本記事では「日本人が驚くベトナムの文化と国民性まとめ|異なる習慣・特徴」を解説していきます。
コロナ渦が落ち着き、ベトナムへの観光、新生活、仕事で渡越を考えている人も多いのではないでしょうか。
訪問をする前に気になるポイントが日本との文化や国民性の違いですよね。
ベトナムに行く前に日本との違いを知っておきたい。
ベトナムの国民性を知って理解を深めたい。
今回はベトナムに来た際に、皆さんが驚くであろう文化・国民性について現地在住の筆者の経験を踏まえて記載していきます。
ぜひ、ベトナムの理解を深めて訪問をしてみてください。
ベトナムってそもそもどんな国?
| 正式名称 | ベトナム社会主義共和国 |
| 首都 | ハノイ |
| 面積 | 32万9,241平方キロメートル |
| 人口 | 約9,946万人 |
| 宗教 | 仏教、カトリック、カオダイ教 etc |
| 通貨 | ベトナムドン(VND) |
| 言語 | ベトナム語 |
ベトナムは紀元前から約1000年間は中国の支配下にあり、
その後一度は独立するものの1884年からはフランスの植民地となりました。
ベトナムが建国されてから1000年以上の歴史がありますが、長い間他国に支配されていた歴史的背景があり、各国の文化が混ざり合っていることが特徴です。
またフランスからの激しい独立運動や、南北に別れてしまった国内の統一をはかるベトナム戦争が約50年前に集結したばかりの国です。
ほとんどのエリアは復旧が進み年々経済成長をしている国ではありますが、一部の建物には銃痕が残されていたりと痛ましい歴史が垣間見えます。
経済の要となる都市は、主に北部のハノイと南部のホーチミンになります。
国の面積は日本と近しい大きさで縦に長い形をしているため、北部は四季がありますが南部は常夏といった気候の差があります。
また、近年は人口増加が目まぐるしく若い世代がとても多く活気がある国です。
もしかすると、日本からベトナムに来た際には若者の多さに驚くかもしれません。
ベトナムの文化・習慣
交通量が多く無秩序に見える道路事情

移動の基本はバイク
ベトナムは、日本の様に鉄道が発達しておらず、細い道も多いためバイクでの移動が主流です。タクシーやフードデリバリーなどもバイクを使用し、現地の人々の生活に根付いています。
日本はバイク保有率が8%程度※1ですが、ベトナムはおよそ64%※2となり大幅に多いのが分かりますね。そのため通勤時間帯は大量のバイクで、初めて見るときは驚くこと間違いなしです。
※1 一般社団法人 日本自動車工業会(JAMA)の二輪車保有台数、総務省統計局の日本人口数より算出
※2 ベトナム国家交通安全委員会(NTSC)より参考(※1,2 共に2021年データ)
自由奔放な運転
ベトナムにもしっかり道路交通法は存在しますが、ベトナムの人の運転はとにかく自由奔放です。交通に関しての意識・認識は日本でのルールと異なるところがあるので、事前に知っておくことが大切です。
ベトナム独特のルールを下記にご紹介します。
| ・バイクの右折は赤信号でも可能!専用レーンがあります。(ベトナムは右側走行)
・横断歩道がなくても歩行者を横断は至る所で可能です ・一方通行の道が多いので稀に逆走バイクが現れます |
初めて交通事情を目の当たりにしたとき、少しスリルを感じるかもしれません。実際のところは、こちらの交通ルールを数日体験すれば、すぐに身体が慣れてきます。
慣れるまでは焦らず、道路を歩く際や横断する際にはしっかり周囲の動きに注意してください。
クラクションの意味
ベトナムの人は何かとクラクションを鳴らして運転します。
日本では危険が迫った際に鳴らすことが多いので、意味を知らないと不快な気持ちになるかもしれません。
しかしベトナムでは、自分の存在を周囲に知らせるために鳴らします。「今から私が通るので注意してね」といった様にポジティブな意味でクラクションを使用することが多いです。
ライフワークバランスを重視した生活リズム

朝がとても早い
ベトナムの人は朝早くから活動するのが特徴です。
ローカル企業の就業時間は8時〜17時が多く、市場や飲食店は6時前から営業を開始する場所も少なくありません。朝の気温は20度前後と涼しいため、老若男女問わず朝から活発に動き出す人が多い様です。
昼寝文化がある
朝が早いことや、暑い日が多いことから体力を温存する方法としてよく昼寝をします。お昼時はバイクの上で寝ている人や、市場の持ち場で横になっている姿をよく見ることができます。
またローカル企業ではお昼休憩にフロアを消灯したり、一部の会社では福利厚生で昼寝スペースを設けて社員に休んでもらうこともある様です。
残業は極力しない
ベトナムの人はプライベートの時間を大事にするので残業を好みません。
退勤時間には過ごしやすい気温になるため、友人と飲みに出かける人や、水辺沿いで恋人とお話をしながらデートをする若者たちで街は溢れています。
また、小さい子どもが遊べる広場も多いため賑やかな夜のベトナムを見て楽しい気持ちになる人も多いはずです。
外食をする頻度が多い

ローカル店の価格が安い
ベトナムでは外食の文化が浸透しています。
若い世代の外食はもちろんのこと、家庭でテイクアウトしたものが食卓に並ぶことも珍しくありません。そのため1回の食事単価が安価であることが特徴的です。
例えると、ベトナム料理で有名なフォーは4万~6万ドン/1杯(約240~360円)でいただくことができます。ローカル居酒屋では、ビールを数杯と料理を頼んで一人10万ドン程度(約600円)でいただけたりと、日本人が驚くほど安い値段でお腹がいっぱいになれるのは嬉しいポイントですよね。
カフェが非常に多い
ベトナムはフランス植民地時代にコーヒー豆が持ち込まれ、今では世界トップクラスのコーヒー豆生産地です。また、コーヒー豆の国外輸出はブラジルに次いで世界2位となりベトナム経済を支える産業の一つとなっています。そのためか必然と現地の人はコーヒーをよく飲みます。
ベトナムの人はカフェでの団らんを一つの娯楽としており、女性や子連れの母たち、男性同士でもカフェでコーヒーを片手に語らっています。
また、フリーランスとして働く人たちも増えており、24時間営業や、各席にコンセントを常備したカフェが近年増加している様です。
お手洗い事情

トイレットペーパーは流さない
ベトナムはトイレットペーパーを便器には流さず、トイレ横にあるゴミ箱に捨てます。理由としては、ベトナムのトイレットペーパーは水に溶けず、配管が細く詰まりやすいためです。
後処理をする側の気持ちになって、極力トイレットペーパーはゴミ箱に捨てるようにしましょう。
ウォッシュレットは無く、トイレ横のシャワーで洗う
ウォッシュレットも一般的にはありません。その代わりにトイレ横にシャワーが取り付けられています。
シャワーの使用後にトイレの便器が水浸しになっていることもあるので、その場合は一度トイレットペーパーで拭き取ってから利用しましょう。
ベトナム人の性格・国民性

ベトナムは大きく分けて北部のハノイ、中部のフエ、南部のホーチミンで気候が異なります。
また歴史的背景からか、各エリアごとに性格の特徴が変わってくると言われています。
今回は、ベトナムの人全体に共通する性格・国民性について紹介します。
自己肯定感が高い
筆者がベトナムに来て一番驚いた点がベトナムの人の自己肯定感の高さです。
具体的な例を挙げると、とにかく自分たちの写真を撮ることが大好きです。中年の男性ドライバーでも携帯の待受画面は自分の写真にしている場合もあります。
また、一般的に給料が低い仕事だとしても恥じることなく、自信を持って自分の仕事を全うする姿には、ポジティブで真面目、そして大らかな性格が垣間見えます。
周りの目を気にしないで自由奔放
団体意識の強い日本と比べると、ベトナムは個人主義の傾向が強いです。自己肯定感も高く、自分のスキルを伸ばすことに前向きな考えを持っています。
また、子育てについても極力子どもを自由にさせる方針で、飲食店やショッピングモールなどではやりたい放題の子ども達が大勢います。人に迷惑をかけないといった意識は日本人より低いため、初めのうちは戸惑う方もいるかもしれません。
しかし、裏を返せば他人をとやかく言う人が少ないのも事実です。大らかなベトナムの人に触れていくと、自分たちの常識も考えさせられることがあります。
女性が社会で活躍している
ベトナムでは共働きが主流で、女性の就業率が70%を上回っています。この数値は世界平均の47.2%から見ても高い数値となり、多くの女性が社会で活躍していることが分かります。
そのためベトナムの労働法には、産休制度や保育園等の費用補助が設けられるなど、家庭の助けになる法律がいくつか施行されています。
男性に比べると女性の管理職の割合が低いことや、賃金の格差があるなど待遇面の課題はいくつか残されている様ですが、ベトナムでは男性より女性の方がよく気が利き、テキパキと動く印象がとても強いです。
せっかち
現地で生活していると一番感じることがベトナムの人たちのせっかちさです。
前にいる車やバイクは隙があれば追い越しますし、止まることを嫌い、信号に捕まると必ずと言っていいほど迂回します。コンビニやカフェなどの会計カウンターでは、意識をしていないと抜かされたりなんてことも…
列に並ぶという意識がそもそも薄い国なので、抜かされた場合は大目に見るか、優しく指摘してあげてください。大らかな方が多いので、言い方さえ間違えなければ指摘を受けたくらいで怒り出す人は少ないはずです。
器用な人が多い
ベトナムでは、中国から技術が渡ってきたとされる刺繍が有名です。また西洋の写生の手法と合わさり、刺繍でリアルな絵を再現する技術はベトナム女性の器用さがあって作り出せる物。
その他にもベトナムではネイルサロンが多く、特別なライセンスを持たずとも働けるため現地女性に人気の職業となっています。
しかし、筆者が実際に体験した限りでは日本と同等のクオリティであり、器用なベトナムの方々に向いている職業であることが分かります。

まとめ

今回は日本人が驚くベトナムの特徴を、文化・習慣、性格・国民性に分けて解説いたしました。
文化や習慣の違いはありますが、世界から見ても治安がいい国であること、衣食住の環境を見てもベトナムは日本人にとって親しみやすい国です。
ベトナムへ初めて来られる方や、これからベトナムでの新生活を準備中の方は慣れない土地への不安が付き物だと思います。しかし、ベトナムはいい意味で自分たちの固定概念を吹き飛ばしてくれる国です。
滞在を楽しむために少しでも参考になりましたら幸いです。
【参考】
・日本の二輪車保有台数(一般社団法人 日本自動車工業会 JAMAより)
・日本人口数(総務省統計局より)
・ベトナムのバイク保有率(ベトナム国家交通安全委員会 NTSCより)
・ベトナム基本情報(外務省より)
・道路交通法について(SOCIALIST REPUBLIC OF VIET NAMより)
・ベトナム人の就業時間(外国人採用ナビより)
・コーヒー豆について(ジャパン証券より)
・ベトナム女性の就業率(ILO国際労働機関より)
・労働法(独立行政法人 国際協力機構JICAより)
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