2022年に日本の水道水の農薬の目標値が緩和され、最近では日本の水道水を不安視する声が聞こえてくるようになりました。
そうはいってもまだまだ日本では水道水を飲んだり、調理に使うのは当たり前。日本の水道水を飲んでお腹を壊したなんてことを聞くこともありませんね。
そんな国で生活をしていると、海外での水事情はどうなのか不安が多いのではないでしょうか。
『なんとなく水道水は飲めないと聞いたことはあるけど、本当なの?』
『一度沸かせば飲んでもいいの?』
『どのお水を買えばいいの…?』と言った疑問をこの記事では解消していきます!
ベトナムの水道水は飲める?
水道水は飲まない方がよい

ベトナムの水道水はマグネシウムや不純物が多く含まれており、一般的に飲料用として使用することはできないと認識されています。
ベトナムに住む地元の人でもそのまま飲むことなく、ミネラルウォーターを購入することがほとんどです。
特に農業大国であるベトナムは地方の農薬の薬剤残留物や工場排水による汚染が影響し、有機物(N03-、NH4+)、重金属(鉄、鉄、水銀)、特に微生物汚染(大腸菌群、大腸菌)などが含まれていると言われています。
近年では浄水施設が発展と共に水質改善が進みつつあると言われていますが、直近での正確な水質データは公表されていないため、不安が残ります。
飲料水として飲むのはもちろん、スープを作るなどの煮沸しての使用も避けた方が安心です。
筆者は最初のころは歯磨きの水もミネラルウォーターを使用していましたが、4年目となる今は気付けば水道水を使用しています。
ベトナム在住日本人に聞くと、あまり気にしない人だと”スープや野菜をゆでる水は水道水を使う”という方から、”食べ物を洗う時や歯磨きも全てミネラルウォーターを使用している”という方まで幅広くいました。
来越後3か月間知らずに水道水をずっと飲んでいたが、一度もお腹を壊していないという強者もいましたが、どうか真似はしないで頂きたいです…
どこから水道水を使用するかの判断は、本記事を参考にして頂きながら、ご自身のライフスタイルに合う使い方をしていただくのがお勧めです。
後ほど紹介しますが、飲料用水はミネラルウォーターを購入するか、浄水器を設置することをお勧めします◎
ハノイは硬水・ホーチミンは軟水

南北に長いベトナムですが、実は北と南で水質が異なります。首都ハノイは硬水、南のホーチミンは日本の水に近い軟水です。
筆者はハノイとホーチミン両都市に住んだことがありますが、水質の違いは非常に実感しています。
ハノイは超硬水なため、女性はシャンプー時に髪のきしみや泡立ちの悪さを感じるのが分かりやすさではないでしょうか。
ショートヘアの方や男性はあまり実感しないかもしれませんが、ロングヘアーの女性はシャンプーの選び方も重要です◎
筆者は以前ヘアケアメーカーで働いていたので、特にヘアケアに関してはこだわりがあります。
硬水のハノイでは、ヨーロッパなどの硬水が使用されている国のヘアケア商品(ロレアル・シュワルツコフetc)を使用することで、泡立ちや洗いあがりがよくなります。
日本に住んでいた頃と同じものを使用するよりも、その地の性質に合った製品を使用することをおすすめします◎
レストランの水や氷は安全…?

次に気になるのが、レストランやカフェの氷は安全なのか…?という疑問ではないでしょうか。
ローカルカフェから高級レストランまで、購入した氷を使用しているお店がほとんどですので、安心して飲むことができます◎
ベトナムでは氷の消費量が多く、業者から氷を購入する飲食店がほとんどです。
購入する氷は飲料用として製造・売買されているため、安全性に問題はありません。
気にすることなく飲むことができます。
おすすめミネラルウォーター4選

ベトナムで販売されている水には、種類が多くあります。
一般的に広く認知され、日本人にも購入されている商品を4つご紹介します。
Dasani(ダサニ)

どこかで見かけたことのある、このマーク。そう、”いろはす”です!
日本でもおなじみのCoca Cola社から販売されているいろはすと同じマークのこちらのお水は、ベトナムではDasani(ダサニ)という名前で販売されています。
パッケージは同じですが、いろはすとは内容成分は少し異なります。
ただ、味は癖もなく軟水で非常に飲みやすいのでおすすめです◎
お値段は500mlで5,000VND(約30円)とリーズナブルですね。
Aquafina(アクアフィナ)

2つ目がサントリー・ペプシコ社から出ているAquafinaです。柔らかいペットボトル素材で、舌触りが柔らかくとても飲みやすいです。
日本人の方にとっても馴染みのある飲みやすい口当たりとなっています。
個人的に味は4種の中で一番好きですが、ペットボトルの蓋が閉めづらいのがあまり好きではないポイント…
お値段は500mlで7,000VND(約40円)と4種の中では一番高級品です!
TH true WATER(ティーエイチ トゥルー ウォーター)

こちらは牛乳や乳製品などを手掛けるTHグループから販売されている、TH true WATER。
ベトナムを訪れたことのない方は、聞いたことのない方も多いのではないでしょうか。
TH社のヨーグルトや牛乳はベトナム国内では非常に有名で、どのスーパーマーケットでも購入することができます。
そのTH社から販売されており、ベトナムのスーパーなどではよく見かけるTH true WATERは、ゲアン省の山で採水した水をボトルに詰めており、安全なお水として人気があります。
お値段は500mlで6,000VND(30円)です。
laVie(ラヴィ)

そして4つ目はNestle社から販売されているlaVieです。
laVieは硬水ではありませんが、硬水に近い飲み口になっているので日本人の中には少し飲みにくいと感じる方もいるかもしれません。
筆者はボトルがしっかりしているのがお気に入りで、お出かけの際には購入することが多いです。
こちらのお値段は5,000VND(約30円)と安いですね。
まとめ
ベトナムでは、500mlから1.5L、19Lの自宅用サイズまであります。
出先では上記ペットボトルタイプで問題ないですが、ご自宅用のミネラルウォーターであれば、19Lサイズが一般的です。
ベトナムの賃貸にはウォーターサーバーが設置されていることが多く、サービスアパートメントであれば、水がきれた際に管理人に伝えるだけですぐに新たな水を用意頂くことが出来ます。
ご自身で購入手配する場合も、基本的には大家さんや不動産会社の指定する連絡先に問い合わせると、自宅まで即日配達するサービスがありますので、手間がかからず水を購入することができます。
*500ml, 1.5L, 19Lのガロンタイプもあり、自宅用には大きいものがおすすめ。
*500ml あたり5,000VND(30円)前後。
浄水器の設置

ボトルの飲料水を毎回購入するのは、受け取りの手間が面倒だし、料金もかさむので避けたい…という方には浄水器の設置も一つの手段です。
特に、日々料理をされる方は大量の水を使用されるので浄水器を取り付けてしまった方が楽かもしれません。
お米を洗ったり、スープを作るときでも浄水器の水があれば、安心して使えますよね。
ただ、物によってはランニングコストが意外と高くつくものもあるので、ご自身が使用する量と手間を考慮してください。
浄水器 Cleansui
最近よく周囲で聞くのがCleansuiの浄水器。
設置・工事が必要なものもありますが、購入時に対応してもらうことが出来ます。
また、年に1回の内部浄水パーツの取り換え・清掃が必要となりますが、担当者に電話すればすぐに対応日を決めて作業をお願い出来ます。
定期的なサポートを受けることが出来るもの安心ですね。

上記のような、シンクの上に置くカウンタートップタイプ。

より簡易的ですが、場所を取らない蛇口に取り付けるタイプの浄水器。

そして、最後はピッチャー型の浄水器。こちらに入れたお水を冷蔵庫に入れておいておくと、すぐに飲めて便利ですね。
詳しい情報はこちらのCleansui WEB siteより確認してみてくださいね。(ベトナム語 or 英語サイト)
様々なタイプがありますので、ご自身の生活スタイルに合ったものを選ぶと、QOLが上がり快適な暮らしを送れること間違いなしです!
まとめ

生活するうえで欠かせないベトナムの”水”について紹介をしていきました。
水への意識や好みなど、人により異なりますので、自分に合ったスタイルを見つけられるといいですね。
筆者は他の東南アジア諸国も旅行などで行きましたが、ベトナムのお水や氷はその中でも安心して飲めると感じており、幸いにも一度も体調不良にもなっておりません。
ただ、異国での暮らしは何よりも健康第一!快適なベトナム生活が送れることを願って、こちらの記事がベトナムへ移住されるみなさまの参考になれば嬉しいです◎
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