最近ではコロナ禍を経てリモートワークの促進が進み、会社への出社が減っている方も多いのではないでしょうか。
それに伴い、固定費が削減できるといったメリットからもオフィスを縮小する企業が増えてきました。
オフィスの席数を減らし、出社した社員だけが好きな席を使用するといったフリーアドレスを適用する会社も増えてきています。
また、スタートアップの企業ではシェアオフィスやレンタルオフィスを利用して、自社のオフィスを持たない選択をすることもできます。
海外でのスタートアップとなると、シェアオフィスでの起業ができれば最小限のコストで抑えられてリスクを最小限にすることができますね。
そこで、こちらの記事ではベトナム国内のレンタルオフィスやシェアオフィスをご紹介していきたいと思います。
オフィスレンタルサービスの種類

シェアオフィスとは?
用意されているオフィススペースの中で、フリーアドレスの席を自由に利用できるスペースです。
基本的には個別のスペースはなく、設けられたスペースの中で空いているところを自由に利用できるため、料金が割安となります。
一方で、他の企業の方も同じ空間を利用するため、セキュリティが低くなってしまったり、機密情報を取り扱う場合に注意を払う必要がある点がデメリットです。
レンタルオフィスとは?
専用の個室に分かれているオフィススペースを間借りすることができるのがレンタルオフィスです。
すでにデスクなども設置されており、すぐにオフィスとして使い始められるので事業をすぐに開始できるので便利ですが、その分賃料は高くなります。
また、レンタルオフィスはその住所で起業・登記することが可能な場所もありますのでスタートアップで少しでも早く起業したい方にはおすすめですね◎
※シェアオフィスの場合は、起業時の登記用住所には利用できないことが多いので、起業の用途で検討している方は事前に要確認です。
バーチャルオフィスとは?
ベトナムではバーチャルオフィスという業態も増えてきています。
物理的なオフィスを借りるのではなく、会社を興すために住所や電話番号を利用したり、郵便物を届ける場所として借りるといった利用方法です。
仕事は自宅でできるけど、プライバシーを守るためにも会社を登記するうえでの登録住所などにはしたくない場合や、一等地に置くことでブランディングがしたい、などの目的がある場合、バーチャルオフィスとしての契約も選択肢に入れてはいかがでしょうか。
ベトナムでレンタルオフィスを利用するメリット
①迅速に起業ができる

一番のメリットは迅速に起業ができることでしょう。
日々成長を続けるベトナムのビジネスのスピードは、日本と比較しても非常に速いです。そんなベトナムで日本人が起業しようと思うと、ただでさえ異国の地で言語や文化の壁があるのにさらに遅れてしまいます。
ベトナムは社会主義国で、政府への手続きが複雑なのにもかかわらず、一からオフィスを借りようとするものなら、場所の選定、交渉、デスクや椅子の備品を揃えるなどとやることは尽きません。
レンタルオフィスを利用することで、備品やスペースが揃っており購入の手間が省けてすぐに事業を始めることができるのは安心ですよね。
②起業時のコストを抑えられる

ベトナムに来ていきなり起業時にオフィスの設計や机やいす等の備品を購入するとなると、スタートアップの経費がかさみます。
レンタルオフィスを利用することでひと月あたりの家賃は少し割高になる可能性が高いですが、スタートアップの経費を抑えることができるので事業開始のハードルが下がりますね。
最初はレンタルオフィスを利用し、会社が軌道に乗ってきた頃に自社オフィスを構えるのがいいのではないでしょうか。
③他企業との交流が図れる

レンタルオフィスは他の日系企業も入っており、隣り合わせで利用しているため建物内で顔を合わせる機会があります。
ベトナムに来て間もないと現地に知り合いも少なく、不安ですよね。
レンタルオフィスを借りている企業同士で同じフロアにいるため、日本人と顔を合わせることもしばしば。ベトナムで日本人の知り合いができると心強いですよね。
一足先にスタートアップをしている先輩企業の方に情報を教えてもらうことができたり、新たな顧客となる可能性もあります。
コミュニケーションの場としてもレンタルオフィスは有効ですよ!
ベトナム国内のレンタルオフィススペース例
①SEN OFFICE(ホーチミン/1区)

※写真引用元:SEN OFFICE Facebookより
1区の日本人街レタントンからすぐに位置するSEN OFFICEではバーチャルオフィスからレンタルオフィスサービスまで提供しています。
起業時に住所を置きたい場合から、オフィスを設けたい場合まで様々な用途で利用できるので便利です。
レンタルオフィスとして借りる場合は25,000,000VND/月~と少し割高ですが、デスクや椅子など予めセッティングされておりすぐに事業開始できます。
英語でのやりとりであれば直接連絡を取るか、日本語でのやり取りを希望される方は、この後紹介するレンタルオフィスの仲介業者を通してレンタルするとスムーズです◎
②FUJI BUSINESS CENTER(ハノイ/バーディン区キンマー)

※写真引用元:FUJI BUSINESS CENTER Facebookより
ハノイの日本人街キンマーエリアに日系のシェアオフィスサービスがあります。
こちらでは、窓口として日本人駐在員がいるため契約や相談など日本語で依頼することができるため、ベトナムへ来たばかりでも安心ですね。
机や椅子、ホワイトボードに加えてインターネットサービスも備え付けられているため、借りたらすぐに事業をスタートできますよ!
こちらの住所で法人登記も可能です。
レンタルオフィス事業会社&仲介業者

ベトナムでは日系・ベトナム企業問わず、レンタルオフィス事業やシェアオフィスの仲介業をしている企業がたくさんあります。
こちらでは日本語対応しているレンタルオフィス仲介業者を3社ご紹介します!
①N-ASSET VIETNAM COMPANY LIMITED (仲介業者)
ベトナムの各都市にて住居やオフィスの賃貸仲介事業を手掛けるN-ASSET VIETNAMは、レンタルオフィスの仲介もしています。
ホーチミンやハノイ、ダナンなどベトナム国内にて手広く仲介業を行っているため、情報量も多いです。
また、日系企業のため日本語での問い合わせもできるため、相談もしやすく安心ですね。
②PRONEXUS VIETNAM(ホーチミン・レンタルオフィス事業会社)
ベトナムへの進出サポートやコンサル業を実施しているPRONEXUS VIETNAMは、ホーチミンにてレンタルオフィスやコワーキングスペースの賃貸業も行っています。
ホーチミンの商業エリアである9月23日公園近くに位置するZEN PLAZAにて、2名~8名程度のオフィスを提供しています。
進出時の法人設立やビザ取得などのサポートを行っている会社なので、進出時の相談も含めてワンストップでできるのが嬉しいですね。
③ISN Vietnam Housing(仲介業者/ハノイ本社)
ハノイに本社があるISN Vietnam Housingはハノイを中心に展開しているレンタルオフィス仲介業者です。
ベトナム企業ですが、日本語対応しているため安心して相談できますね。
多くの物件を抱えているISN Vietnam Housingは、複数の物件を比較して決めたい方にはいいかもしれませんね◎
まとめ
ベトナムでは起業のハードルが低く、ベトナム人、外国人問わず多くの起業家がいます。
また、コロナ禍を経てリモートワークが進んでいることからも、近年シェアオフィスの需要が高まっているため、綺麗で仕事が捗る空間が点在しています。
日本人がベトナムで起業をする場合、現地の方よりもリスクやハードシップが高まるため、できる限り初期投資を抑えながらスタートアップしたいですよね。
そのような方々にとって、こちらの記事が参考になれば幸いです。
ベトナム情報週刊コラム
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