ベトナムへ来たら、身体を労う時間としてマッサージやスパへ行く方も多いのではないでしょうか。
毎日行けるリーズナブルなマッサージ屋さんから、少しラグジュアリーなスパまで、様々なお店があります。
リーズナブルな価格帯なので、ベトナム在住日本人でも定期的に通っている方は多いですよね。
こちらの記事ではベトナム在住者や旅行でダナンに来る方に、筆者が自らが利用した中でもお勧めのスパ4選をご紹介していきたいと思います。
ぜひチェックしてみてくださいね!
マッサージ店のカテゴリー
①格安マッサージ店(300,000VND以下/約1,600円以下)
フットマッサージやボディマッサージを60分300,000VND(約1600円)程度で受けることができる格安マッサージ店がいくつかあります。
サービスや内装などの設備は必要最低限ですが、格安で毎日でも受けられる価格帯とふらっと入っても空いていればすぐに案内してくれるなど、予約を取らずに入れることも多いのです。
しかし格安店の中には高額なチップの要求や不当な追加料金などのトラブルが発生することも。
ネットの情報や外観などだけでは見極めが難しいので、慎重に選ぶことをおすすめします。
②街スパ(400,000~900,000VND/約2,500円~5,500円)
街中の観光地エリアやミーケビーチから少し入ったエリアに多い価格帯の街スパと呼ばれるマッサージ店です。
90分700,000VND前後ですので、日本で格安マッサージを受ける価格帯で少しラグジュアリーなスパが受けられるイメージです。
内装や音楽がゆったりと過ごせる空間で比較的ラグジュアリーになっており、入店するとドリンクやマッサージオイルを選択できるなどのサービスがついていることが多いです。
シャワーやサウナなどが併設で、マッサージ後に利用できるお店も多く、旅行の最終日に使用するのもお勧めです。
スパによっては食事のサービスがついていたり、歯ブラシなどのアメニティを置いていたりしますので、サービス内容が気になる方は予約前に確認すると良いでしょう。
ゆったりとした空間で快適なサービスを受けたい方は、街スパの価格帯を選ぶと良いかもしれません。
③ホテルスパ(1,000,000VND以上/約6,000円以上)
五つ星ホテルなどに併設されているスパ。
ダナンであれば市街地やビーチ沿いの五つ星ホテルに併設されたスパ施設は、ラグジュアリーかつサービスも最高級です。
日本だと五つ星ホテルのスパは数万円からですが、ベトナムでは高級ホテルのスパは半額程度で受けられて手が届きやすい価格です!
10,000円程度から体験できるので、せっかくベトナムでのひと時を優雅に過ごしたい!という方にはホテルスパがおすすめです。
ダナンのおすすめマッサージ・スパ4選!
①Herbal Spa(ビーチエリア/街スパ)

出典:Herbal Spa公式HPより
ダナンで人気のスパ「ハーバルスパ」は、日本人リピーターも多い優良店です。
全メニューにシャワー・サウナが含まれており、観光前後や帰国前にも気軽に利用できます。
店内はハーブの香りに包まれ、天然素材の化粧水を使用するなど、細部までこだわりが感じられます。
価格はボディマッサージ60分550,000VND~で、タイ式ボディマッサージ60分600,000VND、フットマッサージ60分550,000VNDとなっています。
特に2人のセラピストが同時に施術を行う「4ハンドマッサージ(90分1,200,000VND)」は人気のメニューで、深いリラックス効果が得られると好評です。
ダナン国際空港から約20分とアクセスも良好です。
日本語対応の公式HPやFacebookもあり、LINEでの予約も可能なので気になる方はチェックしてみてください!
②Golden lotus Oriental Organic Spa(シティエリア・ビーチエリア多店舗展開/街スパ)

出典:Golden Lotus Oriental Organic Spa公式HPより
「ゴールデン ロータス オリエンタル オーガニック スパ」はダナンに3店舗、ホーチミンにも数店舗を展開する人気スパです。
英語対応のHPやFacebookがあり、予約や問い合わせもスムーズにできます。
ダナンの1号店はハン市場やダナン大聖堂近く、2号店はミーケビーチ沿い、3号店はコン市場や大型スーパーGO!の近くに位置し、観光やショッピングの合間にも立ち寄りやすいロケーションです。
メニューはホットストーンやアロママッサージをはじめ、妊婦さん向けマッサージやキッズマッサージ、フットマッサージなど多彩なラインナップ。
特にフットマッサージの技術向上に力を入れており、高品質な施術を求める方におすすめです。
料金は、フットマッサージ60分350,000VND、アロマテラピーオイルマッサージ60分390,000VND、フェイシャルケア付き120分コース650,000VND。※チップ含まれていません(目安:約50,000VND~/60分)
妊娠中の方向けプランも430,000VNDから用意されており、女子旅、カップル、家族連れにも人気のスパです!
Golden lotus Oriental Organic Spaの予約はこちらからどうぞ!
③karma Spa /グランドメルキュール ダナン内(グリーンアイランドエリア/ホテルスパ)

出典:Grand Mercure Da Nang公式HPより
グランドメルキュールダナンの4階のウェルネスフロアにある「カルマ・スパ」では、上質なスパトリートメントを体験できます。
セラピストは高品質な天然オイルを使用し、伝統技法と最新の手法を融合したハイクオリティな施術が魅力です。
ボディマッサージは750,000VND++〜で、贅沢なパッケージプランもあります。
カッピングや指圧、強押しを組み合わせたベトナム式マッサージも人気です。
施術室は広々として清潔感があり、落ち着いた空間になっています。
シャワー室も完備されているため、施術前後に利用できるのも嬉しいポイントです。
営業時間は10:00〜20:00、※要事前予約
大人がゆっくりくつろげる上質な空間で、極上のリラックスを体験してみてはいかがでしょうか?
④In Balance Spa /ノボテル ダナン内(シティエリア/ホテルスパ)

出典:Novotel Da Nang公式HPより
ハン川のそばに建つ高層ホテル「ノボテル」直営のスパ「In Balance」は、6階に位置するラグジュアリーなスパ施設です。
全室完全個室という高級ホテルならではの贅沢な空間が魅力です。
ボディマッサージは60分990,000VND++〜。
豊富なメニューの中でも特に人気なのが、全身の角質除去やマッサージが含まれた「インドシン・ウェルネス・リチュアル(2時間)」。ジャグジーとサウナ付き個室利用で、価格は2,390,000VNDと贅沢な時間を過ごせます。
営業時間は9:00〜21:00でジャグジー・サウナ利用は19:30まで。※要事前予約
特に、サウナ・お風呂・シャワールームを完備した限定2部屋の特別室は、パッケージコースを予約すると利用可能です。
パッケージは2名で予約するとお得になるため、女子旅や母娘での利用、カップル・夫婦での思い出作りにもおすすめです。
まとめ

こちらの記事ではダナンでおすすめのスパ4選を紹介しましたが、いかがでしたか?
予定のない休日には、ゆっくりスパで日頃の仕事の疲れを癒してみてはいかがでしょうか?
上記は筆者の友人や出張者が来たときにも自信を持っておすすめしているスパですので、皆さまにも気に入っていただければ嬉しい限りです。
ベトナム情報週刊コラム
-
- 2025.12.19
- 2025年版|ベトナム生活はいくらかかる?ハノイ・...
- 海外移住や駐在、現地採用など、日本人にとってベトナムは「住みやすい東南アジアの国」として注目を集めています。 物価が安く、食事もおいしい――そんなイメージがありますが、実際のところ2025年のベトナムでの生活費はいくらくらいかかるのでしょうか? この記事では、ハノイとホーチミンの生活費をリアルな数字と現地の声をもとに徹底解説します。 これからベトナムで生活を始めたい方、駐在・現地採用を検討している方にとって、参考になる内容です。 ここ数年、ベトナムでは経済成長とともに物価が上昇しています。特に2023~2025年にかけて、円安と現地インフレの影響で、日本人にとっては「思ったより安くない」と感じる人も増えています。 とはいえ、東京と比べれば依然として生活コストは約半分〜3分の2程度。 家賃・交通費・外食費などは日本の都市部よりかなり安く、生活スタイルを工夫すれば月10〜15万円程度でも十分に暮らせるのが現実です。 ベトナムの生活費で最も大きな割合を占めるのが「家賃」。 まずは代表的な住宅タイプ別に見てみましょう。 住居タイプ ハノイ家賃相場 ホーチミン家賃相場 備考 ローカルアパート(単身用) 250〜400USD(約4万〜6万円) 300〜500USD(約5万〜8万円) キッチン・家具付きが主流 サービスアパート(外国人向け) 500〜800USD(約8万〜13万円) 600〜1,000USD(約10万〜16万円) クリーニング・光熱費込みもあり ファミリー向けマンション 800〜1,500USD(約13万〜24万円) 1,000〜2,000USD(約16万〜32万円) プール・ジム付き高級物件も人気 ホーチミン市(特に1区・2区・7区)は上昇傾向で、外資企業の進出増加により外国人居住者が増えたことが背景です。 一方、ハノイは比較的安定しており、同じグレードなら1〜2割ほど安く借りられます。 💡 現地在住者の声 「ハノイは通勤ラッシュが大変だけど、郊外なら家賃が抑えられて静か。ホーチミンはカフェや外食が多く、便利さを取るなら断然こちら」(30代男性・現地採用) ベトナムの食費は、どれだけローカルフードを利用するかで大きく変わります。 ● ローカル中心の場合 ・フォーやバインミーなど:1食 約40,000〜70,000ドン(約250〜450円) ・カフェでのコーヒー:25,000〜50,000ドン(約150〜300円) ・屋台や食堂中心で1日3食:月2〜3万円で生活可能 ● 日本食・欧米レストラン中心の場合 ・日本食定食:150,000〜250,000ドン(約900〜1,500円) ・カフェチェーン(スタバなど):60,000ドン〜(約400円〜) ・週2〜3回外食+自炊:月5〜7万円前後 最近では輸入食品や日系スーパーの価格が上がっており、日本の食材を多用すると日本並みの食費になるケースも。 🥢 現地の感覚 「フォー1杯250円は安いけど、週末にイオンの寿司を買うと日本価格。日本食をどれだけ食べるかで月の支出が全然違う」(40代女性・駐在妻) 公共交通機関がまだ整備途上のベトナムでは、バイク・タクシーアプリ(Grab)が主な移動手段です。 手段 相場(片道) 月あたり目安 備考 バイク通勤(自家用) ガソリン代 約400,000ドン(約2,400円) 月1,000円台〜 駐輪場代別 Grabバイク 20,000〜40,000ドン(約130〜250円) 月3,000〜5,000円 短距離移動に便利 Grabカー(4輪) 50,000〜150,000ドン(約300〜900円) 月5,000〜8,000円 雨の日や荷物が多いときに便利 バス・メトロ 7,000〜15,000ドン(約50〜100円) ...
-
- 2025.12.05
- ベトナム在住者必見!今話題の日本発飲食チェーン...
- 近年、ベトナムの主要都市では日本発の飲食チェーンが続々と進出し、現地の人々にも人気を集めています。日本の味を恋しく感じる在住日本人にとっても、これらのお店はまさに“心のオアシス”。 今回は、ホーチミン市やハノイ市を中心に展開している代表的な日本発チェーン6店を、商品の特徴や価格帯、所在地情報などとともにご紹介します。 すき家は、ゼンショーグループが展開する日本最大の牛丼チェーン。ベトナムでは2016年にホーチミンに1号店をオープンし、現在ではハノイやダナンにも複数店舗を構えています。 ● 主なメニューと価格 牛丼(並):約59,000〜69,000ドン(約360円) チーズ牛丼:約85,000ドン(約520円) カレーライス:約89,000ドン(約550円) 日本とほぼ変わらない味を、清潔な店内で気軽に楽しめるのが魅力。味噌汁や生卵などのサイドメニューも充実しており、「夜食」「ランチ」「一人ご飯」に最適です。 📍主な店舗: Ho Chi Minh City:Vincom Center Dong Khoi内 Hanoi:Lotte Center Hanoi 日本でもおなじみの「ココイチ」は、ベトナムでもカレー文化を広めた先駆者的存在。具材・辛さ・ご飯の量を自由にカスタマイズできる点が人気の理由です。 ● 主なメニューと価格 ポークカレー(並):約120,000ドン(約700円) チキンカツカレー:約155,000ドン(約930円) シーフードカレー:約165,000ドン(約980円) 現地では、日本米を使用しながらもカレーの辛さをややマイルドに調整しており、ベトナム人にも好まれています。 日本同様、トッピングメニューの自由度が高く、在住者の“カレー欲”をしっかり満たしてくれる一軒です。 📍主な店舗: Ho Chi Minh City:Takashimaya Saigon Centre内 Hanoi:Aeon Mall Long Bien 焼肉と言えば「牛角」。日本国内だけでなくアジア各国で人気を集めており、ベトナムでもホーチミンを中心に展開を拡大しています。 ● 主なメニューと価格 牛カルビセット(ご飯・スープ付き):約220,000ドン(約1,300円) 食べ放題コース:約399,000〜499,000ドン(約2,400〜3,000円) 炭火焼スタイルで肉の質も良く、日本クオリティの焼肉をベトナムで体験できるとして、日本人・現地客の双方に支持されています。 店内は清潔でサービスも丁寧。デートや接待利用にも向くお店です。 📍主な店舗: Ho Chi Minh City:Le Thanh Ton通り、District 1 Hanoi:Vincom Mega Mall Times City ベトナムのうどんブームを牽引したのが「丸亀製麺」です。現地では2014年にホーチミン1号店がオープン。日本同様にセルフスタイルを採用し、打ち立て・茹でたてのうどんを提供しています。 ● 主なメニューと価格 かけうどん:約59,000ドン(約360円) ぶっかけうどん:約65,000ドン(約400円) 天ぷら各種:1個 約20,000〜35,000ドン(約120〜210円) ...
-
- 2025.11.21
- 現地採用・駐在・フリーランスの違い|ベトナムで...
- 近年、ベトナムは日本人にとって魅力的な就業先として注目を集めています。ホーチミンやハノイなどの都市では、日本企業の進出が進み、現地採用や駐在員、さらにはフリーランスとして働く日本人も増加しています。しかし、これらの働き方にはそれぞれ特徴やメリット・デメリットがあり、どの働き方が自分に合っているのかを理解することが重要です。 現地採用とは、ベトナム国内の企業に直接雇用される形態です。日本からの派遣ではなく、現地法人に所属し、現地の労働法や給与体系に従って働きます。 特徴 雇用契約:ベトナムの企業と直接契約 給与:ベトナムの市場水準に基づく 福利厚生:現地の制度に準拠 メリット 現地の文化や生活に密着した働き方ができる 日本からの派遣ではないため、自由度が高い 現地のネットワークを構築しやすい デメリット 給与水準が日本より低い場合が多い 福利厚生が限定的 キャリアパスが限定される可能性がある 駐在員は、日本の企業から派遣され、ベトナムの拠点で勤務する形態です。給与や福利厚生は日本基準で支給されることが一般的です。 特徴 雇用契約:日本の企業と契約 給与:日本の給与水準 福利厚生:日本の制度に準拠 メリット 高い給与水準と手厚い福利厚生 日本の企業文化やキャリアを維持できる 家族帯同が可能な場合もある デメリット 現地の文化や生活に馴染みにくい 日本の企業文化がそのまま持ち込まれることが多い 現地での自由度が低い場合がある フリーランスは、企業に雇用されることなく、個人事業主として契約ベースで仕事を受ける形態です。IT、翻訳、教育などの分野で増加しています。 特徴 契約形態:プロジェクト単位や業務委託契約 給与:契約内容に基づく 福利厚生:自己負担 メリット 自由な働き方ができる 高収入の可能性がある(スキル次第) 複数の案件を掛け持ちできる デメリット 安定した収入が得にくい 社会保険や税務処理などの手続きが自己責任 契約の獲得や更新に手間がかかる 以下の表は、現地採用、駐在員、フリーランスの3つの働き方を年収、待遇、生活環境の観点から比較したものです。 項目 現地採用 駐在員 フリーランス 年収(目安) 2,500〜5,000 USD/月 5,000〜8,000 USD/月 + 手当 2,000〜10,000 USD/月(案件次第) ボーナス なし〜あり(企業による) 年2回(日本基準) なし 住宅手当 なし〜あり(企業による) 会社提供または手当あり なし 保険・医療 現地の社会保険加入 日本基準または現地補助あり 自分で手配 ...


