- 2024.08.26
豊富な経験とネットワークで営業活動を成功に導く!(転職成功インタビュー vol.8/Sさん)
出身は長崎県になります。3歳からずっとラグビーを続けていて、ラグビーで高校、大学と進学しました。 昨年仕事の関係でベトナムへ来まして、その際に日本よりビジネス面でのチャンスもあり、中長期的に暮らしたいという気持ちになりまして、転職活動を経て現在の会社に就職することになりました。 大阪の総合商社で5年程国内営業をしていました。その後保険会社に転職し、それからはコンサルティング業をしていました。 大学卒業後は商社に勤めることになりましたが、元々保険業界に興味がありました。というのも母子家庭で育ち、保険の重要性を母に教わっていましたので、保険というものに抵抗がなく、保険会社の仕事はかっこいいなと思っていたんです。商社を経て、念願の保険会社に転職してからは、お客様の営業のお手伝いや営業指導、スポンサー開拓なども並行して行っていました。それならば自身でコンサルティング業をしたほうが向いているのではないか、ということでコンサル業の道に進みました。 日本で知り合いの動画制作会社の社長さんがいまして、ダナンにも会社を持っていることから、「一緒に行こう」とお誘いを受けてベトナムに来たのが始まりです。 元々日本で美容・健康関係のコンサルティングを行っていました。その社長さんから「ベトナムでも絶対できるよ」と強く後押しをいただきました。それがきっかけで実際にベトナムに来てみたところ、『これはやれるぞ』という感覚が湧いてきました。しかし、そこからダナンやホーチミンで販売ルートの開拓や会社設立の活動を始めましたが、日系企業として会社を設立するには資本金や監査の問題があり、またベトナム人を事業パートナーとして会社を設立する場合でも、様々なリスクがあることに気づきました。 それに加え、ビザの期限の問題や、現在のベトナム人の恋人との出会いもあり、中長期的にベトナムに滞在するために、一度転職活動をしてみようと決意しました。 ビジネスの観点から見ると、ベトナムは人口が増加しており、今後さらに国が発展することが期待されています。そのような中で、ゼネコンの方々と会う機会があり、建設業に興味を持つようになりました。建設業への興味が高まっている中で求人情報を見たところ、建設系の求人が多く掲載されていることに気づきました。それで、建設関係の職を中心に転職活動を始めることに決めました。 HRnaviさんにご紹介いただき、現在の会社の面接を受けた際、面接官であった社長に対しての印象がすごく良かったので、直感的に『この会社で働いてみたい』という感覚が湧きました。さらに、太陽光エネルギー市場への積極的な取り組みを伺い、これからのトレンドであり、有望なビジネスだという点についても共感しました。個人的にも同じ方向性に強い興味を抱いていたことが、最終的に決め手となりました。 太陽光のPPA事業で営業マネージャーとして活動しています。といっても事業部には私一人しかおらず業務を任されている状況になりまして、実質は事業部長のような感じです。 主な業務は、日本企業の開拓と訪問、製品提案、工場図面の収集です。現地の合弁会社との連携を通じて見積もりや契約は進めますが、日本企業の担当者とは私が連絡を取り、契約の最終確認をしてもらい、事業を進めるというプロセスを担当しています。 ゼネコンとパートナーを組むことが多いのですが、以前商社に勤務していた経験が、営業に自信と度胸を持って臨める点では活かせているポイントかと思います。 また、これまで築いた人脈のお蔭で、今ではたくさんのアポイントメントを取れるようになりました。営業に関して何か特別な技術があるというよりも、人脈やキャラクターで仕事を決めてこられたと思います。面白そうな仕事話が好きで、「ここに営業をかけてみたらどうか」という発想が自然と浮かんできます。この発想力も活かせていると思います。 仕事面では、現在の会社の現地スタッフは待遇も良いですのですぐに辞めることもなく、きっちり仕事をしていますし、これといったギャップなどは感じたことはありません。 ただ、お客様の工場長などのお話を聞くと、現場のスタッフは賃金が安いと1,2週間で辞めてしまったりして困る、というのは聞いています。 しかし、ベトナム人の若者は副業をしたり、株、仮想通貨など投資などをしていることが多く、個人的には何にでもチャレンジする姿勢が好きです。逆に自分の経験から日本人の若い世代のほうが意欲が低くマイナスのイメージがありますね。 プライベートではベトナム人パートナーがいて、例えばお金の感覚についてなどについてはかなりのギャップがありました。でもそういうところの違いも認めて、今は結婚しようと思っています。あとは、元々服や靴が大好きで、日本ではハイブランドばっかり買っていたのですが、ベトナムに来てからそういう感覚が全くなくなりました。ベトナムはオーダーシャツなどが何千円とか購入できるのはいいですね。 個人的にはこれまで問題に直面するといった場面もなく、今までの人脈や経験を活かして順調に仕事が進んでいます。 ただ、日系企業は他国と比べて契約の決定までに時間がかかることが多く、本社が決定を下すまでに半年から1年かかることが一般的です。ベトナム、韓国、中国などの企業は迅速に契約を決めることが多く、日系企業の意思決定の遅さが際立っています。このため、日系企業だけでなく日本全体がビジネスチャンスを逃し、将来的な成長が見込めない国だと感じることがあります。 ベトナムでは仕事面でもプライベートでも不便と思ったことはないです。ベトナムの経済が追い付いていない部分はありまが、それも逆にいえばこれから成長するということです。 今のところ充実した生活を送れています。 今の会社でやっていることはハウス系(木材・建材)ですが、ベトナムは環境対策に力をいれていることから、中長期的にもバイオマス等の事業はチャンスがあると思っています。 今の主な業務である太陽光で結果を出して、将来的には環境系の業務にも携われるように目指していきたいです。 週末は7区の日本人学校でラグビーチームの仲間と練習をしたり、子ども達に教えたりもしています。仕事で関係ができた同じ年代の人たちと、久しぶりにゴルフなども楽しんでいます。 また、恋人がこれまであまり旅行に行ったことがないということなので、一緒に旅行したりもしています。 私は英語が話せなくても、今のポジションの仕事に就くことができています。 海外でも仕事の需要があれば、日本人でも長期的に働き、居心地よく安定した生活を送ることは可能です。収入面で言えば、日本で働いていた時の方が遥かに良かったです。ですが、それを捨ててでも海外にきてチャレンジして良かったと思える世界です。 若い人や海外転職をしてみたい!という人には現在の年収面だけを考えるのではなく、中長期的に国(日本とベトナム、または他の国でもいいです)を見るとどうなのか、という視点を持つことが大事だと思います。 せっかくの人生なので20代30代、自分の時間を30分、1時間でも取って面接などに挑戦してみれば、面白い人生が待っていると思います。若い人達、また今、海外転職を考えている方には「絶対にチャレンジしたほうがいい!」と言いたいです。
- 2024.08.22
【ベトナムの古都/フエ】見どころ・ご当地グルメなど必見です!
ベトナムの古都フエは、ベトナム中部にあり1802年に阮福暎(かりゅうてい)が阮朝(グエンちょう)を成立させ、ベトナム全土を統一したの政治の中心地でした。かつてベトナムの皇帝たちが治めていたこの地は、歴史と文化が息づく魅力的な街です。 その壮麗な宮殿や神聖な寺院、風情ある街並みで訪れる人々を魅了し続けています。 今回はそんな歴史あるフエの「見どころスポット」やフエならではの「ご当地グルメ」「フエへのアクセス方法」「フエ観光の注意点」などを徹底的にご紹介します! フエへのご旅行や滞在を検討されている方の参考になれば幸いです。 グエン王朝を開いた阮福暎 昔のベトナムは王朝を立てて中国などの周辺国への抵抗と独立を繰り返していました。1428年、地方豪族の(レ=ロイ)が挙兵し中国の明を破り黎朝を建国して独立を果たし、中国の歴代王朝との間で朝貢関係を維持するようになります。しかし、黎朝が実権を失っていた18世紀には複数の勢力による争いが絶えなくなりました。 このような中で、シャム王(現在のタイ)やフランス人からの支援を受けて1802年に阮福暎(かりゅうてい)がベトナム全国を統一しグエン王朝をフエに開きました。 フエが都として選ばれた理由は ベトナムの中心に位置する(南北にアクセスしやすい) 川と山に囲まれた攻められにくい平野の地形 ダナン港から近く交易に適している と考えられています※ しかし、1847年植民地支配を広げるフランスがベトナム・ダナンを侵攻し、グエン朝は事実上実権を失いました。 グエン王朝は中国やフランスの影響を受け豪華でオリエンタルな独自文化を築き上げ数々の遺産を残しました。1945年の日本敗戦・ベトナム八月革命によりベトナム民主共和国が建国されたことからグエン王朝第13代バオダイ帝は退位し、グエン王朝は滅亡しました。 (※参考URL) フエは、ベトナムの歴史と文化が豊かに息づく都市で、多くの見どころスポットがあります。 ここでは、フエで訪れるべき主要な観光地をいくつか紹介します。 グエン朝王宮はフエの遺産群の中で最も有名な皇城です。その広さは東京ディズニーランドとほぼ同じという広大さです。 ユネスコの世界遺産に登録されており、その広大な敷地内には美しい宮殿、寺院、門が点在しています。皇宮内の「太和殿」(Thế Miếu)や「日常殿」(Nghiễm Định)は、当時の建築技術と豪華さを物語っています。歴史的な価値が高く、写真映えするスポットもたくさんあることも合わせて、フエの象徴的な観光地として多くの観光客に人気です。 ※観光所要時間:2~3時間 カイディン帝廟は、グエン朝の第12代皇帝カイディン皇帝のために建設された霊廟で、ベトナムの宮殿建築の中で特徴的な遺跡の一つとなっています。 フランスの統治下の影響から西洋と東洋のデザインが融合した霊廟は、豪華な装飾が施されており精緻なモザイクタイルや彫刻は必見です。その豪華な見た目からフエの観光地の中でも人気スポットとなっています。 ※観光所要時間:1~2時間 トゥードック帝廟は、グエン朝最長在位の第4代皇帝トゥードック皇帝を祀る廟であり、その広大な敷地と精緻な建築が特徴で、フエの観光名所の一つとして知られています。 詩と哲学を愛したというトゥードック皇帝の廟ということもあり、帝廟の周辺には、歴史的な彫刻や碑文が多く、蓮池や中国風の釣殿を配した美しい庭園があります。 ※観光所要時間:1~2時間 ミンマン帝陵は、ミンマン皇帝の霊廟で、フエの南部に位置しています。広大な敷地には、寺院、湖、庭園が美しく配置されており、皇帝の偉大さと自然の調和を感じさせる場所です。 庭園内の池や橋、彫刻が施された門など歴史と自然が融合した景観を楽しむことができます。 ※観光所要時間:1~2時間 ティエンムー寺は、フエのシンボルとも言える美しい仏教寺院で、フオン川の西岸に位置しています。寺の敷地内には、七重の塔があり、仏教徒の巡礼地としても知られています。 静かな環境と美しい景観が魅力的なスポットです。 ※観光所要時間:1~2時間 遺跡の入場チケットは、各遺跡の入り口で購入することができます。(オーディオガイドは別料金) グエン朝王宮横のチケットセンターには遺跡が複数セットになったセットチケットも販売されており、複数の遺跡を観光する予定の方はこちらがお得です。窓口での支払いは「現金のみ」となっていますので現金の用意が必要です。 しかし、2022年からオンラインのチケット販売も行っており、チケットの予約購入も可能です。メールで受け取ったQRコードを見せて入場します。 フエのアオザイは他の地域で見られる身体にフィットしたアオザイのデザインとは少し異なり、ふんわりとした袖のシルエットや、頭に帽子やカチューシャに似た飾りをつけるなどの特徴があります。近年では「フエのアオザイ」を伝統衣装として保存する動きも広がっています。 フエではこのようなアオザイをレンタルできるお店がいくつかあり、ベトナムの人たちもレンタルして写真撮影するなど、親しまれています。 グエン朝王宮など遺跡には写真映えスポットも数多くありますので、フエの伝統衣装をレンタルして遺跡を巡るのもおすすめの過ごし方です。 ドンバ市場は、フエの中心にある市場で、地元の特産品や食材が豊富に揃っています。 1階は主に食品や屋台の店舗が立ち並び、2階は主に服やアオザイなどの布市場となっており、地元の人たちの活気で溢れています。 ローカル感がある市場は観光客にも人気のスポットで、フエの雰囲気と食文化を体験するには最適な場所です。 ※観光所要時間:1~2時間 チャンティエン橋は、フエ市内を流れるフオン川に架かる美しい橋です。フランス植民地時代に建設されたこの橋は、なんとエッフェル塔の設計者でもあるギュスターブ・エッフェルによるものです。 夜にはライトアップされますので、特に夕方や夜の散策がおすすめです。また近くにある「Hue Night Walking Street」にはバーやレストラン、お土産店などがあるので立ち寄るのもオススメです。 画像引用元URL 2023年10月にオープンした「ソングラボ」は、ベトナム初のデジタルアート体験ができるスポットです。1000平方メートルの広さを誇り、プロジェクションマッピングを活用した新たな写真映えスポットとして注目を集めています。 室内の観光スポットですので、雨の日や暑い日の休憩もかねて訪れるのも良いですね。 入場料(観光客):大人/200.000VND・子ども/120.000VND ※観光所要時間:1時間程度 フエにはグエン朝時代の宮廷料理の影響を受けた料理から、地元の新鮮な食材を活かしたものまで多彩な名物料理があります。ここからは、フエでぜひ味わってみたい代表的なご当地グルメを紹介していきます。 小さな小皿で蒸された米粉の料理で、プルンとした食感と、上に乾燥エビやフライドオニオン、刻んだ豚肉、パクチーなどのトッピングが特徴です。ヌクマムのタレにつけて食べると絶品です。 もち米の粉で作られた透明な皮の中に、豚肉やエビが包まれた蒸し料理です。もちもちとした食感と、中の具材の旨味がしっかりと感じられ、一口食べるとその美味しさが広がります。 もち米粉を薄く広げ、豚肉やエビ、きのこなどを包み込んで蒸した、平たい形の蒸し料理です。お店によって中身の具材もそれぞれ個性がありますので食べ比べてみるのもおすすめです。 風味豊かな具材が口の中で溶け合う一品です。こちらにも好みでヌクマムのタレをつけていただきます。 いまやベトナム全国で流行している塩コーヒーは、フエ発祥といわれています。コーヒーにクリーム・塩を少量加えることで、まろやかで深い味わいが楽しめます。味はティラミスのようなイメージで、甘さと塩気が絶妙なクリームとコーヒーが合わさり、デザートのような飲み物です。 グエン朝時代の宮廷で飲まれていたとされる伝統的なお茶で、なつめ等のフルーツやアーティチョーク、ジャスミン、菊など様々な種類の材料をブレンドしています。味は、ほんのりと甘く女性の健康や解毒など身体にも良い飲み物とされています※。フエでは、宮廷茶を専門に扱う店舗があり、お土産にもおすすめです。 (※参考URL) 宮廷茶(Trà cung đình)を購入するなら グエン朝王宮内の売店でも宮廷茶などのお土産が販売しています。またフエの空港「フバイ国際空港」のお土産店(制限エリア内外)でも宮廷茶を取り扱っています。 フエ市内では、 Quán Trà Cung Đình Thông Hương Đặc sản Cung Đình Thiên Hương などのお店が有名です。お店にはお茶だけでなく、白ごまをまぶしたお菓子やココナッツクッキーなどフエ名物のお菓子もありますので、お土産選びにもおすすめです。 フエのおすすめレストランをいくつかご紹介します。これらのレストランでは、フエの伝統的な料理やご当地グルメを楽しむことができます。 フエの伝統的な料理を楽しむことができる人気のレストランです。このレストランでは、フエの名物料理を本格的に味わうことができると評判です。フエの中心部からは徒歩圏内で、観光地にも近いため、観光の合間に立ち寄りやすい立地です。 住所:51A Võ Thị Sáu, Phú Hội, Thành phố Huế, Thừa Thiên Huế 49118 フエの名物料理であるブン・ボー・フエを中心に提供するレストランです。スパイシーで風味豊かな牛肉のスープと、細い米の麺が特徴です。清潔感のあるレストランで楽しむことができます。 住所:69 Võ Thị Sáu, Phú Hội, Thành phố Huế, Thừa Thiên Huế バイン・ロック、バイン・ベオなどフエ名物の米粉を使った蒸し料理が評判のお店です。観光客でも気軽に入りやすい雰囲気のローカル店で、手頃な価格で楽しむことができることから多くの支持を集めています。 住所:29 Nguyễn Công Trứ, Phú Hội, Thành phố Huế, Thừa Thiên Huế フエの宮廷料理を味わいたい方におすすめのレストランです。グエン朝時代の宮廷料理を再現したレストランで、料理はもちろん豪華な盛り付けやインテリアからもフエの伝統を感じることができます。 住所:03 Nguyễn Sinh Sắc, Vỹ Dạ, Thành phố Huế, Thừa Thiên Huế チケットを購入して入場できるフエの遺跡は少なくとも10箇所以上あります。 またそれぞれの遺跡は広大なところも多いため、フエをじっくり観光したい方は1日目は遺跡観光・2日目は街を散策といったように2泊3日にすると、余裕を持った旅程になるでしょう。 周辺の人気スポットのダナンなどと合わせて観光したいと考える方で「あまり観光の時間がとれない」というような場合でも、半日観光で十分フエの雰囲気を味わうことができます。 各遺跡の拝観時間は 3月16日~10月15日の間は6:30~18:00まで 10月16日~3月15日の間は7:00~17:30まで ※拝観時間は変更になることもありますので公式サイトでご確認ください。 となっていますので閉館時間に注意して遺跡観光を完了させましょう。以下のおすすめの半日観光モデルコースを参考にフエ観光を満喫してくださいね。 12:00 ドンハ市場で観光・地元ランチ 13:00 グエン朝王宮を観光 15:30 カフェで休憩 16:00 カイディン帝廟を観光 18:00 お土産・宮廷茶を購入 18:30 宮廷料理を堪能 20:00 チャンティエン橋を見ながら散策 フエへのアクセスは「飛行機」「電車」などがあります。旅程に合わせてアクセス方法を選ぶのが良いでしょう。 フエの空港は「フバイ国際空港」で市内からおよそ15㎞です。タクシーやエアポートバスがあります。 空港から市内までは車でおよそ30分で移動することができます。 ダナンとフエの観光を一気にするなら、電車での移動がおすすめです。フエ―ダナン間を移動する観光列車「Connecting Central Heritage」が2024年3月から運行を開始しました。ダナン―フエ間の車窓は「ベトナムで最も美しい景色」とされており、多くの観光客で賑わっています。この観光列車の運行スケジュールは フエからは 7:45フエ駅(出発)―10:35ダナン駅(到着) 14:25フエ駅(出発)―17:40ダナン駅(到着) ダナンからは 07:50ダナン駅(出発)―11:05フエ駅(到着) 15:00ダナン駅(出発)―17:45フエ駅(到着) となっており、所要時間はおよそ3時間・片道210.000VNDです。 フエ駅構内に荷物を預けられるロッカー(利用料金50.000VND) がありますので半日観光も可能です。改札を出る前に駅員さんに声をかけて預かってもらいましょう。 チケットは駅窓口や公式サイトでの購入が可能です。当日には売り切れてしまうこともあるため、事前の予約がおすすめです。 オンラインで購入する場合「ダナン発フエ行きの列車」は、5両目が先頭進行方向を向いており、1両目が最後尾車両となっています。 また、画面上部の列が海側で、画面下部が山側となっています。ランコー湾など海側の景色を車窓から眺めたい方は上側の列を選択しましょう。 座席は「1~28」は進行方向と逆側を向いており「29~56」は進行方向を向いたシートになっています。 また「25.26/31.32」・「27.28/29.30」のみ向い合せのボックス席(テーブルあり)になっているのでグループでの乗車される方々にはおすすめです。 実際に乗車した私のおすすめは「49」シートです。「48」シートは窓枠があり景色が見づらいこともありますのでできれば避けたほうが良いでしょう。 音楽の演奏や食事・ドリンクの提供(有料)のサービスを1両目側で行っているため、1両目や2両目が人気となっています。座席から景色が見づらくても、サービス車両では自由に移動できますので安心してくださいね。 フエは歴史的建造物が多く、ベトナム全国から観光客が訪れる観光スポットです。フエ観光をする時に気を付けたいこととしては、 フエは乾季(2月~9月)と雨季(10月~1月)に分かれており、最も暑い6~8月には気温35度前後と暑くなります。日差し対策をしっかりと行い、グエン朝王宮など遺跡内にある売店で飲み物やアイスクリームを販売していますが、飲み物は沢山持ち歩くようにしましょう。 フエ駅など観光客が集まるところでは特にタクシーやシクロ、観光案内客引きの声掛けが多くなっています。移動では基本的には「Grab」などの配車アプリを利用し、客引きや案内を利用しない場合は、はっきりと断り落ち着いて対応するようにしましょう。 遺跡には帝廟やお寺などの宗教的な施設もあります。特にノースリーブやミニスカートなどの露出が大きい服装は見学を禁止されることもあります※ので、大きめのスカーフや上着など肌を隠すものを持参するか。予め露出の少ない服装にしましょう。 (※参考URL) フエは、ベトナムの歴史と文化の豊かさを体感できる魅力的な観光スポットです。壮麗な宮殿や神聖な寺院、歴史的な街並みを堪能しながら、フエの魅力を深く味わうことができます。 また、ご当地グルメも多彩で、フエならではの味覚を楽しむことができるでしょう。 次の休日は歴史溢れるフエをぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
- 2024.08.19
【ベトナム/中秋節】どこで月餅を買う?ベトナム中秋節の月餅選びガイド
年間の行事の中でも重要なイベントの一つである中秋節。中秋節といえば、もちろん月餅(げっぺい)です。 しかし、ベトナムで暮らす方は「どんな月餅を贈ったらいいかわからない…」「今年はどんな月餅を贈ろう?」と悩まれる方も少なくないのではないでしょうか。 そこで、今回は「贈り先に適した月餅とは?」「月餅を贈るときの注意点は?」という疑問にお答えし、ハノイ・ホーチミン市で購入できるベトナムで贈り物におすすめの月餅のお店を、ホテル仕様のラグジュアリーな月餅から地元に愛されるローカル店まで一気にご紹介します。 ▼中秋節の文化や起源を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。 【2024年9月17日】ベトナムの中秋節を徹底解説!月餅が主役!? 顧客や取引先に贈る月餅は、高級な味わいはもちろん、豪華で高級感のある見た目にも気を配ることが大切だと考えるベトナム人が多くいます。 また、豆の餡や塩漬けした卵が入った伝統的な味のものの方が好まれることが多く、月餅だけでなく月餅に合うお茶やワインなどを合わせて贈ることもあるようです。 贈る相手の好みや文化・関係性に合わせることが大切です。 日頃の感謝の気持ちを表す意味で月餅を贈ることもあります。関係性が近い人に個人的に月餅を贈る場合は、相手の好みに合わせるのが良いとされています。 近年では、月餅の種類も甘さ控えめの月餅や健康に配慮した材料を使用した月餅、チョコレートやコーヒー味のものなどバリエーションが豊かです。 もちろん、パッケージが豪華など見た目の華やかさも喜ばれるためのポイントになります。 そもそも月餅には「無病息災や子孫繫栄を祈って、家族で分け合って食べる」という風習があります。 職場のスタッフとも月餅を分け合って食べることで日頃の感謝や団結力を伝える機会にすることもできるでしょう。 職場への月餅には「誰にでも親しみのあるブランドの月餅」が選ばれる傾向にあります。 ベトナムでは両親や親戚などにも月餅を贈る文化があります。「有名なブランドの月餅」「見た目が豪華な月餅」などは喜ばれる傾向にありますが、やはり贈る相手の好みや家族の人数に応じて選ぶことが大切でしょう。 最近では「月餅が苦手」という人もいるため、お花や健康食品などをプレゼントしたり、一緒に食事をしたりすることもあるそうです※。 中秋節の『日ごろの労をねぎらい、家族でゆっくり過ごす日』であるという起源から、感謝の気持ちを伝え合い、家族とのひとときを楽しむと良いでしょう。 (※参考URL) 月餅を贈る際に気を付ける注意点としては「贈る日に気を付ける」ということです。 一般的にベトナムでは月餅を「中秋節の1か月前~2週間前頃」に渡すのが適切だとされています。 「中秋節の当日に贈ってはダメなの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、中秋節が近づくにつれて人気のものは売り切れてしまうこともあります。 また、「中秋節までの期間を盛り上げる」ために月餅の贈り物をする人が多く、中秋節が近づきすぎてからの贈り物は「大切にされていない」と感じる人もいることから、月餅を贈る際は中秋節から遠すぎず、近すぎない日に贈るのが良いとされています※。 ちなみに2024年の中秋節は 2024年9月17日(火) となっています。8月下旬~9月の月初までには月餅を贈りたいですね。 (※参考URL) ベトナムの月餅はベトナム語で「Bánh Trung Thu(バインチュントゥー)」と呼ばれ、大きく 塩漬け玉子や豚肉、カニ等の塩気のある味付けの月餅 インゲン豆やハスの実、ナッツ等を使用した甘みのある味付けの月餅 の2種類に分けられますが「甘みのある餡に塩づけの卵入り」など甘塩っぱい味のものも一般的です。 また近年ではベトナム名産のチョコレートやコーヒーを使用した変わり種の月餅も登場しています。 中秋節は中国から到来した文化ですが、ベトナムでは中国と異なり子どもたちがランタンを持って練り歩くといった特徴もあります※。 (※参考URL) 販売されている月餅をよく見ると「丸い月餅」と「四角い月餅」があります。実はそれぞれに意味があり 丸い月餅―満月、充実した人生、再会の日、家族の豊かさと繁栄 四角い月餅―天地、自由と幸福 を表しています※。この他にもベトナムでは「動物や鯉の形の月餅」など可愛らしいものも販売されており、この動物の形にも子供の成長や家族の繫栄などの意味が込められているそうです。 (※参考URL) ベトナムの月餅において重視されるのは、やはり「有名なブランド」であることや「味が美味しいこと」です。 また食べるまで期間が長くなることから「品質の安全性」を重視する人が多くなっています※。 ここからは、ベトナムの高級ホテルで購入できる月餅とベトナムで有名な地元の月餅店をご紹介します。 (※参考URL) (画像URL) “シェラトン ハノイ ホテルでは、20 年にわたり熟練の職人が月餅を丹精込めて手作りしています。今年、ホテルの特別な「レガシー」コレクションは、その卓越した職人技を味わえます。最高級の材料と昔ながらのレシピで作られた絶妙な味と食感をぜひご堪能ください。シェラトン ハノイ ホテルの「レガシー」月餅で、中秋節のお祝いをしましょう。 ” (引用元URL) 【商品参考価格】 Harmony/月餅3個入,赤ワイン1本:1.999.000VND(net) Serene/月餅6個入:1.199.000VND(net) Moonlit/月餅4個入:969.000VND(net) Luna/月餅4個入:859.000VND(net) (画像URL) “JW マリオット ハノイは、ベトナムの龍と当ホテルの建築にインスピレーションを得たクラシック ボックスとスーペリア ボックスを備えた 2024 年の月餅コレクションを正式に発表しました。ボックスの表面にある赤い色と目立つ伝説の龍は、繁栄と幸運を表しています。” (引用元URL) 【商品参考価格】 月餅4個入,ワイン1本:2.880.000―2.380.000VND(+) 月餅6個入,紅茶セット:1.680.000VND(+) 月餅4個入,紅茶セット:1.480.000VND(+) (画像URL) “シェラトン サイゴン グランド オペラ ホテルは、オペラハウスの心地よいメロディーからインスピレーションを得た「オータム オーケストラ」と名付けられたムーンケーキ コレクション 2024 を発表します。このコレクションのコンセプトは、シェラトン サイゴンの「グランド オペラ」への改名フェーズの節目を記念するものです。ムーンケーキ コレクション 2024 は、3 つの豪華なボックスと、当ホテルの熟練シェフが手作りした本格的な月餅で構成されています。” (引用元URL) 【商品参考価格】 The Muse/月餅5個入,ティーセット:2.988.000VND(net) The Dreamer/月餅4個入:1.688.000VND(net) The Paragon/月餅4個入:1.488.000VND(net) (画像URL) “ルネッサンスリバーサイド ホテル サイゴンの月餅ギフト ボックスは、伝統的な中秋の象徴と現代的な優雅さを融合し、お手元に届く皆様へ心からの祝福と幸運を祈ります。” (引用元URL) 【商品参考価格】 月餅4個入:1.590.000VND ※追加料金で企業のロゴを加えることができます。 (画像URL) “それぞれの美味しいフレーバーが、洗練されたデザインの箱の中に納まっている 𝐂𝐞𝐥𝐞𝐬𝐭𝐢𝐚𝐥 ハノイ ウエストレイクは、インターコンチネンタル ハノイ ウエストレイクの長年のモットーである「ベトナムの伝統の真髄を守りながら、現代の革新を尊重する」に沿って提案されています。特に、この素敵な月餅の箱は、大切な人へのプレゼントに最適です。” (引用元URL) 【商品参考価格】 Moonlit Nigth/月餅 4 個入り: 870.000VND(+) Aqua Hue/月餅 8 個入り: 1.340.000VND(+) Radiant Dawn/ケーキ6個入り、プレミアムワイン1本付き: 1.800.000VND(+) (画像URL) “描かれている鳥は最も賢い鳥の一つと考えられており、また、民俗文化においても良い知らせをもたらす鳥とも考えられています。真珠のような月明かりに咲く花と、幸せなつがいの鳥と、過去の月で愛されてきた丸いケーキの箱をイメージして、伝統に対する敬意を示すとともに、お客様への新たな変化と素晴らしい願いを表現しています。” (引用元URL) 【商品参考価格】 Hy Thuoc Doan Vien/月餅4個入:1.380.000VND(+) (画像URL) “トンボの美しさにインスピレーションを得たパーク ハイアット サイゴンは、「Thanh Dinh Luc Vu」と呼ばれる 2024 年の月餅コレクションを発売します” (引用元URL) 【商品参考価格】 インペリアルボックス/月餅4個入,紅茶ワインセット:6.050.000VND(+) デラックスボックス/月餅4個入,紅茶2セット:2.050.000VND(+) プレミアムボックス/月餅4個入:1.5000.000VND(+) (画像URL) “この伝統を感じるタペストリーと芸術性を組み合わせた「自然の抱擁」コレクションを発表します。美しくデザインされたボックスは、私たちの周りの世界への扉であり、心に響く要素を表現しています。“ (引用元URL) 【商品参考価格】 SHIMMERING WATER/月餅8個入,ティー・シャンパンセット:5.888.000VND(net) CARESSING AIR/月餅8個入,ティーセット:2.788.000VND(net) NOURISHING EARTH・FIRE MOON/月餅4個入:2.488.000VND(net) (画像URL) “日々の充実感と幸福の象徴である花の美しさをイメージしたデザインのギフトセットがあります。ギフトセットには、以下の 3 つの豪華で洗練されたボックスが含まれます。“ (引用元URL) 【商品参考価格】 月餅8個入:1.028.000VND(+) 月餅6個入:888.000VND(+) 月餅4個入:988.000VND(+) (画像URL) 1948年にオープンした老舗ベーカリー。欧風のペーストリーやケーキ、アイスクリーム、蜂蜜を取り扱い、店内でのイートインも可能です。 【商品参考価格】 月餅4個入,蜂蜜ティーセット:2.800.000VND 月餅4個入:920.000VND 月餅6個入:720.000VND (画像URL) “20世紀初頭のハノイの暮らしを描いた精巧なイラストが特徴のアートなボックスは、豊かな歴史を感じていただくことができます。このコレクションは、インドシナ時代の古典的な優雅さと古きハノイの魅力を表しています。” (引用元URL) 【商品参考価格】 SUPER VIP BOX/月餅6個入,紅茶セット:19.900.000 VND(+) VIP BOX/月餅6個入,ワインセット:6.600.000VND(+) 月餅4個入:2980.000VND(+) 月餅6個入:3130.000VND(+) (画像URL) “ソフィテル サイゴン プラザの月餅コレクションは、絶妙なデザインとユニークな味わいが特徴で、家族や友人、ビジネスパートナーへの素晴らしい贈り物となります。2024年の中秋のお祝いに、優雅さと伝統の風情を添えてくれるでしょう。“ (引用元URL) 【商品参考価格】 プレミアムボックス/月餅6個入,紅茶セット:1.950.000VND(net) デラックスボックス/月餅4個入:1.495.000VND(net) ここからは、ベトナムで有名な月餅店をご紹介します。 先ほどご紹介したホテルの月餅より比較的リーズナブルで質の高い月餅や豊富なフレーバーの選択肢を楽しむことができ、地元の人々に長年愛されていることから贈り物や家族・ご自身用にもおすすめです。 (画像URL) 1993年に設立したKinh Đôはベトナムで非常に有名なブランドで、質の高い月餅を提供しています。中秋節が近づくとベトナム各地でKinh Đôの出張店舗が道路沿いに店を構えます。 さまざまなフレーバーやデザイン・価格帯の月餅が揃っており、包装も豪華です。 【商品参考価格】 月餅4個入,紅茶セット:1.300.000VND 月餅4個入(ゴールデン ルビー ムーン):570.000VND (画像URL) Maison Mooncakeは、高品質な素材と美しいデザインで知られる高級月餅ブランドです。厳選された素材を使い、伝統的なレシピに現代的なアプローチを加えた月餅を提供しています。美しいパッケージと多彩なフレーバーが特徴で、贈り物としても人気があります。特に中秋節や特別なイベントで喜ばれるほか、エコフレンドリーな素材の使用にも取り組んでおり、環境への配慮も大切にしています。 【商品参考価格】 月餅8個入,コラーゲンボックス:3.024.000VND 月餅4個入:388.800VND (画像URL) 伝統的な製法にこだわった月餅で、地元の人々から長年愛されているお店です。手作りの月餅が特徴で、贈答品用の高級月餅からバラエティ豊かなフレーバーや子ども向けの動物月餅などがあります。 【商品参考価格】 月餅4個入,ワインセット:1.670.000VND 月餅4個入:760.000VND (画像URL) 伝統的な月餅を製造する国内大手企業で、伝統的なレシピに基づいた月餅で、質の高い材料を使用しています。口当たりがよく、上品な味わいが好評です。 (画像URL) Givralは、70年以上の歴史を持つホーチミン市の有名な月餅ブランドで50年代初頭にフランス人オーナーによって設立された老舗ベーカリー・スイーツ店です。 フレーバーのバリエーションが豊富で、ヘルシー志向や軽やかな味付けの月餅もあります。ビジュアルも洗練されており、プレゼントにも適しています。 【商品参考価格】 月餅6個入,ティーセット:1.149.000VND 月餅4個入:438.000VND (画像URL) Như Lanはホーチミン市でバインミーなどベトナム料理が食べられるローカルレストランとして観光客にも有名なお店です。中秋節が近づくと高品質な月餅をリーズナブルな価格で提供しており、シンプルでありながら、心温まる味わいが特徴です。 【商品参考価格】 月餅6個入:1.070.000VND 月餅4個入:455.000VND 日本人にはまだまだ馴染みがない文化ですが、中秋節はベトナムの重要なお祭りで、「大勢で取り分ける月餅」が「家族団欒や無病息災」の象徴的な役割を果たします。 月餅を選ぶ際は、贈り先に応じた月餅選びや贈る時期を選ぶことが重要です。 顧客や取引先には高級感のあるパッケージや伝統的なフレーバーが喜ばれやすく、上司や家族、お世話になっている人には相手の好みに合わせた月餅を用意するのがおすすめです。 中秋節にはぜひ、ベトナムの文化を象徴する月餅を囲んで、ご家族や職場の仲間と楽しいひとときをお過ごしください。
- 2024.08.17
ベトナムの娯楽事情について現地在住者が一部ご紹介!【パチンコ・スロット編】
みなさんはダナンにパチンコ・パチスロ店があるのをご存知ですか? 2022年4月にダナンにオープンした「MILLION GOD GAMING(ミリオン・ゴッド・ゲーミング)」は日本人経営の完全合法パチンコ・パチスロ店です。 立地はホテルや飲食店が建ち並ぶ、ミーケビーチエリアのすぐ側。 日本のパチンコ・ギャンブル系YouTuberや著名人たちの聖地になりつつある同店。 今回はこちらの日本人マネージャーにお話を伺いながらお店のご紹介をさせていただきます。 MILLION GOD GAMINGの最大の特徴は日本ではもうプレイできない、多くのファンに惜しまれている人気機種を取り揃えていることです。 店名にもなっている「MILLION GOD 神々の凱旋」をはじめ、初代北斗や吉宗などの4号機まであります。 そのため、日本の幻の機種の熱狂的なファンのみならず、日本から著名人や有名YouTuberもたくさんご来店いただいているそう。 また、日本では禁止されているプロモーションがベトナムでは禁止されていないので、ジャックポットやスタンプを貯めると設定6(※)にできるなど、様々なプロモーションをご用意しております。 ※スロットは大当たり確率が6段階に分かれている。設定1が一番確率が悪く、数が上がる程確率は良くなるので、6が最高確率。 このエリアはミーケビーチまで歩いて3分の立地で、ホテルや飲食店、スパも多く、観光客にも過ごしやすいエリアになっています。 広々とした2階建ての建物の2階には96台のスロットマシンとパチンコマシン、1階は20台パチンコマシンフロアとなっています。 1階のパチンコブースには落ち着いた雰囲気のテラス付きカフェが隣接しているため、ご家族連れでもゆっくり過ごすことができます。 初めてのご来店の方は受付でパスポートや身分証明書を提示し会員登録を行ってから、パチンコ玉もしくはパチスロのコインを購入します。 VNDだけでなく日本円で直接プレイすることも可能です。 パチンコは1玉1.000VND(約5円)、パチスロはシルバーコイン1枚が5.000VND(約25円)、ゴールドは1枚 10.000VND(約50円)。各コインの価値は為替レートによって変動するので注意してください。 また、店舗は日本同様の一般景品に交換または3点交換システムを採用しています。 ミニマムは200.000VND(約1000円)から、ゲームをお楽しみいただけます。 ベトナムでは外貨5,000USD以上を持ち込む際は、入出国時に税関申請が必要です。 申告なしで5,000USDを超える金額を持ち出そうとすると、超過分は没収されるのでご注意を。 一人あたりの所持が5,000USD未満であれば問題ありません。 「弊店はカジノではなくゲーミングセンターなので、パチンコとスロットの台を輸入するのに苦労しました。 パチンコ・スロット店経営の実績がなかったので、日本のパチンコの輸出業者を探すことや、日本からベトナムまでの法的手続きがかなり大変でしたが、苦労の甲斐あってベトナム政府の認定を受けた合法ゲーミングセンターとして開業できました」と日本人マネージャーの菊田氏。 「MILLION GOD GAMING」は合法的な営業許可を得ているため安心して楽しめますし、カジノとは異なりベトナム人の入店も可能です。※17歳以下の入店はお断りしています また土日祝日はプロモーションやイベントも多く行っています。 ダナンでパチンコ・パチスロで遊びたい方、ちょっと時間が空いた方は「MILLION GOD GAMING」を訪れてみてはいかがでしょうか? 住所:78 Hà Bổng, Phước Mỹ, Sơn Trà, Đà Nẵng 営業時間:9:00~22:00 電話番号:02362200777 Facebook:https://www.facebook.com/milliongodgaming 日本人連絡先:kikuta730@gmail.com/LINE ID:Kikuta730(菊田)
- 2024.08.15
【ホーチミン/交通事情】気になる現地での交通手段を一挙紹介!※2024年度版
ホーチミンに住む方や旅行する方にとって、欠かせない情報の一つが交通手段ですね。 数日間の旅行であれば全てタクシーで済ませることをおすすめですが、住むとなるとコストや安全面、利便性など気になることがたくさんありますよね。 ベトナム人はバイクでの移動が主となりますが、日本人の私たちにとってバイクを乗りこなすのはハードルが高いですね。 筆者は現在ホーチミンに住んでおり、その時の状況や行きたい場所によって交通機関を使い分けています。 そこで、こちらの記事ではホーチミンの様々な交通機関をご紹介していきたいと思います◎ 旅行で来る方におすすめの最近話題のバギーも紹介していきますので、在住者も遊びに来る方も要チェックですよ! バイク大国ベトナムでは移動手段の中心はバイクが最も多く、一家に一台どころか大人は一人一台持っていると言っても過言ではないほどバイクが普及しています。 ベトナムの中でもホーチミンは経済の中心地であり、裕福な方も多いことから最近では車に乗っている方も増えてきています。 学生やバイクの運転ができない人はバスに乗ったり、バイクタクシーに乗っての移動が中心となっています。 ホーチミンメトロはすでに着工から10年以上経っており、試運転も済んでいますが2024年現在もなお未開業の状態です。 中心部ベンタインから北東部のスイティエンバスターミナルを結ぶ約19.7kmのホーチミンメトロ一号線の路線で、郊外から都心へ出てくるのに生活の足として使われる予定です。 2025年には開業が見込まれていますが、来年には開業し、ホーチミン市民の移動手段の要となることを期待します◎ 観光客や在住日本人の方が利用する機会の多いタクシー。 比較的安全と言われているのがVINASUN(ビナサン)タクシー、MAI LINHタクシーです。 VINASUNはホーチミンでは最も見かけるタクシー、白の車体に緑と赤の文字とラインが特徴です。 MAI LINHタクシーは緑色の車体が特徴的で、街で見かけると一目で分かりますね! これらのタクシーは比較的安心と言われておりますが、流しのタクシーや空港から乗る場合には注意が必要です。 特に空港からタクシーに乗ると、ぼったくられたりメーターがどんどん上がっていったりということもしばしばあります。 特にコロナ明けの旅行ブームが再来してから、最近ではタンソンニャット空港から市内へ行く際のぼったくりが増えているようです。 空港を出るとすぐに乗り場があるため便利なのですが、筆者はGRABを予約して乗るようにしています。 ホーチミン市内で乗る場合もタクシーアプリがあるので、予約をして乗った方が安心です! そしてもう一つお勧めしたいのがXanh SM! Xanh SMはベトナムで最も有名企業といっても過言ではないVingroup(ビングループ)が手掛ける電気自動車と電気バイクを使用したタクシーサービスです。 配車サービスは2023年に始まったばかりですが、ドライバーがしっかりと教育されており、車の清潔さや料金の安さ(他のタクシーより低価格)が魅力です。 大気汚染が気になるホーチミンで、電気自動車でエコというのも応援したいポイントです◎ ベトナムといえば最も便利で普及しているのがGRABという配車サービスです。 タイやインドネシアなど東南アジアの広範囲で普及しており、ベトナムもその一つです。 専用のGRABアプリから『乗車地』と『目的地』を入力して検索すると乗車地の近くにいるGRABドライバーとマッチングして迎えに来てくれます。 車だけでなくバイクを選ぶこともでき、バイクの方が安くて早く目的地を到着するので上級者は挑戦してみてくださいね◎ 筆者は晴れているときはGRABバイク、雨の日や遠方に行く時はGRABカーと使い分けています。 予約後は乗車地に到着するとドライバーから電話もしくはメッセージが来るので、車のナンバーや車体を確認して乗るだけ! 支払方法は、カード、電子マネー、現金から選べるので、あらかじめカード登録をしておくと現金の受け渡しがなく手軽で安心です◎ 目的地を指定した時点で利用金額が確定しており、有料道路を使用しない限り基本的に金額の変動がない点、またGrabサポート体制が万全で何かトラブルがあった際には、カスタマーサポートがしっかり対応してくれます。(英語対応) 利便性が非常に高く、在住者の方であればプライベートに関しては、タクシー会社の利用よりGrab利用者の方が圧倒的に多いのが現状です。 Grabのような配車サービスは他にも多くあります。 『Be』『Gojek』等が有名で、専用のアプリからGrab同様の操作で目的地までの利用が可能です。 支払方法の選択肢はGrabが一番多く、万が一問題があった際のカスタマーサポートも手厚いので、基本的にはGrabをメイン利用に、Grabでドライバーが確保できない時などには他のアプリを使用されるのがオススメです。 ホーチミン市内中心部は至る所にバスが走っており、乗り方さえ覚えてしまえばとってもお得に移動できる便利な手段なのです! よくお出掛けする方にとっては、毎回タクシーやGRABを使っていると意外とかさむのが交通費… さらにドアtoドアで移動できてしまうことによる運動不足も気になるところ。 時にはバスを利用して、少しお散歩をしながらお得に移動してみてもいいかもしれませんね◎ 多くの路線が5~20分間隔で走っているため、待ち時間も少ないですよ! まずはgoogle mapで目的地を入れると、バスの項目が出てきます。そこに出てくる路線番号のバス停から乗るだけ。 その後のバスの乗り方は下記の通り。一度乗れるようになれば意外と簡単です! ①バス停で手を上げて乗車希望アピール✋ バス停に自分の乗りたいバスが来たら、立ち上がり手をあげるなど乗りたい素振りをしましょう◎ ※バス停に座っていると、乗らないと運転手が判断してそのまま過ぎ去ってしまうこともあります。 ②バスに乗って料金を渡す 基本的には前ドアからの乗車ですが、乗降車時間はほとんどないので、お近くの空いたドアから乗って問題ありません。 乗車した後、料金を徴収する担当者が座席まで来るので、行先を伝えます。 行先を伝えると、6,000VNDや7,000VNDなどと金額を教えてくれるので、その料金を支払います。 お金を渡すとレシートのような白い乗車券がもらえるので、支払い完了です◎ 大きいお金はお釣りが足りないこともあるため、10,000VNDか20,000VNDを持っておくことをお勧めします! ③降車時は『SOS』ボタンを押してドライバーか料金徴収者に伝える 降りたいバス停の1つ前のバス停を過ぎた後、バス内についているブザーボタン(SOSと書かれているボタン)を押しましょう! バスドライバ―への降車の合図になります。 また、ボタンが上手く作動しないことやボタンがついていない路線バスもあるので、次降りたいよ!とバスの運転手や料金を徴収する担当者にアピールしましょう。 あらかじめ行先を伝えておくと、ここだよ~と教えてくれることも多いので安心ですね。 降りることを伝えないと一瞬バス停に寄って、一時停止することなく次へ進んでしまうことがあります。 伝えたうえで、降りるドアの前に立っておくのが一番安心です◎ 最初は降りる場所が分からないと思いますので、google mapを開いて確認しておくと確実ですよ◎ そして降りる時は、忘れ物はしないように気を付けてくださいね! 2024年新たな移動手段がホーチミン中心部に登場しました!その名もMex Buggy(メックスバギー)です。 1区を中心に観光などに利用したり、友達と乗り合いで楽しめるバギーがあります。 Mex Buggyの使用にはアプリの登録が必要です。 アプリの登録はこちらのページ下部のQRコードから! アプリから行先を予約して他のお客さんと相乗りで行先まで行く乗り方と、貸し切りで自由に好きなところへ連れて行ってもらえる乗り方があります。 1時間貸し切りなどもできるので、観光地で周りたい場所があれば複数箇所連れて行ってもらうこともできます◎ テーブルにドリンクホルダーもあるので、ジュースやお酒とスナックをもってバギーで走りながら街並みを見つつホーチミン観光はいかがでしょうか? 料金は18時までと18時以降で分かれており、MAX7名までで18時までは行き先1つで60,000VND/台、18時以降は120,000VND/台。 時間で貸切る場合は18時までは30分で120,000VND、18時以降が250,000VNDです! 複数での観光ならとってもお得!雨避けもあるので雨の日でも安心です! 気になる方は是非一度利用してみてくださいね◎ ホーチミンでの移動手段についてご紹介しましたが、いかがでしたか? 最も利用しやすいのは配車サービスのGRABだと思いますが、用途によってバギーやバスなども選択肢があると便利ですよね◎ ご自身の生活スタイルに合った交通手段が見つかることを願っております!
- 2024.08.13
【ベトナム/ビジネス】ベトナム有名企業10選★事業規模/事業内容について徹底解説!
ベトナムは、コスト面や地理的な面から製造拠点として注目されており、特に、電子機器、アパレル、靴などの製造業が盛んで、多国籍企業の製造拠点として選ばれています。また、農産物の加工業も急成長しており、コーヒー、パーム油、缶詰などの食品加工が行われています。 このようにベトナムでは海外企業の進出や海外企業の製造拠点が増加し続けていますが、ベトナムの経済成長と共にベトナムの国内企業も目覚ましい成長を遂げており世界への影響力も高まりつつあります。 今回は「ベトナム国内の有名企業」について業界ごとに事業規模や展開内容についてご紹介し「ベトナム国内企業の成長要因」や「今後の展望について」も解説していきます! 2023年に米系経済誌フォーブス・ベトナム(Forbes Vietnam)が発表した「ベトナム優良上場企業トップ50」によると、トップ10は Petrolimex(ペトロリミックス) Hoa Phat Group (ホア・ファット・グループ) Mobile World Investment Corporation (モバイル・ワールド・インベストメント・コーポレーション) PV GAS(PVガス) Masan Group (マサン・グループ) Vinhomes(ビンホームズ) Vinamilk(ビナミルク) BIDV Vietcombank(ベトコムバンク) Vietinbank (ベティンバンク) となっています。このリストは 2022 年に黒字であること、最低収益と資本金が 5,000 億ドンであることが要件 2018 年から 2022 年までの収益、利益、ROE、ROC 比率、EPS 成長率の複合成長率という 5 つの基準に基づいて企業が定量的にスコアリング Forbes Vietnamによる業界における企業の地位、利益の源泉、コーポレート・ガバナンスの質、業界の見通しなど、ビジネスの持続可能な発展を評価する定性調査を実施 と以上のような基準で選定されています。 ここからは、「ベトナム優良上場企業トップ50」のうちトップ10の企業を業界別に詳しくご紹介していきます。 ベトナム最大の石油・ガス企業で、ガソリン、ディーゼル、ジェット燃料などの燃料を販売しています。国内のガソリンスタンドのネットワークを広範に展開しており、ベトナム全土での燃料供給を行っています。 本社:ハノイ市 設立年:1956 事業内容:石油の輸出入および取引、精製、石油化学製品、Petrolimexが行っている分野での事業を行うための他の事業への資本投資等 連結税引前利益:3.947billion VND(2023) ベトナム最大の乾性ガス輸送業者および供給業者、ベトナム第一の LPG 生産業者および貿易企業で、国営のPetroVietnam(ベトナム国営石油ガスグループ)の傘下にあります。 本社:ホーチミン市 設立年:1990 年 事業内容:ガスおよびガス製品の輸送、ガス工事の設計、建設、設置、運営、保守および修理、ガス輸出入業務の港湾倉庫サービス、ガス産業向け資材・設備の提供、石油・ガス管の塗装(防食塗装、断熱材、鉄筋コンクリート) 連結税引前利益:14.640billion VND(2023) ベトナムの大手工業製造グループで、ベトナムで建設用鋼材および鋼管の市場シェア第 1 位を保持しています。建設機械の販売を専門とする会社としてスタートしたホアファットは、家具、鋼管、建設用鋼材、冷凍、不動産、農業などの他の分野にも徐々に事業を拡大しています。 本社:ハノイ市 設立年:1992年 事業内容:鉄鋼(建設用鋼材、熱間圧延鋼板)、鉄鋼製品(鋼管、亜鉛メッキ鋼板、伸線鋼板、プレストレスト鋼板など)、農業、不動産、不動産家庭用の家電製品の製造 連結税引前利益:6.835 billion VND(2023) ベトナムの大手総合企業で、消費財、食品、鉱業など多岐にわたる事業を展開しています。 全国に展開のWinCommerce は、WinMart スーパーマーケットと WinMart+/WiN ストアなどの小売事業、また、Masan Consumer Holdingsでは調味料・食品等の販売を行い、主なブランドにCHIN-SUなどがあります。飲料分野ではカフェチェーンのPhuc Longを手掛けています。 本社:ホーチミン市 設立年:2004年 事業内容:小売業、調味料・飲料・その他食品等の消費財の製造販売、個人および中小企業向けの金融サービス、鉄鋼の製造加工 連結税引前利益:78.252billionVND(2023) ベトナム最大の乳製品メーカーであり、中東、韓国、中国、東南アジア等国内外で広く展開しています。 国際品質の乳製品の製造販売を行っており、牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、飲料から総合栄養食品まで幅広く展開しています。 本社:ホーチミン市 設立年:1976 年 事業内容:乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ・アイスクリーム・飲料)、その他飲料、総合栄養食品、砂糖の製造販売 連結税引前利益:60.479 billionVND (2023) 1957年「ベトナム建設銀行」として設立され、ベトナム北部の社会主義経済に貢献していき、3 回の改名を経て現在のBIDV となりました。2022 年末までにカンボジア・ラオス・ロシア・台北など海外駐在事務所を設けています。 2019年には韓国第3位の銀行であるハナ銀行が戦略的協力協定を正式に締結し、ハナ銀行がBIDVの定款資本の15%を保有しています。 本社:ハノイ市 設立年:1957年 事業内容:個人または企業向けの銀行サービス・保険事業、各種仲介・投資コンサルティング、金融投資 連結税引前利益:27.589billion VND (2023) 国内外に 600 以上の支店があり、約 23,000 人の従業員と全国に 2,500 台以上の ATM と 60,000 台以上のカード支払い受付ユニットを備えたオートバンク システムをもっています。 2011年にはみずほ銀行がVietcombankとの資本・業務提携を行い、株式の15%を保有しています。 本社:ハノイ市 設立年:1963 年 事業内容:個人または企業向けの銀行サービス・保険事業、各種仲介・投資コンサルティング、金融投資 連結税引前利益:41.244billionVND (2023) ベトナムの主要な商業銀行であり、金融サービスの幅広い範囲を提供しています。 三菱 UFJ 銀行は2012年にVietinbankと業務提携契約を結び、株式の約20%を取得しています。 本社:ハノイ市 設立年:1988 年 事業内容:組織や個人から短期、中期、長期の預金や資本融資、組織と個人間の支払い、外貨取引、国際貿易金融サービスの実施、コマーシャルペーパー、債券、その他の有価証券など 連結税引前利益:25.100billion VND (2023) ▼ベトナムの主要銀行や銀行事情について詳しく解説しています 【ベトナム大手銀行】主要10行と日系銀行についてご紹介 全国で不動産の開発、譲渡、運営の分野で事業を展開する、ベトナムでナンバー 1 の不動産ブランドで数々の高級住宅地やリゾートホテルなどを手掛けています。 Vinhomesはベトナム国内で一番資本金が多い民間大企業であるVingroupの傘下にあります。 本社:ハノイ市 設立年:2002年 事業内容:不動産の開発、譲渡、運営 連結税引前利益:103.300 billion VND (2023) ベトナムのエレクトロニクスおよび家電製品の販売における主要な小売企業です。収益と税引き後純利益でベトナムトップとなっています。 小売チェーンを運営する子会社のほかに、アフターサービス、設置サービス、ラストマイル配送、物流、倉庫サービスなどの関連サービスを提供する子会社もあります。さらに、インドネシアの消費者向け電子機器小売合弁会社を通じて地域市場にも進出しています。 本社:ホーチミン市 設立年:2010年 事業内容:家電小売り、家電関連サービス業、生鮮食品・日用品等消費財の販売、化粧品・医療品等の販売、ベビー用品等の販売 売上高:5billion VND (2023) ドイモイ政策による市場経済の導入 平均年齢の若さと中流層の拡大 政策支援・インフラ開発 テクノロジーの導入 などが主な要因として考えられます。 具体的には、1986年から導入されたドイモイ政策による市場経済の改革により民間企業の設立が促進され、外資系企業の誘致も加速しています。 また、ベトナムの平均年齢は33歳と若く、労働力が豊富で、近年の教育水準の向上により多くの優秀な人材を輩出しています。このことが、中間層と消費市場を拡大させ、さまざまな商品の需要が増加しています。 ▼ベトナムの教育制度や理系に強い理由を解説しています ベトナムの教育制度をご紹介!理系に強い理由を徹底解剖★ さらに、政策支援も大きな要因で、国と銀行一体となった税制優遇や投資促進政策が市場の成長を後押ししています。 近年ではキャッシュレス市場やIT導入などのテクノロジーの導入を政府が主導しており、最新技術を活用することで生産性の向上や新しいビジネスモデルの構築が実現しています。今後の地下鉄等のインフラ拡充もまた、ベトナムの経済を活発にする要因となるでしょう。 このような要因が相まって、ベトナムの企業は国内外での競争力を強化し、急成長を遂げている要因と考えられます。 ベトナムにおける物価上昇率は全体として増加傾向にあり、2024年第1四半期の消費者物価指数は2023年の同時期と比べて3.77%上昇しています。 また、ベトナム政府は2024年7月1日から適用される最低賃金を引き上げの規定を発行し改定前より平均で約6%上昇しました。 2023 年の1人当たりの平均月収は 496 万VND(=31,496円) に達し、2022 年と比較して 6.2% 増加しています。 この統計から「ベトナムは平均月収が低く発展途上国である」と考えられる方も多いかと思いますが、実際は 人口生活水準調査報告書における一人当たりの平均収入には、働いていない、仕事を持たない、またはまだ労働年齢に達していない世帯内の扶養家族も含まれている。 と発表されていることからベトナム人一人当たりの収入額は統計データよりも高くなる可能性があります。 ベトナム政府が発表している2024年の経済成長政策によると 観光フェスティバル、ショッピングフェスティバル、国内市場貿易促進プログラムによる消費を刺激する政策の実施 デジタルプラットフォームを通じた国内消費を拡大するための電子商取引 ベトナム製品の優先的な使用の奨励 農村部や山岳地帯の流通システムの近代化への投資 二国間および多国間貿易協定の活用、ベトナム製品の生産市場の拡大 外国人観光客の誘致、外貨獲得 宿泊、飲食、運輸、貿易、その他のサービス等の産業チェーンへの支援 外国投資資本の誘致 再生可能エネルギー、半導体チップ、社会経済発展、持続可能な経済発展、グリーン経済の役割を果たすその他の産業などの新しい分野への参入 農林水産物の品質の向上、付加価値の高い製品や輸出優位性のある製品への注力 以上のように、政府が主導となって国内需要の拡大や外国資本の誘致、国内製品の市場拡大などの計画を立てています。 このような政策からも、ベトナム国内企業の成長の期待が高まっています。 ベトナムには急成長を支える有力企業群を擁し、経済の多様化と国際化が進んでいます。特に「ベトナム優良上場企業トップ50」にランクインした企業は、エネルギー、製造、食品、金融、不動産、小売など多様な業界で活躍しています。 ベトナムの経済発展に伴う国内消費の拡大を見込んでベトナムに進出する日系企業も年々増加しており、ベトナムの成長に注目と期待が高まっています。 ベトナムで働くことで急成長する経済を実際に体感しながら、その成長に貢献し経験値を高められる可能性があります。 この記事が参考になりましたら幸いです。
- 2024.08.11
【2024年9月17日】ベトナムの中秋節を徹底解説!月餅が主役!?
ベトナムや旧暦を使用している国、中国や台湾ではよく耳にする“中秋節”という行事。2024年は9月17日が中秋節に当たります。 日本人にとっては馴染みがなく、どのような日か知らない方も多いのではないでしょうか。 ベトナムに住んでいると、1か月以上前から中秋節のお祝いムードが始まり、年間の行事の中でも重要なイベントの一つです。 こちらの記事では中秋節の歴史から、お祝いの方法まで解説します◎ ベトナムに住んでいる方にとっては切っても切り離せないイベントですので、知らない方は要チェックです! 中秋節とは、旧暦の八月十五日にお祝いされる節句の一つで、お月見の風習です。 日本でいうところの、“ 十五夜 ” がこの中秋節にあたります。ススキを飾り、お団子をお供えして月を見る、お月見という習わしがありますよね◎ 日本では盛大にお祝いすることはありませんが、中国や台湾をはじめとして、ベトナムなど旧暦を使用している国では重要な位置づけにあり、毎年お祝いを盛大に行います。中秋節のルーツは中国にありますが、ベトナムと中国では類似点はあるものの、実施される行事も意味合いも異なります。 ベトナムでは紅河デルタ水稲文明から始まったとされ、農作物が収穫された後、休息したり宴を楽しんだりする収穫を祝うお祭りとされています。 お供え物を用意し、家族でお祝いをし、子供たちから両親に贈り物をすることもあります。 また、ベトナムでは子供のためのお祭りとされており、子供たちが灯籠をもって練り歩く催しが各地で行われています。 行事の詳細はこの後の項目でご紹介していきますので、是非チェックしてみてください。 それでは具体的に中秋節はいつなのかを解説します。 中秋節は、旧暦を用いて決められるため毎年日付が変わります。基本的には、9月7日~10月8日あたりになることが多いです。 2024年は冒頭でも触れた通り、9月17日と定められています。 下記に、過去5年と今後5年の中秋節も一覧でご紹介します。ベトナムにお住いの方は、しっかりと把握をしておきましょう。 年 月 2020年 10月01日 2021年 9月21日 2022年 9月10日 2023年 9月29日 2024年 9月17日 2025年 10月06日 2026年 9月25日 2027年 9月15日 2028年 10月03日 2029年 9月22日 出典・参考:暦Wiki/中秋の名月とは – 国立天文台暦計算室 中秋節のはじまりは古代中国(唐の時代)と言われており、その後形を変えながら各国に広まった文化です。 日本では十五夜として、お月見をしながらお団子を食べる風習がベトナムの中秋節にあたります。 ベトナムでは、Tết(テト) =節、Trung=中央、Thu=秋という意味を表す、” Tết Trung Thu(テット・チュン・トゥー) “と呼ばれています。 当時は、月を見ながら家族で円卓を囲んで食事をすることが幸福を運んでくるとされていました。 現在のお祝い方法に至った背景には、各国それぞれ言い伝えがあります。 ベトナムではよく出てくる伝説のおとぎ話が3つあり、その中でも有名なCuoiおじさんのお話をこちらでは紹介します。 ≪中秋節の言い伝え -Cuoiおじさん-≫ ベトナムの中秋節は木こりのCuoi(クオイ)おじさんという男性の伝説が起源となっています。 心優しいCuoiは万病に効くガジュマルの葉で多くの病人を救っていました。この木はきれいな水をやり、しっかり育てなければ月に帰ってしまうと言われていました。 それを聞いたCuoiは、熱心にそのガジュマルの木を守っていました。 しかしある日、忘れっぽいCuoiの妻がその言いつけを忘れて、木に向かって放尿をしてしまったのです。 すると突然地面が動き出し、風が吹き、ガジュマルの木が力強く青空に根を下ろし始めます。 月に帰ってしまわないようCuoiは急いで飛びついて木をつかみましたが、敵わずガジュマルの木が彼を引っ張って月まで飛んでいってしまいました。 それ以来、満月の日、月が最も明るいときに見上げると、古い木の形をした黒い点があり、その下に誰かが座っているのが見えます。 それは、ガジュマルの木の下に座る地球に戻る日を待っているCuoiであると。そんなCuoiおじさんに地球に戻ってくるための道しるべとして、中秋節の日には子供たちが提灯を持って行列を作っているのだと… このような伝説から今でも中秋節になると、子供たちが灯籠を持って仮装をして街を練る歩くのがベトナムでの恒例行事となっています。 中秋節がどのような日なのか分かったところで、ベトナムで実際にはどんな催しが行われているの…? そんな疑問にお答えするべく、当日の行事を一挙ご紹介!中秋節当日は街中がお祭り騒ぎとなりますので、是非一度は体験することをお勧めします◎ 中秋節当日やその前の週末になると、獅子舞を街で見かけることができます。基本的に獅子舞は男性2人で頭と胴体に分かれて獅子頭(ししがしら)を被り、街中で舞い踊ります。 また家を訪れる獅子舞もあり、家の中に入り、幸運を祈ったり悪いものを祓うために踊ってくれるので、その後謝礼を渡すのが習わしです。 ハノイの旧市街やホーチミンのグエンフエなどに行くと、獅子舞を見かけることができます◎ ベトナムで中秋節を楽しむなら、なんといっても灯籠は欠かせません! 時期が近づくと、通りで様々な灯籠が販売され始めるのですが、伝統的なものから、最近ではキャラクターの灯籠や蛍光で点滅する灯籠、星形の灯籠など多種多様です。 ハノイではHàng Ma(ハンマー)通りがテトや中秋節の飾りを販売している通りとして有名です。 ホーチミンではNguyễn An(グエンアン)通りやNguyễn Trãi(グエンチャイ)通りが盛り上がります◎ 見て歩くだけでも華やかで楽しいので、是非この時期には通りを歩いてみてください。 ベトナムでの中秋節はなんといっても子供が主役! おもちゃを買ってもらえる、とても嬉しい日なのです。そして、仮面をつけたり簡単な仮装をしてお出かけする子供たちに出会えますよ。 秋に収穫される果物や農作物と紙人形を、お供えするのが恒例行事です。 日本でもススキとお団子をお供えするのと同様に、ベトナムではバナナやザボンといった果物やおこわなどをお供えします。 ベトナム人のお宅やお店には神棚があることが多く、そこにお供えしてあるものを見ることができますよ◎ また、月餅(げっぺい)という焼き菓子をお供えし、食べる文化があります。 英語ではmoon cake(月のケーキ)と呼ばれ、まさに中秋の名月をかたどった形の伝統的なお菓子です。 月餅は普段お世話になっている方に渡す風習があり、ビジネスの場でも、お客様から頂いたり贈ったりと、ベトナムで働く日本人の方にも直接関わるものです。 この後さらに詳しく解説していきます◎ 中秋節の日には、“月餅(Bánh Trung Thu:バイン・チュン・トゥ)”をお供えし、食べる習慣があります。 月餅といってもお餅ではなく、小麦粉で作ったずっしりとしたケーキのような焼き菓子です。 しかし、甘いケーキではなく、中身は緑豆の餡や塩漬けしたうずらの卵、豚肉、ごまなどが入っているものが一般的です。 甘さとしょっぱさが混ざった独特の味なので、好みはあると思いますが、一度トライしてみてはいかがでしょうか? 最近では昔ながらの月餅メーカーに加えて、高級ベトナムチョコレート店のMAROUやコーヒーチェーン店STARBUCKSなども月餅を販売しています。 写真参照元:STARBUCKS VIETNAM Facebook ケーキの中身もチョコレート餡になっていたり、伝統的な月餅とは異なりスイーツとして美味しく食べやすいものも増えていますよ◎ 中秋節の前、1か月ほどしか味わえない期間限定なので、是非試したいですね。 ただの焼き菓子と侮ることなかれ!なんと…月餅はとても高級品です。 老舗メーカーの月餅は1個当たり500円から、MAROUやSTARBUCKSなどは1個当たり1000円超えという驚きの価格です! 写真参照元:MAISON MAROU Facebook 自分用として購入するには少し悩むお値段ですが、丸ごと一つ食べるにはボリュームがあるので、お友達や家族とシェアすることをお勧めします。 この月餅を家族やお客様に贈るのが習わしですので、営業職の方はこの時期になると挨拶回りに忙しくなります。 最後に、月餅を購入できる人気のお店をいくつかご紹介します。これから購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。 ホーチミン:NHƯ LAN 写真参照元:Combo Hộp 4 cái : 1,2 kg- b12 – Cơ sở Như Lan 日本の観光ガイドブックにも度々紹介される、ベトナムのソウルフード「バインミー」が美味しいことで有名なお店です。店内はベトナムらしいローカルな雰囲気を味わえ、観光客だけでなく、ベトナム人の方からも長年愛されています。 住所:68 Hàm Nghi, Bến Nghé, Quận 1, Hồ Chí Minh 700000 ベトナム アクセス:ホーチミン人民委員会庁舎から、徒歩10分 公式サイト:https://nhulan.vn/ ベトナム国内:Phuc Long Coffee & Tea 写真参照元:PHÚC LONG NIÊN – THƯỞNG MINH NGUYỆT ベトナム国内に多くの店舗を展開している、大手カフェチェーン店です。ベトナムコーヒーはもちろん、各種フルーツティーなどベトナム限定のドリンクを多数販売しています。 フックロンから販売されている月餅は、一つ一つが箱に入れられ、贈答品としてもおすすめです。 多くの店舗があるため、お近くの店舗へぜひ立ち寄ってみてください。 公式サイト:https://phuclong.com.vn/ ハノイ:BÚP TÂM AN – Thực Phẩm Dưỡng Sinh 写真参照元:BÚP TÂM AN – Thực Phẩm Dưỡng Sinh 添加物などを一切使わない、自然の食材だけにこだわって作られたこだわりの月餅を販売しているお店です。黒ごま、チェリー、ストロベリーなど様々なフレーバーでいろいろな味を楽しめるのも魅力の一つです。 それぞれ異なったデザインで作られているため、見た目が可愛らしくギフトにすると喜ばれます。 市内中心部からは少し離れた場所で営業しているため、タクシーなどで訪れるのがおすすめです。 住所:ngách 137 Ng. 354 Đ. Trường Chinh, Khương Thượng, Đống Đa, Hà Nội, ベトナム アクセス:ハノイ駅から、車で15分 公式サイト:https://www.facebook.com/buptaman.vn/ ベトナムの中秋節がどのような行事なのか、ご理解いただけましたでしょうか? ベトナムには子供が多いため、子供が主役の行事になると街中が賑やかでエネルギーに溢れます。 筆者自身、初めて実際に参加してみたときには、想像以上の活気で驚いたことを今でも覚えています。 2024年の中秋節は9月17日の火曜日。オフィスや学校で、仲間と一緒に月餅を食べるのもおすすめです。 実際に体験してみると、いろいろな発見がありますので、是非当日はお出かけしてベトナムの文化や伝統に触れてみてください。
- 2024.08.09
ベトナム・ハノイの人気カフェ!現地在住者によるエリア別おすすめカフェ紹介
『ベトナム旅行』や『ハノイ観光』とSNSを検索するとよく出てくる情報の一つがカフェ巡り。 ベトナムの首都ハノイにはさまざまなカフェがあります。可愛いベトナムのタイルをふんだんに使用したレトロカフェ、細い路地裏を入っていくと突如現れる隠れ家カフェなど・・・ 住んでいるからこそ知っている、筆者がお気に入りの本当におすすめなハノイカフェをこちらの記事ではご紹介していきたいと思います。 ハノイは日々目まぐるしくお店が変わっていくので、2024年8月の最新版の記事は必見ですよ◎ ハノイのカフェを紹介する前に、まずはベトナムのカフェ文化について触れてみましょう。 ベトナムは世界第2位のコーヒー豆生産国であり、その背景には豊かなコーヒー文化が広がっています。多くの方がコロンビアなどの中米や南米を思い浮かべるかもしれませんが、ベトナムも負けていません。 ベトナムではロブスタ種の苦みや渋みを生かしたベトナムコーヒーが主流です。甘さを加えるためにコンデンスミルクを混ぜて楽しむのが一般的で、その独特な風味が人気を集めています。 他にも、ヨーグルトとアイスを組み合わせたヨーグルトコーヒーや、卵の黄身とコンデンスミルクを泡立ててコーヒーに乗せるエッグコーヒーなど、バラエティ豊かな飲み方が存在します。 特にエッグコーヒーはハノイ発祥の飲み物であり、寒い冬の日にそのまろやかな甘さが体を温めてくれる一杯です。ハノイを訪れた際には、ぜひ本場のエッグコーヒーを試してみてください。 ベトナムのローカルカフェでは、アメリカーノやラテなどは少なく、ベトナムコーヒーが主流です。しかし、Highlands Coffeeのようなチェーン店では、ベトナムコーヒーだけでなく、アメリカーノやラテなどのコーヒーも楽しめます。ここでは、伝統的なベトナムコーヒーを愛する方から、若者まで幅広い層に人気です。 筆者自身も、プラスチックの低い椅子に座ってベトナムコーヒーを味わうこともあれば、おしゃれなカフェでゆったりとコーヒーを楽しむこともあり、日々カフェ巡りを楽しんでいます。 では、筆者厳選ハノイのおすすめカフェをご紹介します! ハノイの観光の中心といえばホアンキエムエリアです。 ハノイに観光に訪れた方は一度は足を踏み入れるであろうホアンキエムエリアは、細く入り組んだ昔ながらの街並みが残る路地がひしめくエリアです。 そんなノスタルジックな路地を少し入ると、おしゃれで居心地の良いカフェが現れますよ! ハノイ大教会の目と鼻の先に位置するランニングビーンは、洗練されたおしゃれな空間でインテリアも素敵なカフェです。 ハノイのインスタグラマーが集まる人気のカフェでコーヒーだけでなくケーキやパスタなどの軽食もあります◎ おしゃれな写真を撮りたい方も、ゆっくり読書などを楽しみたい方にもおすすめ。 ホアンキエムエリアはレトロなベトナムカフェが多い中、おしゃれカフェで過ごしたい!という方にはThe Running Beanに是非行ってみてくださいね! ホアンキエムエリアの西側、鉄道付近の眠らない通りトンズイタン通りにあるXofa Cafe&Bistro。 トンズイタン通りは海老チャーハンや美味しいフォーのお店など有名なB級グルメ店がたくさんあり、深夜まで若者であふれる通りです。 そんな通りにあるにふさわしい、Xofa Cafeはなんと24時間営業のカフェビストロなのです…! 基本的に深夜12時までにほぼすべてのお店が閉まるハノイで、とてもめずらしい24時間営業のカフェなので深夜カフェはここ一択◎ パスタやプリンやケーキなどのカフェメニューはもちろん、ココナッツコーヒーなどもあり観光の方もハノイ名物を楽しめるのでおすすめですよ。 ハノイだけでなくホーチミンなどにもある濃い緑がコンセプトカラーのレトロカフェ、コンカフェ。 カフェチェーン店でいくつも店舗があるのですが、その中でも特におすすめしたい店舗がCau Go通りにあります。 ホアンキエム湖を一面見渡すことができて、カフェの真下を何台もバイクが通っていく様子はベトナムを詰めこんだ景色です◎ そんなノスタルジックな景色を見ながらゆったりとコーヒーを飲む時間は、ベトナムにいるんだなあとしみじみ感じさせてくれます。 Cong Ca Pheでの一押しはなんといってもココナッツコーヒーです🥥 筆者はあまり甘い飲み物は得意ではないのですが、コンカフェのココナッツコーヒーは甘さと爽やかさのバランスが絶妙で最高に美味しいので是非試してみてください! また、もう一つのお勧めはコンカフェグッズです。 コンセプトカラーを使用したカップやタンブラー、Tシャツなどがレトロ可愛くてお土産にもぴったり。 筆者もカップを愛用しており、お土産にいくつかグッズを買って帰ったこともあります◎ カフェを訪れた方はグッズも必見ですよ! ハノイのおしゃれエリアといえばタイホーエリア! タイ湖沿いに面した数々のカフェは、ヨーロッパ風で洗練されたデザインがとても多くおしゃれ感度の高いベトナムっ子に大人気。 カフェに加えてフレンチやイタリアンレストラン、パブなどが多く、ベトナム人のデートスポットでもあるエリアです◎ そんなタイホーエリアのおすすめカフェをご紹介していきます! コーヒー大好きな筆者が一押しの美味しいコーヒーが飲めるカフェといえばCapella Coffee Roaster。 世界中の各国からおすすめの豆を厳選し、こだわりのコーヒーを出しているのでコーヒー好きにはたまらないお店。 食事メニューはありませんが、コーヒーに合う自家製ケーキなどが置いてあり純粋にコーヒーとスイーツを楽しみたい方におすすめです◎ 店内も広くゆったりと過ごせるので、仕事や読書もはかどりますよ! カフェの名前の通り”Wellness”をテーマに心身ともに豊かでいられるような食を提供するカフェ、健康のためのスパやヨガスクールを併設するGather Wellness Complex。 ヘルシーな大豆ミートを使用したビーガンメニューや、野菜やフルーツをたっぷり使用したドリンクが豊富なこちらのお店。 店内も白と緑を基調に光がたくさん入るナチュラルな造りになっており、心地よい空間です。 とても人気のお店なため平日のランチ時や週末は特に混み合いますが、平日のランチを外した時間帯にゆっくりお邪魔するのが私の憩いの時間です。 見た目だけで食事は美味しくない…というお店も多い中、しっかりと一つ一つのメニューにこだわりがあり、お食事も楽しるのが嬉しいポイント◎ ヘルシーかつリラックスしたい時はこちらのスパを受けた後にカフェでゆったりランチをすれば、最高の1日になること間違いなし🍀 こちらの記事ではハノイのコーヒー文化や、おすすめカフェをご紹介しましたがいかがでしたか? ハノイにはここには書ききれないくらいお洒落で可愛いカフェがたくさんあります。 レトロな昔ながらのベトナムらしいカフェから内装やインテリアにこだわりつくした洗練カフェまで、様々なお店が次から次へと増えてきています。 日々発展を遂げるハノイでは筆者が住んでいる3年半の間にも数えきれない新しいお店ができ、開拓を楽しむ日々を過ごしています。 ぜひ皆さんお気に入りの一店が見つかったらシェアしてくださいね◎ こちらの記事が皆さまにとって有益な情報となっていたら嬉しい限りです!
- 2024.08.07
ベトナムと日本の違い!現地日本人が身近な日常を徹底解説
「ベトナムは日本人が暮らしやすい国」とされ、日本人在住者の増加と共に毎年多くの日本人観光客が訪れる国です。 しかし日本とベトナム、両国の文化には違いがあるので、日常生活における細かな習慣から大きな社会的な違いまで、様々な面で異なる部分はあります。 日本では当たり前・常識とされることが、ベトナムでは非常識だったり、逆に日本では見られない習慣があったりと驚かされることもあります。 この記事では、ベトナム在住の現地日本人が「ベトナムと日本の違い」について解説していきます! 観光中に「バインミーをテイクアウトして食べる」ということがあるかもしれません。「どこで食べよう?」と悩む方も多いのではないでしょうか? 実はベトナムのカフェの多くは「フード持ち込みOK」のところばかりです。 ドリンクを注文すれば、持ち込んだバインミーなどのテイクアウトフードをカフェ店内で食べることができます。※一部持ち込み禁止店もあるため事前に確認しましょう 日本の飲食店では「フード持ち込み禁止」が一般的ですので、寛容なベトナムの文化が素晴らしいと感じますね。 フルーツに塩をつけて食べる ベトナムでは熟していないマンゴーやパイナップル、グアバなどに唐辛子入りの塩をつけて食べる文化があります。 ダラットでいちごを購入した際も「塩をつけますか?」と聞かれたので驚いてしまいましたが、日本のスイカに塩をつけて食べるのと同じ感覚なのかもしれませんね。 ベトナムの食事マナーとして、日本と異なるのは主に お椀に口をつけない 麵をすすらない という点です。特にフォーなどの麵料理ではお椀に口をつけて汁を飲んだり、麵をすすったりしたくなりますが、テーブルにあるレンゲを使って上手に食べてみてくださいね。 また、高級なレストランなどではよく「ソーサー(お皿)の上にお椀が乗っている」ことがありますが、これはフランス領の名残でお椀とソーサーを重ねたまま使用するのが基本となっています。 しかし、ソーサーを取り皿として使用しても問題ないとされるため、あまり気にする必要はなさそうです。 日本ではお手拭は無料ですが、ベトナムのお手拭きは有料です。 お手拭き代はレストランにもよりますが一枚あたり2000~5000VND(約10円~30円)となっています。持参のお手拭きなどがある場合は使わなくても問題ありません。 また、ハーブや調味料類は無料ですが、フォーのお店などでよく見るテーブル上の「細い揚げパン(quẩy)」「バナナの葉につつまれたおかず(Nem chua)」などは有料です。 ベトナム料理のディナーなどは3~4人前程の大皿で提供されることが多く、少人数では食べきれないということもあります。 しかし、ベトナムでは残してしまっても店員さんに「持ち帰れますか?」と尋ねると、無料でプラ容器に包んでくれる店舗がほとんどです。 日本では食べ残しを持ち帰れる店舗が少なくなっているため、無料で持ち帰りができると食べ物が無駄にならず有り難いですよね。 ベトナムではローカルレストランを含めテーブル会計が基本です。食事が終わったら、店員さんを呼ぶと会計明細を持って来てくれます。 ここで注意したいのが「注文内容とレシート・金額が合っているか確認する」ということです。 「注文品が来なかった」「注文していないオーダーが入っている」ということも稀にあります。ベトナム人もレストランで食事をした際は必ず一つ一つの注文が合っているか確認する人がほとんどですので、じっくり確認して恥ずかしいということはありません。 また、500VND紙幣の流通量が少ないことから、1000VND(約6円)以下のおつりは省略されることがあります。 ベトナムのスーパーでたくさん並んでいる野菜やフルーツは基本的に量り売りです。売り場にある袋に詰めて計量コーナーで計ってもらい、レジに行きましょう。 最近では、あらかじめパック詰めされている商品もよく見かけるようになっています。 無糖の牛乳やお茶が当たり前の日本とは異なり、ベトナムの牛乳やお茶は甘み(đường=砂糖)を加えて販売されています。 【ベトナム語でのパッケージ表記】 無糖=nguyên chất/không đường 加糖=có đường 微糖=ít đường 近年では砂糖の有無が英語表記されている商品も増えてきています。ちなみに、ヨーグルトも無糖~加糖から選ぶことができます。 無糖の牛乳やお茶はベトナムのスーパーやコンビニなどでも売っています。 しかし、適当に手に取ったものが「意図せず砂糖入りだった!」ということもありますので、購入する際はパッケージの確認をお忘れなく! ベトナムの多くのスーパーでは入店する際に、大きめのバッグや荷物は入口で預けるか結束バンドで開け口を固定してもらいます。 スマホショルダーや財布のみ入れられるミニバッグなどはそのまま店内に持ち込むことができます。 購入する際は、会計時にレジ付近にいる警備員さんに結束バンドを切ってもらうことができます。 慣れないうちは荷物から予め財布を出しておくとスムーズです。 ベトナムにはおしゃれなカフェや飲食店が多く、SNSで写真映えスポットとして紹介されているところもたくさんあります。 しかし「お店に辿り着くまで大変だった」ということをよく聞きます。例えば 他のお店の中にある階段を登らないといけない 迷路のような路地を通らないといけない 看板が小さすぎてわからない など、ベトナムに来たばかりの日本人には難しいと感じてしまうところもあります。迷ったら近くの人に地図や住所を見せて教えてもらいましょう。 ベトナムには日本の住居のような「玄関」がなく、マンションでも玄関ドアを開けるとすぐリビングルームという構造になっているところがほとんどです。 また、ベトナム人家庭では大人数で食事をするときにはダイニングテーブルを使わず、リビングの床に食事を置いて、ピクニックのように食事を囲むこともあります。 さらに、戸建ての場合はリビングの一角をバイク置場にしている家庭も多く、日本の住居とは異なる部分もあり驚きがありますね。 日本では日付を○年○月○日と表記しますが、ベトナムでは○日○月○年と日本とは逆になっています。 賞味期限などの表記もこの日付順になっています。 HSD(消費期限=Hạn Sử Dụng) NSX(製造日=Ngày Sản Xuất) 商品によってはNSXのみで「賞味期限は製造日から○か月以内」といった記載がある場合があります。 ベトナムの数字の書き方は「1」と「7」が大きく日本人とは異なると言われています。 具体的には「1」には下に棒をつけたり縦線のみで書いたり、「7」には横棒をつけたりと数字が混同しないように書く人が多くなっています。 また、日本では小数点を「.(ドット)」で表しますが、ベトナムでは「,(コンマ)」となっています。 日本では抗生物質などの処方箋が必要な薬でも、ベトナムでは薬局で1回分から購入することができます。 薬剤師さんに症状や薬名を伝えると数十円から数百円程度で購入することができ、日本のように診察を受けたり、薬局に行ったりする手間がなく手軽で便利です。 「軍や警察の写真を撮らない」ということはベトナムに入国する際のタブーとしてよく知られています。 この他にも、「ホーチミン氏や政治を批判しない」「グラビア写真集などわいせつ物を持ち込まない」などベトナムならではのルールがあります。 入国する前には、外務省のベトナム入国情報を確認するようにしましょう。 ◆ベトナム:安全対策基礎データ https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_015.html ベトナム=南国ということで、半ズボンなどの軽装で旅行に来る方も多いでしょう。 しかし、ハノイにある「ホーチミン廟」ではノースリーブ・半ズボンなどでの入場は禁止されています。 ちなみに、役所や警察署などの行政機関に行く際も半ズボンでは「服装が不適切」だとして入場できない場合があります。 ベトナムの都市部にあるデパートや観光客向けのレストラン、ホテルなどではトイレットペーパーを流せる所が増えてきており、日本の商業施設と同様に使うことができます。しかし、 トイレットペーパーを流さないで(KHÔNG XẢ RÁC, GIẤY VÀO BỒN CẦU)と掲示している 大きめのゴミ箱が設置されている 以上のようなトイレは、詰まってしまうためゴミ箱にトイレットペーパーを捨てるようにしましょう。 ベトナムではバス・トラック>車>バイク>自転車>歩行者の順で優先されており、ベトナムに来たばかりの日本人には「道路を渡るのも一苦労」です。 道路を渡る際は急に立ち止まったり、走ったりせずに落ち着いてゆっくり歩くと自然とバイクや車がよけてくれ上手に横断することができますよ! ちなみに、ベトナムではクラクションを頻繫に鳴らしますが、これは「通りますよ」というサインで使われるケースがほとんどです。 また市内を走るバスは乗客を乗せる際には、お年寄りでない限り完全に停車しませんのでバスが近づいたら手を挙げて乗車の意識を示して小走りで乗り込むようにしましょう。 ベトナムでは食事から宅配まで「デリバリーサービス」が主流で日本よりも安価で利用しやすいです。 注文したものを受け取る際にほぼ必ずドライバーから「電話」がかかってきます。ドライバーによっては受取人が外国人だとショートメッセージを送ってくれる人もいます。 ベトナムの通信費は日本に比べて安価ですので、通信費も安く抑えることができますよ。 ベトナムは日本よりも銀行預金利息が高く、具体的に2024年 7月時点でVietcombankの定期預金金利は最大で、60ヶ月4.70%(VND)となっています。また、12ヶ月では4.60%(VND)となっています。 日本の利息がいいとされるインターネットバンクでも利息が0.1~0.2%ですので最大で40倍以上も利息に差があります。 ベトナムの義務教育は就学前の5歳から中学卒業の15歳までです。 日本では就学前の義務教育は行われていませんが、ベトナムは国全体で就学前からの教育に力を入れているという違いがあります。 ベトナムの公式文書でサインをする場合などは、青色ボールペンを使用することが慣例となっています。 印刷した文字の黒い部分と見間違わないようにするため 万年筆の名残 学生がテストでも使用する など青色ボールペンを使う理由はいくつかあるようです※。 (※参考URL) ベトナムの職場ではお昼時間にデスクや床でお昼寝をすることが一般的です。 オフィスワーカー以外も、市場や公園でもお昼寝する姿をよく見かけます。 ベトナムでは早朝から働き始めることや日中が暑いことなどもありお昼寝文化が根付いているようです。 日本では「1分でも遅れると遅刻」とされますが、ベトナムでは交通渋滞などもあり「15~30分」ぐらいであれば遅刻をしても大丈夫という感覚の人が多いそうです。 とはいえ、日系企業や海外企業で働くベトナム人は海外文化の理解を深めている人も多くおり、ひとまとめにベトナム人のスタイルを語ることは難しいでしょう。 ただ、ベトナムの大らかで寛容な国民性は日本で閉塞感がある人にとって、居心地がいいと感じる場面も多いはずです。 ベトナムの干支は日本とは少し異なる部分があり、 「牛→水牛」「兎→猫」「羊→山羊」「猪→豚」となっています。 日本では寝ていて干支に入れなかった猫ですが、ベトナムでは「猫年は幸運と順風満帆をもたらす」とされ 稲作文化のベトナムではネズミを狩る猫が重宝された 兎はネズミの仲間とされ重複をさけた など「猫年」があることに諸説あるそうです※。ベトナム人にとってテト(旧正月)期間は1年で最も大切な行事になっています。 (※参考URL) テト(旧正月)には、リーシーと言われるお年玉を渡します。日本ではお年玉は子どもが貰うものですが、ベトナムでは年齢に関係なく祖父母・親・親戚の子ども・近所の子ども・メイドさん・ドライバーさんなどに渡します。 ▼お年玉の相場などテト事情を解説しています。 【ベトナム/旧正月】現地在住者に聞く!テト(旧正月)の習慣・マナー・過ごし方 ベトナム語では自分の年齢と相手の年齢、関係性によって一人称と二人称を変化させます。 例えば 【相手が自分の兄姉ぐらいの年齢の場合】 (私) Em (あなた)Anh【兄】 /Chị【姉】 となります。この他にも、相手が子どもぐらい・両親ぐらい・祖父母ぐらい…とパターンがあります。 日本語にはない感覚ですので最初は戸惑いますが、挨拶の際などにこの二人称をつけるとより自然なベトナム語に聞こえるそうですので、覚えておいて損はないでしょう。 年齢を尋ねる人が多い? 先ほど紹介したように相手の年齢によって人称代名詞が異なるため、初対面でも年齢を聞くことがあります。 この他にも、家族構成や年収・結婚・恋人の話を話題にするなどかなりオープンな人もいます。 しかし、最近では若者を中心にプライベートな質問を避ける人も増えてきているそうです※。 (※参考URL) 「ベトナム人は家族を大切にする」ということがよく言われています。テト(旧正月)中に帰省をすることはもちろん、結婚や出産・引っ越しなど家族の事情に合わせて転職をすることも珍しくはありません。 また、ベトナムでは子ども好きな人が多くレストランやカフェで小さな子どもが騒いでも、日本のように肩身が狭いということはなく、むしろ店員さんが抱っこしたりあやしてくれたりと微笑ましい光景を見ることができます。 ベトナムでは100年前から「男女平等」が法律で認められており、女性が大切にされてきた文化があります。 ベトナム女性の日の「10月20日」と世界国際女性の日の「3月8日」は職場や家庭、スーパーに至るまで女性の日一色となり、女性への贈り物を欠かしません。 ▼ベトナムの女性の日事情について詳しく解説しています 【男性必見!】年2回あるベトナム女性の日を徹底解説 ベトナムのお葬式は楽器や歌などで賑やかに執り行い、親族は白い衣装やハチマキを着用します。 一方、結婚式は日本の結婚式のように厳しいマナーはなく、ご祝儀は500.000VND(約3000円)で招待状が入っていた封筒に入れて渡します。 「ベトナムと日本の違い」についてご紹介しました。みなさんはいくつご存知でしたか? 文化の違いでは「ないもの」や「マイナス面」ばかりがフォーカスされがちですが、文化や習慣にはその国の良さがたくさん詰まっています。 また、ベトナムでは日本との共通点も多くあります。ベトナムでの滞在を通じて、たくさんの素敵な発見をしてみてくださいね。 この記事が参考になりましたら幸いです!
- 2024.08.05
ダナン在住日本人イチ押し!人気レストランご紹介【西洋料理・洋食編】
ベトナム中部のダナンは温暖な気候と美しいビーチ、多くのリゾートホテルがある人気のリゾート地ですが、魅力はそれだけではありません。 ダナンは現地のベトナム料理以外にも飲食店の選択肢が豊富なのも魅力のひとつです! さまざまなジャンルの飲食店がありますが、今回こちらの記事ではダナンのおすすめ西洋料理・洋食レストランをご紹介します。 ベトナム料理に飽きてしまった・ちょっと苦手な方や、ベトナム他都市から旅行に来た方の参考になれば嬉しいです。 ダナンで美味しいフレンチと言ったらこちら。 海沿いの閑静な住宅街エリアにある「Le Comptoir」ではフランス人オーナーシェフ・オリヴィエさんが厳選した旬の食材を使ったフランス料理が楽しめます。 伝統的なフランス料理からオリヴィエ氏による創作料理が豊富で、中には味噌など日本食材を使ったお料理も。 セットメニューは1,690,000VND~、アラカルトメニューも用意されています。 イタリア人ソムリエ・ミリアムさんの厳選したワインも豊富で、私のおすすめはセットメニュー+ワインのペアリングコース。 アットホームな店内で美味しいフレンチとワインをゆったり楽しんでみてはいかがでしょうか? ※要事前予約 イタリアやフランスのミシュラン獲得レストランで経験を積んだイタリア人シェフ・アレッシオさんによる創作イタリアンが楽しめるレストランです。 ハン川のほとりにあり、ベトナム人若手アーティストによる装飾やオープンエアーで落ち着いた店内が特徴。 地産地消にこだわった季節ごとのメニューとお酒のメニューも豊富です。 セットメニューは970,000VND~と比較的お手頃価格。 私のお気に入りは時々登場するカネロニ(大きな円筒形のパスタ)。 ニョッキ生地で作られたカネロニなので、食感がもちもちでチーズやトマト、どんなソースにも合います。 2015年のオープンからコロナ禍を乗り越えた日系バーガーショップです。 アメリカ在住経験のあるオーナーシェフ・池上さんによるハンバーガーは毎朝仕込みを行っており、新鮮でボリューム満点。 欧米人からアジア人にも人気で、老若男女におすすめです。 海沿いアントゥンエリアの店舗と街中の2店舗があり、それぞれ土地の雰囲気にあった店舗造りです。 私のおすすめは乾季限定のNNバーガー(アボカド・ベーコン・チーズ)。肉肉しいパテにトッピングの相性が抜群です! 人気のお店なので、大人数の場合は広いアントゥン店&事前予約がおすすめです。 アントゥン店の3階には2023年に「ラーメン渚」もオープンしており、こちらも池上さんによるお店で、日本の本格的な味わいのラーメンが楽しめます。 店名の通り、ニューヨーク出身のゴードンさんによるピザ店。 ニューヨークスタイルのピザは全部で16種類あり、そのうち5種類はベジタリアン向けメニューです。 ビールの種類も豊富で、ベトナム国内から近隣ASEAN諸国のビールまで楽しめます。 私のおすすめはペパロニピザのエクストラチーズ。ビールとの相性も◎ ピザのLサイズはとても大きく、直径40cmと衝撃の大きさです。 また、2024年8月に川沿いのバクダン通りにも新店舗がオープンし、現在はダナン市内で2店舗展開中です。 ミーケビーチから徒歩10分、ローカル飲食店やミニマートが並ぶエリアに2023年11月にオープンした比較的新しいステーキハウスです。 モダンで高級感のある店内造りで、洗練された雰囲気が特徴です。 メニューはとてもシンプルですがお手頃価格でステーキが楽しめ、ステーキにはミニサラダもついてきます。 ステーキはもちろん美味しいのですが、サイドメニューの「Truffle Dauphinoise(トリュフドーフィノワーズ/フランス・ドーフィネ地方の郷土料理じゃがいものグラタン)」もおすすめです。 今流行りの“アリゴ”のような感じのマッシュポテトです。 通常23時まで営業しているので、お肉やサイドメニューをちょっとつまみながらお酒を楽しむのにもおすすめです。 こちらの記事ではダナン在住者おすすめの西洋料理・洋食をご紹介しました。 どのお店もそれぞれ特徴があり、まだ行ったことがない方は一度は訪れる価値ありのおすすめレストランです。 是非お気に入りのお店を見つけ、素敵なひと時を過ごしてくださいね。
- 2024.08.03
ベトナムで効果的な英語学習について!おすすめの学習法4選を紹介
海外駐在が決まると、日本での準備期間中に会社からの指示で英会話スクールに通うという方が多くいらっしゃいます。 2~3か月集中的に英会話レッスンを受けたうえで、いざベトナムへ! しかし、ふたを開けてみると社内コミュニケーションやお客様とのやりとりが英語で、実践では全く歯が立たない…という方が非常に多いのが現実です。 そのため、ベトナムへ来た後も英語研鑽に励む方が多くいらっしゃいます。 そんな方たちにおすすめの英語学習方法をこちらの記事では紹介していきます。 ベトナムで英語学習を検討している方は要チェックですよ◎ ベトナムに引っ越してくる方によく聞かれるのがベトナムの英語事情。 どのくらい英語が通じるのか?ベトナム語は話せなくても英語で生活できるのか?などの質問をよくもらいます。 筆者はハノイに3年、ホーチミンに1年半住んでいますが、ホーチミンやハノイなどの中心部では英語が通じる場所が多く生活圏内であればベトナム語より英語を使用することの方が多いです。 世界の英語能力指数国別ランキングでは日本の49位に対して、ベトナムは41位とされていますが、特に現在30歳以下の若い世代は非常に流暢な英語を話す方がとても多く納得の結果です。 体感としては、日本よりもカフェやレストランなどは英語が通じる印象が強く、ローカルレストランなどでなければ英語でのやり取りが可能なスタッフが多いです。 また、マッサージ店やゴルフ場のスタッフ、レジデンスの受付など外国人の方が多く利用するであろう場所は基本的に英語が通じます。 一方で、スーパーマーケットやタクシードライバーなどは英語が通じないケースが多く、簡単なベトナム語のやりとりは必要です。 しかしベトナム語は世界の言語の中でも難易度がトップクラスと言われており、習得が非常に難しい言語であるため、絶対にベトナム語が仕事で必要な方でなければ英語の習得を優先させることをお勧めします。 実際にベトナムに来てみると英語の必要性に迫られ、英語学習を始める方も多くいます。 おすすめの学習方法や、現地の情報をこちらでお届けしていきます! ベトナムでは近年英語教育は非常に活発に取り入れられているため、一般的な英会話学校から、将来留学や海外就職を検討している方向けにIELTSの資格対策専門のスクールなど多岐に渡るスクールがあります。 ただ基本的にはベトナム語対応となり、英語での対応をしてくれる学校も英語をこれから習いに行く初心者の方にとっては手続きが難関ですよね… 手続きは日本語で行いたいという方におすすめなのが、ハノイやホーチミンで展開される日系の英会話スクールです◎ ブリリアント英会話スクールはフィリピンのセブ島に留学学校、ベトナムではホーチミンに2校、ハノイに2校、インドネシアに2校英会話学校を展開している日系英会話スクール。 ベトナムに進出して10年の日系英会話スクールの先駆けです。 現地に住む日本人をメインターゲットとしており、講師はフィリピン人でマンツーマンの英会話レッスンを行っています。 日常英会話コースやビジネスコースに加えて、英検やTOEIC対策コース、キッズコースもあるためビジネスマンの方に限らず、家族みんなで通うことができますね。 また、受付には日本人スタッフがおり、学校説明や入会手続き、入会後のサポートも行ってくれるため安心して通えます◎ 厳しい審査基準に基づいて講師の採用、採用後のトレーニングを行っていることもあり、きれいな発音で日本人の苦手なところを熟知して教えてくれる講師が揃っています! 日本で通う半額~1/3程度の料金で徹底的に学習できます。 通学型で集中して英語を学びたい方は英会話スクールに通ってみてはいかがでしょうか? ベトナムに来ると現地での仕事が忙しく、通っている時間はない!という方もいるのではないでしょうか。 すき間時間を見つけて英語学習をしたい、できる限り費用を抑えて学習したいという方におすすめなのがオンライン英会話。 なんといっても自宅から学べることや、24時間いつでも自分のタイミングで受講できるということがメリットですよね◎ オンライン英会話ツールはたくさんありますが、受講頻度、講師のクオリティ、学習メソッド、そして自分自身の学習目的に合わせて選ぶのがおすすめです。 実際に筆者が英語学習のためにいくつか試した結果、おすすめしたいのはNative Campです! ベトナムでは1か月=1,499,000VND(=約9,000円)で1レッスン25分のレッスンが受け放題です。 会話のコースや、カランメソッドという効率よく学習を進めていくためのメソッドに則って学習していくコース、文法を集中的に学べるコースなど自分の目的に合わせて選ぶことができます。 深夜や早朝でも受けることができるので、自宅から会社の移動時間に受けたい!という方やたくさんレッスンを受けたいが費用を抑えたいという方にはおすすめです。 ビギナーの方でもゆっくり話してはくれますが、オンラインのため少しコミュニケーションがとりづらいため英語中級以上の方にはおすすめします◎ なんといってもベトナムに住んでいるため、日常生活で英語を使用する機会が非常に多くなります。 せっかくならベトナム人や外国人の友人を作りリアルな英会話を実践することで、英語力をつけることもおすすめです◎ ホーチミンであれば旧2区タオディエンエリア・ハノイであればタイホーエリアのレストランやバーなどのイベントに参加してみたり、サッカーやヨガなどのチームに入ったりすることで外国人の友人ができます。 そうすると必然的に英語を話す場が増えるため、いきた英語でスピーキング力やリスニング力をアップさせることができます! 趣味を楽しみながら英語力をつけることができて一石二鳥ですね。 Facebookなどでイベントを探すことができるので、興味のある方は是非検索してみてくださいね。 ベトナムでは外国人の家庭教師をつけ、自宅に来てもらい英語を学習することもできます◎ ベトナム人の英語講師の他、ベトナムへ来て英語教師をしているネイティブの方もいるため、個人的に契約をして家庭教師をしてもらうことも可能です。 ベトナムで英語講師をしている人は副業で家庭教師をしている方も多いため、時間が合えば自宅まで来てもらえて便利ですよね。 ベトナム人の英語教師の場合60分~90分で150,000~300,000VND、 ネイティブではない外国人で60分~90分で250,000~400,000VND、 ネイティブ講師で60分~90分で300,000~500,000VND程度がレッスン料金の目安となります。 周りに英語講師がいる場合は、家庭教師をつけるということを考えてみてもよいのではないでしょうか? 知り合いに家庭教師をつけている方がいる場合には、その方に詳しく聞いてみるのも手ですよ。 一から探す場合はFacebookで『English teacher』・『ホーチミン』などど検索すると募集をしている方も沢山出てきますので、探してみてくださいね。 こちらの記事ではベトナムでの英語学習を考えている方に向けて情報をまとめましたがいかがでしたか? 英語はベトナムに限らず、このグローバル社会においてさらに求められるスキルの一つとなります。 せっかくベトナムにいることで使う機会が増えるのですから、学習しない手はありません◎ さらに英会話スクールの料金も日本の半額以下で通えるので、ベトナム駐在中に英語力を伸ばして日本へ戻った時にみんなを驚かせてみましょう! こちらの記事が英語学習を検討されている方にとって有益な情報となっていれば嬉しい限りです。
- 2024.08.01
ベトナムの高級旅客列車で贅沢なひとときを:至福の旅を楽しもう
ベトナム国内での中距間の移動の際には、車やバスもしくは飛行機を検討する方が多いのではないでしょうか。 今回もうひとつの移動手段としてご提案したいのが列車です。 ベトナムの列車というと、ハノイ~ホーチミンまでベトナムの南北を結ぶ「統一鉄道」で海岸線や豊かな自然を車窓から眺めることができ、車窓からの風景が非常に美しいことで有名です。 一方で食堂車やラウンジ・寝台などを備えた豪華な内装の列車な「高級旅客列車」にも『いつかは乗ってみたい』と憧れを抱く人も少なくないでしょう。 実は、ベトナムにもそんな豪華「高級観光列車」が運行しており、今後も新しい高級旅客列車の運行計画が発表されるなど盛り上がりをみせています。 今回は、列車に乗りながらラグジュアリーな経験ができる「ベトナムの高級旅客列車」について解説していきます! (画像引用元URL) ベトナムにはいくつかの会社が運営する高級旅客列車があります。 高級旅客列車はベトナムの主要な観光地を結び、移動時間も観光の一部として楽しむことができます。 ここからはベトナムで運行している高級旅客列車を4つをご紹介します。 (画像引用元URL) いま、最も注目されているのは、2020年に運行を開始した「THE VIETAGE」です。 リゾートホテルを展開する「Anantara」が開発しており、「ダナン―クイニョン」間、「クイニョン―ニャチャン」間を運行しています。 特に「クイニョン―ニャチャン」間の運行は2024年5月から始まったばかりということで、盛り上がりをみせています。 予約は公式サイトから行うことができ、クレジットカードでの決済も可能です。 クイニョン・ニャチャンとは 「クイニョン」はベトナム中部のリゾート地ダナンから約200㎞の南東に位置する「ベトナム中部の中心にある小さなモルディブ」と称えられる港町で、ベトナムにかつてあった王国チャンパの寺院や仏塔などの建築物を見ることができます。 「クイニョン」からさらに南に約200㎞に位置する「ニャチャン」は美しい白浜のビーチやミネラルが豊富な泥温泉などで知られる人気リゾート地です。 午前中にダナンからクイニョンへ出発し、その後ニャチャンへ向かう列車と午後にニャチャンから出発し、クイニョンへ行き、その後ダナンに向かう列車があります。 所要時間は、ダナンとクイニョン間で片道約6 時間、ニャチャンとクイニョン間では片道約5 時間となっています。 ※運行スケジュールは変更になる可能性があるため最新情報は公式サイトをご確認ください。 (画像引用元URL) ダナン―クイニョン間では、事前予約制のベトナムの特産品を使うなど趣向を凝らしたスターター・メイン・デザートの3コースメニューが提供されます。 クイニョン―ニャチャン間では、地元のキャビア、ベトナムの職人が作るチーズ、厳選された高級ベトナム茶などを楽しめる贅沢なアフタヌーンティーが提供されます。 どちらの区間でも無料のスナック、厳選されたワイン、カクテル、モクテル、紅茶、コーヒー、ソフトドリンクのフリーフロー(飲み放題)に加え、頭と肩のマッサージ・トリートメントが含まれており、ラグジュアリーな雰囲気を楽しむことができることが、魅力的ですね。 また、4 歳未満の子どもは大人と食事を共有する場合は無料となっています。4歳以上のお子様向けのコースもあり、家族連れでもゆったり楽しむことができそうです。 ラグジュアリーなプライベートブースやラウンジブースがあり、リラックスして変化する風景を眺めたり、素晴らしい美食を味わったりとさまざまな楽しみ方ができます。 クイニョンからダナンまでの旅程にのみ、無料の寝台ブースを利用できます。 区間によって料金は異なりますが、315$~420$となっています。(※2024年7月26日現在) 趣向を凝らしたコース料理やアフタヌーンティーサービス・ベトナム高級茶や厳選されたワインなどのお酒が飲み放題となっており、マッサージ・移動時間に車窓からの眺めも楽しめるとあって、間違いなく単なる移動ではない心に残る特別な旅のひとときとなるでしょう。 さらに、列車と目的地にあるアンタラホテルの宿泊オプションを組み合わせた特別料金が用意されているため、目的地でも引き続きラグジュアリーな旅を楽しむことも可能です。 (画像引用元URL) 2014 年 6 月からハノイ―サパ(ラオカイ)間を運行している「Chapa Express train」はレトロな豪華列車を彷彿させる内装デザインで“これぞ列車旅”という雰囲気が味わえます。 ハノイ―サパ(ラオカイ)間は「Chapa Express train」以外にも複数の会社が提供している寝台車両が連結されており「Victoria Express Train」「Laman Express」などの会社があります。 サパとは 1922年にフランス人によって避暑地として設立されたサパは、現在ではベトナム北西部の観光の中心地となっています。 山岳地帯を開拓した美しい棚田の風景やロープウェイから眺める雄大な山々の景色、少数民族が作り出す伝統的で色鮮やかな織物や刺繡などがある魅力的な人気観光地です。 最寄り駅のラオカイ駅からサパの街までは車で1時間ほどで移動することができます。 ハノイとサパ(ラオカイ)間の所要時間は約8時間半となっており「Chapa Express train」は寝台列車です。 列車はハノイとラオカイ駅間のルートで毎日出発しており、チャンクイカップ鉄道駅(ハノイ)を22:00に出発し、翌朝6:20頃にラオカイ駅に到着します。 逆ルートでは、列車はラオカイ駅から21:40に出発し、翌日の5:20にハノイ駅に到着します。 ※運行スケジュールは変更になる可能性もあるため最新情報は公式サイトをご確認ください。 寝台ベッド、エアコン、読書灯、トイレ、お湯、ヒーターなどの設備が整っています。 また、無料のドリンク (温かいお茶またはコーヒー)、スナック、冷たいタオルまたは温かいタオルも用意されており、夜間の寝台列車旅を安心して過ごすことができます。 懐かしく豪華な雰囲気のレトロな車内は寝台席になっています。インテリアからベトナムの山岳地帯の雰囲気を感じることができるのも、旅を一層盛り上げてくれそうです。 また、車内には清潔なトイレや飲み物や軽食を提供する「食堂車」や移動販売があります。 スイートキャビン(ベッド2台)あたり 4,297,000 VNDとなっています。(※2024年7月26日現在) ゲスト1名につき、お子様(5歳未満・身長132㎝未満)を1名まで無料で同伴でき、5歳以上または身長132㎝以上のお子様は大人料金となります。 (画像引用元URL) 2023年10月からベトナム鉄道(VNR)が一部車両をリニューアルした高級旅客列車の運行を開始しました。 椅子・テーブル寝台だけでなく、洗面台やトイレも新装し、内装もアップグレードさせることで国内外の更なる観光客・乗客の獲得に力を入れています。 ハノイ―ダナンの高級列車の運行は1日1便で、所要時間は約16時間となっており 「SE19列車」19:40ハノイ駅(出発)―翌日11:58ダナン駅(到着) 「SE20列車」18:05ダナン駅(出発)―翌日11:40ハノイ駅(到着) 以上のスケジュールで運行しています。 ※運行スケジュールは変更になる可能性もあるため最新情報は公式サイトをご確認ください。 英語が堪能な高級旅客列車車両専属の制服を着たスタッフが対応してくれ、客室の整備や点検を行っています。 また、この高級旅客列車を利用する乗客は駅で専用のVIPラウンジで電車までの時間に寛ぐこともできます。 さらに自宅への車の送迎サービスなど富裕層や国外の観光客に向けたサービスも展開しています。 (画像引用元URL) 改装に力を入れたことにより、清潔で華やかな花のデザインがあしらわれた寝台室やゆったりと食事やお茶を楽しめる食堂室を備えています。 ハノイ鉄道輸送株式会社の幹部らによると、開業した最初の列車は定員の90%以上に達し、そのほとんどが観光客で占めているということです。 乗車駅や座席グレードによって変更がありますが1.276.000VND~1.360.000VNDとなっています。(※2024年7月26日現在) (画像引用元URL) 2024年3月にベトナム鉄道総公社(VNR)、トゥアティエン・フエ省人民委員会、ダナン市人民委員会が連携して運行開始した「Connecting Central Heritage」はフエ―ダナン間を移動する観光列車で、観光客の移動手段のとして注目を集めています。 また、ダナン―フエ間の車窓は「ベトナムで最も美しい景色」とされており、乗客は途中のランコー駅付近でランコー湾の絶景を眺めることができます。 フエとは ビーチリゾート「ダナン」から北西に約110㎞に位置するフエには、ベトナムで最初に世界遺産に登録された「フエの建造物群」がありグエン王朝の栄華を物語る有名観光地です。 王宮以外にもベトナム宮廷料理や宮廷茶などから王室の雅な文化を体感することができます。 フエ―ダナン間を約3 時間で移動します。 フエからは、 7:45フエ駅(出発)―10:35ダナン駅(到着) 14:25フエ駅(出発)―17:40ダナン駅(到着) ダナンからは 07:50ダナン駅(出発)―11:05フエ駅(到着) 15:00ダナン駅(出発)―17:45フエ駅(到着) の列車が運行しています。 ※運行スケジュールは変更になる可能性もあるため最新情報は公式サイトをご確認ください。 車内ではフエ・ダナンの特産品やフルーツの提供、アオザイや華やかな衣装に身を包んだ演奏家による伝統音楽の演奏などがあり、移動時間も飽きずに楽しむことができそうですね。 片道210.000VNDです。(※2024年7月26日現在)エアコン付きのソフトシート席になっているため移動中も快適に過ごすことができます。 2024年1月に開催されたベトナム鉄道公社の2024年計画実施会議において、Vietravel Airlinesを所有する部門であるVietravelとベトナム鉄道公社が協働して『5つ星のベトナム横断鉄道プロジェクトを展開するための協力を推進している』と発表しました。 国内外の富裕層をターゲットに、車両にはフィットネス器具・ジム、キッズルームやシアタールーム、ビデオゲームなどを備えた多機能娯楽設備も装備される予定で、キングスイート車両は豪華なプライベート空間を備え、24時間体制で5つ星サービスを提供する計画だとしています。 Vietravel 取締役会会長は “ 世界の豪華さと優雅さの象徴である伝説の「オリエント急行」と同じくらい乗客に人気になることを期待している。 ” と、明かしています※。 このようなプロジェクトによって、ますますベトナムの鉄道が新たな進化を遂げていくと想像すると、今から完成が楽しみですね! (※参考URL) 列車でのゆったりとした旅は非日常空間を楽しむことができ、高級旅客列車では移動時間も観光の一部として楽しめます。 長期休暇の際にはぜひ、これらの高級旅客列車に乗ってベトナム旅行を楽しんでみてくださいね。 この記事が参考になりましたら幸いです。 ▼ベトナム・ダナンについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。 【ベトナム/ダナン】おすすめビーチ4選!アジアンビーチリゾートを楽しみましょう