数々の日系企業が進出し、多くの日本人が在住するベトナムは海外の中でも住みやすい国の一つです。
筆者もかれこれ5年ベトナムに住んでいますが日常生活で不自由することはほとんどなく、快適なベトナライフを過ごしています◎
その一方で、ベトナムで気になることといわれば空気の問題でしょうか…
実際のベトナムの空気がどのような状況なのか、健康を守るためのおすすめ対策などをこちらの記事では紹介していきたいと思います!
都市別の空気
実はベトナムの空気事情が気になる…と一言で言ってもエリアによって全く状況は異なります!
そこで、こちらでは都市別の実際の状況をお伝えしていきたいと思います。
①ホーチミン
ベトナムで一番の商業都市といえばホーチミンですが、空気は比較的良い日が多く、まれにスモッグが気になる日もあります。
空気がきれいな時はくっきりとした青空と澄んだ空気で、お出掛けしたくなる気持ちの良い気候です。
一方で悪い時はもやがかかったような状態になり、高い建物の上の方が見えない日もまれにあります。
ただ、年間を通じてそこまで空気の悪い日は多くありませんので、健康に大きな影響を及ぼすほどではないでしょう。
ただ、世界の各都市を空気質状況を数値化したアプリを見ると、世界のトップ20にランクインしている時もあるので、特にバイクに乗る方は排気ガスの影響もあるので、マスクをつけることをお勧めします。
②ハノイ
ベトナムで空気の悪い都市No.1と言われているのがハノイです。
工場排気、バイクの排気ガスに加えて、大気が滞留しやすい地形であることが大きな理由といえるでしょう。
日本から来たばかりの方は、空気が良くない日と湿度の高さ、気温の高さなどの条件が重なると体調を崩しやすくなることもあるでしょう。
ただ、筆者を含め1万人近い日本人が住んでいますが、大きな問題もなく過ごすことができています◎
特に、最近では中心部へのバイクの乗り入れを制限する動きや電車の開発が進んでおり、今後改善されていくことに期待です◎
5月や11月は空気がきれいで、きれいな青空が見えることも多く、とても良い季節なので筆者のおすすめの季節です!
一方空気の滞留しやすい12月~2月頃はどんよりとした天気と空気の悪さを感じやすい時期ですのでご注意ください。
③ダナン
ダナンは人や工場が比較的少なく、3大都市の中で最も空気がきれいな都市です◎
夏場にはきれいな海と空気、自然を体感しにダナンへ!というベトナム人の方も多くいます。
ハノイやホーチミンと異なり、工場やオフィスが多くないことで排気ガスなどが少ないことが大きな理由のひとつでしょう。
④ハイフォン
ハノイから2時間程で到着する港町ハイフォン。港町ということもあり商業が栄え工場も増えていますが、自然が多く空気は比較的きれいな街です。
日系工場などが増えているため日本人在住者もいますが、治安がよく空気がきれいで物価が安く住みやすいと評判ですよ◎
空気のチェック方法
アプリ-Air Visual-を使おう!

ベトナムに住む日本人の欠かせないアプリの一つと言っても過言ではないのが大気汚染のレベルを都市別にチェックすることができるアプリAir Visualです!
筆者も空気が気になる時などはこちらのアプリで空気の状態を調べています。
チェックして空気の状態が良くない時には、外出を控えたりマスクを着用したりするなどの対応を取っていますよ◎
数値化されていることで対策しやすくなるので、お守り代わりにダウンロードしておくと便利です!
大気汚染対策
①マスクを着用する

何と言ってもマスクの着用は重要です◎
ベトナムではみんなマスクをつける習慣があり、バイクの運転中などは特にマスクをつけている人の方が多いくらいです。
ベトナムでは布マスクが主流ですが、コロナ後は不織布などの紙マスクもどこでも購入できますのでご安心ください。
基本的にはコンビニや薬局に行けば購入することができて、10枚入りで20,000~30,000VND(120円~200円程度)ですよ◎
特に気管支が弱い方はできる限りマスクをの着用をおすすめします!
②空気清浄機の設置

慢性的に空気が悪いと、のどや鼻を悪くしてしまいがちです。それを避けるためにも空気清浄機の設置は非常に有効です。
日本からいらっしゃる方は、まず最初に借りるアパートについていないか確認してみてください◎
サービスアパートなどは予め備品として設置されているケースもしばしばあります。
もしなければ次に駐在から帰国される方に譲ってもらうという手もあります。
日本に持って帰らないケースがほとんどですので、安く譲って頂けることがありますよ◎
もしくは実際に購入するとしても日本製のシャープなどの空気清浄機が2万円前後で購入できます。
ハノイであれば除湿器付きの空気清浄機をお勧めいたします!
③外出を控える

シンプルな方法ですが、現地の方たちは空気が悪い時には外出を控えて、室内で過ごすようにしています。
特に外での運動などは状況に応じて控えた方が良いでしょう。
ジムや自宅でのんびり過ごす時間に切り替えることをおすすめします◎
ベトナム国内の大気汚染改善の取り組み
①ハノイ中心部のバイク乗り入れ禁止

ハノイ人民委員会の計画では2030年までにハノイ中心部の12地区にバイクの乗り入れを禁止する計画が上がっています。
十分な公共交通機関やインフラを整えたうえで、バイクの乗りいれを禁止することで大気汚染の改善や混雑解消が図れる試算です。
これらの12地区には、ホアンマイ、ロンビエン、タンスアン、バクトゥーリエム、バーディン、カウザイ、ドンダー、ハイバチュン、ホアンキエム、ハドン、タイホー、ナムトゥーリエムが含まれています。
既に2024年ということであと6年で完全に乗り入れを禁止することは難しいかもしれませんが、バイクの乗り入れが減ることが期待されています◎
(参考文献:Vietnam net global)
②公共交通機関の発展

現在ホーチミンとハノイではメトロの開発が日々進んでいます。
ハノイではすでに一号線が2021年11月に開通したのを皮切りに、現在3号線まで開通しています。市内の中心部近くにも路線が開通し、今後も順調に路線を増やしていく予定です。
一方でホーチミンはすでにほぼ完成しており今か今かと開通が期待されながらも、2024年11月時点ではまだ開通していません。
ホーチミンメトロは日本が開発に携わっており、数々の日系企業が開通を待ち望んでいます。
今後もメトロが市民の足の要となれば、バイク通勤も減ってくることでしょう。
まとめ

こちらの記事では2024年のベトナムの空気事情について解説をしましたが、いかがでしたでしょうか?
現在ベトナムは世界的にみても急速に経済発展を遂げている国の一つです。
国の発展の過渡期において必然的に起る大気汚染事情ですが、ベトナムでは公共交通機関などの発展と共に改善を図ろうと試みています。
少し時間はかかるかもしれませんが、ホーチミンやハノイの交通事情の変化と共に生活の質がより良くなることを期待しています◎
また、筆者は実際に5年以上ベトナムにて生活をしていますが、大きな病気などもなく過ごせています。
これからベトナムに来る予定の方は、状況を知ったうえで対策をすることで生活の質を上げることができます。
こちらの記事がベトナム生活をされる方にとって参考になれば嬉しい限りです◎
ベトナム情報週刊コラム
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