日本食材が豊富!ベトナムのイオンモール調査レポート

日本食材が豊富!ベトナムのイオンモール調査レポート

みなさんはベトナムにある最大の日系スーパーはどのスーパーかご存知でしょうか?

ベトナムにお越しなる際、心配することとして一つが食材など日用品の買い物ではないでしょうか。

こちら現地で働かれる方は実際にどのような生活をされているのでしょう?日本食材など自由に買える環境なのか気になるところですよね。

こんなご不安を今回の記事でご解決いただければ幸いです!ベトナムの二大都市(ハノイ/ホーチミン)には日系のスーパーはたくさんあります。

今回は、日本食材・日本製品が何でもそろう最大の日系スーパーであるイオンモールについて解説していきます。

 

ベトナムに進出しているイオンモール

ベトナム最大の日系スーパーは「イオンモール」です。ベトナムのイオンモールは、2014年に初進出したホーチミン市「イオンモール タンフーセラドン」(AEON MALL Tan Phu Celadon)をはじめとして、ハノイ・ホーチミン市を中心に6店舗展開され、小規模型の店舗も含めると約200店舗も展開しています。

2025年には、ベトナム中部に初出店の「イオンモール・フエ」のオープンも予定されており、ベトナムの中流層の拡大から今後もイオンモールの数を増やしていく計画を発表しています。

 

ベトナムのイオンモールはどこにある?

先ほどご紹介したように、イオンモールはベトナム北部にはハノイを中心に3店舗・ベトナム南部のホーチミンを中心に3店舗の計6店舗あります。それぞれのイオンモールの詳しい店舗情報や主なテナントをまとめました。

※各店舗の情報は変更になることもあるため詳細は公式サイトをご確認ください。

 

ハノイ

イオンモール ロンビエンAeon Mall Long Bien

住所:27 Đ. Cổ Linh, Long Biên, Hà Nội, Vietnam

営業時間:10:00~22:00

公式サイト:https://aeonmall-long-bien.com.vn/

主なテナント:無印良品・ユニクロ・コーナン・ダイソー・丸亀製麵・牛角・ペッパーランチ・CGV(映画館) ・ドリームゲームボウリング

 

イオンモールハドンAEONMALL Hà Đông

住所:Dương Nội, Hà Đông, Hanoi, Vietnam

営業時間:10:00~22:00

公式サイト:https://aeonmall-hadong.com.vn/

主なテナント:ユニクロ・無印良品・コーナン・丸亀製麵・ピザハット・ペッパーランチ・CGV(映画館)

イオンモール ハイフォンレチャンAEON MALL Hải Phòng Lê Chân

住所:10 Võ Nguyên Giáp, Dư Hàng Kênh, Lê Chân, Hải Phòng, Vietnam

営業時間:10:00~22:00

公式サイト:https://aeonmall-haiphong-lechan.com.vn/

主なテナント:ユニクロ・コーナン・丸亀製麵・ピザハット・すき家・CGV(映画館)・モーリーファンタジー(ゲームセンター)

 

ホーチミン

イオンモール タンフーセラドンAeon Mall Tân Phú

住所:30 Đ. Tân Thắng, Sơn Kỳ, Tân Phú, Thành phố Hồ Chí Minh, Vietnam

営業時間:10:00~22:00

公式サイト:http://aeonmall-tanphuceladon.com.vn/

主なテナント:ユニクロ・コーナン・ダイソー・丸亀製麵・MKレストラン・ピザハットCGV(映画館)・KUMON

イオンモール ビンタンAEON MALL Bình Tân

住所:1 Đường Số 17A, Bình Trị Đông B, Bình Tân, Thành phố Hồ Chí Minh, Vietnam

営業時間:10:00~22:00

公式サイト:http://aeonmall-binhtan.com.vn/

主なテナント:ユニクロ・コーナン・ダイソー・丸亀製麵・ピザハット・すき家・CGV(映画館)・KUMON

イオンモール ビンズンキャナリーAEON Mall Bình Dương Canary

住所:1 Đại lộ Bình Dương, Khu Phố, Thuận An, Bình Dương, Vietnam

営業時間:10:00~22:00

公式サイト:https://aeonmall-binhduongcanary.com.vn/

主なテナント:ユニクロ・コーナン・ピザハット・すき家・CGV(映画館)

 

行き方

イオンモールへの行き方は、車やバイクでのアクセスがおすすめです。全てのイオンモールで無料駐車場サービスがあります。

「イオンモールハドン」のみ無料シャトルバスサービスを実施しています。(2024年現在)

公共バスでのアクセスも可能ですが、バス停から少し歩く必要がある場合もあります。バスでのアクセスはアプリ「Bus MAP」での検索が便利です。

 

イオンモールを実際に調査!

今回は、ホーチミン市にある「イオンモールビンタン」(AEON MALL Bình Tân)で調査しました。

イオンモールビンタンはタンソンニャット空港や中華街(チョロン)が近く、ホーチミン1区からは車で30分程度でアクセスできます。

この日は日曜日ということもあり、「イオンモールビンタン」は多くのベトナム人で賑わっていて、大盛況でした。

雨や暑さを気にせず過ごせるショッピングモールはベトナムの人にとってもお馴染みの休日スポットのようです

 

どんな店舗が入っている?

店舗によっては多少の差があるものの、日本にあるイオンモールと同様にファッションからレストランまで様々なテナントがあり、キッズスペースなど子ども向けの遊び場やゲームセンター映画館などの施設も充実しているため1日中過ごすことができます。

イオンモールビンタンには「ユニクロ」や「ダイソー」「コーナン」などお馴染みの日本のテナントも出店しています。

 

購入できる日本食材・日本製品

イオンモールでは、お馴染みの「トップバリュコーナー」があり、トップバリュ以外にも日本産の商品を沢山取り扱っています。実際に売り場を調査してみました!

 

調味料

醬油やみりん、味噌などの基本的な調味料からケチャップやお好み焼きソース、ウスターソースなどの調味料まで何でもあります。

 

麵類

そうめん、うどん、そば、ラーメンなどの乾麵や冷凍食品コーナーには、冷凍うどんや冷凍そばなどもあります。

 

カップ麵

日本製のカップ麵は大きな売り場を占めていて、他の日本食材を扱うスーパーよりも豊富な種類から選べると感じました。

 

冷凍食品

あると便利な日本産の冷凍食品コーナーもありました。おかず系からからご飯ものまで揃っています。

 

納豆

納豆は冷凍食品コーナーにあります。納豆は冷凍でも保存可能です。

冷凍された納豆を美味しく食べるには、半日から1日程度冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。

 

お米・パックごはん

イオンモールでは日本産のお米やパックごはんを購入できます。日本産のお米も売っています。

 

レトルト食品

レトルトカレーやビーフシチューなどのレトルト食品もあります。

 

ふりかけ

ご飯のお供に欠かせないふりかけも多数ありました。

 

海苔・わかめ

日本製の黒のりや乾燥わかめもあります。同じ棚には、即席味噌汁も売っていました。

 

グラノーラ

日本製のグラノーラやコーンフレークも種類が豊富です。

 

お菓子

トップバリュ系のお菓子や知育菓子、キャラクターのお菓子までお菓子コーナーはかなり充実していました。

 

お酒・日本酒

日本酒を中心に梅酒、焼酎がありました。日本酒は贈答品用のものからパック酒まで種類が豊富だと感じました。

缶チューハイはトップバリュ系の商品の取り扱いがあります。

 

ベトナムと日本、食の共通点

ベトナムのスーパーでも、意外と日本との共通点を見つけることができます。

ここからは、意外にベトナムでも食べられている「日本食の自炊に使える食材」についてご紹介します。

 

豆腐

ベトナムでは日本式豆腐を購入することができます。ローカルスーパーでもよく見かけますが、イオンモールでは種類が豊富です。

日本式のたまご豆腐も販売しています。ブランドも様々で迷ってしまうほどですね。

厚揚げもベトナムの一般的な食材です。ベトナムと日本の食の共通点も発見することができますね。

ベトナムのさつまあげ(Chả cá)

特にベトナム南部では「バサ」という白身魚を使ったさつまあげが一般的です。ハーブや香辛料が練りこまれており、ブンなどの麵料理の具やおかずとして食べられています。

 

糸こんにゃく

こちらは日本産の糸こんにゃくですが、ベトナム産の糸こんにゃくもありました。肉じゃがやすき焼きに入れると一気に日本食らしくなりますね。

 

乾燥しいたけ

ベトナムでも乾燥しいたけを食べる文化があります。

 

鮮魚

鮮魚コーナーには、サバやサンマがありました。ちなみにベトナム語でサバは「Cá Saba」で日本語と同じですね。

パック詰めの商品もありますが、ベトナムでの鮮魚は量り売りのため、売り場にあるケースに入れて、店員さんに量ってもらい購入しましょう。

煮干し(Cá cơm khô)

ベトナムにも「煮干し」があります。ベトナムでは、だし汁や甘露煮にして食べるそうです。この他にも「ちりめんじゃこ」もよく販売されています。

 

お寿司

ベトナム人にも大人気のお寿司の惣菜コーナーです。お寿司以外にも刺身のお造りなども販売しています。

ベトナムでは、お寿司やお刺身は大きめのショッピングモールではよく販売されており、気軽に購入できるため自宅でも気軽にお寿司を楽しむことができます。

 

コーヒー

ベトナムで意外と手に入りづらいのが「アラビカ種のコーヒー豆」です。イオンモールではコーヒー豆の量り売り販売を行っており、アラビカ種のコーヒー豆も購入することができます。

コーヒー豆を挽くグラインダーも売り場にあるので、自宅にグラインダーがない方も便利です。

 

日用品も揃う

日本製のラップやクッキングシートの取り扱いがありました。日本のくっつきにくいラップは使いやすいと好評だそうです。

この他にも保存容器や調理器具、洗剤などの日用品が同じ売り場にあるため「イオンモールに行けば何でも揃う」品揃えだと感じました。

 

日本食レストランやキッズコーナーも

丸亀製麵やすき家など日本食レストランもレストランフロアにあります。またイオンモールビンタン店には「YAKIMONO」というローカル系の日本食ビュッフェレストランもあり一日中イオンモールで過ごすことができます。

また日本のイオンモールと同様に、映画館やキッズコーナー、ゲームセンターがあり子ども連れで楽しむことができますよ。

 

まとめ

今回は、ベトナムでの進出を広げている日系スーパーの代表「イオンモール」で購入できる日本食材について紹介しました。

イオンモールでは「トップバリュ」商品をはじめとして、調味料から日用品まで何でも揃う品揃えです。建物の設計から商品の陳列の仕方まで、まさに日本のイオンモールそのもので、商品が探しやすく、利用しやすいと実感しました。

今後はベトナム中部にもイオンモールができるため、ベトナムでの生活がますます便利になりますね!

 

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HRnavi べとわーく編集部

執筆者HRnavi べとわーく編集部

べとわーくを運営するHRnaviは、創業15年、ベトナムで唯一日系企業に特化したローカル人材会社です。また、べとわーく編集部は、ベトナム在住歴10年以上のメンバーを中心に構成しています。ベトナムにおけるお仕事、生活情報など、在住歴が長い人しかわからないようなコアな情報をお届けします。

有料職業紹介事業者の登録番号:No. 21862/SLĐTBXH-GP(更新日:2020年8月10日)

ベトナム情報週刊コラム

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ベトナム・ハノイでの休日の過ごし方
2025.10.13
ベトナム・ハノイでの休日の過ごし方
お休みは、自分をリラックスさせ、充電するのに必要な時間です。普段の生活から離れて、ゆっくりと過ごしたりどこかに行こう!と考えていても、いざ休みになると、腰が重くなったり、休みの日をどのように過ごしたらよいか、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 せっかくの休みなので自分の好きなように過ごすのが一番ですが、新しい趣味を始めたり、旅に出てみたり、何か新しいことに挑戦してみたりすることで、自分の視野を広げ、ベトナムライフをより豊かにすることができるかもしれません。 休みの日の過ごし方には、さまざまな方法がありますが、観光地を一通りまわり終えたハノイ在住の筆者のライフスタイルに基づき、いくつかの例を挙げてみましょう。 ハノイ旧市街は、ベトナムの首都ハノイの中心部に位置する歴史的な地区です。10世紀に建てられたタンロン城の城下町として発展し、19世紀にはベトナム最大の商業都市となった古き良き街を感じるハノイの代表的な観光地です。 旧市街は、当時を支えた36の職人組合別の通りに区切られています。例えば、ハンコアイ通りは金属製品、ハンガイ通りはシルク製品など商品ごとに区分され、これらの通りには、昔ながらの職人や商品が軒を連ね、活気に満ちているのでランチや買い物がてら散歩するだけで楽しく、筆者は休日このエリアに行くことが大半です。 日常生活で足りない物が出た時には休みを利用して買い物へ行きます。商品ごとに分かれているので、見つけやすく、街並みを眺めながら観光して、お土産なども購入しやすいです。 まさに、観光者には一石二鳥なスポットです。たくさんの通りがあり、1日では観光しきれないので好みの通りを見つけるか、数日に分けて散策することをお勧めいたします。人気の観光スポットの玉山祠(ぎょくさんじ)や、ホーチミン廟、ホーチミン博物館、ハノイ大教会なども近いので、観光したい場所に合わせて通りを選ぶのも楽しいです。 このエリアは金、土、日曜日の夜間にはナイトマーケットが開催され歩行者天国になります。夏季は19:00~24:00、冬季は18:00~24:00ですが時間通り開催されるかはご愛敬。時間に余裕を持っていくと良いでしょう。 ナイトマーケットも色々な物が売っており、小物や洋服、靴におもちゃなど、掘り出し物があったりします。価格は全体的に低めですが、観光客価格は存在するので価格交渉をするかベトナム人の友人に同行してもらうと驚くほど安く買える品も多々あります。 毎週行われているので混雑具合にはかなりばらつきがあり、歩行者の数が多過ぎてすれ違うのも一苦労の日もあれば、状況変わり人が少ない日もあります。地元民も観光客も一気に集まるので、異国情緒漂うお祭りのような雰囲気です。 先ほど紹介したエリアから目と鼻の先にあるドンスアン市場。ハノイ市街地では最大規模の面積を誇る3階建ての屋内市場です。5つのアーチ型の屋根が特徴的な巨大な建物で、地元の人たちの暮らしに密接した市場です。 衣料品、雑貨、食品、お土産など、あらゆる商品が揃っているドンスアン市場は、観光客にも人気のスポットで入場は無料です。朝7:00~夜18:00頃まで開いているのですが、お昼の時間はお店の人たちがランチ休憩で外出していたり、店内の商品の上で寝ているのが日常です。そんな「ゆるさ」も理解してから行くと、より楽しく散策できると思います。 1階は靴や雑貨、2階は衣料品、3階は子供服がメインです。また、外回りには食品関係のお店が多く並んでいます。 観光客も多いので英語でコミュニケーションがとれる人もいますが、観光客には高めの値段を提示されることがあります。食材や日用品は誤差の範囲ですが、某メーカーの人気イヤフォンなどは言い値なので、違うところで聞いたら3倍近くぼったくられていた、なんてことも筆者はありました。 逆もしかりで、すごく安く購入出来ていたこともあり、事前にしっかりと相場を調べて値段交渉をすることが必要です。相場がわかって交渉するのと、そうでないのとでは雲泥の差となります。元々の値段がとてもリーズナブルなので、良心的な価格を提示してくれてるにも関わらず値切ってしまい、現地の友人に笑われたこともありました。 さらに値引きもしやすくなるコツはまとめ買いです。値段が安すぎる場合には追加で量を増やしてくれたり、違うものをプレゼントしてくれたりと、ベトナム人はとても気前が良く優しい人が多いです。 こちらもナイトマーケットのエリアに含まれるので、昼と夜では雰囲気が全く違います。厳密にいえばどちらも36通りのナイトマーケットの一部ですが、どちらも渋滞がすごいので帰りは歩いて少し離れてからタクシーを呼ぶと良いでしょう。 日々の疲れを癒すなら間違いなくマッサージですよね。できることなら毎日だって受けたいストレス解消法。 ベトナムのマッサージは、東洋医学に基づいた指圧マッサージやオイルマッサージが主流です。手のひらや指先を使って、筋肉や骨格のツボを刺激し、血行を促進します。ベトナムのマッサージは、痛みがなく、リラックス効果が高いのが特徴で、価格も日本に比べると安価です。 街の格安マッサージからラグジュアリーなスパまで幅広くありますが、一般的に日本のマッサージでは10分1,000円が相場と言われています。 一方でベトナムではお店や施術内容によって異なりますが、一般的に、1時間のマッサージで、200,000VND(1,193円/2023.6.5レート)~500,000VND(2,982円)です。日本の半額から5分の1程の料金で施術が受けられます。 マッサージのメニューは大きく分けて下記の3種類に分類され、ボディマッサージにはでホットストーンやオイルなども選択できます。 フットマッサージ: 足のツボを刺激することで、疲労回復やむくみ解消に効果的です。ソファに座って30分から受けられるので、時間がない時におすすめです◎ ボディマッサージ: 全身の筋肉をほぐし、血行を促進します。60分からのコースが多く、上半身もしっかりマッサージされたい時にはこちら。 ヘッドマッサージ: 頭皮や顔のツボを刺激することで、リラックス効果や美容効果が期待できます。ボディマッサージに組み込まれていることも多いですが、ヘッドマッサージのみやボディマッサージ+ヘッドマッサージも可能です。 ※日常生活ではチップ文化はありませんが、マッサージではチップが必要なことが多いです。料金メニューの5~10%が相場とされております。基本的には施術をしてくれたマッサージ師に直接渡しますが、お会計で一緒に支払うシステムもあります。強制ではありませんが、チップ込みの記載がない店舗ではよほどひどい施術ではない限り、渡した方がスムーズです。   店舗により、伝統的なベトナム式マッサージやタイ古式、アロママッサージなど、さまざまなマッサージを受けることができます。また、サウナやジャグジーなどの設備も充実しています。ヘッドスパやフェイシャルなどのエステメニューも充実していて、店舗内は広々としており清潔に保たれ且つラグジュアリーなところも多いです。 ざっくりとした、マッサージのカテゴリーは下記の通りです。 格安マッサージ(100,000~300,000VND):最低限の清潔さでサービスやラグジュアリーさには欠けるが、格安。毎日行くなら◎60分100,000VND(約500円)~ ラグジュアリー街スパ(500,000~1,200,000VND):街中にあるラグジュアリーで接客レベルや清潔感の高いスパ。リラクゼーションを求める女性にはおすすめ。 高級ホテルスパ(1,000,000~3,000,000VND):五つ星ホテルなどに併設された、最高級スパ。ベトナムの中では最高級ですが、日本の5つ星ホテルのスパと比較すると、リーズナブルなのでたまには自分へのご褒美に! 上記から用途や頻度に合わせて、お気に入りのお店を見つけるとベトナムでの快適生活が待っているのではないでしょうか。   バッチャン村は、ベトナム北部、ハノイ市の中心部から南東約15kmに位置する村で、ベトナム観光の人気スポットの一つです。1,000年以上の歴史を誇る陶器の産地で、ベトナムでも有数の陶器の産地にも関わらず人口は5000人ほど。 バッチャン村で作られる陶器は、土の質が良く、その作業のほとんどが手作りで作られているのが特徴です。バッチャン村の陶器は、ベトナム国内だけでなく、フランス、日本、韓国、ロシア、イタリアなど世界中で人気があります。 その多くは白地に青や緑の絵付けが施されたものが特徴で、絵付けには、自然のモチーフや伝統的な文様が用いられます。素朴で温かみのある風合いが魅力でしたが最近では近代的なデザインも増え、新たなファンを獲得し続けている。 バッチャン村の中には、多くの陶器の工房やお店があります。工房では、陶器の製造過程を見学したり、陶器作り体験をすることができます。お店では、バッチャン村で作られた陶器を買うことができます。 タクシーやバスで簡単に行くことができ、ハノイ市内からバッチャン村までの所要時間は、約30分~40分と上記と比べると気持ち遠いですが小旅行気分が味わえ、気晴らしになります。 女性に人気なスポットですが、カップ、皿、陶器の絵、陶磁器のアクセサリーなどの陶器製品は多様なので、男性も楽しめるスポットです。ぜひ陶器の工房やお店を訪れてみてください。 現代社会は、常に何かに追われているような感覚があります。仕事、家事、育児、人間関係など、私たちは常に何かしらのプレッシャーを感じています。そのため、つい肩に力が入り、知らぬ間に緊張状態となっている場面も多いと思います。 肩に力が入っていると、身体にも心にも悪影響が出てきます。イライラ、不安、焦りなどの感情を抱きやすくなってしまい日常でストレスを感じやすくなります。 そうなる前に休日ぐらい好きなことを好きなだけして、日頃の自分にご褒美をあげるのはどうでしょう?ハノイはリーズナブルに贅沢ができるのでおすすめです。紹介したエリアやマッサージ&スパの店舗紹介は観光地紹介と共に別記事で詳細に紹介していきますのでお楽しみに。それでは皆様に良い休日が訪れますように。

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