在住日本人イチ押し!ダナン・ホイアン人気レストランご紹介【ベジタリアン・ヴィーガン・マクロビ編】

在住日本人イチ押し!ダナン・ホイアン人気レストランご紹介【ベジタリアン・ヴィーガン・マクロビ編】

ベトナム中部のダナンは温暖な気候と美しいビーチ、多くのリゾートホテルがある人気のリゾート地ですが、魅力はそれだけではありません。

ダナンは現地のベトナム料理以外にも飲食店の選択肢が豊富なのも魅力のひとつです!

さまざまなジャンルの飲食店があり、ベジタリアン、グルテンフリー、ヴィーガンなどヘルシーな食事も豊富です。

また、ダナンから車で約30分の世界遺産の街、ホイアンにもベジタリアン・ヴィーガン対応のレストランが多くあります。

今回こちらの記事ではベジタリアン・ヴィーガンや健康志向の方に人気のあるレストランをご紹介します。

ダナンのベジタリアン・ヴィーガン
おすすめレストラン3選

🌱Roots Plant-based Cafe

ミーケビーチから徒歩5分、観光客に人気のアントゥンエリアにあるベジタリアン・ヴィーガンレストランです。

自社オーガニック農園で育てた野菜とフルーツによる健康的な料理を提供しており、スムージーボウルやサラダ、トーストなどメインディッシュからフィンガーフードまで、フードメニューは約50種類あります。

なかでも大豆ミートの牛丼は日本人にも馴染みのある味付けで、老若男女楽しめると思います。

ドリンクメニューも充実しており、ヘルシーな選択肢が豊富に揃っています。フレッシュジュースやコンブチャ、紅茶など、健康志向の方にもぴったりなドリンクをお楽しみいただけます。

南国感のある2階建ての広々とした店内は居心地が良く、外国人在住者やベジタリアン・ヴィーガンの観光客だけでなく、ノマドワーカーにも人気があります。

🌱KURUMI – Healthy Vegan Food & Desserts

食事からスイーツまで楽しめる、女性に人気のヴィーガンレストランです。

バインミーやボウル、パスタ、パンケーキ、スイーツなどメニューも豊富です。

8:00~11:00はドリンク付きの朝食コンボがお手頃価格で楽しめ、筆者のおすすめは豆腐のバインミーコンボ。

燻製された豆腐とキャラメリゼされた玉ねぎの相性が抜群で、ベジタリアンやヴィーガンでない人も美味しくいただけると思います。

また不定期で「ヴィーガンスイーツマスタークッキングクラス」も開催しています。興味のある方は、店舗のFacebookやInstagramで最新情報をチェックしてみてください

🌱Bao An Macrobiotic

海沿いエリアの閑静な住宅街にあるマクロビオティック料理専門店です。

“マクロビオティック”とは日本の伝統的な食文化をベースに、自然の調和を重視し、食材の選び方や調理法、食べ方に工夫を凝らすことで心身のバランスを整えることを目指した日本発の食事法です。

こちらでは動物性タンパク質を使用せず、玄米などの穀物を中心に、野菜、海藻、豆などを使用した料理を提供しています。

おかずが日替わりのライスプレートや、ミークアンや生春巻きなどのベトナム料理も楽しめます。

オープンエアーな造りの店内で、1人でも利用しやすいです。

お持ち帰りも可能ですが、テイクアウトボックスは有料なのでご注意を。

店内では提携している農園の野菜や雑穀、麺、調味料なども販売しているので、気に入ったものはお土産として購入してもいいかもしれません。

アジアのハワイ・ダナンでは“ポキ丼”がブーム?!

近年、ダナンではポキ丼専門店が多くオープンしており、外国人観光客を中心に人気です。

「ポキ(poke/ポケと発音することもある)」 とはハワイを代表するローカルフードです。一口大に切ったマグロなどの刺身の切り身を調味料でマリネしたもので、それをご飯などの上にのせ丼物にしたものを「ポキ丼」と言います。

以下のポキ丼店ではメニュー記載のあるボウルだけでなく、好きな食材をカスタマイズできるのでベジタリアン・ヴィーガンの方やちょっとヘルシーなものが食べたい時にもおすすめです。

またサイズ展開もしており、お腹の調子に合わせてポキ丼がいただけます。

▼マンデンの有機農場からの新鮮な食材を使用したポキ丼が楽しめます。
ミーケビーチからのアクセスも良いです。

▼具材たっぷりのポキ丼。聴覚障害者のスタッフが多いため、注文は手話かQRで行います。
広々した店内は静かで、PC作業なども◎

ホイアンのベジタリアン・ヴィーガン
おすすめレストラン3選

🌱Good Eats Hoi An

ホイアン旧市街から車で5分程、ホテルやレストラン、スパが並ぶ通りにあるヴィーガン・グルテンフリー対応料理を提供するレストランです。

トースト、ピタサンド、パスタ、バーガーなどの欧米風料理に加えて、餃子スープやうどん、生春巻きといったアジア料理も楽しめます。

店内では雑貨も販売しており、ちょっとしたお土産を購入することもできます。

隣には系列店の「Lagom Cafe」があり、美味しいケーキが評判で、欧米人や在住外国人を中心に人気を集めています。

このお店でもビーガン対応のメニューが用意されています。

🌱nourish eatery.

ホイアン旧市街から少し離れた川沿いの静かなエリアにある、ベジタリアンとヴィーガン料理が楽しめるお店です。

メニューにはトースト、タコス、バーガー、ボウル料理などの料理が豊富にそろい、リピーターも多いです。

お店は吹き抜けの広々とした空間で、落ち着いたモダンな雰囲気が特徴です。

さらに、2階はコワーキングスペースになっており、ノマドワーカーにも人気があります。

リラックスした雰囲気で美味しい料理を楽しみながら、仕事や作業にも最適なスポットです。

🌱Chickpea Eatery

ベトナム料理のベジタリアン・ヴィーガンバージョンを食べたい方におすすめのレストランです。

旧市街の中心から徒歩5分ほどの路地裏にあります。

ここではベトナム料理の定番であるフォーやバインミー、バインセオの他、ホイアン名物のカオラウなども提供しています。

その他サンドイッチやバオ、スムージーボウルなども提供しており、幅広い料理を味わえるのが魅力です。

また、こちらではヴィーガンベトナム料理教室も催行しています。

この料理教室では食材の買い付け(天候により中止の場合もあり)から、ベトナム料理4種類とデザート1種類を作ることができます。

自宅でも再現できる調理法を伝授していただけるとのことなので、旅程に余裕がある方は参加してみてはいかがでしょうか?

参加にはHPから事前予約を👇
https://chickpeaeatery.com/authentic-vietnamese-vegan-hoi-an-cooking-class/

豆知識・ベトナムは月2回菜食~Ăn chay(アンチャイ)

ベトナムでは菜食の日が月に2回あり(旧暦の1日と15日)、その日は休業になるローカルレストランもあります。

また、おかずが日替わりのローカル食堂ではベジタリアンメニューが用意されることも多いです。

菜食の日にベトナムにいる方は、ベトナムの家庭料理を提供する食堂「Cơm bình dân(コムビンザン)」を訪れてみても面白いかもしれません。

まとめ

こちらの記事ではダナン在住者おすすめのヘルシーご食をご紹介しました。

どのお店もそれぞれ特徴があり、まだ行ったことがない方は一度は訪れる価値ありのおすすめレストランです。

是非お気に入りのお店を見つけ、素敵なひと時を過ごしてくださいね。

寺内真実

執筆者寺内真実

2014年よりベトナム在住。
「暑い国に住みたい」と勢いで渡越し、現地の日系旅行会社を経て、現在はベトナム・ダナン市で飲食店とライターをしています。
著書「最新版 ダナン&ホイアンへ 癒しのビーチと古都散歩」イカロス出版
https://www.amazon.co.jp/dp/4802215312

ベトナム情報週刊コラム

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ベトナムで仕事をする日本人の方々にとって、よく聞く悩みの種が会食のお店探し。 美味しい食事もお酒も大好きな筆者は、ハノイに3年半住み日本食からベトナム料理、フレンチやバーまであらゆるお店を試しました。 日々お店の入れ替わりが激しいハノイの飲食店ですが、接待に使えるポイントを抑えているお店は意外と少ないため、よくいろいろな方からおすすめのお店を質問いただきます。 こちらの記事では、数多く会食を開催してきた元営業マンの筆者が、接待に使えるおすすめのレストランを紹介していきます◎   日本であっても、ベトナムであっても、お店選びはお客様の嗜好に合わせてポイントを抑える必要がありますよね。 実際にお店を決める際に、気を付けるべきポイント5つを紹介します。お客様に合わせて下記のポイントを考慮しながらお店を選ぶと、会食がスムーズに運ぶこと間違いなしです◎ お客様と周囲の影響を受けずにゆっくり話がしたい時に、個室であることは非常に重要なポイントです。 ハノイでは個室の用意がないレストランも多いので、個室があるお店を頭に入れておくとお店が選択しやすくなります。 もちろんカジュアルな接待であれば個室にこだわらなくても良いケースもありますので、会食の目的やメンバー次第で決めることをおすすめします。 店内で喫煙不可のレストランもありますので、喫煙者がいる場合には事前に確認しておくとよいでしょう。 ハノイのレストランは店内喫煙不可の場合、入り口の外に喫煙スペースを設けているお店が多いのでお店の入口付近のお席を予約すると喫煙者にも非喫煙者にも喜ばれるかもしれません。 なんといっても、食事・お酒の美味しさや種類の豊富さは外せませんよね。 特に日本食レストランはハノイにもたくさんあるとはいえ、ベトナムで食べる日本食となると食材や調味料に限りがあります。 ご年配の方は日本食を好まれる方も多いので、満足度の高い和食のお店を選びたいですね。 また、コースメニューの方が会食がスムーズに進むケースも多いです。アラカルトで頼む予定でも、念のため事前にコースの有無も確認しておきましょう! なんといってもここはベトナム。店員さんはベトナム人の方ですので、日本で受ける接客とは文化も違えば、言語も違います。 日本食レストランに行けば日本語で話してくれますが、一歩飛び出せば英語かベトナム語です。 あまり海外に慣れていないお客様だと、ベトナムの文化を失礼と捉える方もいますので、どの程度の接客をお客様が求められているのかリサーチしておきましょう! 少し間違えるくらいはご愛敬。感じのよい接客をしてくれる店員さんがいるお店だと、少しの間違いなら気にならず、会食も円滑に進むので接客は大切ですよね。 そして、我々日本人にとって外せないのが清潔感ではないでしょうか。 隅々まで掃除が行き届いているか、その中でも特に『お手洗いが清潔か』は非常に重要なポイントですので抑えておきたいですね。   写真参照元:黒てつ家Facebook 黒てつ家のご予約はFacebookより アパートの最上階にひっそりと佇む隠れ家系懐石料理屋さん。 お刺身から焼き物、締めはお寿司と海鮮中心のコース料理となっています。鮎などのなかなかハノイでは食べられない日本の食材を使用したお料理で満足度の高いお料理です。 綺麗な個室もあり、プライベートが守られるのでしっかりとした会食を開催したい時にもおすすめです。 個室ではありませんが、テラス席もあり夜景がきれいに見えるので、涼しい季節にはテラスもお勧めです◎(※テラス席は喫煙可)   日本食燈家のご予約はFacebookより カジュアルな割烹料理がコースで味わえる燈家さん。60万VND、70万VND、80万VNDのコースがあり、日本食の割烹としてはリーズナブルです。 食事のボリュームもあり、魚介からお肉まで幅広く味わるためお料理を重視したい方におすすめです◎ また、全部屋個室でゆったりとしたスペースになっており、会食に非常に使いやすいのも嬉しいポイント!   ミシュランガイドにも掲載された岐阜市のレストラン・肉料理人 やさい ファンボギ オーナー高橋氏が手掛ける飛騨牛の焼肉店NOBU。 2023年にオープンしたばかりで、洗練した空間と徹底管理された飛騨牛の焼肉は、絶対に外せない会食時に利用したいレストラン。 コース以外にもアラカルトメニューがあります。 コースは1,550,000VND~、接待であればコースを選択する方がスムーズでおすすめです◎ 個室もあり、きれいで洗練された空間は、プライバシーを守りたい会食でも安心して利用できますよ! NOBUの予約はこちらからどうぞ!   カジュアルな居酒屋ながら、居酒屋一品メニューから焼きそばやすき焼きなど幅広く日本食を提供している初詣。 日本人オーナーさんがいるため、本格的な日本食メニューが食べられるにも関わらず、リーズナブルで看板メニューのすき焼きは日本人はもちろんベトナム人にも大人気◎ ベトナム人のお客様に日本食を紹介したい時に幅広いメニューを紹介できるため重宝します◎ カウンターと二人掛けの席が中心ですが、半個室もあり会食ならそちらのお席を予約することをおすすめします。 カジュアルに居酒屋での会食を楽しみたい、ベトナム人に様々な日本食を紹介したい、といった方は是非一度利用してみてくださいね。 最近ではグルメ好きな韓国人の方からも人気が出ているそうですよ! 初詣の予約はこちらからどうぞ!   居酒屋では物足りないけど、カジュアル過ぎない会食に選びたいお店が浪速割烹㐂六庵。 キンマーの小道に佇むひっそりとしたカジュアル割烹で、関西風の優しい味付けの割烹料理を食べることができます。 お刺身や煮物、お豆腐料理などをアラカルトで頼むことも、コースを選択することもできます。 何を食べても美味しいので、コースにしてもハズレなく安心ですよ◎ 2人から10名以上の団体でも利用できる個室もあるため、様々な会食シチュエーションで利用しやすいのも嬉しいポイント。 筆者は悩んだ時は㐂六庵を利用することも多いおすすめの一店です! 浪速割烹 㐂六庵のご予約はこちらから!   キンマーエリアにある海鮮と日本酒が豊富な居酒屋えびす。 ハノイの中ではトップクラスに多くの日本酒を揃えており、日本食に興味があるベトナム人や韓国人などのお客様を連れて行くと非常に喜ばれるお店。 お刺身や日本から取り寄せた大きな牡蠣、その他各一品料理も美味しく、日本食を食べたいというお客様にはもってこい◎ 2階席が個室になっており最大8名程入れる仕様になっているので、個室希望の方は早めにそちらのお席の予約を取ることをお勧めします。 2階は靴を脱いで上がるタイプのお部屋で、お手洗いは1階にしかないので足が悪い方がいる時は避けた方がベターでしょう。 海鮮が美味しいと有名ですが、実はやきそばがハノイ一という呼び声もあり、いろいろな国の友人やお客様を連れて行きましたが非常に喜ばれました。 カジュアルなお店ですが、会食としても使いやすいおすすめの居酒屋ですよ◎ えびすのご予約はこちらからどうぞ! ...
海外移住する前に知っておきたい年金の仕組み【ベトナム情報あり】
2025.10.29
海外移住する前に知っておきたい年金の仕組み【ベ...
海外移住を検討している方の中には、年金について不安を持っている方も多いと思います。 年金は、老後の生活を支えるための大切な制度です。日本では、国民年金や厚生年金などの公的年金制度が整っていますが、海外では必ずしも同じような制度が存在するわけではありません。 そのため、海外移住する際には、年金について事前によく調べておくことが大切です。 日本国内で年金を納めていた場合でも、何も知らずに海外移住をすると、年金の受給資格を失うことがあります。 結論から言うと、海外に移住しても年金の受け取りは可能です。世界のどの国に移住しても、年金を受け取る権利が失われることはありません。また、受取口座を海外の銀行口座にすることも可能です。 ただし、いくつかの手続きが必要となるので、ここでは海外移住する際に年金をどうしたらいいか、受け取るためのその方法について、詳しく解説していきます。   海外移住しても年金を受け取る方法はいくつかあります。 日本にある会社から給料を受け取る場合には、特別な理由がない限りは、厚生年金に加入し続けます。 アメリカ、韓国、ドイツなど、社会保障協定を結んでいる転勤先の国の年金の加入免除を受けるために、事業主を通して日本の年金事務所で「適用証明書」を発行してもらい二重負担を防ぐことが出来ます。 日本の年金をそのまま受け取るには、日本に住所を残しておく必要があります。また、年金の受給資格を満たしていることも条件となります。 日本年金機構のホームページから年金請求書をダウンロードします。 本人の生年月日を確認できる書類(戸籍謄本、戸籍抄本、住民票、住民票の記載事項証明書)を用意します。※1 年金の受取口座とする本人名義の金融機関の通帳や、キャッシュカードなどを用意します。※2 年金請求書を、日本で最後に住んでいた場所を管轄する年金事務所、または街角の年金相談センターに提出します。 ※1 マイナンバーを登録している人は、添付書類の提出が不要になる場合があります。また、日本年金機構にマイナンバーの登録がなくても、年金請求書にマイナンバーを記入していれば、原則として戸籍謄本などの添付の必要はなくなります。   添付書類は受給権が発生した日以降に交付されたもので、なおかつ年金請求書の提出日が交付日から6ヶ月以内のものでなければなりません。 たとえば、2023年7月1日に年金の受給権が発生した場合、添付書類は2023年7月1日以降に交付されたものでなければなりません。   添付書類が受給権が発生した日以降に交付されていない場合、または年金請求書の提出日が交付日から6ヶ月を過ぎている場合は、年金の請求が認められない場合があります。 添付書類の有効期限については、日本年金機構のホームページで確認することができます。   ※2 年金請求書に金融機関の証明を添付することで、年金請求書の審査がスムーズになります。年金請求書に金融機関の証明を受けていれば、通帳もコピーも不要です。   金融機関の証明は、金融機関に申請することで取得することができます。証明書には、年金の受取口座の金融機関名、口座番号、口座名義人などが記載されます。   年金請求書の提出期限は、年金の受給年齢に到達した誕生日の前日です。期限までに年金請求書を提出しないと、年金を受け取ることができません。 また、年金請求書の提出時に、次の書類を提出する必要がある場合があります。 厚生年金に20年以上加入していて、配偶者あるいは18歳未満の子どもがいる人:世帯全員の住民票の写し、収入を証明できる書類など 厚生年金の加入期間が20年未満で、配偶者が厚生年金か共済に20年以上加入している人:配偶者の年金請求書   海外に移住した人が年金を受け取るためには、日本の年金事務所に年金請求書を提出する必要があります。 また、老齢年金を受け取る権利(受給権)は、受給開始年齢に到達することで発生しますが、自動的に受け取りが始まるわけではありません。ご自身で老齢年金を受け取るための手続き(年金請求書の提出)が必要です。 ※受給開始年齢は、生年月日と性別に応じて異なります。 ただし、社会保障協定に基づいて日本と協定を結んでいる国に移住した場合は、協定相手国にある機関に年金請求書を提出することもできます。 協定相手国で年金請求書を提出する際には、日本年金機構のホームページから必要書類を入手することができます。また、協定相手国の機関に連絡して、申請手続きについて確認してください。 協定相手国で年金請求書を提出するメリットは、日本に帰国しなくても年金請求書を提出できることです。また、協定相手国の機関が年金請求書の審査を行いますので、日本年金機構に申請するよりも手続きが簡単になる場合があります。 なお現在、協定相手国として協定を結んでいる国は23か国ありますが、ベトナムは協定相手国ではありませんので、こちらには該当しないためご注意ください。 参照元;日本年金機構   次に該当する場合、海外の社会保障制度に加え、日本の社会保障制度にも加入しなければならないことがあります。 日本国内で被用者として就労する方が海外に派遣される場合 日本国内で自営業者である方が海外で自営活動を行う場合 ※ベトナムで現地採用として働く場合、ワークパーミットを所持しますので、原則ベトナムの社会保険の加入が必須となります。 駐在員の方は、日本本社からの異動の場合ベトナムでの社会保険の義務はありませんので、就業している会社に確認が必要です。 基本的にはベトナムで就業する際には、ベトナムの社会保険に加入しながら、自身で日本の年金も支払う二重支払いが必要となります。 日本の年金に加入を希望される方は、次の任意加入の手続きの項目を確認してください。   海外に居住することになった方は、国民年金の強制加入被保険者ではなくなりますが、日本国籍の方であれば、国民年金に任意加入することができます。 『国民年金被保険者関係届書』と呼ばれる、任意加入の申込書を日本年金機構に提出する必要があります。 日本に住んでいる、もしくは住んでいた方は、その期間原則年金を納付していますので、基礎年金番号をすでに持っています。 そちらの番号の記入と住所などの情報を記載して提出するだけなので、手続きは簡単です◎ 提出書類は下記のリンクよりダウンロードが可能です☟ 国民年金被保険者関係届書(申出書) 任意加入の手続きは現在の居住状況により、手続き窓口が異なりますのでご注意ください。 基本的には日本に住んでいたことがある日本人の方は、お住まいの市区町村窓口もしくは年金事務所にて手続きとなります。 どのような方 手続き窓口 これから海外に転居する方 お住まいの市区町村窓口 現在海外に居住している方 日本国内における最後の住所地を管轄する年金事務所または市区町村窓口 日本国内に住所を有したことがない方 千代田年金事務所   保険料を納める方法は、国内にいる親や兄弟などが本人の代わりに納める方法と、日本国内に開設している預貯金口座から引き落とす方法があります。 また、任意加入被保険者であっても、将来受け取る年金額を増やすことができる付加保険料を納めることができます。 ...
【ベトナム保険事情】医療制度と民間医療保険について
2025.10.28
【ベトナム保険事情】医療制度と民間医療保険について
ベトナムは、東南アジアの経済大国であり、近年は観光客や移住者が増えております。しかし、ベトナムの医療について心配に思う部分もあるのではないでしょうか。 受診方法や医療費について具体的にイメージしにくく、今後の外来受診、入院、緊急医療搬送など、予期せぬ出費については事前に準備しておくことが重要です。 対応策としては、民間の医療保険に入ることがひとつあげられます。 医療保険には提供する会社、その中にも様々な種類のプランがありますので、自分のニーズに合ったプランを選択する必要が出てきます。 本記事ではそのお手伝いができるように、代表的なものをいくつかご紹介していこうと思います。   日本は健康保険制度が整っており、世界的に見て非常に低価格で良質な医療サービスを受けることができます。 しかし、日本から一歩外に出れば、日本の健康保険はもちろん適用外です。そのため、現地で使える保険が必要になります。 ベトナムでは外資系病院の医療費は非常に高く、保険未加入のまま受診すると、多額の支払いを要求される可能性があります。 そのためベトナムで就労し長期滞在する場合、事前に医療保険に加入することをお勧めします。 医療保険に加入しておけば、万が一の病気や怪我に備えて安心することができます。また、医療費の負担を軽減することができるので、ベトナムへの就労で長期滞在を検討している方は、医療保険に加入することを検討しましょう。 ただ、現地の会社に採用となった場合には、企業が民間の医療保険に加入するパターンが多いため、就職先の福利厚生を確認することをお勧めします。 もし会社単位での保険加入がない場合には、個人加入をしておくと安心です。   《医療保険でできること》 ※加入するプラン内容により異なる可能性があります 病気や怪我の治療費を補償 緊急時の医療搬送費を補償 帰国時の医療費を補償 海外旅行保険の補償を拡張   ベトナムは、公立と私立の医療機関が混在しています。 公立病院は、中央政府レベル・州レベル・地域レベル・地方自治体レベルの4つのレベルに分けられ各地に点在しています。 私立病院の多くは、公立病院の混雑を軽減するために、都市部に集中しています。 ベトナムの健康保険制度は、日本の制度に似ており、「現物給付」を採用。現物給付とは、患者が医療費の一部を支払い、国の健康保険団体が残りの費用を医療施設に支払う制度です。 ベトナムと日本の医療制度は、似ている点が多いですが、ベトナムでは、公立、私立病院共に医療費が日本の病院の医療費よりも安い傾向にあります。そのため健康保険の給付範囲も、日本の健康保険の給付範囲より狭い傾向にあります。 ベトナムで働く労働者(外国人含む)は、社会保険へ強制加入となります。 ベトナムの社会保険に加入していると、外国人でもベトナムと同様に、病気や怪我で入院や手術が必要になった場合、一定の金額の補償を受ける権利があります。しかし、社会保険は、基本的にベトナム国内の公立病院のみで利用することができます。 日本語や英語で診察を受けられる私立病院では、社会保険は利用できません。 そのため、ベトナムに滞在する日本人は、個人で医療保険に加入することをおすすめします。医療保険に加入すると、私立病院でも日本語や英語で診察を受けることができ、高額な医療費を補償することができます。 公立病院 公立病院は、ベトナム政府が運営する病院です。公立病院は、すべての国民が利用することができます。公立病院の医療費は、私立病院に比べて安くなっています。しかし、公立病院は、混雑していることが多いです。 私立病院 私立病院は、民間企業が運営する病院です。私立病院は、公立病院に比べて、設備や医療技術が優れています。また、私立病院は、公立病院に比べて、待ち時間が短いことが多いです。しかし、私立病院の医療費は、公立病院に比べて高くなっています。 健康保険 ベトナムでは、国民皆保険制度が導入されています。国民皆保険制度とは、すべての国民が健康保険に加入することを義務付ける制度です。健康保険に加入すると、公立病院で診療を受けた場合、一部の医療費が支給されます。 ベトナムの医療制度は、近年、急速に改善されています。しかし、ベトナムの医療制度は、日本に比べるとまだ発展途上にあります。ベトナムへ旅行や出張をする場合、事前に医療保険に加入することをお勧めします。 ベトナムの医療制度の詳細 ベトナムでも外国人が加入できる医療保険はたくさんあります。その中でも、いくつかのおすすめの保険をご紹介します。 HSBC ベトナムの医療保険に加入するには、HSBC ベトナムのウェブサイトまたはコールセンターから申し込むことができます。申し込みの際には、パスポート、ビザ、住所、電話番号などの情報を提供する必要があります。 入院費、外来費、薬剤費、診察費、検査費など、さまざまな費用を補償することができます。保険料は月額 100,000 ドンからとなっており、リーズナブルな価格で加入することができます。 MSIG ベトナムは、個人向け保険と法人向け保険の両方を提供しています。個人向け保険には、医療保険、自動車保険、火災保険、盗難保険、旅行保険、生命保険などがあります。法人向け保険には、賠償責任保険、建設保険、輸出入保険、船舶保険などがあります。 MSIG ベトナムは、ベトナムの保険業界において、トップクラスの保険会社の一つです。優れた顧客サービスと信頼性の高い保険商品で知られています。   リバティ保険は、1930年に設立されたアメリカの保険会社です。個人向けの生命保険、医療保険、自動車保険、住宅保険、ペット保険など、幅広い保険商品を提供しており、米国で最も信頼されている保険会社の1つで、顧客満足度が高いことで知られています。   プルデンシャル生命ベトナムは、ベトナム国内で100万件以上の契約件数を誇り、ベトナムにおける生命保険市場のトップクラスの保険会社の一つです。ベトナムの経済成長とともに成長を続けており、ベトナムにおける生命保険市場のリーダーとして、今後も成長していくことが期待されています。 ウェルビーベトナムは、個人向けの医療保険、旅行保険、保険代行サービスなど、幅広い保険商品を提供しています。ウェルビーベトナムの保険商品は、ベトナムの法律および規制に準拠しており、ベトナム人のニーズに応じた保険商品を提供しています。 また、日本語対応のコールセンターが24時間利用可能なのも人気の理由です。   保険の種類には、生命保険、医療保険、損害保険など、さまざまな種類があります。それぞれの保険には、異なる補償内容がありますので、自分のニーズに合った保険を選ぶ必要があります。 保険の保険料は、保険の種類、補償内容、保険期間などによって異なるので保険料を支払い続けられるかどうか、よく検討する必要があります。 無理に高額なプランを選ぶと毎月の支払いに追われベトナムを満喫できなくなったり、支払いがストレスになる可能性もあります。 解約条件は、保険会社によって異なります。保険料を支払った期間によっては、解約時に解約返戻金を受け取ることができる場合もありますので契約時にしっかりと目を通しましょう。 当たり前ですが保険会社は、信頼性の高い会社を選ぶ必要があります。保険会社が倒産した場合、保険金が支払われない場合があります。 加入する際には、これらの注意点をよく理解した上で、自分のニーズに合った保険を選ぶようにしましょう。 補償内容をよく確認する。 保険料をよく確認する。 解約条件をよく確認する。 保険会社をよく選ぶ。   ベトナムでの就職や長期滞在を検討している場合は、是非医療保険に加入することを検討してください。保険は、万が一の際に備えるために必要なものです。 保険に加入しているからといって治療費が全額保障されるわけではありませんが、医療保険は健康と財産を守るために役立ちます。 小さな文字で書かれた契約内容を読むのは骨が折れることですが、自分に合った保険を選び、万が一の際に備えておきましょう。 実際に病院へ通いたい場合にはこちらの記事にハノイ・ホーチミンのオススメ病院一覧を掲載しておりますのでご参考ください。

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