職がきまり、引っ越しが決まったら、次に必要なことは家を決めること。 異国の地で住むところが決まらないのは不安ですよね。 ましてやベトナムでの家探しとなると、不動産仲介業者を頼ればいいの?ベトナム語でなくても対応してもらえるの?などと様々な疑問が出てくると思います。 こちらの記事では部屋の探し方やエリア、価格帯別の物件をご紹介していきますので、これからハノイで家を探す方は必見です! 特に、筆者のように現地採用で会社から家賃の補助がない方は、1000ドル以下の家賃目安になることを想定し、こちらでは家賃1000ドル以下の物件をご紹介します。   最も多いパターンが、日系の不動産仲介業者にメールや電話をして、部屋探しの依頼をするという方法です。 ハノイだけでも日本人スタッフもしくは日本語が話せるベトナム人がいる会社は複数あります。 筆者もベトナムに来た当初は知人もいなかったため、エージェントにメールを送って物件の候補を出してもらったうえで、内見に行きました。 日本からベトナムに来てすぐに家探しをしたい方は、メールで事前に連絡をしておくと到着日に内見もできるのでスムーズです◎ ※借りる側が不動産仲介業者に手数料を支払う場合は少ないですが、部屋のオーナーがエージェントに手数料を支払うため、エージェントを通すことで家賃を上げている場合があります。   ≪ハノイの日系不動産エージェント≫ ① VIETNAM HOUSE (ベトナムハウス)… 日本人スタッフ・ベトナム人の日本語対応スタッフがおり、沢山物件情報を出してくれる◎ ②ハノイリビング… 日本人スタッフによる土日祝対応のきめ細かな対応が好評です◎ ③DRAGON HOUSING (ドラゴンハウジング)…日本人が対応の不動産エージェント ④エイブルネットワーク… 日本でおなじみのエイブル!ベトナム在住歴15年以上の日本人スタッフの対応+仲介料無料で安心です! 上記の他にもエージェントはありますが、基本的にはどの不動産エージェントでも日系を謳っている会社であれば、日本人もしくは日本語対応ベトナム人スタッフが対応してくれます。   ベトナムではFacebookのグループを通じて部屋の貸し借りをすることは一般的です。 個人間でのやりとりとなるため、安く借りられたりオーナーと直接交渉により家具を追加してもらえたり好条件に話が進むことがメリットです。 一方で、個人でのやりとりかつベトナム語もしくは英語でのやりとりとなるため、トラブルもつきものです。初めてベトナムで部屋を借りる方には、こちらの方法はあまりお勧めしません。 筆者はエージェントにお願いしつつ、Facebookでも物件を探すようにしていました。 下記のグループは毎日何件も物件情報がアップされ、英語表記も多いので筆者はよく活用していました。 Hanoi Massive Tay Ho Housing (Tay Hoエリアを中心とした物件情報が日々更新されるFacebook グループです。) 気になる物件があったら、出品者に直接メッセージで内見依頼や条件確認ができます。   ハノイに知人がいる場合には、物件やオーナーさんを紹介してもらうというのも一つの手です。 実際に住んでいる方からの情報は周辺情報なども聞けるので、希望に合った立地や物件が見つけやすくなりますね◎   バーディン区はハノイの中心にあり、大きなショッピングセンターや日本大使館、日系レストランが立ち並ぶエリアで便利なエリアです。 その他の主要エリア(タイホー、ホアンキエム、コウザイなど)にも足を伸ばしやすく、多くの日本人が住む地区となっています。 日系レストランや日系スーパーが集中する日本人街と呼ばれるリンランエリア・キンマーエリアもこのバーディン区に位置しており、英語やベトナム語が苦手な方も安心して住めるエリアです。 特に男性の一人暮らしの方はこのエリアに住んでいる方が多く、サクッと晩御飯を日系レストランで食べて帰ったりスーパーでお惣菜などを購入されている印象です。   タイホーエリアはハノイ中心部の西側のタイ湖に位置し、特に日本人の方が多いのは湖の東側(クアンアンエリア)になります。 このエリアは欧米人の方が多く住んでおり、イタリアンやフレンチ、カフェなどがたくさん並ぶエリアです。 また、最近ではコンドミニアムと呼ばれる大きなレジデンスが多数建設されており、日本人のファミリー層にも人気です。 湖周辺はお散歩もでき、おしゃれなお店も多く、女性に人気のエリアです◎お部屋もスタイリッシュなお部屋がリーズナブルに借りれるのも嬉しいポイントです! 筆者も3年半このタイホー地区で生活をしていましたが、とてもお気に入りのエリアでした。   観光地ホアンキエムの南に位置するハイバーチュン区は、第二の日本人街があり日系レストランが集まるエリアがあります。 ハノイの南エリアの工業団地に勤務する方には、ハノイ市内の渋滞を避けることができるため特に人気の地区です。 ローカルと交じり合うエリアなので、ベトナムの雰囲気やベトナムローカルレストランが好きな方にはおすすめです!   ベトナムの物件は探せば100ドルから見つけることもできますが、一定の清潔感やクオリティを担保され、ハノイの中心部に住むことを考えると最低300ドルからが目安となります。 また、物件紹介の際には一目で価格帯が分かりやすいようにドル表記が標準ですあ、ドルをベトナムドンに換算してベトナムドンで支払いをするのが一般的です。そのためこちらの記事でもドル表記での記載とします。   350ドル以下でも物件を探すことはできますが、基本的にはワンルーム・30㎡前後が目安となり、バスタブなしの物件がほとんどです。 まれに1ベッドルームの35㎡ほどのお部屋があるとラッキーです◎ ワンルームでコンパクトな部屋でもいいから、とにかくコストは下げたい!という方は探せますので安心してください。 この料金でもサービスアパートメントに住むことは可能で、家具付き・掃除や洗濯サービスも含まれていることが多いので、スーツケース一つで生活をスタートすることができますよ◎   ≪お部屋の例≫300ドル/Tay Ho エリア/ 1ルーム 20㎡ *写真参照元: ...
【ベトナム/ホーチミン生活】現地在住者の実録!平日の過ごし方
2025.11.03
【ベトナム/ホーチミン生活】現地在住者の実録!...
近年では海外、特に東南アジアへの移住は非常に人気が高まっています。 『ベトナムでのんびり仕事をしながらスローライフを送りたい。』 『外国でバリバリ働いて、キャリアを積みたい。』 『ベトナムという国に惚れてしまったので移住をしたい。』 いろんな目的を持ってベトナムに来ることを計画をしている方も多いでしょう。筆者が当初移住を決めたのは海外でキャリアを積みたいとうのが最大の目的で、安定した経済成長を遂げているベトナムを選びました。 いざ転職をしてベトナムに来てみると、日本にいたら出会えなかったであろう様々な人や文化に出会うことができて非常に充実した日々を送っています。 ベトナム移住を予定している方にとって、実際に現地の日本人がどんな生活を送っているのか気になるところではないでしょうか? この記事ではベトナムに来て働く方にとって、日々のライフスタイルのイメージが湧くよう、筆者のリアルな平日の一日をご紹介していきます。   この日は11時から仕事のため、朝はゆっくり起床。 寝起きですっぴんのままひとまずジムへ行きます。ジムはアパート内の別フロアに併設されているため、すっぴんでも気にせず行けてとても便利です◎ ホーチミンは常夏のため、ハノイに比べるとコンドミニアムやレジデンスに限らず比較的小規模のアパートでもプール付きの建物が多い印象です。   ホーチミンのアパートは、1ベッドルームのお部屋にはバスタブが併設されていないケースが多いため、筆者の家もシャワーのみです。 そのため、シャワーを浴びて化粧やヘアスタイリングをして、1時間ほどで完了です。   コーヒー大好き、毎日飲まないと朝が始まらない筆者はカフェに寄るのがルーティーンです。 自宅の敷地内にスターバックスがあるため、少し店内でゆっくりしたあと残りを持って、いざ出勤! このようにカフェで朝ごはんをすることもあれば、大好きなローカルレストランにいってフーティウ(甘めのスープの米粉麺)やバインミー(ベトナム風サンドイッチ)をサクッと食べて出勤することもあります。 一般的には会社勤めの方の勤務時間は7:30-16:30もしくは8:00-17:00が多いことから、11時出勤の場合は通勤ラッシュもなくレストランやカフェも空いておりとても快適です◎   自宅から会社まではタクシーで5分ほどなので、11時出勤でもカフェを出るのはこの時間。 基本的には早くて安いバイクタクシーで出勤しますが、ホーチミンはスコール多いため雨季にはタクシーを使用することが増えます。 ホーチミンは5~10月までが雨期・11月~4月頃が乾季で、雨季には1日に1~2時間のスコールが降り、また晴れに戻ります。 通勤時間にスコールが被ると、タクシーが捕まりづらくなってしまうので余裕を持った準備が必要です◎   基本的に勤務時間は残業もなければ、早く開始することもありません。 ベトナム人と仕事をしてみると、残業をすることはあまりなく、勤務開始時間に合わせてオンタイムに来ます。 勤務時間外に勤務をするという概念はあまりなく、明日で構わないことは明日行うというスタンスです。 それゆえ、いつまで経っても依頼した仕事が完成しないこともありますので、進捗確認は非常に重要です。   まず出勤したらメールチェックや、PCで作業をこなしながら、お客様とのアポイントメント対応などを行います。 時間外に仕事をしない分、仕事中は忙しく毎日あっという間に時間が経ちます。   勤務スタートが遅いため、ランチ休憩も遅めにスタートです。 お昼は近くのレストランで食べたり、同僚とコンビニで買ったり、デリバリーでオーダーしたりと様々です。 オフィス周辺には道端で200円程で食べられるベトナム料理から、近くにある日本食レストランまで揃っているので食事はとても便利です◎ すき家やココ壱番屋などのチェーン店もあれば、ラーメン屋さんや定食屋さんまであるので食事には困りません。 また、セブンイレブン・ファミリーマート・ミニストップなどコンビニも各社揃っているのがホーチミン! ホーチミンでの生活はとても便利で助かっています。   お昼休憩のあとは勤務再開です。 資料作成などのデスクワークや打ち合わせを終わらせて、あっという間に帰宅時間です。 基本的に終業時刻の5分後にはもう外に出ていることがほとんどで、残業をすることはありません。 どうしても残業となる場合は翌日に相殺をしてゆっくり出勤をしますが、基本的には残業はしない方針のため全員終業時刻の5分後にはもうオフィスは真っ暗です。   一般的には17時頃に終わる会社が多いので、この勤務時間だと友人には少し待ってもらってからのディナーとなります。 ベトナムは勤務開始も終了も早いため、17時~18時くらいにはディナーがスタートするため20時半を過ぎるとレストランも少し空いてくるので入りやすくなります。 この日はベトナムでは知らない人はいない日本人オーナーさんの営むPizza 4p’s にて友人と食事会をしました。 Pizza 4p’sは国内に30店舗近くあるイタリアンレストランで、ベトナム人からも大人気のお店です。 こちらのお店はベトナム国内に自家製のチーズ工場を持っており、フレッシュで美味しいチーズを使ったパスタやピザがリーズナブルで絶品です◎ 1人2000円~3000円程度でお酒も飲んで、お腹いっぱい食べられるので定期的にお邪魔しています◎   お店から5分程タクシーを乗って、帰宅です。 日本との違いは、すべてがタクシー移動かつ20分圏内で生活圏の全てが揃うため、移動に掛かる時間やストレスがないということです。 通勤に1時間かかることもなければ、満員電車に乗るストレスもありません◎ 帰宅したらシャワーを浴びてのんびりひとり時間を過ごして寝るまでの間はNetflixを観ています! ベトナム版Netflixになりますが、日本版Netflixのように日本の映画やドラマから海外の作品まで数多く観られるのでおすすめです。   のんびり過ごした後は、就寝タイムです。 帰ったらベッドメイキングや洗濯が完了しているので何も家事をすることなく1日が終了するまで存分に時間が使えるので充実します◎   日本との生活の違いで私が実際に利用していて、便利なことがいくつかあるのでご紹介します。  ①ハウスキーパーによる家事代行 →こちらではサービスアパートに住むと掃除や洗濯・リネン交換などが家賃の中に含まれており、定期的に自宅に来て家事を行ってくれます。 週2~週6でサービスが入るところが多く、洗濯などを済ませて片づけておいてくれるのでとても助かります。 こちらのサービスのおかげで筆者も家事に充てる時間を、自分の自由時間に使えるのでいろいろなことができて助かります◎ ...

ブログ一覧へ戻る