- 2023.12.01
会社設立から採用支援まで。マルチに活躍する若手IT人材
(転職成功インタビュー vol.4/緒方さん)
緒方優子です。出身は福岡です。2人姉妹で姉がいます。 大学は情報系の学部を卒業して、IT企業に就職しました。そこからずっとITの仕事をしていて、現在社会人9年目です。 映画や海外ドラマを見るのが好きです。あと、大学生の時に英会話教室に通い始めてから、語学学習も趣味のひとつです。 2015年4月に大学卒業後、横浜にある一部上場のIT企業に入社し、航空系システムを中心に運用保守や開発を6年間行いました。その会社で海外事業が発足した際、以前から海外で働いてみたいと思っていたため、上司に直接交渉し、ベトナムオフショア立ち上げのための部署へ異動しました。そして、ベトナムハノイで3ヶ月間現地調査を行いました。その会社では海外事業はなくなってしまったのですが、ベトナムに3ヶ月住んでみて、ベトナムが気に入ってしまい、ベトナムで働ける会社への転職を決意しました。 そして2021年2月に念願叶ってベトナムにある会社へ転職をしました。そこでは海外向け中古車販売サイトの業務システムの保守運用業務でプロジェクトマネージャーを担当しました。コロナがあり最初の1年は東京で勤務していましたが、その後渡航 ...
- 2023.11.30
【ベトナム 生活】アフターコロナ到来!変貌するベトナムの現状を解説!
日本でも新型コロナウイルスの5類移行により、ようやく「ウィズコロナ」から「アフターコロナ」に転換しつつあります。現在は、これまで考えていた海外旅行や海外留学、海外就業を検討・実現する方も少なくないのではないでしょうか? ベトナムも日本と同様に街中では外国人の姿が増え、観光地はコロナ禍と比較して活況さを取り戻しています。今回は、気になるベトナムの「アフターコロナ」の変化について詳しく解説していきます。 政府と保健省の最新の決定により、2023年 10月20日の時点で、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の分類は緩和されています。 現在までにベトナムでは4回の大きな流行を経験し、11,624,065人の新型コロナウイルス感染者を記録しています。ベトナムにおける新型コロナウイルス感染症による死者総数は4万3206人で、総感染者数の0.4%を占めています。 ・ロックダウンの実施 ・区をまたぐ移動の禁止令 ・商店や工場などの休業命令 ・18時以降の外出禁止令 ・軍からの食料品や必需品配給 ・公共の場でマスクを着用しない場合は罰金 など、特に2 ...
- 2023.11.23
ベトナムってどんなとこ?イメージと実態!現地在住者が回答(経済・衛生)
今回は、ベトナムに住んでみて見えてきた、ベトナムのイメージと実際の感想についてご紹介します。 「ベトナム料理」「バイク」「アオザイ」「ベトナム戦争」「ベトナムの産業」については下記の記事にて実際の感想をお伝えしています。 ベトナムってどんなとこ?イメージと実態!現地在住者が回答(生活・産業) ベトナム統計総局が公表した、2022年第2四半期のベトナム全国の平均月収は660万ドン(約3万8,280円)、年収にすると79,200,000ドン(約459,360円)です。現時点で市内にも地下鉄や都市ガスなどの充分なインフラがないことや、公共医療環境から発展途上国だと考えられています。 しかし、2020年にアメリカが貿易相手国の発展途上国優遇リストからベトナムを除外したことがニュースになりました。またベトナム統計総局は2023年第3四半期(7~9月)の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同期比2.89%と発表しました。 実際にベトナムの物価は毎年上昇を続けており、それに伴い賃金も上昇を続けています。 英ワールドデータラボWorldDataLab=WDLの調査によると、 ...
- 2023.11.20
【2024年最新版】ベトナム テト休暇スケジュール★ 文化風習と過ごし方を解説!
ベトナムで働いている方の多くが、ベトナムの暦に合わせてお休みを取っているのではないでしょうか? そんな方々にとって、1年で一番長い大型連休となるのが旧正月に合わせて祝日となるテト休暇。 ベトナム人の方々にとってはテトは非常に重要なイベントとなりますが、同じアジアでも新暦を用いている日本では、あまりなじみがないですよね。 そこで、こちらの記事では旧正月(テト)がどのようなイベントなのか、ベトナム人の方の旧正月の過ごし方、文化について解説していきたいと思います。 現在世界的には太陽暦に基づいて、年間のスケジュールが作られている国がほとんどですが、アジアを中心とした一部の国では太陰暦に基づいたカレンダーが採用されています。 そしてベトナムでも太陰暦に基づいてイベント等が実施されますが、太陰暦の正月にあたるのがテト(Tết Nguyên đán)です。 ベトナムでは新暦での正月(=1月1日)はほぼお祝いすることはなく、祝日も1月1日の元旦のみで会社なども通常営業となりますが、旧正月は盛大にお祝いします。 ベトナムでは、旧正月になるとみんな一斉に地元へ帰り家族と過ごすため、ホーチミ ...
- 2023.11.16
ベトナムってどんなとこ?イメージと実態!現地在住者が回答(生活・産業)
突然ですが、皆さんはベトナムに対してどんなイメージを持っていますか? 今回はベトナム、ホーチミンに在住する筆者が生活する筆者がよくあるベトナムのイメージに対して住んで感じたことを忖度なしでご紹介していきます! ベトナム料理はあっさりとしていて、日本人にも親しみやすいと言われています。実はフォーは北部発祥。ホーチミンのフォーは北部に比べて甘く、ハーブをたくさん入れて食べます。 対してバインミーは南部発祥とされ、起源はフランス統治時代にフランス料理から取り入れられたことが始まりだそうです。バゲットは驚くほど軽く、サクサクでフワフワの食感です。中身の具材はハムや牛肉・つくねなど、店ごとに異なっています。 生春巻きも南部の発祥。北部では揚げ春巻きがよく食べられるそうです。地域やお店によってそれぞれの味があるため食べ比べてみるのもおすすめです。 ベトナム料理といえば「パクチー」を連想される方も少なくはないでしょう。実際にホーチミンのいくつかのローカルレストランを訪れてみて感じたのがパクチーだけではなく「様々な種類のハーブ野菜を付け合わせとして食べる」ということ。料理に直接トッピング ...
- 2023.11.13
【ハノイ/交通事情】気になる現地での交通手段を一挙紹介!
ベトナムのハノイにこれから住む方にとって、欠かせない情報の一つが交通手段ですね。 数日間の旅行であれば全てタクシーで済ませるのが便利ですが、住むとなると毎日の利用となるためコストや安全面など気になることがたくさんありますよね。 ベトナム人はバイクでの移動が主となりますが、日本人の私たちにとってハノイでバイクを乗りこなすのはハードルが高いですね。 筆者はハノイに3年間住んでいますが、その時の状況や行きたい場所によって交通機関を使い分けています。 そこで、こちらの記事ではハノイの様々な交通機関をご紹介していきたいと思います◎ 在住日本人の方が最も身近に利用する機会があるのは、タクシーではないでしょうか。 会社でタクシーカードを利用している方も多く、目的地までdoor to doorで到着できるタクシーは便利かつ安全ですね。 ただ、安心できるタクシー会社を選択して利用するようにしましょう。今回紹介するタクシー会社は比較的安心して乗れると言われています。 どこの会社か分からない流しのタクシーはぼったくりなども多いので、乗らないように注意してください。 ベトナムのタクシーの初乗り料 ...
- 2023.11.09
ベトナムの転職事情を解説!テト(旧正月)と離職の関係性とは
ベトナムでは例年1月下旬~2月上旬頃にテト休暇があります。 テト休暇は旧正月に伴う大型連休で、東南アジアでは日本のように新暦のお正月よりも旧暦のお正月を盛大に祝い大切にする習慣・文化が根付いている国が多いです。ベトナムもその国の1つです。 ベトナムではこのテト休暇明けに「ベトナム人の転職が増える」と言われているのを皆さんはご存知でしょうか?? この記事では、 テト明けに転職が増える理由 ベトナム人の転職動機 ベトナム人が転職時に心配になること ベトナム人の転職者を防ぐには について詳しく解説していきます。 ベトナムの人々がテト後に転職を選択する最大の理由だといわれています。転職時期を考える際に、テト後の賞与を受け取るまで働きその後離職というタイミングを選択する方が多いです。 テトボーナスとは? ベトナムの労働法上、労働者への賞与の支給を雇用主の法律上の義務として定めており、旧正月の時期にはいわゆる「テトボーナス」が支払われます。 額には決まりはなく、労働組合と合意したうえで支払いの有無及び金額を決定することになっています。給与の一か月分以上の賞与を支払うこと ...
- 2023.11.06
【ベトナム/ハノイ】便利で安心!出張者向けおすすめホテルをご紹介!
未曽有の事態であったコロナウイルスの収束と共に、2023年に入り急激に日本からベトナムへの出張者が増えている今日この頃。 慣れない土地での海外出張で、唯一ゆっくり休める場となるホテル選びは非常に重要ですよね。 土地勘もなくどのエリアを選べばいいのかも分からない、できれば日本語で対応してくれるホテルがいい、バスタブが欲しい、などそれぞれこだわりの条件があると思います。 こちらの記事ではハノイのホテル選びのポイントと、お勧めホテルを紹介していきます。 異国の地で不安なことと言えばやはり、言語ですよね。 出張でいらしゃる方の中にはベトナム語はもちろん、英語もあまり得意ではない…できれば日本語で対応してくれるところがいいという方も多いのではないでしょうか。 その点ベトナムは日系のホテルや、日本語が通じるホテルがたくさんあります。 日本のビジネスホテルのような作りになっており、朝は日本食の和定食が食べられるホテルもありますよ◎ 基本的には受付に日本語対応可能なベトナム人の方が常駐しているケースが多いですが、日本人の担当者がいるホテルもあります。 やはり海 ...
- 2023.11.02
工業団地での営業としてマルチに活躍
(転職成功インタビュー vol.3/西さん)
出身は兵庫県です。ベトナムは7年目になります。妻と子供2人の4人で暮らしています。 関西大学を卒業後、17年間食品商社で勤務していました。そこでは製造、生産管理、資材調達、営業を経験しました。2017年よりベトナムに赴任し、ベトナム現地法人の代表を務めました。現地法人では、設立からパートナー企業探しや、品質管理、パートナー企業への指導、販売先開拓などを行い、ホーチミン支店の開設も行いました。その後、ベトナムで2回転職し、現在に至ります。 もともと海外に興味はあったのですが、前職で海外に駐在する機会があり、ベトナムに来ました。その後、一度帰任を受けましたが、日本とは違うベトナムの文化に興味を持ち、日本よりも活力を持ったベトナムで転職しようと思いました。 今回の転職については家族も一緒ですので、勤務地がハノイであることを優先として、職種には拘りはありませんでした。業種は製造業以外で働いてみたいということはありました。外に出て人と話す仕事が好きなので、営業の経験が活かせる営業職を希望しました。 第一にお客様のサポートが出来る業種が希望でした。現職 ...
- 2023.11.01
【ベトナム/旧正月】現地在住者に聞く!テト(旧正月)の習慣・マナー・過ごし方
今回は、ベトナム人が1年で最も盛り上がるイベント「テト」について。日本人にはあまり馴染みのない「テト」文化。ベトナム人はテトをどう過ごしているのか?日本人のテトのおすすめの過ごし方などをご紹介いたします テト(Tết「節」 )とはベトナムの旧正月です。テッグエンダン(Tết Nguyên Đán「節元旦」)の略で、中国の太陽暦に由来しており基本的には中国の春節の時期と同じです。 日本において旧正月はあまり馴染みがありませんが、中国、香港、マカオに加え台湾、韓国、ベトナム、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、モンゴルなどの東アジア圏では国中で盛大にお祝いされ、1年で最も大切な行事になっています。 大晦日:2024年2月9日(金) 元旦:2024年2月10日(土) となっています。ベトナムの労働法上テト期間は5日間の祝日と規定されています。しかし、実際どの日が休みになるのかは、民間企業・公的機関それぞれについて12月以降に発表されるため、その発表を待って正確に決まります。 現在のところ「2024年2月8日(木)~2月14日(水)の7連休」か「2024年2月9日( ...
- 2023.10.30
ベトナム在住者必見★今話題のレンタルオフィス・シェアオフィスを一挙に解説!
最近ではコロナ禍を経てリモートワークの促進が進み、会社への出社が減っている方も多いのではないでしょうか。 それに伴い、固定費が削減できるといったメリットからもオフィスを縮小する企業が増えてきました。 オフィスの席数を減らし、出社した社員だけが好きな席を使用するといったフリーアドレスを適用する会社も増えてきています。 また、スタートアップの企業ではシェアオフィスやレンタルオフィスを利用して、自社のオフィスを持たない選択をすることもできます。 海外でのスタートアップとなると、シェアオフィスでの起業ができれば最小限のコストで抑えられてリスクを最小限にすることができますね。 そこで、こちらの記事ではベトナム国内のレンタルオフィスやシェアオフィスをご紹介していきたいと思います。 用意されているオフィススペースの中で、フリーアドレスの席を自由に利用できるスペースです。 基本的には個別のスペースはなく、設けられたスペースの中で空いているところを自由に利用できるため、料金が割安となります。 一方で、他の企業の方も同じ空間を利用するため、セキュリティが低くなってしまったり、機密情報を取り扱 ...
- 2023.10.24
ベトナムローカルの建設企業で働く日本人
(転職成功インタビュー vol.2/下津谷さん)
(ベトナムローカル企業で唯一の日本人として活躍する下津谷さん) 私は埼玉県出身の51歳です。高校は國學院栃木高校を卒業し、大学は金沢工業大学・電子工学科にて当時珍しかった大型平面テレビ(背面変調方式フラットCRT )の研究に従事しました。 大学卒業後は技術者になる予定でしたが、大学3年生の冬に実家へ帰省した際、兄が断った英国留学の話が突然舞い込み、大学卒業を条件に2年半の間英国へ留学する機会を得ました。留学した当初、英語が全く出来なかった為、語学学校の一番下のクラスからスタートし、途中学校の学習プログラムの一つである「職業経験コース」でカンタベリー大聖堂やアッシュフォード・ツーリスト・インフォメーションセンターにて英国の方々と一緒に働きながら生の英語を習得し、最終的にはセントラル・ランカシャー大学で観光学と国際ビジネスを習得しました。 帰国後は父が経営する観光会社にて社会人生活をスタートさせ、留学時代に培った語学力や積極性を生かし、これまで多くの業界にて経験を積んできました。 プライベートでは旅行が大好きで、ベトナムの長期休みの際には愛車 (HONDA VISION 110CCバイク ...