HRnaviスタッフ

執筆者HRnaviスタッフ

べとわーく編集部は、ベトナム在住歴10年以上のメンバーを中心に構成しています。
ベトナム生活情報や飲食店情報などから、在住歴が長い人しかわからないような
コア情報までお届けします。

2022.03

雲海を見にバオロクへ

ベトナム生活情報、ベトナム観光情報

ホーチミン市からダラットへと向かう手前にあるバオロクでは、雲海が見れると知り、土日を利用して1泊2日のバオロク旅行へ行ってきました。 ベトナム中部の高原地帯にあるラムドン省バオロクは、お茶の産地として有名です。 同じラムドン省のダラットは、有名な観光地ということから、バイクでダラット旅行に行ったことがある人は街の名前くらいは知っていても、宿泊したことがある人は少ないと思います。それはバオロクとダラットが100KMほどしか離れていないことから、休憩はしても宿泊せずに通過しているからです。 バオロクで雲海が見れると知り、バオロクについて調べたところ、魅力的な街だと知りました。今回、日曜日にベトナム人の知人の結婚式があり、タイトなスケジュールだったので行くのを断念したスポットを紹介します。 バオロクは、ダラットの近くにある高地なので景色の良い場所が観光スポットとして有名です。 ここで紹介する場所以外にもバオロクは高原地帯なので、景色の良いスポットが多く、地形を生かしたオシャレなカフェが散在しています。 バオロク市街からは約15KMのところにある落差57mもある大きな滝で、ラムドン省内では一番大きいです。メインのダンブリ滝以外にも、いくつかの滝が見られます。また観光地として開発がされているので、ちょっとしたテーマパークになっています。 この滝には、男女の悲哀にまつわる伝説が残されています。勇敢な少年ダムと美しい少女ブリがお互いに惹かれ愛し合うも、互いの村は対立する村同士ということで結婚が出来ませんでした。そしてダムは村を出ることを決心して森に行くのですが、行ったきり帰ってきませんでした。ブリは森の中で彼を探すものの見つからず、泣き崩れてしまいました。 ブリは、ダムが帰ってくるのをひたすら泣きながら待っていると、身体は岩になり、涙は滝となりました。やがて、その滝はダンブリ滝と呼ばれ、対立していた村同士のわだかまりもなくなったそうです。 バオロク市街からだと、ダンブリ滝の手前にある丘陵地帯で、斜面を利用して一面にバオロクの名産となっているお茶畑が広がっています。 私が雲海を見るために目指したのはChùa Linh Quy Pháp Ấnです。 名前を聞いても知らない人が多いと思いますが、先ずは、こちらのYoutubeを見て下さい。 Son Tung M-TPのLac Troiという歌のミュージックビデオです。Son Tung M-TPは、Netflixでライブドキュメント映像が作られるくらいベトナムで知らない人がいない人気のアイドル歌手です。ベトナム在住歴が5年以上の人なら、ベトナムの音楽を知らなくても、聞いたことがあるのではないでしょうか。 このミュージックビデオに出てくる、鳥居のあるところが、今回の目的地としたChùa Linh Quy Pháp Ấnです。 起床時間は朝4時30分 朝4時30分に目覚ましを鳴らして、目覚めました。身支度をしてホテルを出たのは4時50分。 街灯に照らされた国道20号線を走ります。途中で、坂を下り始めたところで右折します。地図上では、チャンフンダオ通りとなっていますが、暗いせいか通り名が書かれた看板を見つけられずGoogle Mapsで確認してから曲がりました。 そこからは、街灯がなくなり真っ暗な道、そして未舗装路なんかをひたすら道なりに進むこと30分、三叉路(バオロク市街地からだとY字の二股に分かれている)に出たところで、右側に折れます。人が住んでいるエリアのようで、何本も脇道が出てきますが、どれも細いので迷うことはありません。また途中で行き先表示の看板がありました。 三叉路から10分くらいで、駐車場にたどり着きます。車やバス利用者は、これ以上、先には進めないようですが、バイクだと山門まで行くことが出来るようです。 しかし、事前情報では、山門までの道はとても険しくバイクの運転技術に自信があっても躊躇するくらいのレベルと聞いていたので、迷わずバイクを駐めました。 駐車場にスタンバイしているセオムに声を掛けて、山門まで連れて行ってもらいます。 山門までの道は、細く急な上り坂となっており、セオムを選んで正解と思えるくらい、後ろに乗っていても、いつ転ぶのかと不安になるくらいに険しい道でした。(セオムのおじさんは慣れているので、転ぶこともなく無事にたどり着けました) 山門からは徒歩になります。バイクを降りるとセオムのおじさんがベトナム語で本堂までの位置を説明してくれますが、早すぎて全く聞き取れませんでした。しかし、山門を潜り、本堂までの道は何とか迷わずにたどり着けました。 本堂の手前が舞台となっており、訪れた日はイベント日だったようで、偉いお坊さんと信者の方が多かったです。 舞台から写真を撮りたいと思っていましたが、それは叶わず。しかし、目当ての雲海を見ることが出来ました。 何とか舞台から写真を撮りたいと思いつつ、偉いお坊さんの有難いお話を拝聴しつつ待つこと朝7時。終わりそうで、終わらなさそうだったので、諦めて下山。 山門まで降りてきたら、セオムのおじさんへ電話をする必要があるのですが、タイミングよく、山門まで送ってきたタイミングだったので、その帰りのついでに乗せてもらうことが出来ました。 駐車場に戻ってきてから、駐車場代とセオム代の合計6万ドンを支払いました。 バオロクの中で雲海が見られる場所は多くあるようで、宿泊したホテルのスタッフから「朝早くバオロク市街地よりも高い山を登れば、大体見れる。」と言われました。

2022.03

ホーチミン市3区の隠れ家バー「Naked Omakase Bar」

ベトナム生活情報

少し前までは、バーと言えば、日本人が経営しているバーかガールズバー、あとはホテルのバーくらいしかありませんでした。しかし、ここ数年、ホーチミン市ではバーが増えています。 Google Mapsでバーを探していた時に面白そうなお店を見つけました。そのお店があるのは、ホーチミン市3区のNam Ky Khoi Nghia通りのヘムの奥にあります。ヘムの入り口には、ベトナムのエンターテインメント業界では有名なYeah1のオフィスビルがあります。 Naked Omakase Barの隣にある日本食レストラン「Naked Sushi」のBar部門といった形態のようですが、入口が分かれています。初めてだと、間違いなくレストランに入ってしまいますが、店員さんにバーへ行くことを伝えると、快く案内してくれます。 店内は、こじんまりとした空間で薄暗く、カウンター席とテラス席に分かれており、なかなか良い雰囲気です。カウンター席では禁煙ですが、テラス席では喫煙が出来ます。 日本食レストランのBar部門という感じなので、スタッフは法被姿で、さながら、お寿司屋さんのような雰囲気です。日本語は通じませんが、英語は問題なく通じます。 オリジナルカクテル(シグネイチャーカクテル)は、四季をイメージしたものになっており、春夏秋冬の4つにカテゴライズされています。ネーミングについては、つっこみたくなるようなものもありましたが、味については美味しかったです。 初めてだったので、春にカテゴライズされたオリジナルカクテルを1杯ずつ、上から順にオーダーしました。 ちなみに店名に入っている『Omakase』というメニューもあるようですが、利用した日は準備中ということで注文出来ませんでした。 スタッフの説明によると、その時々で入荷しているフルーツをベースに、Omakase Boxに入っている紙を引き、その紙に書かれているフルーツを使って作ってくれるようです。お寿司屋さんの「おまかせ」コースとは違い、天に「おまかせ」的な意味合いがあって、それはそれで面白いシステムだと感じました。 店名:Naked Omakase Bar 住所:193A/6 Đ. Nam Kỳ Khởi Nghĩa, Võ Thị Sáu, Quận 3, Thành phố Hồ Chí Minh, ベトナム 営業時間:月〜日 17時〜25時

2022.03

ベトナムのメガネブランド

ベトナム生活情報

初めてベトナムにやって来た時に一番困ったのは服です。仕事で着るようなスーツは、街のあちこちにテーラーがあるので、日本とは比べものにならないほど安価で仕立ててもらうことが出来ますが、普段着る服となると女性ものは多くのブティックがあるものの、男性ものはというと、フォーマルウェアかコピーブランドかおじさんが着るような服しか見つけることが出来ませんでした。 しかし、2013年頃から、男性もの(ほとんどユニセックス)のベトナムのカジュアルブランドが増えてきて、今ではホーチミン市内なら複数のショップが出来たので手軽に買えるようになりました。 その頃に一つ決めたことがあります。それは、着るものは全てベトナムローカルブランドで揃えるということ。 決めたと言っても、やはり限界はあって、メガネだけは、いくら探しても見つけることが出来ませんでした。インターネットで、ようやく見つけたかと思うと、どれもハノイにしかお店がなく、ホーチミンは通販のみの対応。(ハノイには、SHIGERU EYEWEARというカッコいい眼鏡屋があります。) そんな中、インスタグラムを見ていて、たまたま2軒のメガネ屋を見つけました。(どちらもハノイが本店だと思います) ホーチミン市の店舗は、10区のローカルエリアにあります。 昔は、シルバーアクセサリーをメインにしていたはずなのですが、今はメガネも取り扱っています。 少し奇抜で個性的なデザインのものから、フォーマルでも掛けれるようなデザインのフレームまで色々あります。ただウェブサイトで「コレ」と決めて行くと、その商品はないことが多いので、ウェブサイトにある商品はあくまでも参考程度。あったら嬉しいくらいで行くのが良いと思います。 価格は90万ドン〜150万ドン程度。 住所:371 Bà Hạt, Phường 4, Quận 10, Thành phố Hồ Chí Minh 住所:Số 104, 4 Ngõ P. Lê Thanh Nghị, Bách Khoa, Hai Bà Trưng, Hà Nội 住所:672 Đ. Nguyễn Trãi, Thanh Xuân Bắc, Thanh Xuân, Hà Nội ホーチミンのお店は最近出来たばかりなのかGoogle Mapsで検索しても出て来なかったので、お店にたどり着くまでが大変でした。 ちなみにフェイスブックやインスタグラムの投稿を見ると、3年くらい前から投稿していたので、店舗がなかったのかも知れません。 ラインナップのメインはセルフレームで、変わったデザインはなくオーソドックスなものが多いです。しかし、セルの色使いがおしゃれなものがありました。昔、ドイツのブランド(名前失念)で、見る角度で色が違うように見えるというセルフレームがありましたが、同じようなものもありました。 価格は100万ドン前後。 住所:656 Nguyễn Đình Chiểu, Phường 3, Quận 3, Thành phố Hồ Chí Minh 住所:22 P. Trần Quốc ...

2022.03

ホーチミン市フーニャン区にあるローカルラーメン屋「HOME RAMEN」

ベトナム生活情報

ベトナム人の友人から、ホーチミン市フーニャン区にローカルラーメン屋「HOME RAMEN」があると聞き、訪れました。 お店があるのはホーチミン市フーニャン区と言っても1区のピンクの教会で有名なタンディン教会から目と鼻の先にある、ファンシックロン通りの近くになります。そして、ファンシックロン通りにあるフーティウ屋「Quán Hủ Tiếu Mực Ông Già Cali」(おじさんの看板が掲げられている)を目印に少し中に入ったHoa Cau通りにあります。 同じ通りには、日本人経営で思い切り寛げるカフェ「Chidori」があります。 訪問したのは平日のランチ時間帯、1区のビジネス街からは離れているので、そこまで混んでいないと高をくくっていたのですが、ベトナム人のお客さんでごった返しでした。中でも、制服を着た学生が多いのが印象的でした。 運よくカウンターの席が一つ空いていたので待たずに入店が出来ました。 1階はカウンター席とテーブル席を合わせても10人程度しか入れませんが、店員さんは1階と2階を行ったり来たり慌ただしそうにしていたので、席数はわかりませんが、2階にも席があるようです。 メニューはラーメン屋なので、ラーメンが主体ですが、一品ものも数多く取り揃えていました。ローカルエリアと言っても家賃が高いと聞くファンシックロンエリアなので、概ね価格は安い印象はなく、平均レベルだと思います。 注文したのは、お店の名前が使われている「HOME RAMEN」と「モスなチキン南蛮」の二つ。飲み物はコーラを頼みましたが、店員さんが忘れており出てきませんでした。 ちなみにラーメンスープは、醤油・味噌・豚骨と3種類あり、カレーラーメンやつけ麺もありました。 HOME RAMENは、家系ラーメンのような印象を受けるテイストに仕上がっていました。味は、昔レタントンのヘムにあった「大ちゃんラーメン」の家系ラーメンを彷彿とさせる味だったので、ニンニクとか唐辛子のトッピングが欲しくなりました。 モスなチキン南蛮は、モスチキンを食べたことがないため、モスチキンとの味の比較は出来ませんが、サクサクの衣にタルタルソースがかかっており、中の鶏肉が柔らかくて美味しかったです。 店名:HOME RAMEN 住所:3 Hoa Cúc, Phường 7, Phú Nhuận, Thành phố Hồ Chí Minh 営業時間:月〜日 10時30分~14時00分、17時00分~21時00分

2022.03

日本人が経営するカントーのゴーカート場

ベトナム生活情報

少し前の話になりますが、テト休暇を利用してベトナム南部へ、バイクでツーリング旅行に行ってきました。 バイクで風を切りながら自然を肌で感じることが好きなので、時間が出来たら良く行っています。普段は、人が多くいるような観光地には寄らず、気ままに旅をするのですが、今回ばかりはホーチミンに住んでいた友人がベトナム南部の都市 カントー市でゴーカート場をオープンしたと聞いて応援がてらカントー市に足を運びました。 カントー市はベトナム南部にあるメコンデルタ最大の都市として知られており、市内中心部から至近に空港があることから、ベトナム南部の都市ですが、ホーチミン市ではなくハノイ市で働く人たちが多くいることで知られています。 カントー市は運河に囲まれている立地から「川の都」とも呼ばれ、観光客には船で訪れる水上マーケットが人気を博しています。 2022年1月上旬にオープンしたゴーカート場は、カントー市の陸の玄関口と言っても過言ではないくらいの好立地にあります。 ホーチミン市からカントーまでバイクや車で行く時、多くの人はQL1A(ベトナム国道1号線)を通って行くと思います。ゴーカート場があるのは、QL1Aからカントー市内中心部へと向かう道路脇(QL1Aにも面している)のショッピングセンター「GO! Can Tho(Big C)」に入居しています。ゴーカート場は、ゲートを入って駐車場へと向かう手前にあります。 ゴーカート場の営業時間は、夕方16時〜夜21時30分までとなっています。 昼間にオープンしていない理由は、暑すぎて誰も来ないからだそうです。 カートは全て電動カートで、料金は年齢によって異なっており、10分 40,000VNDからとなっています。 小さなお子様は乗れないものの、大きなタイプのものは、6分 100,000VNDとなっています。 大きなタイプのものは他と比べて2倍以上の料金となっていますが、見た目の格好良さも相まって、人気があるのだそうです。 カートは全て電動でした。 ショッピングセンター「GO! Can Tho(Big C)」の空きスペースを利用したゴーカート場なので、あまり大きくはありません。そのため、大人が一人で来て、ゴーカートに乗ることは少ないようです。 ただ、大きくないスペースなこともあり、ゴーカート場の近くからなら、コースのどこにいても目が届くので、お子様を見守る親御さんからすれば凄い安心感があると思います。 訪れたのがテト休暇期間中だったことで、賑わっていたのかと思っていましたが、友人によると、毎日変わらず子供たちで大盛況なようです。 カントー市へ旅行や出張で訪れる機会があれば、是非足を伸ばしてみてください。 店名:DREAM KART Twitter:https://twitter.com/dream_kart Facbook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100074480024338 住所:Lô Số 1, KHU D N CƯ ĐÔ THỊ MỚI HƯNG PHÚ, Cái Răng, Cần Thơ 営業時間:16時〜21時30分 *定休日はショッピングモールによる *カントーの店舗は、2022年6月26日をもって営業を終了し、現在はビンズン省で営業しています。ホーチミン市からは、行きやすくなりました。