- 2023.09.20
 
【ベトナム/ホーチミン】おすすめ!出張ホテル10選
ホーチミン出張の際に悩ましいのが「ホテル選び」です。特に、初めての方はどこのエリアがいいのか迷ってしまいますよね。今回はホーチミン滞在ホテルの選び方、人気エリアとおすすめのホテルをご紹介いたします。 出張先のオフィス等から近いエリアのホテルがおすすめです。理由としては、ホーチミン市内は朝7時頃~9時頃、夕方5時頃~7時頃までの通勤通学ラッシュは主要道路はバイクと車で大混雑してしまうからです。混雑時は移動に時間がかかってしまうこともあります。 また、一部の中心地以外では歩道があまり整備されていなかったり、横断が難しかったりすることから慣れていない方の15分以上の徒歩での移動はあまりおすすめできません。 例えば、ホーチミン5区の中華街として知られる「チョロン」は観光地として有名ですが、まだまだローカル感が強く、中心地からも少し離れているため不慣れな方には過ごしにくいエリアです。 さらに、多くのローカルレストランが22時ごろには閉店してしまうため、観光客が多く集まる繫華街エリアの方が過ごしやすいでしょう。 タンソンニャット空港周辺から1区まで車で通常時は30分程度ですが、前述したように混雑時は30分以上かかってしまうこともあります。 また、周辺には飲食店が少なく出張者には寂しさを感じるエリアです。 出張が数か月にも及ぶ長期の場合は、自宅のように過ごせるサービスアパートも選択肢としておすすめです。サービスアパートとはキッチンや洗濯機などが備えられた宿泊施設です。ホテルでもランドリーサービス付きのお部屋もありますが「洗濯を何枚もしたい」という方や、「袋麵などを調理したい」など希望がある場合は便利です。 ホーチミン市は16区、新都市1市、郊外県5県の構成となり(2020年にトゥードゥック区、2区、9区が合併)2095平方キロメートル(ベトナムの0.63%の広さ)で、東京都と殆ど同じ大きさです。 2021年の都市人口は約900万人(人口の10%)を占めており、首都ハノイを凌いで全国で最も人口が多い市です。 ホーチミン1区にあるレタントン通りを中心としたエリアです。レタントンは「日本人街」として知られ、深夜でも食事を楽しむことができる飲食店やバーなどが数多くあります。オフィスビルも周辺に多くあるため出張者には人気と利便性の高いエリアです。 全51部屋、露天風呂、和朝食ビュッフェ、フットマッサージ、居酒屋「テン」、全室に洗浄機能付きトイレ、日本語放送を完備。館内にはリピート率90%以上を誇る自慢の東屋マッサージを併設。午後10:45がラストオーダー。また深夜2時までオープンしている日本食居酒屋「テン」では日本酒、焼酎、刺身を含む居酒屋メニューが豊富。一人でも気軽に入れる雰囲気です。 露天風呂に浸かり、居酒屋テンで一杯、マッサージを受けて、部屋でスポーツニュースを観て一日の疲れを癒す、東屋が誇るワンストッブサービスを提供しています。 立地もタイバンルン2号店向かい、レタントン店へも徒歩3分ほどの抜群のロケーションです。 (参照)東屋ホテル 2023年7月オープンにした築浅ホテルです。 ホテルまではタンソンニャット国際空港から車(タクシー)で約30分~40分かかり、ホーチミン市中心部レタントン通りから徒歩で約2分、ドンコイ通りから徒歩で約8分と立地も文句なし。 徒歩圏内にショッピング施設やレストランが充実で、ビジネスだけでなく観光にも便利な立地です。 (参照)相鉄グランドフレッササイゴン 最高ランク5つ星のロッテホテルサイゴンは、目の前には、悠々と流れるサイゴン河を臨み、また、わずか徒歩2分から5分で、有名なオペラハウスや、賑やかなドンコイ通り(ショッピング通り)、レタントン通り(日本人街通り)等、ショッピング、ナイトスポット、各国のレストラン街へと、大変に便利なロケーションで、根強い人気があります。 (参照)ロッテホテルサイゴン ホーチミン1区の「ホーチミン歌劇場」前のドンコイ通りを中心としたエリアです。ハイブランドショップが立ち並び、ホーチミンの中心部として最も華やかで多くの人が集まります。歩行者天国の「グエンフエ通り」や高層タワーの「ビテクスコフィナンシャルタワー」があり観光では外すことのできないエリアです。 ホーチミン歌劇場から徒歩6分に位置する日系ホテル。 日本語での受付対応や、客室内の日本語でのインフォメーションなどホーチミンに滞在する際にこころ強いことや、立地の良さも日本人客から人気の理由です。 (参照)江戸家ホテル プロスタイルホテルホーチミンは、ホーチミン市の中心ヴィンコムセンターから徒歩3分、Le Thanh Ton(レタントン)の日本人街に隣接しており、タンソンニャット国際空港から車で24分ととても便利な場所です。 ビンズン省、ドンナイ省と行った日系工場も多い近郊に行かれる際には、プロスタイルホテルホーチミンからは高速道路への入口へのアクセスが非常に便利です。 (参照)プロスタイルホテルホーチミン バックパッカー街として知られ、9月23日公園にほど近いブイビエン通りを中心としたエリアです。安宿やツアー会社、スパが立ち並び、夜になると通り一体のクラブやバーが開店し賑やかなナイトスポットです。特に週末の夜は爆音の中で現地の若者達が夜通し踊っている賑やかな地域です。 イエロー ハウス サイゴン ホテルでは、無料の朝食、フレンドリーなスタッフ、静かで安全で快適な客室を提供しています。 2012年11月に新築された客室は、居心地が良く、エレガントでとても清潔で、エアコン、冷蔵庫、ヘアドライヤー、電話、無料Wi-Fiインターネット、コーヒー/紅茶メーカー、専用バスルーム(温冷水シャワー付)、ケーブルテレビが備わっています。 (参照)Yellow House Saigon Hotel ブイビエン通りから近く、立地はとても良いです。 建物は新しくは無いものの、清掃が行き届いており綺麗です。 何よりもスタッフがとても親切かつフレンドリーなのも人気なポイントです。 (引用)agoda/Bich Duyen Hotel 優雅で洗練された日本のおもてなしを代表するホテルニッコーサイゴンはホーチミンシティーの中心1区に位置し、ビジネスにも観光にも便利な立地を誇る5つ星ホテルです。 シンプル且つ洗練されたデザインでご滞在に必要な全ての設備が揃います。 日本と変わらない温かい“おもてなし”を感じられます。 (参照)ホテルニッコーサイゴン サイゴンコートは兼松株式会社とDaklak投資輸出入会社の合弁会社によって建設、運営されているサービスアパートメント&ホテルです。 12階建て58室の快適なお部屋は全室ウォッシュレットを備え、質の高い安らぎの暮らしをご提供しています。 空港・各工業団地にもアクセスの良い3区にあり1区中心部にも車で10分の暮らし易い環境にあります。 (参照)サイゴンコート ホーチミン市の中でも古くから日本人街とされるレタントン通り周辺には数多くのレストランや商業施設がありベトナムに居ながら日本のような生活を楽しめる場所です。 ホーチミン市の重要施設や有名観光施設もほぼ3キロ以内に点在し5分あれば必要な物を手に入れられます。日本語対応のスタッフチームと、敷地内にセブンイレブン、日本人医師による診療所ロータスクリニックがあり、またQUIラウンジバー楽しい雰囲気で充実したお酒類を提供されています。 (参照)ランカスターレタントン 今回はホーチミン出張におすすめのホテルをご紹介いたしました。ホーチミン出張が初めての方は飲食店やお土産店が豊富なレタントンエリア、ドンコイエリアがおすすめです。今回の記事が出張の際のホテル選びの参考になりましたら幸いです。
- 2023.09.13
 
【ベトナム/ホーチミン】おすすめの日本食レストラン16選
安くて美味しいと言われるベトナム料理。しかし海外にいると日本食が恋しくなることがありますよね。 今回はホーチミンの中でも日本食レストランの多い1区、3区、ビンタイン区(ファンビッチャン)エリアで食べられるおすすめレストランをご紹介いたします。 1区はホーチミンの中心部です。ベンタイン市場や聖母マリア教会などの観光地と共に、オフィスビルが立ち並び経済の中心として最も活気あるエリアです。日本人街として知られるレタントンにはヘムと呼ばれる路地を入ると数々の日本人向け飲食店が立ち並んでいます。 1区にある日本人街の「レタントン」はLe Thanh Ton通りと、その周辺の日系飲食店が立ち並ぶエリアのことを指します。入り組んだ路地を進むと、ラーメンやうどん、海鮮など数多くの日本食レストランが立ち並び思わず迷ってしまうほどです。 ベトナム語で路地のことを「ヘム(hẻm)」と言い、ベトナム生活、特にホーチミン滞在の長い在住者は「○○通りのヘム」と場所を説明する際によく使われます。 刺身などの新鮮な海鮮料理からうどん、丼物や日本の居酒屋のようなおつまみメニューが豊富に揃っています。夜はもちろん、ランチメニューではおよそ1000円程度で日本食をいただくことができます。 長崎本場のちゃんぽん・皿うどんを中心にメニューが豊富です。なんと「たい焼き」までメニューにあるのは驚きです。ランチの営業もしているので、一人でも立ち寄りやすいのが良いですね。 店内が綺麗で個室があり接待や会食にもおすすめの日本食レストランです。寿司や海鮮料理など高級感のあるメニューが並びます。店構えは料亭のような高級感がありますが、値段は比較的抑えられていると好評です。こちらのレストランもランチ営業をしていますので、気軽に食事を楽しむことができます。 レタントンのヘムにある日本食処です。定食メニューを中心にオムライスや明太クリームパスタ、中華丼など日本的な味付けがうれしいメニューが揃います。個室もあり、気兼ねなく日本食を味わえる空間として在住者に好評です。 東京で展開しているつけ麵がメインのラーメン店。魚介系とんこつの濃厚なスープでたべる太めの麵は食べ応えがあります。食べ終わった後の割りスープはあっさりしていて出汁が恋しくなったときに沁みる味です。つけ麵以外のメニューも豊富にあります。 レタントンにあるうどん店。コシのある讃岐うどんやおにぎり、おでん、天ぷらなどを提供しています。出汁が効いたつゆが日本への恋しさを満たしてくれること間違いなしです。汁なしの釜揚げうどんのメニューも充実しており、暑い日でも美味しくいただくことができます。 大きなビリケン様がお出迎えをしてくれます。串カツやお好み焼きなど粉もの、刺身などの海鮮が揃います。店員さんの威勢の良さはまさに大阪に来たのではと思うほど。値段もリーズナブルで現地のベトナム人も多く来店しています。 3区はタンソンニャット空港から1区に向かう途中に位置しています。ホーチミンの旧名”サイゴン”は1区と3区を意味しており、1区と同様に歴史的、地理的にもホーチミンの中心地です。在ホーチミン日本国総領事館や各国の公館が集まっています。1区中心からは混雑時以外は車で10分程度の距離です。「ピンクの教会」で有名なタンディン教会や、タンディン市場があるのもホーチミン3区です。 ロート製薬が出店している「薬膳料理」をコンセプトにした日本食レストラン。洗練されたカフェのような雰囲気の店内です。なんと、アプリで自分の体質を診断することができ、診断結果を参考にメニューを選ぶこともできます。ランチメニューが充実しており、特に土日限定のランチメニューでは寿司やうなぎのセットメニューを楽しむことができます。 在ホーチミン日本国総領事館の隣にある、言わずと知れた日本食チェーン店です。高級感のある内装で個室があり接待や会食にもおすすめです。一品物や寿司、鍋などなどあらゆる日本食をいただくことができ、ランチメニューも定食やうどんなど数種類から選ぶことができます。 カフェのようなおしゃれな雰囲気の日本食レストラン。カレーや定食などのメニューが充実し、リーズナブルで居心地がよい所が在住者からの好評ポイントです。 ちよだ鮨は日本国内で200店舗以上を展開する、すしチェーンストアで、ホーチミン市内に2店舗展開しています。(1区の店舗はベンタイン市場から徒歩3分程度)日本から輸送した新鮮な海鮮料理をはじめこだわりの食材をいただくことができます。ランチセットの寿司御前や刺身御膳が200K以下なのは驚きです。 日本でも有名な高級焼肉店。隠れ家のような入口から高級店の雰囲気が漂っています。店内は個室やボックス席などがありデートや接待、家族での食事など落ち着いて食事ができます。17時から営業のためランチメニューはありませんが、特別な日のディナーにおすすめです。 特別な日や接待におすすめの鉄板焼きレストラン。洋館を改装した落ち着いた雰囲気です。目の前で肉や海鮮を焼いてくれるパフォーマンスを見ながら食事を楽しむことができます。価格はお高めですが、サービスや落ち着いた空間でのひと時は特別なものになるでしょう。1区にも店舗があります。 ホーチミン1区の東側に位置し、ランドマーク81を中心に高層マンションが立ち並び、外国人も多く住むエリアです。第2の日本人街と言われる「ファンビッチャン(Pham Viet Chanh)通り」には日本食レストランが数多く立ち並んでいます。ホーチミンの西側に位置するビンタン区(Bình Tân)と発音が紛らわしいためタクシーなどの移動では口頭で伝える際に注意が必要です。 福岡に本店を構える博多焼き鳥店。おしゃれな雰囲気の店内はデートにもおすすめ。焼きたてのつくね串に生の卵黄を絡めて食べるとビールが思わず進みます。メニューに載っていないラーメンはシメにおすすめの一品です。またランチでは明太子がどーんと乗っためんから重が在住者の間で好評です。店内の席が限られているため予約をしての来店がおすすめです。 ファンビッチャンエリアにある板前寿司店。食通の在住者も唸る美味しいお寿司が食べられるお店と評判で、お寿司をコースでいただくことができます。(21時以降はアラカルトの注文も可)特別な日のディナーや接待の際におすすめのお店です。 ファンビッチャンエリアの中でも落ち着いた雰囲気のMe Linh通りにあります。おしゃれで落ち着いた雰囲気の店内は半個室もあり接待やデートにおすすめです。在住者の間でも「鮮魚が食べれて、味付けが優しく出汁が効いて美味しい」と評判です。人気のお店のため事前の予約をした方がよいでしょう。 今回はホーチミン市内にある日本食レストランをご紹介しました。日本食が恋しくなっても、これだけのレストランがあれば飽きることなく日本食を楽しむことができそうですね。この他にも市内には「吉野家」「8番らーめん」「ココ壱番屋」「名代 宇奈とと」「牛繫」「ラーメン暖暮」など馴染みのあるお店も数多くあります。この記事を参考に、ぜひお気に入りのお店を見つけてみてくださいね。 ホーチミンでの会食・接待レストランをお探しの方はこちらの記事もぜひご参照ください▼ 【2023年最新版/ホーチミン】おすすめの会食・接待レストラン
- 2023.09.06
 
【2023年最新版/ホーチミン】おすすめの会食・接待レストラン
ベトナムで仕事をする日本人の方々にとって、よく聞く悩みの種が会食のお店探し。 ホーチミンは海外の中でも日本食が豊富で、日本と変わらないかそれ以上のクオリティの飲食店も沢山あります。 居酒屋、お寿司屋、焼肉、天ぷら…と用途に合わせて選ぶこともできる一方、選択肢がたくさんあるため悩んでしまいますよね、、、 2023年現在も次々新しいお店ができておりますので、最新のおすすめの会食レストランを抑えておきたいですね◎ こちらの記事では、数多く会食を開催してきた元営業マンの筆者が、接待に使えるおすすめのレストランを紹介していきます! 日本であっても、ベトナムであっても、お店選びはお客様の嗜好に合わせてポイントを抑える必要がありますよね。 実際にお店を決める際に、気を付けるべきポイント5つを紹介します。お客様に合わせて下記のポイントを考慮しながらお店を選ぶと、会食がスムーズに運ぶこと間違いなしです◎ お客様と周囲の影響を受けずにゆっくり話がしたい時に、個室であることは非常に重要なポイントです。 意外と個室の用意がないレストランも多いので、個室があるお店をレパートリーに入れておくとお店が選択しやすくなります。 また個室と謳っていても完全個室ではなく、半個室になっているところもしばしばありますので、確認をしましょう! もちろんカジュアルな接待であれば個室にこだわらなくても良いケースもありますので、会食の目的やメンバー次第で決めることをおすすめします。 店内で喫煙不可のレストランもありますので、喫煙者がいる場合には事前に確認しておくとよいでしょう。 ホーチミンのレストランは店内喫煙不可の場合、入り口の外に喫煙スペースを設けているお店が多いので、お店の入口付近のお席を予約すると喜ばれるかもしれません。 なんといっても、食事・お酒の美味しさや種類の豊富さは外せませんよね。 特に日本食レストランは、ベトナムで食べる日本食となると食材や調味料に限りがあります。 ご年配の方は日本食を好まれる方も多いので、満足度の高い和食のお店を選びたいですね。 また、コースメニューの方が会食がスムーズに進むケースも多いです。お店を予約する際には事前にコースの有無も確認しておきましょう! なんといってもここはベトナム。店員さんはベトナム人の方ですので、日本で受ける接客とは文化も違えば、言語も違います。 日本食レストランに行けば日本語で話してくれますが、一歩飛び出せば英語かベトナム語です。 あまり海外に慣れていないお客様だと、ベトナムの文化を失礼と捉える方もいますので、どの程度の接客をお客様が求められているのかリサーチしておきましょう! 少し間違えるくらいはご愛敬。感じのよい接客をしてくれる店員さんがいるお店だと、少しの間違いなら気にならず、会食も円滑に進むので接客は大切ですよね。 そして、我々日本人にとって外せないのが清潔感ではないでしょうか。 隅々まで掃除が行き届いているか、その中でも特に『お手洗いが清潔か』は非常に重要なポイントですので抑えておきたいですね。 やはり会食と言えば、日本食が多いのではないでしょうか。 ベトナムでも気兼ねなく日本の食事やお酒で、日本のサービスを受けながら会食できることは、安心につながりますよね。 そこで、数ある日本食屋さんの中でもおすすめのお店をご紹介! ※写真参照元:わか葉Facebook おでんやおばんざいなど、ほっこりするメニューからお刺身やおつまみなど、バラエティに富んだメニューを提供する居酒屋わか葉。 おばんざい9種類の盛り合わせは、少人数でもいろいろ楽しめてお酒が進むお勧めメニューです◎ 美味しいだけでなく価格もリーズナブルでカジュアルな食事会にもってこい!メニューが豊富なので、外国人の方から和食を食べたいと言われたときにも、いろいろ試してもらいやすく使いやすいお店です◎ また個室もありコースメニューや飲み放題もあるので、大人数での宴会にもおすすめですよ。 是非一度行ってみてくださいね。 わか葉のご予約はこちらより おしゃれな店内と、料理人のこだわりがつまった上品で美味しい創作和食料理屋さんFUME。 日本から取り寄せた海鮮をふんだんに使ったメニューは土鍋のご飯は絶品で、会食で利用したら喜ばれること間違いなしです◎ 食事を楽しみたい方には、カウンターでの注文がお勧めなのですが、会食にも利用できる6~8人用の個室がありますので、そちらを予約されることをお勧めします。 FUMEのご予約はこちらより 2023年7月にオープンしたばかりの日本人の寿司職人がいるお寿司屋さん、鮨 相澤。 カウンターに加えて個室もあり、会食にも使いやすく、オープンしたばかりで話題性もありますね◎ メニューはお寿司以外の一品コースが70万VND+好きなお寿司を頼めるというコースがあり、お寿司はアラカルトで食べたいものを選べます。 ベトナム人のお客様と会食の場合、コースだとネタの好き嫌いなどもありますが、こちらのコースは好きな物を好きなだけ楽しんで頂けます。 日本で食べる美味しいお寿司屋さんにも引けを取らないお料理がいただけるので、非常にお勧めです! カウンターのお寿司屋さんにしては料金もリーズナブルで、会食でも使いやすいおすすめのお店ができましたね◎ ご予約はTELもしくはInstagramより こちらは2区タオディエンにある、天ぷら懐石料理屋さんの花美。 1つ1つ揚げたての天ぷらをその場で出してくれるお店が、ホーチミンにもあるなんて嬉しいですよね。 80万VND、100万VND、150万VNDのコースがあり、天ぷら以外の一品もこだわったお料理の数々でボリュームも満点◎ 天ぷら懐石というと高級でハードルが高いイメージですが、80万VNDからコースがあるので会食にも利用しやすいですね。 広々とした個室があるので、接待や会食にはもってこいの空間です! 花美のご予約はこちらから 最近お店が増え続けている、第二の日本人街ファンビッチャンにある居酒屋、肴てや。 ファンビッチャンエリアはいろいろなお店がありますが、意外と会食に使えるお店が少ないのが難点ですよね。 そんな中でも接待などで使いやすい、おすすめのおみせがこちらの肴てやさんです! 九州出身の大将が作る長崎ちゃんぽんは〆に絶対食べてほしい一品です◎ また、事前予約必須の冷製茶わん蒸しやステーキも絶品ですので、是非試してみてくださいね。少し濃い目の味付けでお酒が進む進む。笑 飲み過ぎには注意です♪ 肴てやさんにも個室がありますので、ご安心ください! 肴てやのご予約はお電話からお願いします。 0852 004 323 レタントンのヘムの中にある日本の焼き鳥が食べられる居酒屋のようなレストランが鳥みつ! カジュアルな会食で個室があり使いやすく、レタントンのヘム内にあるためその後の2次会へ行くのも楽なので便利なお店です◎ お料理はみんなでシェアしやすい卵焼きや枝豆などの一品料理から、種類豊富で美味しい焼き鳥など、ベトナム人でも食べやすいためベトナムの会社との会食時にもおすすめですよ! ベトナム人には日本の焼き鳥は評判がよく、挑戦しやすい日本食なので連れて行くと喜んでもらえることが多いお店です。 個室があり、誕生日や記念日などの装飾を行ってくれたりもする、おもてなしに溢れた鳥みつ。 ご予約の際は電話かFacebookよりどうぞ◎ 鳥みつのご予約はこちらから。 ファンビッチャンにある燻製×日本酒が売りのお寿司屋さん作(ザク)。 素敵な日本人の大将が握る本格鮨はカウンタ―メインですが、個室も一つあり、複数人での会食にも使いやすいです。 基本的にはおまかせコースのみですが、20:30を過ぎるとアラカルトでも頼めます。 お寿司は醤油やネタが燻製されており、日本酒とのマリアージュがおすすめ◎ 他のお店では食べられないお寿司なので、日本人との会食には話題性もあり良いでしょう! ファンビッチャンエリアのど真ん中にありますので、2次会にも便利ですよ! SUSHI ZAKU のご予約はこちらから。 日系のイタリアンレストランAOYAMAは、日本人の口にあうイタリアンで、注文も日本語でできる嬉しいレストランです。 個室はありませんが、2階席が会食には使いやすくてお勧めです。 店内禁煙のため、たばこが苦手なお客様の場合はとくに一押しです◎ パスタやピザ、一品料理もどれも本格的で美味しいのにリーズナブルなので、わいわいカジュアルな会食をするのに使いやすいお店です。 日本語メニューもあり、スムーズに注文などもできるので英語が苦手な方でも安心できるのも嬉しいポイント。 AOYAMAのご予約はこちらから。 ファンビッチャンに2024年4月にできたばかりの居酒屋、源八船頭。 カジュアルな居酒屋のような雰囲気で、料金もリーズナブルですが個室がありお客様とゆっくり話したい時に使いやすいお店の一つです◎ ベトナムで出しているのはここだけ!島寿司(上記写真参照)を提供しており、日本人同士の会食でも楽しめるお店です。 個室も畳になっており、ゆっくりくつろげるのでリラックスして臨みたい会食には源八がおすすめ! ファンビッチャンのメイン通りに位置しており、二次会のお店も周辺に多々あるので2次会、3次会をスムーズに!と考えている方は便利ですよ。 源八船頭のご予約はお電話で。 2023年にオープンしたばかりにも関わらず、毎日予約でいっぱいの超人気店、小料理屋西。 居酒屋以上割烹未満というコンセプトで落ち着いた店内は、ホーチミンにありそうでなかった空間です。 個室はないものの、6名程入れる半個室が一つあるのでプライバシーを守りながら食事したい方はそちらにお席を予約することをお勧めします。 お料理がおばんざいのような日替わり大皿料理と、見栄えも良く味もピカ一の土鍋ご飯など食事で盛り上がりつつゆったりとお酒を飲める空間です。 人気店故、予約が取りにくいのが難点ですので候補にする方はお早めに予約をしてくださいね。 寡黙で落ち着いた大将がカウンター内で腕をふるっているので、接待でも2人での食事でざっくばらんに話したい時はカウンターに座るのもおすすめですよ◎ 禁煙なので、たばこは外に出て入口で吸うこととなりますのでご注意ください。 小料理屋西の予約はこちらまで。 ※お電話の方が早いため、推奨されています。 こちらの記事ではホーチミンの接待や会食におすすめの日本食屋さんをご紹介しました。 会食はなによりもお店選びが重要です。遠方からお越しのお客様だとホテルに近いエリアを選ぶことなども重要なポイントですよね。 それぞれのエリアで会食に利用できるお店を知っておくことで、いざという時に活躍できること間違いなしです! カジュアルな居酒屋から、少し敷居の高いお寿司や天ぷら懐石までさまざまなお店がありますので、用途や予算に合わせてぴったりのお店が見つかれば幸いです◎ またご紹介したお店はグルメ大好き筆者が実際に足を運び、何度もリピートしているお店ばかりですので、まだ行ったことのない方はプライベートでも是非一度足を運んでみてくださいね。 皆様のホーチミンでのお仕事がスムーズに運ぶ、一助となれば嬉しいです。 (こちらの記事は2023年8月現在の情報をもとに随時更新しておりますが、コースや料金に変更が出ている場合もありますのでご了承ください。) ハノイのオススメレストランをお探しの方はこちらの記事をご確認ください。
- 2023.09.01
 
ベトナムはオーガニック天国!?おすすめの自然派コスメをご紹介!
ベトナムと聞くと思い浮かぶものはなんでしょうか? 筆者がベトナムに住んでいると知ると、知人には『ベトナムってフォーが有名だよね?』『発展途上国で治安は悪いの?』『社会主義で縛られるルールは?』など言われることがあります。 ベトナムに来たことがない方にとってベトナムのイメージは、現在のベトナムとはかけ離れていることもしばしばあります。 治安も良く自由な経済、街はカフェ天国で、ベトナム料理から美味しい和食やフレンチまであり、そして最近ではベトナム産のとても良いコスメがたくさんできているのです! 最近東南アジアでは、インドネシアのバリコスメやタイのオーガニックコスメが大人気ですが、実はベトナムも負けていません◎ 肥沃な大地と常夏の温暖な気候により、自然派コスメを作るうえでの豊富な材料を格安で手に入れることができるのが、このベトナムなのです。 こちらの記事では、そんなベトナムのお化粧事情やおすすめコスメをご紹介していきます。 旅行者も、在住者の一時帰国のお土産や普段使いにもおすすめなので必見です! 近年化粧品市場が拡大しているベトナムですが、日本とは異なるコスメの価値観があります。 ベトナムの美の基準とは一体どのようなものなのか、どのようなコスメが人気なのかをご紹介していきます。 ベトナム人の美の基準の一つが、なんといっても“美白”! 美白になりたいと願う女の子がほとんどで、筆者も『肌が白くて美人だね!』と白いというだけで美人と言ってもらえることもしばしば笑 そのため、ベトナム女子は日焼け止めや美白系基礎化粧品が欠かせません。またよく働く忙しいベトナム人女性には、オールインワン化粧品も売れ筋(※1)だそうです。 特に美白アイテムが多く、K-popも人気なベトナムでは、韓国コスメは絶大な人気を誇っています。 実際に最も売れているコスメブランドは韓国のInnisfree(※2)だそうで、どのデパートに行ってもInnisfreeの店舗を見かけます◎ 日本のコスメはとても品質が良く使いたいが、お値段が高いため手が出せないという声もよく聞きます。 ビオレの日焼け止めや美白化粧品メラノCCなどはベトナムでも大人気です。 Access Online 記事参照(※1) Vietnam Cosmetic Usage analysys記事参照(※2) 日本では鮮やかな赤リップではなく、ほんのりピンクやピンクベージュなどの優しい色が人気ですが、ベトナムはそうではありません。 はっきりとした明るい赤リップがとても人気で、濃い色が好まれます。 筆者がシャネルのリップを購入しにハノイのデパートに行ったところ、日本とは置いている在庫の色が全く異なり驚きました。 日本では基本的には展開色全てを置いていますが、ベトナムにはそもそも筆者が欲しい色は置いていないと言われてしまいました… ハイブランドのコスメをいつか持ってみたいというベトナム女子も多く、またパッケージが可愛いものは非常に人気ですよ◎ そして人気のヘアスタイルはロングのストレートです! 艶のある黒髪ロングのストレートが非常に人気で、カラーは若者の一部で明るい色が流行っているものの、あまり多くはありません。 また、パーマスタイルやコテを使用して巻いたりする人は若者以外はほとんどいません。 日本のシャンプーはさらさらになり艶が出ると評判で、パンテーンやDianeなど日本でもプチプラの人気の製品が人気です◎ ベトナム人から人気のコスメは韓国コスメや日本コスメが多いですが、実はベトナム産のコスメもたくさんあります◎ ヘルシー志向で、オーガニックなどにも関心が高いベトナム女子も多いため、ベトナム原産の材料を使用した自然派コスメが次々と生まれています。 ベトナムで沢山とれる高品質な植物を用いているため、良い原料がリーズナブルに手に入り、日本よりもお得に購入できるのが嬉しいポイント。 みなさんも是非一度試して、お気に入りの一品を見つけてくださいね! フェイシャル、アロマ、ヘアケア、からボディケアまで揃うnau nauは、香りの専門家Huynh Hai Yen 氏が手掛けるベトナムのスキンケアブランド。 練り硬水やアロマオイル、ボディソープがお勧めです。筆者はこちらのJasmineのボディソープがお気に入りで、何度もリピートしています! 香りがとてもよく、バスタイムが楽しくなりますね♪ ココナッツのリップクリームは90,000VNDと、ちょっとしたプレゼントやお土産にお勧めで筆者も良く購入しています。 ベトナムといえばココナッツ!500円程度で購入でき、パッケージも可愛く実用的なため、友人からもとても喜ばれますよ◎ 店舗に出向かなくてもオンラインでの購入もできますので、気になる方は下記のホームページから商品をチェックしてみてくださいね! nau nau love green life ホームページ ベトナムのオーガニックにこだわったコスメブランドCỏ mềm(コーメム)。ベトナムでもオーガニックブランドの先駆けとして、2015年に立ち上げられました。 シリコン不使用のヘアケア製品や、化学成分を使用しないことをポリシーに、角質除去にはコーヒーや塩を使い、洗浄成分にはココナッツオイルなど、身体と環境に優しい製品づくりにとことんこだわった安心のブランドです◎ 筆者の友人で日本で活躍するオーガニックの専門家からもお墨付きが出るほどなので、オーガニック好きににはたまらないブランドではないでしょうか。 コスメもさることながら、筆者のおすすめはこのマウスウォッシュ!口腔内は成分の吸収率が高いため、歯磨き粉やマウスウォッシュにはこだわっています。 プロポリスが入ったマウスウォッシュは、オレンジとミントの2種類があります。 お肌の弱い赤ちゃんやアトピーの方にも使える、お土産にもぴったりなものが、こちらの入浴剤。 ただでさえベトナムにいると入浴剤の購入が難しい中で、お茶やユーカリオイルなどの成分がたっぷり入った入浴剤で心も体もリラックスできますよ◎ コーメムもオンラインで商品購入ができます。数日で届くので、旅行初日に注文しておけば帰国までに受け取ることもできるので、是非お試しください◎ Co mem ホームページはこちら 写真参照元:taran. Facebook 言わずと知れた、日本人女性オーナーの自然派コスメブランドtaran. ベトナムで採れる高品質なタマヌオイルを使用したスキンケア製品で、洗練された店舗、パッケージも人気の秘訣。 ホイアンに店舗を構え、ホーチミンでも一部購入することができます。 筆者もtaran.のタマヌオイル愛用者で、お肌の調子が整わない時には必須のケアアイテムです◎ その他、お香やフェイスパックも大人気。ホイアンの店舗がとっても素敵な空間なので、中部地方に旅行に行く方は是非訪れてみてくださいね◎ taran.もベトナム国内への配送をしてくれます。可愛い布に一つ一つラッピングして、お届けしてくれる製品はオーナーさんのこだわりと愛情を感じますよ。 商品のチェックやオンラインでの配送注文は下記をご確認ください。 taran. Facebook こちらでは3つのベトナムコスメブランドを紹介しました。実はベトナムは他にもたくさんのコスメが増えており、コスメ天国なのです! いろいろ使って、自分のお気に入りコスメを見つけてみてくださいね♪ こちらの記事ではベトナムのコスメ事情についてお届けしました。 ベトナム女子と繰り広げる美の基準の違いや美容トークはとても楽しく大盛り上がり間違いなし!是非いろいろ話してみてください◎ ご紹介したブランドをはじめ、お住いの地域に店舗がなくても、オンラインでの注文ができるショップばかりです。気になるものをチェックして、ベトナムに来たら試してみてくださいね。
- 2023.08.30
 
注目の親子留学!ベトナムでのメリットは?
最近、人気の「親子留学」ベトナムは日本から5時間程度と近くて滞在費もリーズナブル。そんなベトナムでの親子留学の魅力についてご紹介したいと思います。本記事では 親子留学とは? ベトナム親子留学のメリット ベトナム移住するには? など疑問にお答えいたします。 「親子留学」とは、その名の通り親と子で海外へ留学して英語を学んだり異文化を体験したりすることです。親子留学に参加する子どもの年齢の目安は2歳〜10歳。旅行よりも長く海外生活を送ることができるため、子どもの視野を広げられるという特徴があります。 親子留学のメリットは、保護者が一緒にいるという安心感から、子どもがのびのびと海外生活を満喫できることが挙げられます。世界中から集まるたくさんの仲間との交流を通して、国や文化の違いを超えたコミュニケーションの楽しさを実感するでしょう。 さらに帰国後も英語学習にハードルを感じにくくなり、海外に目を向けるきっかけになるかもしれません。ゆくゆくは海外の大学へ進学する、国際的な仕事に携わるなど将来の選択肢がぐんとひろがる可能性も高まります。 新しい経験をして、将来の可能性を広げられる親子留学はとても魅力的ですね。ベトナムで親子留学するメリットは以下の点が挙げられます ベトナムはまだまだ日本より物価が安く、おしゃれなカフェでコーヒーやスムージーを飲んでも価格は日本の1/2程度。ネイルアートやマッサージ等も日本より安価で楽しむことができるため、留学と同時にセルフケアやバケーション気分を味わうことができそうです。 ベトナム人は日本の高品質な製品や日本人の礼儀正しいところに好感を持っている人がたくさんいます。 さらに筆者がベトナムに住んで感じるのは「ベトナム人は子ども好きが多い」ということ。ホテル等でも従業員が積極的に子どもをあやしに行く様子が見られます。また、飲食店で子どもがうるさくしてしまっても肩身が狭くなるような雰囲気は一切ありません。子どもが遊んでいる間、大人がお茶できる「キッズカフェ」も多くあります。ベトナムでは子連れでどんどん外食に行けるのも魅力の一つです。 「スリ」や「ぼったくり」が多いイメージのベトナムですが、ベトナムは発展途上国の中でも比較的治安が良い国で、警戒が必要となる国別に危険度レベル1~5示す外務省の指標では、どのレベルにも属していません。配車アプリを利用すれば外国人でもぼったくりを回避できる上、タクシー代は日本よりはるかに安いため移動は便利です。車移動だと子ども連れで行動しやすいのも助かりますよね。 ベトナムは人件費が安く、ベビーシッターを「時給400~500円程度でお願いできた」ということもあるそうです。子守り以外にも掃除や洗濯、人によってはお料理までこなしてくれるようです。シッターさんがいると自分の時間を作ることができ、とても頼もしいですね。 ベトナムは首都のある北部のハノイと、経済都市である南部のホーチミンで気候が異なりますが、日本と比較するとどちらも厳しい冬がなく、過ごしやすい気候です。また、日本とは植生が異なるので花粉症の原因となる樹木の飛散がないことから花粉症の人にはとても良い環境です。 ベトナムには世界遺産のハロン湾や、ビーチリゾートのダナン。熱帯のジャングルを体感できるメコン川クルーズなど、全国に数多くの景勝地やリゾートがあり観光を楽しむことができます。子どもと一緒に自然に触れあったり、歴史を学んだりすることはかけがえのない体験になることでしょう。 ベトナムの平均年齢はなんと31歳。国全体が若々しく人口も1億人を突破しました。また2022年の経済成長率はフィリピンを超えており、所得水準も増加しています。2021年にはベトナム初の都市鉄道となる「ハノイメトロ」が開業し、ホーチミン市内の地下鉄開業も間近に控え、ますますの発展が期待されている国です。 親子留学の目的に「英語力向上」をお持ちの方がほとんどでしょう。「ベトナムは英語力低いんじゃないの?」とイメージされる方も少なくないでしょう。しかし移住した日本人が過ごす地域では英語でのコミュニケーションが主になります。またベトナム人も若い人を中心に日常会話レベルの英語を話せる人が多く、日本にいる時よりも確実に英語を話す頻度が増えます。 また子どもの教育環境に関しても、数多くのインターナショナルスクールがあり、現地の日本人学校では「英語学習に対する意識が高い」という声も聞かれます。「海外に住んでいる」という状況から子どもが語学に興味を持ちやすい環境であると言えます。 ここでは、ベトナムで親子留学を実現する方法の例をご紹介いたします。 子どもの夏休み期間などを利用して留学するプラン。滞在場所・語学学習・アクティビティなどが用意されていることも。 メリット:プランが用意されているため安心感がある サマースクールや親子で語学学習ができるプランなどがあり、海外未経験でもプログラムが用意されているため安心して渡航することができます。しかし、ベトナムの短期留学プランはまだまだ数が少ないようです。さらに、短期滞在のため一日一日が慌ただしく、「慣れた」と思った頃に帰国のタイミングになることも考えられます。 ベトナムに移住して、子どもはインターナショナルスクールに通う選択肢や、現地の日本人学校に通い習い事で語学学習をすることも可能です。 メリット:長期滞在ができ体験や学習が充実する 子どもにとって現地の友達を作ったり、文化の違いを受け入れたりするのには時間が必要でしょう。ベトナムに移住し生活基盤があることで、落ち着いて過ごすことができ、旅行とは違う体験をすることができます。また、学校選びも時間をかけてできるため、子どもに合わせた教育が実現しやすくなります。 ベトナムに移住を考える際に、仕事のことが気になる方が多いのではないでしょうか? ベトナムは海外勤務の第一歩としてステップを踏みやすいのが特徴です。その理由として 日本を含めた海外企業の投資・進出が増加しており多種多様なポジションの求人がある 言語/スキルでの求人応募条件が他国と比べてもそこまで高くない 物価が安いため新生活を始めるためのコストが比較的安い が挙げられ、海外勤務経験のない方にもスタートを踏み出しやすくなっているのが魅力です。 語学力が不安でも、働きながら語学学習を進められるのも魅力的な点です。「必要に迫られれば学習意欲が上がる」という方には実は最適な環境かもしれませんね。 募集職種としては業種別で下記職種が多いです。 (業種不問)営業、営業事務、総務、秘書 など (製造業)生産管理、品質保証/管理、製造技術、工場長など (建設業)建築施工管理、設備施工管理、意匠設計、施工図設計、構造設計など (IT業)プロジェクトマネジャー、ブリッジSE、システムエンジニア、プリセールスなど (サービス業)ホテル支配人、営業、ホテルフロントスタッフ、飲食店店長 (教育事業)日本語教師、IT講師、保育/幼稚園教諭、小学校教諭、中学校教諭、塾講師 ※上記はあくまでも一例であり、タイミングによって様々な求人を取り扱っております 「HRnavi べとわーく」では求人情報からのご応募、トップページにあるLINE、またはメールアイコン、求人情報お問合せフォームから問い合わせできます。気になる求人は逃さないようにしておきたいですね。 営業スタッフ:Gross 1,800~2,500 USD 営業マネージャー:Gross 2,500~3,500 USD バックオフィス事務職(総務、経理など):Gross 1,800~2,300 USD IT関連:Gross 2,500~4,000 USD(ITエンジニア→PMポジションになるにつれて給与設定が高くなるイメージです) 製造関連:Gross 3,000~5,000 USD(工場長ポジションはそれ以上の待遇も見込みあり) 建設関連:Gross 3,000~7,000 USD(施工管理ほかマネジメントポジションは5,000 USD付近からスタートすることが割合多いです) 福利厚生ではほとんどの会社で海外医療保険やワークパーミット取得支援をしてくれます。さらに追加で、採用される企業によっては年1回の日本への帰国手当、さらには住宅手当までも支給される企業もあります。 「HRnavi べとわーく」のキャリアコンサルタント面談では、SkypeまたはLINE、Zoom等オンラインで面談を実施します。面談ではご経歴やご希望をお伺いします。現地の情報や生活面に関するご質問についてもお答えできます。 その他のよくある質問は「ベトナム就職Q&A」のページにまとめてありますので、気になる方はぜひご覧ください。 ベトナム就職Q&A 今回はベトナムでの親子留学について紹介しました。子どもに寛容、治安も比較的良いベトナムは子育て世帯にとってかなり魅力的な国ですね。海外勤務経験のない方にもスタートを踏み出しやすくなっているという点も、お子様と一緒に海外生活をして外国語を学ぶ一歩として良い機会になるのではないでしょうか。 ベトナムに移住してみようかなと思われた方はぜひ「HRnavi べとわーく」にお問い合わせください。またHRnavi べとわーくの「ベトナム生活最新情報コラム」では随時、豊富な情報掲載していますのでぜひブックマークをよろしくお願いいたします。
- 2023.08.28
 
【ベトナム スマホ事情】海外生活、日本のキャリアはどうする?
海外移住が決まったら、出発前に日本で諸々の手続きを済ませておかなければいけません。 特に日本で契約している携帯電話をどうするべきか?解約した方がいいのか、継続した方がいいのか、イメージがつかない方も多いのではないでしょうか。 こちらの記事では日本のキャリアを継続した方が良い例、解約した方が良い例などをそれぞれご紹介していきます。 また海外在住の場合におすすめの日本のキャリアもご紹介しますので、海外移住前の方必見です! 現在契約しているキャリアを国際ローミングすれば、そのまま海外で使用することも可能です。 日本の大手キャリアdocomoやau、softbankなどでも簡単に契約内容を変えることができるので、短い出張期間中にSIMを現地のものに変える手間もかからないので良いかもしれません。 ただ、移住や長期滞在となると高額になるためお勧めしません。 ≪メリット≫ ・電話番後をそのまま継続できるので各アプリの携帯番号登録変更が不要かつ番号変更を知らせる必要がない。 ・帰国時にそのまま携帯電話を利用できる。 ≪デメリット≫ ・携帯電話のキャリア次第では、非常に高額となってしまう(大手キャリア(docomo・au・softbank)は特に高額) 日本への一時帰国時に同じ番号を利用したい方は、キャリアの休止という方法もあります。 現在の契約キャリアでメールアドレスや携帯番号をキープしておくことができます。1年だけベトナムに住みその後は戻る計画の方は、番号を残しておくと帰国後の利用再開がスムーズとなりますね。番号の保存期間は5年まで、保管してもらうための料金を支払う必要があります。 ※番号保存期間は契約会社によって異なる可能性がありますのでご確認ください。 ≪メリット≫ ・海外では使用しないが、帰国後同じ携帯番号を利用したい方は低価格で◎ ・一定期間で日本への帰国が確定している方におすすめ。 ≪デメリット≫ ・帰国時期が確定していない場合は、未使用のまま解約の可能性あり。 ・電話番号を維持するために毎月料金がかかる ・休止手続きをする毎に、手数料が数千円かかる ・休止・再開のために店頭まで行かなければならない(docomoはオンライン対応) ◆各社の休止手続き方法 docomo 「長期間利用されないとき(海外赴任・留学など)の電話番号保管・解除より詳細確認 ・手数料:1,000円 ・電話番号保管:400円/月 ・メールアドレス保管:100円/月 ※パソコン、電話、ドコモショップにて手続き可能◎ Softbank 「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」より詳細確認 ・事務手数料:3,000円 ・保管:390円/月 ※ソフトバンクショップにて受付。オンライン✕。要本人確認書類。 au 「一時休止・再利用」より詳細確認 ・事務手数料:2,000円 ・情報保管料:372円/月 ※auショップにて受付。オンライン✕。要印鑑・本人確認書類・携帯電話本体。 現在持っている電話番号でなくてもよいが、日本の携帯番号を保持しておきたい方は、低価格で抑えられるキャリアに乗り換える方法があります。 月1000円程で海外で番号を継続しSMSなども使用できるため、アプリや銀行送金等で日本の携帯番号(SMS)を利用する必要のある長期で海外滞在予定の方はこちらがお勧めです! 筆者も大手キャリアから乗り換えて、現在は楽天モバイルを契約しています。日本のサービスに登録する際、アプリを使用する際に以外と必要な日本の番号なので、重宝しています。 ≪メリット≫ ・日本の電話番号を毎月1,000円程で維持することができる。 ・一時帰国時にSIMを入れ替えたら、到着後すぐに使用できる。 →一時帰国を頻繁にする方は毎回SIM購入の手間&料金がかからないのでおすすめ◎ ≪デメリット≫ ・一定期間未使用の場合、解約になるため定期的に海外から利用する必要がある。 日本の携帯番号も必要ない、稀にしか日本へ帰らないという方はキャリアを解約してしまう方がよいでしょう。 格安SIMでも契約をしている場合少なくとも年間12,000円程度はかかります。 年に1回程度しか帰国しない方は、短期間のトラベルSIMを3000円程度で購入できるのでその都度購入することをおすすめします◎ 筆者はベトナム移住時に、一度当時契約していたauの契約を解約しました。 ベトナムに住みながら年に2~3回のペースで一時帰国をしています。また、日本のサービスや携帯アプリを使用しながら、ベトナムで生活をしている現状です。 そのため、解約した当初は特に問題なく、一時帰国時にトラベルSIMを購入することで事足りていました。 しかしその後、銀行の送金をする際にワンタイムパスが必要になったり、日本でローンチしているサービスを使用するためにはSMS受信が必要だったりと、なにかと日本の携帯電話が必要になってくることがあったため、再度契約することにしました。 そして格安SIMを各社検討した結果、現在は楽天モバイルを契約し使用しています。 日本のサービスや銀行送金などが必要な方は、スムーズに手順を踏むためにSMS認証が必要となるため日本の電話番号を持っておくことをお勧めします。 また、トラベルSIMカードは空港で購入すると1回あたり3000円程かかるため、年に4回以上一時帰国をする方は、格安SIMを契約しておいた方が年間でみるとお得になるでしょう◎ 格安SIMとはdocomoやauなどの大手携帯電話会社の回線を借りて、格安でネットや電話などのサービスを提供している会社です。 メリットとデメリットはそれぞれありますが、海外在住の方は一時帰国時の短期間しか利用しない方が多いためデメリットはあまり感じないのではないでしょうか。 メリット デメリット ・月額料金が安い ・解約時の違約金がかからない ・エリアによってネットワークのスピードが遅い ・キャリアのメールアドレスが使用できない 下記より、筆者のおすすめの格安SIMを2つ紹介します◎ 写真参照元:楽天モバイルホームページ 楽天から出ている格安SIMが楽天モバイルです。 『Rakuten最強プラン』というプランは通話と通信量により価格が980円~2980円に変動するプランです。 一度契約すると、未使用時でも毎月約1,000円の支払いが発生しますが、帰国時にSIMを入れ替えるかe-simを登録しておくと到着時からすぐに利用することができます。 事前に登録を済ませておくと国際SMSの受信も可能なため、海外から送金手続きや日本のサービスを利用することができて非常に便利です◎ webから申し込みができるため、4~5日以内に自宅までSIMカードが届きます。そちらが届けばあとはmy 楽天モバイルアプリを入れて設定するだけなので、面倒な手続きなしで利用開始ができます。 ※半年間利用しないと解約となってしまうため、長期間利用しない場合は半年に一度は電話か通信をしておく必要があります。 楽天モバイルお申込み☜☜はこちらから 大手旅行代理店HISが始めた、docomo回線を使用したHISモバイル。 電話番号ありプランか通信のみプランを選択することができます。 また、データ通信のみにSMS受信を追加することもできます。海外在住で日本の電話番号が必要ない方にとってはこちらのプランはとても便利ですね◎ そして、月の通信料の上限を選択することができます。1G、3G、7Gとあり、1Gを選択した場合月々490円で利用することができます! 契約時には初回契約事務手数料として3,300円がかかってしまいますが、月々の支払いは安く済みます。 webページから簡単に申し込めるので、詳細が気になる方は下記よりご覧ください。 HISモバイルのお申込み☜☜はこちらから こちらの記事では海外移住時に日本のキャリアは残しておくべきか…?について解説をしました。 それぞれの状況により異なるため、自分のプランに合わせて契約を継続するのか解約するのか、また必要な場合はどのキャリアを使用するべきかを検討してください。 ベトナム現地のキャリアをご検討される方はこちらの記事も是非ご覧ください。 みなさまのベトナム移住がスムーズに運ぶことを願っています◎
- 2023.08.04
 
ベトナム在住者が教える!安全な水の生活利用術
本記事では「ベトナム移住」を考えている方へ向けた、ベトナムの気になる水事情についてご紹介したいと思います。 ベトナムの水道水の質は? 水道水と飲用水の使い分け方は? 飲料水の注文量は? などの疑問にお答えできる記事ですので、お役に立てましたら幸いです。 水道水をそのまま飲むことができる国は限られています。外務省HPではベトナムの水質について以下のように紹介されています。 有害物質を含んだ工場排水は処理されずに河川に垂れ流され、農業用水や地下水の有害化学物質含有量は基準値の30倍とも言われ、水質汚染も深刻です。水道水の水質は良好とは言い難く、飲水には適しません。ボトルウォーター(ミネラルウォーター)などを利用するか浄水器を使用してください。また、外食をする場合などには衛生管理のしっかりしたレストランを選ぶことも必要です。 (外務省HP世界の医療事情ベトナム)より引用 このようにベトナムでは、地域や物件にもよりますが、配管の古さ、塩素濃度、貯水タンクの汚れが懸念されるため、現地の人でも水道水を直接飲むことはなく、飲用水は購入するという認識が一般的となります。 さらに南北に長いベトナムは地域ごとに水質が異なりホーチミンは日本と近い軟水、ハノイは硬水だと言われています。硬水はミネラルが多いため、日本人の体質に馴染みにくく慣れない人が飲むと体調不良を起こすことも知られています。また、日本の洗剤や石鹼が泡立ちにくく、汚れが落ちづらくなるということもあります。 名前 硬度 おすすめの用途 特徴 軟水 硬度100㎎/ℓ未満 赤ちゃんのミルク コーヒーやお茶 だし汁 日本などの島国にみられる。 中硬水 硬度100~300㎎/ℓ未満 しゃぶしゃぶ 煮物 硬水 硬度300㎎/ℓ以上 便秘解消 糖尿病予防 ミネラル補給 欧米などにみられる。ミネラル分で下痢を起こす人も 加熱して死滅する細菌に対しては有効です。しかし、加熱しても残ってしまう細菌や不純物を取り除くことができません。「加熱することでかえって有害物質の濃度が高まってしまう」という懸念があることも報告されています。 水道水を飲用水として利用したい場合は、浄水器を使用することで不純物を取り除くことができます。 基本的には「水道水が大量に身体に入らないようにする」ということを多く在住者が気遣って生活しています。したがって、全ての生活用水を購入する水でまかなっているわけではない場合がほとんどです。 うがいや入浴、野菜の予洗いなど身体に入る水の量がごく少量であれば、それほど神経質になる必要はないでしょう。 しかし、1回目の米研ぎや麺を茹でるなど、食材が吸水する場合は水道水を避けたほうがベターです。また体質の個人差などもあるため、気になる方は飲料水を購入したり、蛇口に浄水器を取り付けたり、浄水機能付きのシャワーヘッドに取り換えたりするなどの工夫をするとよいでしょう。 「日本では水道水を使っていてどのぐらいの量の飲料水が必要なのかわからない」 という方も多いと思います。 体重60kgの成人男性は1日に2.5ℓの水分が必要だと言われています。単純計算すると1か月で必要な水分は75ℓです。しかし、摂取すべき水分量には食事から摂る水分も含まれることから、飲み水のみでの利用の場合は必要な量はもっと少なくなるでしょう。 実際に、勤務先にウォーターサーバーがあったり外食が多かったりするため、自宅では飲用水をほとんど使わないという方もいます。筆者が出会った女性の一人暮らしの方は「1か月に1ガロン使う」と話していました。 筆者の家庭では大人2人暮らしで自炊メインのため、1か月に8ガロン使っています。自炊の頻度や家族の人数など、生活スタイルによって使用する飲料水の量は大きく異なるようです。 安全な飲料水の入手方法は主に「飲料水宅配を利用する」「スーパー等で購入する」「浄水器を設置する」の3つです。ご自身の生活スタイルや滞在期間で選択するとよいでしょう。 どれぐらいの飲料水を使うのか(人数、生活スタイル) どのくらいの期間滞在する予定か 飲料水の各入手先には以下のように一長一短あります。 飲料水宅配 スーパー等で購入 浄水器設置 メリット 大量の水を安価に購入できる 少量の水から手軽に購入できる 手軽にキレイな水を出すことができる デメリット 注文や受け取りに手間がかかることも 量によっては割高になることも 設置・維持費用がかかることも 渡航当初はわからないことや、慣れないこともあるでしょう。始めのうちは水の調達は手軽に購入できるスーパー等を利用して、生活に慣れてから飲料水宅配や浄水器設置を検討してもよいかもしれませんね。 それでは、飲料水の各入手先について詳しく解説していきましょう。 1つの大きなボトルが1ガロン(約19ℓ)と呼ばれています。英語だけでなく、日本語で注文できるブランドもあり非常に便利です。SNSで注文する場合はZALO(ベトナム版LINE)でのメッセージが便利です。 日本のように、冷却・加熱機能が付いたマシンがセットの契約になっておらず、別売りになっていることがほとんどのためサーバーレンタル料などはかかりません。販売価格や配送料が変動することがあるため問い合わせ時に確認するようにしましょう。 ブランド 1ガロン(VND) 特徴 送料 清流霧降 48000 「ZALO」上で日本語で注文可。注文時間や地域によっては翌日配送可。 4本以上で無料 La Vie 66000 ネスレの飲料水ブランド。英語での注文可。電話やウェブサイトから注文。 3本以上で無料 ion-life 68000 アルカリ性イオン飲料水。ウェブサイトや電話で注文可。 3本以上で無料 SAPUWA 49500 低温殺菌テクノロジーで作られる。WEBまたは電話で注文可。ホーチミン市内なら送料無料。 ホーチミン市内無料 ウォーターボトルは、上部の蓋部分の空気穴を開けることで水が出るようになっています。上部の空気穴は「ピンを抜くタイプ」「ハサミなどで切り込みを入れるタイプ」などブランドによって様々です。筆者はこれを知らず、初めてウォーターボトルを注文した際に注ぎ口から「水が出ない!」と焦ってしまいました。 開封方法:「ion-life」の場合 また、空になったウォーターボトルは捨てずに次回注文時に回収してもらうシステムがほとんどです。特にサービスアパートなどに滞在している場合は、ゴミだと間違われないように保管しておきましょう。 ベトナムでは日本より安くミネラルウォーターを購入できます。自宅で飲料水をそれほど使わない場合は、スーパー等で調達した方が配達を待たなくて良い等、便利です。様々なブランドから飲料水が販売されています。 おすすめミネラルウォーター4選を記載しているこちらの記事をご参照ください▼▼ ベトナムの水道水は安全?気になる現地の水事情について解説 うがいや調理などでも気軽にキレイな水を使いたい方におすすめです。一般的な「蛇口取付式」から飲食店向けの「高性能浄水器」まで様々販売されています。 ブランド 特徴 タブチベトナム 日本・アメリカ・中国の厳しい性能試験をクリアし、66もの有害物質を除去。既に150件以上の日系飲食店、600件以上の家庭で導入されているほどの信頼の厚い浄水器。 クリンスイ 三菱レイヨンの水道の蛇口に簡単に取り付けられるタイプの浄水器。蛇口の形状に合わせて取り付け可能。 しゅん 浄水器のリースを行う。RO(逆浸透膜)を採用し、逆浸透マクロ化技術を使用した浄水機能搭載。 BRITA ドイツでデザイン製造されたドイツNo.1ブランド。日本をはじめ世界中で利用されている。 ホーチミン市内にあるコーナン(Parkson Le Thanh Ton店)でも蛇口取付式の商品が購入できます。「Cleansui(クリンスイ)」「Toray(東レ)」「BRITA(ブリタ)」の製品を見つけることができました。直接見て選べるので安心感がありますね。 様々なタイプの製品とカートリッジがあり、日本の一般的なホームセンター以上の品揃だと感じました。 浄水機能付きシャワーヘッドも販売しているので気になる方は安心ですね。 物件によっては、飲料水が家賃に含まれている場合もあります。利用する量やサービスの内容によっては、発注の手間が減り便利なことも。物件選びの際は「飲料水のサービスはありますか?」と質問をしてみるのもよいでしょう。 今回は、ベトナムの水事情についてお伝えしました。ご自分の生活スタイルに応じて、便利な水配達のサービスやスーパー等での調達、浄水器の設置など検討されてみてください。この記事が皆さんの快適なベトナムライフにお役に立てましたら幸いです。
- 2023.08.02
 
【男性必見!】年2回あるベトナム女性の日を徹底解説
日本にいるとあまり馴染みのない『女性の日』をみなさんはご存じでしょうか? 近年では、日本でもバレンタインデー商戦に次いで、国際女性デーとう日をお花屋さんやスイーツ屋さんなどで認知を進めている印象を受けますが、まだまだ広く知られてはいないのではないでしょうか。 実は、ベトナムに住む以上決して忘れることが許されないのがこの『女性の日』。 女性の日とはどのような日で、この日には何をしなければいけないのかをこの記事では徹底解説していきます! ベトナムでの女性の日は、世界で定められている『世界国際女性の日』と『ベトナム女性の日』の二つがあります。 『世界国際女性の日』はベトナムに限らず、世界で定められた女性の日ですので、世界各国で祝われています。 『世界国際女性の日』は3月18日で、黄色いミモザのお花がシンボルとなっているため『ミモザの日』とも呼ばれています。 また、一方で『ベトナム女性の日』は10月20日に設定されており、ベトナム人女性の地位向上のために定められた日です。 ✾世界国際女性の日 「国際女性の日」は、国際婦人年である1975年3月8日に国連で提唱され、その後、1977年の国連総会で議決されました。 (*国際婦人年:国際連合が1975年に女性の地位向上を目指して設立した年。) 1909年にアメリカで『全米女性の日』の記念イベントをきっかけに、ヨーロッパ各地で女性の権利向上と政治や経済への参画を求める運動を尊重するために制定されました。 現在では毎年3月8日に国連事務総長が女性差別の撤廃、平等な社会参加ができる環境の整備などを各国に呼びかけています。日本では男女共同参画担当大臣が3月8日の女性の日に寄せて、毎年メッセージを発信しています。 ✾ベトナム女性の日 ベトナムの革命家ホー・チ・ミン氏が1930年10月20日にベトナム反帝婦人の会(現ベトナム婦人連合会)を設立したことがきっかけで制定された日です。 制定された当初は、女性の権利や地位向上について考え、過去に活躍した女性を敬う日でした。ベトナムの女性は「Anh hùng, bất khuất, trung hậu, đảm đang(英雄、不屈、忠実、勇敢)」と言われています。ベトナムの建国にあたり、この精神をもって活躍した女性が多く、今でも数多くの女性がベトナムの英雄として名を残しています。 昨今では意味合いが変わり「女性に感謝する日」として、妻や母親、恋人に贈り物をする日となっています。 そのため10月20日になると街には花やプレゼントが溢れ、当日はお祝いに出掛ける人で活気にあふれます。 このように、女性の地位や権利の向上を発端に制定された女性の日ですが、今となっては”女性に感謝をする日”として役割を変えています。 ベトナム人女性は非常に勤勉で、よく働きます。会社をいくつも経営していたり、会社内でも重要な役職に就いている女性の割合が非常に多いのが特徴です。 そんな女性たちをサポートするように、毎日奥さんを会社へ送迎したり、ヘルメットの装着までしてくれる優しいベトナム人男性が多いので、日本人の男女のイメージとは少し異なり驚くかもしれません。 筆者の会社のベトナム人女性マネージャーに男性の日はないの?と聞いたところ、『女性の日は年に2回だけで残りの363日は男性の日だよ。だからこの2日くらいは甘やかしもらうし好きなことするのよ!』と笑いながら話していました。 仕事熱心、副業もしながら、子育てと家のこともするスーパーウーマンだからこそ、年に2回くらいはとことん敬ってもらいたいという気持ちなのでしょうか。 そんな背景もあるので、女性の日はベトナムでは絶対に忘れてはならない大切なビッグイベントです! 奥さまや恋人と過ごす場合には、男性がお花とプレゼントを用意し、レストランなどに行ってお祝いすることが主流です。 女性の日が近づくと、街のお花屋さんは花束を売り出し始めます。また、2~3日前からは各地で花を販売するアルバイトが増えるので、街中の至る所でお花を購入することができます。 ベトナム人女性は写真が大好きなので、もらった贈り物は自分と一緒に絶対に撮影します。だからこそ華やかでできるだけ大きい花束が喜ばれますよ◎ お花の種類は様々ですが、赤いバラの花束が一番ポピュラーです。 贈り物のおすすめはこの後紹介しますが、コスメやアクセサリーなどが喜ばれます。 レストランは女性の日特別メニューを用意しているところも多く、当日の予約は必須ですので忘れないようご注意ください◎ 祝日ではないため、当日は仕事という方も多いと思います。 女性の日は、奥様や恋人への準備はもちろん、忘れてはいけないのが、会社の女性スタッフへの贈り物です。 会社自体でプレゼントを用意する企業も多いので、初めて経験する方は確認してみるとよいでしょう。 当日は朝から男性社員が早く出社して飾りつけをしたり、ケーキやお花にメッセージカードを用意して準備万端している姿をよく見かけます。 それに加えて、個人的にも用意しておくことで女性社員との仕事が円滑に進むこと間違いなしです◎ 女性の日の当日は、女性は行く先々でプレゼントをもらうことが多いと思います。 カフェやレストラン、スーパーマーケットでもミニギフトを用意があるので、ベトナムでの女性の日の重要性には驚きますよね。 街にはカップルが溢れ、うきうきとした人々と楽しい雰囲気が漂っているので、外に出ているだけでもお祝いムードを楽しめますよ◎ さて、ここまででベトナムでの女性の日の重要性は伝わったのではないでしょうか。 ここでは女性である筆者が実際に喜ばれるプレゼントを紹介していきたいと思います。 ✾一輪のお花 20,000VND(約120円)ほどで可愛くラッピングされた一輪のバラなどを購入することができます◎ 会社の女性スタッフさんやお客様などにも配りやすく便利です。 ✾スイーツ ベトナム人女性は見た目が可愛いものに目がありません。 見た目が可愛い”映える”スイーツを用意すると喜ばれます◎ ✾フェイシャルパック 美容が好きな女性なら、フェイシャルパックなどもお手軽で喜ばれます。 韓国コスメ人気が高いベトナムでは、Innisfreeのパックなどはホーチミンやハノイでも買えるのでおすすめです。 ✾日本のシャンプー&トリートメント ベトナム製のシャンプーはあまり質が良くないため、仕上がりの指通りや艶が出づらいものが多いです。 また、種類も日本ほど豊富ではなく、パッケージがおしゃれな製品はとても貴重です。 実はパンテーンなどはベトナム版でも販売されており、スーパーマーケットなどでも購入できますが、日本の可愛いパッケージのシャンプーは人気が高いので喜んでくれる女性が多いですよ◎ 特にDianeやいち髪はベトナム人女子から高評価でした。 ✾サプリメント 画像参照元:マツモトキヨシHP 健康志向の高いベトナム人女性には、日本のサプリメントも大人気です◎ スピルリナはベトナム人の健康志向の方ならほとんど知っているくらい、有名なサプリメントです。 喜ばれて、大切な人が健康になる嬉しいプレゼントですね。 ✾LUSHのコスメ(ホーチミン) 2023年7月にホーチミンに初めてLUSHができました。ベトナム人は新しいものが大好き! 10月にはベトナム最先端のLUSHのコスメをプレゼントすれば、他の人と差がつくこと間違いなしです◎ ちなみにハノイでは建設中のTay HoエリアのLOTTE MALLにLUSHが入る予定ですので、お楽しみに。 ✾ハイブランドのリップ・口紅 シャネルやDiorなどのハイブランドはやはり人気。一度は持ってみたいと憧れる女性が多いので、コスメが好きな女性にここぞと言うときに選びたいプレゼントですね◎ リップや口紅ははっきりとした明るい赤が好まれがちです。各ブランドで販売されている色は基本的には同じものが多いですが、日本とベトナムでは実際に置いている在庫が異なります。 アイメイクがあまり濃くないベトナム人は、メイクの中心がリップなので、明るい赤色が人気なのかもしれませんね。 ✾資生堂やKOSEの美白系基礎化粧品や日焼け止め 日本のコスメブランドはベトナム人にとって憧れ。使いたいけど高級だから使えないという声をよく聞きます。 特に美白命のベトナム女子には、日焼け止めや美白系基礎化粧品は大人気! ベトナム女子の心を掴むには美白コスメは必須です◎ ✾アクセサリー 好みが分かれるので、選ぶのが難しいですが、アクセサリーも喜ばれます。 ピアス、ネックレス、指輪は特に喜ばれるアクセサリーの代表です。選ぶのが難しい場合は、一緒にお買いものに出かけるのも良いですね。 ベトナムでは絶対に忘れてはいけない一大イベント“女性の日”についてご紹介をしました。 筆者も日本に住んでいたころは聞いたこともなかった女性の日ですが、ベトナムに住み始めると少し期待してしまう1日です。 男性の皆様はこちらを参考にして頂き、喜んでもらえる万全の準備を整えてくださいね◎
- 2023.01.18
 
ベトナムで生活費はいくら必要?よくある質問4つにお答えします。
ベトナム就職を検討している人から、当社HRnaviが多く受ける質問の1つとして「現地での生活費」があります。 ベトナム生活や海外就職が初めての人にとって、「お金事情」は気になるテーマでしょう。 そこで今回は、 ベトナムでの生活費はいくら必要? ベトナムでも、日本並みの生活をしたい。 できれば、日本より快適な生活を送りたい。 ベトナムで貯金はできる? といった疑問にお応えします。 本記事の結論は以下の通りです。 ベトナムでは「日本より低い金額」で、「日本と同じレベルの生活」を送ることができる。 やりくり次第で「日本よりも快適」な生活を送りながら、「日本以上に貯金」もできる。 この結論をご理解頂くため、以下に「4つの質問」と、その回答をご紹介していきます。 今回の記事を読み、少しでも「ベトナムでの生活費」に関する不安が解消され、ベトナム就職を決断する後押しとなれば幸いです。 結論から言うと、月収で約1,000ドル(約130,000円)です。 つまり、月収12ヶ月分を合計した「年収」で言うと、「約12,000ドル(約1,560,000円)」あれば「日本並みの生活水準」で生活が可能です。 ハノイやホーチミンなどの都市圏にて在住する、在住者複数人の経験に基づくと、1人暮らしの生活費の内訳は以下の通りです。 家賃 400ドル 食費 300ドル 光熱費 50ドル 通信費 5ドル 交通費 20ドル 娯楽費(週2,3回の外食を含む) 200ドル 合計 975ドル ここでいう「最低限の生活」は、以下のように定義します。 日本人が「快適」と思うレベルの家に住む 食事は自炊が基本だが、1日3食しっかり食べる 週に2,3回は、外食で日本食を楽しむ その他、過度な節約はしない。 家については、「月額200ドル未満」の物件もあります。 しかし、そういった家の環境は、日本で生まれ育った人にとっては、厳しい環境です。 場所と探し方次第では、300ドル前後(ホーチミンのNguyen Thi Minh Khai通り、ハノイのMy Dinh地区など)でもキレイな家を見つけられますが、余裕を持った予算として「400ドル」をご紹介しています。 また、食費については、過度な節約はしないことを想定しています。 自炊を基本とし、外食も週に複数回楽しむことができる予算です。 もちろん、自炊の内容や外食の回数により、より金額を抑えることもできるでしょう。 一方で、弊社HRnaviが15年、ベトナムで運営してきた経験によると、ベトナムの若手現地採用の人は、「月の給与収入1,500ドル」で働き始める人が多いです。 この「給与収入」とは、「会社から支払われる給料の総額」を意味します。 つまり、所得税や社会保険料、給与所得控除は、反映する前の金額です。 したがって、ベトナム就職で稼ぐ収入で、十分貯金が可能ということが分かります。 反面、先程ご紹介した「最低限の生活」を送るには、手放さなければ行けない事もあります。 週4回以上の外食 費用を気にせず飲み会に参加すること 旅行 買い物 人によっては「日本で過ごすよりも我慢が多い」と感じるかもし、「日本での生活と変わらない」と感じる人もいるでしょう。 逆に言えば、上でご紹介した金額「約1,000ドル」を超えた収入を得られれば、上記4つを快適に楽しむことができるのです。 以上が、「最低限」の生活に必要、と現地生活8年を通して、筆者が実感する金額です。 ここでお伝えしたいことは、繰り返しとなりますが、「最低限の生活」を送るために必要な金額です。 過度な節約や我慢はせず、毎日の仕事と生活を楽しめるレベルです。 とは言え、せっかく海外生活を送るので、「日本よりも良い暮らしをしたい」という人もいるでしょう。 次の章では、「日本以上の生活」を送るのに必要な生活費を見ていきます。 以下の様に、「月額 約2,100ドル」で「日本以上の生活」を送ることができるでしょう。 こちらも在住者複数人と、筆者の経験に基づき、「単身者」を想定した試算です。 家賃 700ドル 食費 400ドル 光熱費 50ドル 通信費 5ドル 交通費 50ドル 娯楽費(週5回の外食を含む) 500ドル 買い物・旅行 400ドル 合計 2,105ドル この試算で、「日本以上に快適」となる点は、以下の3点です。 家に洗濯・掃除サービス付き、プール・ジムが併設。 外食や飲み会に、快適に行ける 毎月、買い物と旅行も楽しめる 特に1つ目の「洗濯・掃除サービス付き、プール・ジムが併設」については、日本では得にくいサービスではないでしょうか。 また、2つ目については、日本食レストランやバーなど、「日本レベルの味とサービスのお店」に快適に行けることを想定しています。 その上、ベトナムの物価が日本より若干低いことから、日本と同じレベルの飲食を、安価に楽しめるのです。 このように、日本の新卒者が得られる給与水準で、日本以上の生活レベルを楽しめることが分かります。 よくある質問の3つ目は、「ベトナムで生活費を節約するコツは?」です。 以下の3つが挙げられます。 ベトナムで増えがちな費用3つを管理する ベトナムならではの費用を、計画的に貯める 日本で掛かる費用は、日本の口座から払う 順番にご紹介します。 1つ目のコツは、「ベトナムで増えがちな費用3つを管理する」です。 1ヶ月の生活費は、ライフスタイルや境遇、住む場所によって千差万別です。 一方、先にご紹介した2つの生活費のモデルを見ても分かる通り、「家賃」「食費」「交際費・娯楽費」が大部分を占めています。 よって、これら3つの費用を管理することで、トータルでの支出も抑えられるでしょう。 それぞれに関して「ベトナム特有の状況」と「節約のコツ」を見ていきましょう。 家賃節約のコツは、「ベトナム人のツテやSNS、ベトナム人向けウェブサイトを活用して物件を探す」です。 前提として、これから紹介する例は、家賃が「自己負担の場合」です。 (現地採用でも、会社の福利厚生として、会社側が家賃を負担するケースもあります。) ベトナムで賃貸物件を探す方法は、「不動産仲介会社経由」「家主を直接探す」の2種類あります。 日本と同じ様に、不動産仲介会社は豊富な物件の選択肢がある、手厚いサポートがある等のメリットがあります。 ただ、家賃などの価格は若干高めのケースが多いです。 よって、ベトナム人のツテや、SNS、ベトナム人向けのウェブサイトなど、他のチャンネルも活用して物件を探してみると良いでしょう。 割安でも良い物件を探し当てられる可能性があります。 具体的には、社内のベトナム人に相談する、Facebookグループで事前に物件を見てみる、ベトナム語の賃貸物件サイトを活用するなど、です。 とは言え、素早さやサービスでは不動産仲介会社、特に日系の会社が断然良いことは間違い有りません。 時間に余裕のある人は、上記方法を利用し、より家賃を抑えた物件を見てみると良いでしょう。 次の食費節約のコツは、「ベトナムローカル料理を選ぶ頻度を増やす」「自炊中心にする」ことです。 ベトナムでは外食産業はもちろん、デリバリーも発達しているため、全く自炊せずに生活することも十分可能です。 しかし、日本食の値段は、レストランやデリバリー共に、概して日本並みの値段が掛かってしまうのです。 仮に朝を抜いた1日2食を外食かデリバリーにすると、1食1000円だとすれば、1ヶ月で1000円×2食×30日=60,000円掛かる計算です。 上記試算は「日本食」を利用した場合なので、ベトナムのローカル料理であれば安価に済ませられるでしょう。 1食250円〜500円程度で済みますので、費用を抑えられます。 また、自炊中心の生活にすることでもより節約が可能です。 別な記事でも述べた通り、「ベトナムの食料品の価格は、日本の2分の1から3分の2程度」であるからです。 更に、ハノイやホーチミンの都市圏であれば日本の調味料も手に入るため、和食の調理も可能です。 もし食費を抑えたいなら、「ベトナムローカル料理」「自炊」をうまく取り入れると良いでしょう。 3つ目の「交際費・娯楽費」節約のコツは、「1ヶ月の予算を決めておく」です。 ベトナム現地で触れ合う日本人との食事や飲み会、ゴルフなどの費用がかさみがちである為です。 「日本では知り合えない人と、ベトナムにて交友関係を広げられる」ことは、ベトナム就職の醍醐味の1つです。 しかし、交流にかかる費用が増え過ぎてしまうことにも注意しなければなりません。 食事については、日本食レストランやバーの価格は日本と変わらないですし、ゴルフ場の価格設定は、平均で1万円以上と、決して安くはありません。 交際費・娯楽費は、事前に1ヶ月の予算を決めて楽しむことで、使いすぎを防ぐことができるでしょう。 以上、節約のコツ1つ目は、「ベトナムで増えがちな費用3つを管理する」です。 コツの2つ目は、「ベトナムならではの費用を、計画的に貯める」です。 日本では掛からないベトナムならではの費用として、以下の2つが挙げられます。 医療保険料 日本への一時帰国費用 どちらも、多くの場合1年に1回掛かる費用です。 よって、これらを計画的に貯めておくことで、出費を管理し、抑えることができるでしょう。 ただし、上記2つは「会社が負担」するケースがあります。 特に日系企業では、福利厚生に含まれている事が多く見受けられます。 反面、日本以外の外資系企業や、ベトナム系企業では自己負担の場合もあります。 もし「会社負担」であれば心配は要りませんが、「自己負担」の場合は、金額を把握し、計画的に貯めておくと良いでしょう。 コツの3つ目は、「日本で掛かる費用は、日本の口座から払う」です。 当てはまる費用としては、「年金保険料」「奨学金の返済」が挙げられます。 これら「日本の銀行口座経由での支払い」が求められる費用を、ベトナムの銀行から毎月送金して支払う場合、1年通算で見た際の手数料が、非常に大きくなってしまうからです。 対策としては、以下2つの方法が考えられます。 次の帰国予定までに掛かる金額を、事前に日本の銀行口座に用意しておく。 親族や知り合いに、毎月の返済分を建て替えてもらう。 上記の方法を取ることが難しいという場合は、「数カ月分は銀行口座に入金の上、数ヶ月に1回まとめて送金する」事も可能でしょう。 ただし、「年金保険料」の場合は、日本の住民票を除籍し「海外在住者」となることで、年金保険料支払い義務の対象から外れる事も可能です。 とは言え、将来の受給金額は下がってしまいますので、ご自身の将来設計に合わせて、判断しましょう。 よくある質問の4つ目は、「ベトナムで貯金は出来ますか?」です。 結論から言うと、「可能」です。 まずは、本記事でご紹介したよくある質問1つ目「最低限の生活に必要な金額」を把握しましょう。 その上で、よくある質問3つ目「ベトナムで生活費を節約するコツ」を実践することで、十分貯金をすることができるでしょう。 今回は、ベトナムの生活費にまつわる「よくある質問4つ」をご紹介しました。 ベトナム就職で、日本以上に自由なお金を増やす事も可能であることが、ご理解頂けたと思います。 今回の記事が、「ベトナムでの生活費」にまつわる不安を和らげ、ベトナム就職へより前向きになって頂ければ幸いです。
- 2023.01.04
 
【実際の状況は?】ベトナムの生活水準を理解する4つのデータと在住者の声
ベトナム就職を検討されている方、ベトナムへの引っ越しを予定されている方にとって、現地の生活水準は気になる点でしょう。 「ベトナムの生活水準はどれ位?」 「発展途上国のイメージがあるけど、ベトナムの物価って上がっているの?」 「ベトナム在住者の実感も聞いてみたい」 今回は、そんな「ベトナムの生活水準」に関わる疑問を解決するような記事を書いていきます。 今回の記事では、「ベトナムの生活水準を『データ』と『在住者の声』の両方」から解説していきます。 客観的な情報と、主観的な意見を知ることで、ベトナムの生活水準をより鮮明にイメージに頂ければ幸いです。 ベトナムの生活水準を理解するため、以下「4つのデータ」を見ていきましょう。 ベトナム人の平均年収 産業別人口 最低賃金の上昇率 ベトナム人の専門別年収ランキング 順番に解説していきます。 JETROによると、ベトナム統計総局が発表した2022年第2四半期の全国平均「月収」は、6,600,000ドン(約38,000円)との事です。 ベトナムの給与や年収 ベトナムで給与の話題をする際は、通常「月収」で述べられます。 また、「年収」の計算方法は、ボーナス1ヶ月分を含んだ「月収×13ヶ月分」です。 上記金額を年収に換算すると、「85,800,000ドン」、つまり「約480,000円」となります。 ただ、この数値はあくまで「全国」の平均値です。 日本人が多く住む、ハノイやホーチミンなどの大都市圏のみを平均した値は、以下の通りです。 ホーチミン市(南部) 月収:9,100,000ドン(約51,000円) 年収:118,300,000ドン(約660,000円) ビンズオン省(南部) 月収:8,900,000ドン(約50,000円) 年収:115,700,000ドン(約650,000円) ハノイ市(北部) 月収:8,700,000ドン(約49,000円) 年収:113,100,000ドン(約640,000円) 引用:JETROビジネス短信 上記データから分かる通り、ベトナムの平均月収は約38,000円〜51,000円ほど。 年収換算すると「約650,000円前後」という事が分かります。 日本における2021年の平均年収「4,330,000円」と比較をすれば、約6分の1の水準なのです。 ただし、注意点としては、上記金額はあらゆる産業の労働者の平均値である、ということです。 つまり、地方の農業・工業従事者から、都市部の外資系企業のマネージャーまで含まれており、各層の差は考慮されていないという事です。 平均年収で見れば、ベトナムはまだまだ成長途上であるという事が読み取れるでしょう。 次に、ベトナムの「産業別人口」を見ていきましょう。 同じくJETROが、2021年3月に発表したレポートによると、ベトナムの産業別人口トップ3は以下の通りです。 1位:サービス業(第3次産業。36.3%) 2位:農林水産業(第1次産業。32.8%) 3位:工業・建設業(第2次産業。30.9%) 引用:JETRO「労働供給面からみたベトナムの生産地としての可能性」 また、同レポートの「2008年から2020年の推移」も見てみましょう。 農林水産業に従事する人口が減少し、サービス業と工業・建設業への就労者が増加しています。 上記から、「ベトナムは第1次産業から第3次産業まで、就労者がほぼ同じ割合で存在していること」「今後はサービス業や工業・建設業への就労人口が増加する見込み」であることが分かります。 ここで、日本のデータと比較をしてみましょう。 1位:第3次産業(15歳以上就業者数の67.3%) 2位:第2次産業(同25.9%) 3位:第1次産業(同5.1%) 参照:総務省統計局 日本では、圧倒的に第3次産業、つまりサービス業の担い手が多い事が見て取れます。 このように、日本と比べ、ベトナムは農林水産業や工業・建設業に就く人口が多いことが理解できます。 3つ目は「最低賃金の上昇率」です。 最近の最低賃金引き上げは、2022年6月です。 同月に公布されたベトナム政府の政令により、2022年7月1日より、最低賃金が平均6%引き上げられました。 また、2013年以降、最低賃金は一貫して上昇を続けていることが分かります。 つまり、直近約10年間は、ベトナムの平均給与は継続して上昇しているのです。 また、給与上昇に伴い、「可処分所得や消費に回す金額も上昇している」と推測することもできます。 4つ目は「ベトナム人の専門別年収ランキング」です。 世界の人事にまつわるデータを扱うTOPIAによると、ベトナムの専門別給与ランキングは以下の通りです。 財務・経理マネージャー(63,168ドル) オペレーションマネージャー(51,591ドル) 外科医(50,898ドル) 建設エンジニア(50,579ドル) 営業マネージャー(46,424ドル) 金額を見ても明らかな通り、「日本で稼ぐ金額と変わらない、もしくはそれ以上の水準」であることが分かります。 これら4つのデータから言えることは、以下の通りです。 平均年収で見れば、ベトナムは日本の6分の1の水準。 農業などの第1次産業や、工業などの第2次産業に従事する人が多い。 とは言え、毎年賃金は上昇している。 更に、日本の平均年収以上に稼ぐ人も出てきている。 これらはデータですが、現地で感じる肌感覚としては、どうなのでしょうか。 2013年よりベトナムに居住する、筆者の感覚をご紹介します。 筆者の、「ベトナムの生活水準」に関する実感は、以下の通りです。 給与を上昇させていく人が、周囲に増えている。 生活水準が「日本並かそれ以上」の人も目立ち始めた。 一方で、生活必需品の価格設定などは「平均月収者向け」 それぞれ、順番に解説していきます。 上記データで示されたように、筆者の周囲でも、給与を上昇させていく人が増えている、という印象を受けます。 2013年から今でも友人の、あるベトナム人男性の例を上げます。 彼は、ある日系企業に勤務する、営業職でした。 出会った当初は、月収が約800ドル(約100,000円)。 しかし、8年後の2021年には2,000ドル(約220,000円)まで給与を増やした、との事でした。 彼の場合は、ある1つの日本企業に勤め続けて給与を上昇させたケースですが、転職を繰り返すことで給与を上げていく人も多くいます。 2つ目に感じることは、「生活水準が『日本並かそれ以上』の人も目立ち始めた」という事です。 2013年頃、筆者の周囲にいるベトナム人と話すと、以下のような生活習慣を持っている人が多くいました。 食事は基本的に家で済ます。 休日はバイクでカフェに行く程度。 旅行は1年に1回のぜいたく。 しかし最近では、以下のような生活を送る話を、頻繁に耳にするようになりました。 特に、ハノイやホーチミンなどの都市部の人から多く聞きます。 外食も積極的に行く。 休日は自家用車で遠出。 連休の度に、家族とベトナム国内やアジアへ旅行。 上に述べた過ごし方は「日本人の過ごし方と変わらない」と言えるでしょう。 また、「賃貸物件の家賃」も日本の都市部レベルに近づいています。 ベトナム地場の不動産会社Vinhomeが手掛けるタワーマンションでは、家賃が1LDKで1,000ドル(約120,000円)以上にも達しています。 この金額は、東京23区のマンションとほぼ変わらない水準です。 この「生活水準の向上」「家賃の上昇」と足並みを合わせるように、レストラン等や娯楽などの価格も合わせて上昇していると感じます。 一部のお店では「日本よりも高いな」と感じる程です。 とは言え、「生活必需品の価格設定は『日本の2分の1から3分の2程度』」であるとも感じます。 上述の通り、豊かになる人が増える一方で、平均月収は依然として、日本よりも圧倒的に低い水準です。 どれ程低いかは、「1. ベトナム人の平均年収」で見た通りです。 その影響からか、食料品や家庭用品など、生活必需品の価格も日本より低水準に設定されています。 物により異なりますが、感覚的には、日本の2分の1から3分の2ほどの価格です。 ベトナムにおける「平均月収を稼ぐ人々」に合わせられている、とも言えます。 「生活必需品の入手は、日本よりも低い金額で可能」 以上から、 一部サービスの価格は「日本並かそれ以上」 生活必需品の価格は「日本より低い水準」 という事が分かります。 つまり、「生活必需品の入手は、日本よりも低い金額で可能」という事です。 そして、「日本並かそれ以上」となっている「外食や娯楽などを楽しみたい場合は、相応の追加費用が求められる」とも言えます。 今回は、ベトナムの生活水準を理解するための「4つのデータ」と「在住者の実感」を見てきました。 ベトナムに対する、漠然とした「ベトナムの物価は日本より安い」「経済発展中」というイメージから、「生活必需品は低い水準だが、サービスや娯楽の費用は日本水準」という事がご理解頂けたと思います。 「より具体的にベトナム就職後の生活をイメージしたい」という人は、お気軽にHRnaviのコンサルタントへご相談下さい。
- 2022.12.27
 
【日本並みに快適?】ベトナムが暮らしやすいと感じる6つのポイントを紹介
ベトナム就職や移住先としてベトナムを検討される時に、”暮らしやすいかどうか”は気になる点でしょう。 そこで本記事では、 「ベトナムって暮らしやすいの?」 「ベトナムと聞くと、日本や他の国より生活が不便なイメージだけど、実際は?」 「在住者の、生の意見を聞いてみたい」 こうした疑問や要望にお応えできるよう、ベトナム在住8年目の筆者が実感する、「ベトナムの暮らしやすさ」を解説していきます。 在住者が、ベトナムの暮らしやすさを、「5つの要素」から評価 「暮らしやすさ」を考える際に以下の5つの要素は外せません。 衣 食 住 お金 旅行 上記の「衣」「食」「住」「お金」「旅行」において、「ベトナムの方が暮らしやすいな」と感じた点を6つに分けてお伝えします。 今回の記事を読み、ベトナムでの暮らしを、少しでもイメージ出来るきっかけになれば嬉しいです。 ベトナムが暮らしやすいと感じる点の1つ目は、「1年の2/3以上を夏服で過ごせる」事です。 ベトナム全土において、1年の内、少なくとも2/3は、気温が30度前後となるからです。 もちろん仕事上、顧客訪問や、式典などのイベント時には、スーツ着用が求められる場合もあるでしょう。 ただ、ベトナム現地の日本企業においても、通常勤務時は、概して上は半袖を着用している場合が多く見られます。 IT系などにおいては、よりラフな格好を許可している会社もあります。 この、1年で多くの時期を薄着で過ごすことが出来る点は、筆者も実際に生活するまで、感じていなかったメリットでした。 「毎朝の準備が早い」や「冬服を多く買う必要が無い」という点は、想像以上に心理的なストレスが和らぐことを実感しています。 ベトナムが暮らしやすいと感じる点の2つ目は、「選択肢が豊富なローカルフードと和食(日本食)」です。 日本よりもリーズナブルな本場の「ベトナム料理」を味わえる事はもちろん、日本と同水準の「和食(日本食)」が楽しめるのです。 「和食(日本食)」に関して言えば、数年前までは和食(日本食)全般を扱うお店が主でした。 しかし、最近では「焼き鳥」「モツ鍋」「寿司」から「〜〜県居酒屋」など、特化したお店の選択肢も豊富になってきました。 日本食レストランの数が増え、特にハノイやホーチミンでは、競争が激しくなっている影響と考えられます。 自炊派の人にとっても、「あくるひ」「富分」など、日本食品スーパーで和食用調味料も手に入れやすい環境です。 したがって、日本のような食生活を維持しながらも、本場のベトナム料理も同時に楽しめるのです。 よって、食については、選択肢が多く、日々新しい料理を楽しめる点が、よりベトナムが「暮らしやすい」と感じる点です。 3つ目は、「日本企業の実店舗進出により、買い物に困らない」点です。 まず食品については、ほぼ日本と同じ環境で買い物可能、と考えて良いでしょう。 スーパーは、上述した日本食品スーパーにより、たいていの日本食品は手に入れることができます。 コンビニについても、ハノイとホーチミン、共に24時間営業のチェーン店が複数進出しています。 特にホーチミンにおいては、日本から「ファミリーマート」「ミニストップ」「セブンイレブン」が出店しており、スーパーに行かずとも、日本人好みの物の購入が可能です。 また、食品以外の買い物も、便利になりつつあります。 以下の3企業を始めとした大手日系企業の進出により、私たちに馴染みのある衣類や日用品が、大変入手しやすくなりました。 ユニクロ 無印良品 コーナン 筆者個人の実感でも、ベトナムにおいて、「欲しい物を手に入れるのに苦労するな」と感じたことがほとんどありません。 もちろん、日本と比べると「若干価格が高い」「日本で発売されたばかりの新商品が手に入らない」といった事はあります。 ただ、日常多く使用する物については、日本と変わらない環境で買い物が出来るのです。 この「買い物に困らない」点も、ベトナムでの暮らしやすさを感じることの1つです。 4つ目は、「日本の都市圏と同水準の家賃で、より良い家に住むことができる」ことです。 例えば、東京23区内で1LDKの家を借りるとすれば、おおむね、毎月8〜12万円の家賃が掛かるでしょう。 一方、ハノイやホーチミンの都市圏では、同額の8〜12万円を支払えば、より良いマンションに住むこともできます。 日本と比べて、ベトナムで家を借りる時、特に「良い」と感じるのは以下の点です。 家具、家電付き 週に数回のクリーニング、洗濯サービス有り プール、ジム併設 もちろん、選ぶマンションによって、サービスの有無は異なります。 ただ、「家具購入や家事は全部任せて、仕事に集中したい」「配偶者の家事をラクにしたい」「日本よりも良い家に住んでみたい」といった要望が、日本と同水準の費用で叶うことは魅力と言えるでしょう。 5つ目は、「貯金とちょっとした贅沢を、無理なく両立しやすい」事です。 日本よりもやや低い水準の「物価」により、出費を抑える事ができる一方、近年増加する、先進国水準のレストランやサービスを楽しめるためです。 「出費、貯金」と「ちょっとした贅沢」の2つを、分けて解説していきます。 尚、今回は生活費において大きな割合を占める「食費」を中心に取り上げます。 ベトナム生活の実体験として、「自炊中心にすれば、日本よりも貯金がしやすい」と感じています。 以下は、ハノイやホーチミン等の都市圏における、スーパーの食品価格の一例です。 鶏のむね肉 100g当たり40〜50円 ほうれん草 1パック400g当たり150〜200円 人参 1本当たり15〜20円 白米(ベトナム産の日本米) 5kg当たり1,000〜1,200円 白米(ベトナム米) 5kg当たり600〜800円 総じて、日本よりも価格が安いことが分かります。 よって、自炊を増やし、外食を抑えることで節約をすれば、日本よりも貯金がしやすい環境なのです。 とは言え、ちょっとした贅沢も楽しめます。 近年、価格やサービス水準が高いお店の選択肢が急速に増えているからです。 分野もレストラン、カフェ等の飲食店から、ホテル、マッサージ、旅行のパッケージ等、あらゆるサービスにおいて、筆者も現地で実感している事です。 ホテルを例に上げると、2013年、筆者が初めてホーチミンへ就職をした際、「最も有名な5つ星ホテルはどこか?」と聞けば、誰もが「ニューワールドホテルサイゴン(The New World Hotel)」と答えていました。 一方で現在、ホーチミン市内には少なくとも10軒を超える5つ星ホテルがあり、6つ星ホテル(ザ・レヴェリー・サイゴン、The Reverie Saigon)もある程です。 これはホテルにおける一例ですが、食事や旅行、娯楽など、あらゆる分野で「ちょっとした贅沢」を楽しめる環境が揃っているのです。 この「物価水準の安さ」と「高レベルのレストランやサービス」が両立することで、ベトナムでは「貯金とちょっとした贅沢」を両方楽しめるのです。 ベトナムが暮らしやすいと感じる点の6つ目は、「年中楽しめる『海』と豊かな四季を持つ『山』」です。 週末や長期休暇には、ベトナム全土を見れば、1年を通して「海」と「山」への旅行を楽しむことができるのです。 日本の場合、「海」「山」どちらも豊富にありますが、それぞれ楽しめる季節が限られるでしょう。 ベトナムだと、「海」のシーズンとも言える夏が、約7ヶ月間(4月〜10月)あります。 この時期は、基本的に、海岸沿いの場所はどこでも海を楽しむことができます。 もちろん、中国やラオス、カンボジアとの国境沿いの山に行くことも可能です。 一方で、ベトナムにもハノイ等の「北部地方」やダナンなどの「中部地方」には、冬(11月〜3月)があります。 この期間、海に入るには肌寒く、旅行先の中心は「山」となります。 ただ、同時期のホーチミンを中心とした「南部地方」では、11月〜3月においても気温は30度以上。 「海」「山」どちらも楽しめるのです。 「ハノイなどの北部と、ホーチミンなどの南部の間を移動するのは大変では?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。 しかし、ハノイ・ホーチミン間の飛行機での所要時間は、約2時間。 東京から福岡へ、飛行機で行く(2時間5分)位の時間で、東京・沖縄間(3時間)、大阪・沖縄間(2時間20分)よりも短い時間で済みます。 加えて、ベトジェット(Vietjet)やバンブー航空(Bamboo airways)といったLCC拡大の恩恵もあり、混雑するシーズンを除けば、往復1万円以下で往復可能なのです。 よって、ハノイとホーチミンのどちらに住んでいても、1年を通して、ベトナム国内旅行を楽しむことが出来ます。 今回は、「ベトナムの暮らしやすさ」について、日本と比較した、在住者の実感をお伝えしてきました。 少々、住みにくさを感じる点もある一方で、ベトナムは「日本と同じ水準での暮らしができる国」と言っても過言ではありません、 その上、服装や旅行先などから、「東南アジアならではの暮らし」も楽しめる、と言えるでしょう。 今回の記事が、ベトナム居住についてのイメージを鮮明にする、きっかけとなれば嬉しいです。 「ベトナムの暮らしやすさを知り、ベトナム転職に興味を持った!」という人は、この機会にHRnaviのコンサルタントに声を掛けてみて下さい。
- 2022.12.04
 
【ベトナム生活の必需品】在住者が実感!日本で準備すべき9つのアイテム
ベトナム生活の必需品を知り、渡航の準備をしたい。 ベトナムでは、何が買えて何が買えないのか、知りたい。 日本から持っていくべき物は、何かあるのかな? こういった悩みに答えていきます。 今回の記事では、ベトナムで長期滞在される人向けに「日本で準備したほうが良い、ベトナム生活の必需品9つ」をご紹介します。 ベトナムという異国でも、出来るだけ日本と変わらない、快適な生活を送りたいものです。 ただ、必要な物を考えていると、どれも必要な気がして、気がつけば荷物の量が増えてしまいます。 とは言え、ベトナム渡航してから「やっぱり日本で準備しておけば良かった・・・」という後悔は避けたいところ。 そこで、ベトナム就職8年目の筆者が、「ベトナム生活の必需品」というテーマで解説していきます。 今回ご紹介するものは、以下の基準に沿って厳選しました。 「日本で準備したほうが良い」 ベトナムでは(渡航後は)、入手が困難な物。 日本からベトナムへ配送可能だが、時間の掛かる物。 ベトナムでも購入・入手可能だが、日本同等のクオリティでは手に入りにくい物。 「必需品」 筆者がベトナム現地で「持っていて良かった」と感じた物。 筆者がベトナムに持参せず、困った経験のある物。 *尚、誰もがベトナムへの渡航に必要なパスポート、ビザは除外しています。 1つ目は、複数枚の日本のクレジットカードです。 選んだ理由は、以下の通りです。 海外居住した後では、日本のクレジットカードを作成できない。 1枚だと、現地で紛失した際、再発行されたカードを日本帰国時に入手するまで、使えなくなる。 ベトナムの銀行口座開設後、クレジットカードを作成することも可能です。 しかし、急な出費の際の利用や、万が一の時のキャッシングなど、持っておけば安心感が得られます。 ※また、現地採用で渡航される人は、試用期間に保険が適用されないことが殆どです。 海外旅行保険付帯のクレジットカードを持参しておくと、渡航日から90日以内(*要カード会社確認)は保険適用されるため重宝するでしょう。 2つ目は、日本語配列キーボード搭載のパソコンです。 普段、使用されているパソコンのキーボードが「日本語(JIS)配列」の人向けです。 当てはまる人は、日本からパソコンを持参されると良いでしょう。 理由は、ベトナムで入手できるパソコンは「英語(US)配列」であるからです。 筆者自身、「日本語(JIS)配列」から「英語(US)配列」への変更により、慣れるまで、以下の点に時間が掛かりました。 面積の小さい「エンターキー」 入力モードを半角英数⇔平仮名間で変更する時、ワンタッチで変えられない。 キーの位置が異なる 例:+(プラス)、()(括弧)、「」(カギ括弧) 些細な事の様に思われるかもしれません。 事実、パソコン内での設定や外部のアプリケーションを設定することで、英語(US)配列キーボードでも、後から「日本語(JIS)配列」に変更することも可能です。 しかし、タイプミスやタイピングスピードの遅れなど、配列の違いは想像以上にストレスを感じます。 業務用と私用のパソコンが異なる場合もあるでしょう。 ただ、勤務時間外のちょっとした調べ物など、パソコンを活用する機会に多く出逢うと実感しています。 現在ご利用のパソコンが「日本語(JIS)配列」の人は、日本からパソコンを持参されると良いでしょう。 3つ目は、日本製の薬全般です。 以下の理由から、日本製の薬は持参される事をオススメします。 ベトナム製の薬は、同様の効能でも、成分量が多い場合がある。 薬局では日本語はもちろん、英語もあまり通じない。 「現地の病は、現地の薬で治療したほうが良い」という考え方もあるでしょう。 しかし、成分量の多い薬が、自分に合うかどうかは、飲んだ後ではないと分かりません。 また、いざ薬が必要な時に、言語の通じない薬局でコミュニケーションを行うことは、心理的にも大きな負担です。 「心理的な安心感」を得るためにも、日本で慣れ親しんだ薬を持参されると良いでしょう。 因みに、筆者が「ベトナム現地に持参して良かった」と感じた物をご紹介します。 目薬 整腸薬 湿布薬 虫刺され用の薬 4つ目は、掃除用具のフローリングワイパーです。 ハノイ、ホーチミンなどの外国人向け住宅(サービスアパート)では、週に数回の掃除サービス付き物件が見つけやすい状況です。 よって、自身で掃除をする必要が無い人もいらっしゃるでしょう。 とは言え、ふとした時に自分でも掃除をしたいと思った時、フローリングワイパーを使いたいと思う人も多いのではないでしょうか。 問題は、ベトナムではこのフローリングワイパーが、中々見つからない事です。 近年、店舗の数を増やすイオンモールや、ベトナム現地のECサイトをベトナム語で検索しても、滅多に見つかりません。 「掃除機でも十分」という意見もあります。 ただ、ベトナムでは日本よりも、室内に細かなチリが溜まりやすい環境です。 掃除機では吸いきれない汚れを除去するために、フローリングワイパーが活躍します。 そんな状況の中、フローリングワイパーが手に入りにくい理由として、ベトナムでは、サイズの大きな「水拭きモップ」が一般的である為、と考えられています。 よって、フローリングワイパーの需要が少ないようなのです。 もちろん、このモップでも掃除は十分可能ですが、モップの先端を定期的に買い直す必要がある、スペースを取るなどのデメリットも。 「自身で掃除が出来る準備をしておきたい」という人は、日本からフローリングワイパーを持参されると良いでしょう。 5つ目は、ショートメッセージ(SMS)の送受信可能な、日本のSIMカードです。 以下の理由から、データ通信に加えて、電話番号でショートメッセージ(SMS)の送受信も可能なSIMカードの契約を推奨します。 ネット上で、日本の何らかのサービス登録をする際、電話番号が必要な場合がある。 日本の一時帰国時、直ぐに携帯電話を使用できる。 デメリットとしては、日本のSIMカードを継続利用するため、毎月の維持費用が掛かることです。 ベトナム就職に当たり、日本のSIMカード利用を解除するお考えの人もいるでしょう。 筆者も同様の考えを持っていたため、ベトナム就職時、日本のSIMカードをキャンセルして渡航をしました。 すると、以下の様な不都合に直面することになりました。 電話番号が求められる日本のサービス申込ができない。 年に1,2回の一時帰国の度に新たにSIMカードを調達しなければならない。 ベトナム渡航前に電話番号を維持しておくべきだった、と後悔しています。 最近は、日本において、格安SIMカードが利用しやすくなりました。 また、コストが毎月数千円程度で済むものもあります。 よって渡航前に一定金額を銀行口座に入金しておけば、十分まかなえる金額です。 また、一時帰国の度に入金する、最悪の場合、家族や友人に送金してもらう等の、対応も可能でしょう。 ベトナム渡航前に、電話番号付きの格安SIMを契約する事を、考えてみて下さい。 6つ目はボールペンです。 種類を問わなければ、ベトナムでもボールペンの入手は可能です。 とは言え、「書き味の良さ」や「持った時の快適さ」、「複数の色を搭載する多色ペン」など、リーズナブルで高機能なペンの選択肢は限られています。 よって、選択肢が非常に多い日本で購入されることをオススメします。 また、お客様やサプライヤーとの面談時に、デザインの良いペンを使いたい、という人もいるでしょう。 そういった小綺麗なペンも、ベトナムで入手可能ですが、価格帯が跳ね上がり、数千円〜数万円のブランド物になってしまいます。 つまり、500〜1000円などの手頃な価格帯のペンがないのです。 安価で高機能なペンは、日本で忘れずに入手するようにしましょう。 7つ目は、電子書籍端末です。 ベトナムでは日本語で書かれた紙の本が、手に入れにくいためです ハノイとホーチミンでは、日本語の本が見つかる場所もあります。 日本の紀伊國屋書店と提携したローカル書店「FAHAZA」や、本が寄付された日本食レストランなどです。 しかし、自分が求める特定の本や最新の出版物などを、タイムリーに手に入れるには、電子書籍の利用がベストと言えるでしょう。 尚、アマゾンの「Kindle Paperwhite」といった電子書籍端末は、ハノイやホーチミンなどの都市であれば、入手可能です。 スマートフォンやタブレットのアプリでも同等の機能が果たせるものもあります。 ご自身の好みに合わせて、使いやすい方を選択されると良いでしょう。 とは言え、「渡航後すぐに読みたい」「現地での購入と設定が面倒」という人は、日本で入手の上、セッティングまで済ませておくと便利です。 8つ目の必需品は、キレイ目の靴です。 ここで言う「キレイ目」とは、「オフィスやフォーマルな場で使用できる」という意味です。 男性で言えば革靴、女性で言うハイヒールやパンプスなどに当たります。 ベトナムに置いても、キレイ目の靴を販売する「お店」を見つけるのには苦労しません。 イオンモールや現地のデパート「Vincom Center(ビンコムセンター)」などに行けば、複数のお店を見つけられるでしょう。 ただ、「気に入ったデザイン」「自分に合うサイズ」が見つかるかは別問題。 当然ながらベトナム人の嗜好に合わせた品揃えの為、好みの靴が見つけにくい事もあります。 特にサイズが大きい人は要注意です。 ベトナムでは28cmまでしか取り扱っていないお店が多いからです。 筆者のサイズである29cm(ベトナムで一般的な欧州サイズだと45)の靴がある事は滅多に無く、ベトナムでの靴の購入は諦めています。 オフィスやフォーマルな場で使用する靴は、日本でご用意の上、ベトナムに持参する事をオススメします。 9つ目は、折りたたみ傘です。 ベトナム現地で入手しやすい傘と言えば、長い傘であるからです。 ベトナムでは、基本的に全土に渡って、雨がまとまって降る季節が有ります。 特に、ホーチミンなどの南部地方は、毎年5月〜11月は雨季となり、ほぼ毎日雨が降ります。 とは言え、降らない時間帯もあるため、持ち歩きやすい折りたたみ傘が欲しいところ。 ただ、ベトナムではまだまだ一般的ではありません。 当然、日傘も手に入れにくいです。 よって、日本で1本、壊れることも想定して数本、折りたたみ傘を持参されると、便利でしょう。 今回は、「日本で準備したほうが良い、ベトナム生活の必需品9つ」をご紹介しました。 いずれも、現地在住の筆者が「日本で準備しておいて良かった」「日本から持ってくれば良かった!」と実感した物です。 経済発展や日本の小売店の進出により、年々ベトナムでの買い物は便利になっています。 しかし、まだまだ手に入れにくい物が多いのも事実。 今回の記事が、ベトナム渡航の準備や、ベトナム生活のイメージに役立つ情報となれば幸いです。












        
